JP5179331B2 - 伸線加工性およびメカニカルデスケーリング性に優れた熱間圧延線材およびその製造方法 - Google Patents
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C:0.6〜1.1%(質量%の意味、以下同じ)、
Si:0.1〜0.5%、
Mn:0.10〜1.0%、
P:0.020%以下(0%を含まない)、
S:0.020%以下(0%を含まない)、
Al:0.005%以下(0%を含まない)、
N:0.005%以下(0%を含まない)、及び
O:0.0030%以下(0%を含まない)
を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる熱間圧延線材であり、
4m長さの線材において、下記(1)〜(4)の要件を満足するところに要旨を有するものである。
(1)金属組織のパーライトラメラ間隔の平均値:160〜250nm
(2)前記パーライトラメラ間隔の標準偏差:60nm以下
(3)前記線材表層のスケール厚さの平均値:5〜15μm
(4)前記スケール厚さの最小値:5μm以上
(a)Cr:1.5%以下(0%を含まない)、
(b)Cu:1.0%以下(0%を含まない)および/またはNi:1.0%以下(0%を含まない)、
(c)Mg:5ppm(質量ppmの意味、以下同じ)以下(0ppmを含まない)、Ca:5ppm以下(0ppmを含まない)、及びREM:2ppm以下(0ppmを含まない)よりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素
を含んでいてもよい。
上記成分組成の鋼材を1000〜1100℃の温度で10〜35分間加熱して熱間圧延し、900〜1100℃の温度で仕上圧延した後、900〜950℃の温度域まで水冷して搬送装置上で線材リング状に連続的に巻取り、その後、巻取温度から、600〜650℃の制御温度T1までの温度域を、20℃/秒以上の平均冷却速度CRで冷却する際に、リング疎部の平均冷却速度CRn及びリング密部の平均冷却速度CRdが式(1):
CRn/CRd≦2.0 ・・・ (1)
の関係を満たすように冷却し、その後、前記制御温度T1よりも高く且つ700℃以下の制御温度T2に線材リングを加熱するところに要旨を有するものである。
Cは鋼材の強度を確保するために必要な元素である。伸線加工後のスチールコード、ビードワイヤなどに必要とされる強度を確保するために、C量は0.6%以上であることが必要である。一方C量が過剰であると延性が劣化するので、C量の上限を1.1%と定めた。C量は、好ましくは0.65%以上(より好ましくは0.70%以上)であり、好ましくは0.95%以下(より好ましくは、0.85%以下)である。
Siは脱酸および鋼材強化の作用を有する元素である。これらの作用を充分に確保するために、Si量は0.1%以上であることが必要である。しかしSi量が過剰になると、線材が高強度化しすぎて伸線加工性が劣化すると共に、脱炭が促進される。そこでSi量を0.5%以下と定めた。Si量は、好ましくは0.15%以上(より好ましくは0.17%以上)であり、好ましくは0.4%以下(より好ましくは0.3%以下)である。
Mnは、脱酸作用、有害元素であるSをMnSとして固定して無害化させる作用、及び鋼中の炭化物を安定化させる作用を有する元素である。これらの作用を充分に確保するために、Mn量は0.10%以上であることが必要である。しかしMn量が過剰であると、偏析や過冷組織が生じて伸線加工性が劣化する。そこでMn量を1.0%以下と定めた。Mn量は、好ましくは0.15%以上(より好ましくは0.20%以上)であり、好ましくは0.9%以下(より好ましくは0.7%以下)である。
Pは伸線加工性に有害な元素であり、多過ぎると鋼材の靭延性が劣化する。そこでP量の上限を0.020%と定めた。P量は、好ましくは0.015%以下、より好ましくは0.010%以下、更に好ましくは0.007%以下である。
Sは、Pと同様に有害元素である。なおSはMnSに固定して無害化することができるが、S量が多くなると、MnSの量及びサイズが増大して、延性が劣化する。そこでS量の上限を0.020%と定めた。S量は、好ましくは0.015%以下、より好ましくは0.010%以下、更に好ましくは0.007%以下である。
Alは脱酸剤として有効であり、さらにNと結合してAlNを形成することで金属組織の微細化にも寄与する元素である。これらの作用を確保するためにAl量は、好ましくは0.0002%以上、より好ましくは0.0005%以上である。しかしAl量が過剰であると、粗大酸化物が生成し、伸線性が劣化する。そこでAl量の上限を0.005%と定めた。Al量は、好ましくは0.002%以下、より好ましくは0.001%以下である。
Nは時効硬化によって強度上昇に寄与する元素である。この作用を確保するためにN量は、好ましくは0.0010%以上、より好ましくは0.0015%以上である。しかしN量が過剰であると延性が劣化するため、その上限を0.005%と定めた。N量は、好ましくは0.004%以下、より好ましくは0.003%以下である。
鋼中のO(酸素)量が多すぎると、粗大酸化物が形成されて伸線性が劣化する。そこでO量の上限を0.0030%と定めた。O量は、好ましくは0.002%以下、より好ましくは0.0015%以下である。
Crは鋼材の高強度化に有効な元素であり、必要に応じて含有させても良い。Cr量は、好ましくは0.1%以上、より好ましくは0.2%以上である。しかしCr量が過剰であると強度が増大しすぎて伸線加工性が劣化する。そこでCr量の上限を1.5%と定めた。Cr量は、好ましくは1.0%以下、より好ましくは0.5%以下である。
Cu及びNiは、表層部の脱炭を抑制する作用、及び耐食性を高める作用を有する元素であり、必要に応じて添加する。これらは単独で添加しても良いし、併用しても良い。Cu量及びNi量は、それぞれ、好ましくは0.1%以上、より好ましくは0.2%以上である。
Mg、Ca及びREM(希土類元素)は、酸化物を軟質化させて伸線加工性を向上させる作用を有する元素であり、必要に応じて添加する。本発明において「希土類元素」とは、ランタノイド元素(LaからLnまでの15元素)およびSc(スカンジウム)とY(イットリウム)を含む意味である。これらは単独で添加しても良いし、併用しても良い。Mg量は、好ましくは0.5ppm以上、より好ましくは1.0ppm以上であり、Ca量は、好ましくは1ppm以上、より好ましくは2ppm以上であり、REM量は、好ましくは0.2ppm以上、より好ましくは0.5ppm以上である。
熱間圧延線材の伸線加工性の向上を図るには、パーライトラメラ間隔の平均値を160〜250nmに制御することが有効である。
熱間圧延線材の伸線加工性(ダイス寿命)を一層高め、良好なメカニカルデスケーリング性を確保するためには、スケール厚さを適切に制御することが必要である。メカニカルデスケーリング後に線材表面に残留するスケールは、ダイス欠損や潤滑不良による摩耗の原因となり、ダイス寿命に悪影響を及ぼすからである。
本発明の製造方法は、上記成分組成の鋼材を1000〜1100℃の温度で10〜35分間加熱して熱間圧延し、900〜1100℃の温度で仕上圧延した後、900〜950℃の温度域まで水冷して搬送装置上で線材リング状に連続的に巻取り、その後、巻取温度(900〜950℃)→600〜650℃の制御温度T1までの温度域を、20℃/秒以上の平均冷却速度CRで冷却する際に、リング疎部の平均冷却速度CRn及びリング密部の平均冷却速度CRdが式(1):
CRn/CRd≦2.0 ・・・ (1)
の関係を満たすように冷却し、その後、制御温度T1よりも高く且つ700℃以下の制御温度T2に線材リング(リング状の線材)を加熱することを特徴とする。
なお、CRnおよびCRdの好ましい範囲は、それぞれ、以下のとおりである:
CRn:好ましくは30℃/秒以上70℃/秒以下、より好ましくは32℃/秒以上
60℃/秒以下、更に好ましくは35℃/秒以上55℃/秒以下
CRd:25℃/秒以上50℃/秒以下、より好ましくは27℃/秒以上
45℃/秒以下、更に好ましくは30℃/秒以上40℃/秒以下。
4m長さの線材から、500mm長さのカットサンプルを8本採取する。8本のカットサンプルの任意の位置から横断面が観察できるように切断片を採取し、切断片を樹脂に埋め込み、鏡面研磨した8個の試料を作製する。次いでピクラールでエッチングして、組織を現出させ、8個の観察用試料を完成する。SEM(走査型電子顕微鏡)を用いて観察倍率2000〜7000倍にて、D/4位置(D:線材の直径)で、1試料あたり5視野以上観察する。そして1試料あたり20箇所以上のコロニーからラメラ間隔を測定する。ラメラ間隔は、ラメラに直角に線を引いて、ラメラの本数で線分長さを割ることで求める。このようにして合計160箇所以上のコロニーから求めたラメラ間隔の値から、ラメラ間隔の平均値および標準偏差を算出する。
上記「パーライトラメラ間隔の測定」と同様にして、鏡面研磨した8個の試料を作製する。観察倍率2000倍でSEMを用いて、表層部で1試料あたり4箇所観察する。このようにして合計32箇所の表層部から求めたスケール厚さの値から、最小値を定め、平均値を算出する。
線材表層のスケールの一部をサンプリングし、X線分析によって線材スケール組成の体積比を測定し、ファイヤライトの存在の有無を確認した。X線分析の結果、ファイヤライトが0.5体積%以上と算出された場合にファイヤライト有、0.5体積%未満の場合はファイヤライト無と判別した。
伸線条件1:ダイス数:18個、最終伸線速度:1000m/分
伸線条件2:ダイス数:18個、最終伸線速度:1100m/分
伸線条件3:ダイス数:15個、最終伸線速度:1100m/分
上記伸線条件ごとに、メカニカルデスケーリング機を通した後の線材の外観から、MD性を下記基準によって評価した。
◎:スケール残りがほとんど無し
○:スケール残りがわずかに有り
△:スケール残りの多い部分がある
×:スケール残りが全体的に多い
上記伸線条件ごとに、断線の有無を評価した。
上記伸線条件ごとに、伸線後のダイスの外観(摩耗、キズ、割れ)から、ダイス寿命を下記基準によって評価した。
◎:ダイスの摩耗、キズ無し
○:ダイスの摩耗が多少有り
△:ダイスの摩耗が多い
×:ダイス割れ
Claims (7)
- C:0.6〜1.1%(質量%の意味、以下同じ)、
Si:0.1〜0.5%、
Mn:0.10〜1.0%、
P:0.020%以下(0%を含まない)、
S:0.020%以下(0%を含まない)、
Al:0.005%以下(0%を含まない)、
N:0.005%以下(0%を含まない)、及び
O:0.0030%以下(0%を含まない)
を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる熱間圧延線材であり、
4m長さの線材において、下記(1)〜(4)の要件を満足することを特徴とする伸線加工性およびメカニカルデスケーリング性に優れた熱間圧延線材。
(1)金属組織のパーライトラメラ間隔の平均値:160〜250nm
(2)前記パーライトラメラ間隔の標準偏差:60nm以下
(3)前記線材表層のスケール厚さの平均値:5〜15μm
(4)前記スケール厚さの最小値:5μm以上 - さらにCr:1.5%以下(0%を含まない)を含むものである請求項1に記載の熱間圧延線材。
- さらにCu:1.0%以下(0%を含まない)および/またはNi:1.0%以下(0%を含まない)を含むものである請求項1又は2に記載の熱間圧延線材。
- さらにMg:5ppm(質量ppmの意味、以下同じ)以下(0ppmを含まない)、Ca:5ppm以下(0ppmを含まない)、及びREM:2ppm以下(0ppmを含まない)よりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素を含むものである請求項1〜3のいずれかに記載の熱間圧延線材。
- 前記線材表層のスケール中にファイヤライト(Fe2SiO4)が存在する請求項1〜4のいずれかに記載の熱間圧延線材。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の成分組成の鋼材を1000〜1100℃の温度で10〜35分間加熱して熱間圧延し、900〜1100℃の温度で仕上圧延した後、
900〜950℃の温度域まで水冷して搬送装置上で線材リング状に連続的に巻取り、その後、
巻取温度から、600〜650℃の制御温度T1までの温度域を、20℃/秒以上の平均冷却速度CRで冷却する際に、リング疎部の平均冷却速度CRn及びリング密部の平均冷却速度CRdが式(1):
CRn/CRd≦2.0 ・・・ (1)
の関係を満たすように冷却し、その後、
前記制御温度T1よりも高く且つ700℃以下の制御温度T2に線材リングを加熱することを特徴とする伸線加工性およびメカニカルデスケーリング性に優れた熱間圧延線材の製造方法。 - 巻取り後の前記冷却工程において、冷媒としてミストまたは蒸気を用い、露点が30〜80℃である雰囲気中で線材リングを冷却する請求項6に記載の製造方法。
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