JP5182759B2 - レゾルバー及びレゾルバーの製造方法 - Google Patents
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Description
図1に、本発明に係る実施形態1におけるレゾルバーの構成例の斜視図を示す。図1では、ステーター巻線等の配線の図示を省略している。なお、図1では、レゾルバーが、8個のステーターティース部を有し、いわゆる1相励磁2相出力型のレゾルバーを例に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図5に、折り曲げプレス加工前の実施形態1におけるステーター200の斜視図を示す。図5において、図1と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
図6に、折り曲げプレス加工後の実施形態1におけるステーター200の斜視図を示す。図6において、図5と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
図7に、実施形態1における絶縁キャップ400の斜視図を示す。図7において、図1と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
図8に、実施形態1におけるローター300の取り付け工程の説明図を示す。図8は、レゾルバー100の分解斜視図を表す。
実施形態1におけるレゾルバー100では、ステーター200が1枚の電磁鋼板により構成される例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明に係る実施形態2におけるレゾルバーのステーターでは、複数枚の電磁鋼板が互いに電気的に遮断された状態で積層されて構成される。
図11に、実施形態2におけるレゾルバー700の説明図を示す。図11は、図10のローター300とステーターティース部810aの断面構造を模式的に表したものであり、他のステーターティース部の断面構造も図11と同様である。
図13に、実施形態2におけるステーター800の積層工程の説明図を示す。図13は、ステーター800の分解斜視図を表す。図13において、図11と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
図14に、積層工程後の実施形態2におけるステーター800の斜視図を示す。図14において、図11と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
実施形態2におけるレゾルバー700を構成するステーター800は、複数枚の電磁鋼板が積層されてステーターティース部の先端部に段差が設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明に係る実施形態3におけるレゾルバーのステーターでは、複数枚の電磁鋼板が互いに電気的に遮断された状態で積層されて構成され、各ステーターティース部の先端部が平坦(同じ高さ)になるように形成される。
図16に、実施形態3におけるレゾルバー900の説明図を示す。図16は、図15のローター300とステーターティース部1010aの断面構造を模式的に表したものであり、他のステーターティース部の断面構造も図16と同様である。
上記の各実施形態におけるレゾルバーは、例えば、車載用のモーター又は発電機の角度検出器として搭載されたり、産業機器用のモーター又は発電機の角度検出器として搭載されたりする。以下では、このような角度検出器として上記の各実施形態におけるレゾルバーが適用される角度検出システムの具体的な構成例について説明する。
11,200,800,1000…ステーター、 15,300…ローター、
210a〜210h,810a〜810h,1010a〜1010h…ステーターティース部、
250…平板、 400…絶縁キャップ、 410a〜410h…ボビン体、
450…コネクター部、 480a〜480g…渡りピン、 500…R/D変換器、
600…角度検出システム、 802,804,806…電磁鋼板、
1200…ハイブリッドエンジンシステム、 1210…エンジン、
1212…クランク軸、 1220,1360…モーター、
1222,1282…駆動軸、 1230…発電機、 1232…回転軸、
1240…バッテリー、 1250…インバーター装置、 1260…動力分配装置、
1270…ディファレンシャルギヤ、 1272…動力伝達ギヤ、
1280,1290…駆動輪、 1300…電動式パワーステアリングシステム、
1310…ステアリングホイール、 1320…ステアリング軸、
1330…ジョイント、 1340…ピニオン軸、 1350…操舵軸
Claims (10)
- 環状の電磁鋼板に形成され平板面に対して折り曲げ加工により起こされた複数のステーターティース部を有し、各ステーターティース部を巻線磁芯として励磁用の巻線部材及び検出用の巻線部材が設けられたステーターと、
磁性材料からなり、回転軸回りの回転により前記各ステーターティース部との間のギャップパーミアンスが変化するように前記ステーターに対して回転可能に設けられたローターとを含み、
前記ステーターは、
それぞれが平板面に対して折り曲げ加工により起こされた複数のステーターティース部を有する複数枚の電磁鋼板が、互いに電気的に遮断された状態で積層されて構成されることを特徴とするレゾルバー。 - 請求項1において、
前記複数枚の電磁鋼板が積層されてなる前記複数のステーターティース部の先端部は、各電磁鋼板に形成されるステーターティース部の先端部により段差が設けられることを特徴とするレゾルバー。 - 請求項2において、
前記ローターに近いスターターティース部の先端部ほど前記平板面からの高さが高くなるように前記段差が設けられることを特徴とするレゾルバー。 - 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
前記ステーターは、
前記平板面の厚さが一定で、かつ、平面視において、円周方向に前記回転軸を中心とする半径方向の幅が略一定となる形状を有することを特徴とするレゾルバー。 - 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
前記ローターの回転により、前記ローターの外側と前記各ステーターティース部との間のギャップパーミアンスが変化するインナーローター型であることを特徴とするレゾルバー。 - 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
前記ローターの回転により、前記ローターの内側と前記各ステーターティース部との間のギャップパーミアンスが変化するアウターローター型であることを特徴とするレゾルバー。 - 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
前記ステーターに対する前記ローターの回転角に応じた前記巻線部材からの出力信号に対応したデジタル信号を出力する変換器を含むことを特徴とするレゾルバー。 - 環状の電磁鋼板の平板面に形成された複数のステーターティース部を、該平板面に対して起こすように折り曲げ加工する折り曲げ工程と、
前記複数のステーターティース部の各ステーターティース部を巻線磁芯として、各ステーターティース部に励磁用の巻線部材及び検出用の巻線部材を巻装する巻線部材取り付け工程と、
磁性材料からなり回転軸回りの回転により前記各ステーターティース部との間のギャップパーミアンスが変化するように前記ステーターに対して回転可能なローターを取り付けるローター取り付け工程とを含み、
前記折り曲げ工程は、
複数枚の電磁鋼板を構成する電磁鋼板のそれぞれに対して、平板面に形成された複数のステーターティース部を該平板面に対して起こすように折り曲げ加工し、
前記巻線部材取り付け工程は、
前記折り曲げ工程によって折り曲げられた複数枚の電磁鋼板が互いに電気的に遮断されて積層された状態で、前記複数のステーターティース部の各ステーターティース部を巻線磁芯として、各ステーターティース部に励磁用の巻線部材及び検出用の巻線部材を巻装することを特徴とするレゾルバーの製造方法。 - 請求項8において、
前記複数枚の電磁鋼板が積層されてなる前記複数のステーターティース部の先端部は、各電磁鋼板に形成されるステーターティース部の先端部により段差が設けられることを特徴とするレゾルバーの製造方法。 - 請求項9において、
前記ローターに近いスターターティース部の先端部ほど前記平板面からの高さが高くなるように前記段差が設けられることを特徴とするレゾルバーの製造方法。
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