JP5182238B2 - タッチパネル及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画面入力型表示装置などに用いられるタッチパネル及びその製造方法に関する。
例えば、抵抗変化量で入力座標を検知するアナログ抵抗膜方式のタッチパネルが広く知られている。例えば特許文献1には、第1、第2の基板が所定領域を取り囲む第1の接着剤で貼り合わされた積層体を有する抵抗膜方式のタッチパネルが記載されている。このタッチパネルは、積層体を貼着対象物(表示対象物)上に接着する際に押圧空間から余分な空気を押し出すための空気孔を有している。これにより、押圧空間の反発力に起因する接着面での空気溜まりの発生を阻止できるとともに、タッチパネルの動作荷重の低減を図ることができるとしている。
特開2005−158549号公報(段落[0042]、[0045]、図1、図4)
ところで、近年におけるタッチパネルは、いわゆるフルフラット型が主流となりつつある。このようなタッチパネルにおいては、画像表示領域の周辺領域に種々のデザインを付することで、商品価値を高める工夫がなされている。
しかしながら、上記周辺領域には、抵抗膜に電気的に接続される配線パターンが形成されているため、上記積層体を構成した際にタッチパネルの表面に上記配線パターンの形状に対応した凹凸が発生する場合がある。この場合、タッチパネルの所望の平坦性を維持できなくなり、商品価値を損なうという問題がある。
上記の問題を解消するために、第1及び第2の基板とを接着する接着剤層の厚みを大きくすることで、配線パターンの厚みを吸収し、配線パターンの形状がタッチパネルの表面に浮き出ないようにすることが考えられる。しかしながら、接着剤層の厚みを大きくすると、第1及び第2の基板の対向距離が増大するため、タッチパネルの動作荷重が高くなる。したがって、タッチパネルの良好な操作性を維持することができなくなる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、良好な操作性を維持しつつ、表面の平坦性を維持することができるタッチパネル及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るタッチパネルは、第1の透明電極基板と、第2の透明電極基板と、第1の接合層と、第1の透明基板と、第2の接合層とを具備する。
上記第1の透明電極基板は、第1の配線パターンと、第1の面と、第2の面と、第1の通路とを有する。上記第1の面には、上記第1の配線パターンが形成されている。上記第2の面は、上記第1の面とは反対側の面である。上記第1の通路は、上記第1の面と上記第2の面との間を連通させる。
上記第2の透明電極は、第2の配線パターンと、第3の面と、第4の面と、第2の通路とを有する。上記第3の面には、上記第2の配線パターンとが形成されている。上記第4の面は、上記第3の面とは反対側の面である。上記第2の通路は、上記第3の面と上記第4の面との間を連通させる。
上記第1の接合層は、第1の周辺領域と、開口領域と、第3の通路とを有する。上記第1の周辺領域は、上記第1の配線パターンと上記第2の配線パターンとを被覆するように上記第1の面と上記第3の面との間に配置される。上記開口領域は、上記第1の面と上記第3の面とを相互に離間して対向させる。上記第3の通路は、上記第1の周辺領域に形成され、上記第1の通路と上記第2の通路との間を連通させる。上記第1の接合層は、上記第1の透明電極基板と上記第2の透明電極基板とを上記第1の周辺領域にて相互に接合する。
上記第1の透明基板は、上記第2の面に対向する。
上記第2の接合層は、上記第1の配線パターンの形成領域に対向し上記第1の通路と連通する第1の開口部を有する。上記第2の接合層は、上記第2の面と上記第1の透明基板との間を相互に接合する。
上記タッチパネルにおいて、第1の透明電極基板は、第1の接合層を介して第2の透明電極基板と接合される。第1の接合層は、第1及び第2の配線パターン間に介在することで、第1及び第2の配線パターンの間を電気的に絶縁する。第1の配線パターンは、これら透明電極基板の接合圧力によって第1の透明電極基板に埋没することで、第2の面を隆起させる。第2の面の隆起部分は、第1の透明基板との接合時、第2の接合層に形成された第1の開口部に収容される。また、第1の透明基板の接合時、開口部に溜まった空気は、上記第1の通路、第3の通路及び第2の通路を介して第2の透明電極基板の外部に排出される。したがって、上記隆起部分及び第1の開口部内の残留空気によって、第1の透明基板の平坦性が損なわれることはない。また、第1の接合層の厚みを大きくすることなく、第1の透明基板に関して所望の平坦性を確保することができる。
上記タッチパネルは、第2の透明基板と、封止部材とをさらに具備してもよい。上記第2の透明基板は、上記第4の面と接合され、上記第2の通路と連通する第4の通路を有する。上記封止部材は、上記第4の通路を閉塞する。
第2の透明基板を備えることで、タッチパネルの剛性が高まり、タッチパネルに所定の平面性を付与することができる。また、封止部材で第4の通路を閉塞することで、上記第1の開口部の所望の内圧を維持できるとともに、タッチパネルの内部への水分や異物の侵入を阻止することができる。
上記第1の透明基板は、加飾層をさらに有してもよい。上記加飾層は、上記第1の周辺領域と対応する第2の周辺領域に形成され、上記第2の面に向かって突出する突出部を含む。この場合、上記第2の接合層は、上記加飾層の形成領域に対向し上記第1の通路と連通する第2の開口部をさらに有する。
これにより、加飾層の突出部を第2の開口部に収容した状態で、第1の透明基板を第2の面に接合することができるため、加飾層の突出部に起因する第1の透明基板の平坦性の低下を阻止することが可能となる。
上記第1の開口部と上記第2の開口部とは、上記第2の周辺領域において相互に連通していてもよい。
これにより、第1及び第2の開口部を上記第1〜第3の通路を介して共通に接続することができる。
上記加飾層は、第1の印刷パターンと第2の印刷パターンとで構成することができる。第1の印刷パターンは、上記第2の周辺領域に形成される。上記第2の印刷パターンは、上記第1の印刷パターンの上に部分的に形成される。この場合、上記突出部は、上記第2の印刷パターンによって形成される。
これにより、加飾層の意匠的効果が高まり、タッチパネルのデザイン性を向上させることができる。
また、上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るタッチパネルの製造方法は、第1の透明電極基板と第2の透明電極基板とを第1の接合シートによって相互に接合することを含む。上記第1の透明電極基板は、第1の貫通孔と第1の配線パターンとを有する。上記第2の透明電極基板は、第2の貫通孔と第2の配線パターンとを有する。上記第1の接合シートは、上記第1及び第2の貫通孔に整列する第3の貫通孔を有し、上記第1及び第2の配線パターンを被覆する。上記第1の透明電極基板上に、開口部を有する第2の接合シートを介して第1の透明基板が接合される。上記開口部は、上記第1の配線パターンの形成領域に対応する領域に形成され、上記第1の貫通孔と連通する。
上記タッチパネルの製造方法において、第1の透明電極基板は、第1の接合シートを介して第2の透明電極基板と接合される。第1の接合シートは、第1及び第2の配線パターン間に介在することで、第1及び第2の配線パターンの間を電気的に絶縁する。第1の配線パターンは、これら透明電極基板の接合圧力によって第1の透明電極基板に埋没することで、当該透明電極基板の反対側の面を隆起させる。この隆起部分は、第1の透明基板との接合時、第2の接合シートに形成された開口部に収容される。また、第1の透明基板の接合時、開口部に溜まった空気は、上記第1の貫通孔、第3の貫通孔及び第2の貫通孔を介して第2の透明電極基板の外部に排出される。したがって、開口部内の残留空気によって第1の透明基板の平坦性が損なわれることはない。また、第1の接合シートの厚みを大きくすることなく、第1の透明基板に関して所望の平坦性を確保することができる。
上記タッチパネルの製造方法は、上記第2の透明電極基板上に、上記第2の貫通孔と連通する第4の貫通孔を有する第2の透明基板を接合した後、上記第4の貫通孔を封止する工程をさらに具備してもよい。
これにより、第2の透明基板を接合することで、タッチパネルの剛性が高まり、タッチパネルに所定の平面性を付与することができる。また、第4の貫通孔を封止することで、上記開口部の所望の内圧を維持できるとともに、タッチパネルの内部への水分や異物の侵入を阻止することができる。
以上述べたように、本発明によれば、良好な操作性を維持しつつ、表面の平坦性を維持することができるタッチパネルを得ることができる。
本発明の一実施形態に係るタッチパネルの分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係るタッチパネルの全体斜視図である。 図2におけるA−A線方向断面図であって、(A)はトッププレート(第1の透明基板)の接合前の状態を示し、(B)はトッププレートの接合後の状態を示している。 図2におけるB−B線方向断面図であって、(A)はトッププレート(第1の透明基板)の接合前の状態を示し、(B)はトッププレートの接合後の状態を示している。 比較例に係るタッチパネルの分解斜視図である。 図5に示すタッチパネルの要部断面図である。 図5に示すタッチパネルの他の要部断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るタッチパネルの分解斜視図である。図2は、このタッチパネルの全体斜視図である。本実施形態に係るタッチパネル1は、矩形状に形成されている。図において、X軸方向はタッチパネル1の短辺方向を示し、Y軸方向はタッチパネル1の長辺方向を示し、Z軸方向はタッチパネル1の厚み方向を示している。
[全体構成]
タッチパネル1は、例えば液晶パネルや有機ELパネル等の表示装置の上に重ねて配置された画面入力表示装置として用いられる。タッチパネル1を押すことにより、画面入力表示装置の表示画面上の表示の選択等を直接行うことができる。タッチパネル1は、例えば、アナログ抵抗膜方式で構成されている。
図1及び図2に示すように、タッチパネル1は、上側基板11(第1の透明電極基板)と、下側基板12(第2の透明電極基板)と、上側基板11及び下側基板12を相互に接合する第1の接合シート21(第1の接合層)とを備えている。また、タッチパネル1は、第2の接合シート22(第2の接合層)を介して上側基板11に接合されるトッププレート31(第1の透明基板)と、第3の接合シート23(第3の接合シート)を介して下側基板12に接合されるベースプレート32(第2の透明基板)とを備えている。
[上側基板]
上側基板11は、透明な支持体111と、透明な第1の抵抗膜112と、第1の配線パターン113a,113b及び113cとを有する。
支持体111は、軟質なポリエチレンテレフタレート(PET)などからなる可撓性プラスチックフィルムで構成されている。支持体111は、X軸方向に短辺、Y軸方向に長辺を有する長方形状に形成されているが、これに限られず、例えば正方形状であってもよい。支持体111は、第1の抵抗膜112及び第1の配線パターン113a、113bが形成される面(第1の面)と、トッププレート31と接合される面(第2の面)とを有する。
第1の抵抗膜112は、ITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)、SnO等の透明導電性酸化物の薄膜で構成されている。第1の抵抗膜112は、スパッタリング法、真空蒸着法などの薄膜形成法によって形成することができる。第1の抵抗膜112は、支持体111の表面に全面に形成されてもよいし、第1の配線パターン113a,113b及び113cの間の領域に形成されてもよい。
第1の配線パターン113a,113b及び113cは、銀ペースト等の導電性材料で構成され、例えばスクリーン印刷法によって形成される。第1の配線パターン113a,113b及び113cは、タッチパネル1の画面表示領域の周辺に位置する周辺領域にそれぞれ配置されている。第1の配線パターン113a,113bは、相互にY軸方向に対向する領域において、第1の抵抗膜112に対して電気的に接続されている。したがって、第1の配線パターン113a,113bの間に所定の直流電圧が印加されることで、第1の抵抗膜112の面内においてY軸方向に平行な電界が形成される。配線パターン113cは、後述する配線基板13と配線パターン113bとの間を接続するためのもので、支持体111の一方側の長辺に沿って形成されている。
なお、支持体111の表面全域に抵抗膜112が形成されている場合、図1においてハッチングで示す配線パターン113a,113b間の領域にのみ電界が形成されるように、抵抗膜112がパターンエッチングされている。このパターンエッチングには、例えば、レーザービーム描画(トリミング)を採用することができる。また、配線パターン113a,113bに対する印加電圧がタッチパネル1の周縁部に漏出しないように、抵抗膜112の周縁部が支持体111の周縁に沿ってパターンエッチングされている。
支持体111は、第1の通路115を有している。第1の通路115は、支持体111をZ軸方向に貫通する貫通孔であり、配線パターン113bよりも外周側の支持体111の周辺領域に形成されている。第1の通路115の形成位置は特に限定されず、本実施形態では、配線パターン113bが形成される側の短辺領域のほぼ中央部に形成されている。第1の通路115の形状は円形であるが、これに限らず矩形状であってもよい。通路115の大きさも特に限定されず、適宜設定することが可能である。
[下側基板]
下側基板12は、透明な支持体121と、透明な第2の抵抗膜122と、第2の配線パターン123a,123bとを有する。
支持体121は、軟質なポリエチレンテレフタレート(PET)などからなる可撓性プラスチックフィルムで構成されている。支持体121は、X軸方向に短辺、Y軸方向に長辺を有する長方形状に形成されているが、これに限られず、例えば正方形状であってもよい。支持体121は、第2の抵抗膜122及び第2の配線パターン123a、123bが形成される面(第3の面)と、ベースプレート32と接合される面(第4の面)とを有する。
第2の抵抗膜122は、ITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)、SnO等の透明導電性酸化物の薄膜で構成されている。第2の抵抗膜122は、スパッタリング法、真空蒸着法などの薄膜形成法によって形成することができる。第2の抵抗膜122は、支持体121の表面に全面に形成されてもよいし、第2の配線パターン123a,123bの間の領域に形成されてもよい。
第2の配線パターン123a,123bは、銀ペースト等の導電性材料で構成され、例えばスクリーン印刷法によって形成される。第2の配線パターン123a,123bは、タッチパネル1の画面表示領域の周辺に位置する周辺領域にそれぞれ配置されている。特に、配線パターン123bは、第1の配線パターン113cと対向する位置に配置されている。第2の配線パターン123a,123bは、相互にX軸方向に対向する領域において、第2の抵抗膜122に対して電気的に接続されている。したがって、第2の配線パターン123a,123bの間に所定の直流電圧が印加されることで、第2の抵抗膜122の面内においてX軸方向に平行な電界が形成される。
なお、下側基板12についても同様に、支持体121の表面全域に抵抗膜122が形成されている場合、図1においてハッチングで示す配線パターン123a,123b間の領域にのみ電界が形成されるように、抵抗膜122がパターンエッチングされている。また、配線パターン123a,123bに対する印加電圧がタッチパネル1の周縁部に漏出しないように、抵抗膜122の周縁部が支持体121の周縁に沿ってパターンエッチングされている。
支持体121は、第2の通路125を有している。第2の通路125は、支持体121をZ軸方向に貫通する貫通孔であり、第1の通路115と整列可能なように、支持体121の一方の短辺領域のほぼ中央部に形成されている。第2の通路125の形状は円形であるが、これに限らず矩形状であってもよい。通路125の大きさも特に限定されず、適宜設定することが可能である。
[第1の接合シート]
第1の接合シート21は、上側基板11と下側基板12とを相互に貼り合わせるためのもので、例えば、電気絶縁材料からなる透明な両面粘着テープで構成されている。第1の接合シート21の厚みは特に限定されず、例えば50μmである。
第1の接合シート21は、矩形状の開口部211を有する。開口部211は、周辺領域212(第1の周辺領域)と開口領域213とをそれぞれ形成する。周辺領域212は、第1の配線パターン113a,113bと第2の配線パターン123a,123bとを被覆するように、上側基板11と下側基板12との間に配置される。開口領域213は、第1の抵抗膜112と第2の抵抗膜122とを相互に離間して対向させる。開口領域213は、タッチパネル1の画像表示領域を形成するとともに、タッチパネル1の押圧操作領域を形成する。
第1の接合シート21は、上側基板11及び下側基板12に接続される配線基板13の装着領域を開放する切欠き214を有する。配線基板13は、第1の配線パターン113a,113b及び第2の配線パターン123a,123bに対して動作電圧を供給するためのもので、例えばフレキシブル配線基板で構成されている。配線基板13は、図示しない上記表示装置の制御ユニットに接続されている。
第1の接合シート21は、さらに、第1の通路115と第2の通路125とを相互に連通させるための第3の通路215を有している。第3の通路215は、第1の接合シート21をZ軸方向に貫通する貫通孔であり、切欠き214が形成される短辺領域とは反対側の短辺領域に形成されている。第3の通路215の形状は円形であるが、これに限らず矩形状であってもよい。通路215の大きさも特に限定されず、適宜設定することが可能である。本実施形態では、第3の通路215は、第1の通路115及び第2の通路125と同一の形状及び大きさを有しており、両通路に対して整列するように形成されている。
なお図示せずとも、上側基板11と下側基板12との間には、第1の抵抗膜112と第2の抵抗膜122の接触領域を制限するスペーサが配置されている。当該スペーサは、例えば、第1の接合シート21の厚みよりも小さい高さを有する。
[トッププレート]
トッププレート31は、タッチパネル1の操作面を構成し、上側基板11の上面(第2の面)を被覆するように配置される。トッププレート31は、透明な支持体311を有し、この支持体311は、軟質なポリエチレンテレフタレート(PET)などからなる可撓性プラスチックフィルムで構成されている。トッププレート31は、後述する第2の接合シート22を介して上側基板11の上面に接合される。
トッププレート31は、操作領域313と、その周辺に位置する枠状の周辺領域312(第2の周辺領域)とを有する。操作領域313は、画面の表示領域に対応する。周辺領域312は、第1の接合シート21の周辺領域212と対応する。すなわち、周辺領域312は、第1の配線パターン113a,113b,113c及び第2の配線パターン123a,123bの形成領域に対応する。周辺領域312は、その内面側(操作面とは反対側の面)に、タッチパネル1の意匠的効果を高めるための、所定色の印刷パターンが形成されている。周辺領域312には、加飾層314が形成されている。
加飾層314は、図3(A)に示すように、支持体311の内面に形成された第1の印刷パターン315と第2の印刷パターン317とを有する。第2の印刷パターン317は、第1の印刷パターン315の一部に形成した開口パターン316を埋めるように第1の印刷パターン315上に部分的に積層されている。開口パターン316は、文字や図形、記号等の所定のロゴマークを形成している。第2の印刷パターン317は、第1の印刷パターン315とは異なる色の塗料で形成されることで、当該ロゴマークを明瞭に表示させることが可能となる。
[第2の接合シート]
第2の接合シート22は、トッププレート31と上側基板11とを相互に貼り合わせるためのもので、例えば、電気絶縁材料からなる透明な両面粘着テープで構成されている。第2の接合シート22の厚みは特に限定されず、例えば50μmである。
第2の接合シート22は、トッププレート31の周辺領域312の一部を上側基板11の上面(第2の面)に露出させる2つの開口パターン221,222を有する。一方の開口パターン221は、トッププレート31の一方側の短辺に沿って直線的に形成されている。この開口パターン221の形成領域は、第1の配線パターン113aの形成領域と、配線基板13の接合領域にほぼ対応している。
他方の開口パターン222は、トッププレート31の各長辺と他方側の短辺に沿って形成されている。この開口パターン222の形成領域は、第1の配線パターン113b及び113cの形成領域(第1の開口部)と、トッププレート31の加飾層314の形成領域(第2の開口部)とにほぼ対応している。そして、開口パターン222は、第1の通路115と連通するように、その形状あるいは大きさが設定されている。
第2の接合シート22は、上述した2つの開口パターン221、222の形成領域以外の領域において、トッププレート31と上側基板11とを相互に接合する。第2の接合シート22は、配線基板13の装着領域を開放する切欠き224をさらに有する。
[ベースプレート]
ベースプレート32は、下側基板12の下面(第4の面)を被覆するように配置される。ベースプレート32は、タッチパネル1の剛性を高めて操作面(トッププレート31)に所定の平面度を付与する機能と、上記表示装置へタッチパネル1を設置する際の台座としての機能を有する。
ベースプレート32は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)板、アクリル板などの比較的剛性の高い透明なプラスチック板、あるいは透明なガラス板で構成されている。ベースプレート32は、第3の接合シート23を介して下側基板12の下面に接合される。
第3の接合シート23は、ベースプレート32と下側基板12とを相互に貼り合わせるためのもので、例えば、電気絶縁材料からなる透明な両面粘着テープで構成されている。第3の接合シート23の厚みは特に限定されず、例えば50μmである。
ベースプレート32及び第3の接合シート23はそれぞれ、第2の通路125に整列する通路235及び通路325(第4の通路)をそれぞれ有している。第4の通路235,325は、第3の接合シート23及びベースプレート32をそれぞれZ軸方向に貫通する円形の貫通孔で形成されているが、これに限られない。通路235,325の大きさも特に限定されず、適宜設定することが可能である。
本実施形態のタッチパネル1は、さらに、第4の通路325をベースプレート32の下面側から封止可能な封止部材40を備える。封止部材40は、例えば、ゴムやプラスチック材料等の適宜な弾性を有する材料で構成されている。封止部材40は、第4の通路325に嵌入されることで通路325を密閉する。
[タッチパネルの動作]
以上のように構成される本実施形態のタッチパネル1は、表示装置上に設置される。表示装置で表示される画像は、ベースプレート32、第3の接合シート23、下側基板12、第1の接合シート21、上側基板11、第2の接合シート22及びトッププレート31の画像表示領域313を透過してユーザに視認される。
ユーザによる画像表示領域313が押圧操作されると、上側基板11の抵抗膜112と下側基板12の抵抗膜122とが相互に接触し、その接触位置に対応した電圧信号が配線基板13を介して制御ユニットへ出力される。制御ユニットは、タッチパネル1からの出力に基づいて、画面上の何れのアイコンが選択されたかを検出する。そして、選択されたアイコンに応じて、あらかじめ設定された制御が開始される。以上のようにして、タッチパネル1は、各種制御装置の入力インターフェースとして機能する。
[タッチパネルの製造方法]
次に、本実施形態のタッチパネル1の製造方法について説明する。ここで、図3は、図2におけるA−A線方向の要部断面図、図4は、図2におけるB−B線方向の要部断面図である。
まず、第1接合シート21を介して上側基板11及び下側基板12が相互に接合される。第1の接合シート21の周辺領域は、第1の配線パターン113a,113b,113cと第2の配線パターン123a,123bとの間に介在することで、これら配線パターン間を電気的に絶縁する。
次に、第3の接合シート23を介して、下側基板12にベースプレート32を接合する。このとき、第3の接合シート23の通路235及びベースプレート32の通路325が下側基板12の通路125に整列するように、第3の接合シート23及びベースプレート32は下側基板12へ接合される(図3(A))。
このとき、第1の配線パターン113a,113b,113cは、接合圧力によって支持体111に埋没する。一方、第2の配線パターン123a,123bは、接合シート21に埋没し、上側基板11を上方へ突き上げる。これらの作用により、上側基板11の上面は、各配線パターンの形成領域において隆起する(図4(A))。この隆起の大きさは、配線パターン113a,113b,113c、123a,123bの厚み、支持体111の厚み、接合シート21の厚み、接合圧力の大きさ等によって定められる。
続いて、第2の接合シート22を介して、上側基板11にトッププレート31を接合する。本実施形態では、第2の接合シート22をトッププレート31に接合した後、第2の接合シート22を介してトッププレート31を上側基板11に接合する。
このとき、トッププレート31の加飾層314の形成領域が、第2の接合シート22の開口パターン222内に収容される(図4(A),(B))。加飾層314は、上述のように第1の印刷パターン315と第2の印刷パターン317の積層構造を有し、各印刷パターンの積層部が上側基板11の上面に突出する突出部T1を形成する。この突出部T1は、第2の接合シート22の開口パターン222内に収容される。
一方、上側基板11とトッププレート31との接合時、上側基板11の上面に形成された、配線パターン113a,113b,113c,123a,123b直上の隆起部T2は、第1の接合シート21の開口パターン221,222内に収容される(図3(B))。
上側基板11に対するトッププレート31の密着は、図示しない押圧ロールを用いることができる。上記押圧ロールは、例えば、トッププレート31の長辺方向(Y軸方向)に沿ってトッププレート31の一方の短辺側から他方の短辺側に向かって所定の押圧力をトッププレート31に付与しながら移動される。これにより、トッププレート31と上側基板11との密着が図られるとともに、トッププレート31に所定の平面度が付与される。
本実施形態では、配線パターン113a,113b,113c,123a,123bに対応する隆起部T2及び加飾層314の突出部T1はそれぞれ開口パターン221,222内に収容されるため、トッププレート31の上面側へこれら隆起部T2及び突出部T1が転写されることを効果的に防止することができる。これにより、トッププレート31の周辺領域に所定の平面度を維持することができる。
開口パターン222は、第1〜第4の通路を介してタッチパネル1の外部と連通しているため、トッププレート31の押圧時に開口パターン222内に残留する空気がタッチパネルの外部へ逃げやすくなる。同様に、開口パターン221は、切欠き224を介してタッチパネル1の外部と連通しているため、トッププレート31の押圧時に開口パターン221内に残留する空気がタッチパネルの外部へ逃げやすくなる。これにより、開口パターン221,222内の残留空気の膨張によるトッププレート31の周辺領域の平坦性低下を確実に阻止することができるため、デザイン性に優れたタッチパネル1を安定して製造することができる。
また、開口パターン222は、上側基板11の隆起部T2及び加飾層314の突出部T1をそれぞれ収容可能な単一の開口部が周辺領域312において相互に連結した形状に形成されている。これにより、開口パターン222と通路115と接続することで、隆起部T2及び突出部T1の収容空間を確実に外気へ連通させることができる。
さらに、各通路115、215、125、235及び325はいずれも配線パターンの外側の領域に形成されているため、配線パターンの形成領域が制限されることはない。これにより、既存の製造設備を用いてタッチパネルを製造することができるため、タッチパネルの製造工程の複雑化を防止できる。また、上記各通路がタッチパネル1の周辺領域312に形成されているため、画像表示領域313に表示される画像の良好な視認性を確保することができる。
そして、各通路115、215、125、235及び325が貫通孔で形成されているため、各通路を容易に形成することができる。しかも、各通路115、215、125、235及び325がそれぞれ相互に連通するように整列配置された直線的な通路部Pを形成している。これにより、トッププレート31の押圧時に通路部Pが押し潰されることによるトッププレート31の平坦性の低下を防止することができる。
トッププレート31の接合後、通路部Pは、封止部材40によって封止される。通路部Pが密封されることにより、通路部Pを介してのタッチパネル1内部への水分や異物の侵入を防止して、タッチパネル1の所期の特性を維持することができる。封止部材40の構成は、ベースプレート32の通路325を閉止し得る構成であれば、特に限定されない。
[比較例]
図5〜図7は、本実施形態の比較例を示すタッチパネルの構成を示している。ここで、図5は比較例に係るタッチパネルの分解斜視図、図6及び図7は、当該タッチパネルにおける図3及び図4と同様な要部の断面図である。
比較例に係るタッチパネル51は、ベースプレート532の上に、接合シート523、下側基板512、接合シート521、上側基板511、接合シート522及びトッププレート531がこの順で積層された構成を有している。本発明の実施形態に係るタッチパネル1と比較例に係るタッチパネル51との構成上の相違は、以下のとおりである。
比較例に係る上側基板511、下側基板512、ベースプレート532、接合シート521及び523は、通路115、125、325、215及び235を有していない点で、実施形態に係る上側基板11、下側基板12、ベースプレート32、接合シート21及び23と相違する。比較例に係る接合シート522は、開口パターン221,22及び切欠き224を有していない点で、実施形態に係る接合シート22と相違する。比較例に係るトッププレート531は、実施形態に係るトッププレート31と同様に構成されており、周辺領域312と、画像表示領域313と、加飾層314とを有する。
比較例に係るタッチパネル51において、図2に示した断面線A−A及びB−Bに対応する断面図を図6及び図7にそれぞれ示す。比較例に係るタッチパネル51において、接合シート522は、加飾層314の突出部T1を収容する開口パターンを有していないため、加飾層314を被覆する接合シート522上には、図6(A)に示すような突出部T1’が発生する。したがって、このような状態でトッププレート531を上側基板511へ接合した際、図6(B)に示すように、突出部T1’がトッププレート531の上面側へ転写されて隆起部T1"が発生し、トッププレート531の平坦性が損なわれる。
一方、比較例に係るタッチパネル51において、接合シート522は、図7(A)に示すように、上側基板511の上面に形成される隆起部T2’を収容する開口パターンを有していない。したがって、トッププレート531を上側基板511へ接合した際、図7(B)に示すように、隆起部T2’がトッププレート531の上面側へ転写されて隆起部T2"が発生し、トッププレート531の平坦性が損なわれる。
一方、比較例に係るタッチパネル51は、上側基板511と下側基板512との間を接合する接合シート521の厚みを大きくすることで、隆起部T1"及びT2"の発生量を低減することが可能である。しかし、接合シート521の厚みを大きくすることは、タッチパネル51の作動荷重の上昇をもたらし、操作性の低下を免れない。
これに対して、本実施形態によれば、突出部T1及び隆起部T2を収容する開口パターン222を接合シート22が有しているため、トッププレート31の接合後におけるこれら突出部T1及び隆起部T2に起因する平坦性の低下を防止できる。これにより、タッチパネル1の周辺領域312のデザイン性が向上し、外観品質に優れた高品位のタッチパネルを提供することができる。
また、第1の接合シート21の厚みを大きくする必要もないため、タッチパネル1の操作性が低下することもない。なお、第2の接合シート22の厚みを突出部T1及び隆起部T2を収容できる程度の厚みとすることで、突出部T1及び隆起部T2に起因するトッププレート31条面の平坦性低下を効果的に防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることはなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
例えば以上の実施形態に係るタッチパネル1は、抵抗膜式のタッチパネルを例に挙げて説明したが、これに限らない。静電容量式や弾性表面波式など配線パターンを有する透明電極基板を備えた種々のタッチパネルに本発明は適用可能である。
また、以上の実施形態では、加飾層314を有するフルフラット型のタッチパネルを例に挙げて説明したが、加飾層314を具備しないタッチパネルにも、本発明は適用可能である。
また、以上の実施形態では、加飾層314の突出部T1を収容する開口部と、配線パターンの隆起部T2を収容する開口部とが、共通の開口パターン222で構成される例を説明した。勿論これに限らず、上記各開口部が別々の開口パターンで構成されてもよい。
さらに、以上の実施形態では、上記開口パターン222をタッチパネル1の外部へ連通させる通路部PをZ軸方向に沿って直線的に形成したが、これに限られず、周辺領域312の大きさや加飾層314の位置等に応じて適宜変更することができる。例えば、通路部Pを構成する通路の少なくとも一部を長孔状に形成することで、開口パターン222との接続点と外気との接続点をオフセットさせることが可能である。
1…タッチパネル
11…上側基板
12…下側基板
13…配線基板
21…第1の接合シート
22…第2の接合シート
23…第3の接合シート
31…トッププレート
32…ベースプレート
40…封止部材
113a、113b、113c…第1の配線パターン
123a、123b…第2の配線パターン
115…第1の通路
125…第2の通路
211…開口部
215…第3の通路
221、222…開口パターン
312…周辺領域
313…画像表示領域(操作領域)
314…加飾層
325…第4の通路

Claims (7)

  1. 第1の配線パターンと、前記第1の配線パターンが形成された第1の面と、前記第1の面とは反対側の第2の面と、前記第1の面と前記第2の面との間を連通させる第1の通路とを有する第1の透明電極基板と、
    第2の配線パターンと、前記第2の配線パターンが形成された第3の面と、前記第3の面とは反対側の第4の面と、前記第3の面と前記第4の面との間を連通させる第2の通路とを有する第2の透明電極基板と、
    前記第1の配線パターンと前記第2の配線パターンとを被覆するように前記第1の面と前記第3の面との間に配置された第1の周辺領域と、前記第1の面と前記第3の面とを相互に離間して対向させる開口領域と、前記第1の周辺領域に形成され前記第1の通路と前記第2の通路との間を連通させる第3の通路とを有し、前記第1の透明電極基板と前記第2の透明電極基板とを前記第1の周辺領域にて相互に接合する第1の接合層と、
    前記第2の面に対向する第1の透明基板と、
    前記第1の配線パターンの形成領域に対向し前記第1の通路と連通する第1の開口部を有し、前記第2の面と前記第1の透明基板との間を相互に接合する第2の接合層と
    を具備するタッチパネル。
  2. 請求項1に記載のタッチパネルであって、
    前記第4の面と接合され、前記第2の通路と連通する第4の通路を有する第2の透明基板と、
    前記第4の通路を閉塞する封止部材とをさらに具備する
    タッチパネル。
  3. 請求項1に記載のタッチパネルであって、
    前記第1の透明基板は、前記第1の周辺領域と対応する第2の周辺領域に形成され前記第2の面に向かって突出する突出部を含む加飾層を有し、
    前記第2の接合層は、前記加飾層の形成領域に対向し前記第1の通路と連通する第2の開口部をさらに有する
    タッチパネル。
  4. 請求項3に記載のタッチパネルであって、
    前記第1の開口部と前記第2の開口部とは、前記第2の周辺領域において相互に連通している
    タッチパネル。
  5. 請求項3に記載のタッチパネルであって、
    前記加飾層は、前記第2の周辺領域に形成された第1の印刷パターンと、前記第1の印刷パターンの上に部分的に形成された第2の印刷パターンとを有し、
    前記突出部は、前記第2の印刷パターンによって形成される
    タッチパネル。
  6. 第1の貫通孔と第1の配線パターンとを有する第1の透明電極基板と、第2の貫通孔と第2の配線パターンとを有する第2の透明電極基板とを、前記第1及び第2の貫通孔に整列する第3の貫通孔を有し前記第1及び第2の配線パターンを被覆する第1の接合シートによって相互に接合し、
    前記第1の透明電極基板上に、前記第1の配線パターンの形成領域に対応する領域に形成され前記第1の貫通孔と連通する開口部を有する第2の接合シートを介して第1の透明基板を接合する
    タッチパネルの製造方法。
  7. 請求項6に記載のタッチパネルの製造方法であって、さらに、
    前記第2の透明電極基板上に、前記第2の貫通孔と連通する第4の貫通孔を有する第2の透明基板を接合した後、前記第4の貫通孔を封止する
    タッチパネルの製造方法。
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