JP5182397B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機、組合せ式遊技機(アレンジボール遊技機)等の遊技機に関
し、特に複数の図柄表示装置を備える遊技機に関する。
従来より、遊技の興趣を向上させるために2つの図柄表示装置が設けられた遊技機が知
られている(特許文献1参照)。このような2つの図柄表示装置を備える遊技機において
、それぞれの図柄表示装置の解像度が異なるような場合には、それぞれの図柄表示装置を
駆動制御する図柄表示制御基板が必要となる。
通常、遊技機では、図柄表示装置の駆動制御を行う図柄制御基板は、演出制御を行うサ
ブ制御基板から送信される制御コマンドにより制御されるようになっている。図6は、サ
ブ制御基板から図柄制御基板への制御コマンドの流れを例示しており、(a)は1つの図
柄制御基板が設けられた構成を示し、(b)(c)は2つの図柄制御基板が設けられた構
成を示している。
2つの図柄制御基板を備える遊技機では、サブ制御基板に2つの図柄制御基板を接続し
、1つの制御コマンドを分岐させて一度にそれぞれの図柄制御基板に制御コマンドを出力
する構成(図6(b))と、サブ制御基板に接続された一方の図柄制御基板に他方の図柄
制御基板を接続し、サブ制御基板から一方の図柄制御基板に制御コマンドを出力し、一方
の図柄制御基板を経由して他方の図柄制御基板に制御コマンドを出力する構成(図6(c
))が考えられる。
実用新案登録第3121052号公報
しかしながら、これらの構成では、1つの図柄制御基板(演出表示制御基板)を有する
一般的な遊技機の構成(図6(a))に対して大きな変更が必要となる。すなわち、サブ
制御基板に2つの演出表示制御基板を接続する構成(図6(b))では、サブ制御基板と
演出表示制御基板とを接続するルートが従来の図6(a)の1箇所に対して2箇所となる
ため、サブ制御基板を変更する必要がある。また、サブ制御基板に一方の演出表示制御基
板を経由して他方の演出表示制御基板を接続する構成(図6(c))では、演出表示制御
基板と演出表示制御基板とを接続するルートがないため、演出表示制御基板自体を変更す
る必要がある。このことは、遊技性の異なる遊技機間で遊技盤に使用する制御基板をなる
べく共用化するという観点から好ましいことではない。
そこで、本発明は上記点に鑑み、複数の図柄制御基板(演出表示制御基板)を設ける場
合に、図柄表示装置の数が異なる機種間での構成の変更を最小限に抑えることが可能な遊
技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明では、
第1図柄表示装置と第2図柄表示装置と装飾部材とを備える遊技機において、
前記第1、第2図柄表示装置および前記装飾部材を用いて行われる演出を制御するサブ
制御手段と、
前記サブ制御手段から送信される第1演出コマンドにより前記第1図柄表示装置の表示
制御を行う第1演出表示制御手段と、
前記サブ制御手段から送信される第2演出コマンドにより第2図柄表示装置の表示制御
を行う第2演出表示制御手段と、
前記サブ制御手段から送信される装飾部材駆動データにより前記装飾部材を駆動する装
飾駆動手段とを備え、
前記サブ制御手段は、前記装飾部材駆動データと前記第2演出コマンドとを含む送信デ
ータを前記装飾駆動手段に送信するとともに、前記装飾駆動手段を経由して前記第2演出
表示制御手段に前記第2図柄表示装置の表示制御の実行を指示する制御指令を送信可能に
なっており、
前記装飾駆動手段は、前記送信データに含まれる前記第2演出コマンドを前記第2演出
表示制御手段に送信し、
前記第2演出表示制御手段は、前記装飾駆動手段を経由して前記第2演出コマンドを受
信するとともに、前記制御指令を受信した場合に前記第2演出コマンドに基づいて前記第
2図柄表示装置の表示制御を実行するようになっており、
前記サブ制御手段は、前記第1演出表示制御手段に前記第1演出コマンドを送信した場
合には、前記装飾駆動手段に前記送信データを送信するとともに前記第2演出表示制御手
段に前記制御指令を送信し、前記第1演出表示制御手段に前記第1演出コマンドを送信し
なかった場合には、前記装飾駆動手段に前記送信データを送信するとともに前記第2演出
表示制御手段に前記制御指令を送信せず、前記装飾駆動手段への前記送信データの送信を
同一の制御周期内に複数回行う場合には、前記制御指令を前記同一の制御周期において1
回のみ行うことを特徴としている。
従来の構成では、サブ制御手段と装飾駆動手段とを接続するルートはあるので、このよ
うに、サブ制御手段から装飾駆動手段を経由して第2演出コマンドを送信するように構成
することで、図柄表示装置の数が異なる機種間で構成の変更を最小限に抑えることができ
る。すなわち、本実施例の構成によれば、1つの図柄表示装置を備える遊技機に対して、
サブ制御手段と第1演出表示制御手段の構成を変更する必要がなく、装飾駆動手段の構成
を変更するだけでよい。異なる機種では、テーマの異なる盤面となるのが一般的である。
オリジナルのテーマであれ、アニメとタイアップするテーマであれ、そのテーマに従って
、演出が考えられ、液晶の大きさや配置、入賞口、釘の配置、可動役物の有無や配置、つ
まり盤面が変わる。それに伴い、その盤面の装飾ランプの数や種類や配置が変わる。その
ため、装飾駆動手段はテーマの異なる機種毎に交換されることが一般的である。つまり、
第2演出表示制御手段を追加するために装飾駆動手段の構成を変更する必要があるとして
も、もともと、機種毎に装飾駆動手段の構成は変更するのだから、全体としてハード構成
の変更を最小限に抑えることができる。
また、請求項1の発明では、前記サブ制御手段は、前記装飾部材駆動データと前記第2
演出コマンドとを含む送信データを前記装飾駆動手段に送信し、前記装飾駆動手段は、前
記送信データに含まれる前記第2演出コマンドを前記第2演出表示制御手段に送信するよ
うに構成しているので、サブ制御手段と装飾駆動手段との信号送受信部の構成を変更する
必要がない。さらに、サブ制御手段と装飾駆動手段に送信される送信データがシリアルデ
ータである場合には、送信データのデータ長が変化してもポート数を変更する必要はなく
、サブ制御手段のシリアルポートを変更する必要がない。このことによっても、全体とし
てハード構成の変更を最小限に抑えることができる。
また、請求項1の発明では、前記サブ制御手段は、前記装飾駆動手段を経由して前記第
2演出表示制御手段に前記第2図柄表示装置の表示制御の実行を指示する制御指令を送信
可能になっており、前記第2演出表示制御手段は、前記制御指令を受信した場合に前記第
2演出コマンドに基づいて前記第2図柄表示装置の表示制御を実行するようになっており
、前記サブ制御手段は、前記第1演出制御手段に前記第1演出コマンドを送信した場合に
は、前記装飾駆動手段に前記送信データを送信するとともに前記第2演出表示制御手段に
前記制御指令を送信し、前記第1演出制御手段に前記第1演出コマンドを送信しなかった
場合には、前記装飾駆動手段に前記送信データを送信するとともに前記第2演出表示制御
手段に前記制御指令を送信しないようにしている。これにより、第2演出表示制御手段は
第2演出コマンドを読み取る契機をつくることができ、2つの図柄表示装置の演出制御を
容易に同期させることができる。
また、請求項1の発明では、前記サブ制御手段は、前記装飾駆動手段への前記送信デー
タの送信を同一の制御周期内に複数回行う場合には、前記制御指令を前記同一の制御周期
において1回のみ行うようにしている。これにより、無駄な制御指令を送信することなく
、確実に2つの図柄表示装置の演出表示にずれが生じることを防止できる。
また、請求項2の発明では、前記サブ制御手段は、前記第1演出表示制御手段に対する
前記第1演出コマンドの送信と前記装飾駆動手段に対する前記送信データの送信を同一の
制御周期内に行うように構成している。これにより、2つの図柄表示装置の演出表示にず
れが生じることを防止できる。
また、請求項3の発明では、前記サブ制御手段は、前記第1図柄表示装置に演出表示を
行い、かつ前記第2図柄表示装置に演出表示を行わない場合には、同一の制御周期内で前
記第1図柄表示装置に前記第1演出コマンドを送信し、かつ前記第2図柄表示装置に前記
第2演出コマンドと同一のデータ長である擬似コマンドを送信している。これにより、開
発を進めていく過程で両方の図柄表示装置で同期させるような演出に変更が生じた場合で
も、出力処理を変更することなく容易に演出を変更できる。
複数の図柄制御基板(演出表示制御基板)を設ける場合に、図柄表示装置の数が異なる
機種間での構成の変更を最小限に抑えることが可能な遊技機を提供することができる。
上記実施例の遊技機を示す正面図である。 遊技盤の概略構成を示す正面図である。 電子制御装置の構成を示すブロック図である。 サブ制御基板と演出表示制御基板との接続関係を示すブロック図である。 サブ制御基板が実行する演出表示制御処理を示すフローチャートである。 従来のサブ制御基板と演出表示制御基板との接続関係を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を示す一実施例について図面を用いて説明する。本発明の遊技
機をパチンコ遊技機(以下、単に遊技機という)に適用した実施例を図1〜図5に示す。
図1は、本実施例の遊技機1の正面図である。図1に示すように、遊技機1の前面部は
、本体枠2、中枠3、前面枠4、上皿部5、下皿部6、施錠装置9、遊技盤20等を備え
ている。なお、図1では遊技盤20の詳細な図示を省略している。また、中枠3は前面枠
4等が前面側に配置されているため、図1においては明示されていない。
本体枠2は木製の板状体を略長方形の枠状に組立てたものであり、遊技機1の外枠を構
成している。中枠3はプラスチック製であり、本体枠2の内側にはめ込まれて設置されて
おり、外枠2に対して開閉可能に左端で軸支されている。中枠3は、上側2/3程度を占
める枠体部と下側1/3程度を占める下板部とから構成されている。枠体部の前面側には
遊技盤20と前面枠4とが重なるように設けられており、下板部の前面側には上皿部5と
下皿部6が設けられている。下板部には、遊技球を遊技盤20に発射する発射手段を構成
する発射装置ユニット(図示略)、遊技球を発射装置ユニットに供給する球送り装置(図
示略)が設けられている。
前面枠4は、中枠3の前面側に配置され、中枠3の左端で開閉可能に支持されている。
前面枠4はプラスチック製であり、奥側に配置される遊技盤20の盤面を視認可能にする
ために、円形状の開口部4aが形成されている。前面枠4の裏面には、開口部4aに対応
したガラス板等の透明板を備える略長方形状の透明板枠(図示略)が装着されている。前
面枠4における遊技盤20の周囲には、LED等のランプ類(図示略)が設けられている
。これらのランプ類は、遊技効果を高めるためにゲーム進行に応じて点灯・消灯あるいは
点滅する。
上皿部5は、前面枠4の下側に設けられ、中枠3の左端に開閉可能に支持されている。
上皿部5は、皿外縁部5aと、遊技機1の内部から遊技球を排出するための排出口5bと
、上皿部5の遊技球を下皿部6に排出する球抜きボタン5cとを備えている。皿外縁部5
aの上面には、演出スイッチ5dや球貸ボタン5e等が設けられている。
下皿部6は、上皿部5の下方に設けられている。下皿部6の略中央には、遊技機1の内
部から下皿部6に遊技球を排出するための排出口6aが設けられている。下皿部6の左端
には灰皿7が設けられている。下皿部6の右端には、遊技者が発射装置ユニット(図示略
)を操作するための発射ハンドル8が設けられている。発射ハンドル8には、遊技者が触
れていることを検出する接触検知手段としてのタッチスイッチ8aが設けられている。発
射ハンドル8の左側面には、遊技者が操作して遊技球の発射を一時的に停止する発射停止
スイッチ8bが配置されている。
施錠装置9は、中枠3の右端中央に設けられており、前面枠4を閉じた場合にこれを施
錠するためのものである。
また、遊技機1には、遊技状態に応じた効果音等を発生させるためのスピーカ10a〜
10dが設けられている。スピーカ10a〜10dは、遊技機1の上部に設けられた上部
スピーカ10a、10bと遊技機1の下部に設けられた下部スピーカ10c、10dとか
らなる。さらに、遊技機1の左側には、プリペイドカードユニット13(CRユニット)
が装着されている。
次に、本実施例の遊技盤20の表面構造について説明する。図2は遊技盤20の正面図
である。遊技盤20は、略長方形の木製の板状体であって中枠3に着脱可能に取り付けら
れているとともに、裏機構盤(図示略)によりその背面側が覆われている。
図2に示すように、遊技盤20には、遊技盤20の表面に設けられた外レール22と内
レール23とにより略円形状の遊技領域21が形成されている。遊技領域21内には、第
1図柄表示装置24、第2図柄表示装置25、普通図柄作動ゲート27、始動口28、大
入賞装置(特別電動役物)33、左入賞口34、35、右入賞口36、37、第1装飾装
置50、第2装飾装置60等の遊技装置が配設されている。なお、図示を省略しているが
、遊技領域21には各遊技装置との位置バランスを考慮して多数の障害釘が配設されてい
る。
第1図柄表示装置24は遊技領域21の略中央部に配置され、図柄表示装置25が設け
られている。大入賞装置33は遊技領域21における第1図柄表示装置24の下方に配置
されている。第1装飾装置50は遊技領域21における大入賞装置33の左側に配置され
、第2装飾装置60は遊技領域21における大入賞装置33の右側に配置されており、装
飾装置50、60はいわゆるサイド飾りを構成している。また、第1装飾装置50には左
入賞口34、35がユニット化されており、第2装飾装置60には右入賞口36、37が
ユニット化されている。
図2に示すように、第1図柄表示装置24は遊技領域21の略中央部に配置されており
、第1図柄表示装置24の上方に第2図柄表示装置25が配置されている。これらの図柄
表示装置24、25は、遊技の進行に応じて種々の図柄表示が可能な表示領域を有する表
示装置である。本実施例では、第1図柄表示装置24と第2図柄表示装置25で画面表示
サイズが異なっており、第1図柄表示装置24として8インチの液晶表示装置を用い、第
2図柄表示装置25として5.6インチの液晶表示装置を用いている。本実施例では、第
1図柄表示装置24と第2図柄表示装置25で画面解像度が異なっており、第1図柄表示
装置24は解像度がSVGA(800×600ドット)であり、第2図柄表示装置25は
解像度がVGA(640×480ドット)である。
第1図柄表示装置24では普通図柄と特別図柄の表示やその他の演出表示が行われ、第
2図柄表示装置25では演出用キャラクタや演出用メッセージといった種々の演出表示が
行われる。本実施例では、第1図柄表示装置24の表示内容と第2図柄表示装置25の表
示内容とを互いを関連づけた演出表示を行うことができるように構成されている。
普通図柄作動ゲート27は、第1図柄表示装置24の左側に設けられている。普通図柄
作動ゲート27の内部には、遊技球の通過を検知する普通図柄作動ゲート検知スイッチ2
7sが設けられている。遊技球が普通図柄作動ゲート27を通過することで、普通図柄が
変動開始する。
始動口28は、第1図柄表示装置24の中央位置の下方に設けられている。始動口28
は、2つの入球口28a、28bが上下方向に並んで配置されている。上側始動口28a
(上始動口)は常時開口しており、下側始動口28b(下始動口)はいわゆるチューリッ
プ式で左右に一対の翼片部28cが開閉するように形成されている。普通図柄が当り図柄
の組合せで停止表示された場合には、翼片部28cが開いて下側始動口28bが開放され
る。つまり、下側始動口28bは普通電動役物として機能する。
始動口28の内部には、遊技球の入球を検知する始動口入球検知スイッチ28s(図3
参照)と、翼片部28cを作動させるための始動口ソレノイド(図示略)とが備えられて
いる。この一対の翼片部28cが左右に開いた場合には、下段側入球口28cは遊技球の
入球可能性が大きくなる開放状態となり、一対の翼片部28cが立設された場合には、下
段側入球口28cは遊技球の入球可能性が小さくなる通常状態となる。遊技球が始動口2
8に入球することで、後述の特別図柄が変動開始する。
大入賞装置33は、始動口28の下方に配設されている。ここで、大入賞装置33は、
帯状に開口された大入賞口33aと、この大入賞口33aを開放・閉鎖する開閉板33b
と、この開閉板33bを開閉するための大入賞口ソレノイド(図示略)と、遊技球の入球
を検知する入球検知スイッチ(図示略)とから主に構成されている。
大入賞装置33の左斜め上方には、左入賞口34、35が設けられている。これらの内
部には、それぞれ左入賞口入球検知スイッチ(図示略)が設けられている。大入賞装置3
3の右斜め上方には、右入賞口36、37が設けられている。これらの内部には、右入賞
口入球検知スイッチ(図示略)が設けられている。
次に、本実施例の遊技機1の電子制御装置について、図3に基づいて説明する。図3は
、電子制御装置の概略構成を示すブロック図である。
図3に示すように、電子制御装置は、主制御基板200と、その主制御基板200に接
続された副制御基板230、260、280、281とを含んで構成されている。副制御
基板は、払出制御基板(賞球制御基板)230、サブ制御基板260及び演出表示制御基
板280、281から構成される。
主制御基板200は、遊技の進行を司る主制御手段を構成するものであり、各副制御基
板230、260に処理内容を指示する指令信号(コマンドデータ)を送信し、各副制御
基板230、260、280、281は指令信号に基づいて各種制御を行うように構成さ
れている。
例えば、主制御基板200から払出制御基板230には、賞球払出を指示する賞球指示
信号、遊技開始許可を指示する遊技開始許可信号、各種発射制御コマンド等のコマンドが
送信される。各種発射制御コマンドには、球送り許可・禁止、発射許可・禁止、遊技開始
許可等が含まれている。また、主制御基板200からサブ制御基板260には、各種ラン
プ制御コマンド及び各種音声制御コマンドが送信される。主制御基板200から演出表示
制御基板280、281には、サブ制御基板260を介して、普通図柄や特別図柄の表示
制御を指示する各種図柄制御制御コマンドが送信される。サブ制御基板260から演出表
示制御基板280、281には、演出表示制御を指示する各種演出表示制御コマンドが送
信される。なお、第1演出表示制御基板280と第2演出表示制御基板281では、サブ
制御基板260からの制御コマンドの送信経路が異なっており、この点については後述す
る。
各制御基板200、230、260、280、281には、主電源129と接続された
電源受電基板128から電源基板127と電源中継基板121とを介して電源が供給され
ている。また、電源立上げ時には、システムリセット信号が電源基板127および電源中
継基板121を介して各制御基板200、230、260及び280に送信される。なお
、本実施例の遊技機1は、電源断時に主制御基板200及び払出制御基板230に作動電
圧を供給する図示しないバックアップ電源部(図示略)を備えており、電源断時にも主制
御基板200及び払出制御基板230のRAMデータが保持される。
主制御部200のCPU400は、CPUコア、内蔵RAM(以下、単にRAMともい
う)、内蔵ROM(以下、単にROMともいう)等を備えており、ROMに格納された制
御プログラムにより、RAMをワークエリアとして遊技機1全体の作動制御(遊技の基本
進行制御)を司る。また、主制御部200は、CPU400が主体となって、ROMに格
納された当否判定プログラムにより当否判定を行う当否判定手段を構成している。なお、
本実施例の主制御部200の制御周期は4msに設定されている。
主制御基板200には、盤用外部端子基板201、始動口入賞検知スイッチ28s、普
通図柄作動ゲート検知スイッチ27s、盤面中継基板210及び遊技枠中継基板220が
接続されている。盤面中継基板210は、遊技盤20面に設けられた表示装置やスイッチ
等と主制御基板200との間で、表示制御信号やスイッチ信号等を中継するものである。
遊技枠中継基板220は、主に中枠3に設けられた各種スイッチ等と主制御基板200と
の間で、スイッチ信号等を中継するものである。始動口入賞検知スイッチ28sは、始動
口28に遊技球が入球したことを検知するものである。普通図柄作動ゲート検知スイッチ
27sは、普通図柄作動ゲート27を遊技球が通過したことを検知するものである。
次に、払出制御基板230について説明する。払出制御基板230は、主制御基板20
0のCPU400と同様の構成を有するCPUを備えている。払出制御基板230には、
枠用外部端子基板122、スイッチ中継端子基板231、CR接続基板234、発射制御
基板250等が接続されている。スイッチ中継端子基板231には、タンク球切れスイッ
チ232、下皿満タンスイッチ233が接続されている。タンク球切れスイッチ232は
、枠用外部端子基板122にも接続されている。
タンク球切れスイッチ232は、賞球タンク105内の遊技球が球切れとなったことを
検知するものである。タンク球切れスイッチ232の球切れ信号は、枠用外部端子基板1
22を介して外部の補給装置に送信され、補給装置から賞球タンク105に遊技球が補給
される。下皿満タンスイッチ233は、下皿部6の下受け皿が満タン状態になったことを
検知するものである。
次に、サブ制御基板260を図4に基づいて説明する。図4は、サブ制御基板260に
接続された各種遊技装置を示すブロック図である。サブ制御基板260には、CPU、R
OM、RAM、入出力ポート等を有する演算回路構成要素(図示略)とサウンドジェネレ
ータ(図示略)が設けられており、入出力ポートにおいて主制御基板200に接続されて
いる。なお、本実施例のサブ制御基板260の制御周期は2msに設定されている。
サブ制御基板260には、装飾駆動基板261を介して、各種盤面LED基板や各種遊
技枠LED基板等の各種LED基板262が接続されている。装飾駆動基板261は、各
種ランプ類の駆動回路が設けられており、サブ制御基板260から独立した別基板として
構成されている。各種LED基板262は遊技効果を高めるためのLED基板であり、こ
れらのランプ類はゲームの進行に対応して点灯・消灯又は点滅し、遊技効果を高めている
。なお、サブ制御基板260が本発明のサブ制御手段に相当し、装飾駆動基板261が本
発明の装飾駆動手段に相当し、装飾駆動基板261により駆動されるLED等のランプ類
が本発明の装飾部材に相当している。
また、サブ制御基板260には、2つの演出表示制御基板280、281が接続されて
いる。これらの演出表示制御基板280、281には、CPU、RAM、ROM、入出力
ポート、VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)等を有する演算回路構成要素(図示略
)が設けられている。第1演出表示制御基板280は、CPUがROMに格納された制御
プログラムに従ってRAMをワークエリアとして第1図柄表示装置24の表示制御を行う
ように構成されている。同様に、第2演出表示制御基板281は、CPUがROMに格納
された制御プログラムに従ってRAMをワークエリアとして第2図柄表示装置25の表示
制御を行うように構成されている。
これらの演出表示制御基板280、281は、入出力ポートにおいて直接または装飾駆
動基板261を介してサブ制御260に接続されている。本実施例では、第1演出表示制
御基板280が直接サブ制御基板260に接続されており、第2演出表示制御基板281
が装飾駆動基板261を介してサブ制御基板260に接続されている。図柄表示装置が一
つしかない従来機においても、サブ制御基板260と装飾駆動基板261と各種LED基
板262は接続されている。つまり、本実施例は、従来からある装飾駆動基板の下に第2
演出表示制御基板281と、それに接続される第2図柄表示装置25を追加した構成とな
っている。なお、第1演出表示制御基板280が本発明の第1演出表示制御手段に相当し
、第2演出表示制御基板281が本発明の第2演出表示制御手段に相当している。
サブ制御基板260と第1演出表示制御基板280との間はシリアル接続であり、サブ
制御基板260と装飾駆動基板261との間はシリアル接続であり、第1演出表示制御基
板280と装飾駆動基板261は、サブ制御基板260のシリアルポートに接続されてい
る。また、装飾駆動基板261と第2演出表示制御基板281との間はパラレル接続であ
り、装飾駆動基板261と各種LED基板262との間はパラレル接続となっている。さ
らに、第2演出表示制御基板281は、コマンド用の信号線とは別に装飾駆動基板261
を介してサブ制御基板260とストローブ信号線STBで接続されている。
サブ制御基板260から第1演出表示制御基板280には、第1図柄表示装置24の表
示領域における演出表示を指示する第1演出コマンドが送信され、サブ制御基板260か
ら第2演出表示制御基板281には、第2図柄表示装置25の表示領域における演出表示
を指示する第2演出コマンドが送信される。本実施例では、1回の制御周期で送信される
第1、第2演出コマンドは1バイトのデータ長となっている。また、第1演出コマンドと
第2演出コマンドは同一内容のコマンドとなっている。なお、本実施例では、図柄表示装
置24、25でどちらか一方の演出表示を行わない場合でも、サブ制御基板260から第
1演出表示制御基板280または第2演出表示制御基板281に対して、演出コマンドに
代えて、演出コマンドと同じデータ長のダミーコマンドが送信される。これは、開発段階
でどちらかの図柄表示装置が演出を行っていない場合でも、開発を進めていく過程で両方
の図柄表示装置で同期させるような演出に変更が生じた場合でも、出力処理を変更するこ
となく容易に演出を変更できるようにしてあるからである。
なお、ここでいう演出コマンドには、例えば、擬似図柄指定コマンド、スーパーリーチ
1停止コマンド、通常背景指定コマンドなどがある。擬似図柄指定コマンドとは、特別図
柄(擬似図柄)を指定するものである。また、スーパーリーチ1停止コマンドとは、スー
パ−リーチ1の停止図柄の1から9の図柄を指定するものである。また、通常背景指定コ
マンドとは、特別図柄の背景の色や種類を指定するものである。同じ演出コマンドを第1
演出表示制御基板280と第2演出表示制御基板281に同一周期で出力することにより
、第1図柄表示装置と第2図柄表示装置の演出の同期を図るものである。
第1演出コマンドは、サブ制御基板260から第1演出表示制御基板280にシリアル
データとして直接送信されるのに対し、第2演出コマンドは、サブ制御基板260から装
飾駆動基板261を経由して第2演出表示制御基板281に送信される。すなわち、サブ
制御基板260から装飾駆動基板261に送信されるシリアルデータには、各種ランプ類
の点灯等を指示するランプ駆動データと、第2演出コマンドデータが含まれている。この
ため、サブ制御基板260から装飾駆動基板261に送信されるシリアルデータは、ラン
プ駆動データに第2演出コマンドの1バイト分を加えたデータ長となっている。ランプ駆
動データのデータ長は遊技機毎に異なるため、シリアルデータのデータ長は予め増減可能
に設計されている。なお、ランプ駆動データが本発明の装飾部材駆動データに相当し、シ
リアルデータが本発明の送信データに相当している。
また、サブ制御基板260は、第1演出表示制御基板280に第1演出コマンドを送信
した場合に、ストローブ信号線を経由して第2演出表示制御基板281に割り込み信号を
送信する。第2演出表示制御基板281は、サブ制御基板280から割り込み信号を受信
した場合にのみ、第2演出コマンドを有効なものとして扱い、第2演出コマンドにしたが
って第2図柄表示装置25の演出表示制御を行うように構成されている。このため、サブ
制御基板260から第2演出表示制御基板281に送信される割り込み信号は、サブ制御
基板260が第2演出表示制御基板281に演出処理を行うことを指示するための制御指
令となる。つまり、この割り込み信号が本発明の制御指令に相当している。
次に、本実施例のサブ制御部260が行う演出表示制御処理について説明する。図5は
、サブ制御部260のCPUがROMに格納された制御プログラムにしたがって行う演出
表示制御処理の流れを示すフローチャートである。図5に示す演出表示制御処理は、サブ
制御基板260が実行するメインルーチン(図示略)の一部として実行される。
まず、主制御基板200から演出パターン指定コマンドを受信したか否かを判定する(
S10)。演出パターン指定コマンドは、図柄表示装置24、25や各種LED基板26
1による演出態様を指定するために主制御基板200からサブ制御基板260に送信され
るコマンドである。この結果、演出パターン指定コマンドを受信していないと判定された
場合には(S10:NO)、S12の処理に移行する。一方、演出パターン指定コマンド
を受信したと判定された場合には(S10:YES)、第1演出表示制御基板280に第
1演出コマンドを送信する(S11)。
本実施例では、演出コマンドは2バイトのデータ長となっている。このため、演出コマ
ンドが例えば「80H」と「7FH」から構成されている場合、S11のコマンド送信処
理では、最初の制御周期で「80H」が送信され、次の制御周期で「7FH」が送信され
る。第1演出表示制御基板280は、2バイト分の演出コマンドを受信することで、第1
図柄表示装置24の演出表示制御を行う。
次に、装飾駆動基板261にランプ駆動データと第2演出コマンドとからなるシリアル
データを送信する(S12)。上述のように演出コマンドが例えば「80H」と「7FH
」から構成されている場合には、S12で送信されるシリアルデータとして、最初の制御
周期で例えば「FFH、F0H、E5H…(以上、ランプ駆動データ)、80H(演出コ
マンド)」が送信され、次の制御周期で例えば「F8H、A5H、B2H、…(以上、ラ
ンプ駆動データ)、7FH(演出コマンド)」が送信される。これにより、装飾駆動基板
261は、最初の制御周期で「FFH、F0H、E5H…」で指定された盤面上のランプ
を点灯させるとともに「80H」を第2演出表示制御基板280に送信し、次の制御周期
で「F8H、A5H、B2H、…」で指定されたランプを点灯させるとともに「7FH」
を第2演出表示制御基板280に送信する。
次に、上記S11の第1演出表示制御基板280に対するコマンド出力処理を行ったか
否かを判定する(S13)。演出表示を実行する場合はコマンド出力処理がYESになり
、演出表示が必要でない場合はコマンド出力処理がNOとなる。例えば、始動口28に入
賞し、図柄の変動が開始される場合は、第1演出表示制御基板280に対してコマンドが
出力される。逆に始動口28に入賞もせず、特別図柄の保留もなければ、第1演出表示制
御基板280に対してコマンド出力をしない。
第1演出表示制御基板280に対するコマンド出力処理を行っていないと判定された場
合には(S13:NO)、演出表示制御処理を終了する。一方、第1演出表示制御基板2
80に対するコマンド出力処理を行ったと判定された場合には(S13:YES)、第2
演出表示制御基板281に割り込み信号を送信する(S14)。これにより、第2演出表
示制御基板280は第2演出コマンドにしたがって第2図柄表示装置25の演出表示制御
を行う。
以上説明したように、第2演出表示制御基板281を装飾駆動基板261に接続し、サ
ブ制御基板260から装飾駆動基板261を経由して第2演出表示制御基板281に演出
コマンドを送信するように構成することで、1つの図柄表示装置を備える遊技機と2つの
図柄表示装置を備える遊技機の間で、ハード構成の変更を最小限に抑えることができる。
すなわち、本実施例の構成によれば、1つの図柄表示装置を備える遊技機に対して、サブ
制御基板260と第1演出表示制御基板280の構成を変更する必要がなく、装飾駆動基
板261の構成を変更するだけでよい。テーマの異なる機種では異なる盤面となるのが一
般的である。オリジナルのテーマであれ、アニメとタイアップするテーマであれ、そのテ
ーマに従って、演出が考えられ、液晶の大きさや配置、入賞口、釘の配置、可動役物の有
無や配置が変わる。それに伴い、装飾ランプの数や種類や配置が変わる。このため、装飾
駆動基板261は機種毎に交換されることが多く、第2演出表示制御基板281を追加す
るために装飾駆動基板261の構成を変更する必要があるとしても、もともと、装飾駆動
基板61は機種毎に変更される場合が多いのであるから、全体としてハード構成の変更を
最小限に抑えることができる。特に機種が変わってもサブ制御基板260と第1演出表示
制御基板280とを共用化できることは、可能な限り制御基板の共用化を図る観点から非
常に好ましいことである。
また、サブ制御基板260と装飾駆動基板261とはシリアル接続であるため、サブ制
御基板260と装飾駆動基板261に送信される送信データに第2演出表示制御基板28
1に送信される第2演出コマンドを含めても、サブ制御基板260のシリアルポートを変
更する必要がない。もともと、図柄表示装置が1つしかない機種でも、サブ制御基板26
0と装飾駆動基板261とはシリアル接続されている。つまり、従来ある送信ルートのシ
リアルデータに第2演出コマンドを追加することで第2演出表示制御基板に接続される第
2図柄表示装置の制御を可能としている。このことによっても、全体としてハード構成の
変更を最小限に抑えることができる。
また、サブ制御基板260が同一の制御周期で第1演出表示制御基板280と第2演出
表示制御基板281に演出コマンドを送信することで、2つの図柄表示装置24、25の
演出表示にずれが生じることを防止できる。さらに、サブ制御基板260が第1演出表示
制御基板280に演出コマンドを送信した場合に、第2演出表示制御基板280に割り込
み信号を送信することで、第2演出表示制御基板281は演出コマンドを読み取る契機を
つくることができ、2つの図柄表示装置24、25の演出制御を容易に同期させることが
できる。
2つの図柄表示装置を使用するのは、2つの図柄表示装置を使用して、同期がとれ、か
つ、効果的な演出を遊技者に見せることを目的としている。2つの図柄表示装置で演出の
ずれが生じたりすれば、その使用目的を達成することができない。本実施例の構成であれ
ば、2つの図柄表示装置の演出内容を容易に同期させることができるので、結果として、
遊技者に面白い演出を見せることができ、遊技興趣を感じさせることが可能となる。
(他の実施形態)
なお、上記実施例では、2つの図柄表示装置24、25を備える遊技機1について説明
したが、本発明は3以上の図柄表示装置を備える構成においても適用可能である。例えば
3つ目の図柄表示装置の演出表示制御する第3演出表示制御基板を設ける場合には、第2
演出表示制御基板281と同様、第3演出表示制御基板を装飾駆動基板261に接続し、
サブ制御基板260から装飾駆動基板261を経由して演出コマンドを受け取るように構
成すればよい。さらに、第3演出表示制御基板は、第2演出表示制御基板281と同様、
装飾駆動基板261を経由してサブ制御基板260とストローブ信号線で接続されるよう
にし、サブ制御基板260から割り込み信号が送信された場合に演出コマンドを有効なも
のとして扱うようにすればよい。
また、装飾駆動基板261がランプの輝度調整を行う場合には、サブ制御基板260か
ら装飾駆動基板261に対し、同一の制御周期内にシリアルデータが複数回送信されるこ
とがある。これは、同じランプでも同一周期内でオンオフすれば、薄く点灯しているよう
に見せることができるからである。このような場合、サブ制御基板260から第2演出表
示制御基板281に対し、同一の制御周期内に同一の演出コマンドが複数回送信されるこ
ととなる。このため、サブ制御基板260は、同一制御周期における初回のシリアルデー
タ送信時のみ割り込み信号を送信し、2回目以降のシリアルデータ送信時には割り込み信
号を送信しないようにすればよい。これにより、第2演出表示制御基板281が不必要な
演出コマンドを受信することを防止でき、2つの演出表示制御基板280、281の演出
制御を確実に同期させることができる。
また、上記実施例では、装飾駆動基板261はランプ類を駆動するように構成したが、
これに限らず、装飾駆動基板261により遊技盤上に設けられた可動役物を駆動するよう
に構成してもよい。
1…遊技機、24…第1図柄表示装置、25…第2図柄表示装置、200…主制御基板
、230…払出制御基板、250…発射制御基板、260…サブ制御基板、261…装飾
駆動基板、280…第1演出表示制御基板、281…第2演出表示制御基板。

Claims (3)

  1. 第1図柄表示装置と第2図柄表示装置と装飾部材とを備える遊技機において、
    前記第1、第2図柄表示装置および前記装飾部材を用いて行われる演出を制御するサブ
    制御手段と、
    前記サブ制御手段から送信される第1演出コマンドにより前記第1図柄表示装置の表示
    制御を行う第1演出表示制御手段と、
    前記サブ制御手段から送信される第2演出コマンドにより第2図柄表示装置の表示制御
    を行う第2演出表示制御手段と、
    前記サブ制御手段から送信される装飾部材駆動データにより前記装飾部材を駆動する装
    飾駆動手段とを備え、
    前記サブ制御手段は、前記装飾部材駆動データと前記第2演出コマンドとを含む送信デ
    ータを前記装飾駆動手段に送信するとともに、前記装飾駆動手段を経由して前記第2演出
    表示制御手段に前記第2図柄表示装置の表示制御の実行を指示する制御指令を送信可能に
    なっており、
    前記装飾駆動手段は、前記送信データに含まれる前記第2演出コマンドを前記第2演出
    表示制御手段に送信し、
    前記第2演出表示制御手段は、前記装飾駆動手段を経由して前記第2演出コマンドを受
    信するとともに、前記制御指令を受信した場合に前記第2演出コマンドに基づいて前記第
    2図柄表示装置の表示制御を実行するようになっており、
    前記サブ制御手段は、前記第1演出表示制御手段に前記第1演出コマンドを送信した場
    合には、前記装飾駆動手段に前記送信データを送信するとともに前記第2演出表示制御手
    段に前記制御指令を送信し、前記第1演出表示制御手段に前記第1演出コマンドを送信し
    なかった場合には、前記装飾駆動手段に前記送信データを送信するとともに前記第2演出
    表示制御手段に前記制御指令を送信せず、前記装飾駆動手段への前記送信データの送信を
    同一の制御周期内に複数回行う場合には、前記制御指令を前記同一の制御周期において1
    回のみ行うことを特徴とする遊技機。
  2. 前記サブ制御手段は、前記第1演出表示制御手段に対する前記第1演出コマンドの送信
    と前記装飾駆動手段に対する前記送信データの送信を同一の制御周期内に行うことを特徴
    とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記サブ制御手段は、前記第1図柄表示装置に演出表示を行い、かつ前記第2図柄表示
    装置に演出表示を行わない場合には、同一の制御周期内で前記第1図柄表示装置に前記第
    1演出コマンドを送信し、かつ前記第2図柄表示装置に前記第2演出コマンドと同一のデ
    ータ長である擬似コマンドを送信することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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