JP5186296B2 - ウェーハの研磨方法及び半導体素子の製造方法 - Google Patents

ウェーハの研磨方法及び半導体素子の製造方法 Download PDF

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本発明は、シリコンウェーハ等のような、ウェーハの表面の凸凹を平坦化するウェーハの研磨方法に関する。
超接合半導体素子として、不純物濃度を高めたn型ドリフト層領域と、p型の仕切り領域を並列かつ交互に繰り返したpn接合構造をもった縦型パワーMOSFETが提案され、実用化されている。
こうした構造のパワーMOSFETでは、pn接合を繰り返し並列に形成しているため、オフ状態の時に、横方向、縦方向共に空乏領域を形成できるため、ドリフト層全体を幅広く空乏化でき、高い耐圧を確保できる。また、この構成であればドリフト層の不純物濃度を高めることができるので、オン抵抗を低減できる。
pn接合構造を並列かつ交互に繰り返した半導体基板を得るには、半導体基板に対しイオン注入工程とエピタキシャル層の成長工程とを繰り返して形成する方法もあるが、微細化が難しく特性の向上に限界があり、また、工程数が増大しやすく、操作が煩雑となり、コスト面にも問題が生じる。これに対し、第1導電型のシリコン単結晶基板の表面にエッチングによりトレンチ(溝)を形成し、該トレンチを第2導電型の充填エピタキシャル層で埋めることで、並列かつ交互に繰り返した構成のpn接合構造を形成する技術が知られている。
このような、トレンチを形成し、エピタキシャル成長によりトレンチを埋める方法では、所定の位置に平坦な鏡面化された表面を確保することが重要となる。しかし、トレンチ部のみをエピタキシャル成長で埋めることは出来ず、それ以外の部分にもエピタキシャル成長が行われ、基板の表面にシリコン単結晶の段差や盛り上がり(オーバーデポ)等が形成される。そのため、エピタキシャル成長後に基板表面を研磨等により、オーバーデポ層を除去し、平坦化する必要がある。
そして、平坦化処理に関して、エピタキシャル成長後の基板表面を化学機械研磨法により研磨することが知られている。しかし、精度良くトレンチの深さを制御する手法に問題が残されていた。それに対し、例えば、特許文献1、特許文献2にトレンチを形成する際のマスク酸化膜を研磨時にストッパーとして基板表面の研磨を行うことが開示されている。また、特許文献3に、研磨時のストッパーは、シリコンがシリコン酸化膜に比べ選択的に研磨されることから、研磨機の回転トルクの変化で研磨の終点を検出する方法が開示されている。
ここで、従来の研磨装置を用いてウェーハの酸化膜上に形成されたオーバーデポ層を研磨する従来の方法について説明する。
図6は、複数のウェーハを同時に研磨する一般的なバッチ式の片面研磨装置を示した概略図である。
図6に示すように、研磨装置120は、主に、研磨ヘッド109、下定盤105、研磨布106、研磨用スラリー噴出口112等を有している。研磨ヘッド109は軸周りに回転可能であり、複数のウェーハ101を保持することができるようになっている。また、下定盤105にはウェーハ101を研磨するための研磨布106が貼付けられている。下定盤105もその軸周りに回転可能となっている。
そして、ウェーハ101を研磨する際には、ウェーハ101のオーバーデポ層が形成された側の面を下方に向け、その上方の面を研磨ヘッド109で保持しながら、研磨ヘッド109及び、下定盤105を回転させ、スラリーを供給しながら、ウェーハ101のオーバーデポ層の面と研磨布106とを摺接させてオーバーデポ層を研磨していく。このとき、オーバーデポ層の下方に形成された酸化膜を研磨ストッパーとして研磨していく。
特開2007−96137号公報 特開2005−57142号公報 特開平9−36073号公報
従来では、ストッパーとして利用する酸化膜の厚さが、例えば800nmと厚い仕様であったため、研磨時間を事前に決めておけば、オーバーデポ層を完全に除去し、研磨の進行を酸化膜で止めることが可能であった。
しかし、近年のデバイスの微細化に伴い、酸化膜の厚さが、例えば200nmと薄くなってきており、従来の酸化膜をストッパーとして研磨する方法では、酸化膜の一部を除去してしまい、さらにシリコン基板表面までも研磨してしまうといった問題があった。
本発明は前述のような問題に鑑みてなされたもので、ウェーハに形成された薄い酸化膜をストッパーとしてオーバーデポ層を研磨して平坦化する場合であっても、生産性を低下させることなく、平坦化の精度を向上することができる研磨方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、第1導電型のシリコンウェーハに、酸化膜をマスクパターンとして形成し、前記酸化膜をマスクとして用いてエッチングによりトレンチを形成し、エピタキシャル成長により第2導電型の領域を前記トレンチ内に成長させて前記トレンチを埋め込み、該エピタキシャル成長により、前記酸化膜上に第2導電型領域のオーバーデポ層が形成されて得られたエピタキシャルウェーハの表面を平坦化するために、下定盤に貼付けられた研磨布と前記ウェーハのオーバーデポ層を摺接させて該オーバーデポ層を研磨し、該研磨したオーバーデポ層の表面が前記酸化膜表面と同じ高さになるまで研磨するウェーハの研磨方法であって、少なくとも、前記ウェーハのオーバーデポ層のある側の面を下方に向け、キャリアのテンプレートで前記ウェーハの外周部を支持しながら前記キャリアで前記ウェーハの上側の面を保持して、前記ウェーハのオーバーデポ層の表面の粗研磨を行う第1の研磨工程と、前記ウェーハのオーバーデポ層の表面を精研磨して、該研磨面を前記酸化膜表面と同じ高さにする第2の研磨工程とを有し、前記第1の研磨工程の開始前での、前記キャリアのテンプレートの下端面から前記ウェーハの前記酸化膜表面までの長さを突出量T1とし、前記第2の研磨工程の開始前での、前記長さを突出量T2とした時、T1>T2を満たすように前記第1の研磨工程の前記テンプレートと前記第2の研磨工程の前記テンプレートを交換し、前記第1の研磨工程と前記第2の研磨工程の切り替えは前記研磨布の温度変化をモニタすることにより行い、前記第1の研磨工程の完了後に前記第2の研磨工程を行うことを特徴とするウェーハの研磨方法を提供する(請求項1)。
このように、少なくとも、前記ウェーハのオーバーデポ層のある側の面を下方に向け、キャリアのテンプレートで前記ウェーハの外周部を支持しながら前記キャリアで前記ウェーハの上側の面を保持して、前記ウェーハのオーバーデポ層の表面の粗研磨を行う第1の研磨工程と、前記ウェーハのオーバーデポ層の表面を精研磨して、該研磨面を前記酸化膜表面と同じ高さにする第2の研磨工程とを有し、前記第1の研磨工程の開始前での、前記キャリアのテンプレートの下端面から前記ウェーハの前記酸化膜表面までの長さを突出量T1とし、前記第2の研磨工程の開始前での、前記長さを突出量T2とした時、T1>T2を満たすように前記第1の研磨工程の前記テンプレートと前記第2の研磨工程の前記テンプレートを交換し、前記第1の研磨工程と前記第2の研磨工程の切り替えは前記研磨布の温度変化をモニタすることにより行い、前記第1の研磨工程の完了後に前記第2の研磨工程を行えば、酸化膜を研磨しすぎて一部のシリコン面を露出させてしまうことを防いで、研磨したオーバーデポ層の表面を酸化膜表面と同じ高さにすることができ、ウェーハに形成された酸化膜が薄い場合でも、生産性を低下させることなく、高精度に平坦化することができる。
このとき、前記ウェーハの突出量T1及びT2を、前記ウェーハの研磨前の厚さをtとしたとき、0.15t〜0.5tとすることが好ましい(請求項2)。
このように、前記ウェーハの突出量T1及びT2を、前記ウェーハの研磨前の厚さをtとしたとき、0.15t以上とすれば、研磨布とキャリアのテンプレートが接触してテンプレートに傷が付くこともなく研磨することができ、0.5t以下とすることで、研磨中にウェーハ側面にかかる応力が大きくなることによって、ウェーハが外れたり、テンプレートが破損したりするのを確実に防ぐことができる。
またこのとき、前記第1の研磨工程と前記第2の研磨工程の切り替えにおいて、前記研磨布の温度が最大時の85%以下となったときに切り替えることができる(請求項3)。
このように、前記第1の研磨工程と前記第2の研磨工程の切り替えにおいて、前記研磨布の温度が最大時の85%以下となったときに切り替えることで、確実に酸化膜の一部を除去することなく、研磨したオーバーデポ層の表面を、より精度良く酸化膜表面と同じ高さにして平坦化することができる。
またこのとき、前記酸化膜の厚さに応じて変化する干渉色によって、前記第2の研磨工程の完了を検出することができる(請求項4)。
このように、前記酸化膜の厚さに応じて変化する干渉色によって、前記第2の研磨工程の完了を検出することで、容易に酸化膜の膜厚を測定することができ、より正確に第2の研磨工程の完了を検出することができる。
またこのとき、前記第1の研磨工程の前に、前記第1の研磨工程でのウェーハ突出量T1より小さい突出量で、前記ウェーハを保持して研磨し、前記ウェーハ表面の面出しを行うことができる(請求項5)。
このように、前記第1の研磨工程の前に、前記第1の研磨工程でのウェーハ突出量T1より小さい突出量で、前記ウェーハを保持して研磨し、前記ウェーハ表面の面出しを行うことで、より確実に高精度に平坦化することができる。
また、本発明は、第1導電型のシリコンウェーハに、酸化膜をマスクパターンとして形成し、前記酸化膜をマスクとして用いてエッチングによりトレンチを形成し、エピタキシャル成長により第2導電型の領域を前記トレンチ内に成長させて前記トレンチを埋め込み、前記第1導電型の領域と前記第2導電型の領域の間にpn接合を形成するスーパージャンクション構造を有する半導体素子の製造方法において、前記酸化膜上に形成される第2導電型領域のオーバーデポ層を、本発明に係るウェーハの研磨方法により除去することを特徴とするスーパージャンクション構造を有する半導体素子の製造方法を提供する(請求項6)。
このように、前記酸化膜上に形成される第2導電型領域のオーバーデポ層を、本発明に係るウェーハの研磨方法により除去することを特徴とするスーパージャンクション構造を有する半導体素子の製造方法であれば、生産性を低下させることなく、高精度に平坦化されたスーパージャンクション構造を有する半導体素子を製造することができる。
本発明では、エピタキシャル成長によって、トレンチ内にエピ層が形成され、酸化膜上にオーバーデポ層が形成されたウェーハを平坦化するために、オーバーデポ層の表面が酸化膜表面と同じ高さになるまで研磨するウェーハの研磨方法において、前記ウェーハのオーバーデポ層のある側の面を下方に向け、キャリアのテンプレートで前記ウェーハの外周部を支持しながら前記キャリアで前記ウェーハの上側の面を保持して、第1の研磨工程の粗研磨と、第2の研磨工程の精研磨とを行い、前記第1の研磨工程の開始前での、キャリアのテンプレートの下端面から前記ウェーハの前記酸化膜表面までの長さを突出量T1とし、前記第2の研磨工程の開始前での、前記長さを突出量T2とした時、T1>T2を満たすように前記第1の研磨工程の前記テンプレートと前記第2の研磨工程の前記テンプレートを交換し、前記第1の研磨工程と前記第2の研磨工程の切り替えは前記研磨布の温度変化をモニタすることにより行い、前記第1の研磨工程の完了後に前記第2の研磨工程を行うので、酸化膜を研磨しすぎて一部のシリコン面を露出させてしまうことを防いで、研磨したオーバーデポ層の表面を酸化膜表面と同じ高さにすることができ、ウェーハに形成された酸化膜が薄い場合でも、生産性を低下させることなく、高精度に平坦化することができる。
以下、本発明について実施の形態を説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
近年のデバイスの微細化に伴い、酸化膜の厚さが、例えば200nm以下と薄くなってきているため、従来の研磨方法では酸化膜の一部を除去してしまい、さらにシリコン基板表面までも研磨してしまうといった問題があった。この問題は特に、生産性を高めるために1回の研磨に対して数十枚のウェーハを同時に研磨するバッチ式の研磨方法において顕著であった。
そこで、本発明者はこのような問題を解決すべく鋭意検討を重ねた。その結果、ウェーハをキャリアで保持する際に、キャリアのテンプレート下端から突き出るウェーハの長さ(突出量)を小さくすることにより、研磨速度を遅くすることができ、これによって酸化膜を研磨してしまう前に研磨を完了し易くすることができることを見出した。また、研磨布の温度変化をモニタすることにより、研磨の進行状態が酸化膜に近接していることを検知することができることを見出した。さらに、研磨面が酸化膜に近接する直前まで、従来の研磨方法でのウェーハの突出量と同程度にして研磨すれば、研磨時間の増加を抑制することができ、生産性の低下を抑制することができることに想到し、本発明を完成させた。
図1は、本発明の研磨対象であるエピタキシャルウェーハの一例を示した概略図である。
図1に示すように、ウェーハ1は、並列pn接合構造が形成されており、トレンチ3内が完全に第2導電型のエピタキシャル層14で埋められている。さらに、酸化膜2上に第2導電型の余分な盛り上がりであるオーバーデポ層4が形成されている
このようなウェーハ1は、例えば以下のようにして得ることができる。
まず、第1導電型のシリコンウェーハの表面に、フォトリソグラフィーにより、酸化膜2からなるパターンを形成する。そして、それらの酸化膜2をマスクとして、例えば、反応性イオンエッチングなどのエッチング法により、並列pn接合構造を形成するための所定深さのトレンチ3を形成する。
次に、トレンチ3を形成したシリコンウェーハ1上に第2導電型の充填エピタキシャル層を気相成長させる。そして、エピタキシャル層の成長が進行すると、トレンチ3の内部がエピタキシャル層14で充填され、さらにエピタキシャル成長を続けるとトレンチ3の開口部の上方にシリコンが盛り上がり、さらに、酸化膜2の上にも広がっていく。このようにして、酸化膜2上にオーバーデポ層4が形成される。トレンチ3を完全にエピタキシャル層で埋めるためには、オーバーデポ層4を形成させる必要がある。こうして、第1導電型領域13と第2導電型領域14でpn接合構造が形成される。
そして、本発明のウェーハの研磨方法によって、酸化膜2をストッパーとしてオーバーデポ層4を研磨することにより、高精度に平坦化されたウェーハを得ることができる。
図2は、本発明のウェーハの研磨方法で用いることができる、研磨装置の一例を示した概略図である。
図2に示すように、研磨装置20は、複数のウェーハを同時に研磨するバッチ式の研磨装置であり、効率良くウェーハを研磨することができるものである。
そして、研磨装置20は研磨ヘッド9、下定盤5を有している。下定盤5は円盤形状であり、上面にウェーハ1を研磨する研磨布6が貼付されている。そして、下定盤5の下部には駆動軸11が垂直に連結され、その駆動軸11の先に連結された定盤回転モータ(不図示)によって回転するようになっている。
この下定盤5の上方に、研磨ヘッド9が設置されてる。研磨ヘッド9は、ウェーハ1の上側の面を保持するための円柱状のキャリア7と、そのキャリア7と同心軸を持ち、下定盤5の研磨布6に対向した側の端面に配設されたテンプレート8を有している。
また、研磨ヘッド9は、その軸周りに回転可能となっている。
ここで、ウェーハ1の上側の面とは、ウェーハ1のオーバーデポ層4が形成されている、すなわち研磨する側の表面を下方に向けた際の上側の面、すなわちオーバーデポ層が形成されていない方の面という意味である。
また、テンプレート8にはウェーハ1と係合する穴が設けられており、研磨中にウェーハ1が外れないように、その穴でウェーハ1の側面を支持するようになっている。
また、複数のウェーハ1をキャリア7によって保持することができ、それらを同時に研磨することができるようになっている。
ここで、研磨ヘッド9は複数あっても良く、図2に示す研磨装置20は、2つの研磨ヘッド9を具備している例である。
また、下定盤5の上方には、研磨用のスラリーを供給するための研磨スラリー供給手段12が設置されている。
また、研磨中の研磨布6の温度変化をモニタするために、温度測定手段10が設けられている。
そして、下定盤5及び、研磨ヘッド9をそれぞれ回転させ、研磨スラリー供給手段12により研磨用のスラリーを供給しながら、ウェーハ1の研磨面を研磨布6に摺接させることによってウェーハ1を研磨することができるようになっている。
ここでは、このような研磨装置20を用いた場合の本発明のウェーハ研磨方法について説明する。
まず、図1に示すような、エピタキシャル成長させた後のオーバーデポ層が形成されたウェーハ1を、図3に示すように、そのオーバーデポ層4が下方に向くようにして、テンプレート8の穴に係合させてその側面を支持し、上側の面をキャリア7で保持する。
このとき、特に限定はされることはないが、キャリア7のウェーハ1を保持する面に、例えばポリウレタン製等のバッキングパッドを装着しておいても良い。そして、バッキングパッドに水を含ませてウェーハ1を保持することで、その水の表面張力によりウェーハ1の保持力を高めることができる。
ここで、図3に示すように、ウェーハ1の研磨面である下面は、テンプレート8の下端面よりも下方に突出している。本発明では、この突出量を調整することで、研磨速度を調整することができる。
図4は、直径150mmのシリコンウェーハを突出量を変えて研磨した際の突出量と研磨速度との関係を表した例であるが、突出量が大きくなるほど研磨速度も大きくなっていることが分かる。尚、図4の研磨速度は、ウェーハ突出量が2μmの時の研磨速度を1として、その相対値で示されている。
このとき使用するテンプレート8は、テンプレート8の下端面からウェーハ1の酸化膜2の表面までの長さを突出量T1とし、後述する第2の研磨工程の開始前での、テンプレート8の下端面からウェーハ1の酸化膜2の表面までの長さを突出量T2とした時、T1>T2となるような厚さのものを使用する。
このようにして、ウェーハ1をキャリア7で保持して、下定盤5及び、研磨ヘッド9をそれぞれ回転させ、研磨用のスラリーを供給しながら、第1の研磨工程、すなわち、ウェーハ1のオーバーデポ層4の表面の粗研磨を行う。
そして、研磨中はウェーハ1を研磨している付近の研磨布6の温度変化を温度測定手段10でモニタし、第2の研磨工程への切り替えるタイミングを検出する。研磨布6の温度は、研磨を開始してからある時点で最大となり、研磨面が酸化膜2に近づいて酸化膜2の一部を研磨し始めると研磨量が減り、そのために発熱量が低下してくると温度が低下して一定値に近づいてくる。
そのため、研磨布6の温度の変化をモニタすることで、研磨面が酸化膜2の近傍になったことを検出することができ、この検出のときに第1の研磨工程を完了するようにすることができる。
次に、T1>T2を満たすように、テンプレート8を第1の研磨工程のテンプレート8から交換する。
ここで、テンプレート8の交換は、テンプレート8自体を交換しても良いし、予め目的のテンプレート8を有したキャリア7あるいは研磨ヘッド9ごと交換しても良い。
その後、第2の研磨工程、すなわち、ウェーハ1のオーバーデポ層4の表面の精研磨を行い、該研磨面を酸化膜2の表面と同じ高さにする。
ここで、第2の研磨工程では所定の時間研磨を行うことができる。その所定の時間は、予め実験等により、研磨するウェーハや研磨条件等による、研磨面を酸化膜表面と同じ高さにすることができる最適な時間を求めておくことができる。
第2の研磨工程での研磨速度では、突出量を第1の研磨工程より小さくしていることにより、第1の研磨工程より遅くなっており、酸化膜2が、例えば200nmと薄い場合でも、酸化膜2を研磨しすぎることなく、確実に研磨を止めることができる。
このようにして、本発明の研磨方法でウェーハを研磨すれば、酸化膜2の近傍までは研磨速度を速くして粗研磨し、その後研磨速度を遅くして精研磨できるので、酸化膜2を研磨しすぎて一部のシリコン面を露出させてしまうことを防いで、研磨したオーバーデポ層4の表面を酸化膜2の表面と同じ高さにすることができ、ウェーハ1に形成された酸化膜2が薄い場合でも、生産性を低下させることなく、高精度に平坦化することができる。
そして、研磨したオーバーデポ層4の表面を酸化膜2の表面と同じ高さにして精度良く平坦化しておけば、後の工程で酸化膜2を除去する場合においても、除去後のウェーハをより精度良く平坦化し易くなる。
このとき、ウェーハ1の突出量T1及びT2を、ウェーハ1の研磨前の厚さをtとしたとき、0.15t〜0.5tとすることが好ましい。
このように、ウェーハ1の突出量T1及びT2を、ウェーハ1の研磨前の厚さをtとしたとき、0.15t以上とすれば、研磨布6とキャリア7のテンプレート8が接触してテンプレート8に傷が付くこともなく研磨することができ、0.5t以下とすることで、研磨中にウェーハ1の側面にかかる応力が大きくなることによって、ウェーハ1が外れたり、テンプレート8が破損したりするのを確実に防ぐことができる。
またこのとき、第1の研磨工程と前記第2の研磨工程の切り替えにおいて、研磨布6の温度が最大時の85%以下となったときに切り替えることが好ましい。
このように、第1の研磨工程と第2の研磨工程の切り替えにおいて、研磨布6の温度が最大時の85%以下となったときに切り替えることで、酸化膜2を削りすぎる前により確実に研磨速度を遅くすることができ、研磨したオーバーデポ層4の表面を、より精度良く酸化膜2の表面と同じ高さにして平坦化することができる。
またこのとき、酸化膜2の厚さに応じて変化する干渉色によって、第2の研磨工程の完了を検出することができる。
具体的には、第2の研磨工程の所定時間研磨後に、ウェーハ1の酸化膜2の表面の干渉色を分光することにより非破壊、非接触で測定できるような膜厚検出装置によって、酸化膜2の厚さを測定する。そして、その測定した厚さが所定の厚さに達したときに第2の研磨工程を完了とすることができる。
ここで、酸化膜2の厚さの測定は、例えば、キャリア7でウェーハ1を保持したまま、ウェーハ1を超純水に浸漬し、その状態のまま上記したような干渉色膜厚計を用いて測定することができる。
このように、酸化膜2の厚さに応じて変化する干渉色によって、第2の研磨工程の完了を検出することで、容易に酸化膜2の膜厚を測定することができ、より正確に第2の研磨工程の完了を検出することができる。
また、ウェーハ上のオーバーデポが多く、オーバーデポ層4の厚さのバラツキが大きい場合には、第1の研磨工程の前に、第1の研磨工程でのウェーハ突出量T1より小さい突出量でウェーハ1を保持して研磨し、ウェーハ1の表面の面出しを行うことができる。
例えば、オーバーデポ層4の厚さのバラツキが酸化膜2の厚さの2倍を超えるような場合には、バラツキが酸化膜2の厚さの2倍以内になるように面出しを行ってから、第1の研磨工程を行うことができる。
このように、第1の研磨工程の前に、第1の研磨工程でのウェーハ突出量T1より小さい突出量で、ウェーハを保持して研磨し、ウェーハ1の表面の面出しを行うことで、たとえオーバーデポ層の厚さが厚かったり、バラツキが大きくても、確実に高精度に平坦化することができる。
次に、本発明に係るスーパージャンクション構造を有する半導体素子の製造方法について説明する。
まず、第1導電型のシリコンウェーハを用意する。このウェーハは、例えば、n型シリコンウェーハ上にエピタキシャル成長法により1Ωcm前後の抵抗率のエピタキシャル層を成長させたn/n+型シリコンエピタキシャルウェーハとすることができる。ここで、ウェーハの表面の面指数は(100)とすることができる。また、オリフラ方位あるいはノッチ方位は特に限定されるものではないが、(100)とすることができる。
次に、ウェーハの表面に、フォトリソグラフィーにより、熱酸化膜からなるシリコン酸化膜のパターンを形成する。そして、それらの膜をマスクとして、例えば、反応性イオンエッチングなどのドライエッチング法により、縞状に並列pn接合構造を形成するための所定深さのトレンチを形成する。
このように、ドライエッチングを使用すれば、トレンチ内側面の急峻性を高めることができて好ましいが、湿式エッチング法を使用しても良い。
また、反応性イオンエッチング等を行うとトレンチの内壁に反応生成物やダメージが残るので、必要であればトレンチ内を洗浄し除去する。これらは、水素ベークを十分行うか、ガスエッチングを必要最低限の量行うことで洗浄することができる。
次に、トレンチを形成したシリコンウェーハ上にp型の充填エピタキシャル層を気相成長させる。
なお、シリコンウェーハにp型を用い、充填エピタキシャル層をn型層領域とすることもできる。
具体的には、気相成長装置内にシリコンウェーハを配置し、ウェーハを所定温度(例えば1130℃、水素雰囲気中)で熱処理した後、充填エピタキシャル層を気相成長する。
このようにして、エピタキシャル層の成長が進行すると、トレンチの内部がエピタキシャル層で充填され、最終的に充填エピタキシャル層となる。
その後、さらにエピタキシャル成長を続けるとトレンチの上方にシリコンが盛り上がり、さらに、酸化膜の上にも広がっていく。このようにして、酸化膜上にオーバーデポ層が形成される。
次に、酸化膜上に形成されたオーバーデポ層を本発明に係るウェーハの研磨方法により除去して平坦化を行う。
このように、エピタキシャル成長により第2導電型の領域をトレンチ内に成長させてトレンチを埋め込み、第1導電型の領域と第2導電型の領域の間にpn接合を形成し、酸化膜上に形成される第2導電型領域のオーバーデポ層を、本発明に係るウェーハの研磨方法により除去すれば、生産性を低下させることなく、高精度に平坦化されたスーパージャンクション構造を有する半導体素子を製造することができる。
以下、本発明の実施例及び比較例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(実験)
図1に示すような、直径150mm、厚さ620μmのシリコンウェーハに厚さ200nmの酸化膜を形成し、トレンチを形成してエピタキシャル成長させたことによって得られたエピタキシャルウェーハを、図2に示すような研磨装置を用いて、そのオーバーデポ層を研磨した。そして、ウェーハの突出量を変化させ、その時の研磨速度を測定した。
結果を図4に示す。図4に示すように、ウェーハの突出量を大きくすると、研磨速度が大きくなることが分かる。
(実施例)
図1に示すような、直径150mm、厚さ620μmのシリコンウェーハに厚さ200nmの酸化膜を形成し、トレンチを形成してエピタキシャル成長させたことによって得られたエピタキシャルウェーハ32枚の平坦化を行うために、本発明の研磨方法により、オーバーデポ層を研磨し、研磨後の酸化膜の厚さと、裏面基準のウェーハの平坦度(GBIR)を評価した。
この際、第1の研磨工程でのウェーハ突出量を175μm、第2の研磨工程でのウェーハ突出量を80μmとし、研磨布の温度が最大時の85%以下となったときに第1の研磨工程と第2の研磨工程を切り替えた。
その結果、研磨した32枚のウェーハのうち30枚のウェーハは、酸化膜が研磨されすぎたりすることもなく所望の厚さが維持された状態でオーバーデポ層を研磨することができた。また、後述する比較例の結果より、GBIRが30nmに改善されていた。
また、このときの研磨布の温度変化を測定した結果を図5に示す。図5の研磨布の温度は、研磨時間が4minの時の研磨布の温度を1として、その相対値で示されている。図5に示すように、研磨開始から4min後に最大温度となり、24min後に最大時の85%以下となっている。そして、その時点で研磨の進行が酸化膜の近傍になっており、その後は研磨量が減ったことによって温度変化があまりなくほぼ一定値となっていることが分かる。
このことにより、本発明のウェーハの研磨方法では、酸化膜を研磨しすぎて一部のシリコン面を露出させてしまうことを防いで、研磨したオーバーデポ層の表面を酸化膜表面と同じ高さにすることができ、高精度に平坦化することができることが確認できた。
(比較例)
1つの研磨工程でのみ研磨を行い、その際のウェーハの突出量を175μmとした以外、実施例と同様な条件でウェーハの研磨を行い、実施例と同様な評価をした。
その結果、32枚全てのウェーハにおいて、酸化膜の一部が破損してしまい、製品とすることができるウェーハを得ることができなかった。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
本発明の研磨対象の一例であるシリコンウェーハを示した概略図である。 本発明に係るウェーハの研磨方法で使用することができる研磨装置の一例を示した概略図である。 ウェーハをキャリアで保持した様子を示す説明図である。 ウェーハのオーバーデポ層を研磨した際、ウェーハ突出量と研磨速度との関係を示した実験結果である。 本発明の実施例での、研磨時間に対する研磨布の温度を示したグラフである。 従来の研磨装置の一例を示す概略図である。
符号の説明
1…シリコンウェーハ、2…酸化膜、3…トレンチ、
4…オーバーデポ層、5…下定盤、6…研磨布、
7…キャリア、8…テンプレート、9…研磨ヘッド、
10…、温度測定手段、11…駆動軸、12…研磨スラリー供給手段、
13…第1導電型領域、14…第2導電型領域、20…研磨装置。

Claims (6)

  1. 第1導電型のシリコンウェーハに、酸化膜をマスクパターンとして形成し、前記酸化膜をマスクとして用いてエッチングによりトレンチを形成し、エピタキシャル成長により第2導電型の領域を前記トレンチ内に成長させて前記トレンチを埋め込み、該エピタキシャル成長により、前記酸化膜上に第2導電型領域のオーバーデポ層が形成されて得られたエピタキシャルウェーハの表面を平坦化するために、下定盤に貼付けられた研磨布と前記ウェーハのオーバーデポ層を摺接させて該オーバーデポ層を研磨し、該研磨したオーバーデポ層の表面が前記酸化膜表面と同じ高さになるまで研磨するウェーハの研磨方法であって、少なくとも、
    前記ウェーハのオーバーデポ層のある側の面を下方に向け、キャリアのテンプレートで前記ウェーハの外周部を支持しながら前記キャリアで前記ウェーハの上側の面を保持して、前記ウェーハのオーバーデポ層の表面の粗研磨を行う第1の研磨工程と、
    前記ウェーハのオーバーデポ層の表面を精研磨して、該研磨面を前記酸化膜表面と同じ高さにする第2の研磨工程とを有し、
    前記第1の研磨工程の開始前での、前記キャリアのテンプレートの下端面から前記ウェーハの前記酸化膜表面までの長さを突出量T1とし、前記第2の研磨工程の開始前での、前記長さを突出量T2とした時、T1>T2を満たすように前記第1の研磨工程の前記テンプレートと前記第2の研磨工程の前記テンプレートを交換し、前記第1の研磨工程と前記第2の研磨工程の切り替えは前記研磨布の温度変化をモニタすることにより行い、前記第1の研磨工程の完了後に前記第2の研磨工程を行うことを特徴とするウェーハの研磨方法。
  2. 前記ウェーハの突出量T1及びT2を、前記ウェーハの研磨前の厚さをtとしたとき、0.15t〜0.5tとすることを特徴とする請求項1に記載のウェーハの研磨方法。
  3. 前記第1の研磨工程と前記第2の研磨工程の切り替えにおいて、前記研磨布の温度が最大時の85%以下となったときに切り替えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のウェーハの研磨方法。
  4. 前記酸化膜の厚さに応じて変化する干渉色によって、前記第2の研磨工程の完了を検出することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のウェーハの研磨方法。
  5. 前記第1の研磨工程の前に、前記第1の研磨工程でのウェーハ突出量T1より小さい突出量で、前記ウェーハを保持して研磨し、前記ウェーハ表面の面出しを行うことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のウェーハの研磨方法。
  6. 第1導電型のシリコンウェーハに、酸化膜をマスクパターンとして形成し、前記酸化膜をマスクとして用いてエッチングによりトレンチを形成し、エピタキシャル成長により第2導電型の領域を前記トレンチ内に成長させて前記トレンチを埋め込み、前記第1導電型の領域と前記第2導電型の領域の間にpn接合を形成するスーパージャンクション構造を有する半導体素子の製造方法において、前記酸化膜上に形成される第2導電型領域のオーバーデポ層を、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のウェーハの研磨方法により除去することを特徴とするスーパージャンクション構造を有する半導体素子の製造方法。
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