JP6267232B2 - 負荷駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、車両における負荷駆動回路に関する。
本技術分野の背景技術として、従来の電子制御式のエンジン制御装置には、結線を含む外部回路群の故障診断機能を備えているものがあり、故障診断機能においてエンジン制御装置内の故障検出回路で生成される信号を監視し、シリアル通信によって演算処理装置に故障診断結果のデータを伝送する。
例えば、故障検出回路が回路の断線を検出した場合には、故障検出回路がシリアル通信によって演算処理装置からの診断結果要求信号を受信すると、故障検出回路がシリアル通信によって演算処理装置に故障診断結果のデータを送信し、演算処理装置が回路の不具合を表す不具合コードを記憶、表示するなどの処理を行う。特開2003−74401号公報(特許文献1)にはシリアル通信による故障診断機能は、故障検出手段が演算処理装置から一定時間毎に要求される診断結果要求データを受信した時、診断結果データを演算処理装置へ送信する。故障検出回路の故障診断は、“外部回路電源ショート”、“外部回路グランドショート”、“外部回路オープン”、“正常”の4状態を検出すると記載されている。
また、特開2005−63054号公報(特許文献2)がある。この公報には、「自己診断機能を備えるASICなどの電子制御装置で、自己診断を行う部分に故障が発生すれば、故障が発生していることも含めて確実に診断結果を導出可能にする。」と記載されている。その中で自己診断テストを実施する2つのテスト回路が設けられ、一方のテスト回路がシステム制御に必要な機能について自己診断テストを行い、双方のテスト回路同士で相互監視を行うことで自己診断を行う箇所の故障も確実に導出すると記載されている。
特開2003−74401号公報 特開2005−63054号公報
しかしながら、従来技術においては診断回路が正常に動作する前提のもと、負荷駆動回路の診断を行っており、この診断回路自体の診断については言及されていなかった。そこで本発明の目的は負荷駆動回路における故障診断手段そのものの診断を行うことが可能な負荷駆動回路を提供することである。
上記目的はその一例として、車載用負荷駆動回路において、定電圧源に直列に接続される第1の電流源と、第1の電流源に直列に接続される第2の電流源と、をさらに備え、第1の電流源と第2の電流源との間の接続点はハイサイドスイッチとハイサイド出力端子の間の経路に接続される

本発明によれば、負荷駆動回路における故障診断手段そのものの診断を行うことが可能な負荷駆動回路を提供できる。
本発明に係る車載用駆動制御装置の第一実施形態を示す回路構成図。 図1に示される車載用駆動制御装置の動作説明に供されるフローチャート。 本発明に係る車載用駆動制御装置の第二実施形態を示す回路構成図。 図3に示される車載用駆動制御装置の動作説明に供されるフローチャート。 本発明に係る車載用駆動制御装置の第三実施形態を示す回路構成図。 図5に示される車載用駆動制御装置の動作説明に供されるフローチャート。 本発明に係る車載用3相モータにおける回路構成図。 本発明に係る車載用単相モータにおけるH−Bridge回路を使用して実施する回路構成図。 電源ショート、グランドショート、正常を判定する閾値電圧を示す図。
以下、実施例を図面を用いて説明する。なお、以下に示す各実施形態において上記した図1、図3、図5と共通または関連する要素には同一の符号を付与するものとする。
本実施例では、図1で示す車載用駆動制御装置の第一実施形態の回路構成と図2に示される車載用駆動制御装置の動作説明に供されるフローチャートの例を説明する。
図1に示すように、電源電圧VBに接続された駆動回路100はハイサイドスイッチ手段10、ローサイドスイッチ手段11、駆動負荷12、ハイサイド出力端子13、ローサイド出力端子14を有し、駆動回路手段300からの信号出力によってハイサイドスイッチ手段10、ローサイドスイッチ手段11を通電にする為のスイッチングを行う。
故障診断手段200は定電圧源VCCと接続されており、その中で高電位側と低電位側双方に定電圧源の高電位側の電流方向を決める機構20と定電圧源の低電位側の電流方向を決める機構21を有している。
また、駆動回路制御手段300はマイクロプロセッサ30と接続されており、故障診断手段200の診断結果判定や駆動回路100のハイサイドスイッチ手段10、ローサイドスイッチ手段11を通電にする為のスイッチング制御を行う。
車両において電源投入後、駆動回路100のハイサイドスイッチ手段10とローサイドスイッチ手段11を非通電状態にし、駆動負荷12を非通電とする。(図2のステップS10)
故障診断手段200では定電圧源VCCを基準にし高電位側の電流方向を決める機構20と定電圧源の低電位側の電流方向を決める機構21双方による分圧により図9における閾値V1とV2の間の電圧が故障診断手段200で観測されることにより駆動負荷12が通電していないときの故障診断手段200における診断結果、正常を判定しマイクロプロセッサ30へ本結果を送信する(図2のステップS11のYes判定)。閾値V1以上となるときは駆動負荷12、ハイサイド出力端子13および双方を接続する配線がショートして通電していると考え、故障診断手段200における診断結果、電源ショートを判定しマイクロプロセッサ30へ結果を送信する(図2のステップS11のNo判定)。マイクロプロセッサ30は駆動回路故障の処理を実施し(図2のステップS18)、車両における本車載用駆動制御装置の動作を終了する。閾値V2以下となるときは駆動負荷12、ローサイド出力端子14および双方を接続する配線がショートして通電していると考え、故障診断手段200における診断結果、グランドショートを判定しマイクロプロセッサ30へ結果を送信する(図2のステップS11のNo判定)。マイクロプロセッサ30は駆動回路故障の処理を実施し(図2のステップS18)、車両における本車載用駆動制御装置の動作を終了する。
診断結果が正常、つまり駆動回路100に故障がなかったときは、ハイサイドスイッチ手段10が非通電、ローサイドスイッチ11手段が非通電となるスイッチングが実施されていることつまりは駆動負荷12に動作がないことを監視する(図2のステップS12)
駆動負荷に動作がないときは駆動回路100のハイサイドスイッチ手段10を通電、ローサイドスイッチ手段11を非通電とするスイッチングを実施する(図2のステップS13の1)。
このとき故障診断手段200は電源電圧VBを基準にし、故障診断手段200の低電位側の電流方向を決める機構21との間で電流が発生し、図9における閾値V1以上の電圧が故障診断手段200で観測され、故障診断手段200における診断結果、電源ショートが判定されマイクロプロセッサ30へ本結果を送信する(図2のステップS14の1のYes判定)。そうでないとき(図2のステップS14の1のNo判定)はマイクロプロセッサ30は診断判定結果から故障診断手段200の故障であると判断し、故障診断手段200の故障の処理を実施し(図2のステップS17)車両における本車載用駆動制御装置の動作を終了する。
図2のステップS13とS14のは以下の処理でも良い。
駆動負荷に動作がないときは駆動回路100のハイサイドスイッチ手段10を非通電、ローサイドスイッチ手段11を通電とするスイッチングを実施する(図2のステップS13の2)。
このとき故障診断手段200は定電圧源VCCを基準にし、高電位側の電流方向を決める機構20との間で電流が発生し、図9における閾値V2以下の電圧が故障診断手段200で観測され、故障診断手段200における診断結果、グランドショートが判定されマイクロプロセッサ30へ本結果を送信する(図2のステップS14の2のYes判定)。そうでないとき(図2のステップS14の2のNo判定)はマイクロプロセッサ30は診断判定結果から故障診断手段200の故障であると判断し、故障診断手段200の故障の処理を実施し(図2のステップS17)車両における本車載用駆動制御装置の動作を終了する。
図2のステップS13の1、ステップS14の1のYes判定後は本処理を実施する。
駆動回路100のハイサイドスイッチ手段10を非通電、ローサイドスイッチ手段11を通電とするスイッチングを実施する(図2のステップS15の1)。
このとき故障診断手段200は定電圧源VCCを基準にし、高電位側の電流方向を決める機構20との間で電流が発生し、図9における閾値V2以下の電圧が故障診断手段200で観測され、故障診断手段200における診断結果、グランドショートが判定されマイクロプロセッサ30へ本結果を送信する(図2のステップS16の1のYes判定)。そうでないとき(図2のステップS16の1のNo判定)はマイクロプロセッサ30は診断判定結果から故障診断手段200の故障であると判断し、故障診断手段200の故障の処理を実施し(図2のステップS17)車両における本車載用駆動制御装置の動作を終了する。
図2のステップS13の2、ステップS14の2のYes判定後は本処理を実施する。
駆動回路100のハイサイドスイッチ手段10を通電、ローサイドスイッチ手段11を非通電とするスイッチングを実施する(図2のステップS15の2)。
このとき故障診断手段200は電源電圧VBを基準にし、故障診断手段200の低電位側の電流方向を決める機構21との間で電流が発生し、図9における閾値V1以上の電圧が故障診断手段200で観測され、故障診断手段200における診断結果、電源ショートが判定されマイクロプロセッサ30へ本結果を送信する(図2のステップS16の2のYes判定)。そうでないとき(図2のステップS16の2のNo判定)はマイクロプロセッサ30は診断判定結果から故障診断手段200の故障であると判断し、故障診断手段200の故障の処理を実施し(図2のステップS17)車両における本車載用駆動制御装置の動作を終了する。
図2のステップS13からステップS16はステップS12を監視しながらループ処理が実施される。
以上の制御によって故障診断手段200の妥当性検証を行う。
第一実施形態では図2のステップS10からステップS11で駆動回路100に故障がないことの判定が実施されないと以降のステップで駆動回路100を使用して故障診断手段200の妥当性検証を行う制御が実施できない。
本実施例では、第二実施形態として駆動回路100の故障判定を使用することなくできる故障診断手段200の妥当性検証を行う制御、図3で示す車載用駆動制御装置の第二実施形態の回路構成と図4に示される車載用駆動制御装置の動作説明に供されるフローチャートの例を説明する。
図3に記載されている既に説明した図1に示された同一の符号を付された構成と、同一の機能を有する部分については、説明を省略する。
図3は図1に無い機能として駆動回路100と故障診断手段200の接続スイッチ22と故障診断手段200内の定電圧源VCCの高電位側接続スイッチ23と定電圧源VCCの低電位側接続スイッチ24を有している。
車両において電源投入後、ハイサイドスイッチ手段10が非通電、ローサイドスイッチ手段11が非通電となるスイッチングが実施されていることつまりは駆動負荷12に動作がないことを監視する(図4のステップS20)
駆動負荷に動作がないときは駆動回路100と故障診断手段200の接続スイッチ22を非通電となるようにスイッチングを実施する(図4のステップS21)
次に故障診断手段200の定電圧源VCCの高電位側接続スイッチ23を通電、定電圧源の高電位側接続スイッチ24を非通電とするスイッチングを実施する(図4のステップS22の1)。
このとき故障診断手段200は定電圧源VCCを基準にし、故障診断手段200の高電位側の電流方向を決める機構20で電流が発生し、図9における閾値V1以上の電圧が故障診断手段200で観測され、故障診断手段200における診断結果、電源ショートが判定されマイクロプロセッサ30へ本結果を送信する(図4のステップS23の1のYes判定)。そうでないとき(図4のステップS23の1のNo判定)はマイクロプロセッサ30は診断判定結果から故障診断手段200の故障であると判断し、故障診断手段200の故障の処理を実施し(図4のステップS27)車両における本車載用駆動制御装置の動作を終了する。
図4のステップS22とS23のは以下の処理でも良い。
故障診断手段200の定電圧源VCCの高電位側接続スイッチ23を非通電、定電圧源VCCの高電位側接続スイッチ24を通電とするスイッチングを実施する(図4のステップS22の2)。
このとき故障診断手段200の低電位側の電流方向を決める機構21で電流の向きが決まり、図9における閾値V2以下の電圧が故障診断手段200で観測され、故障診断手段200における診断結果、グランドショートが判定されマイクロプロセッサ30へ本結果を送信する(図4のステップS23の2のYes判定)。そうでないとき(図4のステップS23の2のNo判定)はマイクロプロセッサ30は診断判定結果から故障診断手段200の故障であると判断し、故障診断手段200故障の処理を実施し(図4のステップS27)車両における本車載用駆動制御装置の動作を終了する。
図4のステップS22の1、ステップS23の1のYes判定後は本処理を実施する。
故障診断手段200の定電圧源VCCの高電位側接続スイッチ23を非通電、定電圧源VCCの高電位側接続スイッチ24を通電とするスイッチングを実施する(図4のステップS24の1)。
このとき故障診断手段200の低電位側の電流方向を決める機構21で電流の向きが決まり、図9における閾値V2以下の電圧が故障診断手段200で観測され、故障診断手段200における診断結果、グランドショートが判定されマイクロプロセッサ30へ本結果を送信する(図4のステップS25の1のYes判定)。そうでないとき(図4のステップS25の1のNo判定)はマイクロプロセッサ30は診断判定結果から故障診断手段200の故障であると判断し、故障診断手段200の故障の処理を実施し(図4のステップS27)車両における本車載用駆動制御装置の動作を終了する。
図4のステップS22の2、ステップS23の2のYes判定後は本処理を実施する。
故障診断手段200の定電圧源VCCの高電位側接続スイッチ23を通電、定電圧源VCCの高電位側接続スイッチ24を非通電とするスイッチングを実施する(図4のステップS24の2)。
このとき故障診断手段200は定電圧源VCCを基準にし、故障診断手段200の高電位側の電流方向を決める機構20との間で電流が発生し、図9における閾値V1以上の電圧(ほぼVCC)が故障診断手段で観測され、故障診断手段200における診断結果、電源ショートが判定されマイクロプロセッサ30へ本結果を送信する(図4のステップS25の2のYes判定)。そうでないとき(図4のステップS25の2のNo判定)はマイクロプロセッサ30は診断判定結果から故障診断手段200の故障であると判断し、故障診断手段200の故障の処理を実施し(図4のステップS27)車両における本車載用駆動制御装置の動作を終了する。
図4のステップ25がYes判定のときは駆動回路100と故障診断手段200の接続スイッチ22を通電となるようにスイッチングを実施する(図4のステップS26)
図4のステップS21からステップS26はステップS20を監視しながらループ処理が実施される。
以上の制御によって故障診断手段200の妥当性検証を行う。
本実施例では、第三実施形態として駆動回路100の故障判定を使用することなくできる故障診断手段200の妥当性検証を行う制御の他の手法として、図5で示す車載用駆動制御装置の第三実施形態の回路構成と図6に示される車載用駆動制御装置の動作説明に供されるフローチャートの例を説明する。
図5に記載されている既に説明した図1に示された同一の符号を付された構成と、同一の機能を有する部分については、説明を省略する。
図5は図1に無い機能として駆動回路100と故障診断手段200の接続スイッチ22と故障診断手段200内にハイサイドスイッチ手段25とローサイドスイッチ手段26を有している。
車両において電源投入後、ハイサイドスイッチ手段10が非通電、ローサイドスイッチ手段11が非通電となるスイッチングが実施されていることつまりは駆動負荷12に動作がないことを監視する(図6のステップS30)
駆動負荷12に動作がないときは駆動回路200との接続スイッチ22を非通電となるようにスイッチングを実施する(図6のステップS31)
次に故障診断手段200内のハイサイドスイッチ手段25を通電、ローサイドスイッチ手段26を非通電とするスイッチングを実施する(図6のステップS32の1)。
このとき故障診断手段200は電源電圧VBを基準にし、故障診断手段200の低電位側の電流方向を決める機構21との間で電流が発生し、図9における閾値V1以上の電圧が故障診断手段200で観測され、故障診断手段200における診断結果、電源ショートが判定されマイクロプロセッサ30へ本結果を送信する(図6のステップS33の1のYes判定)。そうでないとき(図6のステップS33の1のNo判定)はマイクロプロセッサ30は診断判定結果から故障診断手段200の故障であると判断し、故障診断手段200の故障の処理を実施し(図6のステップS37)車両における本車載用駆動制御装置の動作を終了する。
図6のステップS32とS33は以下の処理でも良い。
故障診断手段200内のハイサイドスイッチ手段25を非通電、ローサイドスイッチ手段26を通電とするスイッチングを実施する(図6のステップS32の2)。
このとき故障診断手段200は故障診断手段200の高電位側の電流方向を決める機構22からローサイドスイッチ手段26へ電流が発生し、図9における閾値V2以下の電圧が故障診断手段200で観測され、故障診断手段200における診断結果、グランドショートが判定されマイクロプロセッサ30へ本結果を送信する(図6のステップS33の2のYes判定)。そうでないとき(図6のステップS33の2のNo判定)はマイクロプロセッサ30は診断判定結果から故障診断手段200の故障であると判断し、故障診断手段200の故障の処理を実施し(図6のステップS37)車両における本車載用駆動制御装置の動作を終了する。
図6のステップS32の1、ステップS33の1のYes判定後は本処理を実施する。
故障診断手段200内のハイサイドスイッチ手段25を非通電、ローサイドスイッチ手段26を通電とするスイッチングを実施する(図6のステップS34の1)。
このとき故障診断手段200は故障診断手段200の高電位側の電流方向を決める機構22からローサイドスイッチ手段26へ電流が発生し、図9における閾値V2以下の電圧が故障診断手段200で観測され、故障診断手段200における診断結果、グランドショートが判定されマイクロプロセッサ30へ本結果を送信する(図6のステップS35の1のYes判定)。そうでないとき(図6のステップS35の1のNo判定)はマイクロプロセッサ30は診断判定結果から故障診断手段200の故障であると判断し、故障診断手段200の故障の処理を実施し(図6のステップS37)車両における本車載用駆動制御装置の動作を終了する。
図6のステップS32の2、ステップS33の2のYes判定後は本処理を実施する。
ハイサイドスイッチ手段25を通電、ローサイドスイッチ手段26を非通電とするスイッチングを実施する(図6のステップS34の1)。
このとき故障診断手段200は電源電圧VBを基準にし、故障診断手段200の低電位側の電流方向を決める機構21との間で電流が発生し、図9における閾値V1以上の電圧が故障診断手段200で観測され、故障診断手段200における診断結果、電源ショートが判定されマイクロプロセッサ30へ本結果を送信する(図6のステップS35の2のYes判定)。そうでないとき(図6のステップS35の2のNo判定)はマイクロプロセッサ30は診断判定結果から故障診断手段200の故障であると判断し、故障診断手段200の故障の処理を実施し(図6のステップS37)車両における本車載用駆動制御装置の動作を終了する。
図6のステップS31からステップS36はステップS30を監視しながらループ処理が実施される。
以上の制御によって故障診断手段200の妥当性検証を行う。
図7のような3相モータ駆動回路においても各相をU相、V相、W相としたときに電流の向きがU相からV相への接続関係、電流の向きがU相からW相への接続関係、電流の向きがV相からW相への接続関係、電流の向きがV相からU相への接続関係、電流の向きがW相からU相への接続関係、電流の向きがW相からU相への接続関係に対し、第一実施形態の図2のステップ13からステップ16を上記6接続のいずれかに対し実施すれば故障診断手段の妥当性検証をすることができる。
第二実施形態は図4のステップ22からステップ25を上記6接続関係のいずれかに対し実施すれば故障診断手段の妥当性検証をすることができる。
第三実施形態は図6のステップ32からステップ35を上記6接続関係のいずれかに対し実施すれば故障診断手段の妥当性検証をすることができる。
図8のようなH−Bridge回路においても単相モータを例としてあげると片側を正側、もう一方を負側として電流の向きが正側から負側への接続関係、電流の向きが負側から正側へ接続関係に対し、第一実施形態の図2のステップ13からステップ16を上記2接続関係のいずれかに対し実施すれば故障診断手段の妥当性検証をすることができる。
第二実施形態は図4のステップ22からステップ25を上記2接続関係のいずれかに対し実施すれば故障診断手段の妥当性検証をすることができる。
第三実施形態は図6のステップ32からステップ35を上記2接続関係のいずれかに対し実施すれば故障診断手段の妥当性検証をすることができる。
なお、本方式の駆動制御手段300から故障診断手段200における診断結果のマイクロプロセッサ30への送信手段は故障診断手段200にて出力するアナログ電圧値であっても、診断結果をデジタル信号化したデジタル信号値であっても、その診断結果を通信信号化した方式であっても良い。
また、本方式の故障診断手段200と駆動制御手段300は半導体チップとして有しても半導体チップとして有してなくとも良い。
10 駆動回路ハイサイドスイッチ手段
11 駆動回路ローサイドスイッチ手段
12 駆動負荷
13 ハイサイド出力端子
14 ローサイド出力端子
20 定電圧源の高電位側の電流方向を決める機構
21 定電圧源の低電位側の電流方向を決める機構
22 駆動回路100と故障診断手段200の接続スイッチ
23 定電圧源の高電位側接続スイッチ
24 定電圧源の低電位側接続スイッチ
25 故障診断手段200内のハイサイドスイッチ手段
26 故障診断手段200内のローサイドスイッチ手段
30 マイクロプロセッサ
100 駆動回路
200 故障診断手段
300 駆動制御手段
VB 電源電圧
VCC 定電圧源

Claims (7)

  1. 負荷を駆動する車載用負荷駆動回路であって、
    前記負荷の一方に接続されたハイサイド出力端子と、
    前記負荷の他方に接続されたローサイド出力端子と、
    前記負荷への通電状態を切換えるハイサイドスイッチおよびローサイドスイッチと、
    定電圧源を持ち、前記出力端子の高電位側の電源ショートと、前記出力端子の低電位側のグランドショートとを診断する診断回路と、
    を有し、
    該負荷駆動回路へ外部電源から電源が入力された後、前記負荷が駆動していないときに、前記定電圧源を用い前記診断回路の診断を行う、
    車載用負荷駆動回路において、
    前記定電圧源に直列に接続される第1の電流源と、
    前記第1の電流源に直列に接続される第2の電流源と、をさらに備え、
    前記第1の電流源と前記第2の電流源との間の接続点は前記ハイサイドスイッチと前記ハイサイド出力端子の間の経路に接続される、
    車載用負荷駆動回路
  2. 請求項1記載の車載用負荷駆動回路であって、
    前記診断回路は、前記定電圧源の高電位側の接続スイッチと、前記定電圧源の低電位側の接続スイッチと、
    を有し、
    該負荷駆動回路へ外部電源から電源が入力された後、前記負荷が駆動していないときに、前記高電位側の接続スイッチをオンし、前記低電位側の接続スイッチをオフし、電源ショートを診断する、
    車載用負荷駆動回路。
  3. 請求項1記載の車載用負荷駆動回路であって、
    前記診断回路は、前記定電圧源の高電位側の接続スイッチと、前記定電圧源の低電位側の接続スイッチと、
    を有し、
    該負荷駆動回路へ外部電源から電源が入力された後、前記負荷が駆動していないときに、前記高電位側の接続スイッチをオフし、前記低電位側の接続スイッチをオンし、グランドショートを診断する、
    車載用負荷駆動回路。
  4. 請求項1記載の車載用負荷駆動回路であって、
    前記診断回路は、前記定電圧源の高電位側の接続スイッチと、前記定電圧源の低電位側の接続スイッチと、
    を有し、
    該負荷駆動回路へ外部電源から電源が入力された後、前記負荷が駆動していないときに、前記高電位側の接続スイッチをオンし、前記低電位側の接続スイッチをオフし、電源ショートを診断し、
    該負荷駆動回路へ外部電源から電源が入力された後、前記負荷が駆動していないときに、前記高電位側の接続スイッチをオフし、前記低電位側の接続スイッチをオンし、グランドショートを診断する、
    車載用負荷駆動回路。
  5. 請求項1記載の車載用負荷駆動回路であって、
    前記診断回路は、
    前記ハイサイドスイッチをオンし且つ前記ローサイドスイッチをオフした場合の前記第1の電流源と前記第2の電流源との間の接続点の電圧に基づいて電源ショートを診断し、
    前記ハイサイドスイッチをオフし且つ前記ローサイドスイッチをオンした場合の前記第1の電流源と前記第2の電流源との間の接続点の電圧に基づいてグランドショートを診断する、
    車載用負荷駆動回路。
  6. 請求項5記載の車載用負荷駆動回路であって、
    前記ハイサイドスイッチをオフし且つ前記ローサイドスイッチをオフしたときに、前記第1の電流源と前記第2の電流源との間の接続点の電圧が第1の閾値と前記第1の閾値より大きい第2の閾値の間の電圧となる場合、前記診断回路が正常であると判定し、
    前記ハイサイドスイッチをオンし且つ前記ローサイドスイッチをオフしたときに、前記第1の電流源と前記第2の電流源との間の接続点の電圧が前記第2の閾値より小さい電圧となる場合、前記診断回路が故障していると判定し、
    前記ハイサイドスイッチをオフし且つ前記ローサイドスイッチをオンしたときに、前記第1の電流源と前記第2の電流源との間の接続点の電圧が前記第1の閾値より大きい電圧となる場合、前記診断回路が故障していると判定するプロセッサをさらに備える、
    車載用負荷駆動回路。
  7. 請求項2記載の車載用負荷駆動回路であって、
    前記第1の電流源と前記第2の電流源との間の接続点と前記ハイサイドスイッチと前記ハイサイド出力端子の間の経路を接続する経路に設けられる第3の接続スイッチと、
    前記第3の接続スイッチをオフし、前記高電位側の接続スイッチをオンし且つ前記低電位側の接続スイッチをオフしたときに、前記第1の電流源と前記第2の電流源との間の接続点の電圧が第1の閾値より大きい第2の閾値より小さい電圧となる場合、前記診断回路が故障していると判定し、前記第3の接続スイッチをオフし、前記高電位側の接続スイッチをオフし且つ前記低電位側の接続スイッチをオンしたときに、前記第1の電流源と前記第2の電流源との間の接続点の電圧が前記第1の閾値より大きい電圧となる場合、前記診断回路が故障していると判定するプロセッサと、をさらに備える、
    車載用負荷駆動回路。
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