JP5187070B2 - エンジンのインテークマニホールド - Google Patents
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Description
近年、インテークマニホールドを介して気筒の燃焼室に導入されるEGRガスの量は増加する傾向にあり、これを適切に各気筒に分配する必要性が一層高まりつつある。この発明によれば、こうしたEGRガスを各気筒に対してより均等に導入することができ、EGRガスの各気筒に対する良好な分配性を確保することができるようになるため、NOx排出量を好適に低減することができるようになる。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のエンジンのインテークマニホールドにおいて、前記被組付部品は前記エンジンの一部を構成するヘッドカバーであり、該ヘッドカバーの上部に取り付けられることを要旨とする。
(1)工具挿通部42は、インテークマニホールド17がヘッドカバー32の上部に取付けられた状態において、ボルトBが締付けられる位置と重合するようになっており、ヘッドカバー32をシリンダヘッド18に組み付ける際に用いる工具が挿通可能となっている。よって、工具挿通部42に工具を挿通することにより、インテークマニホールド17との干渉を避けつつ、ヘッドカバー32をシリンダヘッド18に組み付ける作業を行うことができる。また、EGRガスは集合管17aにおける工具挿通部42の外周壁42aと衝突し、吸入空気の乱流の影響も受けながら、外周壁42aを避けるようにして集合管17a内において分散する。その結果、各気筒21に対するEGRガスの導入量のばらつきを低減してEGRガスの良好な分配性を確保することができるようになる。さらに、本実施形態においては、工具挿通部42を利用してEGRガスの分配を行う為、EGRガスの混合促進を図る為だけの構造の追加を必要とせず、吸気抵抗の増加も抑制できる。
○ 図4に示す実施形態では、集合管17aの内部における工具挿通部42の外周壁42aの一部には、各気筒21のうち、ガス取入口41から流入するEGRガスの流入方向とは逆方向の端に位置する気筒21(図4の紙面最上部に位置する気筒)に対して傾斜方向が指向する斜状壁42bが形成されている。各気筒21のうち、ガス取入口41から流入するEGRガスの流入方向とは逆方向の端に位置する気筒21に対するEGRガスの導入量が少なくなる傾向があるが、こうした場合であっても、斜状壁42bによってその気筒21に対してEGRガスを指向させることができる。したがって、前記気筒21に対するEGRガスの導入量を好適に確保することができ、EGRガスの各気筒21に対する良好な分配性を確保することができるようになる。
○ 混合ガスは、EGRガスに限らず、例えば、PCV(Positive Crankcase Ventilation)装置のブローバイガスや、燃料タンクからの燃料蒸発に由来する燃料蒸気、すなわち蒸発燃料処理装置のパージガスであってもよい。
○ 本発明は、直列3気筒エンジンに限られるものではなく、複数の気筒を備えるエンジンであれば、その気筒配列や気筒数が異なるエンジンに適用するようにしてもよい。また、ディーゼルエンジンに限らず、ガソリンエンジンのインテークマニホールドに本発明を適用することもできる。
(1)前記混合ガスはPCV装置のブローバイガスである請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のエンジンのインテークマニホールド。
Claims (7)
- 吸入空気とは別の混合ガスを取り入れるための混合ガス取入口が形成された集合管と、同集合管の下流側で複数に分岐してエンジンの各気筒に接続される分岐管と、を備えたエンジンのインテークマニホールドにおいて、
前記集合管には、これを貫通してエンジンルーム内の被組付部品を組み付けるための工具が挿通可能な筒状の工具挿通部が形成されるとともに、該工具挿通部は前記混合ガス取入口から前記集合管に流入する前記混合ガスの流線上にて、前記混合ガスが吸入空気との合流後に衝突する位置に配設されてなる
ことを特徴とするエンジンのインテークマニホールド。 - 請求項1に記載のエンジンのインテークマニホールドにおいて、
前記工具挿通部の前記集合管内部における外周には全気筒のうち特定の気筒に傾斜方向が指向する斜状壁が形成されてなる
ことを特徴とするエンジンのインテークマニホールド。 - 請求項2に記載のエンジンのインテークマニホールドにおいて、
前記斜状壁は、前記混合ガス取入口に最も近接する上流位置で接続されるとともに下流側で離間する楔形状を呈して異なる気筒にそれらの傾斜方向が指向する一対の斜状壁により構成される
ことを特徴とするエンジンのインテークマニホールド。 - 請求項3に記載のエンジンのインテークマニホールドにおいて、
前記一対の斜状壁は、全気筒のうちそれらの配列方向において両端に位置する各気筒にそれらの傾斜方向が指向してなる
ことを特徴とするエンジンのインテークマニホールド。 - 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のエンジンのインテークマニホールドにおいて、
前記工具挿通部は前記工具が挿通される挿通部が前記工具の挿通方向と直交する方向に拡張されて同直交方向における前記工具の遊動を可能とする遊動空間を有してなる
ことを特徴とするエンジンのインテークマニホールド。 - 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のエンジンのインテークマニホールドにおいて、
前記混合ガスはEGRガスである
ことを特徴とするエンジンのインテークマニホールド。 - 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のエンジンのインテークマニホールドにおいて、
前記被組付部品は前記エンジンの一部を構成するヘッドカバーであり、該ヘッドカバーの上部に取り付けられることを特徴とするエンジンのインテークマニホールド。
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