JP5188540B2 - Led照明器具 - Google Patents

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本発明は白色LED(発光ダイオード)等を光源としたLED照明器具に関する。
LED照明器具は低消費電力、小型軽量化、水銀フリー及び長寿命という数々の特徴を有することから従来の蛍光灯や白熱電球に取って代わるものとして期待されている。ただ、一般的に光源として白色LEDが使用されることから、発光スペクトルに難があり、波長が700nm前後の赤色領域では演色性が大きく劣るという欠点がある。
このような欠点を改善し得るものとして次のようなLED照明器具が提案されている。同照明器具においては、白色LEDと、610〜655nmにピーク波長を有する赤色LEDとを備え、白色LED及び赤色LEDから放射される各光が混光し、混光の光の色温度が3500K以下となるように各LEDが配置されている(特許文献1等)。
特開2004−103443号公報
しかしながら、上記従来例による場合、赤色LEDから放射される光の波長成分により赤色の演色性が若干改善されるものの、赤色以外の他の色の演色性を改善することが非常に困難となる。また、赤色LEDの追加により照射面の色ムラが逆に大きくなり、これに伴って、均一で高品位な照明を行なうことが困難という別の問題もある。
本発明は上記背景に鑑みて創作されたものであり、その目的とするところは、上記問題を解消することが可能なLED照明器具を提供することにある。
本発明に係るLED照明器具は、異なる色温度を有した第1、第2の白色LEDと、赤色LEDとを備え、前記各LEDから放射された光が混光するように各LEDが並べて配設されている。特に、赤色LEDが中心位置に配置され、第1、第2の白色LEDが当該赤色LEDの周りに一定パターンで等間隔に並べて配列にされている。
上記発明による場合、白色LED及び赤色LEDに加えて色温度の異なる他の白色LEDが追加された構成となっているので、色温度の異なる白色LEDの組み合わせにより赤色だけでなくその他の色の演色性を改善することが容易となり、これに伴って高品位な照明を行なうことが可能となる。
この場合、第1、第2の白色LEDの色温度が約3000K、約4000Kであり、赤色LEDのピーク波長を625nm近傍とし、第1の白色LEDと第2の白色LEDと赤色LEDとの間の光束混合比が9:10:1近傍にすると良い。
上記照明器具の各LEDの他の配置例として、第1の白色LEDが中心位置に配置され、第2の白色LED及び赤色LEDが当該第1の白色LEDの周りに一定パターンで等間隔に並べて配列されたものがある。この場合、第1、第2の白色LEDの色温度が約3000K、約4000Kであり、赤色LEDのピーク波長が625nm近傍であり、第1の白色LEDと第2の白色LEDと赤色LEDとの間の光束混合比が3.0〜4.5:6.5:1近傍にすると良い。
上記発明による場合、各LEDの配置上、上記効果に加えて、平均演色性評価数(Ra)が93〜96となり、照明対象物の赤色が非常に鮮やかに見える。よって、化粧品や衣服等、特に生鮮食料品を取り扱う各種商業施設向け用の照明器具として優れたものになる。また、照射面の色ムラも小さくすることができ、この点で、高品位な照明を行なうことが可能となる。
上記照明器具の各LEDの他の配置例として、p個の赤色LED及びq(q<p)個の第2の白色LEDが中心位置に等間隔に配置され、当該赤色LED及び第2の白色LEDの周りに第1の白色LED及び他の第2の白色LEDが一定パターンで等間隔に並べて配列されたものがある。この場合、第1、第2の白色LEDの色温度が約3000K、約4000Kであり、赤色LEDのピーク波長が625nm近傍であり、第1の白色LEDと第2の白色LEDと赤色LEDとの間の光束混合比が4.5:11:1近傍にすると良い。

各LEDの他の配置例として、r個の赤色LED及びr個の第2の白色LEDが中心位置に一定パターンで等間隔に配置され、当該赤色LED及び第2の白色LEDの周りに第1の白色LED及び他の第2の白色LEDが一定パターンで等間隔に並べて配列されたものがある。この場合、第1、第2の白色LEDの色温度が約3000K、約4000Kであり、赤色LEDのピーク波長が625nm近傍であり、第1の白色LEDと第2の白色LEDと赤色LEDとの間の光束混合比が6:10:1近傍にすると良い。
上記発明による場合、赤色の再現性を抑えつつも上記と同様の効果を奏することになる。
上記照明器具において、異なる色温度を有した第1、第2の白色LEDと、赤色LEDとに加えて、各LEDの前方位置に配設された配光制御レンズを更に備えた構成にすると良い。
上記発明による場合、各LEDから放射された各光が配光制御レンズにより配光される構成となっているので、照射面の色ムラを一層小さくすることが可能になる。
本発明のLED照明器具の実施形態を説明するための図であって、同器具の一部切欠き概略側面図である。 同器具に係る合計7個のLEDの配置の一例を示す正面図である。 同器具の分光分布図である。 同器具の第1変形例を説明するための図であって、屋内の天井に取り付けられたスポットライトを示す模式図である。 図4に示されたスポットライトに使用されるLED照明器具に係る合計12個のLEDの配置の一例を示す正面図である。 図5に示されたLED照明器具の分光分布図である。 同器具の第2変形例を説明するための図であって、LED照明器具に係る合計18個のLEDの配置の一例を示す正面図である。 図7に示されたLED照明器具の分光分布図である。 同器具の第3変形例を説明するための図であって、LED照明器具に係る合計12個のLEDの他の配置例を示す正面図である。 図9に示されたLED照明器具の分光分布図である。 同器具の第4変形例を説明するための図であって、LED照明器具に係る合計18個のLEDの他の配置例を示す正面図である。 図11に示されたLED照明器具の分光分布図である。
以下、本発明の実施の形態を図1乃至図3を参照して説明する。なお、本発明の構成要件と実施例器具の構成要素との間で対応関係が明らかでないものについては後記する符号の説明の欄において併せて示すものとする。
ここに例として挙げられるLED照明器具1は、主として生鮮食料店向けスポットライトやダウンライト等に使用される照明器具であって、図1に示すように金属製の円筒状をなした器具本体10と、器具本体10の先端側に着脱自在に取り付けられる円盤状をなしたLEDモジュール20と、LEDモジュール20内に設けられた合計数が7である白色/赤色LED40,50,60を点灯させるために器具本体10の基端側に設けられる電源80とを有している。
LEDモジュール20については、表面側に白色LED40,50及び赤色LED60が実装された基板30と、基板30の表面側に白色LED40,50及び赤色LED60を覆うように設けられた樹脂製の配光制御レンズ70とを有している。
このようなLEDモジュール20が器具本体10の先端側のコーン部11内に取り付けられると、この状態で基板30の裏面側に形成された電源端子(図示せず)と電源80の出力端子(図示せず)との間が接触して電気接続されるようになっている。
白色LED40については、本実施形態では色温度が3000K(中演色)である白色LEDであり、市販の白色LEDを合計3個用いている。これらを白色LED40a,40b,40cとして表すものとする(図2参照)。
白色LED50については、本実施形態では色温度が4000K(中演色)である白色LEDであり、市販の白色LEDを合計3個用いている。これらを白色LED50a,50b,50cとして表すものとする(図2参照)。
赤色LED60については、本実施形態ではピーク波長が625nm近傍である赤色LEDであり、市販の赤色LEDを1個用いている。
このような白色LED40,50及び赤色LED60から放射された光が混光するように各LED40,50,60が基板30の表面上に並べて配設されている。各LED40,50,60の具体的な配置については図2に示されている通りである。即ち、赤色LED60が基板30の中心位置に配置され、白色LED40a,40b,40c及び白色LED50a,50b,50cが赤色LED60の周りに交互に並べて環状に配列されている。
白色LED40a,40b,40c,白色LED50a,50b,50c及び赤色LED60は直列接続され、図外の光束調整用可変抵抗器を介して電源80の出力側に接続される。電源80については、外部から入力されたAC100Vを所定の直流電圧に変換して出力している。電源80から出力された直流電圧は、上記光束調整用可変抵抗器を通じて白色LED40、50及び赤色LED60に通電される。白色LED40、50及び赤色LED60は上記したように直列接続であることから同一の駆動電流が流れて点灯可能になっている。
本実施形態では、白色LED40の合計光束が278.4[lm]、白色LED50の合計光束が306.0[lm]、赤色LED60の光束が30[lm]にされている。よって、白色LED40と白色LED50と赤色LED60との間の光束混合比については、9:10:1近傍となり、LED全光束については、614.4[lm]である。
配光制御レンズ70については、白色LED40、50及び赤色LED60の前方位置に配設された集合レンズであって、その表面上には半球状の窪みであるレンズ部71が白色LED40a,40b,40c,白色LED50a,50b,50c及び赤色LED60の各光軸に対応した位置に各々形成されている。各LED40,50,60から放射された各光は、レンズ部71により配光制御されて混光され、混した光が照射対象物に向けて照射される。
上記のように構成されたLED照明器具1により得られる分光分布については図3に示す通りであり、演色性評価数(Ra,R1〜R15)については表1に示す通りである。また、色度座標(x,y)、色温度(Tcp)及びduvについては表2に示す通りである。
Figure 0005188540
Figure 0005188540
このようにLED照明器具1については、平均演色性評価数(Ra)が93という高い数値を示しており、赤色だけでなく他の色の演色性が改善されている。また、照射面の色ムラが非常に小さいことが確かめられている。更に、照明対象物の赤色が非常に鮮やかに見えることも確かめられている。よって、肉や野菜等の生鮮食料品を取り扱う生鮮食料店向け照明器具として非常に優れたものとなる。一方、白色/赤色LED40,50,60を点灯させるための電源80が1台で良く、電源回路の簡素化を図られているので、配線作業も含めて低コスト化を図ることも可能となった。
(第1変形例)
次に、LED照明器具1の第1変形例を図4乃至図6を参照して説明する。
図4乃至図6に係るLED照明器具1Aについては、斜め下向きに光を照射するスポットライトであって、白色/赤色LED40,50,60の合計数が12である場合の例である。LED照明器具1と異なる部分を中心に説明し、共通する部分についてはその説明を省略するものとする。
なお、図中12は、器具本体10を天井に取り付けて向き角度調整可能に保持するための金具である。白色LED40の個数は3であり、これらを白色LED40a,40b,40cとして表すものとする。白色LED50の個数は6であり、これらを白色LED50a,50b,50c,50d,50e,50fとして表すものとする。赤色LED60の個数は3であり、これらを赤色LED60a,60b,60cとして表すものとする。
白色/赤色LED40、50、60の具体的な配置については図5に示されている通りである。即ち、白色LED40a,40b,40cが基板30の中心位置に120度ピッチ間隔で配置され、白色LED50a,50b,50c,50d,50e,50f及び赤色LED60a,60b,60cが白色LED40a,40b,40cの周りに一定パターンで等間隔に並べて環状に配列されている。白色LED50及び赤色LED60の配列については、2個の白色LED50、1個の赤色LED60を順次的に並べ、このパターンを3回繰り返すという内容になっている。
なお、図5に示されたLED配列の紙面上側/下側が図4に示されたLED照明器具1Aの正面の上側/下側に各々位置している。これは後記する第2変形例についても同様である。
本実施形態では、白色LED40の合計光束が264.6[lm]、白色LED50の合計光束が582.0[lm]、赤色LED60の合計光束が90[lm]にされている。よって、白色LED40と白色LED50と赤色LED60との間の光束混合比については、3:6.5:1近傍となり、照明器具としての全光束については、936.6[lm]である。
上記のように構成されたLED照明器具1Aにより得られる分光分布については図6に示す通りであり、演色性評価数(Ra,R1〜R15)については表3に示す通りである。また、色度座標(x,y)、色温度(Tcp)及びduvについては表4に示す通りである。
Figure 0005188540
Figure 0005188540
このようにLED照明器具1Aについては、LED照明器具1に比べて高光束であるにもかかわらず、平均演色性評価数(Ra)が95であり、照射面の色ムラも小さいという効果が得られる。
(第2変形例)
次にLED照明器具1の第2変形例を図7及び図8を参照して説明する。図7に係るLED照明器具1Bについては、LED照明器具1Aと同様に、主としてスポットライトに使用される照明器具であって、白色/赤色LED40,50,60の合計数が18である場合の例である。LED照明器具1と異なる部分を中心に説明し、共通する部分についてはその説明を省略するものとする。
なお、白色LED40の個数は6であり、これらを上記例と同じく白色LED40a,40b,40c,40d,40e,40fとして表すものとする。白色LED50の個数は8であり、これらを白色LED50a,50b,50c,50d,50e,50f,50g,50hとして表すものとする。赤色LED60の個数は4であり、これらを赤色LED60a,60b,60c,60dとして表すものとする。
白色/赤色LED40、50、60の具体的な配置については図7に示されている通りである。即ち、白色LED40a,40b,40c,40d,40e,40fが基板30の中心位置に環状に並べて配列され、白色LED50a,50b,50c,50d,50e,50f,50g,50h及び赤色LED60a,60b,60c,60dが白色LED40a,40b,40c,40d,40e,40fの周りに一定パターンで等間隔に並べて環状に配列されている。白色LED50及び赤色LED60の配列については、2個の白色LED50、1個の赤色LED60を順次的に並べ、このパターンを3回繰り返すという内容になっている。
本実施形態では、白色LED40の合計光束が529.2[lm]、白色LED50の合計光束が776.0[lm]、赤色LED60の合計光束が120[lm]にされている。よって、白色LED40と白色LED50と赤色LED60との間の光束混合比については、4.5:6.5:1近傍となり、照明器具としての全光束については、1425[lm]である。
上記のように構成されたLED照明器具1Bにより得られる分光分布については図8に示す通りであり、演色性評価数(Ra,R1〜R15)については表5に示す通りである。また、色度座標(x,y)、色温度(Tcp)及びduvについては表6に示す通りである。
Figure 0005188540
Figure 0005188540
このようにLED照明器具1Bについては、LED照明器具1Aに比べて高光束であるにもかかわらず、平均演色性評価数(Ra)が96であり、照射面の色ムラも小さいという効果が得られる。
(第3変形例)
上記図4乃至図6に係るLED照明器具1Aについては、白色LED40,白色LED50,赤色LED60の各個数が3,6,3であったが、赤色の再現性を少し抑える必要があるときには、例えば、白色LED40,白色LED50,赤色LED60の各個数を3、7、2にすると良い。このように設計変更された第3変形例のものをLED照明器具1Cとする。LED照明器具1Cを図9及び図10を参照して説明する。
なお、白色LED40については、白色LED40a,40b,40cとして、白色LED50については、白色LED50a,50b,50c,50d,50e,50f,50gとして、赤色LED60については、赤色LED60a,60bとして各々表すものとする。
白色/赤色LED40、50、60の具体的な配置については図9に示されている通りである。即ち、2個の赤色LED60a,60b及び1個の白色LED50gが中心位置に等間隔に配置され、赤色LED60a,60b及び白色LED50gの周りに白色LED50a,50b,50c,50d,50e,50f及び白色LED40a、40b,40cが一定パターンで等間隔に並べて配列されている。白色LED40a、40b,40c及び白色LED50a,50b,50c,50d,50e,50fの配列については、2個の白色LED50、1個の白色LED40を順次的に並べ、このパターンを3回繰り返すという内容になっている。
本実施形態では、白色LED40の合計光束が265[lm]、白色LED50の合計光束が679.0[lm]、赤色LED60の合計光束が60[lm]にされている。よって、白色LED40と白色LED50と赤色LED60との間の光束混合比については、4.5:11:1近傍となり、照明器具としての全光束については、1004[lm]である。
上記のように構成されたLED照明器具1Cの分光分布については図10に示す通りであり、演色性評価数(Ra,R1〜R15)については表7に示す通りである。また、色度座標(x,y)、色温度(Tcp)及びduvについては表8に示す通りである。LED照明器具1Cについては、赤色の再現性が少し抑えられている点を除いて、図5及び図6に係るLED照明器具1Aと同様の効果が得られる。
Figure 0005188540
Figure 0005188540
(第4変形例)
上記した図7及び図8に係るLED照明器具1Bについては、白色LED40,白色LED50,赤色LED60の各個数が6,8,4であったが、赤色の再現性を少し抑える必要があるときには、例えば、白色LED40,白色LED50,赤色LED60の各個数を6、9、3にすると良い。このように設計変更された第4変形例のものをLED照明器具1Dとする。LED照明器具1Dを図11及び図12を参照して説明する。
なお、白色LED40については、白色LED40a,40b,40c,40d,40e,40fとして、白色LED50については、白色LED50a,50b,50c,50d,50e,50f,50g,50h,50iとして、赤色LED60については、赤色LED60a,60b,60cとして各々表すものとする。
各LED40、50、60の具体的な配置については図11に示されている通りである。即ち、3個の赤色LED60a,60b,60c及び3個の白色LED50g,50h,50iが中心位置に一定パターンで等間隔に配置され、当該赤色LED60a〜60c及び白色LED50g〜50iの周りに白色LED40a,40b,40c,40d,40e,40f及び白色LED50a,50b,50c,50d,50e,50fが一定パターンで等間隔に並べて配列されたものがある。内側の赤色LED60a,60b,60c及び白色LED50g,50h,50iの配列については、白色LED50、赤色LED60を順次的に並べ、このパターンを3回繰り返すという内容になっている。また、外側の白色LED40a,40b,40c,40d,40e,40f及び白色LED50a,50b,50c,50d,50e,50fの配列については、2個の白色LED40、2個の白色LED50を順次的に並べ、このパターンを3回繰り返すという内容になっている。
本実施形態では、白色LED40の合計光束が529.2[lm]、白色LED50の合計光束が873.0[lm]、赤色LED60の合計光束が90[lm]にされている。よって、白色LED40と白色LED50と赤色LED60との間の光束混合比については、6:10:1近傍となり、照明器具としての全光束については、1492[lm]である。
上記のように構成されたLED照明器具1Dの分光分布については図12に示す通りであり、演色性評価数(Ra,R1〜R15)については表9に示す通りである。また、色度座標(x,y)、色温度(Tcp)及びduvについては表10に示す通りである。よって、LED照明器具1Dについては、赤色の再現性が少し抑えられている点を除いて、図7及び図8に係るLED照明器具1Bと同様の効果が得られる。
Figure 0005188540
Figure 0005188540
なお、本発明に係るLED照明器具は上記実施形態に限定されず、色温度が異なる複数の白色LED及び赤色LEDを使用し、各LEDから放射された光が混光するように各LEDが並べて配設された構成である限り、白色LED及び赤色LEDの個数、色温度、波長、配列、光束混合比等については、照明対象等に応じて適宜設計変更すれば良い。また、配光制御レンズについては、省略が可能である。さらに、色温度が異なる複数の白色LED、赤色LEDに流れる各駆動電流を独立して調整可能なように電源回路を中心に設計変更しても良い。
1 LED照明器具
10 器具本体
20 LEDモジュール
30 基板
40 白色LED(第1の白色LED)
50 白色LED(第2の白色LED)
60 赤色LED
70 配光制御レンズ

Claims (9)

  1. 異なる色温度を有した第1、第2の白色LEDと、赤色LEDとを備え、前記各LEDから放射された光が混光するように各LEDが並べて配設され、各LEDの配置は、赤色LEDが中心位置に配置され、第1、第2の白色LEDが当該赤色LEDの周りに一定パターンで等間隔に並べて配列されていることを特徴とするLED照明器具。
  2. 請求項1記載のLED照明器具において、第1、第2の白色LEDの色温度が約3000K、約4000Kであり、赤色LEDのピーク波長が625nm近傍であり、第1の白色LEDと第2の白色LEDと赤色LEDとの間の光束混合比が9:10:1近傍にされていることを特徴とするLED照明器具。
  3. 異なる色温度を有した第1、第2の白色LEDと、赤色LEDとを備え、前記各LEDから放射された光が混光するように各LEDが並べて配設され、各LEDの配置は、第1の白色LEDが中心位置に配置され、第2の白色LED及び赤色LEDが当該第1の白色LEDの周りに一定パターンで等間隔に並べて配列されていることを特徴とするLED照明器具。
  4. 請求項記載のLED照明器具において、第1、第2の白色LEDの色温度が約3000K、約4000Kであり、赤色LEDのピーク波長が625nm近傍であり、第1の白色LEDと第2の白色LEDと赤色LEDとの間の光束混合比が3.0〜4.5:6.5:1近傍にされていることを特徴とするLED照明器具。
  5. 異なる色温度を有した第1、第2の白色LEDと、赤色LEDとを備え、前記各LEDから放射された光が混光するように各LEDが並べて配設され、各LEDの配置は、p個の赤色LED及びq(q<p)個の第2の白色LEDが中心位置に等間隔に配置され、当該赤色LED及び第2の白色LEDの周りに第1の白色LED及び他の第2の白色LEDが一定パターンで等間隔に並べて配列されていることを特徴とするLED照明器具。
  6. 請求項記載のLED照明器具において、第1、第2の白色LEDの色温度が約3000K、約4000Kであり、赤色LEDのピーク波長が625nm近傍であり、第1の白色LEDと第2の白色LEDと赤色LEDとの間の光束混合比が4.5:11:1近傍にされていることを特徴とするLED照明器具。
  7. 異なる色温度を有した第1、第2の白色LEDと、赤色LEDとを備え、前記各LEDから放射された光が混光するように各LEDが並べて配設されており、各LEDの配置は、r個の赤色LED及びr個の第2の白色LEDが中心位置に一定パターンで等間隔に配置され、当該赤色LED及び第2の白色LEDの周りに第1の白色LED及び他の第2の白色LEDが一定パターンで等間隔に並べて配列されていることを特徴とするLED照明器具。
  8. 請求項記載のLED照明器具において、第1、第2の白色LEDの色温度が約3000K、約4000Kであり、赤色LEDのピーク波長が625nm近傍であり、第1の白色LEDと第2の白色LEDと赤色LEDとの間の光束混合比が6:10:1近傍にされていることを特徴とするLED照明器具。
  9. 請求項1、3、5又は7記載のLED照明器具において、前記LEDの前方位置に配設された配光制御レンズを更に備えていることを特徴とするLED照明器具。
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