JP5180468B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ゲート電極の配置により、効率的にチャネル領域を形成する半導体装置及びその製造方法に関する。
従来の半導体装置の一実施例として、下記のNチャネル型MOSトランジスタが知られている。P型の半導体基板にはP型のウェル領域が形成されている。P型のウェル領域にはソース領域としてのN型の拡散層及びドレイン領域としてのN型の拡散層が形成されている。ドレイン領域としてのN型の拡散層上にはLOCOS酸化膜が形成され、ゲート電極はLOCOS酸化膜上に一端が配置されるようにP型のウェル領域上に形成されている。そして、ソース領域としてのN型の拡散層は、ドレイン領域としてのN型の拡散の両側に配置されている。ゲート電極は、ソース領域としてのN型の拡散層とドレイン領域としてのN型の拡散層とが対向する領域上を含め、コの字形状で配置されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−197903号公報(第5−6頁、第1−2図)
従来の半導体装置では、上述したように、ゲート電極は、ソース領域としてのN型の拡散層とドレイン領域としてのN型の拡散層とが対向する領域のP型のウェル領域上に配置されている。更に、ゲート電極は、コの字形状に形成されており、ソース領域としてのN型の拡散層とドレイン領域としてのN型の拡散層とが対向しない領域のP型のウェル領域上にも配置されている。この構造により、ゲート電極にゲート電位が印加されると、ゲート電極下方に位置するP型のウェル領域表面が反転する。そのため、ソース領域としてのN型の拡散層とドレイン領域としてのN型の拡散層とが対向しない領域においても寄生電流が流れ、オン抵抗値が変動するという問題がある。
また、従来の半導体装置では、ゲート電極の引き回し領域が、P型のウェル領域上に配置されている。この構造により、ゲート電極にゲート電位が印加されると、P型のウェル領域に発生した寄生電流がリークすることがあるという問題がある。
上述した各事情に鑑みて成されたものであり、本発明の半導体装置は、半導体層と、前記半導体層に形成されるバックゲート領域としての拡散層と、前記バックゲート領域としての拡散層と重畳して形成されるソース領域としての拡散層と、前記半導体層に形成されるドレイン領域としての拡散層と、前記半導体層上に形成されるゲート酸化膜及びゲート電極とを有し、前記ゲート電極の一領域は、前記ソース領域としての拡散層と前記ドレイン領域としての拡散層とが対向する領域の前記バックゲート領域としての拡散層上に配置され、且つ、前記ゲート電極の他の領域は、前記ドレイン領域としての拡散層及びドレイン領域としての前記半導体層上に配置され、前記対向領域に配置された前記ドレイン領域としての拡散層の拡散幅は、前記対向領域に配置された前記バックゲート領域としての拡散層の拡散幅よりも広く、且つ、前記対向領域に配置された前記バックゲート領域としての拡散層の拡散幅は、前記ゲート電極の一領域の幅よりも広くなることを特徴とする。従って、本発明では、チャネル領域を形成する領域以外のゲート電極が、ドレイン領域上に配置されている。この構造により、バックゲート領域での不要な反転層の形成が抑止され、寄生電流の発生を防止できる。また、ドレイン領域としての拡散層が幅広く形成されている。この構造により、ゲート電極の引き回し領域下方において、バックゲート領域としての拡散層が反転することが防止できる。
また、本発明の半導体装置では、前記ドレイン領域としての拡散層の不純物濃度は、前記バックゲート領域としての拡散層の不純物濃度よりも高濃度であることを特徴とする。従って、本発明では、バックゲート領域としての拡散層とドレイン領域としての拡散層との重畳領域は、ドレイン領域としての拡散層となる。この構造により、バックゲート領域としての拡散層とゲート電極とが、位置精度良く配置される。
また、本発明の半導体装置の製造方法では、半導体層にドレイン領域としての拡散層を形成し、前記ドレイン領域としての拡散層と一部重畳するように前記半導体層にバックゲート領域としての拡散層を形成する工程と、前記半導体層上にゲート酸化膜を形成し、前記ゲート酸化膜上にゲート電極を形成し、前記バックゲート領域としての拡散層と重畳するようにソース領域としての拡散層を形成する工程とを有し、前記ドレイン領域としての拡散層の不純物濃度は、前記バックゲート領域としての拡散層の不純物濃度よりも高濃度となり、前記ゲート電極の一領域は、前記ソース領域としての拡散層と前記ドレイン領域としての拡散層が対向する領域の前記バックゲート領域としての拡散層上に配置され、且つ、前記ゲート電極の他の領域は、前記ドレイン領域としての拡散層及び前記ドレイン領域としての前記半導体層上に配置され、前記対向領域に配置された前記ドレイン領域としての拡散層の拡散幅は、前記対向領域に配置された前記バックゲート領域としての拡散層の拡散幅よりも広く、且つ、前記対向領域に配置された前記バックゲート領域としての拡散層の拡散幅は、前記ゲート電極の一領域の幅よりも広くなることを特徴とする。従って、本発明では、バックゲート領域としての拡散層の形成領域をドレイン領域としての拡散層により調整することができる。この製造方法により、バックゲート領域としての拡散層とゲート電極とを位置精度良く配置でき、バックゲート領域での不要な反転層の形成を防止できる。
また、本発明の半導体装置の製造方法では、前記ゲート電極を用いたセルファラインにより前記ソース領域としての拡散層を形成することを特徴とする。従って、本発明では、ゲート電極に対してソース領域としての拡散層を位置精度良く配置することができる。この製造方法により、チャネル領域をゲート電極の形成領域により決定することができる。
本発明では、ゲート電極は、チャネル領域上またはドレイン領域上に配置されている。この構造により、チャネル領域以外のバックゲート領域表面が反転することを防止し、寄生電流の発生を防止できる。
また、本発明では、ソース領域としての拡散層とゲート領域としての拡散層とが対向する領域において、ドレイン領域としての拡散層の拡散幅は、バックゲート領域としての拡散層の拡散幅よりも広く形成されている。この構造により、ゲート電極の引き回し領域下方において、バックゲート領域としての拡散層が反転することが防止できる。
また、本発明では、ドレイン領域としての拡散層の不純物濃度は、バックゲート領域としての拡散層の不純物濃度よりも高濃度である。この構造により、所望の領域にバックゲート領域としての拡散層が配置されている。
また、本発明では、ドレイン領域としての拡散層が、バックゲート領域としての拡散層より高不純物濃度となるように形成する。この製造方法により、ドレイン領域としての拡散層とバックゲート領域としての拡散層とが重畳する領域は、ドレイン領域としての拡散層となる。
以下に、本発明の一実施の形態である半導体装置について、図1を参照し、詳細に説明する。図1(A)は、本実施の形態の半導体装置を説明するための断面図である。図1(B)は、本実施の形態の半導体装置を説明するための平面図である。尚、図1(A)に示す断面図は、図1(B)におけるA−A線方向の断面図である。
図1(A)に示す如く、Nチャネル型MOSトランジスタ1は、主に、P型の単結晶シリコン基板2と、N型のエピタキシャル層3と、N型の埋込拡散層4と、バックゲート領域として用いられるP型の拡散層5と、ソース領域として用いられるN型の拡散層6と、ドレイン領域として用いられるN型の拡散層7、8と、ゲート電極9とから構成されている。
N型のエピタキシャル層3が、P型の単結晶シリコン基板2上に形成されている。尚、本実施の形態では、基板2上に1層のエピタキシャル層3が形成されている場合を示すが、この場合に限定するものではない。例えば、基板上面に複数のエピタキシャル層が積層されている場合でも良い。
N型の埋込拡散層4が、基板2及びエピタキシャル層3の両領域に渡り形成されている。図示したように、N型の埋込拡散層4は、Nチャネル型MOSトランジスタ1の形成領域に渡り、形成されている。
P型の拡散層5が、エピタキシャル層3に形成されている。P型の拡散層5はバックゲート領域として用いられる。そして、ゲート電極9の下方に位置するP型の拡散層5が、チャネル領域として用いられる。
N型の拡散層6が、P型の拡散層5に重畳して形成されている。N型の拡散層6は、ソース領域として用いられる。N型の拡散層6とP型の拡散層5とはソース電極18に接続し、同電位となる。
N型の拡散層7が、エピタキシャル層3に形成されている。N型の拡散層8が、N型の拡散層7に重畳して形成されている。そして、N型の拡散層7はドレイン領域として用いられ、N型の拡散層8はドレイン引き出し領域として用いられる。
ゲート電極9が、ゲート酸化膜10上面に形成されている。ゲート電極9は、例えば、ポリシリコン膜により所望の膜厚となるように形成されている。
LOCOS(Local Oxidation of Silicon)酸化膜11、12が、エピタキシャル層3に形成されている。LOCOS酸化膜11、12の平坦部では、その膜厚が、例えば、3000〜5000Å程度となる。
絶縁層13が、エピタキシャル層3上面に形成されている。絶縁層13は、BPSG(Boron Phospho Silicate Glass)膜、SOG(Spin On Glass)膜等により、形成されている。そして、公知のフォトリソグラフィ技術を用い、例えば、CHFまたはCF系のガスを用いたドライエッチングにより、絶縁層13にコンタクトホール14、15が形成されている。
コンタクトホール14、15には、例えば、Al−Si膜、Al−Si−Cu膜、Al−Cu膜等から成るアルミ合金膜が選択的に形成され、ドレイン電極16及びソース電極17が形成されている。尚、図1(A)に示した断面では、ゲート電極9への配線層は図示していないが、その他の領域で配線層と接続している。
図1(B)に示す如く、実線21で囲まれる領域がN型の拡散層7を示し、実線22で囲まれる領域がN型の拡散層8を示し、点線23で囲まれる領域がP型の拡散層5を示し、一点鎖線24で囲まれる領域がN型の拡散層6を示し、二点鎖線25、26で囲まれる領域が分離領域を構成するP型の拡散層18、19を示し、太い実線27で囲まれる領域がゲート電極9を示している。尚、二点鎖線26で囲まれる領域はエピタキシャル層3を示し、本実施の形態では、ドレイン領域として用いられる。
図示したように、ソース領域としてのN型の拡散層6は、バックゲート領域としてのP型の拡散層5と重畳して形成されている。また、実線21と点線23に囲まれ、ハッチングされた領域が示すように、ドレイン領域としてのN型の拡散層7は、P型の拡散層5と一部が重畳するように形成されている。図1(A)に示すように、N型の拡散層7とP型の拡散層5とが重畳する領域は、N型の拡散層7の不純物濃度の方が高濃度であり、N型の拡散層7としての領域となる。
図示したY軸方向において、N型の拡散層6とN型の拡散層7とは、N型の拡散層6の拡散幅W1に渡り対向している。ゲート電極9は、この対向領域上を覆うように、幅W2を有するように、P型の拡散層5上に配置されている。そして、ゲート電極9は、例えば、X軸方向に一定の幅W2を有するように、N型の拡散層7上に配置されている。一方、対向領域において、P型の拡散層5は拡散幅W3を有し、N型の拡散層7は拡散幅W4を有している。
つまり、Nチャネル型MOSトランジスタ1のチャネル領域は、P型の拡散層5上に配置されたゲート電極9の幅W2により決定されている。この構造により、P型の拡散層5では、矢印で示した領域において反転層が形成されるため、余計な寄生電流が発生することを防止できる。そして、チャネル領域での電流経路が、実質、N型の拡散層6とN型の拡散層7との対向領域に配置されているため、Nチャネル型MOSトランジスタ1のオン抵抗値が、寄生電流により変動することを防止できる。更に、Nチャネル型MOSトランジスタ1の形成領域において、チャネル領域上以外のゲート電極9は、ドレイン領域としてのN型の拡散層7及びN型のエピタキシャル層3上に配置され、分離領域の外側へと配線されている。この構造により、ゲート電極9の引き回し領域により、P型の拡散層5表面が反転することはなく、寄生電流の発生を抑止し、該寄生電流がリーク電流となることを防止することができる。
尚、本実施の形態では、N型の拡散層6の拡散幅W1が、ゲート電極9の幅W2より狭い場合について説明したがこの場合に限定するものではない。例えば、N型の拡散層6の拡散幅W1とゲート電極9の幅W2とが、実質、同一幅となる場合でもよい。また、N型の拡散層6の拡散幅W1が、ゲート電極9の幅W2よりも広く形成される場合でもよい。これら構造においても、P型の拡散層5に形成されるチャネル領域は、ゲート電極9の幅W2により決定され、上述したように、寄生電流によりNチャネル型MOSトランジスタ1のオン抵抗値が変動することを防止できる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
次に、本発明の一実施の形態である半導体装置の製造方法について、図2〜図7を参照し、詳細に説明する。図2〜図7は、本実施の形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。尚、図2〜図7では、図1に示す半導体装置の製造方法について説明する。
先ず、図2に示す如く、P型の単結晶シリコン基板2を準備する。基板2上にシリコン酸化膜31を形成し、N型の埋込拡散層4の形成領域上に開口部が形成されるように、シリコン酸化膜31を選択的に除去する。そして、シリコン酸化膜31をマスクとして用い、基板2の表面にN型不純物、例えば、アンチモン(Sb)を含む液体ソース32を回転塗布法により塗布する。その後、アンチモン(Sb)を熱拡散し、N型の埋込拡散層4を形成した後、シリコン酸化膜31及び液体ソース32を除去する。
次に、図3に示す如く、公知のフォトリソグラフィ技術を用い、P型の埋込拡散層33、34を形成する。そして、基板2を気相エピタキシャル成長装置のサセプタ上に配置し、基板2上にN型のエピタキシャル層3を形成する。気相エピタキシャル成長装置は、主に、ガス供給系、反応炉、排気系、制御系から構成されている。本実施の形態では、縦型の反応炉を用いることで、エピタキシャル層の膜厚均一性を向上させることができる。このエピタキシャル層3の形成工程における熱処理により、N型の埋込拡散層4及びP型の埋込拡散層33、34が熱拡散される。
次に、図4に示す如く、公知のフォトリソグラフィ技術を用い、P型の拡散層35、36を形成する。エピタキシャル層3上にシリコン酸化膜37を、例えば、100〜450Å程度堆積する。次に、シリコン酸化膜37上にフォトレジスト38を形成する。公知のフォトリソグラフィ技術を用い、N型の拡散層7が形成される領域上のフォトレジスト38に開口部を形成する。そして、エピタキシャル層3の表面から、N型不純物、例えば、リン(P)を加速電圧90〜110(keV)、導入量1.0×1014〜1.0×1016(/cm)でイオン注入する。その後、フォトレジスト38を除去し、熱拡散し、N型の拡散層7を形成する。
次に、図5に示す如く、シリコン酸化膜37を除去し、エピタキシャル層3の所望の領域にLOCOS酸化膜11、12を形成する。エピタキシャル層3上にシリコン酸化膜39を、例えば、100〜450Å程度堆積する。シリコン酸化膜39上にフォトレジスト40を形成する。そして、公知のフォトリソグラフィ技術を用い、P型の拡散層5が形成される領域上のフォトレジスト40に開口部を形成する。その後、エピタキシャル層3の表面から、P型不純物、例えば、ホウ素(B)を加速電圧90〜180(keV)、導入量0.5×1014〜1.0×1016(/cm)でイオン注入する。そして、フォトレジスト40を除去し、P型の拡散層5を形成する。このとき、P型の拡散層5は、P型の拡散層5の不純物濃度がN型の拡散層7の不純物濃度よりも低濃度となるように、形成される。この製造方法により、P型の拡散層5は、熱拡散により、N型の拡散層7と一部が重畳するが、その重畳領域はN型の拡散層7となる。その結果、P型の拡散層5を所望の領域に配置することができ、ゲート電極9の引き回し領域を確実に確保することができる。
次に、図6に示す如く、シリコン酸化膜39を除去し、エピタキシャル層3上にゲート酸化膜10として用いるシリコン酸化膜を、例えば、100〜200(Å)程度形成する。そして、シリコン酸化膜上にポリシリコン膜を、例えば、1000〜4000(Å)程度形成する。その後、公知のフォトリソグラフィ技術を用い、ポリシリコン膜を選択的に除去し、ゲート電極9を形成する。次に、ゲート酸化膜10として用いられるシリコン酸化膜上にフォトレジスト41を形成する。公知のフォトリソグラフィ技術を用い、N型の拡散層6、8が形成される領域上のフォトレジスト41に開口部を形成する。そして、エピタキシャル層3の表面から、N型不純物、例えば、リン(P)を加速電圧90〜110(keV)、導入量1.0×1014〜1.0×1016(/cm)でイオン注入する。その後、フォトレジスト41を除去し、熱拡散し、N型の拡散層6、8を形成する。このとき、ゲート電極9の一端側を利用しセルファラインによりN型の拡散層6を形成することで、N型の拡散層6は、ゲート電極9に対して位置精度よく形成される。
次に、図7に示す如く、エピタキシャル層3上に絶縁層13として、例えば、BPSG膜、SOG膜等を堆積する。そして、公知のフォトリソグラフィ技術を用い、例えば、CHFまたはCF系のガスを用いたドライエッチングで、絶縁層13にコンタクトホール14、15を形成する。コンタクトホール14、15には、例えば、Al−Si膜、Al−Si−Cu膜、Al−Cu膜等から成るアルミ合金膜を選択的に形成し、ドレイン電極16及びソース電極17を形成する。
尚、本実施の形態では、N型の拡散層6がゲート電極9の一端側を利用しセルファラインにより形成される場合について説明したが、この場合に限定するものではない。例えば、N型の拡散層6がフォトレジストをマスクとして用いて形成される場合でもよい。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
本発明の実施の形態における半導体装置を説明する(A)断面図、(B)平面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の製造方法を説明する断面図である。
符号の説明
1 Nチャネル型MOSトランジスタ
2 P型の単結晶シリコン基板
3 N型のエピタキシャル層
5 P型の拡散層
6 N型の拡散層
7 N型の拡散層
9 ゲート電極

Claims (5)

  1. 半導体層と、
    前記半導体層に形成されるバックゲート領域としての拡散層と、
    前記バックゲート領域としての拡散層と重畳して形成されるソース領域としての拡散層と、
    前記半導体層に形成されるドレイン領域としての拡散層と、
    前記半導体層上に形成されるゲート酸化膜及びゲート電極とを有し、
    前記ゲート電極の一領域は、前記ソース領域としての拡散層と前記ドレイン領域としての拡散層とが対向する領域の前記バックゲート領域としての拡散層上に配置され、且つ、前記ゲート電極の他の領域は、前記ドレイン領域としての拡散層及びドレイン領域としての前記半導体層上に配置され
    前記対向領域に配置された前記ドレイン領域としての拡散層の拡散幅は、前記対向領域に配置された前記バックゲート領域としての拡散層の拡散幅よりも広く、且つ、前記対向領域に配置された前記バックゲート領域としての拡散層の拡散幅は、前記ゲート電極の一領域の幅よりも広くなることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ドレイン領域としての前記半導体層を囲むように配置された分離領域とを有し、
    前記ゲート電極は、前記ドレイン領域としての前記半導体層から前記分離領域上を通過して延在することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記ドレイン領域としての拡散層の不純物濃度は、前記バックゲート領域としての拡散層の不純物濃度よりも高濃度であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 半導体層にドレイン領域としての拡散層を形成し、前記ドレイン領域としての拡散層と一部重畳するように前記半導体層にバックゲート領域としての拡散層を形成する工程と、
    前記半導体層上にゲート酸化膜を形成し、前記ゲート酸化膜上にゲート電極を形成し、前記バックゲート領域としての拡散層と重畳するようにソース領域としての拡散層を形成する工程とを有し、
    前記ドレイン領域としての拡散層の不純物濃度は、前記バックゲート領域としての拡散層の不純物濃度よりも高濃度となり、
    前記ゲート電極の一領域は、前記ソース領域としての拡散層と前記ドレイン領域としての拡散層が対向する領域の前記バックゲート領域としての拡散層上に配置され、且つ、前記ゲート電極の他の領域は、前記ドレイン領域としての拡散層及び前記ドレイン領域としての前記半導体層上に配置され、
    前記対向領域に配置された前記ドレイン領域としての拡散層の拡散幅は、前記対向領域に配置された前記バックゲート領域としての拡散層の拡散幅よりも広く、且つ、前記対向領域に配置された前記バックゲート領域としての拡散層の拡散幅は、前記ゲート電極の一領域の幅よりも広くなることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 前記ゲート電極を用いたセルファラインにより前記ソース領域としての拡散層を形成することを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
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