JP5184510B2 - 電気機械を動作させるための装置 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1に記載の電気機械を動作させるための装置、ならびに、この目的のための請求項に記載の方法に関する。
特許文献1は、永久磁石励磁される機械を駆動するための方法及び駆動系を開示しており、ここでは、電気機械の各位相が、中間回路を介して電流を供給するために、第1及び第2の切換要素を有する関連ハーフブリッジ構造を有している。駆動系の動作状態が監視され、閾値と比較される。閾値を超えた場合、欠陥状態が検出され、電気機械の位相間に短絡が生じる。
独国特許出願公開第10205963A1号明細書
本発明の目的は、電気機械が不適切に駆動されることを防止することである。
この目的は、外部制御装置で電気機械をスイッチオフすることができる本発明による装置によって達成される。したがって、電気機械用の駆動装置に関連する欠陥が生じたことを外部制御装置が識別した場合、外部制御装置が電気機械をスイッチオフすることが可能である。この場合、本文献は、電気機械1用の駆動装置に関連する、すなわち、望ましくない結果を生じさせることがある欠陥として、定格の信号検出又は信号送信欠陥、不一致又は限界値の行過ぎ量からのそれらの偏差のみを考慮する。以下の本文で欠陥と示す場合、これは上記のことを意味している。
このことにより、電気機械が不適切に駆動されることが防止される。例えば、電気機械は、不適切に駆動された場合、望ましくない高いトルク又は過度の回転速度を発生させる可能性がある。このことにより、電気機械の過負荷が生じるか、あるいは電気機械によって駆動されている機器又は車両の望ましくない挙動が生じることがある。
本発明による方法は、外部制御装置が欠陥を識別した場合、外部制御装置がスイッチオフ信号を電気機械用の駆動系に送信することを意図する。
結果として、電気機械用の駆動系は、外部で識別された欠陥の存在に関する情報を受信し、それに応じて反応できる。
最も簡単な例では、スイッチオフ信号は、本文献で電気機械用の駆動系の一部とみなされる電気機械の出力部に直接作用する。この場合、出力部が三相短絡を生じさせるべきであるか又はすべての回路ブレーカを開放すべきであるかどうかに関する情報をスイッチオフ信号が含むように、スイッチオフ信号を構成できる。
他の実施形態では、外部制御ユニット用のスイッチオフ信号は、電気機械をスイッチオフすべきであることのみを要求とする。この場合、電気機械用の駆動系は、スイッチオフが行われるかどうか及びどのスイッチオフが行われるかを決定する。
外部制御装置は、例えば、車輪に関連する動作中の駆動歯車装置又はトラクション識別に関する情報が処理される自動車用の車両制御装置、及び/又は内燃機関を有し、おそらくは他の電気機械を有する電気機械用の駆動装置を調整するエンジン制御装置であってもよい。
本発明の別の有利な改良形態は、従属請求項において及び図面を参照して理解することができる好ましくは、スイッチオフ経路試験が、電気機械がスイッチオフすることをチェックするために行われ、かつ電気機械が、異なる状態で外部制御装置により適切にスイッチオフされるかの試験を行う。
図1は、図示していない電気機械1用の駆動系25と外部制御装置30とを示している。外部制御装置30は、電気機械1用の駆動系25とデータを交換できるデータバス又はある他の同様の双方向通信を用いる。このようにして、欠陥情報を送信することもできる。しかし、送信プロセス及び評価プロセスは、高速で安全なスイッチオフを行うには不適切であるように構成される。
図1に示した実施形態では、外部制御装置30は機能コンピュータ31と監視コンピュータ32と論理装置33とを有する。
論理装置33は、信号線を介して機能コンピュータ31に接続され、別の信号線を介して監視コンピュータ32に接続される。機能コンピュータ31又は監視コンピュータ32が、電気機械1を駆動することに関連する欠陥を識別した場合、機能コンピュータ31又は監視コンピュータ32は関連する信号線を介して誤り信号を論理装置33に送信する。
外部制御装置30用の論理装置33はスイッチオフ経路34を介して駆動系25に接続される。機能コンピュータ31又は監視コンピュータ32のいずれか又は両方が欠陥を識別した場合、論理装置33はスイッチオフ経路34を介してスイッチオフ信号を電気機械1用の駆動系25に送信する。
スイッチオフ経路34の一部は破線で示されている。この目的は、論理装置33からの出力信号を論理装置33の出力と外部制御装置30の出力との間でさらに前処理又は処理することも可能であることを示している。
外部制御装置30からのスイッチオフ信号は駆動系25に送信されるので、外部制御装置30によって開始されるスイッチオフ反応を駆動系25用のスイッチオフ経路に統合できる。
別個のスイッチオフ経路34が設けられるので、これにより、電気機械が、外部で識別された欠陥に迅速に反応することが可能になる。このために、スイッチオフ経路は、外部制御装置30と駆動系25との間の他のデータ伝送と比較して速い伝送速度を有することが好ましい。例えば駆動系25用の機能コンピュータ3を介する、不要な迂回を回避するようにスイッチオフ経路34のルートが選択されることが好ましい。
電気機械1用の駆動系25は、破線境界に示したように図1に不完全に示されている。駆動系25は機能コンピュータ3と監視コンピュータ4と種々の論理装置9、10、11、26、27、28、29とを有する。図2に示したように、これらの論理装置9、10、11、26、27、28、29を論理モジュール5に配置し得る。
図1に示した実施形態では、外部制御装置用の論理装置33は、駆動系25用の切換装置29に直接的又は間接的に接続される。
切換装置29は、外部制御装置30からスイッチオフ線34を介して送信されたスイッチオフ信号を用いて、0位置と呼ばれるスイッチ位置、又は1位置と呼ばれるスイッチ位置を選択する。2つの状態は、同様に、異なる信号タイプ又は異なる信号レベルによって表される。
実施例では、スイッチオフ信号に依存するこの切換プロセスは、2つの異なる状態が表されるように行われ、このようにして、スイッチオフ信号が存在しているか又は存在していないかどうかが識別される。外部制御装置30からのスイッチオフ信号がスイッチオフ線34に存在していない場合、制御要素29は1位置にあり、機能コンピュータ3の小領域8を切換装置10に接続する。
外部制御装置30からのスイッチオフ信号がスイッチオフ線34に存在している場合、制御要素29は0位置にあり、監視コンピュータ4用の切換装置28を切換装置10に接続する。図2に示したように、最終的に、電気機械をスイッチオフするために、切換装置10が、切換装置28から発信された情報を電気機械1の出力部2に送信する。このことにより、電気機械用の駆動装置自体が欠陥を識別しなかったとしても、外部制御ユニットが欠陥を識別した場合には、電気機械をスイッチオフすることが可能になる。このことは、欠陥の識別率を向上させ、電気機械が不適切に駆動されることを防止する。
切換装置28が0位置にあった場合、この切換装置28は三相短絡(KS)用の情報を発信する。切換装置28が1位置にあった場合、切換装置28は、すべての回路ブレーカを開放するための情報を電気機械1の出力部2に発信する(LS=0)。
切換装置28は制御線を介して機能コンピュータ3の小領域8に接続される。切換装置28は、この制御線に存在している信号に応じて0位置又は1位置をとる。したがって、機能コンピュータ3からの情報に応じて、三相短絡により又は出力部2のすべての回路ブレーカを開放することにより、スイッチオフプロセスを行うことができる。この決定は、例えば、検出された回転速度が、関連する限界値よりも小さいことを機能コンピュータ3が識別したかどうかに基づいて行うことができる。
図1に示したように、駆動系25は、電気機械1のスイッチオフを開始することもでき、外部制御装置30とは独立してスイッチオフを行うこともできる。一例として、永久磁石励磁される機械をスイッチオフするための上記のことが図2に示されている。この場合、図2に示した実施形態は、スイッチオフされた機械1が、大きな制動トルクを発生させないように構成される。
図2は、永久磁石励磁される電気機械1に関連する駆動系の概略回路図を示している。
電気機械1は出力部2に接続される。出力部2はコンバータの形態であり得る。図示した出力部2は、3つの上部切換要素2o1、2o2、2o3と3つの下部切換要素2u1、2u2、2u3とを有する。切換要素は典型的に回路ブレーカによって形成される。切換要素は3つのハーフブリッジ構造を形成し、これらのハーフブリッジ構造の各々は、切換要素2o1、2u1;2o2、2u2及び2o3、2u3の2つから形成され、各々が電気機械1の三相の1つを駆動する。
出力部2は、図1に示していない主接触器を介して、電気機械1用の、同様に図1に示していない供給装置(例えばバッテリ)に接続される。供給装置は供給電圧U_DCを出力部2に供給する。主接触器を介して、供給装置をスイッチオン及びスイッチオフできる。
出力部2は論理モジュール5に接続され、それによって駆動される。さらに、出力部2は供給電圧U_DCに関する情報と三相短絡の適切な実行に関する情報とを論理モジュール5に送信する。同様に、切換要素2o1、2o2、2o3、2u1、2u2又は2u3を開放するための適切な実行に関する、あるいは切換要素2o1、2o2、2o3、2u1、2u2又は2u3の電圧U_CEに関する情報を論理モジュール5に送信できる。
論理モジュール5は、機能コンピュータ3と監視コンピュータ4とに接続され、それらのコンピュータからデータを受信する。同様に、機能コンピュータ3及び監視コンピュータ4は互いに接続され、データを互いに交換する。この場合、監視コンピュータ4は、機能コンピュータ3が適切に動作していることを監視する。
機能コンピュータ3は、好ましくは電気機械1の回転速度D1を検出する回転速度センサ6から情報を受信する。
さらに、1つ以上の回転速度D2を検出するために、1つ以上の別の回転速度センサ7を設け得る。例えば、電気機械1の回転速度を回転速度D2として検出することもできる。電気機械1に接続されるギアボックスの回転速度、車両の車輪の車輪回転速度又はある他の関連する回転速度を検出することもできる。回転速度センサ7は、電子安定プログラムの車両の車輪用の車輪回転速度センサであることが好ましい。
図2では、回転速度センサ7は機能コンピュータ3に接続される。機能コンピュータ3は、この接続を介して、検出された回転速度D2に関する情報を回転速度センサ7から受信する。
機能コンピュータ3は領域8を有する。この領域8は、2レベル監視システムの又は3レベル監視システムの第1のレベルと呼ばれる。この場合、第1のレベルは、第2のレベルあるいは第3のレベルによって監視される。電気機械1を駆動するための瞬間的な駆動信号は機能コンピュータ3の領域8で計算される。これらの駆動信号は機能コンピュータ3の領域8から論理モジュール5のスイッチ10に送信される。
論理モジュール5のスイッチ10は制御線を介して駆動信号を論理モジュール5のスイッチ14に送信する。論理モジュール5のスイッチ14は制御線を介して駆動信号を論理モジュール5のスイッチ16に送信する。論理モジュール5のスイッチ16は制御線を介して駆動信号を出力部2に送信する。出力部2は、駆動信号に基づいてその切換要素2o1、2o2、2o3、2u1、2u2、2u3を設定し、駆動信号に従って電気機械1を駆動する。
機能コンピュータ3はスイッチオフ経路を介して論理モジュール5の要素9に接続される。この場合、スイッチオフ経路は、イネーブル信号又はスイッチオフ信号を選択的に送信できる接続であると考えられる。
同様に、監視コンピュータ4はスイッチオフ経路を介して論理モジュール5の要素9に接続される。
好ましい一実施形態では、スイッチオフ信号は無電圧のデフォルト状態の形態で供給される。欠陥により、信号が機能コンピュータ3から又は監視コンピュータ4から論理モジュール5に送信されなかった場合、論理モジュール5はこのことをスイッチオフ信号として解釈する。
図2に示した実施形態の要素9は「論理AND」の形態である。論理モジュール5のすべての要素と同様に、要素9は、電子コンポーネントの形態であり得るか、論理モジュール内の構造の形態であり得るか又はソフトウェアの形態であり得る。「論理AND」9が機能コンピュータ3及び監視コンピュータ4の両方からイネーブル信号を受信した場合、この「論理AND」9はイネーブル信号をスイッチ10に送信するか、さもなければスイッチオフ信号を送信する。
一代替実施形態では、要素9は「論理OR」等の形態である。この場合、要素9が機能コンピュータ3から又は監視コンピュータ4からあるいはそれらのコンピュータの両方からスイッチオフ信号を受信した場合、この要素9はスイッチオフ信号をスイッチ10に送信する。
スイッチ10が要素9からスイッチオフ信号を受信した場合、このスイッチ10が切り換わり、このようにして、機能コンピュータ3の領域8によって計算された駆動信号を送信するプロセスを中断する。次に、領域8からの駆動信号の代わりに、論理モジュール5の要素11の駆動信号が送信される。この場合、要素11は、典型的に、三相短絡用の駆動信号が永久的に記憶される不揮発性メモリである。
要素11からのこれらの駆動信号は、スイッチ10を介して制御線に供給され、スイッチ14とスイッチ16とを介して出力部2に送信される。出力部2は、三相短絡用の駆動信号に従って出力部2の切換要素2o1、2o2、2o3、2u1、2u2、2u3を設定し、このようにして、電気機械1の三相短絡を生じさせる。
この場合、駆動信号は、切換要素2o1、2o2、2o3の又は切換要素2u1、2u2、2u3の三相短絡を提供し得る。切換要素2o1、2o2、2o3、2u1、2u2、2u3の動作状態に関する情報により、選択された三相短絡を行うことができないか又は適切に行われなかったという結論が可能になった場合、三相短絡のそれぞれの他の別形態に変更するように意図することも可能である。
スイッチ14は要素19に接続される。要素19は、規定された入力データが存在している場合にスイッチオフ信号をスイッチ14に送信する論理装置である。この場合、スイッチオフ信号により、スイッチ14が切換状態に切り換えられ、この切換状態において、電気機械1をスイッチオフするために、このスイッチ14がそれに関連する駆動信号を送信できる。
要素19は要素20を介して回転速度センサ6に接続される。要素20は、回転速度センサ6から、回転速度センサ6によって検出された回転速度D1に関する情報を受信する。回転速度D1は電気機械1の回転速度であることが好ましい。要素20は、回転速度D1が限界値GR1よりも小さいかどうかをチェックする。簡略化された実施形態では、上記のことが当てはまった場合に、要素20は、信号が要素19に送信されることを含む。
この実施形態の一発展形態では、回転速度センサ6とD1の値の信号送信とが適切に動作しているかどうかを決定するためのチェックが行われる。図1では、このチェックは要素18で準備される。この場合、回転速度センサ6、及びD1の値の信号送信が適切に動作していることを要素18が要素19にさらに信号で伝えた場合にのみ、要素19は、要素20から供給されたセンサ6の回転速度D1に関する情報を評価する。このことが当てはまらなかった場合、上記の代わりに、一発展形態では、固定記憶された回転速度値をとることができる。
図2は、要素19が要素17を介して機能コンピュータ3に接続される実施形態を示している。要素17は、追加のセンサ7からの回転速度情報D2を機能コンピュータ3から受信する。この場合、図1に示した実施形態の代わりに、要素17を機能コンピュータ3内に配置することもできる。
一発展形態では、回転速度情報D2が限界値GR2未満に低下した場合にのみ、要素17は信号を要素19に送信する。簡略化された一代替実施形態では、このことが当てはまった場合、要素19は信号を要素14に送信する。
この代替実施形態の一発展形態では、機能コンピュータ3が回転速度センサ7の又は回転速度センサ7からのデータ伝送の欠陥を識別した場合、追加の回転速度センサ7から機能コンピュータ3に供給される回転速度情報D2は、回転速度センサ6から機能コンピュータ3に供給される回転速度情報D1に置き換えられる。この場合、好ましい一発展形態によれば、機能コンピュータ3で検出された回転速度情報D1が限界値GR1未満に低下した場合にのみ、要素17は信号を要素19に送信する。
好ましい一実施形態では、限界値を下回っており、その限界値を下回った信号の誤検出又は誤送信に関する情報が利用できなかったことを要素17と20の各々が識別した場合、要素19は、信号が要素14に送信されることを含む。
スイッチ10が制御線を介してスイッチ14に送信する駆動信号は要素12にも送信される。要素12は、スイッチ10からの駆動信号を用いて、三相短絡を開始すべきであるかどうかを識別する。要素12は、この情報を機能コンピュータ3に及び論理モジュール5の要素19に送信する。
さらに、要素12は、出力部2に接続され、そこから、その動作状態に関する及び/又は出力部2の切換要素2o1、2o2、2o3、2u1、2u2、2u3の動作状態に関する情報を受信する。この場合、送信は、典型的に、切換要素2o1、2o2、2o3、2u1、2u2、2u3の電圧U−CEが許容値をとったかどうかに関する情報を含む。要素12は、出力部2からの情報を用いて、出力部2が電気機械1の三相短絡を生じさせているかどうかを識別する。適切に行われた三相短絡が存在している場合、要素12はこの情報を機能コンピュータ3に及び論理装置5の要素19に送信する。不適切に行われた三相短絡が存在している場合、一実施形態により、三相短絡の別形態を切換要素2o1、2o2、2o3の短絡から切換要素2o1、2o2、2o3、2u1、2u2、2u3の短絡に変更すること又はその逆のことが意図される。
図2に示した実施形態では、機能コンピュータ3が要素17を介して、回転速度D2又はD1に関連するそれぞれの限界値GR2又はGR1未満の回転速度D2又はD1を識別しており、要素12が出力部2の三相短絡と要素9からスイッチ10へのスイッチオフ信号の欠如とを識別したという情報を要素19が受信した場合、要素19はスイッチオフ信号をスイッチ14に送信する。この場合、要素19に存在している信号に基づいて、機能コンピュータ3が適切に動作していることを推定できる。このようにして、要素17を介して送信された信号を信頼でき、D2又はD1のそれぞれがそれぞれの限界値GR2又はGR1を下回った場合、スイッチオフ信号をスイッチ14に送信することによって、開放する切換要素2o1、2o2、2o3、2u1、2u2、2u3への切り換えを開始できる。外部制御装置から供給され、本方法で機能コンピュータ3又は監視コンピュータ4による欠陥識別に基づかないスイッチオフコマンドを含むように、上記挙動を用いることができる。このようにして、回転速度に基づいて及び/又は外部スイッチオフコマンド用の電圧U_DCに基づいて、三相短絡を開始すること、あるいはすべての切換要素2o1、2o2、2o3、2u1、2u2、2u3を開放することによって電気機械をスイッチオフするプロセスを開始することも可能である。
図2に示した実施形態では、回転速度D1がそれに関連する限界値GR1未満であることを要素20が識別しており、要素12が出力部2の三相短絡と要素9からスイッチ10へのスイッチオフ信号の存在とを識別したという情報を要素19が受信した場合、要素19はスイッチオフ信号をスイッチ14に送信する。要素9からのスイッチオフ信号がスイッチ10に存在している場合、機能コンピュータ3からの及び監視コンピュータ4からのデータはもはや信頼できない。したがって、この状況では、機能コンピュータ3から要素17に送信された回転速度信号を用いず、センサ6から論理モジュール5に直接送信される回転速度信号D1を信頼することが重要である。
さらに、直前に説明したこの状況では、図2に示した実施形態の要素18は、センサ6が適切に動作していることを要素19に信号で伝えなければならない。このことが当てはまらなかった場合、上記の代わりに、固定記憶された回転速度値をとり得る。このことは、要素17が代わりに回転速度D1に切り換えており、要素18がセンサ6の欠陥を識別する状況にも適用される。
スイッチ14が要素19からスイッチオフ信号を受信した場合、このスイッチ14が切り換わり、このようにして、要素10から来る駆動信号を送信するプロセスを中断する。次に、上記駆動信号の代わりに、要素13からの情報が論理装置5に送信される。この場合、要素13は、典型的に、出力部2の切換要素2o1、2o2、2o3、2u1、2u2、2u3のすべてを開放するための駆動信号が永久的に記憶される不揮発性メモリである。
要素13からのこれらの駆動信号は、スイッチ14を介して制御線に供給され、スイッチ16を介して出力部2に送信される。出力部2は、それに動作パラメータとして供給された駆動信号に従って、この出力部2の切換要素2o1、2o2、2o3、2u1、2u2、2u3を開放し、このようにして電気機械1を駆動する。
スイッチ14が制御線を介してスイッチ16に送信する情報は要素21にも送信される。要素21はスイッチ14からの情報を用いて、すべての切換要素2o1、2o2、2o3、2u1、2u2、2u3を開放すべきであるかどうかを識別する。この情報は要素21によって機能コンピュータ3に送信される。
出力部2は、それに存在している電圧U_CEに関する情報を要素22に送信する。要素22は、電圧U_CEのために供給された値と値Umaxとを比較する比較器であり、U_CEがUmaxよりも大きかった場合にスイッチオフ信号をスイッチ16に送信する。
スイッチ16が要素22からスイッチオフ信号を受信した場合、このスイッチ16は切り換わり、このようにして、要素14から来る駆動信号を送信するプロセスを中断する。次に、これらの駆動信号の代わりに、要素15からの駆動信号が論理装置5に送信される。この場合、要素15は、典型的に、出力部2の三相短絡用の駆動信号が永久的に記憶される不揮発性メモリである。
電気機械の駆動系の及びそれに接続された外部制御装置の概略回路図である。 永久磁石励磁される電気機械に関連する駆動系の概略回路図である。

Claims (9)

  1. 車両用の電気機械(1)を動作させるための装置であって、
    出力部(2)を有する駆動系(25)と、
    外部制御装置(30)と、を有し、
    前記電気機械(1)は前記駆動系(25)によりスイッチオフ可能にされ、
    前記外部制御装置(30)と前記駆動系(25)との間は双方向通信が可能となっており、
    別個のスイッチオフ線(34)が、前記外部制御装置(30)と前記駆動系(25)との間で、前記外部制御装置(30)から前記駆動系(25)へとスイッチオフ信号を送信するために設けられ、前記別個のスイッチオフ線(34)経由の前記送信は、前記双方向通信を使用したとした場合よりも高速に前記電気機械(1)のスイッチオフが可能であることを特徴とする装置。
  2. 前記外部制御装置(30)の前記駆動系への前記別個のスイッチオフ線(34)が、前記駆動系(25)の切換装置(29)に接続され、前記電気機械(1)の前記駆動系(25)のスイッチオフ経路に統合されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記電動機(1)をスイッチオフするために、
    回転速度(D1)が、規定可能な限界値(GR1)よりも低下していない場合、又は前記出力部(2)の電圧(U_DC)が限界値(U_max)を超えた場合、前記出力部の3つの上部回路ブレーカ(2o1、2o2、2o3)又は3つの下部回路ブレーカ(2u1、2u2、2u3)を短絡することによって、前記出力部(2)に三相短絡を与えることができ、かつ
    前記回転速度(D1)が、前記限界値(GR1)よりも小さく、前記出力部(2)の電圧(U_DC)が前記限界値(U_max)を超えなかった場合、前記出力部(2)のすべての前記回路ブレーカ(2o1、2o2、2o3、2u1、2u2、2u3)を開放できることを特徴とする請求項又はに記載の装置。
  4. 前記外部制御装置(30)機能コンピュータ(31)及び監視コンピュータ(32)を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の装置
  5. 出力部(2)を有する駆動系(25)と、
    外部制御装置(30)と、を有し、
    電気機械(1)は前記駆動系(25)によりスイッチオフ可能にされ、
    前記外部制御装置(30)と前記駆動系(25)との間は双方向通信が可能となっており、
    別個のスイッチオフ線(34)が、前記外部制御装置(30)と前記駆動系(25)との間で、前記外部制御装置(30)から前記駆動系(25)へとスイッチオフ信号を送信するために設けられ、前記別個のスイッチオフ線(34)経由の前記送信は、前記双方向通信を使用したとした場合よりも高速に前記電気機械(1)のスイッチオフが可能である装置により、車両用の電気機械(1)を動作させるための方法であって、
    前記外部制御装置(30)が欠陥を識別した場合、前記外部制御装置(30)がスイッチオフ信号を前記別個のスイッチオフ線(34)経由で前記電気機械(1)の前記駆動系(25)に送信することを特徴とする方法。
  6. 前記外部制御装置(30)の機能コンピュータ(31)又は監視コンピュータ(32)が欠陥を識別したとき、前記外部制御装置(30)が欠陥を識別することを特徴とする請求項に記載の方法。
  7. 前記外部制御装置(30)からのスイッチオフ信号によって開始されるスイッチオフ反応が前記駆動系(25)のスイッチオフ経路に統合されることを特徴とする請求項5又は6に記載の方法。
  8. 検出された回転速度が、その回転速度に関連する限界値未満に低下していない場合、又は前記出力部(2)の電圧(U_DC)が限界値(U_max)を超えた場合、前記外部制御装置(30)からの前記スイッチオフ信号が前記出力部の3つの上部回路ブレーカ(2o1、2o2、2o3)又は3つの下部回路ブレーカ(2u1、2u2、2u3)を短絡することによって、出力部(2)の三相短絡を開始し、
    検出された回転速度が、その回転速度に関連する限界値よりも小さく、前記出力部(2)の電圧(U_DC)が前記限界値(U_max)を超えなかった場合、前記外部制御装置(30)からの前記スイッチオフ信号が前記出力部(2)のすべての回路ブレーカの開放を開始することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. スイッチオフ経路試験が、前記電気機械(1)がスイッチオフすることをチェックするために行われ、かつ前記電気機械(1)が、異なる状態で前記外部制御装置(30)により適切にスイッチオフされるかの試験を行うことを特徴とする請求項のいずれか1項に記載の方法。
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