JP5178416B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
周知のようにパチンコ機は、遊技者が遊技板の遊技領域に向けて遊技球(一般に「パチンコ球」という。)を発射させ、その遊技球が遊技領域の入賞口に入った場合に景品として複数個の遊技球を機前の球皿に放出し、一方、遊技球が入賞しなかった場合にその遊技球をアウト球として機裏に排出するものである。
前記発射力調節装置は、
機前の下方から遊技者側に向けてほぼ水平に突設した操作基台と、
該操作基台の上面に対向する底部とその底部上にあって遊技者が手の平を載せ置くための手載せ部とを有し、定点を中心としたほぼ扇形の軌跡を描く状態で首振り回動可能な操作部と、
該操作部の首振り回動によって前記球発射部材の発射力を強弱させ得る調節手段と、
前記操作部を前記球発射部材の発射動作が停止するよう関連付けられた初期位置に向けて付勢する操作部復動手段と、
前記操作部の底部を前記操作基台の上面から浮かせて底部との間に隙間を形成することが可能な操作部浮揚付勢手段と、を備え、
遊技者が前記操作部に手を載せ置いた遊技時の状態では操作部の自重と遊技者の手の重量によって操作部の底部と操作基台の上面とが接触し、遊技者が操作部から手を離した状態では操作部浮揚付勢手段の作用により操作部の底部と操作基台の上面との間に隙間が形成され、その状態で前記操作部復動手段により操作部が前記初期位置に復動するようになっている弾球遊技機を提供する。
一方、操作部浮揚付勢手段は、操作部の手載せ部に遊技者が手を載せた場合に、その手の重量の増加分に抗しきれずに操作部が下がってその底部と操作基台の上面とを接触させるから、操作部復動手段の付勢に抗して操作部を任意の位置に停止させておくことが容易になる。
パチンコ機1は、図1,図2に示したように、四角く枠組みした外枠2と、該外枠2の一側上下部に取り付けた蝶番部材3,3と、該蝶番部材3,3により前記外枠2の前面に回動可能に取り付けた前枠4と、を有する。
このパチンコ機1の前枠4の正面には、ガラスや合成樹脂の透明板を装着した窓部5と、その窓部5の下側に突設された球皿6と、が設けられている。
一方、前枠4の裏側には、前記窓部5と対向する位置に装着された遊技板(図示せず)と、遊技球を貯める球タンク7その他の遊技機用機能部品を装着したいわゆる機構板8等が取り付けられている。
また、前記遊技板の正面にはガイドレール(図示せず)で円形に囲った遊技領域が形成されており、その遊技領域が前枠4の前記窓部5を透して遊技者から見えるようになっている。
前記球発射部材9は、図2に示したように、遊技板の下側であって該遊技板の前面と面一の垂直面を構成するように前記前枠4の裏側に設けた発射基板11と、該発射基板11の前面に固着した発射レール12と、前記球皿6から発射レール12上に供給される遊技球を一個ずつ打ち出す電動打球槌13と、により概略構成される。
前記電動打球槌13は、図2,図3に示したように、前枠4の裏側下方に該前枠4との間に空間14を設けて固着した支持基板13aと、該支持基板13aの裏側(反・前枠4側の面)に固着したロータリーソレノイド13bと、支持基板13aを貫いて前側(前枠4側の面)に突出させた前記ロータリーソレノイド13bの出力軸13cと、支持基板13aと前枠4の間の前記空間14内で揺動可能なように前記ロータリーソレノイド13bの出力軸13cに取り付けた槌本体13dと、から概略構成される。
前記のように槌本体13dで打ち出された遊技球は、発射レール12から円形のガイドレールを伝って遊技板の遊技領域に飛び込むが、その位置は前記槌本体13dの発射力によって異なる。その槌本体13dの発射力の調節は、前記のように発射力調節装置10によって行うことができる。
前記操作基台15は、機前の下方、具体的には図2に示したように、前枠4の正面向かって右下にあって、そこから遊技者側に向けてほぼ水平に突設されている。なお、操作基台15の前枠4を挟んだ裏側には、前記球発射部材9の槌本体13dが位置している。
また、操作基台15は、図7に示したように、上面部材15aと、該上面部材15aの下側の周囲を囲う側面部材15bと、該側面部材15bの下側をカバーする底面部材15cと、で構成された中空構造であり、その中空の内部が後述する部品類を組み込むための機構室15dになっている。なお、操作基台15の前記側面部材15bは、前枠4に接する一辺を除いて上面部材15aと一体の内部材15b−1と、その外側を取り巻いて装飾的にカバーする外部材15b−2と、の二重構造になっている。
また、操作基台15には、上面部材15aに前記軸孔22を中心とする平面視円弧形で凸状(例えば山形状)に盛り上げた形態の軌道部24が複数本等間隔且つ波紋状態に並べられている。
前記操作部16は、あたかも大型の卵をギザギザの切り口にして上下に分割し下側の半分を取り除いたような形態であり、図8に示したように、前記操作基台15の上面に載る底部16aと、その底部16a上にあって遊技者が手掌(しゅしょう…手の平)側を下向きにして手を載せ置くための手載せ部16bと、前記電動打球槌13を一時的に停止させ得る一時発射停止手段29と、を有する。
この操作部16は、底部16aと手載せ部16bを別々に樹脂成形してビス16c(図10参照)により接合したものであり、その内部に前記一時発射停止手段29が組み込まれ、さらに前記した操作部浮揚付勢手段20も組み込まれている。
操作部16の前記底部16aは、前記手載せ部16bに対して印籠嵌合可能な上向きの嵌合口部16dと、長手方向の一端に延設した軸基板16eと、長手方向の他端に下向きに突設したL型屈曲片16fと、前記操作基台15の軌道部24に整合する逆さ凹状の摺動部16gと、を有する。前記軸基板16eには下向きに回動軸16hが突設されており、該回動軸16hが操作基台15の前記軸孔22に回動可能な状態に嵌合する。一方、操作部16の底部16aの前記摺動部16gは、前記回動軸16hを中心とする平面視円弧形で複数本等間隔且つ波紋状態に並べられており、従って、該摺動部16gは操作基台15の軌道部24と同じく、操作基台15の上面部材15aの前記軸孔22を中心とする平面視円弧形である。
操作部16の前記手載せ部16bは、遊技者が手掌側を下向きにして手を載せ置くものであって、指先を若干開いた状態の成人男性の片手でほぼ覆える程度の大きさである。
前記操作部16の内部には、電動打球槌13を一時停止させ得る一時発射停止手段29が取り付けられている。この一時発射停止手段29は、手載せ部16bの内側にスイッチ取付部材29aを介して取り付けられたサブスイッチ29bと、手載せ部16bの外側上面に片持ち梁状に固定することによって自由端側に弾性を付与した作動片29cと、から概略構成される。そして、作動片29cの自由端側には上面にボタン凸部29dが設けられ、下面にスイッチ押え29eが突設され、図10の拡大図に示したように、前記スイッチ押え29eが手載せ部16bの通し孔16iを通って前記サブスイッチ29bのスイッチボタン29fの上面に臨んでいる。サブスイッチ29bは、例えば公知のマイクロスイッチであり、そのスイッチボタン29fが、内部のバネ(図示せず)の弾性により外部に突出する方向に常時付勢されていてその状態で内部の接点が閉じている。従って、このスイッチボタン29fが外部に突出しているとき電動打球槌13は、他の条件の成立を条件に作動し、スイッチボタン29fが下がればたとえ作動中でも停止する。
一方、電動打球槌13が作動しているときに作動片29cのボタン凸部29dを指で押さえると、スイッチ押え29eが下がってサブスイッチ29bのスイッチボタン29fが押し込まれ、そうするとたとえ作動中であっても電動打球槌13は停止し、遊技球の発射が止まる。そして任意のタイミングでボタン凸部29dから指を離すと、作動片29cが自己の弾性により復動し、スイッチ押え29eが上昇してサブスイッチ29bのスイッチボタン29fも上昇し、これによって電動打球槌13が作動を再開する。
このように作動片29cのボタン凸部29dを遊技者自身が押圧・解放操作することにより、遊技球の発射を任意のタイミングで任意の時間一時的に停止させることができる。
前記操作部16は、底部16aの一端の軸基板16eに突設した前記回動軸16hを前記操作基台15の軸孔22に挿通し、一方、底部16aの他端に突設したL型屈曲片16fを操作基台15の弧状長孔25に通した状態で操作基台15の上面に設置されている。操作部16は、前記のように指先を若干開いた状態の成人男性の片手でほぼ覆える程度の大きさであり、従って操作姿勢で前記操作基台15の上面にも操作する手の一部が載る。
操作部16は、図3に示したように、首振り回動の中心たる前記回動軸16h(=軸孔22)が遊技者寄りの位置に配置されると共に扇形の軌跡の円弧側が反遊技者側(前枠4の前面側)に向かう向きになっている。
従って本実施形態において、操作基台15上での最も遊技者側に近寄った図3実線の操作部16の位置が、球発射部材9の発射動作が停止するよう関連付けられた初期位置である。
前記球発射部材9の発射力を強弱させる調節手段17は、球発射部材9の前記ロータリーソレノイド13bに印加するパルス状の電圧値を変更可能な可変抵抗器であり、図9に示したように、略円柱形を呈する抵抗器本体17aと、その抵抗器本体17aの中心から突出する調節軸17bと、を有する。そして、前記操作基台15の上面部材15aの裏側(下面)に、該上面部材15aにビス着されている支持部材30を介して前記調節軸17bを上向きにした状態で取り付けられている。なお、調節手段17の抵抗器本体17aは、支持部材30の下側に出っ張った状態になっているため、操作基台15の底面部材15cに長円形のカップ部15eを設けてその中に抵抗器本体17aが収まるようになっている。
前記調節手段17と前記操作部16は、図4,図5,図9,図10に示したように、略扇形の原動内歯車31と、略扇形の従動平歯車32との組み合わせである歯車伝動機構により連結されている。
前記操作部復動手段18は、前記操作部16を前記初期位置、すなわち前記球発射部材9の発射動作が停止するよう関連付けられた位置に向けて付勢するものであり、前記従動平歯車32の軸筒部32aの外周に装着した捩りコイルバネ18aで構成されている。該捩りコイルバネ18aは、両端のバネ軸18b,18cを従動平歯車32の底面と前記支持部材30に夫々係止させることにより、従動平歯車32を図4,図5において反時計回りに付勢するようになっている。この捩りコイルバネ18aの付勢力が、従動平歯車32から原動内歯車31に伝わって操作部16を初期位置に向かわせる回転力となる。従って操作部16が遊技者によって初期位置から離れた位置に動かされても、遊技者が操作部16から手を離せば、操作部復動手段18の捩りコイルバネ18aの付勢により初期位置に自動的に復動する。
前記操作部浮揚付勢手段20は、操作部16の手載せ部16bに遊技者の手が載っていないときに、図6(a)に示したように、操作部16の底部16aを操作基台15の上面から浮かせて隙間19を形成するためのものである。
この操作部浮揚付勢手段20は、図8に示したように、中央下面に二本の固定ピン20a,20aを突設した固定主板20bと、その固定主板20bの両横に延設した弾性翼片20c,20cと、該弾性翼片20cの端部下面に突設した脚片20d,20dと、を備え、前記固定ピン20a,20aを操作部16の底部16aに形成した受筒部16n,16nに嵌合させて固定主板20bを固定すると共に、弾性翼片20c,20cの脚片20d,20dを操作部16の底部16aに開設した脚通孔16p,16pから操作基台15の上面(一対の軌道部24,24同士の間)に突出させ、そうして操作部16の底部16aを操作基台15の上面から浮かせるようにしたものである。このとき操作部16は、操作部浮揚付勢手段20の弾性翼片20c,20cの弾性によって支えられているのであり、従って操作部浮揚付勢手段20は、少なくとも操作部16の重量を支えるに十分な強さを有する。
また、そのような潤滑性に優れた樹脂で操作部浮揚付勢手段20を形成しない場合でも、操作部16の底部16aと操作基台15の面同士の全面接触を回避することにより、操作部16の底部16aや操作基台15の汚れに起因する摩擦抵抗の増大の影響を受けにくくすることができるから、どちらにしても操作部復動手段18による操作部16の復動が軽やかに行える効果がある。
図9,図10において、34は操作基台15の前記アール部21に設けた振動ユニットである。該振動ユニット34は、操作基台15の内部に固定した基台34aと、その基台34aに上向きに取り付けた左右1対の支持スプリング34b,34bと、その支持スプリング34b,34bによって上下動可能に支持される振動部材34cと、該振動部材34cの上面に取り付けられ、操作基台15の内側からアール部21の上面に向けて突出するように形成した受け部34dとからなる。
従って前記振動部材34cを作動させることにより、振動ユニット34の振動が受け部34dを介して遊技者の手に伝わるから、例えば遊技の内容に合わせて振動部材34cを適宜なタイミングで作動させれば、遊技の興趣を増大させることができ、或は振動により遊技者の手の疲れをほぐす用途に使用することもできる。なお、振動ユニット34をマッサージ機的な用途に使用する場合は、遊技者が自由に操作可能なように遊技者向けの振動スイッチを設けるとよい。
次に、本発明のパチンコ機の使用方法について、発射力調節装置10を中心に説明する。
遊技開始前のパチンコ機は、図1の状態であり、発射力調節装置10の操作部16が、図3のように操作部復動手段18の付勢により遊技者側に最も近寄った初期位置にある。操作部16が初期位置にある状態では、図3,図4のように操作部16のL型屈曲片16fと揺動レバー28の作用により操作基台15の内部に設けた前記メインスイッチ27がOFFになっていて、前記球発射部材9が停止している。そしてこのとき操作部16は、図6(a)、図10のように操作部浮揚付勢手段20の弾性翼片20c,20cの弾性により、操作基台15の上面との間に隙間19を保った状態で支えられている。
態に限定されるものではない。例えば実施形態では、弾球遊技機の一例として遊技球を球皿6に投入して遊技を行うパチンコ機を例示したが、遊技球を機内で循環させるいわゆる封入式のパチンコ機や、雀球式の弾球遊技機などでも同様に適用できる。
遊技板の遊技領域に向けて遊技球を発射させる球発射部材と、該球発射部材の発射力の強弱を調節する発射力調節装置と、を有する弾球遊技機において、
前記発射力調節装置は、
機前の下方から遊技者側に向けてほぼ水平に突設した操作基台と、
該操作基台の上面に位置し、定点を中心としたほぼ扇形の軌跡を描く状態で首振り回動可能な操作部と、
該操作部の前記首振り回動によって前記球発射部材の発射力を強弱させ得る調節手段と、を備え、
前記操作部は、
前記操作基台の上面に対向する底部と、その底部上にあって遊技者が手を載せ置くための手載せ部とを有し、首振り回動の中心たる前記定点を遊技者側に配置すると共に扇形の軌跡の円弧側が反遊技者側に向かうように向きを設定し、さらに遊技者が前記手載せ部に片手を載せた操作姿勢で前記操作基台の上面にもその手の一部が載り得る大きさであることを特徴とする弾球遊技機。
上記特許文献1の発射力調節装置は、ハンドルグリップ102の上に手の平を載せ、その周面に指を沿わせると共に親指を前記ダイヤル103に掛け、その姿勢のまま手の平を回転させつつ親指を動かして打撃力の強弱を調節する。打球発射調整操作用のダイヤル103はハンドルグリップ102の中心軸を中心として回転するが、操作する手は手首や指の関節を中心に動くにすぎず、従ってダイヤル103の操作は、あたかも水道の止水ハンドルを捻るがごときで、若干不自然な姿勢にならざるをえない。もちろんそのような不自然さは前記ダイヤル103の操作を困難にするほどのものではないが、その姿勢を長時間継続すると疲れやすい。
上記弾球遊技機の発射力調節装置は、首振り回動の中心たる定点を遊技者側に配置すると共に扇形の軌跡の円弧側が反遊技者側に向かうように向きを設定して操作部を操作基台の上に設置したから、遊技者が操作基台の定点近くに手首を載せて手を動かす動きと、操作部の動きがほぼ一致するため、操作部を操作する姿勢が自然で疲れにくい。
また、遊技者が前記操作部の手載せ部に片手を載せた操作姿勢で前記操作基台の上面にもその手の一部を載せることができるため、操作部を任意の位置に固定するのに操作基台を支えにすることができるから、長時間同じ姿勢を続けても疲れにくい。
よって、技術的思想Aの弾球遊技機の発射力調節装置は、操作部を任意の位置に片手で固定しつつ行う長時間の遊技にも疲れにくい。
遊技板の遊技領域に向けて遊技球を発射させる球発射部材と、該球発射部材の発射力の強弱を調節する発射力調節装置と、を有する弾球遊技機において、
前記発射力調節装置は、機前の下方から遊技者側に向けてほぼ水平に突設した操作基台と、該操作基台の上面に位置し、定点を中心としたほぼ扇形の軌跡を描く状態で首振り回動可能な操作部と、該操作部の前記首振り回動によって前記球発射部材の発射力を強弱させ得る調節手段と、を備え、
前記操作基台は、その上面に前記定点を中心とする平面視円弧形で凸状に盛り上げるか又は凹状に掘り下げた形態の単数又は複数の軌道部を有し、
前記操作部は、前記操作基台の上面に対向する底部と、その底部上にあって遊技者が手の平を載せ置くための手載せ部とを有し、さらに前記底部に前記操作基台の軌道部に合わさって摺動可能な凹状又は凸状の摺動部を有し、
前記操作基台の軌道部と操作部の摺動部とが合わさった状態で該操作部が前記定点を中心に首振り回動し得るものであることを特徴とする弾球遊技機。
上記技術的思想Bの目的は、発射力調節装置に対する硬貨等を用いた遊技者の不当な行為を未然に防止可能な弾球遊技機を提供することにある。
遊技板の遊技領域に向けて遊技球を発射させる球発射部材と、該球発射部材の発射力の強弱を調節する発射力調節装置と、を有する弾球遊技機において、
前記発射力調節装置は、
機前の下方から遊技者側に向けてほぼ水平に突設した操作基台と、
該操作基台の上面に対向する底部とその底部上にあって遊技者が手の平を載せ置くための手載せ部とを有し、定点を中心としたほぼ扇形の軌跡を描く状態で首振り回動可能な操作部と、
該操作部の首振り回動によって前記球発射部材の発射力を強弱させ得る調節手段と、
前記操作部を前記球発射部材の発射動作が停止するよう関連付けられた初期位置に向けて付勢する操作部復動手段と、
前記操作部の底部を前記操作基台の上面から浮かせて底部との間に隙間を形成することが可能な下限の強さと、前記手載せ部に載せた遊技者の手の重量の増加分に抗しきれない上限の強さの付勢力を備えた操作部浮揚付勢手段と、を備え、
遊技者が前記操作部に手を載せ置いた遊技時の状態では操作部の自重と遊技者の手の重量によって操作部の底部と操作基台の上面とが接触し、遊技者が操作部から手を離した状態では操作部浮揚付勢手段の作用により操作部の底部と操作基台の上面との間に隙間が形成され、その状態で前記操作部復動手段により操作部が前記初期位置に復動するようになっていることを特徴とする弾球遊技機。
1 …パチンコ機(弾球遊技機)
9 …球発射部材
10 …発射力調節装置
15 …操作基台
16 …操作部
16a …底部
16b …手載せ部
17 …調節手段
18 …操作部復動手段
19 …隙間
20 …操作部浮揚付勢手段
Claims (1)
- 遊技板の遊技領域に向けて遊技球を発射させる球発射部材と、該球発射部材の発射力の強弱を調節する発射力調節装置と、を有する弾球遊技機において、
前記発射力調節装置は、
機前の下方から遊技者側に向けてほぼ水平に突設した操作基台と、
該操作基台の上面に対向する底部とその底部上にあって遊技者が手の平を載せ置くための手載せ部とを有し、定点を中心としたほぼ扇形の軌跡を描く状態で首振り回動可能な操作部と、
該操作部の首振り回動によって前記球発射部材の発射力を強弱させ得る調節手段と、
前記操作部を前記球発射部材の発射動作が停止するよう関連付けられた初期位置に向けて付勢する操作部復動手段と、
前記操作部の底部を前記操作基台の上面から浮かせて底部との間に隙間を形成することが可能な操作部浮揚付勢手段と、を備え、
遊技者が前記操作部に手を載せ置いた遊技時の状態では操作部の自重と遊技者の手の重量によって操作部の底部と操作基台の上面とが接触し、遊技者が操作部から手を離した状態では操作部浮揚付勢手段の作用により操作部の底部と操作基台の上面との間に隙間が形成され、その状態で前記操作部復動手段により操作部が前記初期位置に復動するようになっていることを特徴とする弾球遊技機。
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