JP2010150927A - 内燃機関の排気ガス再循環装置 - Google Patents

内燃機関の排気ガス再循環装置 Download PDF

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Abstract

【課題】内燃機関の排気ガス再循環装置において、内燃機関本体からの吸気の吹き返しが生じた場合でも、カーボンやオイル等の付着によりEGR導入路に詰まりが発生することを防止する。
【解決手段】排気ガス再循環装置1は、シリンダヘッド2と吸気マニホールド51との間に介装され、エンジンへの吸気流が通過する吸気通路20と、当該吸気通路にEGRガスを導入するEGR導入路32とを有するEGRプレート4を備え、EGR導入路は、吸気マニホールドに向けて吸気通路の上部に開口するとともに、その開口端49に向けて断面積が増大する構成とした。
【選択図】図7

Description

本発明は、内燃機関の排気ガスの一部を吸気側に再循環させる排気ガス再循環装置に関する。
内燃機関(例えば、自動車のエンジン)では、燃費向上や排気ガス中のNOx低減等の目的で排気ガスの一部(以下、EGR(Exhaust Gas Recirculation)ガスという。)を吸気側に再循環させる排気ガス再循環装置(以下、EGR装置という。)が搭載されたものが普及している。
この種のEGR装置においては、EGRガスを吸気通路に導入するための導入孔の詰まりを防止するための技術が開発されており、例えば、吸気マニホールドとシリンダヘッドの間に配置されたプレート部材によってEGRガスおよびブローバイガスの分配路をそれぞれ構成するとともに、ブローバイガスの分配路出口(ブローバイガス導入口)をEGRガスの分配路出口(EGRガス導入口)よりも吸気流の下流側に開口させたものが知られている(特許文献1参照)。これによると、エンジンにおける吸気通路周辺の構造を簡素化しつつ、ブローバイガスに混入したオイル成分の炭化等によるEGRガスの分配路出口の詰まりを防止することが可能となる。
特開2008−75522号公報
ところで、例えば、4ストロークエンジンにおいて、吸気行程の開始時に吸気バルブと排気バルブとがともに開状態にある場合(バルブオーバーラップ時)や、圧縮行程の開始時に吸気バルブが完全に閉状態となってない場合には、シリンダヘッド側から吸気マニホールド側に吸気の吹き返し(吸気の一部の逆流)が生じ得る。しかしながら、上記特許文献1に記載された従来技術では、EGRガスの分配路出口が吸気の主流付近に形成されているため、そのような吸気の吹き返しが生じると、EGRガスの分配路出口にEGRガス中のカーボンやブローバイガス中のオイル等が付着し、EGRガスの分配路出口に詰まりが生じるという課題があった。
本発明は、このような従来技術の課題を鑑みて案出されたものであり、内燃機関本体からの吸気の吹き返しが生じた場合でも、カーボンやオイル等の付着によりEGR導入路に詰まりが発生することを防止する内燃機関の排気ガス再循環装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、内燃機関の排ガス再循環に供される排気ガス再循環装置(1)であって、内燃機関本体(2)と吸気管(51)との間に介装され、前記吸気管から前記内燃機関本体への吸気流が通過する吸気通路(20)と、当該吸気通路に排気ガスを導入するEGR導入路(32)とを有するEGR導入部材(4)を備え、前記EGR導入路は、前記吸気管に向けて前記吸気通路の上部に開口するとともに、その開口端(49)に向けて断面積が増大する構成とする。
また、第2の発明は、前記内燃機関は、複数の気筒を列状に配置してなる多気筒内燃機関であり、前記EGR導入部材は、各気筒に対応して前記吸気通路(20a〜20d)が複数設けられるとともに、当該吸気通路に対応して前記EGR導入路(32a〜32d)が複数設けられ、当該各EGR導入路が接続されるEGRチャンバ(31)を有する構成とすることができる。
また、第3の発明は、前記EGR導入路は、前記EGRチャンバにおける前記吸気管側の端面近傍に形成される構成とすることができる。
また、第4の発明は、前記EGR導入路は、その軸方向に沿って前記開口端から延長した仮想通路が前記吸気通路の前記吸気管側の開口(53)内を通過する構成とすることができる。
また、第5の発明は、前記EGR導入部材は、前記吸気通路にブローバイガスを導入するブローバイガス導入路(35)を更に有し、前記ブローバイガス導入路は、前記EGR導入部材の前記内燃機関本体側の端面に形成された構成とすることができる。
上記第1の発明によれば、吸気通路の上部に開口するEGR導入路を、吸気管(即ち、吸気流の上流側)に向けるとともに、開口端に向けて断面積が増大する構成としたため、内燃機関本体からの吸気の吹き返しが生じた場合でも、カーボンやオイル等の付着によりEGR導入路に詰まりが発生することを防止することが可能となる。また、第2の発明によれば、複数のEGR導入路が接続されるEGRチャンバを設けることで、排気ガスを吸気通路に対して均等に分配することができるため、EGR導入路の詰まりの発生をより効果的に防止することが可能となる。また、第3の発明によれば、EGR導入路の開口が内燃機関本体からより離間した位置に配置されるため、EGR導入路の詰まりの発生をより効果的に防止することが可能となる。また、第4の発明によれば、吸気通路の開口を介してEGR導入路を容易に加工することができるため、製作コストを低減することが可能となる。また、第5の発明によれば、簡易な構成により、ブローバイガス導入路の開口をEGR導入路の開口から離間した位置に配置することができ、ブローバイガス中のオイル等の付着によるEGR導入路の詰まりの発生をより効果的に防止することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。説明にあたり、方向を示す用語「前」、「後」、「上」、「下」、「左」、「右」等については、特に断り書きのない限り図1に示す矢印の方向に従うものとする。また、エンジンの各気筒(ここでは、4気筒)に対応して配置された部材、即ち、吸気ポート等については、それぞれ数字の符号に添字(a〜d)を付して、例えば、吸気ポート10a〜10d(ただし、総称する場合には、吸気ポート10)と記す。
図1は本発明の実施形態に係るEGR装置の分解斜視図であり、図2〜図4はそれぞれ図1のEGR装置に用いられるEGRプレートの正面図、背面図および図3中のIV−IV断面図であり、図5および図6はそれぞれ図1のEGR装置に用いられるガスケットの正面図および背面図である。
EGR装置1は、自動車用の直列4気筒4ストロークエンジン(内燃機関)に搭載され、エンジンの排気ガスの一部を吸気側に再循環させる装置であり、シリンダブロック(図示せず)の上部に結合されるシリンダヘッド2に設けられた吸気接続部3と、この吸気接続部3と吸気マニホールド51(図7参照)との間に介装されるEGRプレート4およびガスケット5と、エンジンの運転状態に応じてEGRガスの流量を調整するEGR弁6とを主として備える。
シリンダヘッド2の吸気接続部3には、エンジンの各気筒に対応する4つの吸気ポート10a〜10dが左右方向に所定間隔をおいて配置されている。また、吸気接続部3には、シリンダヘッドからEGR弁6に向けてEGRガスを排出するEGR排出孔11と、EGR弁6で調量されたEGRガスが流入するEGR流入孔12と、このEGR流入孔12に連通されるとともに、吸気ポート10の上方において左右方向に略直線状に延在するEGR流入溝13とが設けられている。吸気ポート10は、略円形の開口を有し、この開口の左右一方側にはブローバイガスを吸気に導入するためのブローバイ導入溝14a〜14dが延設されている。また、吸気接続部3の周縁部には、EGRプレート4およびガスケット5をボルト締結するための複数のボルト孔15と、EGR弁6をボルト締結するための複数のボルト孔16とが設けられている。
EGRプレート4は、金属製のプレート状部材であり、図2にも示すように、吸気マニホールドからシリンダヘッド2への吸気流が通過する吸気通路20a〜20dが、吸気接続部3の各吸気ポート10a〜10dに対応して配置されている。また、EGRプレート4の周縁部には、吸気接続部3のEGR排出孔11およびEGR流入孔12にそれぞれ対応して配置された貫通孔21,22と、吸気接続部3のボルト孔15,16にそれぞれ対応して配置された貫通孔23,24とが設けられている。また、EGRプレート4の前面側の中央下部付近には、ブローバイガス供給用の配管(図示せず)が接続されるブローバイ流入パイプ25が突設されている。
図3に示すように、EGRプレート4の後面側には、略方形の開口を有する2つのEGRスロット30L,30Rが、正面視において吸気接続部3のEGR流入溝13に重なる位置に設けられている。両EGRスロット30L,30Rは、図4にも示すように、EGRプレート4内に設けられたEGRチャンバ31の入口を構成する。EGRチャンバ31は、吸気通路20aの上方から吸気通路20dの上方にわたって延在する略直方体状の内部空間として形成され、その底部前端に開口する4つのEGR導入路32a〜32dによって各吸気通路20と連通されている。
また、図3に示すように、EGRプレート4の後面側には、ブローバイ流入パイプ25と連通されるブローバイ分配溝35が設けられている。ブローバイ分配溝35は、ブローバイ流入パイプ25が開口するとともに、中央の2つの吸気通路20b,20cの下方において左右方向に延在する上流部36と、この上流部36に接続される吸気通路20a,20bの間および吸気通路20c,20dの間において左右方向に延在する2つの下流部37,38とを有する。EGR装置1の正面視において、下流部37は吸気接続部3のブローバイ導入溝14a,14bと重なる位置に配置され、また、下流部38はブローバイ導入溝14c,14dと重なる位置に配置される。
ガスケット5は、金属製の比較的薄いプレート状部材であり、図1に示すように、吸気接続部3とEGRプレート4との間に介装される。図5にも示すように、ガスケット5では、吸気流が通過する吸気用開口40a〜40dが、吸気接続部3の各吸気ポート10a〜10dおよびEGRプレート4の吸気通路20a〜20dに対応して配置されている。また、ガスケット5の周縁部には、吸気接続部3のEGR排出孔11およびEGR流入孔12にそれぞれ対応して配置された貫通孔41,42と、吸気接続部3のボルト孔15,16にそれぞれ対応して配置された貫通孔43,44とが設けられている。更に、ガスケット5では、EGRガスの分配に供されるEGR分配孔45L,45Rが、正面視においてEGRプレート4のEGRスロット30L,30R(図5中に二点鎖線で示す)とそれぞれ重なる位置、ならびに背面視において吸気接続部3のEGR流入溝13(図6中に二点鎖線で示す)と重なる位置に設けられている。EGR分配孔45Lの開口面積は、EGR分配孔45Rに比べて大きく設定されており、これにより、EGRチャンバ31へのEGRガスの十分な流入量を得るとともに、各気筒へのEGRガスの流入量が均一化される。
また、図6に示すように、ガスケット5では、ブローバイガスの導入に供されるブローバイ導入孔50a〜50dが、吸気接続部3のブローバイ導入溝14a〜14d(図6中に二点鎖線で示す)と重なる位置にそれぞれ設けられている。ブローバイ導入孔50の開口面積は、吸気接続部3のブローバイ導入溝14よりも小さく設定されており、これにより、吸気ポート10に対するブローバイガスの導入量が調整される。ブローバイ導入孔50a,50bおよびブローバイ導入孔50c,50dの位置は、それぞれ正面視においてEGRプレート4のブローバイ分配溝35(図5中に二点鎖線で示す)の下流部37,38の左右端部に重なる。
図7は図1のEGR装置の模式的な断面図であり、図8は図7のEGR導入路の構造を示す模式的な拡大図である。
図7に示すように、EGR導入路32は、EGRチャンバ31下面における吸気マニホールド51側の端面近傍に形成され、吸気通路20の上部に開口する。吸気マニホールド51は、吸気通路20に連なる管路52を有している。また、EGR導入路32は、その通路軸Xが吸気マニホールド51側(即ち、吸気流の上流側)に向けられるとともに、通路軸Xの方向に沿って開口端49から延長した仮想通路32Vが、吸気通路20の吸気マニホールド51側の開口53内を通過するように形成される。また、図8に示すように、EGR導入路は、その開口端49に向けて断面積が増大するように、上流側に位置する断面積の小さい縮径部55と、下流側に位置するより断面積の大きい拡径部56とを有している。
なお、上記EGR導入路32の断面積を増大させる構成は、図8に示すものに限らず、例えば、図9に示すように、EGR導入路32の断面が、下流側(即ち、EGRチャンバ31側)から開口端49に向けて徐々に拡大するテーパ状をなすようにしてもよい。
図10および図11はそれぞれ図1のEGR装置におけるEGRガスおよびブローバイガスの流れを説明する模式図である。ここでは、説明の便宜上、図1と同様の分解斜視図にEGRガスまたはブローバイガスの流れ経路を矢印で示すものとする。
図10に示すように、シリンダヘッド2における吸気接続部3のEGR排出孔11から排出されたEGRガスは、EGR弁6により流量を調整された後、EGR流入孔12から再び吸気接続部3に流入する。このとき、EGR弁6の開度は、エンジンの運転状態に応じて制御される。その後、EGRガスは、吸気接続部3のEGR流入溝13に流入し、更に、ガスケット5のEGR分配孔45L,45RおよびEGRプレート4のEGRスロット30L,30R(図3参照)を通ってEGRチャンバ31に流入する。EGRチャンバ31内のEGRガスは、EGR導入路32(図5参照)によって各吸気通路20内に導入される。
この場合、図7,図8に示したように、EGR導入路32を、吸気通路20の上部に開口させたため、エンジン(シリンダヘッド2)からの吸気の吹き返しが生じた場合でも、ブローバイガス中に含まれる比重の高いオイル等の大半は吸気通路20の下部を流れ、これにより、オイル等がEGR導入路32付近に付着することを抑制できる。また、EGR導入路32を、その通路軸Xが吸気マニホールド51側に向けた構成としたため、エンジンからの吸気の吹き返しが生じた場合でも、EGRガス中のカーボンやブローバイガス中のオイル等がEGR導入路32内に流れ込むことを抑制できる。また、EGR導入路を、その開口端49に向けて断面積が増大する構成としたため、仮にカーボンやオイル等がEGR導入路32の開口端49周辺に付着した場合でも、必要な流路面積を確保することが容易となる。従って、EGR導入路に詰まりが発生することを防止することが可能となる。なお、EGR導入路32の下流側に縮径部(絞り部)55を設けた(即ち、EGR導入路32全体を拡径した構成ではない)ため、EGRガスの流量を適切に調整することができるという利点もある。
また、複数のEGR導入路32が接続されるEGRチャンバ31を設けたため、EGRガスを吸気通路20に対して均等に分配することが可能となり、EGR導入路32の詰まりの発生をより効果的に防止することができる。
また、EGR導入路32を、吸気通路20における吸気マニホールド51側に開口させたため、EGR導入路32の開口をエンジン(シリンダヘッド2)から離間させて、EGR導入路32の詰まりの発生をより効果的に防止することができる。
また、EGR導入路32は、その通路軸Xの方向に沿って開口端49から延長した仮想通路32Vが、吸気通路20の吸気マニホールド51の開口53内を通過するように構成したため、吸気通路20の開口53を介してEGR導入路32を容易に加工することが可能となり、製作コストを低減することができる。この場合、例えば、アルミダイカストによりEGRプレート4を鋳造した後、ドリルを用いて吸気マニホールド51の開口53からEGR導入路32を穿設することができる。
図11に示すように、ブローバイ流入パイプ25から流入したブローバイガスは、EGRプレート4のブローバイ分配溝35(図3参照)の上流部36に流入する。その後、ブローバイガスは、ブローバイ分配溝35の下流部37,38からガスケット5のブローバイ導入孔50a〜50dを通って吸気接続部3のブローバイ導入溝14a〜14dに流入し、各吸気通路20に導入される。
この場合、EGRプレート4において、ブローバイガスを吸気通路20に導入するためのブローバイ分配溝35をエンジン側端面(背面)に形成したため、EGRガスを導入するEGR導入路32とブローバイガスを導入するブローバイ導入溝14とを簡易な構成により離間させることができ、ブローバイガス中のオイル等の付着によるEGR導入路32の詰まりの発生をより効果的に防止することが可能となる。
本発明を特定の実施形態に基づいて詳細に説明したが、これらの実施形態はあくまでも例示であって本発明はこれらの実施形態によって限定されるものではない。例えば、本発明に係る排気ガス再循環装置は、自動車用の直列4気筒4ストロークエンジンに限らず、排気ガスの一部を吸気側に再循環させる任意の内燃機関に適用することが可能である。
実施形態に係るEGR装置の分解斜視図 実施形態に係るEGRプレートの正面図 実施形態に係るEGRプレートの背面図 図3中のIV−IV断面図 実施形態に係るガスケットの正面図 実施形態に係るガスケットの背面図 実施形態に係るEGR装置の断面図 図7のEGR導入路の構造を示す拡大図 図8のEGR導入路の変形例を示す図 図1のEGR装置におけるEGRガスの流れの説明図 図1のEGR装置におけるブローバイガスの流れの説明図
符号の説明
1 EGR装置
2 シリンダヘッド
3 吸気接続部
4 EGRプレート
5 ガスケット
6 EGR弁
10 吸気ポート
11 EGR排出孔
12 EGR流入孔
13 EGR流入溝
14 ブローバイ導入溝
20 吸気通路
25 ブローバイ流入パイプ
30 EGRスロット
31 EGRチャンバ
32 EGR導入路
35 ブローバイ分配溝
40 吸気用開口
42L,42R ブローバイ分配孔
45 EGR分配孔
49 開口端(EGR導入路)
50 ブローバイ導入孔
51 吸気マニホールド
53 開口(吸気通路)
55 縮径部
56 拡径部

Claims (5)

  1. 内燃機関の排ガス再循環に供される排気ガス再循環装置であって、
    内燃機関本体と吸気管との間に介装され、前記吸気管から前記内燃機関本体への吸気流が通過する吸気通路と、当該吸気通路に排気ガスを導入するEGR導入路とを有するEGR導入部材を備え、
    前記EGR導入路は、前記吸気管に向けて前記吸気通路の上部に開口するとともに、その開口端に向けて断面積が増大することを特徴とする排気ガス再循環装置。
  2. 前記内燃機関は、複数の気筒を列状に配置してなる多気筒内燃機関であり、
    前記EGR導入部材は、各気筒に対応して前記吸気通路が複数設けられるとともに、当該吸気通路に対応して前記EGR導入路が複数設けられ、当該各EGR導入路が接続されるEGRチャンバを有することを特徴とする、請求項1に記載の排気ガス再循環装置。
  3. 前記EGR導入路は、前記EGRチャンバにおける前記吸気管側の端面近傍に形成されることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の排気ガス再循環装置。
  4. 前記EGR導入路は、その軸方向に沿って前記開口端から延長した仮想通路が前記吸気通路の前記吸気管側の開口内を通過することを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載の排気ガス再循環装置。
  5. 前記EGR導入部材は、前記吸気通路にブローバイガスを導入するブローバイガス導入路を更に有し、
    前記ブローバイガス導入路は、前記EGR導入部材の前記内燃機関本体側の端面に形成されたことを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載の排気ガス再循環装置。
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