JP2019028789A - タッチパネル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】入力感を軽くできるタッチパネル装置を提供する。【解決手段】上部電極層を備えるタッチパネル装置であって、上部電極層の上面に取り付けられ、加飾部を有する加飾シートと、加飾シートと上部電極層との間の、加飾部の範囲内に設けられ、加飾シートと上部電極層とを接着する接着層と、を備える。これにより、加飾シートを介してのタッチパネル操作時の入力感を改善でき、よりスムーズな入力操作が可能となる。【選択図】図2
Description
本開示は、タッチパネル装置に関する。
スマートフォンやタブレット端末の画面外側には、タッチパネル装置を機能させる上で必要な電極等が配列される。このような配線部分を隠すことなどを目的として、文字や模様などの加飾を施した加飾領域を印刷した加飾シートをタッチパネルの表面外縁に配置する構成が知られている。
加飾シートをタッチパネル装置の表面に取り付ける手法としては、加飾シートをタッチパネル装置の上部電極層の表面と全面で接着する構成や(例えば特許文献1)、タッチパネル装置が収容される筐体と加飾シートの四辺とを粘着剤で貼り付ける構成などがある。
しかし、加飾シートをタッチパネル装置の上部電極層に全面で接着する構成では、加飾シートが上部電極層に固定されて一体化するため、上部電極層が撓みにくくなる。このため、加飾シートを介してのタッチパネル操作時の入力感が重くなる。
また、加飾シートを外部筐体に貼り付ける構成では、加飾シートとタッチパネル装置との間に空気層ができるため、空気層の厚み分だけ操作に必要な押し込み量が増える。このため、加飾シートを介してのタッチパネル操作時の入力感が重くなる。また、タッチパネル装置と外部筐体の厚み方向のそれぞれの公差の関係上、加飾シートとタッチパネル装置との間の空気層を完全に無くすことは困難であるので、入力感の改善に制約がある。
本開示は、加飾シートを介してのタッチパネル操作時の入力感を改善できるタッチパネル装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るタッチパネル装置は、上部電極層を備えるタッチパネル装置であって、前記上部電極層の上面に取り付けられ、加飾部を有する加飾シートと、前記加飾シートと前記上部電極層との間の、前記加飾部の範囲内に設けられ、前記加飾シートと前記上部電極層とを接着する接着層と、を備える。
本開示によれば、加飾シートを介してのタッチパネル操作時の入力感を改善できるタッチパネル装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
[第1実施形態]
図1〜図3を参照して第1実施形態を説明する。図1は、第1実施形態に係るタッチパネル装置1の平面図である。図2は、図1に示すタッチパネル装置1のII−II断面図である。図3は、図2中の接着層11の近傍を拡大視した断面図である。各図において、x方向、y方向、z方向は互いに垂直な方向である。z方向はタッチパネル装置1の各要素の積層方向であり、典型的には鉛直方向である。z正方向側を上側、z負方向側を下側と表記する。x方向及びy方向は水平方向である。x方向は矩形状の上部電極層2及び下部電極層3の一方の対辺の延在方向であり、y方向は上部電極層2及び下部電極層3の他方の対辺の延在方向である。
図1〜図3を参照して第1実施形態を説明する。図1は、第1実施形態に係るタッチパネル装置1の平面図である。図2は、図1に示すタッチパネル装置1のII−II断面図である。図3は、図2中の接着層11の近傍を拡大視した断面図である。各図において、x方向、y方向、z方向は互いに垂直な方向である。z方向はタッチパネル装置1の各要素の積層方向であり、典型的には鉛直方向である。z正方向側を上側、z負方向側を下側と表記する。x方向及びy方向は水平方向である。x方向は矩形状の上部電極層2及び下部電極層3の一方の対辺の延在方向であり、y方向は上部電極層2及び下部電極層3の他方の対辺の延在方向である。
第1実施形態に係るタッチパネル装置1は、抵抗膜方式のタッチパネル装置である。抵抗膜方式のタッチパネルとは、透明導電膜が形成された上部電極層及び下部電極層を各々の透明導電膜同士が対向するように設置し、上部電極層に力を加えることで各々の透明導電膜同士が接触した位置の検出を行うことができるものである。タッチパネル装置1は、4線式、5線式、7線式などの任意の方式を適用できる。
図1,2に示すように、タッチパネル装置1は、上部電極層2と下部電極層3とが積層配置されている。上部電極層2と下部電極層3との間には、配線9aを含む額縁部9と、両面テープなどの接着部8とが、上部電極層2と下部電極層3の外縁に沿って枠状に形成されて積層されている。接着部8は、上部電極層2と下部電極層3とを接着固定する。配線9aは、上部電極層2及び下部電極層3を外部機器と電気的に接続する。なお、第1実施形態では額縁部9の上に接着部8が積層されるが、額縁部9の下に接着部8を配置してもよい。接着部8と額縁部9は、z方向から視たときに略同一形状であり、完全に重なって積層配置されるのが好ましい。
図2に示すように、上部電極層2は、基材としてのフィルム4と、フィルム4の下側の面に形成される透明導電膜5とを備える。下部電極層3は、基材としてのガラス7と、ガラス7の上側の面に形成される透明導電膜6とを備える。上部電極層2の透明導電膜5と、下部電極層3の透明導電膜6とは、接着部8及び額縁部9を間に挟んで対向配置されている。透明導電膜5,6の材料は、例えばITO(Indium Tin Oxide)である。
上部電極層2の上面側には加飾シート10がさらに積層されている。加飾シート10は、例えば合成樹脂製の透明のシートであって、周縁の枠状の加飾部10Aと、中央の透明部10Bとを有する。加飾部10Aは、加飾シート10の周縁に印刷などの手法によって形成され、例えば着色、模様、図形、文字などを含む。加飾シート10は、加飾部10Aによってタッチパネル装置1の額縁部9を隠して、外部から配線9aなどを見えなくすることなどを目的として用いられる。
加飾シート10と上部電極層2との間には接着層11が配置されている。接着層11は加飾シート10の下面と上部電極層2の上面とに接着して両者を固定する。接着層11は、加飾シート10の加飾部10Aの範囲内に、z方向から視たときに加飾部10Aと重なるように設けられる。
加飾シートを上部電極層に全面で接着するタッチパネルでは、加飾シートが上部電極層2に固定されて一体化するため、上部電極層2が撓みにくくなり、タッチパネル操作時の入力感が重くなるという問題がある。
これに対して第1実施形態のタッチパネル装置1では、加飾シート10は上部電極層2のフィルム4と全面では接着されず、加飾部10Aのみで接着される。加飾シート10の透明部10Bは、タッチパネル装置1の操作者が操作入力のために直接触れる部分であるが、第1実施形態ではフィルム4とは接着されておらず、一体化されていない。これにより、加飾シート10を介してタッチパネル操作を行う際に、加飾シート10によって上部電極層2が撓みにくくなることを防止できる。
また、タッチパネル装置が収容される外部筐体と加飾シートの四辺とを粘着剤で貼り付けるタッチパネル装置では、加飾シートが外部筐体に取り付けられるため、加飾シートとタッチパネル装置との間にできる空気層の厚み分だけ操作に必要な押し込み量が増えてしまう。また、タッチパネル装置と外部筐体との厚み方向の公差の関係上、空気層の厚み調整が困難である。
これに対して第1実施形態のタッチパネル装置1では、加飾シート10は上部電極層2のフィルム4に直接取り付けられ、加飾シート10と上部電極層2との間には接着層11が介在するのみである。このため、接着層11の厚さを調整することによって、加飾シート10と上部電極層2との間の空気層を容易に薄くできる。これにより、加飾シート10を介してタッチパネル操作を行う際に、空気層の厚さに起因する押し込み量の増加を抑制できる。
以上より、第1実施形態のタッチパネル装置1は、加飾シート10を介してタッチパネル操作を行う際に、加飾シート10の取り付けに起因して上部電極層2が撓みにくくなることを防止でき、また、加飾シート10の取り付けに起因するタッチパネル操作に必要な押し込み量の増加も抑制できる。このため、タッチパネル操作のために必要な力や押し込み量を従来よりも低減できるので、タッチパネル操作の入力感を従来よりも軽くできる。この結果、第1実施形態のタッチパネル装置1は、加飾シート10を介してのタッチパネル操作時の入力感を改善でき、よりスムーズな入力操作が可能となる。
また、第1実施形態のタッチパネル装置1では、接着層11は、額縁部9の直上、すなわちz方向から視たときに額縁部9の範囲内に設けられる。これにより、接着層11は、操作入力によって変形する透明部10Bではなく、操作入力によって変形しにくく形状が安定している額縁部9の上に配置される。このため、加飾シート10を取り付ける際に加飾シート10を接着層11側に押圧しても接着層11が撓みにくいので、より確実に、かつ、きれいに加飾シート10を上部電極層2に取り付けることができる。
また、図1に示すように、接着層11は、加飾シート10及び上部電極層2の全周に亘って形成され、加飾シート10と上部電極層2との間は接着層11により密封状態にされる。これにより、操作入力部分に水やごみが浸入するのを防止でき、上部電極層2の操作環境の変動が少ないので、より安定したタッチパネル操作が可能となる。
接着層11のz方向の厚みは5〜50μmであるのが好ましい。接着層11の粘度は3000mPa/s/(25℃)以上であるのが好ましい。接着層11の粘着力は20N/25mm以上であるのが好ましい。接着層11の幅は1mm以上であるのが好ましい。接着層11の材料は熱硬化型であるのが好ましい。
なお、図3に示すように、第1実施形態のタッチパネル装置1では、上部電極層2は中央部が加飾シート10側に突出する形状(ドーム形状)に形成されている。これにより、周縁では加飾シート10と上部電極層2との間に接着層11を配置する隙間を設けつつ、中央部では加飾シート10とフィルム4との間隙を縮小して空気層を極力薄くする構造とできる。これにより、加飾シート10の中央の操作入力部分である透明部10Bでは、上部電極層2との間の空気層をさらに薄くできるので、タッチパネル操作の入力感をさらに改善できる。なお、上部電極層2のドーム形状の膨らみ量は50〜500μmであるのが好ましい。
[第2実施形態]
図4〜図8を参照して第2実施形態を説明する。図4は、第2実施形態に係るタッチパネル装置1の断面図である。図5は、ドットパターンの第1の配置例を示す図である。図6は、ドットパターンの第2の配置例を示す図である。図7は、ドットパターンの第3の配置例を示す図である。図8は、ドットパターンの第4の配置例を示す図である。
図4〜図8を参照して第2実施形態を説明する。図4は、第2実施形態に係るタッチパネル装置1の断面図である。図5は、ドットパターンの第1の配置例を示す図である。図6は、ドットパターンの第2の配置例を示す図である。図7は、ドットパターンの第3の配置例を示す図である。図8は、ドットパターンの第4の配置例を示す図である。
図4に示すように、第2実施形態のタッチパネル装置1は、加飾シート10の加飾部10A以外の透明部10Bにて、上部電極層2のフィルム4との対向面(下面)に略均等に配置される複数のドット13を備える。
ドット13は、加飾シート10の下面から上部電極層2側に突出して設けられる突起である。ドット13のサイズ(x、y方向の寸法)は10〜200μmであり、高さ(z方向の寸法)は5〜500μmであるのが好ましい。
ドットスペーサ12は、上部電極層2と下部電極層3との間に設けられ、例えば図5に示すように、下部電極層3の透明導電膜6の上にx方向、y方向に略等間隔に配置される。ドットスペーサ12のサイズは例えばドット13と同様である。ドットスペーサ12及びドット13は、例えば透明な樹脂材料で形成される。
このように加飾シート10にドット13を設けることにより、加飾シート10の押し込みに対する上部電極層2の変形を増やすことができるので、上部電極層2と下部電極層3との接触を促進でき、タッチパネル操作の操作感をさらに軽くできる。
ところで、ドット13がドットスペーサ12と重なる位置にあると、操作者がドット13の位置を押した場合には、上部電極層2がドットスペーサ12と接触するとそれ以上の下部電極層3側への押し込みが妨げられる。このため、タッチパネル操作の入力感がドットスペーサ12によって阻害されてしまう。また、上部電極層2と下部電極層3との接触もドットスペーサ12により阻害されるので、入力操作を検出できない。第2実施形態では、ドット13がドットスペーサ12と重ならないように配置することで、これらの問題を回避できる。
加飾シート10に設けられるドット13の配列パターンは、例えば図5に示すように、4つのドットスペーサ12のx方向中間かつy方向中間の位置に配置されてもよい。また、図6に示すように、図5の配列に加えてさらにx方向に隣り合うドットスペーサ12のx方向中間の位置と、y方向に隣り合うドットスペーサ12のy方向中間の位置にそれぞれ配置されてもよい。また、ドット13は、図7に示すように、ドットスペーサ12の周囲を囲む円環状に形成されてもよい。さらに、図8に示すように、ドットスペーサ12のx方向中間、かつy方向中間の位置にてx方向及びy方向にそれぞれ延在する十字形状に形成されてもよい。
なお、ドット13は加飾シート10と上部電極層2との間に設けられればよく、上部電極層2の上面から突出して設けられる構成でもよい。
[第3実施形態]
図9を参照して第3実施形態を説明する。図9は、第3実施形態に係るタッチパネル装置1の断面図である。
図9を参照して第3実施形態を説明する。図9は、第3実施形態に係るタッチパネル装置1の断面図である。
図9に示すように、第3実施形態では、加飾シート10の下面にシボ印刷14が施される。シボ印刷14とは、表面にしわ模様(シボ)を付ける表面加工手法であり、例えばフィラー入りの透明樹脂を加飾シート10の下面に定着させることで実現できる。
加飾シート10と上部電極層2のフィルム4が共にクリアタイプのフィルムであると、加飾シート10とフィルム4とが近接している関係上、光の干渉によりニュートンリングが発生する可能性がある。ニュートンリングは、対向するフィルムの間のギャップ量が狭くなり、かつギャップ量が一定でないときに発生しやすい。
ニュートンリングの防止策としては、加飾シート10またはフィルム4の一方にノングレアタイプのフィルムを選択することが考えられる。ノングレアタイプのフィルムは光の反射を防止するための表面加工が施されたもので、クリアタイプと比較してヘイズ値が高い。ヘイズ値とは、全透過光に対する拡散光の割合を指し、数値が大きいほど光の映り込みが弱くなる。ただし、ノングレアタイプフィルムを用いる場合、材料の選択幅が狭まり、また、コストアップになる可能性がある。このため加飾シート10及びフィルム4の両方にクリアタイプフィルムを選択してもニュートンリングを防止できることが望ましい。
第3実施形態では、加飾シート10の下面にシボ印刷14を施すことによって、フィルム4と対向する加飾シート10の下面の表面粗さを大きくし、ヘイズ値を大きくできる。これにより、加飾シート10及びフィルム4の両方がクリアタイプでも、ニュートンリングの発生を防ぐことができる。ノングレアタイプのシートを用いる必要がないので、加飾シート10及びフィルム4の材料の選択肢を増やすことができる。
なお、シボ印刷14は上部電極層2のフィルム4の上面に施してもよいし、加飾シート10の下面とフィルム4の上面との両方に施してもよい。加飾シート10の下面とフィルム4の上面の少なくとも一方にシボ印刷14を施して、加飾シート10と上部電極層2との対向面の両方がクリアとならなければよい。
以上、具体例を参照しつつ実施形態について説明した。しかし、本開示はこれらの具体例に限定されるものではない。これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、条件、形状などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
上記実施形態では、透明導電膜5を形成する上部電極層2の基材としてフィルム4を用い、透明導電膜6を形成する下部電極層3の基材としてガラス7を用いる構成を例示したが、上部電極層2及び下部電極層3の基材は他の材料を用いてもよい。
上記実施形態では、接着層11が額縁部9の範囲内に設けられる構成を例示したが、これに限られない。接着層11は、少なくとも加飾シート10の加飾部10Aの範囲内となるように設けられていれば、額縁部9の範囲から外れて設けてもよい。
また、上記実施形態では、接着層11は加飾シート10及び上部電極層2の全周に亘って形成され、加飾シート10と上部電極層2との間は接着層11により密封状態にされる構成を例示したが、これに限られない。加飾シート10及び上部電極層2の外縁の一部に接着層11を設けてもよい。この場合、加飾シート10と上部電極層2との間は密封されない。
また、上記実施形態では、上部電極層2は、中央部が加飾シート10側に突出するドーム状に形成される構成を例示したが、上部電極層2は平坦な形状でもよい。
1 タッチパネル装置
2 上部電極層
3 下部電極層
9 額縁部
10 加飾シート
11 接着層
12 ドットスペーサ
13 ドット
14 シボ印刷
2 上部電極層
3 下部電極層
9 額縁部
10 加飾シート
11 接着層
12 ドットスペーサ
13 ドット
14 シボ印刷
Claims (5)
- 上部電極層を備えるタッチパネル装置であって、
前記上部電極層の上面側に取り付けられ、加飾部を有する加飾シートと、
前記加飾シートと前記上部電極層との間の、前記加飾部の範囲内に設けられ、前記加飾シートと前記上部電極層とを接着する接着層と、
を備えるタッチパネル装置。 - 前記接着層は、前記加飾シート及び前記上部電極層の全周に亘って形成され、
前記加飾シートと前記上部電極層との間は前記接着層により密封状態にされる、
請求項1に記載のタッチパネル装置。 - 前記上部電極層は、中央部が前記加飾シート側に突出する形状に形成される、
請求項1または2に記載のタッチパネル装置。 - 前記上部電極層と積層配置される下部電極層と、
前記上部電極層と前記下部電極層との間に設けられるドットスペーサと、
前記加飾シートの下面と前記上部電極層の上面との少なくとも一方から突出して設けられるドットと、を備え、
前記ドットは前記ドットスペーサと重ならない位置に配置される、
請求項1〜3のいずれか1項に記載のタッチパネル装置。 - 前記加飾シートの下面、及び、前記上部電極層の上面の少なくとも一方にシボ印刷が施される、
請求項1〜4のいずれか1項に記載のタッチパネル装置。
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