JP5180568B2 - オープンショーケース - Google Patents
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Description
更にまた、請求項2記載の発明では、請求項1において、制御ユニットは、環境温度が低温モードにあると判定されたとき、温風温度に応じてヒータユニットを起動または停止することを特徴としている。
更に、請求項4記載の発明では、請求項1乃至3の何れかにおいて、制御ユニットは、環境温度が中温モードにあると判定されたとき、リターンファン及びヒータユニット並びにヒータユニットを停止することを特徴としている。
図1は、本実施形態のオープンショーケース2の側面断面図を示している。このショーケース2は、例えばコンビニエンスストア等の店舗内に設置され、前面に開口部4を有するショーケース本体6と、図示しない冷凍回路を構成する凝縮器や圧縮機等が収容されると共に後述する冷却器42が接続される冷凍ユニット8とから構成され、ショーケース本体6の上部にはショーケース2の庫内の温度、圧力、排水状況等の管理、制御を行う電装ユニット(制御ユニット)10が備えられている。
ファン34は、底面側通風路30の前後方向に延設される着脱可能なファンダクト36の上面に取り付けられ、ファンダクト36の後端は背面側通風路40に連通しており、吸入口32から吸入されてファン34から送風される空気はファンダクト36を介して背面側通風路40に設置される冷却器42に導かれる。
こうして、吹出口24から吹き出された冷風が吸込口32から吸い込まれることにより、開口部4に庫内をその外部と断熱するエアカーテン50が形成され、換言すると、各冷風路20,30,40はエアカーテン50を形成するための主たる冷風路としてのメイン冷風路52を構成している。
詳しくは、中仕切棚14は、その前端が吹出口24と吸込口32とを略結んだエアカーテン50の流路をなす仮想直線54よりも若干庫内側に位置づけられ、中仕切棚14によってメイン冷風路52によるエアカーテン50の形成が妨げられないようになっている。
温風路70では、底面側冷風路30の前端において吸込口32より庫内側に形成される第3吸込口72から吸い込まれた冷風がヒータユニット73により温風にされ、上下方向に隣り合う商品棚19の略中間位置に形成される温風吹出口74から吹き出される。
ここで、本実施形態では、温風ファンダクト76内に設けられ、第3吸込口72から吸い込まれて温風の形成に使用される冷風の温度を検出する第1サーミスタ(冷風温度検出手段)80と、下庫室18の背面18aに設けられ、下庫室18内の温度を検出する第2サーミスタ(庫室温度検出手段)82と、温風ダクト77内に設けられ、温風吹出口74から吹き出される前の温風の温度を検出する第3サーミスタ(温風温度検出手段)84とが備えられ、更にショーケース2の外側には、例えばショーケース本体6の上部に店舗内の空気の温度を検出する第4サーミスタ86が備えられている。
先ず、当該温度制御が開始されるとS1に移行する(以下、Sはステップを表す)。
S1では、第1サーミスタ80において検出される第3吸込口72から吸い込まれる冷風の冷風温度T1がその設定温度TS1(例えば20℃)から、この設定温度TS1の所定の許容範囲を確保するべく設定される温度差TDEF1(例えば2℃)を引いた許容温度(TS1−TDEF1)以下であるか否かを判定する。判定結果が真(Yes)でT1≦(TS1−TDEF1)が成立すると判定された場合にはS2に移行し、判定結果が偽(No)でT1≦(TS1−TDEF1)が成立しないと判定された場合にはS3に移行する。
S4では、第2サーミスタ82において検出される下庫室18内の庫室温度T2がその設定温度TS2(例えば22℃)から、設定温度TS2の所定の許容範囲を確保するべく設定される温度差TDEF2(例えば2℃)を引いた許容温度(TS2−TDEF2)以下であるか否かを判定する。判定結果が真(Yes)でT2≦(TS2−TDEF2)が成立すると判定された場合にはS5に移行し、判定結果が偽(No)でT2≦(TS2−TDEF2)が成立しないと判定された場合にはS1に戻って本制御ルーチンの次回周期に入る。
S6に移行した場合には、第3サーミスタ84において検出される温風ダクト77内の温風温度T3がその設定温度TS3(例えば40℃)以上であるか否かを判定する。判定結果が真(Yes)でT3≧TS3が成立すると判定された場合にはS2に戻ってヒータ88のみを停止し、判定結果が偽(No)でT3≧TS3が成立しないと判定された場合にはS4に戻って再び庫室温度T2の判定を行う。
S7に移行した場合には、S4における判定と同様に、T2≦(TS2−TDEF2)が成立するか否かを判定する。判定結果が真(Yes)でT2≦(TS2−TDEF2)が成立すると判定された場合にはS9に移行し、判定結果が偽(No)でT2≦(TS2−TDEF2)が成立しないと判定された場合には上記S8に移行する。
S10では、庫室温度T2がその設定温度TS2以下であるか否かを判定する。判定結果が真(Yes)でT2≦TS2が成立すると判定された場合にはS1に戻って本制御ルーチンの次回周期に入り、判定結果が偽(No)でT2≦TS2が成立しないと判定された場合にはS8に移行する。
こうして、当該庫室温度制御では、店舗内温度に拘わらず、庫室温度T2が(TS2−TDEF2)≦T2≦TS2を満たすように調節される。
ここで、本実施形態では、冷風温度T1に応じて、店舗内温度が低温モード、高温モード、中温モードのいずれかにあると判定され、S1、S3のステップは、冷風温度T1がその設定温度TS1及びその許容温度(TS1−TDEF1)を跨いで変動する分岐点として位置づけられ、本制御ルーチンの周期毎に各モードの切り換えが行われている。
以上のように本実施形態では、庫室温度T2のみならず、エアカーテン50において店舗内温度の影響を受け、更に温風の形成に使用される冷風の冷風温度T1や、温風吹出口74から吹き出される前の温風の温風温度T3を事前に加味して庫室温度制御を行うことができるため、庫室温度制御の応答性が向上し、その制御性を大幅に向上することができる。従って、例えば、冬季や夏季の店舗内過剰冷房時等において、店舗内温度が例えば上庫室16の設定温度である15℃以下の低温となる場合であっても、店舗内温度に拘わらず、下庫室18の庫室温度T2をその設定温度TS2である20℃程度に保持することができ、ひいては低温となる冷風の吹きつけにより下庫室18の商品棚19に陳列される弁当の米飯の水分が蒸発して乾燥することを防止でき、商品棚19に陳列される商品の品質を適正に管理することができる。
具体的には、店舗内温度が低温モードにあると判定されたとき、各FM90,92が起動されると共に、庫室温度T2に応じてヒータ88が起動または停止されるため、下庫室18内を温風で急速に暖めて店舗内温度の低下に伴う庫室温度T2の低下を迅速に防止することができ、更に庫室温度T2に応じて温風と冷風とを使い分けることができる。
例えば、上記実施形態では2温度式のオープンショーケース2について説明しているが、例えば、中仕切棚14を3段階以上に位置変更可能にしたり、複数の中仕切棚14を設けて複数のリターン冷風路60を形成したり、或いは、複数の温度帯の温風を形成可能な温風路70を形成したりして、庫内を3つ以上に仕切っても個別に温度管理しても良く、この場合にも、上記庫室温度制御を行うことにより、店舗内温度に拘わらず、各庫室の温度を適正に保持することができる。
4 開口部
6 ショーケース本体
10 電装ユニット(制御ユニット)
14 中仕切棚
16 上庫室(庫室)
18 下庫室(所定の庫室)
18a 背面
24 吹出口
32 吸込口
50 エアカーテン
52 メイン冷風路
60 リターン冷風路
70 温風路
74 温風吹出口
80 第1サーミスタ(冷風温度検出手段)
82 第2サーミスタ(庫室温度検出手段)
84 第3サーミスタ(温風温度検出手段)
88 ヒータ(ヒータユニット)
90 温風ファンモータ(温風ファン)
92 リターンファンモータ(リターンファン)
Claims (5)
- 前面に開口部を有するショーケース本体と、前記ショーケース本体の庫内を異なる温度の庫室に仕切る中仕切棚と、前記ショーケース本体の上面、背面及び底面に沿って形成されるメイン冷風路と、前記底面側冷風路内に配置されるファンと、前記背面側冷風路内に配置される冷却器とを備え、前記底面側冷風路内の空気が前記ファンを経由して前記冷却器によって冷却され、該冷風が前記上面側冷風路の前端に形成される吹出口から吹き出された後に、前記底面側冷風路の前端に形成される吸込口から吸い込まれることにより、前記開口部にエアカーテンを形成するオープンショーケースであって、
前記エアカーテンを形成する冷風の一部を吸い込むリターンファンを有し、該吸い込まれた冷風を前記庫室のうち所定の庫室の前面をバイパスさせて前記冷却器に戻すリターン冷風路と、
前記エアカーテンを形成する冷風の一部を吸い込んでヒータユニットにて加熱させて温風を形成する温風ファンを有し、該温風を前記所定の庫室の背面に形成される温風吹出口から吹き出す温風路と、
前記所定の庫室の温度を検出する庫室温度検出手段と、
前記冷風の温度を検出する冷風温度検出手段と、
前記温風吹出口から吹き出される前の温風の温度を検出する温風温度検出手段と、
前記各温度検出手段にて検出される温度に応じて、前記リターンファン及び前記温風ファン並びに前記ヒータユニットを起動または停止し、前記庫室温度検出手段にて検出される前記庫室温度を所定の設定温度に略一定に保持する制御ユニットと
を備え、
前記制御ユニットは、前記冷風温度検出手段にて検出される前記冷風温度がその設定温度から、該設定温度の所定の許容範囲を確保するべく設定される温度差を引いた許容温度以下であるか否かを判定し、前記冷風温度がその前記許容温度以下となる場合には前記オープンショーケースが設置される環境温度を低温モードと判定し、前記冷風温度がその前記設定温度以上であるときは前記環境温度を高温モードと判定し、前記冷風温度がその前記許容温度より大きく且つその前記設定温度未満であるときは前記環境温度を中温モードと判定し、前記環境温度が前記低温モードにあると判定されたとき、前記リターンファン及び前記温風ファンを起動すると共に、前記庫室温度に応じて前記ヒータユニットを起動または停止することを特徴とするオープンショーケース。 - 前記制御ユニットは、前記環境温度が前記低温モードにあると判定されたとき、前記温風温度に応じて前記ヒータユニットを起動または停止することを特徴とする請求項1に記載のオープンショーケース。
- 前記制御ユニットは、前記環境温度が前記高温モードにあると判定されたとき、前記リターンファン及び前記温風ファンを起動すると共に前記ヒータユニットを停止することを特徴とする請求項1又は2に記載のオープンショーケース。
- 前記制御ユニットは、前記環境温度が前記中温モードにあると判定されたとき、前記リターンファン及び前記ヒータユニット並びに前記ヒータユニットを停止することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のオープンショーケース。
- 前記環境温度を検出する環境温度検出手段を備え、
前記制御ユニットは、前記環境温度検出手段にて検出される前記環境温度に応じて前記低温モード、前記中温モード、前記高温モードのモード切り換えを行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のオープンショーケース。
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