JP3183902U - 柄が分離するお玉 - Google Patents
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Abstract
【課題】柄を二つに分離し、お玉部側の柄を鍋の縁に保持するに際しては、しっかりと載置することができ、把持部側の柄を合体装着する時にバランスがよく、お玉側の柄が鍋の縁から外れて落下することを防止できるお玉を提供する。
【解決手段】お玉本体と係号部との間に位置するお玉の柄の一部が、コ字状のクランクに折り曲げられ、該クランクの外表面に、お玉把持柄部から分離されたお玉の柄が鍋の縁に引っ掛けられて保持される鍋部用フックが形成される。
【選択図】図1
【解決手段】お玉本体と係号部との間に位置するお玉の柄の一部が、コ字状のクランクに折り曲げられ、該クランクの外表面に、お玉把持柄部から分離されたお玉の柄が鍋の縁に引っ掛けられて保持される鍋部用フックが形成される。
【選択図】図1
Description
本考案は、台所用品としてのお玉に関する。
料理調理する時にうっかりして鍋にお玉の先端部のお玉部を入れたまま加熱するようなことがあると、お玉の柄が熱くなり、触るようなことがあると火傷をすることがある。
このような事故を避けるために、本件考案者は、先に実用新案を提案して実用新案登録を受けた(特許文献1)。また、本件考案者は、柄が二つに分離する圧着固定・圧着解除部品の構造について発明をなし、特許登録を受けた。この発明には、お玉の柄を圧着固定・圧着開放することが含まれている。(特許文献2)
その他の文献としては、実用新案登録第3110904号公報がある。(特許文献3)この公報には、お玉杓子の柄を前方に角を2度付けてクランク状に折り曲げた構成になるお玉杓子が提案されている。
その他の文献としては、実用新案登録第3110904号公報がある。(特許文献3)この公報には、お玉杓子の柄を前方に角を2度付けてクランク状に折り曲げた構成になるお玉杓子が提案されている。
特許文献1、2に提案するように柄を二つに分離し、お玉部側の柄を鍋の縁に保持するに際しては、しっかりと載置することができ、把持部側の柄を装着する時にバランスがよく、お玉側の柄が鍋の縁から外れて落下することがないようにすることが求められる。
特許文献3に示される構造にあっては、柄がクランク状をしているので、お玉杓子を鍋の縁に安定して立て掛けたり、またそのまま鍋をぴったり閉めるには便利であるが、お玉の柄が二つに分離されるようになっていない。分離構造となっていないので、料理調理する時にうっかりして鍋にお玉の先端部のお玉部を入れたまま加熱するようなことがあると、お玉の柄が熱くなってしまい火傷をする恐れがある。
本考案は、かかる点に鑑み柄を二つに分離出来るようになし、お玉部側の柄を鍋の縁に保持するに際しては、載置し易く、しっかりと載置することができ、把持部側の柄を合体装着する時にバランスがよく、お玉側の柄が鍋の縁から外れて落下することを防止することのできるようにすることを目的とする。
本考案は、お玉本体と、一方側でお玉本体に一体され、他側に係号部を備えたお玉の柄と、係号部を介してお玉の柄に分離可能に取り付けられるお玉把持部柄とから構成される、双方の柄が分離するお玉において、
お玉本体と係号部との間に位置するお玉の柄の一部が折り曲げられた、コ字状のクランクが形成され、クランクの外表面に、お玉の柄が引っ掛けられて保持される鍋部フックが形成されることを特徴とする双方の柄が分離するお玉を提案する。
お玉本体と係号部との間に位置するお玉の柄の一部が折り曲げられた、コ字状のクランクが形成され、クランクの外表面に、お玉の柄が引っ掛けられて保持される鍋部フックが形成されることを特徴とする双方の柄が分離するお玉を提案する。
本考案によれば、お玉本体と係号部との間に位置するお玉の柄の一部が、コ字状のクランクに折り曲げられて形成される。鍋部フックに、お玉把持部柄から分離されたお玉の柄が鍋の縁に引っ掛けて保持することが出来る。また、お玉部側の柄を鍋の縁に保持するに際しては、載置し易く、しっかりと載置することができ、把持部柄を合体装着する時にバランスがよく、お玉側の柄が鍋の縁から外れて落下することを防止することのできるようにすることが出来る。また、コ字状クランク構造としているので、鍋に頭を置いたままで、蓋をした時に、隙間を無くすことができ、害虫の侵入を防止することが出来る。
図1は、圧着固定・圧着解除部品の構造が適用された本考案の実施例である、柄が分離するお玉100を示す。
図1には、次に示す構造が開示される。
筒体から形成された筒状本体と、
該筒状本体に回動可能に係合される操作制御部材、該操作制御部材に係合される固定部材から構成される固定・離脱機構および該固定部材から離脱され、かつ固定部材によって固定される被固定部材とから構成され、
前記筒体が、貫通する孔部を有し、
前記操作制御部材が、一端側を人力によって操作力が付与される操作部、他端側を前記操作部と一体構成の駆動部とされ、前記筒状本体の上面に係合されたとき、前記操作制御部材が、係合側方からみて前記筒状本体の上面に対して上側に90°よりも大きく、180°よりも小さくシーソレバー状に屈曲され、前記筒体に固定した回転支点部材を備え、該回転支点部材に保持されて回転支点を中心として回動可能とされ、前記駆動部が、端部に開口部を備え、
前記固定部材が、板バネ性質と鋭角に屈曲された形状とを有し、前記筒体に設けた孔部を貫通して配設されて前記孔部に屈曲された部位が位置するように配置されることで該孔部を中心にして回動可能にされて前記筒体に保持され、一端側が前記開口部内に挿入されて前記駆動部の内部内面に接触可能とされ、他端側が前記被固定部材の表面に接触可能とされて構成され、
人力によって前記操作部に長手方向に対する上下方向ワンタッチ操作力が加わると、前記操作制御部材が前記筒体上で回動して駆動部を回動させ、該駆動部の回動が前記開口部内の固定部材の一端側を押圧して該固定部材を前記筒体上で回動させ、該固定部材の他端側が、前記被固定部材を前記筒状本体に固定し、人力によって前記操作部に反対方向の操作力が加わると、前記操作制御部材が反対方向に回動し、前記固定部材も反対方向に回動して、前記固定部材の前記被固定部材に対する押圧力を解除し、前記被固定部材を前記固定部材から離脱可能とすること
を特徴とする圧着固定・圧着解除部品の構造が示される。
該筒状本体に回動可能に係合される操作制御部材、該操作制御部材に係合される固定部材から構成される固定・離脱機構および該固定部材から離脱され、かつ固定部材によって固定される被固定部材とから構成され、
前記筒体が、貫通する孔部を有し、
前記操作制御部材が、一端側を人力によって操作力が付与される操作部、他端側を前記操作部と一体構成の駆動部とされ、前記筒状本体の上面に係合されたとき、前記操作制御部材が、係合側方からみて前記筒状本体の上面に対して上側に90°よりも大きく、180°よりも小さくシーソレバー状に屈曲され、前記筒体に固定した回転支点部材を備え、該回転支点部材に保持されて回転支点を中心として回動可能とされ、前記駆動部が、端部に開口部を備え、
前記固定部材が、板バネ性質と鋭角に屈曲された形状とを有し、前記筒体に設けた孔部を貫通して配設されて前記孔部に屈曲された部位が位置するように配置されることで該孔部を中心にして回動可能にされて前記筒体に保持され、一端側が前記開口部内に挿入されて前記駆動部の内部内面に接触可能とされ、他端側が前記被固定部材の表面に接触可能とされて構成され、
人力によって前記操作部に長手方向に対する上下方向ワンタッチ操作力が加わると、前記操作制御部材が前記筒体上で回動して駆動部を回動させ、該駆動部の回動が前記開口部内の固定部材の一端側を押圧して該固定部材を前記筒体上で回動させ、該固定部材の他端側が、前記被固定部材を前記筒状本体に固定し、人力によって前記操作部に反対方向の操作力が加わると、前記操作制御部材が反対方向に回動し、前記固定部材も反対方向に回動して、前記固定部材の前記被固定部材に対する押圧力を解除し、前記被固定部材を前記固定部材から離脱可能とすること
を特徴とする圧着固定・圧着解除部品の構造が示される。
また、前記駆動部が、内部に前記筒体の外形よりもわずかに大きな内部形状を有して、前記操作制御部材が回動すると前記駆動部の内部形状が摩擦力によって前記筒体の外形に固着され、前記操作部に加えられた押圧力が解除されても前記駆動部の前記筒体に対する固着が継続されることを特徴とする圧着固定・圧着解除部材の構造が示される。
また、前記筒体および前記駆動部が、角形または丸形に形成されることを特徴とする圧着固定・圧着解除部品の構造が示される。
また、前記駆動部が、別体で構成された留め具と一体とされ、該留め具によって前記回転支点部材に保持されることを特徴とする圧着固定・圧着解除部品の構造が示される。
図1に示すように、柄が分離するお玉100は、お玉本体と、一方側でお玉本体に一体で他側に係号部を備えたお玉の柄と、係号部を介して柄部に分離可能に取り付けられるお玉把持部柄とから構成され、
お玉本体と係号部との間に位置するお玉の柄の一部が、コ字状のクランクに折り曲げられ、またお玉把持部柄から分離されたお玉の柄が鍋の縁に引っ掛けられて保持される鍋部フックが形成される。以下、図2〜図5を参照して本実施例を説明する。
お玉本体と係号部との間に位置するお玉の柄の一部が、コ字状のクランクに折り曲げられ、またお玉把持部柄から分離されたお玉の柄が鍋の縁に引っ掛けられて保持される鍋部フックが形成される。以下、図2〜図5を参照して本実施例を説明する。
図2は、お玉の柄をお玉把持部に固定圧着した時の図であり、図3は、圧着解除した時の図である。
図4は、お玉の柄5の詳細を示す正面図、図5はその側面図を示す。
これらの図において、筒体8から形成された筒状本体がお玉把持部柄1、固定・離脱機構2を有する。筒状本体に回動可能に係合される操作制御部材が固定、開放レバー3を示し、固定部材が板バネ4を示し、被固定部材がお玉本体側のお玉の柄5を示す。6が操作部を示し、7が駆動部を示し、9が孔部を示し、10が一端側固定部を示し、11が他端側固定部を示し、12が回転支点部材を示し、13が回転支点を示し、14が圧着固定部を示し、16が開口部を示し、17が筒体開口部を示し、19が固着・解放部となる係号部を示し、22が筒体8の左端側開口を示す。お玉把持部柄1とお玉の柄5が係号される。
お玉の柄の一方側にはお玉本体21が固着されて設けられ、他端側は筒体開口部17に挿入される柄挿入部27か形成され、柄挿入部27の表面には、固着をしっかりと行うための滑りとめ加工止め溝28が形成される。
お玉本体21と係号部19との間に位置するお玉の柄5の一部が、コ字状のクランク22に折り曲げられ、該クランク22の外表面を利用して、外表面に、お玉把持部柄1から分離されたお玉の柄5が鍋の縁に引っ掛けれて保持される鍋部用フック23が形成される。鍋部用フック23のクランク22への固着はネジ部材24によって行っているが、他の固着手段が採用されてもよい。
お玉把持部1の筒体8の、図で左端部には、引っ掛けフック31がネジ部材32によって固着されているが、他の手段で固着されてもよい。
図1に示すように、クランク22は金属あるいは樹脂製の板材で形成される。図1では、クランクの凹み部の板材が一部幅広とした転倒防止部29を形成しているが、お玉本体側のクランクと同一幅に形成してもよい。幅広とすることによって鍋用フック23とのあいだに形成される下向き、すなわちお玉本体に向いた空間部25に鍋の縁を差し込んだ時にバランスよいものとすることが出来る。
また、クランク22をコ字状とすることで鍋の蓋をこのクランク22によって受けることが出来る。蓋の縁をクランク空間部26に挿入し、蓋の重さにとって立て掛けたお玉の柄5を押えて鍋に保持することが出来る。クランク22は、鍋にお玉100が設置された状態で、蓋をする時に蓋の衝突を避けるためにコの字状クランクとされる。
図2、図3において、上方に傾斜していたシーソーレバー状の操作制御部材3の駆動部7の(ロ)部位を上下方向に押す操作がなされることで板バネ部材である固定部材4の他端側固定部10が働いていた押圧力を解除する。これによって固定部材4は無拘束とされ、固定部材4は、圧着固定部14に働いていた押圧力を解除する。圧着固定されていた被固定部材5は、他端側固定部11から離脱し、筒状本体1から無拘束とされ、分離可能・離脱可能となる。この分離・離脱に際して筒状本体1は被固定部材5に近づける動作はなされず、筒体の上側で、固定・離脱機構2と固定部材4間の長さが一定の状態で圧着解除がなされる。
このようにして筒状本体1を左方に動作させることなく、シーソーレバー状の操作制御部材3をシーソーを左右動作操作するようにして左右の(イ)部、(ロ)部を押圧することで、圧着固定・圧着解錠構成が形成される。
上述した例では、駆動部7を直接的に固定支点部材12に固着しているが、駆動部7の下部に他部材を固着し、一体化し、この他部材を固定支点部材12に固着するようにしてもよい。すなわちこの場合には、他部材は留め具との機能を有し、駆動部7は、別体で構成された留め具と一体とされ、留め具を介して回転支点部材12に保持される構成が形成される。留め具は、駆動部7と一体であり、駆動部7の一部を構成する。
以上のように、本実施例は、シーソーレバー状の操作制御部材3および板バネ機能を持つ固定部材4を脱離可能に組み合わせることで被固定部材5が筒状本体1に圧着固定され、筒状本体1から離脱可能とされるのに固定・離脱機構2が構成され、筒状本体1に取り付けられる。筒状本体を相対的に静止した状態で、被固定部材5に近づける動作を行うことなく、双方部材間の長さ一定の下に、筒状本体に垂直方向の押圧力を加えることで、レバー作用、板バネ作用の組み合わせを利用して容易確実に、小さな力で二つの部材を結合し、離脱することの出来る部品構造を有するお玉100を提供することが出来る。
図6は、お玉100を鍋40に立て掛けて保持している状態を示す図である。
図6において、鍋40が蓋41によって閉じられ、鍋40の縁42および蓋42の縁43がクランク空間部26に挿入される。この時に、お玉100のクランク22の板部を鍋40の縁42および蓋42の縁43が挟んで、鍋40にお玉100を保持する。空間部23には、鍋40に縁42が挿入され、鍋40の縁42と蓋41の縁43との挟持とあいまってお玉100の保持をしっかりと行うことになる。
クランク22の外表面に鍋部用フック23を設けることで、鍋40に蓋41を置かない場合にあっても、お玉の柄5とお玉把持部柄1を合体装着した状態のお玉100を、あるいはお玉把持部柄1をお玉の柄5から外した状態のお玉の柄5を鍋40にしっかりと保持することが出来る。
この状態で、図7に示すようにお玉把把持部柄1が固定・解放レバー3の操作によってお玉の柄5から外され得る。鍋40にお玉本体21を鍋内に置いた状態でも、お玉の長さをお玉の柄5の長さにすることが出来、容易に冷蔵庫の中に収納することができる。
このように、お玉本体と係号部との間に位置するお玉の柄の一部が、コ字状のクランクに折り曲げられ、お玉把持部柄から分離されたお玉の柄が鍋の縁に引っ掛けられて保持される鍋部フックが形成されるので、お玉本体側の柄を鍋の縁に保持するに際して、しっかりと載置することができ、把持部柄を合体装着する時にバランスがよく、お玉側の柄が鍋の縁から外れて落下することを防止することのできるようにすることが出来る。また、コ字状クランク構造としているので、鍋内にお玉を置いたままで、蓋をした時に、隙間を無くすことができ、害虫の侵入を防止することが出来る。
1…お玉把持部柄、5…お玉の柄、21…お玉本体、22…クランク、23…鍋部用フック、26…クランク空間部、100…お玉。
Claims (1)
- お玉本体と、一方側でお玉本体に一体され、他側に係号部を備えたお玉の柄と、係号部を介してお玉の柄に分離可能に取り付けられるお玉把持部柄とから構成される、双方の柄が分離するお玉において、
お玉本体と係号部との間に位置するお玉の柄の一部が折り曲げられた、コ字状のクランクが形成され、クランクの外表面に、お玉の柄が引っ掛けられて保持される鍋部フックが形成されることを特徴とする双方の柄が分離するお玉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013001622U JP3183902U (ja) | 2013-03-25 | 2013-03-25 | 柄が分離するお玉 |
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JP2013001622U JP3183902U (ja) | 2013-03-25 | 2013-03-25 | 柄が分離するお玉 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3183902U true JP3183902U (ja) | 2013-06-06 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104545556A (zh) * | 2013-10-15 | 2015-04-29 | 社会之家有限责任公司 | 大勺的柄和大勺持握柄以可分离的方式连接的大勺 |
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2013
- 2013-03-25 JP JP2013001622U patent/JP3183902U/ja not_active Expired - Fee Related
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