JP5178709B2 - 薬液注入装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シリンダとピストンとを有するシリンジのピストンをシリンダ内に押し込むことによって、シリンジ内に充填されている薬液を被験者に注入する薬液注入装置に関する。
医療用の画像診断装置としては、CT(Computed Tomography)スキャナ、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、PET(Positron Emission
Tomography)装置、アンギオ装置、およびMRA(MR Angio)装置などがある。これらの装置を使用する際は、被験者に造影剤や生理食塩水などの薬液を注入することが多い。
通常、薬液はシリンジに充填されている。シリンジは一般に、薬液を収容したシリンダと、シリンダ内にその軸方向に移動可能に挿入されたピストンとを有する。シリンダには延長チューブを介して注入針が接続される。この注入針を被験者の血管に穿刺し、その状態でピストンをシリンダに押し込むことで、シリンジ内の薬液を被験者に注入することができる。
薬液は粘度が高い場合が多く、そのような高粘度の薬液の注入には高い圧力が必要とされる。そのため、被験者への薬液の注入は、薬液注入装置を用いて自動的に行うのが一般的である。
従来の薬液注入装置としては、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。特許文献1に開示された薬液注入装置は、シリンジが着脱自在に装着される注入ヘッドと、注入ヘッドの動作を制御する注入制御ユニットとを有している。
注入ヘッドは、シリンダを保持するシリンダホルダ部と、シリンダがシリンダホルダ部に保持されたシリンジのピストンをシリンダ内に押し込むピストン駆動機構とを有している。ピストン駆動機構は、モータを駆動源として進退移動するロッドと、ロッドの先端部に設けられた押圧部とを有する。押圧部には、ピストンの末端に設けられたピストンフランジを把持するための一対のフィンガが設けられている。
一方、注入制御ユニットには、操作者によって、薬液の注入に必要なデータが入力される。注入制御ユニットは、入力されたデータに基づいて薬液の注入プロトコルを決定し、決定した注入プロトコルに従って薬液が注入されるようにピストン駆動機構を駆動させる。薬液の注入動作に先立って、薬液注入装置は、フィンガによってピストンフランジを把持する。ピストンフランジの把持は、ピストン駆動機構のロッドを前進させ、押圧部をピストンフランジに当接させることによって行われる。
また、従来の薬液注入装置では、薬液の注入が完了し、シリンジを注入ヘッドから取り外した後、薬液の注入のために前進したロッドを、最も後退した位置である初期位置へ復帰させるオートリターン動作を行うことがしばしば行われている。
特許文献1:特開2005−074065号公報
上述のように、従来の薬液注入装置では、薬液の注入に先だって、ロッドを前進させて押圧部でピストンフランジを把持する。その動作中、操作者が誤ってピストンフランジと押圧部との間の空間に指を入れていると、ロッドの移動に伴ってピストンフランジと押圧とに操作者の指が挟み付けられてしまうおそれがある。
一方、オートリターン動作時には、ロッドは後退する。注入ヘッドはその外装を構成するケーシングを有しており、オートリターン動作時には、ロッドはケーシングの中に引き込まれ、押圧部はケーシングの一部に接近する方向に移動する。よって、オートリターン動作中に操作者が誤ってロッドの近傍でケーシングと押圧部との間の空間に指を入れていると、押圧部の移動に伴ってケーシングと押圧部とに操作者の指が挟み付けられてしまう場合がある。
本発明の目的は、ピストン駆動機構の動作中に操作者の不注意によって操作者の指が挟まれるのを操作者が回避しやすい薬液注入装置を提供することである。
上記目的を達成するため本発明の薬液注入装置は、シリンダとピストンとを有するシリンジ内に充填されている薬液を注入する薬液注入装置であって、シリンを保持するシリン保持部が形成されたケーシングと、ピストンの末端を押圧するピストン押圧部が、シリンジ保持部に装着されたシリンジの軸方向に移動可能に、かつケーシングから露出した状態で設けられたピストン駆動機構と、を有している。ピストン駆動機構は、ピストン押圧部がその初期位置からピストンの末端に当接する位置まで前進する準備段階と、ピストン押圧部をピストンの末端に当接した位置からさらに前進させてピストンをシリンダ内へ押し込む注入段階と、ピストン押圧部が初期位置側へ引き戻される引き戻し段階と、を有して動作され、準備段階および引き戻し段階の少なくとも一方で、ピストン押圧部の移動行程中、その移動終端に達する最後の所定の区間でのピストン押圧部の移動速度が残りの他の区間に比較して遅くなるようにピストン駆動機構が制御される。
本発明の薬液注入装置では、操作者の不注意によって指が挟まれる可能性のある、準備段階および/または引き戻し段階でのピストン押圧部の移動行程中の最後の区間で、ピストン押圧部の移動速度が遅くなる。そのことにより、ピストン押圧部が操作者の指に接触した後でも操作者は指がピストン押圧部に挟み付けられるのを回避する行動をとるのに十分な時間が与えられる。
本発明の薬液注入装置において、ピストン押圧部の移動速度が遅くされる所定の区間は、準備段階でピストン押圧部が初期位置からピストンの末端に当接する位置までの間の最後の区間であってもよいし、引き戻し段階でピストン押圧部が前進位置から初期位置へ復帰するまでの間の最後の区間であってもよいし、それらの両方の区間であってもよい。
また、ピストン押圧部の移動速度が遅くされる所定の区間の長さは8〜50mmであることが好ましく、その所定の区間でのピストン押圧部の移動速度は0.5〜5mm/secであることが好ましい。
本発明の薬液注入装置は、シリンジ内に充填されている薬液の量およびシリンジの型番からシリン保持部にシリンジが保持された状態でのピストンの末端の位置を求め、準備段階、注入段階および引き戻し段階でのピストン押圧部の移動距離および移動速度を決定する押圧部移動条件決定部をさらに有していてもよい。この場合、シリンジ内に充填されている薬液の量およびシリンジの型番に関する情報がデータとして記録されているデータキャリアがシリンジに設けられており、データキャリアに記録されている情報を読み出すためのリーダをさらに有していてもよい。
また、ピストン押圧部の移動速度は、ピストン押圧部の移動速度が遅くされる所定の区間で予め決められた移動速度となるように残りの他の区間で連続的に変化されることが好ましい。
本発明によれば、操作者の不注意により指が挟まれる可能性のある所定の区間でピストン押圧部の移動速度を低下させることで、操作者の指がピストン押圧部とピストンの末端とに挟み付けられること、あるいはピストン押圧部とケーシングとに挟まれることを回避しやすくすることができる。
本発明が適用される薬液注入システムの一例の斜視図である。 図1に示す薬液注入装置の斜視図である。 図2に示す注入ヘッドを、それに装着されるシリンジとともに示す斜視図である。 ピストン駆動機構がシリンジのピストンを保持する前の、ピストン押圧部とピストンとの関係を示す図である。 ピストン駆動機構がシリンジのピストンを保持した状態の、ピストン押圧部とピストンとの関係を示す図である。 図2に示す薬液注入装置を機能的に表したブロック図である。
符号の説明
100 薬液注入装置
101 注入制御ユニット
110 注入ヘッド
130 ピストン駆動機構
131 ピストン押圧部
132 フィンガ
133 駆動ロッド
141 リーダ
143 モータ制御回路
144 データ入力部
145 押圧部移動条件決定部
146 動作制御部
147 表示部
200 シリンジ
210 シリンダ
220 ピストン
220a ピストンフランジ
230 データキャリア
300 CT装置
1000 薬液注入システム
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1を参照すると、薬液注入装置100と、透視撮像装置であるCT装置300とを有する、本発明の一実施形態による薬液注入システム1000が示される。CT装置300と薬液注入装置100とは、相互間で情報の送受信を行えるように、互いに接続されている。
CT装置300は、撮像動作を実行するスキャナ301と、スキャナ301の動作を制御する撮像制御ユニット302とを有している。なお、図1では、薬液注入システム1000の全ての構成要素が同じ室内に配されているように示されているが、実際に被験者の透視画像を撮像する際は、撮像制御ユニット302はスキャナ301および薬液注入装置100とは別室に配される。
薬液注入装置100は、例えば図2に示すように、スタンド111の上部にアーム112を介して装着された注入ヘッド110と、注入ヘッド110とケーブル102で接続された注入制御ユニット101と、を有している。注入制御ユニット101は、メイン操作パネル103、表示手段と入力手段とを兼ねたタッチパネル104、およびケーブル108で接続された、補助的な入力手段であるハンドユニット107等を備えている。
注入ヘッド110は、図3に示すように、ケーシング113の上面にシリンジ保持部として2つの凹部114が形成されており、この凹部114に2つのシリンジ200が装着される。シリンジ200は、シリンダ210とピストン220を有している。2つのシリンジ200には異なる薬液を充填することができ、例えば、一方には造影剤が充填され、もう一方には生理食塩水が充填されている。注入ヘッド110の凹部114に装着された2つのシリンジ200の先端は、中間部で1本に合流し先端に注入針が設けられた連結チューブ230によって接続される。
注入ヘッド110には、凹部114に装着されたシリンジ200を操作するために互いに独立して駆動される2つのピストン駆動機構130が、各凹部114に対応して設けられている。これらピストン駆動機構130は、凹部114にそれぞれ装着されたシリンジ200のピストン220をシリンダ210内に押し込むように動作され、このようにシリンジ200を操作することよって、シリンジ200に充填されている薬液を、別々に、または同時に被験者へ注入することができる。
ピストン駆動機構130について図4Aおよび図4Bを参照して説明する。ピストン駆動機構130は、駆動ロッド134と、ケーシング113(図3参照)から露出した状態で駆動ロッド134の先端部に設けられたピストン押圧部131とを有する。駆動ロッド134は、モータ(不図示)を駆動源として駆動され、ネジ機構(不図示)のような回転運動を直線運動に変換する運動伝達機構を介して進退移動することによって、ピストン押圧部131を凹部114(図3参照)に装着されたシリンジ200の軸方向に移動させる。
ピストン押圧部131は先端に押圧面131aを有し、その押圧面131aでシリンジ200のピストン220の末端に設けられたピストンフランジ220aを押圧することによって、ピストン220をシリンダ210内に押し込むことができる。ピストン押圧部131には、ピストンフランジ220aに係合することによってピストン220を着脱自在に保持する一対のフィンガ132が設けられている。フィンガ132は、押圧面131aから突出した状態で互いに対向して配置されている。
フィンガ132は、ピストンフランジ220aに係合する方向および係合を解除するように互いに開閉自在に支持されている。また、フィンガ132は、付勢部材であるバネ(不図示)によって、ピストンフランジ220aに係合する方向に付勢されている。
ピストン押圧部131は、その初期位置では図4Aに示すように、注入ヘッド110(図3参照)に装着されたシリンジ200のピストンフランジ220aから離れている。ピストン押圧部131でピストン220を保持する際は、駆動ロッド134によってピストン押圧部131をピストン220に向けて前進させる。ピストン押圧部131を前進させると、フィンガ132の先端面がピストンフランジ220aに当接する。フィンガ132の先端面は、ピストン押圧部131が前進してピストンフランジ220aが当接するとバネの付勢力に抗してフィンガ132が開くように傾斜面を有して形成されている。よって、ピストン押圧部131の前進に伴ってフィンガ132はピストンフランジ220aによって押し開かれ、ピストンフランジ220aはフィンガ132の間に進入する。
ピストン押圧部131がさらに前進し、図4Bに示すようにピストンフランジ220aが押圧面131aに当接してフィンガ132の間に位置すると、バネの付勢力によってフィンガ132が閉じる。これによって、フィンガ132がピストンフランジ220に係合し、ピストン押圧部131はピストン220を保持する。
ここではフィンガ132がバネによって付勢されている例を示したが、バネに代えて、フィンガ132自身が弾性変形する部材で構成されていてもよい。フィンガ132の数は、ピストン押圧部131がピストンフランジ220aを着脱自在に保持することができれば、1つであってもよいし3つ以上であってもよい。
なお、シリンジ200への薬液の充填は薬液の供給業者で行うこともあるが、医療現場において行うこともある。薬液注入装置100は、医療現場で薬液を充填するのにも用いることができる。その場合は、空のシリンジ200を注入ヘッド110に装着し、ピストン押圧部131を前進させてピストン220を保持した後、ピストン押圧部131を後退させる。空のシリンジ200にはチューブを介して薬液容器(不図示)が接続されており、ピストン押圧部131を後退させることで、薬液容器からシリンジ200内へ薬液が充填される。
図5に、上述した薬液注入装置100をその機能で表したブロック図を示す。なお、図5に示す各ブロックは、ハードウェアとして構成されていてもよいし、論理回路として構成されていてもよい。
図5において、注入ヘッド110は、モータで駆動される前述したピストン駆動機構130と、ピストン駆動機構130のモータの動作を制御するモータ制御回路143と、リーダ141とを有する。シリンジ200にはデータキャリア230が設けられており、リーダ141は、このデータキャリアにデータとして記録された情報を読み出す。データキャリア230としては、RF−ID(Radio Frequency-Identification)技術を利用したICタグ、バーコード、および二次元コードなどを用いることができる。
ここでいうリーダ11は、データキャリア230に記録されている情報を読み出す機能を少なくとも有していればよく、データキャリア230へのデータの記録が可能なライタとしての機能をさらに有していてもよい(例えばデータキャリア230がICタグの場合)。
データキャリア230には、少なくとも、シリンジ200が凹部114(図3参照)に装着された状態での、注入ヘッド110上でのピストンフランジ220aの位置を判断するのに必要な情報が記録されている。
シリンジ200が凹部114に装着された状態でのピストンフランジ220aの位置は、シリンジ200に充填されている薬液の量によって異なる。また、シリンジ200のサイズが異なってもピストンフランジ220aの位置は異なり、特にシリンジ200の直径が異なれば同じ充填量でもピストンフランジ220aの位置は異なる。シリンジ200のサイズは、シリンジ200の型番によって特定することができる。よって、ピストンフランジ220aの位置を判断するのに必要な情報には、シリンジ200の型番および薬液の充填量に関する情報が含まれる。薬液注入装置を空のシリンジ200への薬液の充填にも用いる場合は、ピストンフランジ220aの位置を判断するのに必要な情報として、シリンジ200が空のシリンジであるかどうかなど、シリンジ200の種類に関する情報をさらに含んでいることが好ましい。あるいは、薬液の充填量がゼロであり、ピストン220フランジ220aは最も前進した位置にあると考えてもよい。
注入制御ユニット101は、データ入力部144、押圧部移動条件決定部145、動作制御部146および表示部147を有する。
データ入力部144は、図2に示したメイン操作パネル103およびタッチパネル104に相当する。データ入力部144は、操作者による薬液注入装置100に関する様々な設定、薬液の注入量の決定、および薬液の注入プロトコルの決定などに必要なデータの入力に用いられる。表示部147は、図2に示したタッチパネル104に相当し、薬液注入装置100の設定用の画面、データ入力用の画面、および動作状態を表す画面などが表示される。
押圧部移動条件決定部145は、リーダ141が読み出した情報およびデータ入力部144から入力されたデータに基づいて、シリンジ200の型番および薬液の充填量から、注入ヘッド110にシリンジ200が保持された状態でのピストンフランジ220aの位置を算出し、注入ヘッド110の動作の後述する各段階でのピストン押圧部131の移動距離および移動速度を決定する。シリンジ200の型番からシリンジ200のサイズを特定するために、押圧部移動条件決定部145は、シリンジ200の型番とサイズとを対応させたテーブルをデータベースとして有していることが好ましい。
動作制御部146は、押圧部移動条件決定部145で決定されたピストン押圧部131の移動距離および移動速度に基づいて注入ヘッド110の動作を制御する。より詳しくは、動作制御部146は、押圧部移動条件決定部145で決定された移動距離および移動速度でピストン押圧部131が動作するようにモータ制御回路143へ指令を送り、モータ制御回路143は、その指令に従ってピストン駆動機構130のモータの動作を制御する。
モータにはロータリーエンコーダ(不図示)が備えられており、ロータリーエンコーダによってモータの動作状況がモータ制御回路143にフィードバックされる。モータ制御回路143にフィードバックされたモータの動作状況は、注入制御ユニット101の動作制御部146へ送られ、注入ヘッド110の動作状況として表示部147に表示される。
注入ヘッド110の動作は、以下の3つの段階に大別される。
(準備段階)
準備段階は、シリンジ200を注入ヘッド110に装着した後、ピストン押圧部131がピストン220を保持するために前進する動作を含む。準備段階では、ピストン押圧部131は、その初期位置からピストンフランジ220aに当接するまで移動する。
注入ヘッド110に装着されたシリンジ200の、注入ヘッド110上でのピストンフランジ220aの位置は、押圧部移動条件決定部145によって、リーダ141が読み出したシリンジ200に関する情報から求められる。これによって、ピストン押圧部131の初期位置に対するピストンフランジ220aの相対的な位置が分かり、結果的に、ピストン押圧部131の初期位置からピストンフランジ220aに当接するまでの距離が求められる。
さらに押圧部移動条件決定部145は、準備段階でのピストン押圧部131の移動終端であるピストンフランジ220aと当接する位置に達する最後の所定の区間が他の区間と比較してピストン押圧部131の移動速度が遅くなるように、ピストン押圧部131の移動速度を決定する。動作制御部146は、押圧部移動条件決定部145での決定に基づいて、モータ制御回路143を介してピストン駆動機構130を制御する。
(注入段階)
注入段階は、薬液を注入するためにピストン押圧部131が前進する動作を含む。注入段階では、ピストン押圧部131は、ピストンフランジ220aと当接した位置から、予定量の薬液の注入が完了する位置まで(通常はピストン220の最前進位置まで)移動する。
注入段階でのピストン押圧部131の移動距離は、リーダ141が読み出したシリンジ200に関する情報およびデータ入力部144から入力された種々のデータに基づいて、薬液の注入量とシリンジ200のサイズ(具体的にはシリンダの内径)との関数として押圧部移動条件決定部145によって求められる。
また、データ入力部144から入力されたデータに基づいて薬液の注入速度も押圧部移動条件決定部145で設定され、この設定に基づいて、押圧部移動条件決定部145はピストン押圧部131の移動速度を決定する。動作制御部146は、押圧部移動条件決定部145での決定に基づいて、モータ制御回路143を介してピストン駆動機構130を制御する。
(引き戻し段階)
引き戻し段階は、ピストン押圧部131が引き戻されるリターン動作を含み、薬液の注入が終了した後、あるいは空のシリンジ200内へ薬液を充填する際に、操作者による所定の操作によって行われる。薬液の注入が終了した後のリターン動作は、注入ヘッド110からシリンジ200を取り外した後に行う。空のシリンジ200内へ薬液を充填する際のリターン動作は、準備段階においてピストン押圧部131によるピストン220の保持がされた後に行う。よって、空のシリンジ200内へ薬液を充填する場合は、上記の注入段階は省略される。
薬液注入後にピストン押圧部131を引き戻す場合、ピストン押圧部131は、その前進した位置から初期位置へ復帰される。薬液の注入が完了したときのピストン押圧部131の位置は、注入段階でのピストン押圧部131の移動距離から知ることができる。注入段階でのピストン押圧部131の移動距離は、ピストン押圧部131の初期位置を基準とした、ピストンフランジ220aと当接するまでの位置から求められている。よって、初期位置へ復帰させるための引き戻し段階でのピストン押圧部131の移動距離は、これらピストン押圧部131の初期位置と、ピストン押圧部131がピストンフランジ220aと当接する位置と、薬液の注入か完了したときのピストン押圧部131の位置との関係から、押圧部移動条件決定部145によって求められる。
シリンジ200内への薬液の充填のためにピストン押圧部131を引き戻す場合、ピストン押圧部131は、その前進した位置から初期位置側へ引き戻される。ピストン押圧部131のスタート位置は、準備段階によってピストン押圧部131がピストンフランジ220aに当接した位置である。ピストン押圧部131の移動距離は、ピストン220のストロークやシリンダ210の内径といったシリンジ200のサイズ、あるいは充填される薬液の量に応じて、押圧部移動条件決定部145によって求められる。
さらに押圧部移動条件決定部145は、引き戻し段階でのピストン押圧部131の移動終端(例えば、薬液注入後の引き戻しの場合はピストン押圧部131の初期位置)に達する最後の所定の区間が他の区間と比較してピストン押圧部131の移動速度が遅くなるように、ピストン押圧部131の移動速度を決定する。動作制御部146は、押圧部移動条件決定部145での決定に基づいて、モータ制御回路143を介してピストン駆動機構130を制御する。
注入段階および引き戻し段階は、薬液の注入とは無関係な段階であり、ピストン押圧部131の移動速度は任意に設定することができる。準備段階から引き戻し段階までの一連の動作をより効率よく行うためには、準備段階および引き戻し段階でのピストン押圧部131の移動速度をできるだけ大きくして、これらの段階が終了するのに要する時間をできるだけ短くすることが好ましい。
しかし、本実施形態では、上述したように、準備段階および引き戻し段階では、ピストン押圧部131の移動行程中、その移動終端に達する最後の区間においてピストン押圧部131の移動速度が他の区間と比較して遅くなるようにピストン駆動機構130が制御される。これは以下の理由による。
準備段階では、ピストン押圧部131はその移動終端でピストンフランジ220aに当接する。ピストン押圧部131の移動行程中、操作者が誤ってピストンフランジ220aとピストン押圧部131との間の空間に指を差し入れていたような場合、操作者は、ピストン押圧部131が指に接触するまでピストン押圧部131の移動に気が付かないことが多い。場合によっては、操作者が指を引き抜くのに間に合わず、操作者の指がピストン押圧部131とピストンフランジ220aとの間に挟まれてしまうこともある。
そこで、上記のように、準備段階においてピストン押圧部131がピストンフランジ220aに当接する最後の区間でピストン押圧部131の移動速度を低下させることで、操作者の指がピストン押圧部131に接触することによって操作者がピストン押圧部131の移動に気が付いたとしても、操作者がピストン押圧部131とピストンフランジ220aとの間の空間から指を引っ込めるのに十分な時間が与えられる。その結果、操作者は不注意によって指がピストン押圧部131とピストンフランジ220aとに挟み付けられることを回避しやすくなる。
一方、引き戻し段階では、ピストン押圧部131はその移動終端で初期位置側へ移動する。前述したように注入ヘッド210はケーシング113を有しており、ピストン駆動機構130は、駆動ロッド134の一部およびピストン押圧部131を除いてケーシング113で覆われている。特にピストン押圧部131の初期位置では、駆動ロッド134はそのほぼ全体がケーシング113内に引き込まれており、ピストン押圧部131とケーシング113との間に隙間は殆どない。
仮に、引き戻し段階でのピストン押圧部131の移動行程中、操作者が誤ってピストン押圧部131とケーシング113との間の空間に指を差し入れていたような場合、操作者は、ピストン押圧部131が指に接触するまでピストン押圧部131の移動に気が付かないことが多い。場合によっては、操作者が指を引っ込めるのに間に合わず、操作者の指がピストン押圧部131とケーシング113との間に挟まれてしまうこともある。
そこで、上記のように、引き戻し段階においてピストン押圧部131が初期位置側へ移動する最後の区間でピストン押圧部131の移動速度を低下させることで、操作者の指がピストン押圧部131に接触することによって操作者がピストン押圧部131の移動に気が付いたとしても、操作者がピストン押圧部131とケーシング113との間の空間から指を引き抜くのに十分な時間が与えられる。その結果、操作者は、不注意によって指がピストン押圧部131とケーシング113とに挟み付けられることを回避しやすくなる。
以上の趣旨から、準備段階および引き戻し段階においてピストン押圧部131の移動速度を低下させる区間は、操作者の不注意によって指が挟まれる可能性のある区間であり、その長さは、好ましくは8〜50mm、より好ましくは8〜30mmである。ピストン押圧部131の移動速度を低下させる区間の長さは、操作者の指の太さや薬液注入装置の動作効率などを考慮して適宜設定することができる。
また、ピストン押圧部131がその移動終端に達する最後の区間でのピストン押圧部131の移動速度は、ピストン押圧部131が操作者の指に接触した後でも操作者が指を引っ込めることができる速度であり、好ましくは0.5〜5mm/sec、より好ましく0.5〜3mm/secである。最後の区間でのピストン押圧部131の移動速度は、操作者がピストン押圧部131の接近に気が付いた後でも指を引っ込める動作を行うことができ、かつ薬液注入装置の一連の動作効率が著しく低下しない範囲で適宜設定することができる。
ピストン押圧部131は、最後の区間での移動速度と残りの他の区間での移動速度とが不連続に変化させてもよいし、最後の区間での移動速度が上記の所定の移動速度となるように残りの他の区間で移動速度が連続的に変化させてもよい。ピストン駆動機構130のモータへの負荷を軽減するためには、ピストン押圧部131の移動速度を連続的に変化させることが好ましい。このことは、最後の区間と残りの他の区間とでのピストン押圧部131の移動速度差が大きい場合に特に有効である。
以上、本発明について代表的な実施形態を例に挙げて説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることができる。
上述した実施形態では、注入ヘッド110の動作の準備段階および引き戻し段階の両方でピストン押圧部131の移動速度を変更した例を示した。しかし、操作者の指が挟み込まれるのを回避するためにピストン押圧部131の移動速度を変更するのは、準備段階または引き戻し段階のいずれか一方のみとすることもできる。
例えば、シリンジ200を注入ヘッド110に装着したとき、ピストンフランジ220aとピストン押圧部131との間に指が入るほどの隙間が生じないような場合、準備段階においてピストン押圧部131の移動速度を変更することは不要である。また、ピストン押圧部131が初期位置にあるとき、ピストン押圧部131と注入ヘッド110のケーシング113との間に十分な隙間がある場合も、指が挟まれる危険性はないので、引き戻し段階においてピストン押圧部131の移動速度を変更することは不要である。
また、上述した実施形態では、注入ヘッド110がリーダ141を備えており、シリンジ200に設けられたデータキャリア230からリーダ141を介して、シリンジ200に関する情報を得るように構成されている。しかし、本発明においてリーダ141は必須ではない。注入ヘッド110がリーダ141を備えていない場合は、操作者がデータ入力部144より、シリンジ200の型番および薬液の充填量に関する情報を入力することができる。なお、注入ヘッド110にリーダ141が備えられていた場合であっても、シリンジ200にデータキャリア230が備えられていない場合は、シリンジ200に関する情報はデータ入力部144より操作者が入力することができる。
また、上述した実施形態では、注入ヘッド110に2本の薬液シリンジ200が装着される例を示したが、注入ヘッド110に装着できる薬液シリンジの数は、1本でもよいし3本以上であってもよい。その場合、凹部114、およびピストン駆動機構130等は、装着される薬液シリンジの数に応じた数だけ設けられる。また、注入ヘッド110に装着できる薬液シリンジのサイズも任意であり、凹部114のサイズや駆動ロッド134のストローク等は、装着すべき薬液シリンジのサイズに適合するように設定される。複数の薬液シリンジを装着する場合、各薬液シリンジのサイズは互いに異なるものであってもよい。
さらに、上述した実施形態では、CT装置300に適用した薬液注入装置100について説明したが、本発明は、透視撮像装置がMRI装置、PET装置、アンギオ装置、あるいはMRA装置であっても適用することができる。

Claims (10)

  1. シリンダとピストンとを有するシリンジ内に充填されている薬液を注入する薬液注入装置であって、
    前記シリンを保持するシリン保持部が形成されたケーシングと、
    前記ピストンの末端を押圧するピストン押圧部が、前記シリンジ保持部に装着されたシリンジの軸方向に移動可能に、かつ前記ケーシングから露出した状態で設けられたピストン駆動機構と、
    を有し、
    前記ピストン駆動機構は、前記ピストン押圧部がその初期位置から前記ピストンの末端に当接する位置まで前進する準備段階と、前記ピストン押圧部を前記ピストンの末端に当接した位置からさらに前進させて前記ピストンを前記シリンダ内へ押し込む注入段階と、前記ピストン押圧部が前記初期位置側へ戻される引き戻し段階と、を有して動作され、
    前記準備段階および引き戻し段階の少なくとも一方で、前記ピストン押圧部の移動行程中、その移動終端に達する最後の所定の区間での前記ピストン押圧部の移動速度が残りの他の区間に比較して遅くなるように前記ピストン駆動機構が制御されることを特徴とする薬液注入装置。
  2. 前記所定の区間は、前記準備段階で前記ピストン押圧部が前記初期位置から前記ピストンの末端に当接する位置までの間の最後の区間である、請求項1に記載の薬液注入装置。
  3. 前記所定の区間は、前記引き戻し段階で前記ピストン押圧部が前進位置から前記初期位置へ復帰するまでの間の最後の区間である、請求項1に記載の薬液注入装置。
  4. 前記所定の区間は、前記準備段階で前記ピストン押圧部が前記初期位置から前記ピストンの末端に当接する位置までの間の最後の区間、および前記引き戻し段階で前記ピストン押圧部が前進位置から前記初期位置へ復帰するまでの間の最後の区間である、請求項1に記載の薬液注入装置。
  5. 前記所定の区間の長さは8〜50mmである、請求項1から4のいずれか1項に記載の薬液注入装置。
  6. 前記所定の区間での前記ピストン押圧部の移動速度は0.5〜5mm/secである、請求項1から5のいずれか1項に記載の薬液注入装置。
  7. 前記シリンジ内に充填されている薬液の量および前記シリンジの型番から前記シリン保持部に前記シリンジが保持された状態での前記ピストンの末端の位置を求め、前記準備段階、注入段階および引き戻し段階での前記ピストン押圧部の移動距離および移動速度を決定する押圧部移動条件決定部をさらに有する、請求項1から6のいずれか1項に記載の薬液注入装置。
  8. 前記シリンジ内に充填されている薬液の量および前記シリンジの型番に関する情報がデータとして記録されているデータキャリアが前記シリンジに設けられており、
    前記データキャリアに記録されている情報を読み出すためのリーダをさらに有する、請求項7に記載の薬液注入装置。
  9. 前記ピストン押圧部の移動速度は、前記所定の区間で予め決められた移動速度となるように残りの他の区間で連続的に変化される、請求項1から8のいずれか1項に記載の薬液注入装置。
  10. 薬液が充填されている前記シリンジをさらに有する、請求項1から9のいずれか1項に記載の薬液注入装置。
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