JP5183445B2 - 変速機 - Google Patents

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Description

本発明は、2つの回転速度の異なるギヤを同調させるためのシンクロメッシュ機構を備えた変速機に関するものである。
従来、この種の変速機として、シフトフォークのフォークピースの側面と係合する環状溝の側面が軸方向に傾斜するように構成されたシンクロナイザスリーブが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。このシンクロナイザスリーブでは、環状溝の傾斜する側面と係合するフォークピースの側面が、環状溝の傾斜する側面と同様に軸方向に傾斜した平面に形成される。このように構成されたシンクロナイザスリーブでは、シフトフォークの変位によりシンクロナイザスリーブを軸方向に変位させるとき、フォークピースの側面がシンクロナイザスリーブの環状溝の側面に対しシンクロナイザスリーブの中心軸を通る線接触となる。この結果、変速操作力等によりシフトフォークが撓むようなことがあっても、フォークピンの側面が環状溝の側面に対して中心軸付近で当接するため、シンクロナイザスリーブの斜め押しが少なくなって、シンクロナイズ性能が安定化し、ギヤ鳴り等の不具合の発生も容易に抑制できるようになっている。
実開平5−92542号公報(請求項1、段落[0007]、[0010]、図2)
上記従来の特許文献1に示されたシンクロナイザスリーブでは、シフトフォークに荷重が作用しないときは、図6(a)に示すように、フォークピース4の側面4cとシンクロナイザスリーブ2の環状溝2bの側面2cとが平行状態になっている。しかし、シフトフォーク1に荷重が作用すると、図6(b)に示すように、フォークピース4の側面4cがスリーブ2の環状溝2bの側面2cに対して平行ではなくなり、環状溝2bの側面2cに対して所定の角度をなして局部的な接触となる。これは、シフトフォーク1の剛性やシフトフォーク1の各部材間のガタツキによるものである。このようにフォークピース4の側面4cが環状溝2bの側面2cに対して局部的に接触しても、スリーブ2の環状溝2bにおける周速や、フォークピース4の側面4cの環状溝2bの側面2cに対する荷重がある一定以下である場合には、上記局部的な接触であっても発熱量が少ないため、問題が生じなかった。しかし、スリーブ2の大径化によってスリーブ2の環状溝2bにおける周速が大きくなったり、或いは同期時間の短縮化によってフォークピース4の側面4cの環状溝2bの側面2cに対する荷重が大きくなると、上記局部的な接触部での発熱量が多くなって、スリーブ2に割れが発生するおそれがあった。
本発明の目的は、荷重状態でフォークピースの側面がシンクロナイザスリーブの環状溝の側面に接触する角度を最適化することにより、フォークピース側面の環状溝側面への局部的接触に伴う摺動面の発熱を抑制して、シンクロナイザスリーブの割れを防止することができるとともに、フォークピースの摩耗を低減することができる、変速機を提供することにある。
請求項1に係る発明は、図1に示すように、無荷重状態でシフトフォーク11のフォークピース14の側面14cと、このフォークピース14の側面14cと係合するシンクロナイザスリーブ12の環状溝12bの側面12cとの間隔が、荷重状態でフォークピース14の側面14cがシンクロナイザスリーブ12の環状溝12bの側面12cに局部的に接触しないように、シンクロメッシュ機構の中心軸から離れるに従って末広がりとなるように形成されたことを特徴とする変速機である。
請求項2に係る発明は、図1に示すように、無荷重状態のシフトフォーク11のフォークピース14の両側面14cがシンクロメッシュ機構の中心軸と直角方向の平面に形成され、フォークピース14の両側面14cと係合するシンクロナイザスリーブ12の環状溝12bの両側面12cがシンクロメッシュ機構の中心軸と直角方向の平面に対して末広がりとなる傾斜面に形成され、荷重状態でフォークピース14の側面14cがシンクロナイザスリーブ12の環状溝12bの側面12cに局部的に接触しないように構成されたことを特徴とする変速機である。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明であって、更に図1に示すように、上記末広がり角度θが0.5〜2.0度であることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、無荷重状態でフォークピースの側面とシンクロナイザスリーブの環状溝の側面との間隔を末広がりとなるように形成したので、荷重状態でフォークピースの側面がスリーブの環状溝の側面に接触する角度を最適化することができ、これにより荷重状態でフォークピースの側面とスリーブの環状溝の側面との接触面積を増大することができる。この結果、荷重状態でフォークピースの側面がスリーブの環状溝の側面に局部的に接触することがなくなり、フォークピース側面と環状溝側面とが接触して摺動する面における発熱を抑制することができるので、シンクロナイザスリーブの割れを防止できるとともに、フォークピースの摩耗を低減できる。
また請求項2に係る発明では、無荷重状態のフォークピースの両側面をシンクロメッシュ機構の中心軸と直角方向の平面に形成し、シンクロナイザスリーブの環状溝の両側面をシンクロメッシュ機構の中心軸と直角方向の平面に対して末広がりとなる傾斜面に形成したので、荷重状態でフォークピースの側面がスリーブの環状溝の側面に接触する角度を最適化することができ、これにより荷重状態でフォークピースの側面とスリーブの環状溝の側面との接触面積を増大することができる。この結果、上記と同様の効果が得られる。
次に本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図2及び図3に示すように、変速機は、シフトレバー(図示せず)の操作により軸方向に移動するシフトフォークシャフト(図示せず)と、このシフトフォークシャフトの移動により回動するシフトフォーク11と、主軸(図示せず)に遊嵌されシフトフォーク11により主軸の軸方向に移動するシンクロナイザスリーブ12とを備える。シンクロナイザスリーブ12は、図示しないが主軸とともに回転するシンクロナイザリングと、変速ギヤとともに回転するクラッチギヤとに噛合して同期させるように構成される。上記シンクロナイザスリーブ12、シンクロナイザリング及びクラッチギヤ等によりシンクロナイザ機構が構成される。
シフトフォーク11は、略半円状に湾曲するフォーク本体13と、このフォーク本体13の両端にそれぞれ設けられた一対のフォークピース14,14と、フォーク本体13の中央から左寄りに突出して設けられた荷重ブロック16と、フォーク本体13を回動可能に保持する一対の支軸17,17とを有する(図1〜図3)。フォーク本体13の両端には孔心が一致するように一対の通孔13a,13aがそれぞれ形成される。フォークピース14は、シンクロナイズスリーブ12の環状溝12bに遊挿されるピース本体14aと、このピース本体14aと一体的に設けられフォーク本体13の通孔13aに挿通されるピン部14bとからなる。またフォーク本体13の荷重ブロック16及びフォークピース14間には孔心が一致するように一対の透孔13b,13bがそれぞれ形成される。上記一対の支軸17,17の基端はシンクロナイザスリーブ12等を収容する円筒状のケース(図示せず)にそれぞれ取付けられ、一対の支軸17,17の先端は一対の透孔13b,13bにそれぞれ挿通される。これによりフォーク本体13は一対の支軸17,17により回動可能に保持される。一方、シンクロナイザスリーブ12の内周面には上記シンクロナイザリングの外歯とクラッチギヤの外歯とに噛合する内歯12aが形成され、シンクロナイザスリーブ12の外周面にはこのスリーブの円周方向に延びる環状溝12bが形成される。スリーブ12の環状溝12bにはフォークピース14のピース本体14aが挿入される。なお、フォーク本体13は鋼材をプレス加工等して形成され、フォークピース14のピース本体14aは表面処理された鋼材により形成され、ピン部14bは表面が浸炭焼入れされた鋼材により形成される。また、シンクロナイザスリーブ12は表面が浸炭焼入れされた鋼材により形成される。
シンクロナイザスリーブ12をシンクロナイザリング及びクラッチギヤに噛合させる方向にシフトフォーク11に荷重が作用していない状態、即ちシフトフォーク11の無荷重状態で(図1(a))、フォークピース14のピース本体14aの側面14cと、このピース本体14aの側面14cと係合するシンクロナイザスリーブ12の環状溝12bの側面12cとの間隔は、シンクロメッシュ機構の中心軸(主軸の中心軸)から離れるに従って末広がりとなるように形成される(図1)。具体的には、無荷重状態のフォークピース14のピース本体14aの両側面14cがシンクロメッシュ機構(主軸の中心軸)の中心軸と直角方向の平面に形成され、ピース本体14aの両側面14cと係合するシンクロナイザスリーブ12の環状溝12bの両側面12cがシンクロメッシュ機構の中心軸(主軸の中心軸)と直角方向の平面に対して末広がりとなる傾斜面に形成される。この末広がり角度θ(図1)は0.5〜2.0度、好ましくは0.7〜1.3度、更に好ましくは1度に設定される。ここで、上記末広がり角度θを0.5〜2.0度の範囲内に限定したのは、0.5度未満ではピース本体14aの側面14c基端部が環状溝12bの側面12c先端部に接触する局部的な接触となり、2.0度を越えると上記とは逆にピース本体14aの側面14c先端部が環状溝12bの側面12c基端部に接触する局部的な接触となるからである。上記末広がり角度θはシミュレーション(FEM:Finit Element Method)によって算出される。このシミュレーションでは、シフトフォーク11の剛性と、フォーク本体13及びピン部14b間のガタツキと、荷重状態におけるフォークシフト11の変形とを考慮して、上記末広がり角度θが算出される。
このように構成された変速機の動作を説明する。シンクロナイザスリーブ12をシンクロナイザリング及びクラッチギヤに噛合させる方向にシフトフォーク11の荷重ブロック16に荷重が作用していないときは、図1(a)に示すように、フォークピース14のピース本体14aの側面14cとシンクロナイザスリーブ12の環状溝12bの側面12cとの間隔がシンクロメッシュ機構の中心軸(主軸の中心軸)から離れるに従って末広がりとなっている。具体的には、ピース本体14aの側面14cがシンクロメッシュ機構の中心軸(主軸の中心軸)と直角方向の平面となり、環状溝12bの側面12cがシンクロメッシュ機構の中心軸(主軸の中心軸)と直角方向の平面に対して末広がりとなる傾斜面に形成される。このときスリーブ12の大径化によってスリーブ12の環状溝12bにおける周速が大きくなり、ピース本体14aの側面14cに対する環状溝12bの側面12cの相対速度が大きくなっても、ピース本体14aの側面14cが環状溝12bの側面12cに対して荷重が作用していないので、発熱量は少なく、スリーブ12に割れが発生することはなく、またピース本体14aが摩耗することもない。
一方、シフトフォーク11の荷重ブロック16に図3の実線矢印で示す方向に荷重Fが作用すると、シフトフォーク11の剛性やフォーク本体13及びピン部14b間のガタツキにより、図1(b)に示すように、ピース本体14aの側面14cが環状溝12bの側面12cに対して平行になるようにフォーク本体13及びフォークピース14が傾いて、ピース本体14aの側面14cが環状溝12bの側面12cに接触する角度が最適化される。即ち、ピース本体14aの側面14cが環状溝12bの側面12cに密着する方向にフォーク本体13及びフォークピース14が傾いて、ピース本体14aの側面14cと環状溝12bの側面12cとの接触面積を増大する。この結果、荷重状態でピース本体14aの側面14cが環状溝12bの側面12cに局部的に接触することがなくなるので、スリーブ12の大径化によって環状溝12bにおける周速が大きくなったり、或いは同期時間の短縮化によってピース本体14aの側面14cの環状溝12bの側面12cに対する荷重が大きくなっても、ピース本体14a側面14cと環状溝12b側面12cとが接触して摺動する面における発熱を抑制することができる。従って、シンクロナイザスリーブ12の割れを防止できるとともに、フォークピース14の摩耗を低減できる。
なお、上記実施の形態では、無荷重状態のフォークピースの両側面をシンクロメッシュ機構の中心軸と直角方向の平面に形成し、シンクロナイザスリーブの環状溝の両側面をシンクロメッシュ機構の中心軸と直角方向の平面に対して末広がりとなる傾斜面に形成したが、無荷重状態でフォークピースの側面と環状溝の側面との間隔をシンクロメッシュ機構の中心軸から離れるに従って末広がりとなるように形成すれば、無荷重状態のフォークピースの両側面をシンクロメッシュ機構の中心軸と直角方向の平面に対して末広がりとなる傾斜面に形成し、環状溝の両側面をシンクロメッシュ機構の中心軸と直角方向の平面にに形成してもよく、或いは無荷重状態のフォークピースの両側面をシンクロメッシュ機構の中心軸と直角方向の平面に対して末広がりとなる傾斜面に形成し、環状溝の両側面をシンクロメッシュ機構の中心軸と直角方向の平面に対して末広がりとなる傾斜面に形成し、かつフォークピースの側面の末広がり角度と環状溝の側面の末広がり角度との合計の角度がθ(0.5〜2.0度)となるように形成してもよい。また、上記実施の形態では、湾曲するフォーク本体を、荷重ブロックとフォークピースとの間の位置で一対の支軸により回動可能に支持したが、湾曲するフォーク本体を、その上方(スリーブ外方)に位置するシフトフォークシャフトに嵌入して平行移動するように構成してもよい。
次に本発明の実施例を比較例とともに詳しく説明する。
<実施例1>
図1〜図3に示すように、シフトレバー(図示せず)の操作により軸方向に移動するシフトフォークシャフト(図示せず)と、このシフトフォークシャフトの移動により回動するシフトフォーク11と、主軸(図示せず)に遊嵌されシフトフォーク12により主軸の軸方向に移動するシンクロナイザスリーブ12とを備えた変速機を用意した。シンクロナイザスリーブ12の外径は240mmであった。またフォークピース14のピース本体14aを焼結金属により形成し、シンクロナイザスリーブ12を表面が浸炭焼入れされた鋼材により形成した。更に無荷重状態のフォークピース14のピース本体14aの両側面14cをシンクロメッシュ機構(主軸の中心軸)の中心軸と直角方向の平面に形成し、シンクロナイザスリーブ12の環状溝12bの両側面12cをシンクロメッシュ機構の中心軸(主軸の中心軸)と直角方向の平面に対して末広がりとなる傾斜面に形成した。この末広がり角度θ(図1)を1度とした。
<比較例1>
無荷重状態のフォークピースのピース本体の両側面をシンクロメッシュ機構(主軸の中心軸)の中心軸と直角方向の平面に形成し、シンクロナイザスリーブの環状溝の両側面をシンクロメッシュ機構の中心軸(主軸の中心軸)と直角方向の平面に形成したこと以外は、実施例1と同様に変速機を構成した。
<比較試験1及び評価>
実施例1及び比較例1の変速機を用いてシンクロナイザスリーブの耐久試験を行った。具体的には、所定の周期でシンクロメッシュ機構の同期及び解除を繰返し、30時間経過後のシンクロナイザスリーブの環状溝の側面の状態を調べた。その結果を図4及び図5に示す。図4及び図5から明らかなように、比較例1のシンクロナイザスリーブの環状溝の側面には放射状に亀裂(割れ)が発生していたのに対し(図5)、実施例1のシンクロナイザスリーブの環状溝の側面には亀裂(割れ)は全く発生していなかった(図4)。なお、比較例1のシンクロナイザスリーブの環状溝の側面に放射状に亀裂(割れ)が発生したのは、ピース本体の側面が環状溝の側面に対して局部的に接触することにより発熱量が過大となり、スリーブ表面の浸炭焼入れにより抑え込まれていた内部応力が解放されて、この応力がスリーブの円周方向に作用したためであると考えられる。
本発明実施形態の変速機の要部を示す図2のA−A線断面図であり、(a)はフォークピースに荷重が作用していない状態を示す図であり、(b)はフォークピースに荷重が作用してシンクロナイザスリーブを押している状態を示す図である。 そのシンクロナイザスリーブの正面から見たシンクロメッシュ機構の要部を示す図である。 図2のB矢視図である。 耐久試験を行った後の実施例1のシンクロナイザスリーブの環状溝の側面の状態を撮影した写真図である。 耐久試験を行った後の比較例1のシンクロナイザスリーブの環状溝の側面の状態を撮影した写真図である。 従来例の変速機の要部を示す図1に対応する断面図であり、(a)はフォークピースに荷重が作用していない状態を示す図であり、(b)はフォークピースに荷重が作用してシンクロナイザスリーブを押している状態を示す図である。
符号の説明
11 シフトフォーク
12 シンクロナイザスリーブ
12b 環状溝
12c 環状溝の側面
14 フォークピース
14c フォークピースの側面

Claims (3)

  1. 無荷重状態でシフトフォーク(11)のフォークピース(14)の側面(14c)と、このフォークピース(14)の側面と係合するシンクロナイザスリーブ(12)の環状溝(12b)の側面(12c)との間隔が、荷重状態で前記フォークピース(14)の側面(14c)が前記シンクロナイザスリーブ(12)の環状溝(12b)の側面(12c)に局部的に接触しないように、シンクロメッシュ機構の中心軸から離れるに従って末広がりとなるように形成されたことを特徴とする変速機。
  2. 無荷重状態のシフトフォーク(11)のフォークピース(14)の両側面(14c)がシンクロメッシュ機構の中心軸と直角方向の平面に形成され、
    前記フォークピース(14)の両側面(14c)と係合するシンクロナイザスリーブ(12)の環状溝(12b)の両側面(12c)が前記シンクロメッシュ機構の中心軸と直角方向の平面に対して末広がりとなる傾斜面に形成され
    荷重状態で前記フォークピース(14)の側面(14c)が前記シンクロナイザスリーブ(12)の環状溝(12b)の側面(12c)に局部的に接触しないように構成され
    ことを特徴とする変速機。
  3. 前記末広がり角度(θ)が0.5〜2.0度である請求項1又は2記載の変速機。
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