JP5183272B2 - 柱脚構造 - Google Patents

柱脚構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5183272B2
JP5183272B2 JP2008091695A JP2008091695A JP5183272B2 JP 5183272 B2 JP5183272 B2 JP 5183272B2 JP 2008091695 A JP2008091695 A JP 2008091695A JP 2008091695 A JP2008091695 A JP 2008091695A JP 5183272 B2 JP5183272 B2 JP 5183272B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column base
column
foundation concrete
base structure
steel pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008091695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009243170A (ja
Inventor
倫夫 伊藤
建蔵 中野
秀宣 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Senqcia Corp
Original Assignee
Senqcia Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Senqcia Corp filed Critical Senqcia Corp
Priority to JP2008091695A priority Critical patent/JP5183272B2/ja
Publication of JP2009243170A publication Critical patent/JP2009243170A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5183272B2 publication Critical patent/JP5183272B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

本発明は、建築構造物の柱部材を基礎コンクリート上に立設する柱脚構造に関するものである。
図13は、従来の柱脚構造2を示す側面図である。この従来の柱脚構造2は、その上面に鉄骨柱4の下端面が接合された板状の柱脚金物6を備えている。この柱脚金物6は、基礎コンクリート10上に載置され、この基礎コンクリート10の上面よりも上方に突出するアンカーボルト14の上端部が、柱脚金物6に形成されたボルト用孔8を貫通して、ナット16とねじ締結することにより、鉄骨柱4が基礎コンクリート10の上に立設して固定されるようになっていた。
この従来の柱脚構造2は、図14に示すように、その鉄骨柱4に曲げモーメントM等の荷重が加わることにより、この鉄骨柱4の下端部に固定された柱脚金物6が塑性変形したり、この柱脚金物6を固定する複数のアンカーボルト14の一部が伸びて塑性変形したりした場合には、曲げモーメントM等の荷重の除去後に、図15に示すように、柱脚金物6の一部(図中左端部)が基礎コンクリート10の上面から浮いてしまったり、また、柱脚金物6の一部(図中右端部)とナット16との間に隙間が生じたりしてしまうことになる。
このため、従来においては、柱脚構造に用いられる柱脚金物であって、その形状・構造を改良することにより、曲げモーメントM等の荷重を受けたときの変形量が小さくなるようにした柱脚金物があった(例えば、特許文献1参照)。
このような特許文献1に係る形状・構造の柱脚金物を用いれば、曲げモーメントM等の荷重を受けたときに、この柱脚金物自身の変形量を抑えることができることにより、上記したような柱脚金物6の弾塑性変形を軽減させて、柱脚構造全体の曲げ耐力を向上させることができる。
特開2005−344289号公報
しかしながら、上記特許文献1の柱脚金物を用いた柱脚構造の場合でも、アンカーボルトの塑性変形を防ぐことはできず、アンカーボルトが塑性変形すると、地震時の繰返しの力に対する抵抗が小さくなるという問題がある。
一方、建築構造物の柱脚構造としては、上記従来の柱脚構造2における柱脚金物6や、上記特許文献1の柱脚金物のような露出型の柱脚金物を用いた柱脚構造とは異なる、別の方式の、鉄骨柱の下端部を基礎コンクリート中に埋め込むようにした埋め込み型の柱脚構造があるが、その方式の柱脚構造の曲げ耐力は、露出型の柱脚金物を用いた柱脚構造よりも向上したものにすることができる。
ところが、上記埋め込み型の柱脚構造は、鉄骨柱の設置作業と、基礎配筋の設置作業を、別個に同時進行させることができないため、施工性がよくないので工期が長くなるという問題があった。
このように、露出型の柱脚金物を用いた柱脚構造は鉄骨柱の下端部を基礎コンクリート中に埋め込まなくともよいので施工性はよいが、曲げ耐力を向上させる上で問題があると共に、埋め込み型の柱脚構造は曲げ耐力を向上させることができるが、施工性がよくないという問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、その曲げ耐力を向上させることと、その施工性を向上させることを両立させることができる柱脚構造を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明による柱脚構造は、
建築構造物の柱を構成する筒状の柱部材と、
前記柱部材の下端面に接合し、前記柱部材の内部空間に連通する開口部が形成され、アンカーボルトを介して基礎コンクリート上面に設置される柱脚金物と、
上部が前記基礎コンクリート上方に突出し、下部が前記基礎コンクリート中に埋設される中間補強部材とを備え、
前記開口部を貫通して前記内部空間に挿入された前記中間補強部材の上部外周面と前記柱部材の内周面との間の空間にグラウト材が充填され
前記中間補強部材の下部にはその下端部から上方に向かって伸びる開口部が形成され、この開口部に前記基礎コンクリート中に配筋された鉄筋が挿通されたことを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために、本発明による柱脚構造は、
建築構造物の柱を構成する筒状の柱部材と、
前記柱部材の下端面に接合し、前記柱部材の内部空間に連通する開口部が形成され、アンカーボルトを介して基礎コンクリート上面に設置される柱脚金物と、
上部が前記基礎コンクリート上方に突出し、下部が前記基礎コンクリート中に埋設される中間補強部材とを備え、
前記開口部を貫通して前記内部空間に挿入された前記中間補強部材の上部外周面と前記柱部材の内周面との間の空間にグラウト材が充填され、
前記中間補強部材の下部の下端部に下方に向かって伸びる複数の脚部が設けられ、前記複数の脚部同士の間に前記基礎コンクリート中に配筋された鉄筋が配筋されたことを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために、本発明による柱脚構造は、
建築構造物の柱を構成する筒状の柱部材と、
前記柱部材の下端面に接合し、前記柱部材の内部空間に連通する開口部が形成され、アンカーボルトを介して基礎コンクリート上面に設置される柱脚金物と、
上部が前記基礎コンクリート上方に突出し、下部が前記基礎コンクリート中に埋設される中間補強部材とを備え、
前記開口部を貫通して前記内部空間に挿入された前記中間補強部材の上部外周面と前記柱部材の内周面との間の空間にグラウト材が充填され、
前記中間補強部材に嵌合する嵌合孔を有し、前記基礎コンクリート中に配筋される鉄筋と連結する仲介連結部材を備えたことを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために、本発明による柱脚構造は、
建築構造物の柱を構成する筒状の柱部材と、
前記柱部材の下端面に接合し、前記柱部材の内部空間に連通する開口部が形成され、アンカーボルトを介して基礎コンクリート上面に設置される柱脚金物と、
上部が前記基礎コンクリート上方に突出し、下部が前記基礎コンクリート中に埋設される中間補強部材とを備え、
前記開口部を貫通して前記内部空間に挿入された前記中間補強部材の上部外周面と前記柱部材の内周面との間の空間にグラウト材が充填され、
前記中間補強部材が、前記基礎コンクリート中に配置された鉄骨部材に接合されていることを特徴とするものである。
また、本発明による柱脚構造は、前記柱脚金物は複数の平板状部材に分割された構成となっていることを特徴とするものである。

このような本発明の柱脚構造によれば、
建築構造物の柱を構成する筒状の柱部材と、
前記柱部材の下端面に接合し、前記柱部材の内部空間に連通する開口部が形成され、アンカーボルトを介して基礎コンクリート上面に設置される柱脚金物と、
上部が基礎コンクリート上方に突出し、下部が基礎コンクリート中に埋設される中間補強部材とを備え、
前記開口部を貫通して前記内部空間に挿入された前記中間補強部材の上部外周面と前記柱部材の内周面との間の空間にグラウト材が充填されていることにより、
その曲げ耐力を向上させることと、その施工性を向上させることを両立させることができる。
また、本発明の柱脚構造によれば、
前記柱脚金物が複数に分割された構成となっていることにより、
使用する材料の量を低減させることができる。
また、本発明の柱脚構造によれば、
前記中間補強部材は、前記内部空間に挿入される上部と、基礎コンクリート中に埋設される下部とでは、水平方向の断面形状が異なることにより、
配筋作業の施工性を向上させることができる。
また、本発明の柱脚構造によれば、
前記中間補強部材に嵌合する嵌合孔を有し、基礎コンクリート中に配筋される鉄筋と連結する仲介連結部材を備えたことにより、
配筋作業の施工性を向上させることができる。
また、本発明の柱脚構造によれば、
前記中間補強部材が、基礎コンクリート中に配置された鉄骨部材に接合されていることにより、
その曲げ耐力をさらに向上させることができる。
以下、本発明に係る柱脚構造を実施するための最良の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1から図3は、本発明の第1の実施の形態に係る柱脚構造20について説明するために参照する図である。
本実施の形態に係る柱脚構造20は、図1及び図2に示すように、その角筒形状の鋼管柱22(柱部材)を、基礎コンクリート24上に立設するようになっている。柱脚構造20は、鋼管柱22と共に、柱脚金物26、4本のアンカーボルト28、及び内挿鋼管部30(中間補強部材)を備えている。
柱脚構造20の柱脚金物26は、枠板状であって、その平面形状が略正方形状に形成されている。この柱脚金物26は、その上面上に鋼管柱22の下端面が突き当てられた状態で、この鋼管柱22の下端部に溶接により接合されている。
また、柱脚金物26の中央部には、鋼管柱22の内部に連通する円形状の開口部32が形成されている。また、柱脚金物26には、その平面形状の四隅のそれぞれに、図3に示すように、アンカーボルト28の上端部を通すためのボルト用孔36が形成されている。柱脚金物26は、基礎コンクリート24上であって内挿鋼管部30の周囲に形成され、柱脚金物26の周囲に張り出した、高さ調節等のためのモルタル層34の上に載置されている。
アンカーボルト28のそれぞれには、その上端部と下端部のそれぞれに、おねじ28a,28bが形成されている。アンカーボルト28のそれぞれは、その上端部側のおねじ28aを含む一定長さ部分が、モルタル層34よりも上方に突出し、この一定長さ部分以外の下方の長さ部分が、モルタル層34及び基礎コンクリート24中に埋め込まれている。
アンカーボルト28のそれぞれのおねじ28aは、柱脚金物26の四隅内側のボルト用孔36のそれぞれを貫通するようになっている。柱脚金物26は、このようなアンカーボルト28のおねじ28aに、座金38が通された後に、2個のナット40が締め付けられることにより、モルタル層34の上に堅固に固定されるようになっている。
また、アンカーボルト28の下端部には、鍔状の定着板42が固定されている。この定着板42は、その中央部に形成された孔がアンカーボルト28のおねじ28bに嵌合した状態で、このおねじ28bにめねじが形成された2つのナット40がねじ締結されることにより、上下に挟まれて固定されている。
次に、図1に示すように、柱脚構造20の内挿鋼管部30は、円筒形状であって上下方向に長さを有する円筒部44と、この円筒部44の上下端部を閉止する円板状の上蓋46および底蓋48を備えて構成されている。内挿鋼管部30の上蓋46には、この内挿鋼管部30の内部空間に連通するガス抜き用孔49が形成されている。
この内挿鋼管部30は、その下部が、モルタル層34及び基礎コンクリート24中に埋め込まれている。そして、この内挿鋼管部30の上部は、柱脚金物26の開口部32を貫通し、鋼管柱22の下端部内側に挿入されている。また、鋼管柱22の内周面と、内挿鋼管部30の円筒部44の外周面との間には、モルタルやコンクリートなどのグラウト材50が充填されている。
ここで、グラウト材とは、一般に、建設工事において空洞、空隙、隙間などの空間を埋めるために注入する流動体のことをいうものとする。
この柱脚構造20の設置作業は、以下のように行なわれる。
まず、アンカーボルト28の下端部側のおねじ28bに、定着板42と2つのナット40を取り付けた後、このアンカーボルト28の上端部以外の長さ部分と、内挿鋼管部30のほぼ下側半分の長さ部分とが、基礎コンクリート24中に埋め込まれるように、流動状態のコンクリートを打設する。
次に、基礎コンクリート24の固化後に、この基礎コンクリート24上であって内挿鋼管部30の円筒部44の周囲にモルタル層34を形成し、予め柱脚金物26を接合しておいた鋼管柱22を内挿鋼管部30の上方からかぶせるように降ろして、その柱脚金物26をモルタル層34上に設置する。
このとき、内挿鋼管部30のモルタル層34よりも上側に突出する部分が、柱脚金物26の開口部32を貫通し、鋼管柱22の下端部の内側に挿入されるようにすると共に、アンカーボルト28のおねじ28aのそれぞれが、柱脚金物26のボルト用孔36(図3参照)に貫通するように、鋼管柱22及び柱脚金物26を設置する。
そして、アンカーボルト28のおねじ28aのそれぞれに、座金38と2つのナット40(ダブルナット)を締付けることにより、柱脚金物26をモルタル層34上に固定する。また、図1に示すように、鋼管柱22の内周面と、上記円筒部44の外周面との間に、グラウト材50を充填する。このグラウト材50は、鋼管柱22における不図示の上端部の開口部、又はこの鋼管柱22における高さ方向の途中位置に設けた不図示の注入口から注入される。
このような本実施の形態に係る柱脚構造20によれば、その鋼管柱22に加わる曲げモーメント等の荷重が、グラウト材50及び内挿鋼管部30を介して基礎コンクリート24に伝達されるようになるので、柱脚構造20の曲げ耐力を向上させることができる。
また、本実施の形態に係る柱脚構造20によれば、その曲げ耐力を向上させるための手法として、埋め込み型の柱脚構造のように鋼管柱22の下端部を基礎コンクリート24中に埋め込む必要が無いので、その施工性を向上させることができる。
また、本実施の形態に係る柱脚構造20によれば、強度の小さいアンカーボルト28でも柱脚構造20の曲げ耐力を向上させることができるので、柱脚金物26の厚さを薄くすることもできる。
次に、図4は、本発明の第2の実施の形態に係る柱脚構造52について説明するために参照する図である。前記第1の実施の形態に係る柱脚構造20と同様の部分には同じ符号を用いて説明し、同様の構成についての重複する説明は省略するものとする。
本実施の形態に係る柱脚構造52は、前記第1の実施の形態に係る柱脚構造20の内挿鋼管部30と異なる、図4に示すような、内挿鋼管部54を備えている。この内挿鋼管部54は、円筒部44だけを備えていて、円筒部44の上下端部は閉止されないように開放されている。
これにより、柱脚構造52の内挿鋼管部54の内部には、この内挿鋼管部54の円筒部44の外側の基礎コンクリート24の上面の高さと同じ高さまで、基礎コンクリート24が充填されるようになっている。
また、内挿鋼管部54の内部における基礎コンクリート24の上面の上側の部分には、内挿鋼管部54の外周面と鋼管柱22の内周面との間に充填されたグラウト材50と同じグラウト材が用いられている。
このような本実施の形態に係る柱脚構造52によれば、前記第1の実施の形態と同様に、その曲げ耐力を向上させることと、その施工性を向上させることを両立させることができる
また、本実施の形態に係る柱脚構造52によれば、その内挿鋼管部54の内部に基礎コンクリート24とグラウト材50が充填されて固化するので、その曲げ耐力を更に向上させることができる。
次に、図5は、本発明の第3の実施の形態に係る柱脚構造56について説明するために参照する図である。前記第1の実施の形態に係る柱脚構造20と同様の部分には同じ符号を用いて説明し、同様の構成についての重複する説明は省略するものとする。
本実施の形態に係る柱脚構造56は、前記第1の実施の形態に係る柱脚構造20の柱脚金物26の代わりに、図5に示すような、柱脚金物58を備えている。この柱脚金物58は、4つの平板58a,58b,58c,58dに分割されて構成されている。
柱脚金物58の平板58a,58b,58c,58dのそれぞれは、縦横2列に配置され、この配置された領域の中心側に開口部60が形成されるように、平板58a,58b,58c,58dのそれぞれの正方形の四つの角部のうちの、開口部60側の一つの角部が大きく切り欠かれた形状に形成されている。すなわち、このように四つの角部のうちの一つの角部が大きく切り欠かれた切欠形状が四つの平板毎に計四つあり、これらの四つの切欠形状が互いに寄せ集められて、各平板が縦横2列に配置された上記領域の中心側に開口部60が形成されている。
柱脚金物58の平板58a,58b,58c,58dのそれぞれは、鋼管柱22の下端部に溶接により接合されている。平板58a,58b,58c,58d同士は、溶接により、互いに接合されていてもよいし、接合されていなくてもよい。図5は、平板58a,58b,58c,58dが互いに接合されていない場合を示している。
このような本実施の形態に係る柱脚構造56によれば、前記第1の実施の形態と同様に、その曲げ耐力を向上させることと、その施工性を向上させることを両立させることができる。
また、本実施の形態に係る柱脚構造56によれば、その柱脚金物58が、平板58a,58b,58c,58dに分割されていることにより、この柱脚金物58の製造や搬送が容易になると共に、使用する材料の量を低減させることができる。
次に、図6及び図7は、本発明の第4の実施の形態に係る柱脚構造60について説明するために参照する図である。前記第1の実施の形態に係る柱脚構造20と同様の部分には同じ符号を用いて説明し、同様の構成についての重複する説明は省略するものとする。
本実施の形態に係る柱脚構造60においては、図6に示すように、基礎コンクリート24中に、柱脚構造60のアンカーボルト28同士の間を通る複数の主鉄筋68が埋め込まれている。この複数の主鉄筋68は、上下2段に4本ずつ分かれて配置され、この上下2段それぞれの4本ずつが、図6中の左右方向に間隔を置いて互いに平行に並んで、図紙面に垂直の方向に伸びるように配置されている。
また、本実施の形態に係る柱脚構造60は、前記第1の実施の形態に係る柱脚構造20の内挿鋼管部30と異なる内挿鋼管部62を備えている。この内挿鋼管部62は、円筒部64と、この円筒部64の上端部を閉止する上蓋46とを備えて構成されている。
この内挿鋼管部62の円筒部64には、図6及び図7に示すように、その下端部から上側方向に向かって伸びる計4本のスリット66が形成されている。これにより、内挿鋼管部62は、基礎コンクリート24の上面よりも上方に突出する円筒部64の水平断面の円環状の形状と、基礎コンクリート24中における上段の4本の主鉄筋68よりも下側の円筒部64の、図7に示す水平断面のような、4つの切れ目がある円環状の形状とが、互いに異なるように形成されている。
また、内挿鋼管部62の計4本のスリット66は、図7に示すように、この図7中の上下方向に対向するもの同士のそれぞれが一対をなすように配置されている。このように一対をなすスリット66同士の対向方向は、主鉄筋68の伸びる方向と一致するようになっている。
これにより、内挿鋼管部62のスリット66のそれぞれは、その内側を主鉄筋68が通り抜けられるようになっている。すなわち、図6及び図7に示すように、基礎コンクリート24中における上段の4本の主鉄筋68のうちの内側の2本のそれぞれは、柱脚構造60における内挿鋼管部62のスリット66内を通り抜けるようになっている。
また、基礎コンクリート24中における上段の4本の主鉄筋68のうちの両外側の2本のそれぞれは、柱脚構造60における内挿鋼管部62と、この内挿鋼管部62の両外側のアンカーボルト28との間のそれぞれの空間を通り抜けるようになっている。
このような本実施の形態に係る柱脚構造60によれば、前記第1の実施の形態と同様に、その曲げ耐力を向上させることと、その施工性を向上させることを両立させることができる。
また、本実施の形態に係る柱脚構造60によれば、その内挿鋼管部62の基礎コンクリート24中に埋め込まれる部分が、基礎コンクリート24中の主鉄筋68と互いに干渉しないようになっているので、配筋作業の施工性を向上させることができる。
次に、図8及び図9は、本発明の第5の実施の形態に係る柱脚構造70について説明するために参照する図である。前記第4の実施の形態に係る柱脚構造60と同様の部分には同じ符号を用いて説明し、同様の構成についての重複する説明は省略するものとする。
本実施の形態に係る柱脚構造70においては、前記第4の実施の形態に係る柱脚構造60の内挿鋼管部62の代わりに、図8及び図9に示すように、内挿鋼管部74を備えている。この内挿鋼管部74は、円筒部72、上蓋46、水平板76、及び4本の脚部78(鉄骨部材)を備えて構成されている。
この内挿鋼管部74の水平板76は、その平面形状が略正方形であって、円筒部72の下端面を閉止するように、その上面が円筒部72の下端面に溶接により接合されている。また、内挿鋼管部74の4本の脚部78のそれぞれは、上下方向に長さを有し、この長さ方向に直角の断面がL字型に形成され、その長さ上端部が、水平板76の下面の四隅部のそれぞれに、溶接により接合されている。
これにより、内挿鋼管部74は、図示しないが、基礎コンクリート24の上面よりも上方に突出する円筒部72の部分の水平断面の円環形状と、基礎コンクリート24中における上段の4本の主鉄筋68よりも下側の、脚部78の部分の水平断面の、図9に示すようなL字型の形状とが、互いに異なるように形成されている。
これにより、基礎コンクリート24中における上段の4本の主鉄筋68のうちの内側の2本は、柱脚構造70における内挿鋼管部74の脚部78同士の間を通り抜けるようになっている。また、基礎コンクリート24中における上段の4本の主鉄筋68のうちの両外側の2本のそれぞれは、柱脚構造70における内挿鋼管部74の脚部78とアンカーボルト28との間を通り抜けるようになっている。
このような本実施の形態に係る柱脚構造70によれば、前記第4の実施の形態と同様に、その曲げ耐力を向上させることと、その施工性を向上させることを両立させることができる。
また、本実施の形態に係る柱脚構造70によれば、その内挿鋼管部74の基礎コンクリート24中に埋め込まれる脚部78の部分が、基礎コンクリート24中の主鉄筋68と互いに干渉しないようになっているので、配筋作業の施工性を向上させることができる。
次に、図10及び図11は、本発明の第6の実施の形態に係る柱脚構造80について説明するために参照する図である。前記第1の実施の形態に係る柱脚構造20と同様の部分には同じ符号を用いて説明し、同様の構成についての重複する説明は省略するものとする。
本実施の形態に係る柱脚構造80においては、図10及び図11に示すように、基礎コンクリート24中であってこの柱脚構造80の左右両側のそれぞれに、主鉄筋84が4本ずつ計8本が配置されている。この柱脚構造80の左右それぞれの8本の主鉄筋84は、上段と下段に8本ずつ分かれて配置されている。
そして、この上段及び下段のそれぞれの8本の主鉄筋84は、図10及び図11中において左右方向に4本ずつ伸びるように配置され、水平にほぼ等間隔で互いに平行に並んで配置されている。この主鉄筋84のそれぞれには、その端部84aの外周におねじが形成されており、後述する仲介連結部材86のめねじ86bとねじ締結するようになっている。
また、本実施の形態に係る柱脚構造80は、前記第1の実施の形態に係る柱脚構造20の内挿鋼管部30の代わりに、内挿鋼管部82を備えている。この内挿鋼管部82は、前記第1の実施の形態に係る柱脚構造20の内挿鋼管部30の円筒部44よりも、その上下方向の長さが長く形成された円筒部88を備えている。
また、本実施の形態に係る柱脚構造80は、基礎コンクリート24中において上下に互いに離れて配置される2枚の仲介連結部材86を備えている。この2枚の仲介連結部材86のそれぞれは、図11に示すように、その平面形状が略正方形状であって、その略中央部に、内挿鋼管部82が嵌合する嵌合孔86aが形成されている。
これにより、2枚の仲介連結部材86のそれぞれは、内挿鋼管部82における長さ方向の中間位置及び下端部寄りの位置のそれぞれに嵌合した状態で、この内挿鋼管部82に溶接されて固定されている。
また、仲介連結部材86には、図10及び図11中の左右の両端部にめねじ86bが4つずつ形成されている。この仲介連結部材86のめねじ86bのそれぞれには、主鉄筋84の端部84aのおねじがねじ締結している。
このような本実施の形態に係る柱脚構造80によれば、前記第1の実施の形態と同様に、その曲げ耐力を向上させることと、その施工性を向上させることを両立させることができる。
また、本実施の形態に係る柱脚構造80によれば、その内挿鋼管部82が仲介連結部材86を介して主鉄筋84に連結しているので、配筋作業の施工性を向上させることができる。
次に、図12は、本発明の第7の実施の形態に係る柱脚構造90について説明するために参照する図である。前記第1の実施の形態に係る柱脚構造20と同様の部分には同じ符号を用いて説明し、同様の構成についての重複する説明は省略するものとする。
本実施の形態に係る柱脚構造90おいては、図12に示すように、基礎コンクリート24中に、図12の紙面に垂直の方向に伸びて、この柱脚構造90のアンカーボルト28同士の間を通るように配置される、H形鋼の鉄骨梁94(鉄骨部材)が埋め込まれている。
また、本実施の形態に係る柱脚構造90は、前記第1の実施の形態に係る柱脚構造20の内挿鋼管部30の代わりに、内挿鋼管部92を備えている。この内挿鋼管部92は、円筒部96と、この円筒部96の上端部を閉止する上蓋46とを備えている。また、内挿鋼管部92の円筒部96の下端面は、鉄骨梁94の上面に接合し、溶接により固定されている。
このような本実施の形態に係る柱脚構造90によれば、前記第1の実施の形態と同様に、その曲げ耐力を向上させることと、その施工性を向上させることを両立させることができる。
また、本実施の形態に係る柱脚構造90によれば、その内挿鋼管部92が鉄骨梁94に接合されているので、柱脚構造90の曲げ耐力を更に向上させることができる。
なお、前記第1から第7の実施の形態に係る柱脚構造20,52,56,60,70,80,90においては、鋼管柱22として、その長さ方向に直角の水平断面が略正方形である角筒形状のものが用いられていたが、異なる断面形状の鋼管柱が用いられるようになっていても良い。例えば、上記水平断面形状が円形である円筒形状のものが用いられるようになっていてもよい。
また、前記第1から第7の実施の形態に係る柱脚構造20,52,56,60,70,80,90においては、モルタル層34が設けられ、このモルタル層34の上に柱脚金物26,58が載置されるようになっていたが、モルタル層34を設けずに、柱脚金物26,58が、基礎コンクリート24の上面上に直接載置されるようになっていてもよい。
また、前記第3から第7の実施の形態に係る柱脚構造56,60,70,80,90においては、その内挿鋼管部30,62,72,82,92が、上蓋46を備えるようになっていたが、前記第2の実施の形態に係る柱脚構造52の内挿鋼管部54と同様に、上蓋46を備えないようになっていてもよい。
また、前記第3及び第6の実施の形態に係る柱脚構造56,80においては、その内挿鋼管部30,82が底蓋48を備えるようになっていたが、前記第2の実施の形態に係る柱脚構造52の内挿鋼管部54と同様に、底蓋48を備えないようになっていてもよい。
また、前記第1から第7の実施の形態に係る柱脚構造20,52,56,60,70,80,90においては、その内挿鋼管部30,54,62,72,82,92に、円筒形状の円筒部44,64,74,88,96が用いられていたが、この円筒部が用いられていた部位に、円筒形状以外の他の形状の部材を用いるようにしても良い。例えば、角筒形状の部材、或いは、H形鋼やL形鋼などの部材を用いるようにしてもよい。
また、前記第1から第7の実施の形態に係る柱脚構造20,52,56,60,70,80,90においては、そのアンカーボルト28における柱脚金物26の下面から定着板42までの長さ部分の周面が、基礎コンクリート24に直接接触するようになっていたが、かかる長さ部分が、筒形状の鞘に覆われるようにすることにより、基礎コンクリート24に直接接触しないようになっていてもよい。
また、前記第6の実施の形態に係る柱脚構造80においては、その仲介連結部材86に、主鉄筋84の端部84aがねじ締結することにより連結するようになっていたが、ねじ締結以外の方法により連結されるようになっていてもよい。
また、前記第1及び第2並びに第4から第7の実施の形態に係る柱脚構造20,52,60,70,80,90においては、その柱脚金物26が、一体的な1枚の板状に形成されていたが、前記第3の実施の形態に係る柱脚構造56の柱脚金物58と同様に、分割して形成されていてもよい。
また、前記第7の実施の形態に係る柱脚構造90においては、図12に示すように、基礎コンクリート24中に鉄骨梁94だけが埋め込まれていたが、鉄骨梁94と共に不図示の主鉄筋が埋め込まれていてもよい。
また、このような場合であって、この不図示の主鉄筋が、柱脚金物26と鉄骨梁94との間を通るように配置されているような場合には、柱脚構造90の内挿鋼管部92に、前記第4の実施の形態に係る柱脚構造60における内挿鋼管部62のスリット66と同様のスリットが形成されるようになっていてもよい。
或いは、基礎コンクリート24中に鉄骨梁94と不図示の主鉄筋とが埋め込まれる場合であって、この不図示の主鉄筋の端部が、柱脚構造90の左右に配置されるようになる場合には、柱脚構造90の内挿鋼管部92と、基礎コンクリート24中の不図示の鉄筋とが、前記第6の実施の形態に係る柱脚構造80の仲介連結部材86に相当するものを介して連結されるようになっていてもよい。
また、前記第1の実施の形態に係る柱脚構造20においては、鉄骨柱22の内周面や、内挿鋼管部30の円筒部44の外周面が単一面により形成されていたが、鉄骨柱22の内周面や内挿鋼管部30の外周面に、凹凸部を形成したり、付加して設けたりしてもよい。
また、前記実施の形態に係る柱脚構造においては、中間補強部材として、内挿鋼管部のような筒状部材を用いた場合について説明したが、棒状の中実部材あるいはH形鋼、L形鋼などを用いてもよく、またその材質も鋼材に限定する必要は無く、他の金属や合成樹脂等の、どのような材質を用いてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る柱脚構造20を示す側面断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る柱脚構造20を示す上面図である。 図2に示す柱脚構造20のA−A線矢視の部分断面側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る柱脚構造52を示す側面断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る柱脚構造56を示す上面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る柱脚構造60を示す側面断面図である。 図6に示す柱脚構造60のB−B線矢視の部分断面側面図である。 本発明の第5の実施の形態に係る柱脚構造70を示す側面断面図である。 図8に示す柱脚構造70のC−C線矢視の部分断面側面図である。 本発明の第6の実施の形態に係る柱脚構造80を示す側面断面図である。 図10に示す柱脚構造80のD−D線矢視の部分断面側面図である。 本発明の第7の実施の形態に係る柱脚構造90を示す側面断面図である。 従来の柱脚構造2を示す側面図である。 従来の柱脚構造2を示す側面図である。 従来の柱脚構造2を示す側面図である。
符号の説明
2 柱脚構造
4 鉄骨柱
6 柱脚金物
8 ボルト用孔
10 基礎コンクリート
14 アンカーボルト
16 ナット
20 柱脚構造
22 鋼管柱
24 基礎コンクリート
26 柱脚金物
28 アンカーボルト
28a,28b 雄ネジ
30 内挿鋼管部
32 開口部
34 モルタル層
36 ボルト用孔
38 座金
40 ナット
42 定着板
44 円筒部
46 上蓋
48 底蓋
49 ガス抜き用孔
50 グラウト材
52 柱脚構造
54 内挿鋼管部
56 柱脚構造
58 柱脚金物
58a,58b,58c,58d 平板
60 柱脚構造
62 内挿鋼管部
64 円筒部
66 スリット
68 主鉄筋
70 柱脚構造
72 内挿鋼管部
74 円管部
76 水平板
78 脚部
80 柱脚構造
82 内挿鋼管部
84 主鉄筋
84a 端部
86 仲介連結部材
86a 嵌合孔
86b 雌ネジ
88 円筒部
90 柱脚構造
92 内挿鋼管部
94 鉄骨梁
96 円筒部

Claims (5)

  1. 建築構造物の柱を構成する筒状の柱部材と、
    前記柱部材の下端面に接合し、前記柱部材の内部空間に連通する開口部が形成され、アンカーボルトを介して基礎コンクリート上面に設置される柱脚金物と、
    上部が前記基礎コンクリート上方に突出し、下部が前記基礎コンクリート中に埋設される中間補強部材とを備え、
    前記開口部を貫通して前記内部空間に挿入された前記中間補強部材の上部外周面と前記柱部材の内周面との間の空間にグラウト材が充填され
    前記中間補強部材の下部にはその下端部から上方に向かって伸びる開口部が形成され、この開口部に前記基礎コンクリート中に配筋された鉄筋が挿通された
    ことを特徴とする柱脚構造。
  2. 建築構造物の柱を構成する筒状の柱部材と、
    前記柱部材の下端面に接合し、前記柱部材の内部空間に連通する開口部が形成され、アンカーボルトを介して基礎コンクリート上面に設置される柱脚金物と、
    上部が前記基礎コンクリート上方に突出し、下部が前記基礎コンクリート中に埋設される中間補強部材とを備え、
    前記開口部を貫通して前記内部空間に挿入された前記中間補強部材の上部外周面と前記柱部材の内周面との間の空間にグラウト材が充填され、
    前記中間補強部材の下部の下端部に下方に向かって伸びる複数の脚部が設けられ、前記複数の脚部同士の間に前記基礎コンクリート中に配筋された鉄筋が配筋された
    ことを特徴とする柱脚構造。
  3. 建築構造物の柱を構成する筒状の柱部材と、
    前記柱部材の下端面に接合し、前記柱部材の内部空間に連通する開口部が形成され、アンカーボルトを介して基礎コンクリート上面に設置される柱脚金物と、
    上部が前記基礎コンクリート上方に突出し、下部が前記基礎コンクリート中に埋設される中間補強部材とを備え、
    前記開口部を貫通して前記内部空間に挿入された前記中間補強部材の上部外周面と前記柱部材の内周面との間の空間にグラウト材が充填され、
    前記中間補強部材に嵌合する嵌合孔を有し、前記基礎コンクリート中に配筋される鉄筋と連結する仲介連結部材を備えた
    ことを特徴とする柱脚構造。
  4. 建築構造物の柱を構成する筒状の柱部材と、
    前記柱部材の下端面に接合し、前記柱部材の内部空間に連通する開口部が形成され、アンカーボルトを介して基礎コンクリート上面に設置される柱脚金物と、
    上部が前記基礎コンクリート上方に突出し、下部が前記基礎コンクリート中に埋設される中間補強部材とを備え、
    前記開口部を貫通して前記内部空間に挿入された前記中間補強部材の上部外周面と前記柱部材の内周面との間の空間にグラウト材が充填され、
    前記中間補強部材が、前記基礎コンクリート中に配置された鉄骨部材に接合されている
    ことを特徴とする柱脚構造。
  5. 前記柱脚金物は複数の平板状部材に分割された構成となっていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の柱脚構造。
JP2008091695A 2008-03-31 2008-03-31 柱脚構造 Active JP5183272B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008091695A JP5183272B2 (ja) 2008-03-31 2008-03-31 柱脚構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008091695A JP5183272B2 (ja) 2008-03-31 2008-03-31 柱脚構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009243170A JP2009243170A (ja) 2009-10-22
JP5183272B2 true JP5183272B2 (ja) 2013-04-17

Family

ID=41305379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008091695A Active JP5183272B2 (ja) 2008-03-31 2008-03-31 柱脚構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5183272B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102587501A (zh) * 2011-01-18 2012-07-18 王广武 立柱型材与混凝土基础预埋钢板连接结构
JP5609818B2 (ja) * 2011-08-16 2014-10-22 新日鐵住金株式会社 既存組立柱の柱脚部の補強方法および既存組立柱の柱脚部の補強構造
JP6788981B2 (ja) * 2016-03-11 2020-11-25 株式会社竹中工務店 鋼製部材の接合構造
CN107254884A (zh) * 2017-07-28 2017-10-17 湖南大学 一种可拆卸预制装配式方钢管混凝土柱脚节点
JP6998697B2 (ja) * 2017-08-02 2022-01-18 株式会社日建設計 鉄骨構造物
CN108049533A (zh) * 2017-12-19 2018-05-18 苏州市世好建材新技术工程有限公司 一种建筑墙体底座结构
JP6871989B2 (ja) * 2019-10-08 2021-05-19 センクシア株式会社 構造物の柱脚構造およびベースプレート
CN113737950A (zh) * 2021-09-17 2021-12-03 福州大学 自复位长圆钢管约束钢筋混凝土柱脚节点及施工方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59195943A (ja) * 1983-04-22 1984-11-07 株式会社竹中工務店 閉鎖断面柱用柱脚固定方法
JPS6198839A (ja) * 1984-10-18 1986-05-17 株式会社竹中工務店 閉鎖断面柱用柱脚固定方法
JPH0236742B2 (ja) * 1989-08-03 1990-08-20 Isamu Yasuda Taishinkisosekoho
JPH0449328A (ja) * 1990-06-18 1992-02-18 Daiwa House Ind Co Ltd 鉄骨柱の柱脚構造
JPH0457530U (ja) * 1990-09-19 1992-05-18
JPH04153427A (ja) * 1990-10-16 1992-05-26 Hitachi Metals Ltd 柱脚
JPH10266568A (ja) * 1997-03-28 1998-10-06 Taisei Corp 柱と梁・スラブとのコンクリート打ち分け治具及び方法
JP4033340B2 (ja) * 2002-09-27 2008-01-16 日立機材株式会社 鉄骨柱と基礎コンクリートの主鉄筋との仲介連結部材

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009243170A (ja) 2009-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5183272B2 (ja) 柱脚構造
JP4754347B2 (ja) コンクリート充填角形鋼管柱と梁の高力ボルト引張接合構造
KR101253519B1 (ko) 콘크리트 충전 강관기둥을 이용한 기존 건축물의 내진보강 공법
JP2009293192A (ja) Pc部材とコンクリート部材とが接合されてなるコンクリート構造体を構築する方法、仕口部と梁とからなる構造体の構築方法
JP2000144906A (ja) Cft構造の柱とsrc構造のはりとの柱・はり接合部およびはり主筋定着金具
JP4868358B2 (ja) 柱と梁の接合構造
JP2014129682A (ja) レンガ壁の壁面構造、及びレンガ壁の施工方法
JP2007092354A (ja) プレキャストコンクリート造柱梁の接合方法
JP2005220699A (ja) 既設柱の補強構造、及びその補強方法
JP2008088756A (ja) 既設建築構造物の耐震改修工法
JP5424761B2 (ja) 既存建物の耐震補強方法
JP2004504521A (ja) 鋼管杭の頭部とコンクリート基礎との結合のための結合具および結合構造
JP2007113338A (ja) 双頭式ずれ止め部材およびプレキャスト桁並びにプレキャスト桁と床版との接合構造
JP2019039292A (ja) コンクリート製プレキャスト床版の継手構造
JP4954226B2 (ja) プレストレストコンクリート構造体
JP2016089549A (ja) 鉄筋コンクリート梁と鉄骨の柱又は鉄骨を備える柱との接合構造及び方法
JP2006342497A (ja) 鉄骨柱脚の基礎構造
JP2007100337A (ja) 杭と構造物基礎との接合構造
JP6353647B2 (ja) 免震装置接合構造
JP2007291636A (ja) 混合構造梁
KR20170036949A (ko) 기둥부재와 보부재의 접합구조
JP5358203B2 (ja) 建物ユニットの固定構造、及びユニット建物
JP4045502B2 (ja) 構造物
JP4105566B2 (ja) 基礎−柱接合構造及びその施工方法
JP7427507B2 (ja) 接合構造および接合方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5183272

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160125

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250