JP5184123B2 - 画像処理装置、画像データ通信システム及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像データ通信システム及び画像処理プログラム Download PDF

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本発明は、被写体を撮影した画像についての画像処理装置、画像データ通信システム及び画像処理プログラムに関する。
従来、ゲームコーナー等において、利用者を撮影し、モニタに表示した撮影画像にいたずら書きを加え、印刷して出力する撮影装置(いわゆるプリントシール機)があった(例えば特許文献1)。また、一部の撮影装置においては、その撮影画像を携帯電話機に送信して、携帯電話機のモニタに撮影画像を出力することが行われている。
しかし、これらの撮影装置は、撮影方法や撮影画像の出力が単純であるため、目新しさがなくなってきている。
特開2005−326435号公報
本発明の課題は、被写体を新しい撮影方法で撮影した画像に関して、面白さを向上した撮影画像を得るための画像処理装置、画像データ通信システム及び画像処理プログラムを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではなく、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
請求項1の発明は、筐体(10)内に位置する被写体(U)を、前記筐体内の所定の位置である撮影中心(C)を中心とした円周上の異なる位置から撮影する撮影部(11,11−1〜11−24等)により撮影された画像から、前記被写体の画像を抽出する処理を行う画像処理部(40a)と、前記画像処理部により抽出された複数の前記被写体の画像を、各々関連付けて記憶する画像記憶部(35a)と、前記被写体の画像の背景に表示するための、所定位置からの全周の風景の画像を含む付随画像を記憶する付随画像記憶部(35b)と、前記被写体の画像と前記付随画像とを関連付けて記憶する付随画像処理部(240d)と、前記付随画像処理部によって関連付けて記憶された前記被写体の画像と、その画像を撮影した前記撮影部の前記円周上の位置に基づいて決定した前記付随画像の一部分とを、前記画像記憶部に記憶された複数の前記被写体の画像が関連付けられている順番に出力するように制御する制御部(240)と、を備え、前記画像処理部は、複数の前記被写体の画像を、前記筐体内の内壁面に予め配置された指標の位置情報に基づき各画像の中で前記被写体が一定の位置に配置されるように、各画像に含まれる前記指標を揃えるように調整すること、を特徴とする画像処理装置(230)である。
請求項2の発明は、筐体(10)内に位置する被写体(U)を、前記筐体内の所定の位置である撮影中心(C)を中心とした円周上の異なる位置から撮影する撮影部(11,11−1〜11−24等)により撮影された画像から、前記被写体の画像を抽出する処理を行う画像処理部(40a)と、前記画像処理部により抽出された複数の前記被写体の画像を、各々関連付けて記憶する画像記憶部(35a)と、前記被写体の画像の背景に表示するための、所定位置からの全周の風景の画像を含む付随画像を記憶する付随画像記憶部(35b)と、前記被写体の画像と、その画像を撮影した前記撮影部の前記円周上の位置に基づいて決定した前記付随画像の一部分と、を合成して新たに作成した合成画像を記憶する合成画像記憶部(35c)と、前記合成画像記憶部によって記憶された前記合成画像を、前記画像記憶部に記憶された複数の前記被写体の画像が関連付けられている順番に出力するように制御する制御部(40)と、を備え、前記画像処理部は、複数の前記被写体の画像を、前記筐体内の内壁面に予め配置された指標の位置情報に基づき各画像の中で前記被写体が一定の位置に配置されるように、各画像に含まれる前記指標を揃えるように調整すること、を特徴とする画像処理装置(30)である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置(30,230)において、前記付随画像は、前記被写体の画像を中心とした円周上に表示するための所定の文字列の画像を含むことを特徴とする画像処理装置である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の画像処理装置(30,230)において、前記撮影部(11,11−1〜11−24等)は、前記被写体(U)を所定時間内に複数のタイミングで撮影し、前記画像記憶部(35a)は、前記撮影部により撮影された前記被写体の画像を、前記タイミングに関連付けて記憶することを特徴とする画像処理装置である。
請求項5の発明は、請求項4に記載の画像処理装置(30,230)において、前記撮影部(11,11−1〜11−24等)は、等時間間隔のタイミングで撮影することを特徴とする画像処理装置である。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれかに記載の画像処理装置(30,230)において、前記撮影部(11,11−1〜11−24等)は、前記円周上の所定間隔を隔てた複数の撮影位置に配置された又は移動される撮影機(11,11−1〜11−24)を有し、前記画像記憶部(35a)は、前記被写体(U)の画像を、前記撮影機の位置に関連付けて記憶することを特徴とする画像処理装置である。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれかに記載の画像処理装置(30,230)において、前記画像記憶部(35a)に記憶された前記被写体(U)の画像のうち、互いに関連付けられた2つの画像を抽出する画像抽出部(40b)と、前記画像抽出部により抽出された前記2つの画像の中間の画像である中間画像を新たに生成する中間画像生成部(40c)と、を備えることを特徴とする画像処理装置である。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7までのいずれかに記載の画像処理装置(30,230)において、前記画像処理部(40a)は、前記被写体(U)の背景と同一色の画像領域を削除することにより、前記被写体の画像を抽出することを特徴とする画像処理装置である。
請求項9の発明は、請求項1から請求項8までのいずれかに記載の画像処理装置(30,230)において、前記画像処理部(40a)は、前記撮影部(11,11−1〜11−24等)により撮影された前記被写体(U)を含む画像及び前記被写体を含まない画像を比較して共通した画像領域を削除することにより、前記被写体の画像を抽出することを特徴とする画像処理装置である。
請求項10の発明は、請求項9に記載の画像処理装置(30,230)において、前記画像処理部は(40a)、前記撮影部(11,11−1〜11−24等)により撮影された前記被写体(U)を含む画像及び前記被写体を含まない画像の背景と同一色の画像領域を削除した後に、前記画像領域を削除後の両画像を比較して共通した画像領域を削除することにより、前記被写体の画像を抽出することを特徴とする画像処理装置である。
請求項11の発明は、請求項1から請求項10までのいずれかに記載の画像処理装置(30,230)と、前記画像処理装置と通信網を介して接続された情報通信端末(48)と、を備える画像データ通信システム(100,200)であって、前記画像処理装置は、前記被写体(U)の画像を含む画像データを前記情報通信端末に送信する送信部(31)を有することを特徴とする画像データ通信システムである。
請求項12の発明は、コンピュータを、筐体(10)内に位置する被写体(U)を、前記筐体内の所定の位置である撮影中心(C)を中心とした円周上の異なる位置から所定時間内に複数のタイミングで撮影する撮影手段(11,11−1〜11−24等)により撮影された画像から、前記被写体の画像を抽出する処理を行う画像処理手段(40a)と、前記画像処理手段により抽出された複数の前記被写体の画像を、前記タイミングに関連付けて記憶する画像記憶手段(35a)と、前記被写体の画像の背景に表示するための、所定位置からの全周の風景の画像を含む付随画像を記憶する付随画像記憶手段と、前記被写体の画像と前記付随画像とを関連付けて記憶する付随画像処理手段と、前記付随画像処理手段により関連付けて記憶された前記被写体の画像と、その画像を撮影した前記撮影手段の前記円周上の位置に基づいて決定した前記付随画像の一部分とを、前記画像記憶手段に記憶された複数の前記被写体の画像が関連付けられている順番に出力するように制御する手段と、して機能させ、前記画像処理手段を、複数の前記被写体の画像を、前記筐体内の内壁面に予め配置された指標の位置情報に基づき各画像の中で前記被写体が一定の位置に配置されるように、各画像に含まれる前記指標を揃えるように調整するように機能させること、を特徴とする画像処理プログラムである。
請求項13の発明は、コンピュータを、筐体内に位置する被写体を、前記筐体内の所定の位置である撮影中心を中心とした円周上の異なる位置から所定時間内に複数のタイミングで撮影する撮影手段により撮影された画像から、前記被写体の画像を抽出する処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段により抽出された複数の前記被写体の画像を、前記タイミングに関連付けて記憶する画像記憶手段と、前記被写体の画像の背景に表示するための、所定位置からの全周の風景の画像を含む付随画像を記憶する付随画像記憶手段と、前記被写体の画像と、その画像を撮影した前記撮影手段の前記円周上の位置に基づいて決定した前記付随画像の一部分と、を合成して新たに作成した合成画像を記憶する合成画像記憶手段と、前記合成画像記憶手段に記憶された前記合成画像を、前記画像記憶手段に記憶された複数の前記被写体の画像が関連付けられている順番に出力するように制御する手段と、して機能させ、前記画像処理手段を、複数の前記被写体の画像を、前記筐体内の内壁面に予め配置された指標の位置情報に基づき各画像の中で前記被写体が一定の位置に配置されるように、各画像に含まれる前記指標を揃えるように調整するように機能させること、を特徴とする画像処理プログラムである。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本発明は、被写体を、撮影中心を中心とした円周上の異なる位置から撮影し、撮影画像から被写体の画像を抽出する。よって、様々な角度から撮影した被写体の画像を取得することができる。
(2)本発明は、被写体の背景と同一色の画像領域を削除することにより、被写体の画像を抽出する。よって、被写体の背景を同一色として被写体を撮影することで、被写体の画像を抽出することができる。
(3)本発明は、被写体を含む画像と被写体を含まない画像とを比較することにより共通した画像領域を削除して、被写体の画像を抽出する。よって、予め被写体を含まない状態で撮影した後に、被写体を撮影することで、被写体の画像を抽出することができる。
(4)本発明は、被写体を含む画像と被写体を含まない画像とにおいて背景と同一色の画像領域を削除した後に、両画像を比較することで共通した画像領域を削除して、被写体の画像を抽出する。よって、背景色の余分な情報を削除した後に比較する処理を行うので、処理を容易にして、システム負荷を軽減し、処理時間を短縮することができる。
(5)本発明は、複数の被写体の画像を各々関連付けて記憶する。関連付けは、例えば、被写体を所定時間内に複数のタイミングで撮影したタイミングであるので、被写体の動きに合わせて撮影した被写体の画像を時系列に関連付けることができる。また、そのタイミングが等間隔であることで、被写体に動きがある場合には、コマ送りのような動きのある連写された被写体の画像を時系列に関連付けることができる。
(6)本発明は、撮影機が、撮影中心を中心とした円周上の複数の撮影位置に配置又は移動が可能なので、撮影中心に位置する被写体を、複数の角度から撮影することができる。また、撮影された画像から被写体を抽出した被写体の画像を、撮影機の位置に関連付けて記憶するので、被写体の画像を、例えば、被写体を断続的に所定角度ずつ回転させるような順番で関連付けることができる。
(7)本発明は、互いに関連付けられた2つの被写体の画像を抽出して、2つの被写体の画像から中間の画像を新たに生成するので、2つの被写体の画像の中間で撮影したかのような中間画像を取得することができる。例えば、撮影タイミングの間隔が長かったり、撮影機の配置位置の間隔が離れていたりする場合でも、中間画像により補うことができる。よって、撮影された画像を用いて生成した新たな中間画像を得ることができる。
(8)本発明は、被写体の画像と共に表示する付随画像を記憶するので、被写体の画像と共に付随画像を表示することができる。ここで、付随画像とは、被写体の画像の背景に表示する背景画像や、被写体の周囲に表示する任意の文字等の落書き画像をいう。また、被写体の画像と付随画像とを関連付ける関連付けデータを記憶するので、被写体の画像と付随画像とを別々に有し、例えば、表示する際に関連付けることができる。
(9)本発明は、被写体の画像と付随画像とを合成して新たに合成画像を作成して記憶するので、被写体の画像と付随画像とを別々に記憶するよりも記憶容量が少なくて済む。また、予め合成画像を作成するため、表示する際の処理の軽減を図ることができる。
(10)本発明は、複数の被写体の画像を、各画像の中で被写体が一定の位置に配置されるように調整するので、複数の画像を順番に表示させる場合でも、被写体の位置がずれることなく表示できる。
(11)本発明は、撮影中心を中心とした円周上の異なる位置から撮影した撮影画像から抽出した被写体の画像を、情報通信端末に送信可能なので、被写体である利用者は、被写体の画像を、情報通信端末の表示装置に出力したり、情報通信端末で編集したりできる。
本発明は、被写体を新しい撮影方法で撮影した画像に関して、面白さを向上した撮影画像を得るための画像処理装置、画像データ通信システム及び画像処理プログラムを提供するという目的を、画像処理装置が、筐体内に位置する被写体を、筐体内の所定の位置である撮影中心を中心とした円周上の異なる位置から撮影する撮影部により撮影された画像から、被写体の画像を抽出する処理を行う画像処理部を備えることによって実現した。
(第1実施形態)
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
以下、図面等を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
最初に、第1実施形態の撮影システム1の構成の概略を説明する。
図1は、第1実施形態の撮影システム1の斜視図である。
図2は、第1実施形態の撮影室10内のカメラ配置を説明する図であり、図2(a)は、上面図、図2(b)は、斜視図である。
撮影システム1は、撮影室10(筐体)、落書き装置20及び後述する画像処理装置(図3)を備えている。撮影室10は、外壁が円筒状又は多角形の筒状に形成され、撮影室10の水平面(図中XY平面)における直径が2m程度、鉛直方向(図中矢印Z方向)の高さが2m程度の大型の装置である。
図1、図2に示すように、撮影室10の内部には、24台のカメラ11(撮影機)と、プレビューモニタ12と、内壁13とが設置されている。以下、カメラ11については、必要に応じて枝番号(11−1〜11−24)を付して説明する。
カメラ11は、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を備えたデジタルカメラである。図2に示すように、カメラ11は、撮影室10の中心(軸)C(撮影中心)を中心とした水平面(XY平面)内の同一円周上の位置(撮影位置)に配置されている。カメラ11−1〜11−24は、等間隔つまり中心Cを中心に15度間隔に、円環状のフレーム11aの上に設置されている。24台のカメラ11−1〜11−24は、光軸が中心Cを向くように配置されており、撮影室10の中心Cに位置する利用者U(被写体)を、同時に又は所定の時間差毎(所定時間内の複数タイミング)に、複数の撮影角度から撮影を行うことができる。
以上の構成により、カメラ11−1〜11−24は、例えば、直立している利用者Uを周囲から同時に撮影することができるので、各撮影位置からの利用者Uを撮影した撮影画像データを同時に取得することができる。
プレビューモニタ12は、撮影時に24台のカメラ11−1〜11−24の撮影画像を利用者Uが確認するためのLCD(液晶表示装置)等の表示装置である。プレビューモニタ12は、利用者Uが撮影中に視認できるように、表示画面が中心Cを向くように、撮影室10内に設置されている(図1参照)。
内壁13は、カメラ11よりも内側に設けられ、利用者Uを全周囲うような円筒状に形成されている。内壁13には、撮影用の24つの撮影穴13aが各カメラ11−1〜11−24に対応して設けられている(図2(a)参照)。また、内壁13は、その内壁面13bつまり利用者U側の壁面が、緑色又は青色の単一色に彩色されている。この彩色は、制御部40(後述する)が撮影画像データから利用者Uの背景を削除して、利用者Uの画像データを抽出するクロマキー処理を容易にするためである。なお、クロマキー処理については後述する。
カメラ11によって撮影された撮影画像データは、画像処理装置30を介して落書き装置20に送信される。
落書き装置20は、撮影室10に隣接して配置されている。落書き装置20は、利用者Uが操作することにより、画像処理装置30から受信した利用者Uの画像データを編集して、背景画像の入れ替え、画像への文字等の書き込み、編集後データの出力方法の設定等を行うことができる。この編集作業で用いる背景画像や、書き込まれた文字等の落書き画像は、利用者Uの画像に付随して表示する画像であるため、これらをまとめて付随画像ともいう。また、利用者Uの画像データに付随画像を合わせたデータを、編集後データという。落書き装置20は、後述するように落書き用モニタ21及び落書きペン22が設けられている。
また、編集後データの出力についても、落書き装置20で選択することができる。例えば、携帯電話機48(図3参照)への送信、複数角度からの画像のシール付きのシートへの印刷等のなかから選択する。また、携帯電話機48への送信方法の場合には、合成画像とするか、個々の画像とするか等の画像形式や、電子メールでの送信とするか、赤外線等の無線による通信での送信とするか等の送信形式を選択することができる。
図3は、第1実施形態の通信システム100のブロック図である。
通信システム100は、撮影システム1と、撮影システム1にインターネット等の通信網49及び基地局47により接続されている、例えば、利用者Uが所有する携帯電話機48とから構成される。よって、撮影システム1と携帯電話機48(情報通信端末)との間で、無線によりデータの送受信を行うことができる。具体的には、撮影システム1から携帯電話機48に編集後データの送信をすることができる。
撮影システム1は、撮影室10に設けられたカメラ11及びプレビューモニタ12と、落書き装置20に設けられた落書き用モニタ21及び落書きペン22(図1参照)と、画像処理装置30に設けられた通信回路31、記憶部35及び制御部40とを備える。なお、画像処理装置30は、例えば、落書き装置20の内部に収容してもよいし、別途設置された専用ケース(図示せず)内に収容してもよい。
プレビューモニタ12は、制御部40から出力された撮影画像データを表示する。利用者Uは、プレビューモニタ12を視認することにより、写り具合やポーズを確認して、再撮影するか否かの判断を容易に行うことができる。プレビューモニタ12には、回転表示(後述する)等をすることができる。
また、撮影システム1は、カメラ11、プレビューモニタ12を音声により制御するマイク(図示せず)を備える。利用者Uは、プレビューモニタ12を視認しながら音声による指示のみで撮影を進行することができる。つまり、利用者Uは、操作ボタン等を操作する必要がなく、中心Cに位置した状態のまま撮影を進行することができる。なお、操作ボタン等による操作であってももちろんよい。
カメラ11は、USB(ユニバーサル シリアル バス)ケーブル等により画像処理装置30の制御部40に電気的に接続されており、撮影画像データを制御部40に出力する。
落書き用モニタ21は、例えば、電磁誘導方式によるペンタブレットにLCDを重ね合わせた液晶タブレットである。落書き用モニタ21には、撮影画像が表示され、利用者Uは、落書き用モニタ21に落書きペン22の先端を接触させることにより、撮影画像に文字、図形等を追加することができる。また、落書き用モニタ21には、液晶タブレットの他、抵抗皮膜方式、静電容量方式等のタッチパネル等も利用することができる。なお、追加できるものは、背景画像やお絵かき文字等の、利用者Uの画像を引き立たせたり、利用者Uに面白味を与えたりするものである。
画像処理装置30に有する制御部40は、撮影システム1を統括的に制御するための制御部である。例えば、CPU(中央処理装置)等から構成される。制御部40は、記憶部35に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
記憶部35は、撮影システム1に必要な情報を記憶するためのハードディスク等の記憶装置である。
制御部40は、画像処理部40a、画像抽出部40b、及び中間画像生成部40cを備える。また、記憶部35は、画像記憶部35a、付随画像記憶部35b、及び合成画像記憶部35cを備える。なお、各機能の詳細については、後述するフローチャートで適宜説明する。
また、通信回路31は、通信網49等を介して、携帯電話機48と撮影システム1との間で、編集後データに関する情報の送受信をするための電気回路である。
利用者Uの所有する携帯電話機48は、モニタ48aを備えた音声端末である。携帯電話機48は、JAVA(登録商標)等で作成された再生プログラムや、FLASH(登録商標)PLAYER等の再生ソフトが組み込まれている。携帯電話機48は、これらの再生プログラム等を活用して、基地局47及び通信網49を介して撮影システム1から受信した編集後データを、モニタ48aに出力することができる。
次に、制御部40の行う一連の処理を説明する。
図4は、第1実施形態の制御部40のフローチャートを示す。
まず、ステップS1において、制御部40は、利用者Uからの例えばマイク(図示せず)への音声入力による指示が受け付けられることにより、カメラ11に、同時に利用者Uを撮影させる制御を行う。
次に、制御部40は、利用者Uによるこの撮影画像でよいとの判断の音声入力を受け付けたことにより(ステップS2:Y)、撮影画像データを受け付ける(ステップS3)。なお、利用者Uによるこの撮影画像では不満であるとの判断の音声入力を受け付けた場合には(ステップS2:N)、カメラ11により撮りなおしを行うため、ステップS1に戻る。
ステップS3により撮影画像データを受け付けた制御部40(画像処理部40a)は、ステップS4で、キャリブレーション処理を行う。
次に、図5に基づき、キャリブレーション処理を説明する。
図5は、第1実施形態のキャリブレーションの例を示す図である。
複数台のカメラ11(例えば、図2に示すカメラ11−1〜11−24)により撮影された撮影画像は、カメラ11の向きが一定ではないことに起因して上下左右にズレを有する。そのため、キャリブレーション処理により、複数の画像のズレを取り除く補正を行うことで、利用者Uの画像の位置を揃える。利用者Uの画像の位置を揃えることで、利用者Uの画像を順次表示させると、利用者Uを断続的に所定角度ずつ回転する、いわゆるぱらぱら画像のように、面白い態様で表現することができる。このような表示方法を、以下「回転表示」という。
図5(a)は、利用者Uを撮影した際に背面となる内壁面13bの、鉛直方向(図1矢印Z方向)の所定の高さの位置に、内壁面13bを一周する目印線51を予め付けておくことにより、利用者Uの画像の位置を揃える手法を示す。なお、ここでは、説明を分かりやすくするため、正面、右側面、背面、及び左側面の4つの画像で説明する。利用者Uの中心と各カメラ11の光軸とが一致しているカメラ11で同じ高さで撮影される各画像を、連続してパノラマ風に表現すると、図5(a)上段のように、目印線51が横一線に延びた状態となる。これを、利用者Uの中心に対して光軸がずれた個々のカメラ11で撮影すると、図5(a)中段に示すように、上下にズレが生じてしまう。そこで、図5(a)下段のように、カメラ11により撮影された撮影画像の下方付近に写る目印線51がまっすぐ合うように揃える処理を行う。実際に使用する撮影画像は、(A)の範囲内の撮影画像とすることで、上下のズレを防止することができる。なお、このような画像の修正は、予め利用者Uがいない状態の撮影画像から目印線51の位置データを取得し、この位置データに利用者Uの撮影画像の目印線51に合わせるように行う。
図5(b)は、利用者Uを撮影した際に背面となる内壁面13bの鉛直方向(図1矢印Z方向)の所定の高さの位置に、数字等の目印柄53を予め付けておくことにより、利用者Uの画像の位置を揃える手法を示す。パノラマ風に画像を表現すると、図5(b)上段のように、目印柄53が、利用者Uにより隠れることがない位置に表示されている。これを、個々のカメラ11で撮影すると、図5(b)中段に示すように、上下及び左右にズレが生じてしまう。そこで、図5(b)下段のように、カメラ11により撮影された撮影画像の下方付近に写る目印柄53がぴったり重なるように揃える処理を行う。実際に使用する撮影画像は、(A)の範囲内の撮影画像とすることで、上下のズレだけでなく、左右のズレをも防止することができる。
図5(c)は、図5(a)で説明した目印線51を、内壁13の鉛直方向(図1矢印Z方向)の所定の高さの位置に、カメラ11のための撮影穴13aが等間隔で点在しているため、これを利用するものである。パノラマ風に画像を表現すると、図5(c)上段のように、複数の撮影穴13aが横一線に延びた状態となる。これを、個々のカメラ11で撮影すると、図5(c)中段に示すように、上下にズレが生じてしまう。また、個々のカメラ11が曲がって設置されてしまっている場合もある。そこで、図5(c)下段のように、カメラ11により撮影された撮影画像の利用者Uの顔の付近に写る撮影穴13aがまっすぐ横一線に合うように揃える処理を行う。実際に使用する撮影画像は、(A)の範囲内の撮影画像とすることで、全体のズレを防止した画像を得ることができる。
図4に戻って、次に、ステップS5において、制御部40(画像処理部40a)は、撮影画像データから利用者Uの画像データを抽出する処理を行う。
具体的には、制御部40(画像処理部40a)は、後述する落書き処理のために、撮影画像データから撮影時の背景を削除した上で、利用者Uの画像データを記憶部35(画像記憶部35a)に記憶する。背景は、単一色に彩色された部分を削除するクロマキー処理により、大部分が削除される。例えば、背景を青や緑の単一色にして、利用者Uを撮影する。そして、撮影された撮影画像データから背景の青や緑と同一の色を抜く処理を行う。その際、単純に背景色の青や緑の色情報を抜くだけでなく、背景色と被写体の輪郭の色変化を計算してから置き換えるソフトクロマキーと呼ばれる手法も使われている。ソフトクロマキーによる合成処理の詳細については、後述で説明する。
ここで、図6を用いて、利用者Uの画像を抽出する方法について説明する。
図6は、第1実施形態の利用者Uの画像を抽出する例を示す図であり、図6(a)は、上述のクロマキー処理による利用者Uの画像が抽出される場合を示す。
クロマキー処理による画像抽出は、まず、利用者Uの写った画像(A)を取得する。取得した画像(A)には、利用者Uが、青色の単一色の内壁面13bを背景として中央近傍に写っている。また、複数の撮影穴13aが、画像(A)の中央に横一列に写っている。
この画像(A)の各画素について、
Figure 0005184123
の値Dを計算する。Rは赤色、Gは緑色、Bは青色の要素の値を示し、各々0(黒)〜255(白)の値で表される。このDの値の大小で背景を抜き出す。この例では、内壁面13bは青色の単一色であるため、Dの値が負となり、このDの値が小さいほど、青色に近いことを意味する。画像(A)から利用者Uを抜き出すには、上述の計算から、Dが所定の値より大きい画素を抜き出すことにより行うことができる。
上述の処理により、青色の内壁面13bが消去された画像(B)を得ることができる。画像(B)は、利用者U及び複数の撮影穴13aが写ったものである。
このクロマキー処理では、撮影画像から内壁面13bを消去することができても、撮影穴13aが残ったままである。そこで、さらに差分処理を用いることで、背景に写りこんでいる撮影穴13aが削除される。差分処理とは、利用者Uがいない状態で撮影画像データを取得し、この取得した撮影画像データと、利用者Uの画像データとを比較して共通するデータを抽出し、抽出した共通したデータを、利用者Uの画像データから削除する処理をいう。撮影穴13aの画像は、利用者Uの有無に関わらず撮影画像データに共通して含まれるので、利用者Uを撮影した撮影画像データからこの共通したデータを削除することにより、利用者Uを撮影した撮影画像から撮影穴13aの画像を削除することができる。
図6(b)は、上述の差分処理による利用者Uの画像が抽出される場合を示す。
差分処理による画像抽出は、まず、利用者Uが写っていない画像(C)を取得する。取得した画像(C)には、青色の単一色の内壁面13bが写っており、さらに複数の撮影穴13aが、画像(C)の中央に横一列に写っている。
次に、利用者Uを撮影して、利用者Uの写った画像(D)を取得する。取得した画像(D)には、利用者Uが、青色の単一色の内壁面13bを背景として中央近傍に写っており、複数の撮影穴13aが、中央横一列に写っている。
この画像(C)と画像(D)とを各画素で比較して、差分をとる。そして、差分値が、予め設定された閾値を超える部分について、撮影対象である利用者Uが存在する部位であると判断し、その部位を抜き取る。
上述の処理により、背景が消去された画像(E)を得ることができる。画像(E)は、撮影画像から利用者Uのみを抽出した利用者Uの画像である。
図6に基づき説明した利用者Uを抽出する処理は、クロマキー処理と差分処理との両方の処理により行ったものである。クロマキー処理と差分処理とのどちらか一方の処理のみを行うより、精度の高い画像を作成することができる。制御部40は、クロマキー処理によって背景の大部分を削除した後に、差分処理により撮影穴13a等を削除することにより、背景処理を容易にして処理時間を短縮することができる。なお、利用者Uの画像を抽出できるものであれば、他の方法であってもよい。
そして、上述の方法により撮影画像データから抽出した利用者Uの画像データを、制御部40は、カメラ11の配置位置の順番で関連付けて、記憶部35(画像記憶部35a)に記憶する。具体的には、カメラ11−1で撮影した画像データと、カメラ11−2で撮影した画像データとを関連付ける。同様にカメラ11−2で撮影した画像データと、カメラ11−3で撮影した画像データとを関連付ける。カメラ11−24で撮影した画像データは、カメラ11−1で撮影した画像データと関連付ける。このように各画像データについて、両隣のカメラ11の画像データと関連付けて記憶する。例えば、ファイル名をU001〜U024等の連番にする。
図4に戻って、次に、ステップS6では、制御部40(画像抽出部40b、中間画像生成部40c)は、利用者Uの画像データから、中間画像を生成する処理を行う。ここで、図7に基づき、中間画像を生成する処理を説明する。図7は、第1実施形態の利用者Uの画像から中間画像を生成する処理により作成された中間画像の例を示す図である。ここで、中間画像生成とは、カメラ11の数に制限がある等の条件のため、カメラ11で撮影されていない画像を、補完の目的で新たに生成するものをいう。
まず、制御部40(画像抽出部40b)は、隣り合うカメラ11で撮影し、関連付けられた2つの画像データを抽出する。例えば、カメラ11−1とカメラ11−24で撮影された2枚の利用者Uの画像「u00101.jpg」と「u00124.jpg」とを用意する。
そして、2枚の利用者Uの画像の中で、同じ部分を示す箇所に対応する対応点を定め、対応点の動きを補完する中間画像「u00101a.jpg」を作成する。補完する際に、生成する中間画像は、2つの対応点の中間点とすることで作成できる。
このような中間画像を生成してある物体から別の物体へと自然に変形していくように、中間の画像をコンピュータによって補完して作成する手法をモーフィング(morphing)という。中間画像を用いて、画像データを等間隔の時間で順番に回転表示させることで、中間画像を用いずに同様の処理を行う場合よりも、より滑らかに回転した画像を表示することができる。
この中間画像は、処理対象とした2枚の画像と関連付けて、記憶部35(画像記憶部35a)に記憶する。
なお、ここでは、2枚の二次元の画像から各々の画像に対応する中間点により中間の画像を生成するものを説明したが、2枚の二次元の画像から三次元の画像データを作成して、中間の画像を生成してもよい。
図4に戻って、次に、ステップS7において、制御部40は、後述する落書き処理により付加された付随画像データを受け付ける。
次に、ステップS8において、制御部40(画像処理部40a)は、利用者Uの画像データと付随画像データとを合成して、新たに合成画像データを作成する合成処理を行う。合成処理は、背景画像等の利用者Uの画像の背面に表示されるようにする画像と、利用者Uの画像の前面に表示されるようにする画像と、利用者Uの画像とを順番に重ね合わせて、合成画像データを作成する。そして、作成した合成画像データを、記憶部35(合成画像記憶部35c)に記憶する。合成画像データは、利用者Uの撮影画像から様々な編集を行うことにより作成された編集後データである。
次に、利用者Uからの指示情報を受け付けることにより、ステップS9では、制御部40は、利用者Uの携帯電話機48に、合成画像データを送信する。その後、本処理を終了する。
この一連の流れにより、カメラ11により撮影された被写体である利用者Uの画像を、落書き情報が付加された状態に加工することができる。また、その作成された編集後データを携帯電話機48に送信することにより、携帯電話機48は、利用者Uを回転表示させることができる。
次に、落書き処理について説明する。
図8は、第1実施形態の落書き装置20の落書き用モニタ21と落書きペン22とを示す図である。
図9は、第1実施形態の利用者Uの画像及び背景画像に落書き画像を追加して出力した例を示す図である。
図8(a)に示すように、利用者Uは、落書き装置20を操作して、予め用意されている背景画像データから好みの背景を選択することができる。また、図8(b)に示すように、文字、記号等から所望のものを選択したり、任意の文字を入力し落書きの内容を決定したりすることができる。
利用者Uは、まず、目次画面(図示せず)から「背景画像の選択」の項目(図示せず)を選択する。背景画像を選択した場合には、落書き用モニタ21に背景画像選択エリア21hが表示される。そして、落書き用モニタ21に表示された複数の背景画像から、好みの背景画像を選択する(図8(a))。選択は、背景画像選択エリア21hの所定の背景画像の表示を、落書きペン22でタッチして選択すればよい。背景画像が選択され、決定されると、制御部40は、利用者Uの画像データ及び背景画像を合成して、落書き用モニタ21の撮影データ出力エリア21cに表示する(図8(b))。
次に、利用者Uが落書きを行い、落書きの内容を決定する。文字等は、落書きアイテム選択エリア21aの表示を落書きペン22で選択すればよい。制御部40は、決定した落書きの内容を、落書き用モニタ21の落書きエリア21bに表示する。
また、図9に示すように、制御部40は、加工した落書きの画像データと、利用者Uの画像データ及び背景画像とを合成して、プレビューエリア21dに表示する。
これにより、制御部40は、落書きと利用者Uとが一緒に回転しているように表示することができる。利用者Uは、プレビューエリア21dの画像を確認して、落書きの書き込み等の作業を終了する場合には、決定ボタン(図示せず)を操作する。あるいは、落書きの書き込み等のために利用者Uに与えられている時間(例えば数分間程度)が経過すると、制御部40が自動的に作業を終了する。
決定ボタンの操作に応じて信号が制御部40に出力され、制御部40は、落書きの内容を確定して、落書きの画像と、利用者Uの画像及び背景画像とを合成して新たに合成画像データを作成する。作成された合成画像データは、合成画像記憶部35cに記憶される。そして、制御部40は、例えば、通信回路31を駆動して合成画像データである編集後データを、携帯電話機48へと送信する。このように合成画像データを作成することにより、データ容量を小さくでき、携帯電話機48への送信時間が短くて済むという効果を有する。
このようなデータの受け渡しは、例えば、撮影システム1上に撮影情報等を記録した専用のWEBページを作成しておき、携帯電話機48からWEBページにアクセスがあった場合に、撮影情報等を携帯電話機48にダウンロードするようにすればよい。この場合、撮影終了後に、利用者Uが携帯電話機48のアドレスを撮影システム1に登録できるようにして、このWEBページのアドレスの情報を添付して電子メールで携帯電話機48に送信すれば利用者UによるWEBページへのアクセスを容易にすることができる。
携帯電話機48は、上述で説明したように再生ソフト等が組み込まれているので、上述の落書き装置20のプレビューエリア21dと同様に、受信データを回転表示等の方法で出力することができる。
次に、画像処理装置30の記憶部35に記憶される各種の画像データについて説明する。
図10は、第1実施形態の記憶部35に記憶される各種テーブルの例を示す図である。
図10(a)は、被写体画像テーブルを示す。この被写体画像テーブルは、画像記憶部35aに記憶される。上述の利用者Uを抽出する処理により、制御部40は、得られた利用者Uの画像データを記憶する。また、上述の中間画像を生成した場合には、当該中間画像データも記憶される。図10(a)の最上段の例では、利用者Uを撮影した画像名が「u001」である場合の画像データを示す。被写体画像テーブルには、カメラ11−1〜11−24で撮影した24つの画像データ(例えば、「u00101.jpg」)の他に、中間画像生成処理により作成された画像データ(例えば、「u00102a.jpg」)が関連付けて記憶されている。
また、図10(b)は、背景画像テーブルを示す。この背景画像テーブルは、付随画像記憶部35bに、予め撮影システム1で準備した様々な背景画像データが記憶されている。背景画像データは、左側を0度、右側を360度とするパノラマ画像風のものである。そして、背景画像データごとに、例えば1から連番を付して背景画像テーブルに記憶する。例えば、背景名が「1」の背景画像は、ある湾岸都市の画像であり、「4」は、お花畑の画像である。
また、図10(c)は、合成画像テーブルを示す。図10(a)の被写体画像テーブルに記憶された画像データと、図10(b)の背景画像テーブルに記憶された背景画像データと、上述の落書き装置20にて追加した文字の画像データとを合成した合成画像データが記憶されている。図10(c)に示す合成名が「G001」の合成画像データは、図10(a)の被写体画像テーブルの「u001」の画像データと、図10(b)の背景画像データとを合成した合成画像データである。
次に、上述の図10(c)で説明した合成画像データの合成処理のうち、利用者Uの画像と、背景画像とを合成する処理について説明する。単純に、背景画像の上に、クロマキー処理で抜き出した利用者Uの画像を配置することで、合成することが可能である。しかし、そのようにするだけでは、利用者Uの画像と背景画像との境界がきれいに処理できない。つまり、利用者Uの画像と、背景画像との境界部分について、一定部分の幅を確保して、元の背景色である青色の縁取りを防ぐものである。この方法は、境界部分の明るさに近いG(緑)の色を用いて青色を消すことができる。
具体的な処理を、図11に基づき説明する。図11は、第1実施形態の合成処理のフローチャートである。まず、ステップS21において、制御部40は、ソフトキーを生成する。ソフトキーの生成手法は、以下のとおりである。まず、境界部分の領域を求めるための閾値の上限と下限とを決めておく。与えられた閾値の上限及び下限をそれぞれTHH、THLとし、数式1の値Dを用いて、
Figure 0005184123
を、画像の各要素で計算する。そして、ソフトキー(SoftKey)を、
Figure 0005184123
とする。次に、ステップS22では、制御部40は、前景の各pixelよりRGB値を抽出し、各々Rf,Gf,Bfとする。前景は、利用者Uの画像である。同様に、ステップS23では、制御部40は、背景の各pixelよりRGB値を抽出し、各々Rb,Gb,Bbとする。次に、ステップS24において、制御部40は、合成画像である各pixelの出力RGB値をRo,Go,Boとする。次に、ステップS25では、制御部40は、ソフトキーが255又は0であるか否かを判断する。ソフトキーが255又は0の場合(ステップS25:Y)には、制御部40は、処理をステップS26に移す。他方、ソフトキーが255又は0でない場合(ステップS25:N)には、制御部40は、処理をステップS27に移す。
ステップS26では、制御部40は、Ro,Go,Boを
Figure 0005184123
により算出する。その後、制御部40は、本処理を終了する。
他方、ステップS27では、制御部40は、Ro,Go,Boを
Figure 0005184123
により算出する。その後、制御部40は、本処理を終了する。
上述の処理で求められた合成を用いることにより、より自然な合成画像を生成することができる。
なお、本処理では、背景色が青色である場合を例に説明したが、背景色が緑色であっても同様の考え方で合成画像を生成することができる。その場合、ソフトキー算出のためのDを、
Figure 0005184123
とし、ステップS27の式のGfからBfに変更することが必要である。
(第2実施形態)
次に、本発明を適用した第2実施形態について説明する。
第2実施形態は、合成画像を作成する代わりに、利用者Uの画像と付随画像とを関連付けるデータを有するものである。また、カメラの位置を合わせる処理を行うことで、キャリブレーションを行うものである。
なお、以下の説明及び図面において、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図12は、第2実施形態の通信システム200のブロック図である。
通信システム200は、撮影システム201と、撮影システム201にインターネット等の通信網49及び基地局47により接続されている、例えば、利用者Uが所有する携帯電話機48とから構成される。
撮影システム201は、撮影室10に設けられたカメラ11及びプレビューモニタ12と、落書き装置20に設けられた落書き用モニタ21及び落書きペン22と、画像処理装置230に設けられた通信回路31、記憶部235及び制御部240とを備えている。
画像処理装置230に有する制御部240は、撮影システム201を統括的に制御するための制御部である。例えば、CPU(中央処理装置)等から構成される。制御部240は、記憶部235に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
制御部240は、画像処理部40a、画像抽出部40b、中間画像生成部40c、及び付随画像処理部240dを備える。また、記憶部235は、画像記憶部35a、付随画像記憶部35b、及び関連付けテーブル235dを備える。
付随画像処理部240dは、利用者Uの画像データと、上述の図8で得られた付随画像のデータとを関連付けて記憶部235の関連付けテーブル235dに記憶させる。これにより、関連付けテーブル235dには、利用者Uの画像データに対応した、落書きの画像データ及び背景画像データの付随画像データの関連付けが生成及び記憶される。すなわち、第1実施形態では、既に合成されたデータを出力するものであった(図9参照)が、本実施形態では、関連付けのデータに基づいて各画像データを合成して出力する。
ここで、キャリブレーション処理として、カメラの初期化及びカメラの位置あわせをする、位置トラッキングの処理について説明する。
図13は、第2実施形態の位置あわせ処理のフローチャートである。
まず、ステップS11において、制御部240は、2値化を行う。2値化とは、例えばカラーの画像を白黒の画像に置き換える処理をいう。2値化をすることで、画像の情報量を最小限にとどめられ、処理時間の短縮や記憶部235の容量の節約につながる。
次に、ステップS12において、制御部240は、ノイズ除去を行う。不要な情報を画像から除去することで、後述の処理をしやすくする効果がある。
次に、ステップS13において、制御部240は、特徴図形を抽出する。位置をあわせるための指標とするものを、特徴図形として抽出する。
次に、ステップS14では、制御部240は、基礎図形による符号化を行う。符号化は、画像の情報量を圧縮するのに有効な手段である。
最後に、ステップS15では、制御部240は、保存されている符号化情報との照合を行う。ここで、保存されている符号化情報とは、予め利用者Uがいない状態で撮影した画像について行われた、上述のステップS11からステップS14までの処理によって出力され、保存されていた情報をいう。本処理により、カメラ11の位置あわせを行うことができる。
次に、関連付けテーブルについて説明する。図12は、第2実施形態の記憶部235に記憶される関連付けテーブル235dの例を示す図である。
この関連付けテーブル235dは、被写体画像テーブル(図10(a)参照)に記憶された1の被写体である利用者Uの画像データに基づいて、落書き装置20により選択された背景画像や落書きの画像等の付随画像のデータを関連付けるものである。例えば、図14の最上段のデータは、被写体画像が「u001」の画像に、付随情報として、背景画像の「1」(図10(b)参照)と、落書き画像の「R001」と「R003」とが関連付けられていることを示す。落書き画像は、一連一体として表示させるものを1つのデータとして複数関連付けることが可能である。
関連付けられた利用者Uの画像データ及び付随画像のデータは、例えば、通信網49を経由して送信された携帯電話機48のモニタ48aで表示させることができる。また、落書き装置20のモニタで表示させることができる。
このように、利用者Uの画像データと付随画像のデータとを、関連付けのデータにより関連づけることにより、利用者Uが利用者Uの画像データをパーソナルコンピュータ等に取り込んで、様々に加工したりすることができる。従って、利便性のよいデータの状態として有することができるので、利用者Uの画像を他の使用方法や編集方法に用いることができる。
また、全てのデータを単独で有さずに、例えば、利用者Uの画像データと背景画像データとを1つのデータに合成し、落書きの画像データと関連付けてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態では、クロマキー処理や差分処理により利用者の画像を抽出したが、これらの手法に限られない。例えば、撮影角度の異なる複数の画像から特定の部分に対するずれ具合を利用して、いわゆる「三角測量」の原理を利用した背景から前景を抜き出す処理も本発明の技術的範囲内である。例えば、撮影角度が15度だけ異なる2つの画像は、対象物のある部分にスポットを当てると画素上で別の位置に写しだされる。利用者Uが画像の中央に写るようにすると、背面の穴のずれが大きくなる。このずれの大きさの大きい部分を背景として認識することで、背景から前景を抜き出すことができる。
(2)本実施形態では、付随画像を作成する順序として、背景画像を選択後、落書きを行う記載となっているが、この順序はどちらが先でもよい。落書きを行った後に背景画像を選択してももちろんよい。
(3)本実施形態では、主に静止画の画像による画像処理について説明したが、動画の画像であってもよい。動画の画像を取り込んで、クロマキー処理等を行うことで、利用者の画像を抽出できる。
第1実施形態の撮影システムの斜視図である。 第1実施形態の撮影室内のカメラ配置を説明する図である。 第1実施形態の通信システムのブロック図である。 第1実施形態の制御部のフローチャートである。 第1実施形態のキャリブレーションの例を示す図である。 第1実施形態の利用者の画像を抽出する例を示す図である。 第1実施形態の利用者の画像から生成された中間画像の例を示す図である。 第1実施形態の落書き装置の落書き用モニタと落書きペンとを示す図である。 第1実施形態の利用者の画像及び背景画像に落書き画像を追加して出力した例を示す図である。 第1実施形態の記憶部に記憶される各種テーブルの例を示す図である。 第1実施形態の合成処理のフローチャートである。 第2実施形態の通信システムのブロック図である。 第2実施形態の位置あわせ処理のフローチャートである。 第2実施形態の記憶部に記憶される関連付けテーブルの例を示す図である。
符号の説明
1,2 撮影システム
10 撮影室
11 カメラ
12 プレビューモニタ
13 内壁
13a 撮影穴
13b 内壁面
20 落書き装置
21 落書き用モニタ
22 落書き用ペン
30 画像処理装置
35,235 記憶部
35a 画像記憶部
35b 付随画像記憶部
35c 合成画像記憶部
40a 画像処理部
40b 画像抽出部
40c 中間画像生成部
40,240 制御部
48 携帯電話機
240d 付随画像処理部

Claims (13)

  1. 筐体内に位置する被写体を、前記筐体内の所定の位置である撮影中心を中心とした円周上の異なる位置から撮影する撮影部により撮影された画像から、前記被写体の画像を抽出する処理を行う画像処理部と、
    前記画像処理部により抽出された複数の前記被写体の画像を、各々関連付けて記憶する画像記憶部と、
    前記被写体の画像の背景に表示するための、所定位置からの全周の風景の画像を含む付随画像を記憶する付随画像記憶部と、
    前記被写体の画像と前記付随画像とを関連付けて記憶する付随画像処理部と、
    前記付随画像処理部によって関連付けて記憶された前記被写体の画像と、その画像を撮影した前記撮影部の前記円周上の位置に基づいて決定した前記付随画像の一部分とを、前記画像記憶部に記憶された複数の前記被写体の画像が関連付けられている順番に出力するように制御する制御部と、
    を備え
    前記画像処理部は、複数の前記被写体の画像を、前記筐体内の内壁面に予め配置された指標の位置情報に基づき各画像の中で前記被写体が一定の位置に配置されるように、各画像に含まれる前記指標を揃えるように調整すること、
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 筐体内に位置する被写体を、前記筐体内の所定の位置である撮影中心を中心とした円周上の異なる位置から撮影する撮影部により撮影された画像から、前記被写体の画像を抽出する処理を行う画像処理部と、
    前記画像処理部により抽出された複数の前記被写体の画像を、各々関連付けて記憶する画像記憶部と、
    前記被写体の画像の背景に表示するための、所定位置からの全周の風景の画像を含む付随画像を記憶する付随画像記憶部と、
    前記被写体の画像と、その画像を撮影した前記撮影部の前記円周上の位置に基づいて決定した前記付随画像の一部分と、を合成して新たに作成した合成画像を記憶する合成画像記憶部と、
    前記合成画像記憶部によって記憶された前記合成画像を、前記画像記憶部に記憶された複数の前記被写体の画像が関連付けられている順番に出力するように制御する制御部と、
    を備え
    前記画像処理部は、複数の前記被写体の画像を、前記筐体内の内壁面に予め配置された指標の位置情報に基づき各画像の中で前記被写体が一定の位置に配置されるように、各画像に含まれる前記指標を揃えるように調整すること、
    を特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記付随画像は、前記被写体の画像を中心とした円周上に表示するための所定の文字列の画像を含むことを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の画像処理装置において、
    前記撮影部は、前記被写体を所定時間内に複数のタイミングで撮影し、
    前記画像記憶部は、前記撮影部により撮影された前記被写体の画像を、前記タイミングに関連付けて記憶することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項4に記載の画像処理装置において、
    前記撮影部は、等時間間隔のタイミングで撮影することを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の画像処理装置において、
    前記撮影部は、前記円周上の所定間隔を隔てた複数の撮影位置に配置された又は移動される撮影機を有し、
    前記画像記憶部は、前記被写体の画像を、前記撮影機の位置に関連付けて記憶すること
    を特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の画像処理装置において、
    前記画像記憶部に記憶された前記被写体の画像のうち、互いに関連付けられた2つの画像を抽出する画像抽出部と、
    前記画像抽出部により抽出された前記2つの画像の中間の画像である中間画像を新たに生成する中間画像生成部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれかに記載の画像処理装置において、
    前記画像処理部は、前記被写体の背景と同一色の画像領域を削除することにより、前記被写体の画像を抽出することを特徴とする画像処理装置。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載の画像処理装置において、
    前記画像処理部は、前記撮影部により撮影された前記被写体を含む画像及び前記被写体を含まない画像を比較して共通した画像領域を削除することにより、前記被写体の画像を抽出することを特徴とする画像処理装置。
  10. 請求項9に記載の画像処理装置において、
    前記画像処理部は、前記撮影部により撮影された前記被写体を含む画像及び前記被写体を含まない画像の背景と同一色の画像領域を削除した後に、前記画像領域を削除後の両画像を比較して共通した画像領域を削除することにより、前記被写体の画像を抽出することを特徴とする画像処理装置。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれかに記載の画像処理装置と、前記画像処理装置と通信網を介して接続された情報通信端末と、を備える画像データ通信システムであって、
    前記画像処理装置は、前記被写体の画像を含む画像データを前記情報通信端末に送信する送信部を有することを特徴とする画像データ通信システム。
  12. コンピュータを、
    筐体内に位置する被写体を、前記筐体内の所定の位置である撮影中心を中心とした円周上の異なる位置から所定時間内に複数のタイミングで撮影する撮影手段により撮影された画像から、前記被写体の画像を抽出する処理を行う画像処理手段と、
    前記画像処理手段により抽出された複数の前記被写体の画像を、前記タイミングに関連付けて記憶する画像記憶手段と、
    前記被写体の画像の背景に表示するための、所定位置からの全周の風景の画像を含む付随画像を記憶する付随画像記憶手段と、
    前記被写体の画像と前記付随画像とを関連付けて記憶する付随画像処理手段と、
    前記付随画像処理手段により関連付けて記憶された前記被写体の画像と、その画像を撮影した前記撮影手段の前記円周上の位置に基づいて決定した前記付随画像の一部分とを、前記画像記憶手段に記憶された複数の前記被写体の画像が関連付けられている順番に出力するように制御する手段と、
    して機能させ
    前記画像処理手段を、複数の前記被写体の画像を、前記筐体内の内壁面に予め配置された指標の位置情報に基づき各画像の中で前記被写体が一定の位置に配置されるように、各画像に含まれる前記指標を揃えるように調整するように機能させること、
    を特徴とする画像処理プログラム。
  13. コンピュータを、
    筐体内に位置する被写体を、前記筐体内の所定の位置である撮影中心を中心とした円周上の異なる位置から所定時間内に複数のタイミングで撮影する撮影手段により撮影された画像から、前記被写体の画像を抽出する処理を行う画像処理手段と、
    前記画像処理手段により抽出された複数の前記被写体の画像を、前記タイミングに関連付けて記憶する画像記憶手段と、
    前記被写体の画像の背景に表示するための、所定位置からの全周の風景の画像を含む付随画像を記憶する付随画像記憶手段と、
    前記被写体の画像と、その画像を撮影した前記撮影手段の前記円周上の位置に基づいて決定した前記付随画像の一部分と、を合成して新たに作成した合成画像を記憶する合成画像記憶手段と、
    前記合成画像記憶手段に記憶された前記合成画像を、前記画像記憶手段に記憶された複数の前記被写体の画像が関連付けられている順番に出力するように制御する手段と、
    して機能させ
    前記画像処理手段を、複数の前記被写体の画像を、前記筐体内の内壁面に予め配置された指標の位置情報に基づき各画像の中で前記被写体が一定の位置に配置されるように、各画像に含まれる前記指標を揃えるように調整するように機能させること、
    を特徴とする画像処理プログラム。
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