JP5187687B2 - 圧電素子、圧電センサ、圧電素子の製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の一実施の形態について図1〜図9に基づいて説明すると以下の通りである。
〔実施の形態2〕
本発明の別の実施の形態について図10に基づいて説明すると以下の通りである。
〔実施の形態3〕
本発明の別の実施の形態について説明すると以下の通りである。
1:外径7mm、内径5mmであって、一端が閉じた円筒状の筐体に基準素子を1個だけ組み込んだ圧電センサ。
の各圧電センサについて、90ccのツーストロークエンジンに当該圧電センサを取り付け、約1500回転毎分でエンジンを運転した場合における出力及び発生電荷を計測した。
2 筐体
3、31、32 絶縁板
4 信号線付電極
5 圧電素子
6 押し金具
7 絶縁管
8a、8b 貫通孔
18 壁面
28a 表面
28b 側面
41 信号線
51 基板
52 AlN素子膜(圧電薄膜部)
53、53´ 金属箔電極(電極部、金属箔電極部材)
81 円孔部
82 突起部
83 先端部分
100 治具
101 管部(ワイヤ部材)
102 キャップ(蓋部材)
110 治具本体
531 孔部
532 環状部(圧電薄膜被覆部)
533、533´ 突出部
Claims (17)
- 表面に貫通孔が形成された金属製の基板と、
自身に加えられた圧力に応じて電荷を発生するものであり、上記貫通孔の少なくとも壁面を除く、上記基板の全面に成膜されている圧電薄膜部と、
導電性を有しており、上記圧電薄膜部に被覆されている電極部と、を備え、
上記貫通孔は、円孔部の壁面に突起部が形成された孔であることを特徴とする圧電素子。 - 表面に貫通孔が形成された金属製の基板と、
自身に加えられた圧力に応じて電荷を発生するものであり、上記貫通孔の少なくとも壁面を除く、上記基板の全面に成膜されている圧電薄膜部と、
導電性を有しており、上記圧電薄膜部に被覆されている電極部と、を備え、
上記電極部は、金属箔電極部材により構成されており、
上記金属箔電極部材は、
上記圧電薄膜部が成膜された基板における一方の表面に被覆されている圧電薄膜被覆部と、
上記圧電薄膜被覆部から突出して形成されており、上記圧電薄膜部が成膜された基板における一方の表面側から他方の表面側へと折り曲げられることで、上記金属箔電極部材自身を当該圧電薄膜部が成膜された基板に固定している突出部と、を有していることを特徴とする圧電素子。 - 上記電極部は、金属箔電極部材により構成されており、
上記金属箔電極部材は、
上記圧電薄膜部が成膜された基板における一方の表面に被覆されている圧電薄膜被覆部と、
上記圧電薄膜被覆部から突出して形成されており、上記圧電薄膜部が成膜された基板における一方の表面側から他方の表面側へと折り曲げられることで、上記金属箔電極部材自身を当該圧電薄膜部が成膜された基板に固定している突出部と、を有していることを特徴とする請求項1に記載の圧電素子。 - 上記突出部が、上記基板における他方の表面側に成膜された圧電薄膜部の全面もしくは略全面に被覆されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の圧電素子。
- 上記金属箔電極部材を2枚有しており、
上記2枚の金属箔電極部材におけるそれぞれの圧電薄膜被覆部は、上記圧電薄膜部が成膜された基板において、互いに異なる表面に被覆されており、かつ、
上記2枚の金属箔電極部材の一方における突出部は、上記2枚の金属箔電極部材の他方における圧電薄膜被覆部に被覆されるように折り曲げられており、
上記2枚の金属箔電極部材の他方における突出部は、上記2枚の金属箔電極部材の一方における圧電薄膜被覆部に被覆されるように折り曲げられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の圧電素子。 - 金属製の基板と、
自身に加えられた圧力に応じて電荷を発生するものであり、上記基板の少なくとも側面を除く、当該基板の全面に成膜されている圧電薄膜部と、
導電性を有しており、上記圧電薄膜部に被覆されている電極部と、を備え、
上記基板の表面、上記圧電薄膜部、及び上記電極部を貫通するように貫通孔が設けられており、
上記貫通孔の壁面が上記電極部からなっており、上記基板の上記側面に突起が設けられていることを特徴とする圧電素子。 - 上記基板の一方の表面に成膜された圧電薄膜部にのみ、上記電極部が被覆されていることを特徴とする請求項6に記載の圧電素子。
- 自身に加えられた圧力に応じて電荷を発生する圧電素子が、筐体内部に設けられており、
上記電荷が供給される信号線が、上記圧電素子に形成された貫通孔を通じて上記筐体外部に引き出されており、
上記圧電素子は、
表面に上記貫通孔が形成された金属製の基板と、
上記電荷を発生するものであり、自身が上記信号線と離間されるように、上記貫通孔の少なくとも壁面を除く、上記基板の全面に成膜されている圧電薄膜部と、
導電性を有しており、上記圧電薄膜部に被覆されている電極部と、を備えるものであり、
上記信号線が上記貫通孔の壁面と接触されており、上記筐体が上記電極部と導通されており、上記基板と当該電極部とが上記圧電薄膜部により絶縁されていることを特徴とする圧電センサ。 - 上記貫通孔は、口径が上記信号線の直径よりも長い円孔部の壁面に、当該円孔部の壁面に対して垂直となる面における中心と、当該面における自身の先端部分との距離が、上記信号線の半径よりも短い突起部が形成された孔であることを特徴とする請求項8に記載の圧電センサ。
- 上記電極部は、金属箔電極部材により構成されており、
上記金属箔電極部材は、
上記圧電薄膜部が成膜された基板における一方の表面に被覆されている圧電薄膜被覆部と、
上記圧電薄膜被覆部から突出して形成されており、上記圧電薄膜部が成膜された基板における一方の表面側から他方の表面側へと折り曲げられることで、上記金属箔電極部材自身を当該圧電薄膜部が成膜された基板に固定している突出部と、を有していることを特徴とする請求項8又は9に記載の圧電センサ。 - 上記突出部が、上記基板における他方の表面側に成膜された圧電薄膜部の全面もしくは略全面に被覆されていることを特徴とする請求項10に記載の圧電センサ。
- 上記金属箔電極部材を2枚有しており、
上記2枚の金属箔電極部材におけるそれぞれの圧電薄膜被覆部は、上記圧電薄膜部が成膜された基板において、互いに異なる表面に被覆されており、かつ、
上記2枚の金属箔電極部材の一方における突出部は、上記2枚の金属箔電極部材の他方における圧電薄膜被覆部に被覆されるように折り曲げられており、
上記2枚の金属箔電極部材の他方における突出部は、上記2枚の金属箔電極部材の一方における圧電薄膜被覆部に被覆されるように折り曲げられていることを特徴とする請求項10に記載の圧電センサ。 - 自身に加えられた圧力に応じて電荷を発生する圧電素子が、筐体内部に設けられており、
上記電荷が供給される信号線が、上記圧電素子に形成された貫通孔を通じて上記筐体外部に引き出されており、
上記圧電素子は、
金属製の基板と、
自身に加えられた圧力に応じて電荷を発生するものであり、自身が上記筐体と離間されるように、上記基板の少なくとも側面を除く、当該基板の全面に成膜されている圧電薄膜部と、
導電性を有しており、上記圧電薄膜部に被覆されている電極部と、を備え、
上記基板の表面、上記圧電薄膜部、及び上記電極部を貫通するように貫通孔が設けられており、
上記貫通孔の壁面が、上記電極部からなっているものであり、
上記信号線が上記電極部と導通されており、上記筐体が上記基板の側面と接触されており、当該基板と当該電極部とが上記圧電薄膜部により絶縁されていることを特徴とする圧電センサ。 - 上記圧電素子は、
上記基板の一方の表面に成膜された圧電薄膜部にのみ、上記電極部が被覆されていることを特徴とする請求項13に記載の圧電センサ。 - 上記圧電素子が、上記筐体内部に複数個積層されていることを特徴とする請求項8〜14のいずれか1項に記載の圧電センサ。
- 表面に貫通孔が形成された金属製の基板と、自身に加えられた圧力に応じて電荷を発生するものであり、当該貫通孔を通じる信号線が当該基板と接触するように、当該基板に成膜されている圧電薄膜部と、を備える圧電素子の製造方法であって、
上記貫通孔よりも大きな面を有する治具本体と、当該治具本体における貫通孔よりも大きな面から伸びており、上記貫通孔を通ずることが可能なワイヤ部材と、を備える治具を用意する第1の工程と、
上記貫通孔の一端側から上記ワイヤ部材を挿入すると共に、上記治具本体に上記基板を載置して、当該基板を上記治具に装着する第2の工程と、
上記ワイヤ部材を中空の蓋部材に挿入すると共に、当該蓋部材と上記治具本体とにより上記基板を圧着固定する第3の工程と、
上記第3の工程により、上記基板を圧着固定した上記治具を、成膜装置に装着する第4の工程と、
上記成膜装置により、上記基板に、上記圧電薄膜部を成膜する第5の工程と、を含むことを特徴とする圧電素子の製造方法。 - 上記貫通孔の他端側から上記ワイヤ部材を挿入すると共に、上記治具本体に上記基板を載置して、当該基板を上記治具に装着する第6の工程と、
上記第6の工程の後に、上記第3の工程〜上記第5の工程を順次実施する第7の工程と、をさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の圧電素子の製造方法。
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