JP5180499B2 - 床付き布枠及び枠組足場 - Google Patents

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Description

本発明は、建築現場等で枠組足場の作業床及び通路として使用される床付き布枠並びにこの床付き布枠を組み込んでなる枠組足場に関する。
建築現場等で用いられる枠組足場には、例えば、建枠に筋違(すじかい)や手摺枠を取り付けてなる「建枠式足場」と、支柱部材やブレース材(斜材ともいう。)や手摺部材等の足場構成部材を緊結して組み立ててなる「緊結式足場」がある。
「建枠式足場」は、次のようにして組み立てられる。すなわち、横桟と縦柱から構成され、H形状や鳥居形状を有する建枠の複数個を、所定の間隔で建物等の構造物とは直角に立設し、建枠の縦柱に筋違や手摺枠を取り付け固定して複数個の建枠を自立させた後、さらに建枠の横桟の上に床付き布枠(布板ともいう。)を1枚又は2枚以上架け渡すことで、1単位の足場を形成する。次に、既に立設した建枠の上に、別途用意された建枠を立設し、同様にして筋違や手摺枠を隣接する建枠の間に取り付け固定した後、新たに立設した建枠の横桟の上に床付き布枠を1枚又は2枚以上架け渡すことによって一つ上の段の足場を形成する。これを順次繰り返すことによって、全体の枠組み足場を形成する。
この建枠として、H形状の建枠(以下、「H枠」という。)を用いて建枠式の枠組足場を形成する一例を図1に示す。(a)が正面図、(b)が右側面図である。
3個のH枠1を建物22とは直角に等間隔に並べ、隣接するH枠の間に、建物側に筋違13をロック金具6aに取り付け、そして建物とは反対側に手摺枠10をロック金具6bに取り付けて、1段目のH枠1を自立させる。さらに、建物側の筋違13をロック金具7aに取り付け、そして、建物とは反対側に手摺枠10をロック金具7bに取り付けて固定する。その後、1段目のH枠1の隣接する横桟3の間に床付き布枠11を架け渡して、1段目の足場を形成する。
次に、既に立設した1段目のH枠1の縦柱2の上に、別途用意したH枠1の縦柱2の下部を載置し、固定ピン(図示せず)で固定することによって、2段目のH枠1を立設する。その後、1段目と同様にして、建物側に筋違13をロック金具6aと7aに取り付け、そして、建物とは反対側に手摺枠10をロック金具6bと7bに取り付けて固定し、その後、2段目のH枠1の横桟3に床付き布枠11を架け渡して、2段目の足場を形成する。
3段目の足場も、2段目の足場と同じ手順で組み立てる。すなわち、建物側に筋違13を、そして、建物とは反対側に手摺枠10を固定し、その後、3段目のH枠1の横桟3に床付き布枠11を架け渡して、3段目の足場を形成する。
一方、「緊結式足場」は、「コマ」と呼ばれる取付部材が複数個設けられた支柱部材に、手摺部材、ブレース材、腕木部材等の足場構成部材をコマを介して取り付け、そして、コマにおいて楔等によってこれらの足場構成部材を緊結した後、床付き布枠を1枚又は2枚以上架け渡すことによって、組み立てられる。
図2に、緊結式足場の構造の一例を示す。(a)は緊結式足場の正面図、(b)は(a)において円で示されたコマの周辺の拡大図、そして、(c)は緊結式足場の右側面図である。
緊結式足場は、支柱14が建物側とその反対側に各3本が立設されている。各々の支柱14は、複数のコマ20を有する支柱部材16を縦に継ぎ足すことによって形成されている。建物側の隣接する支柱14の間には、コマ20を介してブレース材19が取り付けられ、また、建物とは反対側の隣接する支柱14の間には、コマ20を介して作業用手摺15が取り付けられ、コマ20において楔等で緊結される。さらに、建物側の支柱14と建物とは反対側の支柱14の間には、コマ20を介して腕木材21が取り付けられ、コマ20において楔等で緊結され、そして、隣接する腕木材21の間に、床付き布枠11を架け渡すことで、1段目の足場が形成される。なお、ブレース材19は建物とは反対側の支柱14の間に取り付ける場合もある。
2段目の足場は、1段目の足場と同様にして形成される。必要に応じて、1段目の足場の支柱14の上端に別途用意した支柱14を縦方向に継ぎ足した上で、ブレース材19、手摺部材15、腕木部材21をコマ20を介して取り付け緊結した後、床付き布枠11を架け渡すことによって、形成される。これを順次繰り返すことによって、複数段の緊結式足場が形成される。
このように、床付き布枠は、建枠式枠組足場と緊結式枠組足場とを問わず、すべての枠組足場に組み込まれており、作業床及び通路として用いられている。
床付き布枠は、長尺の主材の1本又は2本以上と、主材の長手方向の両端に取り付けられる掴み金具と断面コの字形の梁材から構成されている。主材は水平面の床材部とその両側面を折り曲げてなる布材部とからなる。長尺の主材の両端部に断面コの字形の梁材が取り付けられ、そして、長尺の主材の両端部の四隅に掴み金具がリベット等で固定されて取り付けられる。なお、床付き布枠上を歩行する際に作業員が滑るのを防止するために、床材部の上面にはエンボス加工が施されることがある。また、床材部が幅方向に撓るのを防止するため、床材部の中央部の下側に桟木が設けられることがある。
上述のとおり、1枚の床付き布枠に組み込まれる主材は、1枚だけでなく、2枚の場合もあるが、1枚の床付き布枠に組み込まれる主材が1枚の場合と2枚の場合では、次のとおり、断面コの字形の梁材および掴み金具の取り付け方が異なる。
1枚の床付き布枠に組み込まれる主材が1枚の場合には、断面コの字形の梁材は1枚の長尺の主材の両端部それぞれ1個嵌合されて取り付けられ、そして、掴み金具は1枚の長尺の主材の両端部の四隅にリベット等で固定されて取り付けられる。
これに対して、1枚の床付き布枠に組み込まれる主材が2枚の場合には、2枚の主材を水平方向に平行に配設した後の2枚を合わせた長尺の主材の両端部それぞれ1個嵌合されて取り付けられる。そして、掴み金具は、2本の主材を水平方向に平行に配設した後の2枚を合わせた長尺の主材の両端部の四隅にリベット等で固定されて取り付けられる。
すなわち、梁材の個数は、1枚の床付き布枠に組み込まれる主材が1枚の場合も2枚の場合も、1枚の床付き布枠には合計2個が取り付けられることになる。また、掴み金具の個数は、1枚の床付き布枠に組み込まれる主材が1枚の場合も2枚の場合も、1枚の床付き布枠には合計4個が取り付けられることになる。
図3は、従来技術に係る床付き布枠の一例であり、(a)は組立図、(b)は完成図を、それぞれ示す。
この床付き布枠には、2枚の主材が組み込まれている。床付き布枠の主材30は、上面に長尺の床材部31とその両側面に一体化されて形成される長尺の布材部32a、32bからなり、さらに、両側面の下面の内側には長尺のリップ33が長尺の布材部32a、32bと一体化されて設けられている。
このような主材30の2本が、少し間隔を開けて、水平方向に平行に配設され、2本の主材30の床材部31の両端部に断面コの字形の梁材40が嵌合して取り付けられ、溶接等で接合される。すなわち、断面コの字形の梁材40は、上側フランジ41と下側フランジ42と、両フランジを連結するウエブ43から構成されており、2本の主材30の床材部31の両端部は、上側フランジ41と下側フランジ42の間に嵌め込まれることになる。
また、外側に位置する2つの布材部32aの両端近傍には、掴み金具50をリベット等で固定するための穴34が、各々2個穿たれている。そして、外側に位置する布材部32aの両端部の内側には、断面コの字形の梁材40の両端部との隙間に、掴み金具50が挿入され、リベット35で固定される。
図4は、図3に示す従来技術に係る床付き布枠の端部の拡大図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、そして、(c)はA−A面における断面図(側面図)を、それぞれ示す。
この床付き布枠の主材は、その剛性を高めるために、床材部31の中央付近と両縁部近傍に、長尺方向に溝36が成型され、そして、布材部32a、32bと一体化されて設けられているリップ33の縁部は内側に屈曲した形に成型され、屈曲部37を形成している。
上述したとおり、2本の主材は、少し間隔を開けて、水平方向に平行に配設され、その両端部に断面コの字形の梁材40が嵌合され、そして、主材の床材部31の上面の端部と梁材の上側フランジ41の間、及び、主材のリップ33の下面の端部と梁材の下側フランジ42の間が、それぞれ、溶接W及びWによって接合される。溶接W及びWは、線溶接でもよいし、間隔を開けた点溶接でもよい。次いで、外側に位置する布材部32aの両端部の内側には、断面コの字形の梁材40の両端部との隙間に掴み金具50が挿入され、外側に位置する布材部32aのリベット穴34と掴み金具のリベット穴51とが位置合わせされた後、リベット35で掴み金具50が固定される。さらに、外側に位置する布材部32aの端部と掴み金具50の外側面の間が、溶接Wによって接合される。溶接Wは、線溶接でもよいし、間隔を開けた点溶接でもよい。
なお、掴み金具50は湾曲部を有しており、足場を構成する建枠の横桟又は腕木材の上にその湾曲部の内側を引っかけることで、床付き布枠を隣接する建枠の横桟又は腕木材の間に取り付けるためのものである。ここでは、掴み金具50は外れ止め52を有しており、外れ止め52を建枠の横桟又は腕木材の下側に突出させることによって掴み金具50が誤って建枠の横桟又は腕木材から外れないようにすることができる。
次に、このようにして形成された床付き布枠は、前述したとおり、枠組足場の作業床および通路として使用されるのであるが、建枠式足場の場合には隣接する横桟3の間に、そして、緊結式足場の場合には、隣接する腕木材21の間に架け渡される。このとき、枠組足場の作業床および通路の幅、即ち、建枠の横桟の長さ又は腕木材の長さに応じて、床付き布枠を1枚又は2枚以上並べて架け渡すことによって、作業床又は通路が形成される。
なお、床付き布枠の幅は通常、240mm幅と500mm幅の2種類が用いられ、それぞれ、小アンチ(小布板ともいう。)及び大アンチ(大布板ともいう。)と呼称される。
図5に、従来技術に係る床付き布枠の2例を示す。(a)が小アンチ25であり、(b)が大アンチ26である。いずれも平面図である。(a)の小アンチ25は240mm幅の主材30の1枚のみで240mm幅の床付き布枠としたものであり、(b)の大アンチ26は240mm幅の主材30を2枚並べて合わせて500mm幅の床付き布枠としたものであることが示されている。なお、これらの例では、床付き布枠上を歩行する際に作業員が滑るのを防止するために、床材部31の上面にはエンボス加工71が施されている。また、主材30が幅方向に撓るのを防止するため、主材30の中央部の下側に桟木70が設けられている。
そして、建枠の横桟の長さと腕木材の長さは、インチサイズとメーターサイズがあるが、インチサイズを例として挙げると、通常、610mm、914mm及び1219mmの3種類のものが揃えられている。
したがって、通常、床付き布枠を枠組足場の作業床および通路として設置する場合、610mm幅を形成するには大アンチ(500mm幅)を1枚用いて架け渡すことになり、914mm幅を形成するには大アンチ(500mm幅)1枚と小アンチ(240mm幅)1枚を並べて架け渡すことになり、そして、1219mm幅を形成するには大アンチ(500mm幅)を2枚並べて架け渡すことになる。
図6に、従来技術に係る床付き布枠11を隣接する建枠の横桟3の間に架け渡して作業床および通路として設置したときの3例を示す。 (a)が610mm幅の設置例、(b)が914mm幅の設置例、そして、(c)が1219mm幅の設置例である。いずれも、床付き布枠11を隣接する建枠の横桟3の間に架け渡して設置したときの横桟3の近傍の拡大図(平面図)である。(a)の610mm幅は大アンチ26(500mm幅)1枚から、(b)の914mm幅は大アンチ26(500mm幅)1枚と小アンチ25(240mm幅)1枚から、そして、(c)の1219mm幅は大アンチ26(500mm幅)2枚から、それぞれ、形成されていることが示されている。なお、これらの例では、床付き布枠上を歩行する際に作業員が滑るのを防止するために、床材部の上面にはエンボス加工71が施されている。
次に、枠組足場においては、作業員が枠組み足場を組立若しくは解体する作業をするために又は枠組み足場内を移動するために、階段を枠組足場に組み込む必要がある。この場合、下段の足場における床付き布枠の1枚又は2枚と上段の足場における床付き布枠の1枚又は2枚を取り外して、上下の足場の床付き布枠のそれぞれ1枚又は2枚を両端部に掴み金具が取り付けられた階段部材に置き換えることによって、枠組足場に階段を組み入れることができる。階段部材を枠組足場に組み込んでなる枠組足場は、たとえば特許文献1に開示されている。
図7に、従来技術に係る枠組足場に階段部材75を組み込んだときの2例(平面図)を示す。この場合、階段部材は(a)及び(b)に示すとおり、道路側と建物側のいずれにも組み込むことができる。ここでは、作業床および通路の幅は914mm幅であり、したがって、床付き布枠11は、大アンチ26(500mm幅)と小アンチ25(240mm幅)の各1枚が水平方向に平行に並べられて、隣接する建枠の横桟3の間に架け渡されている。
しかしながら、床付き布枠の両端部の掴み金具を建枠の横桟又は腕木材に取り付けることによって、隣接する建枠の横桟又は腕木材の間に床付き布枠を架け渡すと、床付き布枠の両側及び両端には隙間が生じることになる。このような隙間があると、作業員が枠組み足場を組立若しくは解体する作業中に又は枠組み足場内を移動中に枠組み足場の隙間から転落したり、枠組み足場の隙間から工具や建築資材等が落下したりするおそれがある。
このため、床付き布枠の両側の隙間については、通常、床付き布枠の道路側には、あるいはさらに建物側に、巾木(図示せず)を設置することによって、その隙間を塞ぐことがなされている。
次に、床付き布枠の両端の隙間について説明する。床付き布枠の両端の隙間は、建枠の横桟又は腕木材を介して隣接する床付き布枠の間に形成される。
図8は、隣接する建枠の横桟3に従来技術に係る床付き布枠11を架け渡す際に床付き布枠の両端に生じる隙間72を示す一例(平面図)である。ここでは、床付き布枠の梁材40と横桟3との間に25mmの隙間72が生じている。したがって、枠組み足場の隙間から工具や建築資材等が落下するおそれがある。
このため、床付き布枠の両端の隙間を少なくしたり、なくしたりすることが、種々に提案されている。特許文献2には、掴み金具は主材の布材部の両端に取り付けられたままであるが、床付き布枠の両端部に設けられる梁材の上側フランジを外側に延長させた形状とすることによって、この隙間を少なくする手法が開示されている。また、特許文献3及び4には、床付き布枠の両端部に設けられる梁材の全体を外側に延長させるとともにその外面を凹凸形状の切欠き部又は凹部を設け、梁材に掴み金具の機能を持たせることによって主材の布材部の両端に取り付けられる掴み金具は外すとともに、建枠の横桟又は腕木材を介して隣接する床付き布枠の端部に設けられた梁材の外面の凹凸形状の切欠き部又は凹部と嵌合させることで、この隙間をなくす手法が開示されている。いずれも、床付き布枠の端面を延長することによって、床付き布枠の両端の隙間を少なくしたり、なくしたりするものである。
図9に、特許文献2に示された床付き布枠の一例(平面図)を示す。床付き布枠11の両端部の梁材40の上側フランジを主材の長手方向の外側に延長する形で突出させて突出部44が形成され、そして、掴み金具50は主材の布材部32a、32bの両端に取り付けられている。掴み金具50は建枠の横桟3又は腕木材21を確実に掴んでいるので、床付き布枠11は隣接する建枠の横桟3又は腕木材21の間に架設することができる上に、床付き布枠の両端の隙間72はほとんどなくなっている。
特開平11−36572号公報 特開2001−311304号公報 特開2005−68934号公報 特開平9−13660号公報
上述したように、床付き布枠の両側の隙間については、通常、床付き布枠の道路側に、あるいはさらに建物側に、巾木(図示せず)を設置することによって、その隙間を塞ぐことができる。
そして、床付き布枠の両端の隙間については、床付き布枠の両端部の端面を延長することによって、建枠の横桟又は腕木材との間の隙間を少なくしたり、なくしたりすることが、上記の特許文献2〜4において開示されている。
ところで、階段を枠組足場に組み込む場合には、下段の足場における床付き布枠の1枚又は2枚と上段の足場における床付き布枠の1枚又は2枚を取り外して、上下の足場の床付き布枠のそれぞれの1枚又は2枚を両端部に掴み金具が取り付けられた階段部材に置き換えることになる。しかしながら、上記の特許文献2〜4において開示されている、両端部の端面を延長してなる床付き布枠を用いた場合には、階段部材に取り付けられた掴み金具が建枠の横桟又は腕木材を掴むことができない事態が発生する。
図10は、特許文献2に示された床付き布枠を隣接する建枠の横桟の間に架け渡したところに階段部材を設置する2例の部分平面図である。特許文献2に示された床付き布枠11の両端部の梁材の上側フランジを延長して突出部44を有してなる床付き布枠の大アンチ26(500mm幅)と小アンチ25(240mm幅)の各1枚が水平方向に平行に並べられて、隣接する建枠の横桟3の間に架け渡されたところに階段部材75が設置される。ここで、階段部材75は(a)の場合には取り付けることができるが、(b)の場合には階段部材75の掴み金具50が床付き布枠の梁材の延長された上側フランジの突出部44にぶつかるから、階段部材75を取り付けることができない。すなわち、階段を道路側又は建物側のいずれかにしか組み込むことができない。
図11は、特許文献2に示された床付き布枠を隣接する建枠の横桟の間に架け渡したところに階段部材を設置する他の2例の部分平面図である。特許文献2に示された床付き布枠11の両端部の梁材の上側フランジを延長して突出部44を有してなる床付き布枠の大アンチ26(500mm幅)の2枚が水平方向に平行に並べられて、隣接する建枠の横桟3の間に架け渡されたところに階段部材75が設置される。ここで、階段部材75は(a)の場合には取り付けることができるが、(b)の場合には階段部材75の掴み金具50が床付き布枠の梁材の延長された上側フランジの突出部44にぶつかるから、階段部材75を取り付けることができない。すなわち、階段を道路側又は建物側のいずれにも組み込むことができるが、中央部に組み込むことができない。
また、特許文献3及び4に示された、両端部に設けられる梁材の全体を外側に延長させるとともにその外面を凹凸形状の切欠き部又は凹部を設けてなる床付き布枠も同様の問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、床付き布枠の両端の隙間を少なくできるとともに、床付き布枠に隣接して階段部材を組み入れるときに階段部材に取り付けられた掴み金具が建枠の横桟又は腕木材を確実に掴むことができ、もって、階段をどの場所にも組み込むことが可能な床付き布枠及びこの床付き布枠を組み込んでなる枠組足場を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を解決するために、種々の検討を重ねた結果、次の(a)〜(h)の知見を得た。
(a) 床付き布枠の両端の隙間を少なくするには、床付き布枠の長さを長くするか、又は両端部に取り付けられた断面がコの字形状の梁材の上側及び下側フランジの幅を広くすることによって、端面を延長し、もって床付き布枠の端面と建枠の横桟又は腕木材との間の隙間を少なくすればよい。床付き布枠の端面の厚みはそのままにして、隙間を5〜10mm程度にするだけでも、工具や建築資材等が落下するおそれは小さくなる。
(b) 建枠の横桟又は腕木材が円管形状であることを考慮すると、床付き布枠の端面の全厚に渡って端面を延長するのではなく、床付き布枠の端面の上面部を突出させるだけでも、隙間を少なくすることができる。そして、その上面部を突出させるためには、床付き布枠を構成する主材の長手方向の両端に取り付けられる梁材の形状を工夫すればよい。従来の梁材は、水平面の上側フランジと下側フランジと垂直面のウェブから形成されかつその断面コの字形状であるが、これを水平面の上側フランジを梁材の幅方向の外側に延長する形で突出させることによって形成される倒立h形状であるとすればよい。あるいは、水平面の上側フランジを梁材の幅方向の外側に延長しかつ垂直面のウェブの全部又は一部を外側に傾斜させることによって形成される倒立台形状又は変形台形状としてもよい。
(c) 床付き布枠の両端部の端面を延長してその上面部を突出させる代わりに、梁材の幅方向の外側に梁材と平行に突出部材を接合してもよい。この場合、梁材の断面形状は、従来どおりコの字形状であってもよいが、倒立H形状であってもよい。そして、突出部材は平板であってもよいし、断面が倒立L型形状又は倒立山形若しくは三角形状のものであってもよい。接合は、線溶接や点溶接等で溶接することによって行うことができるし、ボルトナットやリベット等で固定することによって行うこともできる。必要に応じて、リブ等で補強をすることもできる。
(d) 床付き布枠を建枠の横桟又は腕木材の間に架け渡すための掴み金具は、特許文献2に開示されたように、主材の両端部の四隅に固定されるのが好ましい。階段部材を枠組足場に組み込む際には、上下の足場の床付き布枠のそれぞれ1枚又は2枚を階段部材に置き換えることになるが、階段部材の掴み金具は階段側面の長尺部材に取り付けられるから、階段部材の掴み金具は階段部材の両端部の四隅に固定されることになる。したがって、床付き布枠の掴み金具の位置と階段部材の掴み金具の位置が合致すれば、両者の掴み金具の位置の互換性を確保することができる。これに対して、特許文献3及び4に開示されたように、主材の布材部の両端に掴み金具を取り付ける代わりに梁材に掴み金具の機能を持たせた場合には、階段部材の掴み金具の位置との互換性を確保することができない。
床付き布枠の掴み金具の位置と階段部材の掴み金具の位置の互換性について、500mmの幅の階段部材を例にとって検討すると、この階段部材の幅は小アンチ(240mm幅)2枚分又は大アンチ(500mm幅)1枚分に相当する。
したがって、掴み金具を主材の両端部の四隅に固定してなる小アンチとの掴み金具の位置との互換性は必ず備わっているので、小アンチのみに隣接して500mmの幅の階段部材を組み入れるときには、小アンチがその両端の隙間を少なくしたものであったとしても、階段部材に取り付けられた掴み金具は建枠の横桟又は腕木材を確実に掴むことができる。
しかしながら、掴み金具を主材の両端部の四隅に固定してなる大アンチに隣接する場合には、大アンチがその両端の隙間を少なくしたものであったときには、掴み金具の位置との互換性は必ずしも備わっていない。図10にみるごとく、大アンチ26と小アンチ25の各1枚が水平方向に平行に並べられて、隣接する建枠の横桟3の間に架け渡されたところに階段部材75を設置する例では、階段を道路側又は建物側のいずれかにしか組み込むことができない。また、図11にみるごとく、大アンチ26の2枚が水平方向に平行に並べられて、隣接する建枠の横桟3の間に架け渡されたところに階段部材75を設置する例では、階段を道路側又は建物側のいずれにも組み込むことができるが、中央部に組み込むことができない。
この問題を解決して、その両端の隙間を少なくした大アンチに隣接する場合であっても、掴み金具の位置との互換性を必ず確保するためには、階段部材の掴み金具が、既に隣接して設置された大アンチの延長された端面にぶつからないようにすればよい。そのためには、階段部材の掴み金具が建枠の横桟又は腕木材を掴むであろう場所の近傍にのみ、床付き布枠の端面に隙間を作ればよい。すなわち、梁材の断面形状にかかわらず、梁材の幅方向の外側の中央部に切欠き部又は凹部を設ければよい。梁材の幅方向の外側に梁材と平行に突出部材を接合した場合には、その突出部材の幅方向の外側の中央部に切欠き部又は凹部を設ければよい。このようにすれば、階段部材の掴み金具は建枠の横桟又は腕木材を確実に掴むことができる。
(e) このような床付き布枠を用いれば、建枠の横桟又は腕木材の間に架け渡したときに床付き布枠の両端の隙間を少なくできるとともに、床付き布枠に隣接して階段部材を組み入れるときに階段部材に取り付けられた掴み金具が建枠の横桟又は腕木材を確実に掴むことができ、もって、階段をどの場所にも組み込むことが可能となる。
(f) このような床付き布枠の両端の隙間を少なくしてなる床付き布枠は、長尺の主材の1枚を配設することで形成してもよいし、長尺の主材の2枚を水平方向に平行に配設することで形成してもよい。ただし、梁材又は突起部材の幅方向の外側の中央部に切欠き部又は凹部を設けることは、長尺の主材の2枚を水平方向に平行に配設することで形成した床付き布枠にのみ適用することでよい。
(g) 床付き布枠を建枠の横桟又は腕木材の間に架設して枠組足場を形成する際には、床付き布枠の1枚を架設してもよいし、床付き布枠の2枚以上を水平方向に平行に架設してもよい。また、床付き布枠の2枚以上を水平方向に平行に架設する場合には、同じ幅の床付き布枠を用いてもよいし、異なる幅の床付き布枠を組み合わせて用いてもよい。
(h) なお、床付き布枠の長尺の主材の中央部の下側に桟木を設けると、主材が幅方向に撓るのを防止することができる。また、床材部の上面にエンボス加工を施すと、床付き布枠上を歩行する際に作業員が滑るのを防止することができる。
本発明は、このような知見に基づいて完成したものであって、次の(1)〜(11)の床付き布枠及び(12)〜(14)の枠組足場を要旨とする。以下、(1)〜(14)を総称して、本発明ということもある。
(1) 水平方向に平行に配設された2枚の長尺の主材と、その両端部に取り付けられる2枚の梁材と、その両端部の四隅に固定される4個の掴み金具からなる床付き布枠であって、上側フランジと下側フランジとウェブから形成される梁材の幅方向の外側の中央部に階段部材の掴み金具を受容可能な切欠き部又は凹部を設けてなることを特徴とする床付き布枠。
(2) 梁材は、水平面の上側フランジと下側フランジと垂直面のウェブから形成されかつその断面がコの字形状であることを特徴とする、上記(1)の床付き布枠。
(3) 梁材の断面は、水平面の上側フランジを梁材の幅方向の外側に延長する形で突出させることによって形成される倒立h形状であることを特徴とする、上記(1)の床付き布枠。
(4) 梁材の断面は、水平面の上側フランジを梁材の幅方向の外側に延長しかつ垂直面のウェブの全部又は一部を外側に傾斜させることによって形成される倒立台形状又は変形台形状であることを特徴とする、上記(1)の床付き布枠。
(5) 水平方向に平行に配設された2枚の長尺の主材と、その両端部に取り付けられる2枚の梁材と、その両端部の四隅に固定される4個の掴み金具からなる床付き布枠であって、上側フランジと下側フランジとウェブから形成される梁材の幅方向の外側に、梁材と平行に突出部材を接合するとともに、突出部材の幅方向の外側の中央部に階段部材の掴み金具を受容可能な切欠き部又は凹部を設けてなることを特徴とする床付き布枠。
(6) 突出部材は平板であることを特徴とする、上記(5)の床付き布枠。
(7) 突出部材は、断面が倒立L型形状であることを特徴とする、上記(5)の床付き布枠。
(8)突出部材は、断面が倒立山形又は三角形状であることを特徴とする、上記(5)の床付き布枠。
(9) 長尺の主材の中央部の下側に桟木が設けられていることを特徴とする、上記(1)〜(8)のいずれかの床付き布枠。
(10)上記(1)〜(9)のいずれかの床付き布枠が組み込まれていることを特徴とする、階段部材が組み込まれている枠組足場。
(11) 上記(1)〜(9)のいずれかの床付き布枠の2枚以上が水平方向に平行に架設されていることを特徴とする、階段部材が組み込まれている枠組足場。
(12) 1枚の長尺の主材と、その両端部に取り付けられる2枚の梁材と、その両端部の四隅に固定される4個の掴み金具からなる床付き布枠の1枚以上と、請求項1から9までのいずれかに記載の床付き布枠の1枚以上とが、水平方向に平行に架設されていることを特徴とする、階段部材が組み込まれている枠組足場。
本発明によれば、床付き布枠の両端の隙間を少なくできるとともに、床付き布枠に隣接して階段部材を組み入れるときに階段部材に取り付けられた掴み金具が建枠の横桟又は腕木材を確実に掴むことができ、もって、階段をどの場所にも組み込むことが可能な床付き布枠及びこの床付き布枠を組み込んでなる枠組足場を提供することができる。
本発明に係る床付き布枠及びこの床付き布枠を組み込んでなる枠組足場を、以下に、図面を用いて説明する。なお、本発明は次の実施例に限定されるものではない。
図12は、本発明に係る床付き布枠の一例の端部を示したものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視方向の拡大側面図(断面図)である。
この床付き布枠は、長尺の主材30の2枚を水平方向に平行に2枚配設し、床材部31の端面に上側フランジ41と下側フランジ42とウェブ43から形成される梁材40が嵌合されて取り付けられたものであり、大アンチ(500mm幅)の類である。ただし、梁材40のうち、水平面の上側フランジ41は、梁材の幅方向の外側に延長する形で突出させることによって、梁材40は図12(b)に見るごとく、断面が倒立h形状を有している。さらに、梁材の上部フランジの突出部44には、その中央部に切欠き部45が設けられている。そして、掴み金具50は主材の布材部32a、32bの両端に取り付けられている。ここでは、床材部31の上面にはエンボス加工が施されていて、床付き布枠上を歩行する際に作業員が滑るのを防止しているが、その必要がない場合にはエンボス加工を施さなくてもよい。なお、床材部31が幅方向に撓るのを防止するため、床材部31の長手方向の中央部の下側に桟木を設けてもよい。
図13は、図12に示される床付き布枠を、隣接する建枠2の横桟3の間に架け渡したときの床付き布枠の端部の状況を示す平面図である。
床付き布枠の掴み金具50は建枠の横桟3を確実に掴むことができるので、床付き布枠11は隣接する建枠の横桟3の間に架設することができる上に、床付き布枠の両端の隙間72はほとんどなくなっている。ただし、梁材の上部フランジの突出部44には、その中央部に切欠き部45が設けられているため、その切欠き部45の分だけ、隙間は広くなっているが、その幅は小さく、また、切欠き部45の下部には横桟3が通っているため、この切欠き部の隙間から工具や建築資材等が落下するおそれは小さい。
図14は、図12に示される床付き布枠(大アンチ)を小アンチと組み合わせて、隣接する建枠の横桟の間に架け渡したところに階段部材を設置する2例の部分平面図である。図12に示される床付き布枠11(大アンチ26)と小アンチ25(240mm幅)の各1枚が水平方向に平行に並べられて、隣接する建枠の横桟3の間に架け渡されたところに階段部材75が設置される。(a)の場合はもちろん、(b)の場合であっても階段部材75を取り付けることが可能であることが分かる。これは、梁材の上部フランジの突出部44には、その中央部に切欠き部45が設けられているため、階段部材の掴み金具50は隣接する床付き布枠の梁材にぶつかることはないので、(b)の場合であっても階段部材75を取り付けることができるようになったためである。すなわち、図12に示す床付き布枠を用いると、階段を道路側又は建物側のいずれにも組み込むことができる。図10(b)と比較すれば、その違いがよく分かる。
図15は、図12に示される床付き布枠(大アンチ)の2枚を隣接する建枠の横桟の間に架け渡したところに階段部材を設置する2例の部分平面図である。図12に示される床付き布枠11(大アンチ26)の2枚が水平方向に平行に並べられて、隣接する建枠の横桟3の間に架け渡されたところに階段部材75が設置される。(a)の場合はもちろん、(b)の場合であっても階段部材75を取り付けることが可能であることが分かる。これは、梁材の上部フランジの突出部44には、その中央部に切欠き部45が設けられているため、階段部材の掴み金具50は隣接する床付き布枠の梁材にぶつかることはないので、(b)の場合であっても階段部材75を取り付けることができるようになったためである。すなわち、図12に示す床付き布枠を用いると、階段を道路側、中央部、建物側のいずれにも組み込むことができる。図11(b)と比較すれば、その違いがよく分かる。
図16は、本発明に係る床付き布枠の他の例の端部を示したものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視方向の拡大側面図(断面図)である。
この床付き布枠は、長尺の主材30の2枚を水平方向に平行に2枚配設し、床材部31の端面に上側フランジ41と下側フランジ42とウェブ43から形成される梁材40が嵌合されて取り付けられたものであり、大アンチ(500mm幅)の類である。ただし、梁材40のうち、水平面の上側フランジ41は梁材の幅方向の外側に延長し、垂直面のウェブ43の全部を外側に傾斜させることによって、突出部44が形成されているので、梁材40は図16(b)に見るごとく、断面が倒立台形状を有している。さらに、梁材の上部フランジの突出部44には、その中央部に凹部46が設けられている。そして、掴み金具50は主材の布材部32a、32bの両端に取り付けられている。
この床付き布枠も、実施例1の図13に示したのと同様に、床付き布枠の掴み金具50は建枠の横桟3を確実に掴むことができるので、床付き布枠11は隣接する建枠の横桟3の間に架設することができる上に、床付き布枠の両端の隙間72はほとんどなくなっている。ただし、梁材の上部フランジの突出部44には、その中央部に凹部46が設けられているため、その凹部46の分だけ、隙間は広くなっているが、その幅は小さく、また、凹部46の下部には横桟3が通っているため、この凹部46の隙間から工具や建築資材等が落下するおそれは小さい。
そして、この床付き布枠も、実施例1の図14及び図15に示したのと同様に、隣接する建枠の横桟3の間に架け渡されたときに、階段をどの場所にも組み込むことができる。
図17は、本発明に係る床付き布枠の他の例の端部を示したものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視方向の拡大側面図(断面図)である。
この床付き布枠は、実施例2の変形例である。長尺の主材30の2枚を水平方向に平行に2枚配設し、床材部31の端面に上側フランジ41と下側フランジ42とウェブ43から形成される梁材40が嵌合されて取り付けられたものであり、大アンチ(500mm幅)の類である点と、掴み金具50は主材の布材部32a、32bの両端に取り付けられている点は、実施例2と同じである。梁材40のうち、水平面の上側フランジ41は梁材の幅方向の外側に延長する形で突出させて突出部44を形成しているまでは同じであるが、垂直面のウェブ43の一部を外側に傾斜させている点が異なり、したがって、その梁材40は図17(b)に見るごとく、断面が倒立変形台形状を有している。さらに、梁材の上部フランジの突出部44には、その中央部に凹部46を設けている点は同じであるが、その凹部46は開口部が広がっている点で異なっている。
この床付き布枠も、実施例1の図13に示したのと同様に、床付き布枠の掴み金具50は建枠の横桟3を確実に掴むことができるので、床付き布枠11は隣接する建枠の横桟3の間に架設することができる上に、床付き布枠の両端の隙間72はほとんどなくなっている。ただし、梁材の上部フランジの突出部44には、その中央部に凹部46が設けられているため、その凹部46の分だけ、隙間は広くなっているが、その幅は小さく、また、凹部46の下部には横桟3が通っているため、この凹部46の隙間から工具や建築資材等が落下するおそれは小さい。
そして、この床付き布枠も、実施例1の図14及び図15に示したのと同様に、隣接する建枠の横桟3の間に架け渡されたときに、階段をどの場所にも組み込むことができる。
図18は、本発明に係る床付き布枠の他の例の端部を示したものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視方向の拡大側面図(断面図)である。
この床付き布枠は、大アンチ(500mm幅)の類であり、長尺の主材30の2枚を水平方向に平行に2枚配設し、床材部31の端面に上側フランジ41と下側フランジ42とウェブ43から形成される断面コの字形状の梁材40が嵌合されて取り付けられた上に、さらに梁材40の幅方向の外側に梁材と平行に、断面が倒立L形状の突出部材60を線溶接Wにより接合したものである。そして、突出部材60には、その中央部に切欠き部61が設けられている。そして、掴み金具50は主材の布材部32a、32bの両端に取り付けられている。なお、ここでは、突出部材60は梁材の外側に線溶接によって接合されているが、溶接に代えて、ボルトナットやリベット等で接合してもよい。
この床付き布枠も、実施例1の図13に示したのと同様に、床付き布枠の掴み金具50は建枠の横桟3を確実に掴むことができるので、床付き布枠11は隣接する建枠の横桟3の間に架設することができる上に、床付き布枠の両端の隙間72はほとんどなくなっている。ただし、突出部材60にはその中央部に切欠き部61が設けられているため、その切欠き部61の分だけ、隙間は広くなっているが、その幅は小さく、また、切欠き部61の下部には横桟3が通っているため、この切欠き部61の隙間から工具や建築資材等が落下するおそれは小さい。
そして、この床付き布枠も、実施例1の図14及び図15に示したのと同様に、隣接する建枠の横桟3の間に架け渡されたときに、階段をどの場所にも組み込むことができる。
図19は、本発明に係る床付き布枠の他の例の端部を示したものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視方向の拡大側面図(断面図)である。
この床付き布枠は、実施例4の変形例である。長尺の主材30の2枚を水平方向に平行に2枚配設し、床材部31の端面に上側フランジ41と下側フランジ42とウェブ43から形成される断面コの字形状の梁材40が嵌合されて取り付けられた上に、さらに梁材40の幅方向の外側に梁材と平行に、断面が倒立L形状の突出部材60を線溶接Wにより接合したものであり、大アンチ(500mm幅)の類である点と、掴み金具50は主材の布材部32a、32bの両端に取り付けられている点は、実施例4と同じである。異なる点は、梁材40の外側に梁材と平行に接合する断面が倒立L形状の突出部材60を2部材に分割し、2部材の間の間隔をあけることで、実質的に切り欠き部61を形成する点である。なお、ここでは、突出部材60は梁材の外側に線溶接によって接合されているが、溶接に代えて、ボルトナットやリベット等で接合してもよい。
この床付き布枠も、実施例1の図13に示したのと同様に、床付き布枠の掴み金具50は建枠の横桟3を確実に掴むことができるので、床付き布枠11は隣接する建枠の横桟3の間に架設することができる上に、床付き布枠の両端の隙間72はほとんどなくなっている。ただし、2つの突出部材60の間には実質的に切欠き部61が設けられているため、その分だけ、隙間は広くなっているが、その幅は小さく、また、その下部には横桟3が通っているため、この隙間から工具や建築資材等が落下するおそれは小さい。
そして、この床付き布枠も、実施例1の図14及び図15に示したのと同様に、隣接する建枠の横桟3の間に架け渡されたときに、階段をどの場所にも組み込むことができる。
図20は、本発明に係る床付き布枠の他の例の端部を示したものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視方向の拡大側面図(断面図)である。
この床付き布枠は、大アンチ(500mm幅)の類であり、長尺の主材30の2枚を水平方向に平行に2枚配設し、床材部31の端面に上側フランジ41と下側フランジ42とウェブ43から形成される断面コの字形状の梁材40が嵌合されて取り付けられた上に、さらに梁材40の幅方向の外側に梁材と平行に、断面が三角形状の突出部材60を線溶接Wにより接合したものである。そして、突出部材60には、その中央部に凹部62が設けられている。そして、掴み金具50は主材の布材部32a、32bの両端に取り付けられている。なお、ここでは、突出部材60は梁材の外側に線溶接によって接合されているが、溶接に代えて、ボルトナットやリベット等で接合してもよい。
この床付き布枠も、実施例1の図13に示したのと同様に、床付き布枠の掴み金具50は建枠の横桟3を確実に掴むことができるので、床付き布枠11は隣接する建枠の横桟3の間に架設することができる上に、床付き布枠の両端の隙間72はほとんどなくなっている。ただし、突出部材60にはその中央部に凹部62が設けられているため、その凹部62の分だけ、隙間は広くなっているが、その幅は小さく、また、凹部62の下部には横桟3が通っているため、この凹部62の隙間から工具や建築資材等が落下するおそれは小さい。
そして、この床付き布枠も、実施例1の図14及び図15に示したのと同様に、隣接する建枠の横桟3の間に架け渡されたときに、階段をどの場所にも組み込むことができる。
図21は、本発明に係る床付き布枠の他の例の端部を示したものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視方向の拡大側面図(断面図)である。
この床付き布枠は、実施例6の変形例である。長尺の主材30の2枚を水平方向に平行に2枚配設し、床材部31の端面に上側フランジ41と下側フランジ42とウェブ43から形成される断面コの字形状の梁材40が嵌合されて取り付けられた上に、さらに梁材40の幅方向の外側に梁材と平行に、突出部材60を線溶接Wにより接合し、突出部材60にはその中央部に凹部62が設けられたものであり、大アンチ(500mm幅)の類である点と、掴み金具50は主材の布材部32a、32bの両端に取り付けられている点は、実施例6と同じである。異なる点は、突出部材として山形鋼を倒立させて用いている点である。ただし、山形鋼を用いても突出部材の断面は図21(b)に見るごとく、三角形状となっている。なお、ここでは、突出部材60は梁材の外側に線溶接によって接合されているが、溶接に代えて、ボルトナットやリベット等で接合してもよい。
この床付き布枠も、実施例1の図13に示したのと同様に、床付き布枠の掴み金具50は建枠の横桟3を確実に掴むことができるので、床付き布枠11は隣接する建枠の横桟3の間に架設することができる上に、床付き布枠の両端の隙間72はほとんどなくなっている。ただし、突出部材60にはその中央部に凹部62が設けられているため、その凹部62の分だけ、隙間は広くなっているが、その幅は小さく、また、凹部62の下部には横桟3が通っているため、この凹部62の隙間から工具や建築資材等が落下するおそれは小さい。
そして、この床付き布枠も、実施例1の図14及び図15に示したのと同様に、隣接する建枠の横桟3の間に架け渡されたときに、階段をどの場所にも組み込むことができる。
図22は、本発明に係る床付き布枠の他の例の端部を示したものであり、(a)は平面図、(b61)は(a)のA−A矢視方向の拡大側面図(断面図)である。
この床付き布枠は、大アンチ(500mm幅)の類である。長尺の主材30の2枚を水平方向に平行に2枚配設し、床材部31の端面に、水平面の上側フランジ41と水平面の下側フランジ42と垂直面のウェブ43から形成される梁材40が嵌合されて取り付けられたものであり、梁材の断面はコの字形状である。ただし、端面を通常の床付き布枠よりも延長されており、床付き布枠の端面と建枠の横桟又は腕木材との間の隙間は少なくなっている。さらに、梁材の幅方向の外側の中央部には凹部46が設けられている。そして、掴み金具50は主材の布材部32a、32bの両端に取り付けられている。
この床付き布枠も、実施例1の図13に示したのと同様に、床付き布枠の掴み金具50は建枠の横桟3を確実に掴むことができるので、床付き布枠11は隣接する建枠の横桟3の間に架設することができる上に、床付き布枠の両端の隙間72はほとんどなくなっている。ただし、梁材の上部フランジの突出部44には、その中央部に凹部46が設けられているため、その凹部46の分だけ、隙間は広くなっているが、その幅は小さいので、この凹部46の隙間から工具や建築資材等が落下するおそれは小さい。
そして、この床付き布枠も、実施例1の図14及び図15に示したのと同様に、隣接する建枠の横桟3の間に架け渡されたときに、階段をどの場所にも組み込むことができる。
図23は、本発明に係る床付き布枠の他の例の端部を示したものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視方向の拡大側面図(断面図)である。
この床付き布枠は、大アンチ(500mm幅)の類であり、長尺の主材30の2枚を水平方向に平行に2枚配設し、床材部31の端面に上側フランジ41と下側フランジ42とウェブ43から形成される断面コの字形状の梁材40が嵌合されて取り付けられた上に、さらに梁材40の幅方向の外側に梁材と平行に、平板の突出部材60を線溶接Wにより接合するとともに、リブ63により補強したものである。そして、突出部材60には、その中央部に切欠き部61が設けられている。そして、掴み金具50は主材の布材部32a、32bの両端に取り付けられている。
この床付き布枠も、実施例1の図13に示したのと同様に、床付き布枠の掴み金具50は建枠の横桟3を確実に掴むことができるので、床付き布枠11は隣接する建枠の横桟3の間に架設することができる上に、床付き布枠の両端の隙間72はほとんどなくなっている。ただし、突出部材60にはその中央部に切欠き部61が設けられているため、その切欠き部61の分だけ、隙間は広くなっているが、その幅は小さく、また、切欠き部61の下部には横桟3が通っているため、この切欠き部61の隙間から工具や建築資材等が落下するおそれは小さい。
そして、この床付き布枠も、実施例1の図14及び図15に示したのと同様に、隣接する建枠の横桟3の間に架け渡されたときに、階段をどの場所にも組み込むことができる。
以上のとおり、本発明によれば、床付き布枠の両端の隙間を少なくできるとともに、床付き布枠に隣接して階段部材を組み入れるときに階段をどの場所にも組み込むことが可能な床付き布枠及びこの床付き布枠を組み込んでなる枠組足場を提供することができる。
H枠を用いて建枠式の枠組足場を形成する一例である。 緊結式足場の構造の一例を示す。 従来技術に係る床付き布枠の一例である。 図3に示す従来技術に係る床付き布枠の端部の拡大図である。 従来技術に係る床付き布枠の2例を示す。 従来技術に係る床付き布枠を隣接する建枠の横桟の間に架け渡して作業床および通路として設置したときの3例を示す。 従来技術に係る枠組足場に階段部材を組み込んだときの2例を示す。 隣接する建枠の横桟に従来技術に係る床付き布枠を架け渡す際に床付き布枠の両端に生じる隙間を示す一例である。 特許文献2に示された床付き布枠の一例(平面図)を示す。 特許文献2に示された床付き布枠を隣接する建枠の横桟の間に架け渡したところに階段部材を設置する2例の部分平面図である。 特許文献2に示された床付き布枠を隣接する建枠の横桟の間に架け渡したところに階段部材を設置する他の2例の部分平面図である。 本発明に係る床付き布枠の一例の端部を示したものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視方向の拡大側面図(断面図)である。 図12に示される床付き布枠を、隣接する建枠の横桟の間に架け渡したときの床付き布枠の端部の状況を示す平面図である。 図12に示される床付き布枠(大アンチ)を小アンチと組み合わせて、隣接する建枠の横桟の間に架け渡したところに階段部材を設置する2例の部分平面図である。 図12に示される床付き布枠(大アンチ)の2枚を隣接する建枠の横桟の間に架け渡したところに階段部材を設置する2例の部分平面図である。 本発明に係る床付き布枠の他の例の端部を示したものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視方向の拡大側面図(断面図)である。 本発明に係る床付き布枠の他の例の端部を示したものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視方向の拡大側面図(断面図)である。 本発明に係る床付き布枠の他の例の端部を示したものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視方向の拡大側面図(断面図)である。 本発明に係る床付き布枠の他の例の端部を示したものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視方向の拡大側面図(断面図)である。 本発明に係る床付き布枠の他の例の端部を示したものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視方向の拡大側面図(断面図)である。 本発明に係る床付き布枠の他の例の端部を示したものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視方向の拡大側面図(断面図)である。 本発明に係る床付き布枠の他の例の端部を示したものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視方向の拡大側面図(断面図)である。 本発明に係る床付き布枠の他の例の端部を示したものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視方向の拡大側面図(断面図)である。
符号の説明
1 H枠
2 縦柱
3 横桟
6a、6b ロック金具
7a、7b ロック金具
10 手摺枠
11 床付き布枠
13 筋違
14 支柱
15 作業用手摺
16 支柱部材
19 ブレース材
20 コマ
21 腕木材
22 建物
25 小アンチ
26 大アンチ
30 主材
31 床材部
32a、32b 布材部
33 リップ
34 布材部のリベット穴
35 リベット
36 床材部の溝
37 リップの屈曲部
40 梁材
41 梁材の上側フランジ
42 梁材の下側フランジ
43 梁材のウェブ
44 梁材の上側フランジの突出部
45 梁材の突出部の切欠き部
46 梁材の突出部の凹部
50 掴み金具
51 掴み金具のリベット穴
52 掴み金具の外れ止め
53 掴み金具の開口部
60 突出部材
61 突出部材の切欠き部
62 突出部材の凹部
63 リブ
70 桟木
71 エンボス加工
72 隙間
75 階段部材
、W、W、W 溶接

Claims (12)

  1. 水平方向に平行に配設された2枚の長尺の主材と、その両端部に取り付けられる2枚の梁材と、その両端部の四隅に固定される4個の掴み金具からなる床付き布枠であって、上側フランジと下側フランジとウェブから形成される梁材の幅方向の外側の中央部に階段部材の掴み金具を受容可能な切欠き部又は凹部を設けてなることを特徴とする床付き布枠。
  2. 梁材は、水平面の上側フランジと下側フランジと垂直面のウェブから形成されかつその断面がコの字形状であることを特徴とする、請求項1に記載の床付き布枠。
  3. 梁材の断面は、水平面の上側フランジを梁材の幅方向の外側に延長する形で突出させることによって形成される倒立h形状であることを特徴とする、請求項1に記載の床付き布枠。
  4. 梁材の断面は、水平面の上側フランジを梁材の幅方向の外側に延長しかつ垂直面のウェブの全部又は一部を外側に傾斜させることによって形成される倒立台形状又は変形台形状であることを特徴とする、請求項1に記載の床付き布枠。
  5. 水平方向に平行に配設された2枚の長尺の主材と、その両端部に取り付けられる2枚の梁材と、その両端部の四隅に固定される4個の掴み金具からなる床付き布枠であって、上側フランジと下側フランジとウェブから形成される梁材の幅方向の外側に、梁材と平行に突出部材を接合するとともに、突出部材の幅方向の外側の中央部に階段部材の掴み金具を受容可能な切欠き部又は凹部を設けてなることを特徴とする床付き布枠。
  6. 突出部材は平板であることを特徴とする、請求項5に記載の床付き布枠。
  7. 突出部材は、断面が倒立L型形状であることを特徴とする、請求項5に記載の床付き布枠。
  8. 突出部材は、断面が倒立山形又は三角形状であることを特徴とする、請求項5に記載の床付き布枠。
  9. 長尺の主材の中央部の下側に桟木が設けられていることを特徴とする、請求項1から8までのいずれかに記載の床付き布枠。
  10. 請求項1から9までのいずれかに記載の床付き布枠が組み込まれていることを特徴とする、階段部材が組み込まれている枠組足場。
  11. 請求項1から9までのいずれかに記載の床付き布枠の2枚以上が水平方向に平行に架設されていることを特徴とする、階段部材が組み込まれている枠組足場。
  12. 1枚の長尺の主材と、その両端部に取り付けられる2枚の梁材と、その両端部の四隅に固定される4個の掴み金具からなる床付き布枠の1枚以上と、請求項1から9までのいずれかに記載の床付き布枠の1枚以上とが、水平方向に平行に架設されていることを特徴とする、階段部材が組み込まれている枠組足場。
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