JP5190153B1 - 圧着固定・圧着解除部品の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】一方の部材を他方の部材に向けて動作させることなしに、一定の長さの下に2部材を容易確実に結合および結合解除することの出来る部品構造を提供する。
【解決手段】人力によって操作部6に上下方向にワンタッチ操作力が加わると、シーソーレバー状の操作制御部材3が回動して駆動部7を回動させ、駆動部7の回動が開口部16内の板バネ機能を持つ固定部材4の一端側固定部10を押圧して固定部材4を回動させ、他端側固定部11が、被固定部材5を筒状本体1に固定し、人力によって操作部6に反対方向の操作力が加わると、操作制御部材3が反対方向に回動し、固定部材4も反対方向に回動して、固定部材4の被固定部材5に対する押圧力を解除し、被固定部材5を筒状本体1から離脱可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧着固定・圧着解除要素である部品の構造に関する。
2部材を着脱自在に結合・解除する構造は、各種要素部品として構成され、いろいろな製品、部材で適用されている。
特許文献1には、任意の物品の所定箇所に管嵌挿部を有する取付部材を設け、この管嵌挿部の内部に側面への字形の板発条をその中央部左右側に設けた突子を管嵌挿部に枢着して設け、管嵌挿部の底部にストッパーを設け、パイプ柄体を板発条およびストッパーによって固定してなるパイプ柄固定装置が記載されている。
実開昭53−90182号公報
特許文献1に記載されたパイプ柄固定装置は板発条のバネ力を利用して一方の部材を他方の部材に圧着固定するものであり、一方の部材であるパイプ柄体を他方の部材側に動作させることで板発条によるバネ力を活用できるようにして、結合させるものである。この構成では、上述したようにパイプ柄体を結合したい他方部材に向けて近づける動作を行っている。
2部材を着脱自在に結合させるに際して、一方の部材を他方部材に向けて近づける動作させることなく、部材間長さを一定にして簡単に結合、結合解除を行いたいニーズがある。例えば、他方の部材の用途が熱源、薬剤あるいは煙源のような操作する手を近づけたくないような場合である。特許文献1に記載された構造のものにあっては、このようなニーズに対応することが出来ない。
本発明は、かかる点に鑑みて上述したニーズに対応し、一方の部材を他方の部材に向けて近づけて動作させることを行うことなしに、2部材間長さを一定にして容易確実に結合および結合解除することの出来る部品構造を提供することを目的とする。
本発明は、
筒体から形成された筒状本体と、
該筒状本体に回動可能に係合される操作制御部材、該操作制御部材に係合される固定部材から構成される固定・離脱機構および該固定部材から離脱され、かつ固定部材によって固定される被固定部材とから構成され、
前記筒体が、貫通する孔部を有し、
前記操作制御部材が、一端側を人力によって操作力が付与される操作部、他端側を前記操作部と一体構成の駆動部とされ、前記筒状本体の上面に係合されたとき、前記操作制御部材が、係合方からみて前記筒状本体の上面に対して上側に90°よりも大きく、180°よりも小さくシーソレバー状に屈曲され、前記筒体に固定した回転支部材を備え、該回転支点部材に保持されて回転支点を中心として回動可能とされ、前記駆動部が、端部に開口部を備え、
前記固定部材が、板バネ性質と鋭角に屈曲された形状とを有し、前記筒体に設けた孔部を貫通して配設されて前記孔部に屈曲された部位が位置するように配置されることで該孔部を中心にして回動可能にされて前記筒体に保持され、一端側が前記開口部内に挿入されて前記駆動部の内部内面に接触可能とされ、他端側が前記被固定部材の表面に接触可能とされて構成され、
人力によって前記操作部に長手方向に対する上下方向ワンタッチ操作力が加わると、前記操作制御部材が前記筒体上で回動して駆動部を回動させ、該駆動部の回動が前記開口部内の固定部材の一端側を押圧して該固定部材を前記筒体上で回動させ、該固定部材の他端側が、前記被固定部材を前記筒状本体に固定し、人力によって前記操作部に反対方向の操作力が加わると、前記操作制御部材が反対方向に回動し、前記固定部材も反対方向に回動して、前記固定部材の前記被固定部材に対する押圧力を解除し、前記被固定部材を前記固定部材から離脱可能とすること
を特徴とする圧着固定・圧着解除部品を提供する。
前記駆動部が、内部に前記筒体の外形よりもわずかに大きな内部形状を有して、前記操作制御部材が回動すると前記駆動部の内部形状が摩擦力によって前記筒体の外形に固着され、前記操作部に加えられた押圧力が解除されても前記駆動部の前記筒体に対する固着が継続されることを特徴とする圧着固定・圧着解除部材の構造を提供する。
前記筒体および前記駆動部が、角形または丸形に形成されることを特徴とする圧着固定・圧着解除部品の構造を提供する。
本発明は、前記駆動部が、別体で構成された留め具と一体とされ、該留め具によって前記回転支点部材に保持されることを特徴とする圧着固定・圧着解除部品の構造を提供する。
本発明は、上述の圧着固定・圧着解除部品の構造であって、前記筒体が、台所用品のお玉の柄とされて、お玉の柄に適用され、前記被固定部材が、お玉の具盛り部に一体化されたことを特徴とする圧着・圧着解除部品の構造を提供する。
本発明は、上述の圧着固定・圧着解除部品の構造であって、前記筒体が、バターない柄とされて、バターナイフの柄に適用され、前記固定部材が、バターナイフの柄に一体化されたことを特徴とする圧着固定・圧着解除部品の構造を提供する。
本発明は、上述の圧着固定・圧着解除部品の構造であって、前記筒体が、スコップの柄とされて、スコップの柄に適用され、前記被固定部材が、スコップのスコップ頭部に一体化されたことを特徴とする圧着固定・圧着解除部品の構造を提供する。
本発明は、筒体に設けた固定・離脱機構および被固定部材の組み合わせ用いているので、2部材の一方の筒状本体を他部材の被固定部材に近づける動作を行わなくて、双方部材の間の長さを一定の下に、筒体に設けたレバーシーソー状操作制御部材を上下方向にワンタッチ操作するだけで筒状本体を被固定部材に固定部材の板バネ作用を利用して容易確実に結合することが出来、また結合を容易確実に解除することの出来る部品構造を提供すること出来る。
本発明実施例の構成で、解除状態を示す斜視図。 本発明実施例の固定状態を示す斜視図。 図2に示す圧着固定状態の断面図。 図1に示す圧着解除状態の断面図。 本実施例をお玉に適用した事例を示す図。 本実施例をバターナイフに適用した事例を示す図。 本実施例をスコップに適用した事例を示す図。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例の圧着固定・圧着解除部品100の構造を示す斜視図で、圧着解除状態を示す図でもある。
図1において、圧着固定・圧着解除部品100は、 筒体8から形成された筒状本体1と、この筒状本体1に回動可能に係合される操作制御部材3と、この操作制御部材3に係合される固定部材4から構成される固定・離脱機構2および固定部材4から離脱され、かつ固定部材4によって固定される被固定部材5と、から構成される。これらの部材は、金属、合成樹脂あるいはこれらの組み合わせで製作される。他の部材であってもよいが、後述する固定部材にはバネ性質を持つ材料が選択される。
筒体8は、貫通する貫通孔である孔部9を有する。
操作制御部材3は、薄い板からなり、一端側を人力によって操作力が付与される操作部6、他端側を操作部6と一体構成の駆動部7とされ、筒状本体1の上面に係合されたとき、操作部部材3は、係合方からみて筒状本体の上面に対して上側に90°よりも大きく、180°よりも小さくしたシーソーレバー状に屈曲され、筒体8に固定した回転支点部材12を備え、回転支点部材12に保持されて回転支点13を中心として回動可能とされる。駆動部7が、端部に開口部16を備える。駆動部7は、下側が開放された形状をなし、この開放部が回転支点13を中心として筒体8を包囲することが出来るようにして回動することが出来る。すなわち両側2側面および上面が筒体の上方部を包囲することが出来る。回転支点部材12および回転支点は13は、操作制御部材を本体である筒体8に保持させる機能を持つ。
回転支点部材12は、筒体8の内部空間20に設けられ、筒体8の内壁に設定された回転支点13を中心として回動する。
固定・離脱機構2は、全体的に筒体8の上方中央から右方向の端部に向けて図に示すように配設される。固定部材4が筒体8の左端部に向けて直線方向に配設される。
固定部材4が、板バネ性質と鋭角に屈曲された形状とを有し、筒体8に設けた孔部9を貫通して配設されて孔部9に屈曲された部位が位置するように配置されることで孔部9を中心にして回動可能にされて筒体8に保持され、一端側が前記開口部内に挿入されて駆動部7の内部内面に接触可能とされ、他端側が被固定部材5の表面に接触可能とされて構成される。固定部材4は、筒体8への固定的な保持手段がなく、孔部9内を貫通することで筒体8に保持され、一端側固定部10を先に開口部16内に挿入することで、孔部9との2点接点保持となって筒体9から落下することはなく、保持される。すなわち、一端側固定部10は、孔部9と開口部16先端間距離よりも少し長い。
被固定部材5は、本例の場合、板状のまっすぐな棒状をなし、右担側に圧着固定部14の位置側を形成する接触部19が形成される。この接触部19は、筒体8の左端に形成された筒体開口部17の中に挿入される。挿入位置を制御するような突起などを筒体8内に設けておくことが出来る。被固定部材5は、板状でなくてもよく、例えば丸状でああってよいし、曲がっていてもよい。筒体開口部17は、被固定部材5、すなわち目的とする製品、商品の被固定部の形状に合わせて開口したものとすればよい。したがって、製品、商品の性格によっては、丸型とか、楕円状としてよい。
被固定部材5の一端側(図1では右端側)は、筒体8の内部空間20に挿入される。挿入位置が固定位置になり、他端側固定部11の先端が被固定部材5の一端側に形成した接触部19に接触することで圧着固定部14が形成される。被固定部材4を挿入する孔部9に摩擦材を予め装着しておいてもよい。
図1に示す例では、筒体8は、角形をなすが、他の形状、例えば丸形であってもよい。また、被固定部材5を角形で示しているが、丸形であってもよい。棒状であってもよい。
図1に示すように、操作制御部材3は、上述したように操作部6と駆動部7がシーソーレバー状の形状をなし、回転支点部材12の回転支点13を中心として回動する。
このような形状の操作制御部材3が、薄い板で形成され、板バネ性質と鋭角に屈曲された形状とを有したレバー状をなす固定部材と組み合わされ、固定部材4を回動させる。
この回動に起因して、固定部材4の他端側である他端側固定部11が被固定部材5の表面に接触可能とされる。このように、二つのレバー、すなわち逆への字状操作制御部材と、くの字状固定部材とが組み合わされる。
図2は、シーソーレバー状の操作制御部材3を矢印で示すように回動操作して、固定部材5を矢印で示すように回動させ、圧着固定部14に圧着を形成して被固定部材5を筒状本体1に圧着固定した状態を示す。
このように、図1および図2に示すように、圧着固定・圧着解錠状態が形成可能とされる。
人力によって操作部6あるいは駆動部7に上下方向にワンタッチ操作力が加わると、操作制御部材3が回動して駆動部7を回動させ、駆動部7の回動が開口部16内の固定部材4の一端側を押圧して固定部材4を回動させ、固定部材4の他端側が、被固定部材5を筒状本体1に固定する、あるいは押圧力を解除する。人力によって操作部6に反対方向の操作力を加えてもよい。操作制御部材3が反対方向に回動し、固定部材4も反対方向に回動すると、固定部材4の被固定部材5に対する押圧力が解除され、被固定部材5は固定部材4からワンタッチ離脱可能となる。
駆動部7は、内部に筒体8の外形よりもわずかに大きな内部形状を有して、操作制御部材3が回動すると駆動部7の内部形状が摩擦力によって筒体8の外形に固着され、操作部6に加えられた押圧力が解除されても駆動部7の筒体8に対する固着が継続される。
筒体8および駆動部7は、上述したように角形または丸形に形成される。
図3は、圧着固定工程を示す。
図3において、上方に傾斜していたシーソーレバー状の操作制御部材3の(イ)部位を上下方向に押す操作で、板バネ部材である固定部材4の一端側固定部10が駆動部7の内面によって押され、固定部材4が回動される。これによって、他端側固定部11が被固定部5に接触する部位に圧着固定部14を形成し、被固定部材5を圧着摩擦によって圧着固定する。このように、操作部6の回転動作が固定部材4の回転動作に転換され、固定部材4による被固定部材5との間に圧着摩擦部が形成される。位置決めされた被固定部材5は、固定部材4の板バネ機能によってしっかりと圧着固定され、操作制御部材3、すなわち筒状本体1との間にしっかりと圧着固定が形成される。固定関係が決定されると、圧着固定に際して筒状本体1が、被固定部材5に近づける動作はなされず、筒体の上側で、固定・離脱機構2と固定部材4間の長さが一定の状態で圧着固定がなされる。
図4は、圧着解除工程を示す。
図4において、上方に傾斜していたシーソーレバー状の操作制御部材3の駆動部7の(ロ)部位を上下方向に押す操作がなされることで板バネ部材である固定部材4の他端側固定部10が働いていた押圧力を解除する。これによって固定部材4は無拘束とされ、固定部材4は、圧着固定部14に働いていた押圧力を解錠する。圧着固定されていた被固定部材5は、他端側固定部11から離脱し、筒状本体1から無拘束とされ、分離可能・離脱可能となる。この分離・離脱に際して筒状本体1は被固定部材5に近づける動作はなされず、筒体の上側で、固定・離脱機構2と固定部材4間の長さが一定の状態で圧着解除がなされる。
このようにして筒状本体1を左方に動作させることなく、シーソーレバー状の操作制御部材3をシーソーを操作するようにして左右の(イ)部、(ロ)部を押圧することで、圧着固定・圧着解錠構成が形成される。
上述した例では、駆動部7を直接的に固定支点部材12に固着しているが、駆動部7の下部に他部材を固着し、一体化し、この他部材を固定支点部材12に固着するようにしてもよい。すなわちこの場合には、他部材は留め具との機能を有し、駆動部7は、別体で構成された留め具と一体とされ、留め具を介して回転支点部材12に保持される構成が形成される。留め具は、駆動部7と一体であり、駆動部7の一部を構成する。
以上のように、本実施例は、シーソーレバー状の操作制御部材3および板バネ機能を持つ固定部材4を脱離可能に組み合わせることで被固定部材5が筒状本体1に圧着固定され、筒状本体1から離脱可能とされるのに固定・離脱機構2が構成され、筒状本体1に取り付けられる。筒状本体を相対的に静止した状態で、被固定部材5に近づける動作を行うことなく、双方部材間の長さ一定の下に、筒状本体に垂直方向の押圧力を加えることで、レバー作用、板バネ作用の組み合わせを利用して容易確実に、小さな力で二つの部材を結合し、離脱することの出来る部品構造を提供することが出来る。
固定・離脱機構2と被固定部材5を別個の部材構成としたことによって被固定部材には異種の複数の被固定部材適宜選択採用可能となる。汎用性のある使用法が提供できることになり、使い勝手がよい2部材結合、結合解除部品を提供出来る。
図5、図6および図7に本実施例の適用例を示す。基本構成については、上述した実施例の構造が採用され、ここでは繰り返して説明しない。
図5は、本実施例を台所用品のお玉30に適用した例を示す。お玉30は、先端に具盛り部31を有する。図5に示すように筒体本体1は、お玉の柄となり、被固定部材の先端に具盛り部31が形成される。そして、筒状本体1は、お玉の把持部を含んで、具盛り部31近辺まで伸びる筒体8を有する。この例によれば、お玉の把持部をお玉先端に近づけることなく、筒体8の長さにおいて、上下方向のワンタッチ操作で具盛り部31を柄に固定、また柄から分離することが出来、使用時には一体として使用できる。柄から分離することで、料理した品を鍋に入れた状態で冷蔵庫保存するような時に、柄から分離した被固定部材および具盛り部31を鍋にいれたまま引っかけ部2を鍋の縁に引っ掛けて冷蔵庫に収納できるので、収納場所を取らず、冷蔵庫収納が極めて楽になる。再加熱時には上述した固定・離脱機構を利用してお玉把持部を柄にシーソーレバー状の操作制御部材3の操作によりワンタッチ上下方向操作で取り付け、圧着固定すればよい。
このように、お玉30の具盛り部31を柄から容易に分離できることから、柄の部分が焦げたり、過熱されるようなことが防止され、安全がキープされる。
このように圧着固定・圧着解除部品の構造であって、前記筒体が、台所用品のお玉の柄とされて、お玉の柄に適用され、前記被固定部材が、お玉の具盛り部に一体化されたことを特徴とする圧着・圧着解除部品の構造が提供される。
図6は、本実施例をバターナイフ40に適用した例を示す。バターナイフ40は、先端にナイフ部41を有する。図6において、被固定部5は、バターナイフ40の根元部となる。したがって、被固定部5の形状は、バターナイフ40の根元部の形状をなす。そして、筒状本体1は、バターナイフ40の把持部を含む柄を形成する。上述した部品構造に採用によって、バターナイフの使用時にナイフ部41と把持部とは上述した一定長さを保持しながら上下方向ワンタッチ操作で一体化され、使用に供され、上述した実施例と同じに上下方向ワンタッチ操作で分離されるので衛生的な固着、分離がなされる。
食パンにバターあるいはマーガリンを塗った後に、バターあるいはマーガリンの入っている容器にバターナイフを収納したいとき、通常バターナイフの長さは容器内部長さよりも大きく、このままでは容器にバターナイフを収納できないし、把持部とナイフ部二部品接合分離子構造のであっては、把持部を容器内方向に移動させることを要するので、圧着固定時長さと圧着解除時のバターナイフの長さに異動が生じてしまい使いづらいものとなるが、本実施例によれば上述した長さ一定の下に、上下方向ワンタッチ操作で固着、分離がなされ、長さに異動が生じないので使い勝手がよいバターナイフが提供される。
このように圧着固定・圧着解除部品の構造であって、前記筒体が、バターない柄とされて、バターナイフの柄に適用され、前記固定部材が、バターナイフの柄に一体化されたことを特徴とする圧着固定・圧着解除部品の構造が提供される。
図7は、本実施例を農業、土木作業用のスコップ50に適用した例を示す。スコップ50は、先端にスコップ頭部51を有する。図7において、被固定部5は、スコップ50の根元部となる。したがって、被固定部5の形状は、スコップ50の根元部の形状をなす。そして、筒状本体1は、スコップ50の把持部を含むスコップ50の柄を形成する。この例によれば、スコップ50の把持部をスコップ頭部に近づけることなく、筒体8である柄の長さにおいて、上述した実施例と同じ動作で、柄にスコップ頭部51を固定、また柄から分離することが出来、使用時には一体として使用できる。
スコップ頭部51には剣先型および角平型の2種類がある。使用目的により先端のスコップ頭部を使い分けする場合に、1個の柄にて2種類の先端のスコップ頭部51を使い分け出来、このときにスコップ頭部5と把持部とは柄の上側で上述した長さ一定の下に上下方向のワンタッチ操作で固着、分離がなされるので操作が簡単であり、固着時と分離時でスコップ全体長さに異動が生じないので、使い勝手がよいスコップを提供出来る。スコップに代えてパイプ構造材であってもよい。
このように圧着固定・圧着解除部品の構造であって、前記筒体が、スコップの柄とされて、スコップの柄に適用され、前記被固定部材が、スコップのスコップ頭部に一体化されたことを特徴とする圧着固定・圧着解除部品の構造が提供される。
1…筒状本体、2…固定・離脱機構、3…操作制御部材、4…固定部材、5…被固定部材、6…操作部、7…駆動部、8…筒体、9…孔部、10…端側固定部、11…他端側固定部、12…回転支点部材、13…回転支点、20…内部空間、100…圧着固定・圧着解除部品。

Claims (7)

  1. 筒体から形成された筒状本体と、
    該筒状本体に回動可能に係合される操作制御部材、該操作制御部材に係合される固定部材から構成される固定・離脱機構および該固定部材から離脱され、かつ固定部材によって固定される被固定部材とから構成され、
    前記筒体が、貫通する孔部を有し、
    前記操作制御部材が、一端側を人力によって操作力が付与される操作部、他端側を前記操作部と一体構成の駆動部とされ、前記筒状本体の上面に係合されたとき、前記操作制御部材が、係合方からみて前記筒状本体の上面に対して上側に90°よりも大きく、180°よりも小さくシーソレバー状に屈曲され、前記筒体に固定した回転支部材を備え、該回転支点部材に保持されて回転支点を中心として回動可能とされ、前記駆動部が、端部に開口部を備え、
    前記固定部材が、板バネ性質と鋭角に屈曲された形状とを有し、前記筒体に設けた孔部を貫通して配設されて前記孔部に屈曲された部位が位置するように配置されることで該孔部を中心にして回動可能にされて前記筒体に保持され、一端側が前記開口部内に挿入されて前記駆動部の内部内面に接触可能とされ、他端側が前記被固定部材の表面に接触可能とされて構成され、
    人力によって前記操作部に長手方向に対する上下方向ワンタッチ操作力が加わると、前記操作制御部材が前記筒体上で回動して駆動部を回動させ、該駆動部の回動が前記開口部内の固定部材の一端側を押圧して該固定部材を前記筒体上で回動させ、該固定部材の他端側が、前記被固定部材を前記筒状本体に固定し、人力によって前記操作部に反対方向の操作力が加わると、前記操作制御部材が反対方向に回動し、前記固定部材も反対方向に回動して、前記固定部材の前記被固定部材に対する押圧力を解除し、前記被固定部材を前記固定部材から離脱可能とすること
    を特徴とする圧着固定・圧着解除部品の構造。
  2. 請求項1において、前記駆動部が、内部に前記筒体の外形よりもわずかに大きな内部形状を有して、前記操作制御部材が回動すると前記駆動部の内部形状が摩擦力によって前記筒体の外形に固着され、前記操作部に加えられた押圧力が解除されても前記駆動部の前記筒体に対する固着が継続されることを特徴とする圧着固定・圧着解除部材の構造。
  3. 請求項1において、前記筒体および前記駆動部が、角形または丸形に形成されることを特徴とする圧着固定・圧着解除部品の構造。
  4. 請求項1において、前記駆動部が、別体で構成された留め具と一体とされ、該留め具によって前記回転支点部材に保持されることを特徴とする圧着固定・圧着解除部品の構造。
  5. 請求項1に記載された圧着固定・圧着解除部品の構造であって、前記筒体が、台所用品のお玉の柄とされて、お玉の柄に適用され、前記被固定部材が、お玉の具盛り部に一体化されたことを特徴とする圧着・圧着解除部品の構造。
  6. 請求項1に記載された圧着固定・圧着解除部品の構造であって、前記筒体が、バターない柄とされて、バターナイフの柄に適用され、前記固定部材が、バターナイフの柄に一体化されたことを特徴とする圧着固定・圧着解除部品の構造。
  7. 請求項1に記載された圧着固定・圧着解除部品の構造であって、前記筒体が、スコップの柄とされて、スコップの柄に適用され、前記被固定部材が、スコップのスコップ頭部に一体化されたことを特徴とする圧着固定・圧着解除部品の構造。
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