JP5188862B2 - 鋳片連続鋳造用の連続打撃装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鋳片の短辺面より打撃振動を付与して中心偏析等を改善する鋳片連続鋳造用の連続打撃装置に関する。
連続鋳造された鋳片の厚さ中心部とその近傍には、中心偏析やV偏析とよばれるマクロ偏析である内部欠陥が発生しやすい。
このうち、中心偏析は、鋳片の最終凝固部にC、S、P、Mnなどの偏析しやすい溶質成分(以下、偏析成分ともいう。)が濃化して現れる内部欠陥で、V偏析は、鋳片の最終凝固部の近傍に、これらの偏析成分がV字状に濃化して現れる内部欠陥である。
そして、これらのマクロ偏析が発生した鋳片を熱間加工した製品では、靱性の低下や水素誘起割れなどが発生しやすくなる。また、これらの製品を冷間で最終製品に加工する際に、割れが発生しやすくなる。
ところで、鋳片における偏析の生成機構は、以下のように考えられている。
すなわち、凝固の進行につれて、凝固組織である柱状晶の樹間に偏析成分が濃化する。この偏析成分が濃化した溶鋼が、凝固時の鋳片の収縮、またはバルジングと呼ばれる鋳片のふくれなどにより、柱状晶の樹間から流出する。流出した濃化溶鋼は、最終凝固部の凝固完了点に向かって流動し、そのまま凝固して偏析成分の濃化帯が形成される。このようにして形成した偏析成分の濃化帯が偏析である。
このような鋳片の偏析を防止するには、柱状晶の樹間に残った偏析成分の濃化した溶鋼の移動を防止すること、およびこれらの濃化溶鋼が局所的に集積することを防止することなどが効果的であり、既に本発明の出願人から特許文献1,2が提案されている。
特許文献1の「連続鋳造方法」は、鋳片に打撃を付与することにより、中心偏析やV偏析などの偏析の発生を防止し、内部品質の良好な鋳片を得ることを目的とする。
そのため、この方法は、横断面形状が矩形の鋳片を鋳造する際に、未凝固部を含む鋳片の短辺面の少なくとも1ヶ所を、連続して打撃することにより鋳片に振動を付与しつつ鋳造する方法であって、E>=0.0065×W により表される関係を満足する打撃エネルギーを鋳片に与えるものである。ここで、Eは鋳片に与える1回の打撃当たりの打撃エネルギー(J)を、Wは鋳片の長辺幅(mm)をそれぞれ表す。
特許文献2の「鋼の連続鋳造方法及び打撃振動装置」は、鋳片幅が大きな鋳片でも、未凝固部を含む鋳片に鋳片表面から効果的に打撃を付与して鋳片の偏析発生を効果的に防止することを目的とする。
そのため、この方法は、矩形状の横断面を有する鋳片1を鋳造する際に、鋳片厚み中心部の中心固相率fsが少なくとも0.1〜0.9の範囲を、鋳片1の厚み方向に1m当たりの圧下率が1%以内となるようにして連続して軽圧下するとともに、該中心固相率fsが0.1〜0.9の範囲内の少なくとも1箇所において、鋳片1の相対する両側の短辺面を、鋳片幅方向に連続して打撃する連続鋳造方法である。打撃振動周波数が4〜12Hz、振動エネルギーが30〜150Jで打撃するものである。
特開2006−110620号公報、「連続鋳造方法」 特開2007−229748号公報、「鋼の連続鋳造方法及び打撃振動装置」
特許文献2の鋼の連続鋳造方法は、図7に示すように、鋳型内で凝固鋳造された鋳片51を、複数のセグメント52で案内しながら鋳造方向の下流側に引き抜く途中の、セグメント52内に、金型53等を配置した打撃振動装置を使用することによって実施できる。
図7において、53は鋳片51の短辺面を打撃する金型であり、複数のガイドロール52aで構成されるセグメント52の、少なくとも1つのセグメント52における鋳片51の短辺面全体を一体として一括打撃できるように、1つのセグメント内で連続して打撃が可能な打撃板53aを有した構造となっている。
セグメント52は、一般的に上下に分割されて上部セグメント52bの圧下勾配を調節でき、軽圧下をしないようにすることもできる構造となっている。なお、図7に示したセグメント52は、上部セグメント52bを下部セグメント52cと平行となして圧下勾配を設けず、鋳片51を圧下しない通常のガイドロール対としたものである。
54はその先端部に金型53を取り付けた打撃装置で、周期的な振動を発生させてこの振動を金型53に伝達するもので、例えばエアーシリンダが採用される。この打撃装置54は、未凝固部を含む鋳片51の両側の短辺面側の例えば2カ所に配置される。
55は打撃位置決め装置であり、図8(A)に示す待機位置から金型53を鋳片51の短辺面に押し付け(図8(B)参照)、この押し付け位置を検出した後、金型53の引き戻し位置(図8(C)参照)における金型53の先端面と鋳片1の短辺面との間隔L(打撃振幅:約8mm)を設定するものである。
この金型53と鋳片51の短辺面との間隔Lは、鋳造する鋳片51の幅によっても異なるため、鋳造中の鋳片51の短辺面を基準として設定することが必要である。つまり、間隔Lは、打撃装置54のストロークに影響し、ストローク不足の場合は、打撃時の速度が確保できず、打撃振動エネルギーを十分得られないことになる。したがって、打撃開始時は、位置決めと称して金型53と鋳片51の短辺面の相対位置調整を実施する。
特許文献2の鋼の連続鋳造方法は、矩形状の横断面を有する鋳片51を鋳造する際に、鋳片厚み中心部の中心固相率fsが少なくとも0.1〜0.9の範囲を、鋳片51の厚み方向に1m当たりの圧下率が1%以内となるようにして連続して軽圧下するとともに、該中心固相率fsが0.1〜0.9の範囲内の少なくとも1箇所において、鋳片51の相対する両側の短辺面を、前記打撃振動装置を用いて、打撃振動周波数が4〜12Hz、振動エネルギーが30〜150Jで鋳片幅方向に連続して打撃するものである。
しかし、上述した打撃振動装置には、以下の問題点があった。
上述した打撃振動装置は、高温(例えば約1200℃)の鋳片51からの輻射熱、スケール、水等に曝されながら、高頻度(4〜12Hz)で大きな衝撃(30〜150J)を受けるため耐久性が低い問題点があった。
すなわち、打撃装置54としてエアーシリンダを用い、電磁弁の電気制御により打撃を行った場合、上述した苛酷な環境下では、電磁弁、エアーシリンダ、ケーブル等の破損が頻発し、数日以上の連続使用は到底できなかった。
また、打撃位置決め装置55として図7のように間隔Lを設定する場合、連続鋳造中の鋳片51に金型53が引きずられ、横方向(鋳片51の移動方向)に大きな力を受けるため、打撃装置54及び打撃位置決め装置55が損傷を受けやすい問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の第1の目的は、鋼の連続鋳造による鋳片の相対する両側の短辺面を、所定の打撃振動周波数(例えば4〜12Hz)、所定の打撃エネルギー(例えば30〜150J)で鋳片幅方向に連続して打撃することができ、かつ高温(例えば約1200℃)の鋳片からの輻射熱、スケール、水等に曝されながら、高頻度(4〜12Hz)で大きな衝撃(30〜150J)を受けても、長期間の連続使用が可能な高い耐久性を有する鋳片連続鋳造用の連続打撃装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、打撃振動周波数を変化させても一定の打撃エネルギーで打撃できる鋳片連続鋳造用の連続打撃装置を提供することにある。
さらに、本発明の第3の目的は、鋳片がなく、空振りの打撃を繰り返しても、長期間の連続使用が可能な高い耐久性を有する鋳片連続鋳造用の連続打撃装置を提供することにある。
さらに、本発明の第4の目的は、連続鋳造中の鋳片に対して、横方向に大きな力を受けることなく正確に位置決めし、所定の打撃エネルギーで打撃することができる鋳片連続鋳造用の連続打撃装置を提供することにある。
本発明によれば、鋳片を打撃するための打撃部材と、
該打撃部材を鋳片に向けて付勢する圧縮バネと、
打撃部材を鋳片から離れる方向に移動させて前記圧縮バネを圧縮し、次いで自由に運動させるカム機構と、
前記打撃部材、圧縮バネ、及びカム機構を支持する本体とを備え、
打撃時にカム機構が打撃部材から離れて自由加速させ、これにより圧縮バネの圧縮エネルギーを打撃部材の運動エネルギーに変換して、その打撃部材が鋳片に衝突することで所定の打撃エネルギーを鋳片に与える、ことを特徴とする鋳片連続鋳造用の連続打撃装置が提供される。
本発明の好ましい実施形態によれば、前記打撃部材は、鋳片の打撃面を打撃する金型と、
該金型に一端が固定され、打撃面と接触する打撃位置と打撃面から所定距離離れた蓄積位置との間で往復動可能な往復動部材とからなり、
前記圧縮バネは、前記往復動部材と本体との間に挟持され、前記蓄積位置で所定の圧縮エネルギーを保有し、前記打撃位置で前記運動エネルギーを放出するようになっており、
前記カム機構は、前記本体に回転可能に支持され、前記往復動部材を前記蓄積位置まで所定の周期で移動し、次いで往復動部材を打撃位置まで自由運動させる回転カムと、該回転カムを回転駆動する回転駆動装置とからなる。
また、前記回転カムのカム曲線は、回転角度と変位が比例するアルキメデス曲線である、ことが好ましい。
また、前記往復動部材は、回転カムと接触しながら自由回転するカムフォロアを有する。
さらに、圧縮バネの圧縮位置で、回転カムとカムフォロアが再接触するように、前記圧縮バネの固有周期が設定されている。
また、前記往復動部材が打撃位置を通過して鋳片側に移動するとき、その移動速度を減衰させるダンパー装置を備える。
さらに、前記本体を鋳片に対して前後進させる移動装置と、
前記本体を鋳片に対して所定の位置に位置決めする位置決め機構とを備える。
さらに、前記位置決め機構は、前記本体に回転可能の取付けられ、鋳片の打撃面と所定の位置で接触しながら自由回転する複数のガイドローラからなる。
上記本発明の構成によれば、連続打撃装置が打撃部材、圧縮バネ、カム機構、及び本体を備え、カム機構により打撃部材を鋳片から離れる方向に移動させて圧縮バネを圧縮し、次いで打撃時にカム機構が打撃部材から離れて自由加速させ、これにより圧縮バネの圧縮エネルギーを打撃部材の運動エネルギーに変換して、その打撃部材が鋳片に衝突することで所定の打撃エネルギーを鋳片に与えるので、電気制御に頼らない耐久性のある装置が提供できる。
すなわち、本発明の連続打撃装置は、鋼の連続鋳造による鋳片の相対する両側の短辺面を、鋳片幅方向に連続して打撃することができ、かつ高温(例えば約1200℃)の鋳片からの輻射熱、スケール、水等に曝されながら、高頻度(4〜12Hz)で大きな衝撃(30〜150J)を受けても、長期間の連続使用が可能な高い耐久性を有する。
また、圧縮バネが、往復動部材と本体との間に挟持され、蓄積位置で所定の圧縮エネルギーを保有し、打撃位置で運動エネルギーを放出するようになっており、カム機構が、往復動部材を蓄積位置まで所定の周期で移動し、次いで往復動部材を打撃位置まで自由運動させる回転カムと、該回転カムを回転駆動する回転駆動装置とからなる構成により、
回転駆動装置による回転カムの回転速度により所定の打撃振動周波数(例えば4〜12Hz)を設定でき、圧縮バネの所定の圧縮エネルギーを所定の打撃エネルギー(例えば30〜150J)に設定することができる。
また、回転カムのカム曲線が、回転角度と変位が比例するアルキメデス曲線であることにより、打撃時にカム機構が打撃部材から離れて自由加速させることが容易にできる。
また、蓄積位置と打撃位置における回転カムによる圧縮バネの変位(たわみ量)は、一定であるので、回転カムの回転速度により打撃振動周波数を変化させても一定の打撃エネルギーで打撃できる。
また、圧縮バネの圧縮位置で、回転カムとカムフォロアが再接触するように、圧縮バネの固有周期が設定されているので、回転カムがカムフォロアに再接触する際の衝突速度を低減でき、回転カムとカムフォロアの耐久性を高めることができる。
また、往復動部材が打撃位置を通過して鋳片側に移動するとき、ダンパー装置により往復動部材の移動速度を減衰させることにより、カムフォロアと回転カムとの衝突を防止することができ、鋳片がなく、空振りの打撃を繰り返しても、長期間の連続使用が可能な高い耐久性を備えることができる。
さらに、本体を鋳片に対して前後進させる移動装置と、本体を鋳片に対して所定の位置に位置決めする位置決め機構(例えば複数のガイドローラ)とを備えことにより、連続鋳造中の鋳片に対して、横方向に大きな力を受けることなく正確に位置決めし、所定の打撃エネルギーで打撃することができる。
以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照して説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明による鋳片連続鋳造用の連続打撃装置の全体斜視図である。
この図において、本発明の連続打撃装置10は、鋳片1の相対する両側の短辺面1aを同時又は交互に打撃するように、両側に合計2台設置されている。また、12は金型、14は本体、16は移動装置である。
鋳片1は、鋼の連続鋳造により鋳型内で凝固鋳造されたものであり、ほぼ矩形断面を有し、一方向に連続的に移動する。
なお、実際の連続鋳造において、鋳片1は円弧状に延び、その移動方向は垂直から斜め下向きに45〜54度の角度となるのが好ましいが、本発明はこの傾斜に限定されず、鋳片1を水平又は垂直に移動させてもよい。
また、連続打撃装置10が設置される位置における鋳片1は、未凝固部を含む鋳片であり、表面は凝固してスケールが付着しているが、表面温度は高温(例えば約1200℃)であり、内部はまだ凝固中又は半溶融状態にある。なお、本発明はかかる状態の鋳片1に限定されず、その他の状態であってもよい。
図1において、金型12は、鋳片1の相対する両側の短辺面1a(以下、「打撃面」と呼ぶ)を打撃するようになっている。金型12は、鋳片1に沿って鋳片の移動方向に延び、かつ短辺面1a(打撃面)の全高の中央部分を打撃するように、打撃面1aの全高より低い高さ(厚さ)を有する。
本体14は、支持台15の上に載り、図示しない直線ガイドにより、打撃面1aに直交する方向(例えば水平方向)に直線移動可能に案内されている。
移動装置16は、この例では、空圧又は液圧の直動シリンダ17、揺動軸18、リンク19a,19b,19cからなり、直動シリンダ17の伸縮により、本体14を鋳片1に対して前後進させるようになっている。
なお、移動装置16の構成は、この例に限定されない。
図2は鋳片1と2台の連続打撃装置10の関係を示す全体平面図である。
この図において、20は位置決め機構であり、この例において、本体14に回転可能に取付けられ、鋳片1の打撃面1aと所定の位置で接触しながら自由回転する複数(図で3つ)のガイドローラ20aからなる。
この構成により、移動装置16により本体14を鋳片1に対して前進させて複数のガイドローラ20aを鋳片1の打撃面1aと接触させることにより、連続鋳造中の鋳片1に対して、ガイドローラ20aが接触しながら自由回転するので、横方向に大きな力を受けることなく本体14を鋳片1に対して所定の位置に位置決めすることができる。
図3は、連続打撃装置10の主要部の構成図であり、(A)は蓄積位置、(B)は打撃位置を示している。
この図において、本発明の連続打撃装置10は、打撃部材22、圧縮バネ30、カム機構32を備える。これらの打撃部材、圧縮バネ、及びカム機構は本体14に支持されている。
打撃部材22は、鋳片1の打撃面1aを打撃する金型12と、往復動部材23からなる。往復動部材23は、この例では、2本の摺動部24、カムフォロア台25、カムフォロア26、2箇所の連結部27からなる。
また、図4に示すように打撃部材22が金型12と往復動部材23から構成され、往復部材23が1箇所の摺動部24、カムフォロア台25、カムフォロア26、1箇所の連結部27からなる場合も同様の作用である。以降、2箇所の摺動部および2箇所の連結部により構成される場合について、説明する。
2箇所の連結部27は、金型12に一端(図で上端)が固定され、打撃面1aに直交する方向に平行に延び、本体14の支持板14aに固定された軸受21aにより、打撃面1aに直交する方向に往復動可能に支持されている。また、2箇所の摺動部24は、打撃面1aに直交する方向に平行に延び、本体14の支持板14bに固定された軸受21bにより、打撃面1aに直交する方向に往復動可能に支持されている。
カムフォロア台25は、2箇所の摺動部24及び2箇所の連結部27に両端が固定され、2箇所の摺動部24及び2箇所の連結部27と一体的に往復動可能に構成されている。なお、この例でカムフォロア台25は中央部が打撃面1aから離れる方向に凹んでいるが、本発明はこれに限定されず、例えば直線状であってもよい。
カムフォロア26は、カムフォロア台25の中間部に自由回転可能に取付けられ、後述する回転カム33と接触しながら自由回転するようになっている。なお、本発明において、カムフォロア26は回転カム33と常時接触はせず、回転カム33で圧縮バネ30を圧縮する間は接触し、打撃時に回転カム33がカムフォロア26から離れてカムフォロア26と共に往復動部材23を自由加速させるようになっている。
この構成により、往復動部材23は、金型12に一端(図で上端)が固定され、金型12が打撃面1aと接触する打撃位置(F)と金型12が打撃面1aから所定距離離れた蓄積位置(B)との間で往復動可能に構成されている。
この「所定距離」は、回転カム33による圧縮バネ30の圧縮距離に相当する。
圧縮バネ30は、この例ではコイルバネであり、往復動部材23(この例ではカムフォロア台25)と本体14(この例では、支持板14b)との間に圧縮状態で挟持され、蓄積位置(図3Aの位置)で所定の圧縮エネルギーE1を保有し、打撃位置(図3Bの位置)で運動エネルギーE2を放出するようになっている。
運動エネルギーE2は、蓄積位置(図3Aの位置)と打撃位置(図3Bの位置)における圧縮バネ30の圧縮エネルギーの差である。運動エネルギーE2<=圧縮エネルギーE1の関係があり、シム等で圧縮バネ30の打撃位置(図3Bの位置)における圧縮量を増大させることにより、運動エネルギーE2を増加することができる。
カム機構32は、本体14に回転可能に支持された回転カム33と、回転カム33を回転駆動する回転駆動装置とからなる。
回転カム33は、往復動部材23のカムフォロア26と接触しながら回転し、往復動部材23(この例ではカムフォロア台25)を蓄積位置(図3Aの位置)まで所定の周期で移動し、次いでカムフォロア26から離れて、往復動部材23を打撃位置(図3Bの位置)まで自由運動させるようになっている。
この例において、回転カム33のカム曲線は、回転角度と変位が比例するアルキメデス曲線である。なお、本発明はアルキメデス曲線に限定されず、往復動部材23を蓄積位置(図3Aの位置)まで所定の周期で移動して圧縮バネ30を圧縮し、次いでカムフォロア26から離れて、往復動部材23を打撃位置(図3Bの位置)まで自由運動させることができる限りで、その他の曲線であってもよい。
図示しない回転駆動装置は、回転カム33を所定の速度で回転駆動できる限りで任意の回転駆動装置(例えば、電動機+減速機)を用いることができる。
また、この回転駆動装置は、移動装置16により本体14を鋳片1に対して前後進させた場合でも、回転カム33に回転動力を伝達できるように、その中間に、周知の自在継手(例えば、シュミットカップリング、ユニバーサルカップリング等)を設けるのがよい。
上述した本発明の構成によれば、連続打撃装置10が打撃部材22、圧縮バネ30、カム機構32、及び本体14を備え、カム機構32により打撃部材22を鋳片1から離れる方向に移動させて圧縮バネ30を圧縮する(図3A)。
次いで打撃時にカム機構32(回転カム33)が打撃部材22(カムフォロア26)から離れてこれを自由加速させ、これにより圧縮バネ30の圧縮エネルギーE1を打撃部材22(金型12)の運動エネルギーE2に変換して、その打撃部材22が鋳片1に衝突することで所定の打撃エネルギー(=運動エネルギーE2)を鋳片1に与える(図3B)。
従って、本発明の連続打撃装置10は、電気制御に頼らない耐久性のある装置となる。
すなわち、本発明の連続打撃装置10は、鋼の連続鋳造による鋳片1の相対する両側の短辺面1aを、鋳片幅方向に連続して打撃することができ、かつ高温(例えば約1200℃)の鋳片1からの輻射熱、スケール、水等に曝されながら、高頻度(4〜12Hz)で大きな衝撃(30〜150J)を受けても、長期間の連続使用が可能な高い耐久性を有する。
また、圧縮バネ30が、往復動部材23(カムフォロア台25)と本体14(支持板14b)との間に挟持され、蓄積位置(図3Aの位置)で所定の圧縮エネルギーE1を保有し、打撃位置(図3Bの位置)で運動エネルギーE2を放出するようになっており、カム機構32が、往復動部材23を蓄積位置(図3Aの位置)まで所定の周期で移動し、次いで往復動部材23を打撃位置(図3Bの位置)まで自由運動させる回転カム33と、回転カム33を回転駆動する回転駆動装置とからなる構成により、回転駆動装置による回転カム33の回転速度により所定の打撃振動周波数(例えば4〜12Hz)を自由に設定でき、圧縮バネ30の所定の圧縮エネルギーE1を所定の打撃エネルギーE2(例えば30〜150J)に設定することができる。
また、回転カム33のカム曲線が、回転角度と変位が比例するアルキメデス曲線であることにより、打撃時にカム機構32が打撃部材22から離れて自由加速させることが容易にできる。
また、蓄積位置(図3Aの位置)と打撃位置(図3Bの位置)における回転カム33による圧縮バネ30の変位(たわみ量)は、一定であるので、回転カム33の回転速度により打撃振動周波数を変化させても一定の打撃エネルギーで打撃できる。
図5は、回転カム33とカムフォロア26との位置関係を示す図であり、(A)は鋳片1に金型12が衝突しない場合、(B)は鋳片1に金型12が衝突する場合を示している。
図5(A)(B)において、横軸θは、回転カム33の回転角度であり、0〜2πの値を一回転毎に繰り返す。また、縦軸yは、カムフォロア26の変位である。
この図において、回転カム33のカム曲線33aは、回転角度θと変位yが比例するアルキメデス曲線であり、図中のA−B−Cの折れ線を回転カム33の一回転毎に繰り返すようになっている。直線ABは、以下の式(1)で表すことができる。
y=a×(θ−α)−y3・・・式(1)
ここで、aは直線ABの傾き(=(y1+y3)/2π)、αはy=0における回転カム33の回転角度である。
図5において、カムフォロア26は、回転カム33の回転角度θが、角度αと2πの中間角度βから2πの間は、回転カム33と接触してカム曲線33aに追従して変位し、角度0から角度βまでは、回転カム33と接触せずバネ力により自由に運動するようになっている。
鋳片1に金型12が衝突しない場合、図5(A)に示すように、カムフォロア26の軌跡26aは、a−b−c−d−e−fの曲線となる。すなわち、蓄積位置(図3Aの位置)は、点Bに対応し、圧縮バネ30は初期位置からy1の距離圧縮され、所定の圧縮エネルギーE1を保有している。
次に、回転カム33の回転角度θが0を超えるとカムフォロア26はバネ力により加速されて曲線a−b−cの軌跡を描く。このうち、曲線a−bはバネが圧縮状態から撓み0まで延びる加速期間、曲線b−cはバネが初期位置を超えて延びる減速期間である。
本発明では、図3に示すように、往復動部材23が打撃位置(y=0)を通過して鋳片側に移動するとき、その移動速度を減衰させるダンパー装置35を備える。ダンパー装置35は、例えば油圧ダンパー又はダンパーゴムである。
ダンパー装置35は、曲線b−cにおいてのみ作動し、曲線b−c−dがカム曲線33aと衝突しないように減衰力を設定する。
この構成により、往復動部材23が打撃位置(y=0)を通過して鋳片側に移動するとき、ダンパー装置35により往復動部材23の移動速度を減衰させることにより、カムフォロア26と回転カム33との衝突を防止することができ、鋳片1がなく、空振りの打撃を繰り返しても、長期間の連続使用が可能な高い耐久性を備えることができる。
図5(A)において、曲線c−d−e−fは、バネの自由振動であり、圧縮バネ30の固有周期により決まる。この固有周期は、圧縮バネ30の圧縮位置(図のf点)で、回転カム33とカムフォロア26が再接触するように設定される。
この構成により、回転カム33がカムフォロア26に再接触する際(図のf点)の衝突速度を低減でき、回転カム33とカムフォロア26の耐久性を高めることができる。
鋳片1に金型12が衝突する場合、図5(B)に示すように、カムフォロア26の軌跡26aは、a−b−g曲線とa−b−h−i−j−k曲線の間となる。
すなわち、蓄積位置(図3Aの位置)は、点Bに対応し、圧縮バネ30は初期位置からy1の距離圧縮され、所定の圧縮エネルギーE1を保有している。
次に、回転カム33の回転角度θが0を超えるとカムフォロア26はバネ力により加速されて曲線a−bの軌跡を描く。曲線a−bはバネが圧縮状態から撓み0まで延びる加速期間である。
所定の位置(y=0)に鋳片1が存在し、その反発係数が0、すなわち鋳片1が完全塑性体である場合、カムフォロア26は鋳片1に衝突してその位置で停止し、直線gを維持し、角度αにおいてカム曲線33aと接触し、その後は、カム曲線33aに沿って点Bまで圧縮される。
所定の位置(y=0)に鋳片1が存在し、その反発係数が1である場合、カムフォロア26は鋳片1に衝突して、同一速度で反発され、h−i−j−kの曲線を辿ってk点で回転カム33と衝突し、以後はカム曲線33aに沿って圧縮される。
所定の位置(y=0)に鋳片1が存在し、その反発係数が0と1の中間である場合、カムフォロア26の軌跡26aは、a−b−g曲線とa−b−h−i−j−k曲線の間となる。
圧縮バネの固有周期は、圧縮バネの圧縮位置(図のk点)で、回転カム33とカムフォロア26が再接触するように、設定されている。
この構成により、回転カム33がカムフォロア26に再接触する際(図のk点)の衝突速度を低減でき、回転カム33とカムフォロア26の耐久性を高めることができる。
上述した構成の連続打撃装置10を実際に製作し、実際の鋳片1を用いて試験した結果、本発明の連続打撃装置10は、鋼の連続鋳造による鋳片1の相対する両側の短辺面を、鋳片幅方向に連続して打撃することができ、かつ高温(例えば約1200℃)の鋳片1からの輻射熱、スケール、水等に曝されながら、高頻度(4〜12Hz)で大きな衝撃(30〜150J)を受けても、長期間の連続使用が可能であることが確認された。
すなわち、打撃装置としてエアーシリンダを用い、電磁弁の電気制御により打撃を行った従来方式での設備耐久性(重故障によるメンテナンス実施)をベースとして本発明の耐久性を比較した結果を図6に示す。
連続鋳造用セグメントは、ロール磨耗ならびに故障(軸受損傷、水漏れ等)がなければ、6ヶ月から1年程度オンラインで使用し続けるのが一般的である。設備耐久性評価は、連続打撃装置が重故障トラブルによりセグメント寿命以外に、メンテンスのために、設備休止・オフラインメンテナンスが生じたことを意味する。従来方式に対し、約12倍の長時間連続打撃を可能とした。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更することができることは勿論である。
本発明による鋳片連続鋳造用の連続打撃装置の全体斜視図である。 鋳片1と2台の連続打撃装置10の関係を示す全体平面図である。 連続打撃装置10の主要部の構成図である。 連続打撃装置10の主要部の他構成図である。 回転カム33とカムフォロア26との位置関係を示す図である。 本発明による装置と従来方式との設備耐久性の比較図である。 特許文献2の打撃振動装置を取付けた鋼の連続鋳造設備の構成図である。 特許文献2の打撃振動装置の作動説明図である。
符号の説明
1 鋳片、1a 短辺面(打撃面)、
10 連続打撃装置、12 金型、
14 本体、14a,14b 支持板、
15 支持台、16 移動装置、17 直動シリンダ、
18 揺動軸、19a,19b,19c リンク、
20 位置決め機構、20a ガイドローラ、
21a,21b 軸受、22 打撃部材、
23 往復動部材、24 摺動部、25 カムフォロア台、
26 カムフォロア、26a 軌跡、
27 連結部、
30 圧縮バネ(コイルバネ)、
32 カム機構、33 回転カム、
33a カム曲線、35 ダンパー装置

Claims (6)

  1. 鋳片を打撃するための打撃部材と、
    該打撃部材を鋳片に向けて付勢する圧縮バネと、
    打撃部材を鋳片から離れる方向に移動させて前記圧縮バネを圧縮し、次いで自由に運動させるカム機構と、
    前記打撃部材、圧縮バネ、及びカム機構を支持する本体と
    前記本体を鋳片に対して前後進させる移動装置と、
    前記本体を鋳片に対して所定の位置に位置決めする位置決め機構とを備え
    前記位置決め機構は、前記本体に回転可能に取付けられ、鋳片の打撃面と所定の位置で接触しながら自由回転する複数のガイドローラからなり、
    打撃時にカム機構が打撃部材から離れて打撃部材を自由加速させ、これにより圧縮バネの圧縮エネルギーを打撃部材の運動エネルギーに変換して、その打撃部材が鋳片に衝突することで所定の打撃エネルギーを鋳片に与える、ことを特徴とする鋳片連続鋳造用の連続打撃装置。
  2. 前記打撃部材は、鋳片の打撃面を打撃する金型と、
    該金型に一端が固定され、打撃面と接触する打撃位置と打撃面から所定距離離れた蓄積位置との間で往復動可能な往復動部材とからなり、
    前記圧縮バネは、前記往復動部材と本体との間に挟持され、前記蓄積位置で所定の圧縮エネルギーを保有し、前記打撃位置で前記運動エネルギーを放出するようになっており、
    前記カム機構は、前記本体に回転可能に支持され、前記往復動部材を前記蓄積位置まで所定の周期で移動し、次いで往復動部材を打撃位置まで自由運動させる回転カムと、該回転カムを回転駆動する回転駆動装置とからなる、ことを特徴とする請求項1に記載の鋳片連続鋳造用の連続打撃装置。
  3. 前記回転カムのカム曲線は、回転角度と変位が比例するアルキメデス曲線である、ことを特徴とする請求項2に記載の鋳片連続鋳造用の連続打撃装置。
  4. 前記往復動部材は、回転カムと接触しながら自由回転するカムフォロアを有する、ことを特徴とする請求項2に記載の鋳片連続鋳造用の連続打撃装置。
  5. 圧縮バネの圧縮位置で、回転カムとカムフォロアが再接触するように、前記圧縮バネの固有周期が設定されている、ことを特徴とする請求項4に記載の鋳片連続鋳造用の連続打撃装置。
  6. 前記往復動部材が打撃位置を通過して鋳片側に移動するとき、その移動速度を減衰させるダンパー装置を備える、ことを特徴とする請求項2に記載の鋳片連続鋳造用の連続打撃装置。

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