JP2013205420A - 表示装置部材の製造方法並びに搬送基板及び表示装置部材積層体 - Google Patents

表示装置部材の製造方法並びに搬送基板及び表示装置部材積層体 Download PDF

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Abstract

【課題】 表示装置の前面板として硬質基材を用いて表示装置部材を形成する場合に、小サイズの硬質基板上に表示装置部材層を効率よく加工して表示装置部材を生産し得る表示装置部材の製造方法、並びに、搬送基板及び表示装置部材積層体を提供する。
【解決手段】 搬送基板上に複数の硬質基板を、接着剤を介して並べて配置する工程と、複数の硬質基板上に一体的に表示装置部材層を設けて複数の表示装置部材を形成して表示装置部材積層体を形成する工程と、表示装置部材積層体を、接着剤を溶解する溶解用液体に接触させて、表示装置部材を搬送基板から分離する工程と、を有する表示装置部材の製造方法であって、硬質基板が配置される領域を含む搬送基板の面に溶解用液体の流路となる溝を有することを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、液晶表示装置、有機EL表示装置などの表示装置の前面板に硬質基板を用いて表示装置を製造する際に使用される表示装置部材の製造方法並びに搬送基板及び表示装置部材積層体に関する。
近年、ディスプレイ、特に携帯型ディスプレイにおいてはタッチパネル機能を有したものが多く採用されてきており、そのためディスプレイの観察側のディスプレイ部材として、傷や破損を防止することができ通常の石英ガラスよりも硬い硬質基板、例えば強化ガラス基板や硬質樹脂基板が用いられる場合が増加している。
一方、従来、ディスプレイ部材については、生産性を向上するために一枚の大型ガラス基板に最終製品サイズのパターンを複数設ける多面付けによる方法を用い、一括して加工した後に、最終製品サイズに切断する製造方法が採用されている。
しかしながら、硬質基板は、例えば強化ガラスの場合その強度により切断加工が困難となるために、多面付けされた大型強化ガラス基板を加工後に切断する方法をディスプレイ製造工程に取り入れることは難しい。そこで、ガラスメーカー等では、強化処理前に所定のサイズに切断しておき、その後に強化処理を行う方法によって強化ガラスを生産する試みがなされている。
このような最終製品のサイズに切断された強化ガラスを使用する場合には、これまでの多面付けによる方法を用いることができないため、小サイズの基板を一枚ずつ加工する必要が生じて生産性が低下する問題がある。
このように強化ガラス基板を予め表示装置のサイズに切断して用いた場合の生産性の低下の問題に対して、特許文献1に開示されているように、一枚ずつではなく複数枚を同時に、各ガラス基板上に入力位置検出用装置電極を形成する方法として、搬送基板上に複数枚の強化ガラス基板を配置する基板配置工程と、前記搬送基板上に配置された状態の前記複数枚の強化ガラス基板に前記入力位置検出用装置電極を同時形成する電極形成工程と、前記搬送基板から前記強化ガラス基板を取り外す基板取り外し工程とを有する方法が提案されている。
このような方法を用いる場合には、特許文献1では、搬送基板上に複数枚の強化ガラス基板を配置する工程の一つとして、搬送基板上に強化ガラス基板を配置する際に、搬送基板の基板搭載面の全面に接着剤として粘着剤からなる接着材料や、水等により溶解可能なポリビニルアルコール系の接着材料等を設ける方法などが提案されている。
しかしながら、特許文献1では、搬送基板から強化ガラス基板を取り外す基板取り外し工程において、搬送基板と強化ガラス基板の間に密着して介在する接着材料を取り除くことは容易ではなく、例えば、接着された強化ガラス基板の外周部の端面から水等を接触させて、強化ガラス基板の中央部まで溶解するために長い処理時間を要することになり生産性が低下する問題がある。
特開2011−197708号公報
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、表示装置部材の前面板として硬質基板を用いて生産効率の低下がない製品を得るために有用な、表示装置部材の製造方法並びに搬送基板及び表示装置部材積層体を提供することを目的とする。
上記の問題を解決する本発明の要旨の第1は、硬質基板上に表示装置部材層を設けた表示装置部材を形成する製造方法であって、搬送基板上に接着剤を介して複数の前記硬質基板を並べて配置する工程と、複数の前記硬質基板上に一体的に表示装置部材層を設けて複数の表示装置部材を形成することにより、前記搬送基板上に複数の前記表示装置部材が配置された表示装置部材積層体を形成する工程と、前記表示装置部材積層体を、前記接着剤を溶解する溶解用液体に接触させて、前記表示装置部材を前記搬送基板から分離する工程と、を有し、前記搬送基板は、前記硬質基板が配置される領域を含む前記搬送基板の面に、前記溶解用液体の流路となる溝を有することを特徴とする表示装置部材の製造方法、にある。
上記の問題を解決する本発明の要旨の第2は、複数の硬質基板が配置される搬送基板であって、前記硬質基板が配置される領域を含む前記搬送基板の面に溝を有することを特徴とする搬送基板、にある。
上記の問題を解決する本発明の要旨の第3は、搬送基板上に接着剤を介して表示装置部材層を有する複数の硬質基板が配置されてなる表示装置部材積層体であって、前記搬送基板は、前記硬質基板が配置される領域を含む前記搬送基板の面に前記接着剤を溶解する溶解用液体の流路となる溝を有することを特徴とする表示装置部材積層体、にある。
本発明の表示装置部材の製造方法によれば、搬送基板上に接着剤を介して複数の硬質基板を並べて配置する工程と、複数の硬質基板上に、一体的に表示装置部材層を設けて複数の表示装置部材を形成することにより、前記搬送基板に複数の前記表示装置部材が配置された表示装置部材積層体を形成する工程と、表示装置部材積層体を、接着剤を溶解する溶解用液体に接触させて、表示装置部材を搬送基板から分離する工程と、を有する表示装置部材の製造方法において、搬送基板が、硬質基板が配置される領域を含む搬送基板の面に、溶解用液体の流路となる溝を有しているため、搬送基板から表示装置部材を分離する際に、接着剤を溶解する溶解用液体が、搬送基板上の溝を通して表示装置部材積層体の外周部から中央部に侵入することによって、接着剤を溶解して表示装置部材を搬送基板から分離することを容易にすることができる。
本発明の搬送基材によれば、複数の硬質基板が配置される搬送基板であって、前記硬質基板が配置される領域を含む前記搬送基板の面に溝を有することにより、搬送基板上に接着剤を介して表示装置部材層を有する複数の硬質基板が配置されてなる表示装置部材積層体において、接着剤を溶解する溶解用液体が、搬送基板の溝を通して表示装置部材積層体の外周部から中央部に侵入し接着剤を溶解して表示装置部材を搬送基板から分離することを容易にすることができる。
本発明の表示装置部材積層体によれば、搬送基板と表示装置部材とが溶解用液体に溶解する接着剤を介して積層されており、搬送基板は、搬送基板の硬質基板が配置される側であって、硬質基板が配置される領域を含む搬送基板の面に溶解用液体の流路となる溝を有するため、搬送基板の溝を通して表示装置部材積層体の外周部から中央部に侵入し接着剤を溶解して表示装置部材を搬送基板から分離することを容易にすることができる。
本発明に係る表示装置部材を備えた表示装置を用いた電子機器を示す外観図である。 本発明に係る表示装置部材を示す断面図である。 図2の表示装置部材を備えた表示装置を示す断面図である。 本発明の表示装置部材の製造方法を示す工程毎の断面図である。 本発明の表示装置部材積層体を示す斜視図である。 本発明の表示装置部材積層体を示す平面図と断面図である。 本発明の搬送基板を、溝を有する面側から見た平面図である。 本発明の搬送基板の溝の断面図である。 本発明に係る表示装置部材層が意匠部である表示装置部材を備えた表示装置を示す断面図である。 図9の表示装置における表示装置部材の平面図と断面図である。 本発明に係る表示装置部材層がタッチパネル部である表示装置部材を備えた表示装置を示す断面図である。 図11の表示装置における表示装置部材の平面図と断面図である。
図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明に係る表示装置部材を備えた表示装置を用いた電子機器を示す外観図である。
図1に示されるように、電子機器200は、枠部と、観察者側に枠部に囲まれた表示領域210とからなっている。
表示領域210は、画像を表示することができる画素領域211と、画素領域211の外周側の領域である非画素領域212と、からなっている。
表示領域210は、観察者に近い側に本発明の表示装置部材(図では、前面板である硬質基板の面が示されている)と、観察者側から遠い側にある表示部とが積層されて構成されている(図示せず)。
図2は、本発明に係る表示装置部材10の断面図である。
図2に示されるように、表示装置部材10は、硬質基板1の上に、表示装置部材層2が形成されたものである。
図3は、図2の表示装置部材10を備えた表示装置30の断面図である。
図3に示されるように、表示装置部材10と表示部20とが積層されて表示装置として図1の電子機器200の一部を構成している。
図3において、表示部20は、一例として液晶表示部である場合には、カラーフィルタ層、液晶層、透明電極層などから構成されるものである。また、液晶表示部20の表示装置部材側とは反対側には、バックライト装置(図示せず)が配置されている。
また、表示部20としては、液晶表示部の他に、有機EL表示部や電気泳動方式表示部などを用いることができる。
表示装置部材層としては、意匠部、タッチパネル部の他に、保護層、反射防止層、飛散防止層、位相差層、カラーフィルタ層などが挙げられる。
硬質基板としては、 強化ガラス、硬質樹脂板など切断困難、切断の際に破損し易いものが挙げられる。 同様に、表面のみ硬度を強化したガラス板や樹脂板などでも切断の際に破損し易いものなども含まれる。
これらの強化ガラスや硬質樹脂板は、予め所定のサイズに成型して用いられる。強化ガラスの場合には、ガラスを所望のサイズに切断しておき、加熱や化学処理により強化したものが用いられる。
図4は、本発明の表示装置部材の製造方法を示す工程毎の断面図である。
図4(a)は、溝5を有する搬送基板4の上に接着剤3を形成する過程を模式的に示す断面図である。
図4(a)に一例として示されるように、ロールコート法の塗布方式により接着剤3の層を搬送基板4の上に形成する。
図4では、接着剤3は、搬送基板4の上に形成されているが、硬質基板1の搬送基板4と対面する側に形成することもできる。
また、接着剤3の層の形成については、硬質基板1との接着強度を確保できるように形成すればよいが、好ましくは、図4(b)のように、溝5を埋めないように各溝間の搬送基板4の面の平坦部の上に接着剤3の層を形成するとよい。この場合には、後工程において、表示装置部材層2が形成された硬質基板1を搬送基板4から分離する際に、溶解用液体が、搬送基板4上の硬質基板1の外周部から空洞の溝5を通過して中央部に向かって速やかに侵入し接着剤3を溶解することにより、搬送基板4から硬質基板1を分離することを容易にすることができる。
接着剤3は、溝5を有する搬送基板4の上に、複数の硬質基板1を配置して貼り合わせし固定するために使用されるものであり、カラーフィルタ層2を形成した後に、カラーフィルタ基板を搬送基板4から分離する際には、溶解用液体により溶解され除去されるものである。
接着剤3は、固化して接着性を有し、溶解用液体に対して溶解するものであれば、ポリマーやモノマー等を成分とする材料を塗膜にして使用することができる。
溶解用液体としては、使用するポリマーやモノマーに対して溶解可能な、水、アルコール類、ケトン類、エーテル類などが使える。
接着剤3の材料としては、好ましくは、水溶性接着剤であって、溶解用液体が水であるものが使える。更に、好ましくは、紫外線硬化又は熱硬化型の水溶性接着剤であって、その硬化物が水又は温水に溶解するものが使える。例えば、水溶性ビニルモノマー、水溶性アクリルモノマーなどを樹脂成分とした組成物などが用いられる。紫外線硬化型で温水に溶解する組成物としては、具体的には、電気化学工業株式会社製「仮止剤テンプロック(TEMPLOC)NW−102」、「同 NW112B」、「同 NW−115NH−100S」、「同 NW−126−100S」、「同 NW−128」)などが使える。
接着剤3の層を形成するための塗布方法としては、一般的な塗布方法が用いられる。例えば、ロールコート法、ダイコート、グラビアコート法などの塗布方式、凸版方式、凹版方式、平版方式、オフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷方式、転写法、インクジェット法、ディスペンサ法などを用いることができる。図4(a)は、一例として、ロールコート法により塗布して接着剤3の層を形成する状態を示すものである。
接着剤3が紫外線硬化型の場合には、接着剤3を介して硬質基板が貼り合わせられた後に、紫外線照射装置により紫外線を照射することにより硬化し固定することができる。また接着剤3が熱硬化型の場合には、接着剤3を介して硬質基板が貼り合わせられた後に、オーブンなどにより加熱して硬化し固定することができる。
次に、図4(c)のように、搬送基板4上の接着剤3の層の上に、硬質基板1を重ならないように並べて貼り付ける。
硬質基板1を搬送基板4の上に位置決めして配置する方法としては、搬送基板4を基準の位置に置き、その基準位置に対して上下左右に高精度で可動し、先端部に把持部を有するロボットアームを使用して、硬質基板1を一枚ずつ把持して搬送基板4の上の所定の位置に載置する方法を用いることができる。
また、硬質基板1を搬送基板4の上に位置決めして配置する別法としては、搬送基板4にマークを記しておき硬質基板1の外周の辺を利用して位置合わせする方法や、搬送基板4および硬質基板1の各々にマークを記しておき、両者のマークが一致するように搬送基板4と硬質基板1の位置を調整する方法などを用いることができる。ここで搬送基板4と硬質基板1のどちらか一方が固定、一方が可動、又は、双方が可動するようにした載置台を使用してもよい。
また、複数の硬質基板1を搬送基板4の上に離間して位置決めし、複数の硬質基板1の接着剤3とは反対側の面が全て同一平面を形成するように固定するために、複数の硬質基板1全てを含む面に平面調整板を載置し、均一に圧力をかけて調整することも好ましい。
次に、図4(d)のように、搬送基板4と貼付けられた複数の硬質基板1を一体的に取り扱い、各々の硬質基板1の上に表示装置部材層2を設けて表示装置部材10を形成することにより、表示装置部材積層体50を形成する。
図4(d)では、複数の硬質基板1の上に、フォトマスク300を用いてフォトリソグラフィ法により一体的に表示装置部材層2を設けて表示装置部材10を形成する工程を示す。
表示装置部材層2を形成する方法としては、フォトリソグラフィ法以外に、凸版方式、凹版方式、平版方式、オフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷方式、転写法、インクジェット法などの方法を用いることができる。
図4(e)は、(d)により搬送基材4上に表示装置部材10が並べられ配置された表示装置部材積層体である。
次に、図4(f)は、溶解用液体により接着剤3を溶解させて、搬送基板4から分離させて得た表示装置部材10である。
表示装置部材10の分離する方法としては、溶解用液体を接着剤層に接触させて溶解を容易にする方法としては、浸漬法、スプレー法、スピンナー法などが挙げられる。
以上の表示装置部材10の製造方法において、硬質基板1を搬送基板4の上に配置して表示装置部材積層体を形成することによって、複数の硬質基板1を一体的に取り扱うことができる効果が得られる。
一体的に取り扱うことによって、例えば、図4(d)のように、フォトリソグラフィ法により複数の硬質基板1の上に表示装置部材層2を形成する工程において、複数の硬質基板1を、複数の硬質基板を含む大きさの1枚のフォトマスク300を介してパターン露光することにより、各々の硬質基板1上に所定のパターン露光を行うことができる。
ここで、フォトリソグラフィ法の露光手段としては、図4(d)に示す方法以外に、各硬質基板毎に投影露光してステップ露光法により行うことも可能であり、その場合にも、複数の硬質基板が一体的に配置されているために、円滑に露光処理が可能となり生産性の向上が図れる。
また、その後のフォトリソグラフィ工程である現像、エッチッグなどの工程においても複数の硬質基板を一括して処理することができる。
さらに、搬送基板4上の表示装置部材10を、接着剤3の溶解用液体により溶解させて、搬送基板4から分離させる工程においても、複数の表示部材10を一体的に処理できる効果が得られる。
図5は、本発明の表示装置部材積層体50を示す斜視図である。
図6(a)は、図5に示される表示装置部材積層体50の平面図である。
図6(b)は、図6(a)の表示装置部材積層体50のX−X線における断面図である。
図5及び図6に示されるように、表示装置部材積層体50は、搬送基板4の上に接着剤3を介して、複数の硬質基板1が並べて配置され、硬質基板1の上には表示装置部材層2が形成されているものである。
搬送基板4は、硬質基板1を配置する側の面に溝5を有する矩形状の板状体である。 図5及び図6に示される搬送基板4は、一例として碁盤目状のパターンの溝5を有するものである。
搬送基板4の材料としては、ガラス、金属、プラスチックなど板状部材が用いられる。薬品や熱の処理による白色化等の変性や寸法変化等の変形などが極めて少ないものが好ましい。
溝5は、硬質基板が配置される領域を含む搬送基板4の面に有している。
溝5は、搬送基板4の上に配置される硬質基板が位置する外周4辺に囲まれた領域から該領域の少なくとも1辺を超えて外に延びてなるものである。
溝は、液体が流通する程度の幅と深さを有していればよい。
また、溝は複数設けることができ、溝と溝とは互いに連通していてもよい。
溝の幅や数を増大する場合には、その数や幅が大きいほど溶解用液体の侵入が容易になる効果が増大する。しかしながら、溝の数や幅が大きくなれば、接着剤の層を溝の底部にまで形成しない場合には、溝が搬送基板の面に占める面積が大きくなり硬質基板との接着面積が小さくなるため接着強度が低下するので、接着強度に影響しない程度に溝の数や幅を決定することが好ましい。
以上のように、表示装置部材積層体50において、硬質基板1が配置される領域を含む搬送基板4の面に溝5を有することにより、搬送基板4から表示装置部材10を分離する際には、剥離するための外力を要することなく、接着剤を溶解用液体によって溶解することによって容易に短時間で分離することができる。
また、表示装置部材積層体50によれば、表示装置部材10を表示装置に組み込む工程に向けて、表示装置部材10を分離しないで表示装置部材積層50を一体として搬送することや保存することが可能となり、表示装置部材10の集積梱包を省略でき、破損や汚染を防ぐ効果を有する。
図7は、本発明の搬送基板の様々な態様を、溝を有する面側から見た平面図である。
図7のように、溝を有する領域や溝のパターンが異なる搬送基板4について、例を挙げ て説明する。
例えば、図7(a)、(b)のように、溝5が搬送基板4の全面に形成されている場合がある。これは、溝5が、搬送基板4の面にあって、搬送基板4の上に配置される硬質基板が位置する外周4辺に囲まれた領域(図示せず)から該領域の少なくとも1辺を超えて外に延び搬送基板4の外周端まで設けられている場合である。
また、図7(c)〜(f)のように、溝5が搬送基板4の面にあって、搬送基板4の上に配置される硬質基板が位置する外周4辺に囲まれた領域(点線で示される矩形状に囲まれた領域)から該領域の少なくとも1辺を超えて外に延び、硬質基板が位置する外周4辺に囲まれた領域より大きい領域(溝のパターンが示された領域)まで設けられている場合がある。
搬送基板4の面に対して垂直方向から見た溝5のパターンとしては、図7(a)、(c)、(e)に示すような碁盤目状、(b)、(d)、(f)に示すような放射状、その外に、ストライプ状、斜線状、渦巻状などを適時用いることができる。
図7(e)、(f)は、搬送基板4の面に部分的に溝5を設けたものであって、溝5のある領域の周囲に設けられた溝5のない領域(図7(e)、(f)に示す黒ベタ部分)の面を溝5の底部の位置と同程度に低く設けた構造としたものである。この場合には、溶解用液体が溝5のある領域の外周部から侵入し易く、また溶解用液体により接着剤が溶解されて生じる溶解液を排出し易い効果がある。
図8は、本発明の搬送基板の溝の断面図である。
溝の断面形状は特に限定されない。図8(a)に示す半矩形、(b)に示す半円形、(c)に示すV字形、(d)に示すU字形、その外に台形や多角形などが用いられる。
上記の溝の形状やパターンは、硬質基板のサイズ、形状、配置によって、接着剤の溶解液の流通がし易く、搬送基板4の溝加工がし易いものを選択して適時組み合せて用いることができる。
以上のように溝を有する搬送基板を用いることによって、搬送基板上に接着剤を介して複数の表示装置部材が配置された表示装置部材積層体から表示装置部材を分離する工程において、表示装置部材積層体に溶解用液体を接触させると、搬送基板の溝を通して表示装置部材積層体の外周部から中央部に溶解用液体を侵入させ接着剤を容易に溶解することができ、また溶解用液体により接着剤が溶解されて生じる溶解液を容易に排出することができ、搬送基板と表示装置部材との分離を容易にすることができる。
図9は、表示装置部材層2が意匠部である表示装置部材10を設けた表示装置31の一 例を示す断面図である。
図10は、図9の表示装置31に設けられた表示装置部材10を示すものであり、(a)はその平面図であり、(b)はその断面図である。
意匠部は、表示装置31を備えた電子機器200において表示領域210における非画素領域212に設けられる。例えば、額縁部として下層に設けられた配線部を隠す機能や、 スイッチマーク等のパターンや製品ロゴ等の文字などを表わす機能を有する。
図9に示される表示装置部材層2が意匠部である場合において、その表示装置部材10の製造方法としては、上記の図4に示される方法と同様の方法が用いられる。
図11は、表示装置部材層2が、タッチパネル部である場合において、その表示装置部材10を備えた例である表示装置32、33を示す断面図である。
図11(a)に示すように、タッチパネル部は表示部20(例えば液晶表示部、有機EL表示部)と組合せて用いられる。
図11に示すようにタッチパネル部は、タッチパネル部の観察者側、すなわち表示部20とは反対側に硬質基板1を有する。この硬質基板1はタッチパネル部の基材であると共に、誘電体として機能し、表示装置32、33の前面板として機能する。
タッチパネル部の構成は、従来のタッチパネル装置に設けられたものと同じものを用いることができる。ここでは、2層の透明電極が絶縁層を介して設けられた操作領域に指などを接触した際の電気容量の変化を検出して座標情報を取り込む静電容量方式であって、2層の透明電極を同一平面上に配列したタッチパネル部の例に基づいて説明する。
図12(a)は、図11に示される表示装置の表示部材層2がタッチパネル部である場合において、その一例である表示装置部材10の部分を示す平面図である。
タッチパネル部は、硬質基板1の一方の側に第一電極部と第二電極部が形成され、第一及び第二電極部の端部において設けられる取出配線などを含む電気配線で形成されている。
第一電極部は、硬質基板1の面上に沿った一方向に並べて配列された複数の線状の第一導電体101からなっている。また、第二電極部は前記一方向と交差する硬質基板1が搬送基板の面に沿った他方向に並べて配列された複数の線状の第二導電体102からなっている。
第一導電体101は、直線状に伸びるライン部と、ライン部から膨出した形状のパッド部111と、を有している
第二導電体102も、第一導電体101と同様に構成されている。すなわち、第二導電体102は、直線状に延びるライン部と、ライン部から膨出した形状のパッド部112と、を有している。
第一電極層上には、絶縁層103を介して、複数のブリッジ電極部121を備える第二電極層が設けられ、第一電極層、と第二電極層とを含んでタッチパネル部が構成されている。
図12(b)は、図12(a)の表示装置部材10のA−A線における断面図である。
図12(c)は、図12(a)の表示装置部材10のB−B線における断面図である。
図12(b)に示されるように、タッチパネル部は、硬質基板1の上に電気配線が設けられている。第一導電体101と第二導電体102とは、絶縁層103を介して形成されており、これによって第一導電体101と第二導電体102とで交差する第一電極部と第二電極部の絶縁が図られている。交差している部分を見ると、硬質基板1の側から、第二導電体102、絶縁層103、第一導電体101の順に積層されている。
一方、図12(c)に示されるように、第一導電体101のパッド部111とライン部がブリッジ電極121により電気的に接続されている。
尚、図12では、第一導電体101と第二導電体102とが垂直に交差する例を示したが、第一導電体101と第二導電体102との交差角度は、垂直以外の任意の角度で交差してもよい。
タッチパネル部を構成する材料として、第一導電体101及び第二導電体102には、透明性を有すると共に、所要の導電性を有する材料が用いられる。例えば、インジウム酸化錫(ITO)、酸化インジウム、アンチモン添加酸化錫、酸化亜鉛、アルミニウム添加酸化亜鉛(AZO)、ガリウム添加酸化亜鉛(GZO)、シリコン添加酸化亜鉛や、酸化亜鉛−酸化錫系などの金属酸化物や、これらの金属酸化物が2種以上複合または積層された材料が挙げられる。
タッチパネル部の第一導電体101及び第二導電体102の形成方法は、特に限定されず、公知の方法を用いることができる。例えば、スパッタリング法を用いて成膜し、フォトリソグラフィ法にてパターン形成した後に、王水で不要ITOをエッチングする方法により形成される。
タッチパネル部を構成する絶縁層103は、透明性および電気絶縁性を有する樹脂材料やSiO2系材料などの無機材料を用いて、スクリーン印刷方法やフォトリソグラフ法で形成される。
図12の表示装置部材10の製造方法としては、タッチパネル部を構成する複数の層について、上記の図4に示される方法と同様の方法が各層毎に繰り返して用いられる。
1 硬質基板
2 表示装置部材層
3 接着剤
4 搬送基板
5 溝
10 表示装置部材
20 表示部
30、31、32、33 表示装置
40 タッチパネル装置
50 表示装置部材積層体
101 第一導電体
102 第二導電体
103 絶縁層
111 第1パッド部
112 第2パッド部
200 電子機器
210 表示領域
211 画素領域
212 非画素領域
300 フォトマスク

Claims (12)

  1. 硬質基板上に表示装置部材層を設けた表示装置部材を形成する製造方法であって、
    搬送基板上に接着剤を介して複数の前記硬質基板を並べて配置する工程と、
    複数の前記硬質基板上に一体的に表示装置部材層を設けて複数の表示装置部材を形成することにより、前記搬送基板上に複数の前記表示装置部材が配置された表示装置部材積層体を形成する工程と、
    前記表示装置部材積層体を、前記接着剤を溶解する溶解用液体に接触させて、前記表示装置部材を前記搬送基板から分離する工程と、を有し、
    前記搬送基板は、前記硬質基板が配置される領域を含む前記搬送基板の面に、前記溶解用液体の流路となる溝を有することを特徴とする
    表示装置部材の製造方法。
  2. 前記表示装置部材の製造方法において、前記搬送基板の前記溝は、前記搬送基板上に配置される前記硬質基板が位置する外周4辺に囲まれた領域から該領域の少なくとも1辺を超えて外に延びてなることを特徴とする請求項1記載の表示装置部材の製造方法。
  3. 前記表示装置部材の製造方法において、前記接着剤は水溶性であり、前記溶解用液体は水であることを特徴とする請求項1〜2いずれかに記載の表示装置部材の製造方法。
  4. 前記表示装置部材の製造方法において、前記表示装置部材層が意匠部を含むことを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の表示装置部材の製造方法。
  5. 前記表示装置部材の製造方法において、前記表示装置部材層がタッチパネル部を含むことを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の表示装置部材の製造方法。
  6. 複数の硬質基板が配置される搬送基板であって、前記硬質基板が配置される領域を含む前記搬送基板の面に溝を有することを特徴とする搬送基板。
  7. 前記溝は、前記搬送基板上に配置される前記硬質基板が位置する外周4辺に囲まれた領域から該領域の少なくとも1辺を超えて外に延びてなることを特徴とする請求項6に記載の搬送基板。
  8. 搬送基板上に接着剤を介して表示装置部材層を有する複数の硬質基板が配置されてなる表示装置部材積層体であって、 前記搬送基板は、前記硬質基板が配置される領域を含む前記搬送基板の面に、前記接着剤を溶解する溶解用液体の流路となる溝を有することを特徴とする表示装置部材積層体。
  9. 前記表示層部材積層体において、前記搬送基板の前記溝は、前記搬送基板上に配置される前記硬質基板が位置する外周4辺に囲まれた領域から該領域の少なくとも1辺を超えて外に延びてなることを特徴とする請求項8に記載の表示装置部材積層体。
  10. 前記接着剤は水溶性であることを特徴とする請求項8〜9いずれかに記載の表示装置部材積層体。
  11. 前記表示装置部材層が意匠部を含むことを特徴とする請求項8〜10いずれかに記載の表示装置部材積層体。
  12. 前記表示装置部材層がタッチパネル部を含むことを特徴とする請求項8〜11いずれかに記載の表示装置部材積層体。
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