JP5186059B1 - 圧電振動子、発振器、電子機器及び電波時計 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ベース部材5、該ベース部材との間にキャビティCを形成するリッド部材と、を有するパッケージと、実装面11aにマウントされ、キャビティ内に収容された圧電振動片3と、を備え、圧電振動片は、一対の振動腕部30、31と、該一対の振動腕部の基端部を片持ち支持すると共に実装面にマウントされる基部32と、を備え、実装面には振動腕部が厚み方向Tに変位した際に先端部30a、31aとの接触を回避する凹部40が形成され、凹部における開口縁部には、実装面に対して向かい合う振動腕部の主面が接触する接触部41と、該主面と振動腕部の2つの側面とが交わった2本の稜線部36のうちの少なくとも1本の稜線部との接触を回避する逃げ部42と、が形成されている圧電振動子1を提供する。
【選択図】図2
Description
圧電振動片は、幅方向に平行に並んで配置された一対の振動腕部と、これら一対の振動腕部の基端部側を片持ち支持する基部と、を備えており、一対の振動腕部が基端部側を起点として幅方向に互いに接近・離間するように、所定の周波数で振動(揺動)する構成とされている。
特許文献1によれば、落下等の衝撃によって振動腕部が厚み方向に変位したとしても、凹部の角部(開口縁部)と振動腕の中間部とが接触することで、振動腕部の先端部がベース部材と接触することを回避し易くなる旨が開示されている。
即ち、圧電振動片をベース部材の実装面上に実装する際は、実装面上に塗布された金属バンプや導電性接着剤等に対して圧電振動片を載置し、固定する。この際、圧電振動片が実装面に対して平行に配設されるように実装するが、金属バンプや導電性接着剤は流動性を有する物質である点、実装条件のバラつき、圧電振動片の設計誤差、ベース部材の設計誤差、又は製造装置のスペック等に影響され、現状は実装面に対して傾いた状態で実装されることが多いことが判明した。
図17、図18を参照してこの点についてより詳しく説明する。
まず、ベース部材の実装面に対して圧電振動片が平行に実装された理想的な場合には、図17に示すように、振動腕部200の主面200aが実装面に対して平行となるので、外部衝撃等によって振動腕部200が変位した際に、凹部201の角部201aと振動腕部200の主面200aとを線接触させることが可能である。
しかしながら、上述したように圧電振動片は多少なりとも傾いた状態、特に圧電振動片の幅方向に傾いて実装されることが多いので、実際には図18に示すように、振動腕部200の主面200aが実装面に対して傾いてしまい、その場合は、外部衝撃等によって振動腕部200が変位した際に、凹部201の角部201aと振動腕部200の主面200aとを線接触させることが難しくなる。
ベース上の実装面に対して実装される圧電振動片の実装精度にバラつきがある場合にも、外部衝撃等で圧電振動片がベース部材と干渉してクラックやチッピング等が生じることを防止可能な圧電振動子、及びそれを備える発振器、電子機器、電波時計を提供することを目的とする。
(1)本発明に係る圧電振動子は、ベース部材と、前記ベース部材に重ね合わされて接合されると共に該ベース部材との間に気密封止されたキャビティを形成するリッド部材と、一対の振動腕部と、該一対の振動腕部の長さ方向における基端部を一体的に支持する基部とを有し、前記キャビティ内において前記ベース部材の実装面上に実装される圧電振動片と、を備える圧電振動子において、前記ベース部材の実装面において前記圧電振動片の先端部と対向する領域には凹部が形成されていると共に、前記ベース部材の実装面の法線方向から見た場合に、前記凹部の開口縁部のうち前記圧電振動片の基端部側に配置されている開口縁部には、前記振動腕部の稜線部に対応する部分に前記基端部側に侵食する逃げ部が形成されていることを特徴とする。
さらに、凹部における開口縁部には、ベース部材の実装面の法線方向から見た場合に、振動腕部の稜線部に対応する部分に基端部側に侵食する逃げ部が形成されている。よって、上述の理由によって圧電振動片が幅方向に傾いて実装された状態で圧電振動片が厚み方向に変位した場合も、振動腕部の稜線部が凹部の開口縁部と接触する虞がない。即ち、従来のように稜線に応力が集中することがないので稜線部のクラックやチッピング等を防止できる。よって、圧電振動片の強度や振動特性を向上させることが可能になる。
なお、ここでいう「振動腕部の稜線部に対応する部分に」とは、実装面の法線方向から見た場合に振動腕部の稜線部と交差する部分及びその近傍部分を指す。即ち、稜線部が振動腕部の厚さ方向に変位した場合の通過領域を指す。さらにここでいう稜線部とは、振動腕部が有する複数の稜線部のうち少なくとも実装面と対向する稜線部が含まれる。
(5)本発明に係る電子機器は、上記本発明に係る圧電振動子が、計時部に電気的に接続されていることを特徴とする。
(6)本発明に係る電波時計は、上記本発明に係る圧電振動子が、フィルタ部に電気的に接続されていることを特徴とする。
(圧電振動子の構成)
図1〜図4に示すように、本実施形態の圧電振動子1は、内部に気密封止されたキャビティCを有するパッケージ2と、キャビティC内に収容された音叉型の圧電振動片3と、を備えたセラミックパッケージタイプの表面実装型振動子とされている。
第1ベース基板10は、平面視略長方形状に形成されたセラミックス製の基板とされている。第2ベース基板11は、第1ベース基板10と同じ外形形状である平面視略長方形状に形成されたセラミックス製の基板とされており、第1ベース基板10上に重ねられた状態で焼結等によって一体的に接合されている。
また、第2ベース基板11の上面は、圧電振動片3がマウント(実装)される実装面11aとされている。
なお、リッド部材6の溶接方法としては、例えばローラ電極を接触させることによるシーム溶接や、レーザ溶接、超音波溶接等が挙げられる。また、リッド部材6とシールリング12との溶接をより確実なものとするため、互いになじみの良いニッケルや金等の接合層を、少なくともリッド部材6の下面と、シールリング12の上面とにそれぞれ形成することが好ましい。
これら電極パッド20A、20B及び外部電極21A、21Bは、例えば蒸着やスパッタ等で形成された単一金属による単層膜、又は異なる金属が積層された積層膜であり、互いにそれぞれ導通している。
第1ベース基板10には一方の外部電極21Aに導通し、該第1ベース基板10を厚み方向Tに貫通する一方の第1貫通電極22Aが形成されていると共に、第2ベース基板11には一方の電極パッド20Aに導通し、該第2ベース基板11を厚み方向Tに貫通する一方の第2貫通電極23Aが形成されている。そして、第1ベース基板10と第2ベース基板11との間には、一方の第1貫通電極22Aと一方の第2貫通電極23Aとを接続する一方の接続電極24Aが形成されている。これにより、一方の電極パッド20Aと一方の外部電極21Aとは、互いに導通している。
なお、他方の接続電極24Bは、後述する凹部40を回避するように、例えばシールリング12の下方を該シールリング12に沿って延在するようにパターニングされている。
上記圧電振動片3は、水晶、タンタル酸リチウムやニオブ酸リチウム等の圧電材料から形成された音叉型の振動片であり、幅方向Wに平行に並んで配設され、先端部30a、31aが自由端とされた一対の振動腕部30、31と、該一対の振動腕部30、31の基端部30b、31b側(付け根側)を一体的に片持ち支持する基部32と、を備えている。
基部32は、上記したように一対の振動腕部30、31の基端部30b、31b側を片持ち支持すると共に、圧電振動片3を実装する際のマウント部として機能する。そして、基部32の外表面上には、図示しない一対のマウント電極が一対の励振電極にそれぞれ導通した状態で形成されている。
なお、図面を見易くするため、符号35a、35b、35cについては、図5にだけ付している。
図2〜図4に示すように、第2ベース基板11の実装面11aには、一対の振動腕部30、31の先端部30a、31aと対向する領域に、落下等による外部衝撃の影響によってこれら振動腕部30、31が厚み方向Tに変位(撓み変形)した際(図3に示す点線状態)に、振動腕部30、31の先端部30a、31aの接触を回避する凹部40が形成されている。この凹部40は、第2ベース基板11を貫通する貫通孔とされていると共に、シールリング12の内側において四隅が丸み帯びた平面視正方形状に形成されている。
このように構成された圧電振動子1を作動させる場合には、第1ベース基板10に形成された外部電極21A、21Bに対して、所定の駆動電圧を印加する。これにより、圧電振動片3の励振電極に電流を流すことができ、一対の振動腕部30、31を、互いに接近、離間する方向に所定の周波数で振動させることができる。そして、この一対の振動腕部30、31の振動を利用して、時刻源、制御信号のタイミング源やリファレンス信号源等として圧電振動子1を利用することができる。
特に、圧電振動片3が実装面11aに対して多少傾いてマウントされたとしても、逃げ部42を利用して稜線部36の接触を回避できるので、クラックやチッピング等が発生することを抑制することができる。
しかも、逃げ部42が合計4本の全ての各稜線部36に対応して形成されているので、圧電振動片3が実装面11aに対して幅方向Wのどちら側に傾いた状態でマウントされたとしても、稜線部36が接触することを回避でき、クラックやチッピング等が発生することを抑制し易い。従って、圧電振動片3の周波数変動等をより効果的に防止できるうえ、圧電振動片3のマウント作業を行い易い。
上記実施形態では、平面視円弧状に凹む逃げ部42を形成した、逃げ部42の形状としては平面視円弧状に限定されるものではない。例えば図8に示すように、平面視V字状としても構わないし、図9に示すように平面視台形状に凹む逃げ部42としても構わない。また、その他の形状であっても構わない。これらの場合であっても同様の作用効果を奏効することができる。
例えば、図11に示すように、逃げ部42を1つだけ形成することで、各振動腕部30、31における幅方向W内側の稜線部36との接触を回避するようにしても良いし、図12に示すように、逃げ部42を2つ形成することで、各振動腕部30、31における幅方向W外側の稜線部36との接触を回避するようにしても良い。
但し、上記実施形態のように、4本の稜線部36の全てに対応するように逃げ部42を形成することが好ましい。
但し、上記実施形態の場合には、例えば第2ベース基板11をプレス等で打ち抜きに加工することで、凹部40と逃げ部42とを同時且つ容易に形成することが可能であるので、逃げ部42の形成に手間がかかることなく、また微細な形状の逃げ部42を精度良く形成し易い。
例えば、一方の主面35a及び他方の主面35bにそれぞれ溝部を形成した、いわゆる溝付きタイプの圧電振動片3や、基部32において、一対の振動腕部30、31の基端部30b、31bとの接続部の近傍に、幅方向Wの両側面からそれぞれ幅方向Wの中心に向かって切欠部(ノッチ)を形成した、いわゆるノッチタイプの圧電振動片3や、振動腕部30、31の先端部30a、31aに基端部30b、31bに比べて幅を拡大したハンマー部を形成した、いわゆるハンマーヘッドタイプの圧電振動片3等としても良い。
なお、圧電振動片3を上記いずれの形状にしても振動腕部の外表面上には励振電極が必要になるが、本願発明によれば、振動腕部の稜線部に励振電極が形成されている場合も、稜線部と凹部の開口縁部との接触を回避できるので、励振電極が開口縁部と接触して欠損等を生じる虞がない。さらに、開口縁部の接触部を、振動腕部の励振電極が形成されていない領域と接触させるようにすれば、圧電振動片が厚さ方向に変位して振動腕部と開口縁部とが接触する場合も、励振電極の欠損等を確実に回避することができる。
この場合には、サイドアーム50の先端部50aをマウント部として機能させることができ、電極パッド20A、20Bの位置をサイドアーム50の先端部50aの位置に対応して形成することで、マウント部を介して圧電振動片3を実装することが可能となる。
次に、本発明に係る発振器の一実施形態について、図14を参照しながら説明する。
本実施形態の発振器100は、図14に示すように、圧電振動子1を、集積回路101に電気的に接続された発振子として構成したものである。この発振器100は、コンデンサ等の電子部品102が実装された基板103を備えている。基板103には、発振器用の上述した集積回路101が実装されており、この集積回路101の近傍に、圧電振動子1が実装されている。これら電子部品102、集積回路101および圧電振動子1は、図示しない配線パターンによってそれぞれ電気的に接続されている。なお、各構成部品は、図示しない樹脂によりモールドされている。
また、集積回路101の構成を、例えば、RTC(リアルタイムクロック)モジュール等を要求に応じて選択的に設定することで、時計用単機能発振器等の他、当該機器や外部機器の動作日や時刻を制御したり、時刻やカレンダー等を提供したりする機能を付加することができる。
次に、本発明に係る電子機器の一実施形態について、図15を参照して説明する。なお電子機器として、上述した圧電振動子1を有する携帯情報機器(電子機器)110を例にして説明する。
ここで、本実施形態の携帯情報機器110は、例えば、携帯電話に代表されるものであり、従来技術における腕時計を発展、改良したものである。外観は腕時計に類似し、文字盤に相当する部分に液晶ディスプレイを配し、この画面上に現在の時刻等を表示させることができるものである。また、通信機として利用する場合には、手首から外し、バンドの内側部分に内蔵されたスピーカおよびマイクロフォンによって、従来技術の携帯電話と同様の通信を行うことが可能である。しかしながら、従来の携帯電話と比較して、格段に小型化および軽量化されている。
無線部117は、音声データ等の各種データを、アンテナ125を介して基地局と送受信のやりとりを行う。音声処理部118は、無線部117又は増幅部120から入力された音声信号を符号化および複号化する。増幅部120は、音声処理部118又は音声入出力部121から入力された信号を、所定のレベルまで増幅する。音声入出力部121は、スピーカやマイクロフォン等からなり、着信音や受話音声を拡声したり、音声を集音したりする。
なお、呼制御メモリ部124は、通信の発着呼制御に係るプログラムを格納する。また、電話番号入力部122は、例えば、0から9の番号キーおよびその他のキーを備えており、これら番号キー等を押下することにより、通話先の電話番号等が入力される。
なお、通信部114の機能に係る部分の電源を、選択的に遮断することができる電源遮断部126を備えることで、通信部114の機能をより確実に停止することができる。
次に、本発明に係る電波時計の一実施形態について、図16を参照して説明する。
本実施形態の電波時計130は、図16に示すように、フィルタ部131に電気的に接続された圧電振動子1を備えたものであり、時計情報を含む標準の電波を受信して、正確な時刻に自動修正して表示する機能を備えた時計である。
日本国内には、福島県(40kHz)と佐賀県(60kHz)とに、標準の電波を送信する送信所(送信局)があり、それぞれ標準電波を送信している。40kHz若しくは60kHzのような長波は、地表を伝播する性質と、電離層と地表とを反射しながら伝播する性質とを併せもつため、伝播範囲が広く、上述した2つの送信所で日本国内を全て網羅している。
アンテナ132は、40kHz若しくは60kHzの長波の標準電波を受信する。長波の標準電波は、タイムコードと呼ばれる時刻情報を、40kHz若しくは60kHzの搬送波にAM変調をかけたものである。受信された長波の標準電波は、アンプ133によって増幅され、複数の圧電振動子1を有するフィルタ部131によって濾波、同調される。本実施形態における圧電振動子1は、上述した搬送周波数と同一の40kHzおよび60kHzの共振周波数を有する水晶振動子部138、139をそれぞれ備えている。
搬送波は、40kHz若しくは60kHzであるから、水晶振動子部138、139は、上述した音叉型の構造を持つ振動子が好適である。
また、第1ベース基板10及び第2ベース基板11の2枚の基板でベース基板を構成したが、1枚の基板でベース基板を構成し、実装面11aに凹部40を形成しても構わない。但し、上述したように、第1ベース基板10及び第2ベース基板11の2枚基板構成とすることが好ましい。この場合には、第2ベース基板11に貫通孔を形成した後、両ベース基板を接合することで凹部40を容易に形成できるので、凹部形成に費やす工程及び時間を低減できる。
また、念のため付言すると、従来技術においては、圧電振動片が幅方向に傾いた状態で実装された場合の稜線部のクラックやチッピング等を防止する点については何ら開示も示唆もされていない。そもそも多くが圧電振動片の先端部のクラックやチッピング等を防止する点に焦点が当てられており、先端部以外の振動腕部のクラックやチッピング等に関しては何ら言及されていない場合がほとんどである。また、先端部以外の振動腕部のクラックやチッピング等について言及されていたとしても、圧電振動片が幅方向に傾いた状態の課題に関しては何ら開示も示唆もされておらず、即ち、従来例に基づいたところで、上述した本願の顕著な効果を得ることは到底不可能である。
1…圧電振動子
2…パッケージ
3…圧電振動片
5…パッケージ本体(ベース部材)
6…リッド部材
11a…実装面
30、31…振動腕部
30a、31a…振動腕部の先端部
30b、31b…振動腕部の基端部
32…基部
40…凹部
35a…振動腕部の下面(主面)
35c…振動腕部の側面
36…稜線部
41…接触部
42…逃げ部
100…発振器
101…発振器の集積回路
110…携帯情報機器(電子機器)
113…電子機器の計時部
130…電波時計
131…電波時計のフィルタ部
Claims (6)
- ベース部材と、
前記ベース部材に重ね合わされて接合されると共に該ベース部材との間に気密封止されたキャビティを形成するリッド部材と、
一対の振動腕部と、該一対の振動腕部の長さ方向における基端部を一体的に支持する基部とを有し、前記キャビティ内において前記ベース部材の実装面上に実装される圧電振動片と、
を備える圧電振動子において、
前記ベース部材の実装面において前記圧電振動片の先端部と対向する領域には凹部が形成されていると共に、前記ベース部材の実装面の法線方向から見た場合に、前記凹部の開口縁部のうち前記圧電振動片の基端部側に配置されている開口縁部には、前記振動腕部の稜線部に対応する部分に前記基端部側に侵食する逃げ部が形成されていることを特徴とする圧電振動子。 - 請求項1に記載の圧電振動子において、
前記逃げ部は前記一対の振動腕部の各稜線部に対応して形成されていることを特徴とする圧電振動子。 - 請求項1又は2に記載の圧電振動子において、
前記逃げ部と前記凹部は略同一の深さに形成されていることを特徴とする圧電振動子。 - 請求項1に記載の圧電振動子が、発振子として集積回路に電気的に接続されていることを特徴とする発振器。
- 請求項1に記載の圧電振動子が、計時部に電気的に接続されていることを特徴とする電子機器。
- 請求項1に記載の圧電振動子が、フィルタ部に電気的に接続されていることを特徴とする電波時計。
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