JP5177612B2 - 大型シューの誘導加熱焼入装置 - Google Patents
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Description
上記のワークテーブルに被焼入シューをピン孔の軸線を基準として基準位置に載置するとは、ピン孔の軸線をX方向にして、シューの中心点をワークテーブルの回転中心に一致させ、シューを180度回転させたときに中心点から対称のピン孔が同位置になるようにワークテーブルに載置することをいう。
A.準備段階
1.マスタシューを定位置に固定したパレットをワークテーブル上の基準位置に載置する。
2.前記位置測定手段を備えた加熱ユニットのX−Y−Zテーブルを移動して、該位置測定手段によりマスタシューの爪部焼入位置の座標Xa1,Ya1,Za1(爪部が複数あるときはXa2…Xax,Ya2…Yax,Za2…Zax)を計測して制御手段に記憶する。
3.前記X−Y−Zテーブルを移動して、前記位置測定手段によりマスタシューの第1踏み面の焼入位置の座標Xb1,Yb1,Zb1,を計測し、制御手段に記憶する。
4.同様に前記X−Y−Zテーブルを移動して、前記位置測定手段によりマスタシューの第2踏み面の焼入位置の座標Xb2,Yb2,Zb2(踏み面が3以上あるときはXb3…Xbx,Yb3…Ybx,Zb3…Zbx)を計測し、制御手段に記憶する。
5.前記X−Y−Zテーブルを移動して、前記位置測定手段によりマスタシューの中心点から片側のいずれか一つのピン孔の焼入位置の位置座標Xh1,Yh1,Zh1を計測し制御手段に記憶する。
6.同様にして、前記準備段階5と同側の他の各ピン孔の焼入位置の位置座標Xh2…Xhx,Yh2…Yhx,Zh2…Zhxを計測する。
7.ワークテーブル上のマスタシューを下ろして準備段階を終了する。
B.焼入段階
8.被焼入シューを定位置に固定したパレットをワークテーブル上の基準位置に載置する。
9.焼入作業を開始すると、前記準備段階により制御手段に記憶された位置座標により、以下の動作が行われる。
10.第1加熱ユニットのX−Y−Zテーブルが駆動されて爪部加熱コイルが爪部焼入位置座標Xa1,Ya1,Za1に移動して、爪部が焼入温度に加熱冷却されて焼入れされる。
爪部が2以上あるときは、同様にして他の爪部が加熱・焼入れされる。
11.爪部が焼入れされると、第2加熱ユニットのX−Y−Zテーブルが駆動されて踏み面加熱コイルが第1踏み面の焼入位置座標Xb1,Yb1,Zb1に移動して、第1踏み面が加熱冷却されて焼入れされる。
12. 第1踏み面が焼入れされると、同様にして、踏み面加熱コイルが第2踏み面の焼入位置座標Xb2,Yb2,Zb2に移動して、第2踏み面が加熱冷却されて焼入れされる。
踏み面が3以上あるときは、同様にして他の踏み面が加熱・焼入れされる。
13.すべての踏み面が焼入れされると、前記準備段階5及び6により計測された位置座標のピン孔が以下のように焼入れされる。
第3加熱ユニットのX−Y−Zテーブルが駆動されて一つのピン孔の焼入位置の位置座標Xh1,Yh1,Zh1に移動され、ピン孔加熱コイルがシューの一方からピン孔の焼入位置に挿入されて該焼入位置が加熱される。該焼入位置が焼入温度に達すると、加熱コイルが退き、シューの他方から該ピン孔に冷却液噴射管が挿入されて一つのピン孔の焼入位置が噴射冷却により焼入れされる。
14.続いて、同様の動作により、前記準備段階6の側の他のピン孔が次々と焼入れされる。
15.前記焼入段階13及び14によりシューの中心から一方の側のピン孔がすべて焼入れされると、ワークテーブルが180度回転される。
16.前記焼入段階13、14と同じ動作が行われて、シューの前記焼入段階13と中心点から反対側のピン孔の焼入位置が次々と焼入れされる。これにより、シューのすべてのピン孔が焼入れされて作業を終了する。
A.準備段階
1.爪部及び踏み面の焼入位置に測定基準位置を設定したマスタシューを定位置に固定したパレットをワークテーブル上の基準位置に載置する。
2.前記位置測定手段を備えた加熱ユニットのX−Y−Zテーブルを移動して、該位置測定手段によりマスタシューの爪部測定基準位置の座標Xa1,Ya1,Za1(爪部が複数あるときはXa2…Xax,Ya2…Yax,Za2…Zax)を計測し、制御手段に記憶する。
3.前記X−Y−Zテーブルを移動して、前記位置測定手段によりマスタシューの第1踏み面の測定基準位置の座標Xb1,Yb1,Zb1を計測し、制御手段に記憶する。
4.同様に前記X−Y−Zテーブルを移動して、前記位置測定手段によりマスタシューの第2踏み面の測定基準位置の座標Xb2,Yb2,Zb2(踏み面が3以上あるときはXb3…Xbx,Yb3…Ybx,Zb3…Zbx)を計測し、制御手段に記憶する。
5.第1加熱ユニットの爪部加熱コイルを爪部の測定基準位置に移動して、この位置の座標Xo1,Yo1,Zo1を計測し、爪部焼入基準位置として制御手段に記憶する。爪部が複数あるときは第2…第xの焼入基準位置の座標Xo2…Xox,Yo2…Yox,Zo2…Zoxを計測し、第2…第xの爪部焼入基準位置として制御手段に記憶する。
6.第2加熱ユニットの踏み面加熱コイルを第1踏み面の測定基準位置に移動して、この位置の座標Xs1,Ys1,Zs1を計測し、第1踏み面焼入基準位置として制御手段に記憶する。踏み面が複数あるときは、同様の動作を繰り返して、第2…第xの踏み面焼入基準位置の座標Xs2…Xsx,Ys2…Ysx,Zs2…Zsxを計測し、第2…第xの踏み面焼入基準位置として制御手段に記憶する。
7.第3加熱ユニットのピン孔加熱コイルをマスタシューの中心点から一方側の第1ピン孔の焼入位置に移動して、この位置の座標Xh1,Yh1,Zh1を計測し、第1ピン孔焼入基準位置として制御手段に記憶する。中心点から前記同側の他の複数のピン孔について、同様の動作を繰り返して、第2…第xのピン孔焼入基準位置の座標Xh2…Xhx,Yh2…Yhx,Zh2…Zhxを計測し、第2…第xのピン孔焼入基準位置として制御手段に記憶する。
8.ワークテーブル上のマスタシューを下ろして準備段階を終了する。
B.焼入段階
9.爪部及び踏み面の焼入位置に測定基準位置を設定した被焼入シューを定位置に固定したパレットをワークテーブル上の基準位置に載置する。
10.焼入作業を開始すると、前記準備段階により制御手段に記憶された位置座標に基づき、以下の動作が行われる。
11.前記位置測定手段を備えた加熱ユニットが移動して、該位置測定手段により被焼入シューの爪部測定基準位置の座標Xwa1,Ywa1,Zwa1(爪部が2以上のときは Xwa2…Xwax,Ywa2…Ywax,Zwa2…Zwax)が計測される。
12.同様にして、前記位置測定手段により被焼入シューの第1踏み面の測定基準位置の座標Xwb1,Ywb1,Zwb1が計測される。
13.同様に前記位置測定手段により、第2踏み面の測定基準位置の座標Xwb2,Ywb2,Zwb2(踏み面が3以上あるときは Xwb3…Xwbx,Ywb3…Ywbx,Zwb3…Zwbx)が計測される。
14.前記準備段階2の各爪部座標計測値、及び準備段階3、4の各踏み面の座標計測値と、対応する焼入段階11〜13の座標計測値との差を補正値とし、準備段階5〜7の焼入基準位置の座標値が参照されて以下の動作が行われる。
15.第1加熱ユニットのX−Y−Zテーブルが前記補正値に基づき駆動されて、爪部加熱コイルが各爪部焼入位置に移動して、各爪部が焼入温度に加熱冷却されて焼入れされる。
16.各爪部が焼入れされると、同様に第2加熱ユニットのX−Y−Zテーブルが前記補正値に基づき駆動されて踏み面加熱コイルが第1踏み面の焼入位置に移動して、第1踏み面が加熱冷却されて焼入れされる。
17.第1踏み面が焼入れされると、同様にして、前記補正値に基づき踏み面加熱コイルが第2踏み面の焼入位置に移動して、第2踏み面が加熱冷却されて焼入れされる。
踏み面が3以上あるときは、同様にして他の踏み面が加熱・焼入れされる。
18.すべての踏み面が焼入れされると、次にシューの中心点から一方の側のピン孔が焼入れされる。
第3加熱ユニットのX−Y−Zテーブルが駆動されて準備段階7で記憶された第1ピン孔焼入基準位置の座標Xh1,Yh1,Zh1に移動され、ピン孔加熱コイルがシューの一方から上記ピン孔に挿入されてピン孔の焼入位置が加熱される。ピン孔の焼入位置が焼入温度に達すると、加熱コイルが退き反対側から該ピン孔に冷却液噴射管が挿入されて第1ピン孔の焼入位置が噴射冷却により焼入れされる。
19.続いて、前記同様の動作により、前記準備段階7で計測された側の他の複数のピン孔が焼入れされる。
20.上記被焼入シューの一方の側のピン孔がすべて焼入れされると、ワークテーブルが180度回転される。
21.前記焼入段階18、19と同じ動作が行われて、前記焼入段階18とシューの中心点から反対側のピン孔が次々と焼入れされる。これにより、すべてのピン孔が焼入れされて作業を終了する。
なお、上記動作は、焼入れする爪部が1か所、踏み面が2か所の動作について述べたが、焼入箇所の数が異なる場合も同様に適用される。
とくに、重量のあるシューを水平においたまま、爪部、踏み面、ピン孔の焼入れがすべて行われるので、シューの向きを垂直に変えてピン孔の焼入れを行う従来の方法に対して焼入れ時間の短縮が可能になるとともに、ピン孔に冷却管を挿入して冷却するのでピン孔の急冷が十分になり均一な焼入れ硬さが得られる。
装置の前面ほぼ中央にワークテーブル11が固定される。ワークテーブル11はステップモータ12で駆動される回転テーブル13を有する。回転テーブル13には、焼入れ時にワークWを冷却する冷却手段と噴射した冷却液を受けて液タンクに還流する冷却液受けが設けられているが図示を省略する。
ワークテーブル11の後方にベースフレーム10が設けられ、ベースフレーム10上に前記ワークの軸心X方向に直角のY方向に走行するYテーブル21が設けられる。Yテーブル21はY方向のレール22上を駆動手段23により往復移動駆動される。
その他に、制御部101は、誘導加熱コイルの電力制御、冷却液の制御を行うがこれらは公知であるので省略する。
以下、上記構成の誘導加熱焼入装置により、本発明第1実施形態の大型シュー焼入れの動作について説明する。
本発明構成の誘導加熱焼入装置の動作は、大きく分けて、マスタシューによる爪部加熱位置、踏み面加熱位置、ピン孔加熱位置のX−Y−Zテーブル基準座標を計測、記憶する準備段階と、ワークシューWを誘導加熱、焼入れする焼入段階とに分けられる。図6は準備段階の動作ステップを示すフローチャート、図7は焼入段階のフローチャートである。
図6を用いて準備段階の動作を説明する。まずワークシューと同形状のマスタシューMを固定したパレットPを、ワークテーブル11上の基準位置に載置し、パレットPの2辺をストッパ14a,b,cに当ててプッシャ15a,15bで固定する(STEPJ1)。すると、シューの中心CPがワークテーブル11の回転中心に一致しピン孔6の軸線がX方向に平行になる。
前述したように、図4のシューの中心点CPから左側のピン孔5B,5C,5Fは中心点CPを心として180度回転すると6E,6D,6Aと同じ位置になるので、ここではピン孔6E,6D,6A座標値は計測しない。
次に図7を用いて焼入段階の動作について説明する。まず爪部の焼入れをする。ワークシューWをワークテーブル11上の基準位置に載置し、スタートスイッチをオンにすると、制御手段100の記憶部102に記憶された座標数値により制御部101が指令して、第1加熱ユニット40Aが座標X0,Y0,Z0に移動する(STEPQ1)。これにより、爪部加熱コイル46Aが爪部焼入位置に位置する。ここで加熱コイルに電力を付加して爪部を加熱し、加熱後図示しない冷却手段により急冷して爪部を焼入れする(STEPQ2)。
次に、本発明第2実施形態の大型シュー焼入れの動作について説明する。
第2実施形態も前記第1実施形態とほぼ同様である。しかし、ワークの爪部や踏み面は鍛造肌などの場合があるためワークが変わると焼入位置を測定する必要があるが、ピン孔は機械加工されているので、ピン孔が基準にパレットが固定されていれば、ピン孔はワークごとに焼入位置を測定する必要がない。
本発明第2実施形態の誘導加熱焼入装置の動作も、準備段階と焼入段階とに分けられる。図8は第2実施形態の準備段階の動作ステップを示すフローチャート、図9は焼入段階のフローチャートである。
図8を用いて準備段階の動作を説明する。まず、ワークシューと同形状のマスタシューMの爪部と踏み面の焼入位置に測定基準位置を設定する。それぞれの測定基準位置は複数の位置が望ましい。
次にこのマスタシューMを固定したパレットPを、ワークテーブル11上の基準位置に載置し、パレットPの2辺をストッパ14a,b,cに当ててプッシャ15a,15bで固定する(STEPJ1)。すると、シューの中心CPがワークテーブル11の回転中心に一致しピン孔6の軸線がX方向に平行になる。
続いて踏み面加熱46Bコイルを、踏み面3Bの測定基準位置に移動し(STEPJ15)、踏み面焼入基準位置の座標Xs2,Ys2,Zs2を計測して記憶する(STEPJ16)。
第3加熱ユニット40Cのピン孔加熱コイル46Cを、ピン孔6Eの焼入位置に移動し(STEPJ17)、ピン孔6Eの焼入基準位置の座標Xh1,Yh1,Zh1を計測して記憶する(STEPJ18)。
図9を用いて第2実施形態の焼入段階の動作について説明する。
まず、爪部及び踏み面の焼入位置に測定基準位置を設定したワークシューWをワークテーブル11上の基準位置に載置し、スタートスイッチをオンにする。
第1加熱ユニット40Aの位置測定器47を移動して(STEPQ1)、爪部測定基準位置に置き(STEPQ2)、その座標位置を計測し爪部焼入基準位置Xwa1,Ywa1,Zwa1とする(STEPQ3)。
続いて、位置測定器47を移動して(STEPQ7)、第2踏み面3Bの測定基準位置に置き(STEPQ8)、その座標位置を計測し踏み面3Bの焼入基準位置Xwb2,Ywb2,Zwb2とする(STEPQ9)。
続いて、第2加熱ユニット40Bが駆動されて、踏み面加熱コイル46Bが第2踏み面3Bの焼入部の補正された座標に移動する。ここで、加熱・急冷して第2踏み面3Bが焼入れされて、両方の踏み面の焼入れが完了する(STEPQ13)。
第3加熱ユニット40Cが駆動されて、前記準備段階で計測記憶されたピン孔6Eの座標位置Xh1,Yh1,Zh1に移動され、ピン孔加熱コイル46Cがピン孔6Eに挿入される(STEPQ14)。前述したようにピン孔は機械加工されているので、焼入ワークは準備段階と位置がずれることはなく、ピン孔加熱コイル46Cはピン孔焼入位置に正確に位置される。
これにより、建設機械などの品質と生産性を向上する。
Claims (6)
- 大型シューの爪部、踏み面及びピン孔を誘導加熱焼入れする焼入装置において、被焼入シューをピンボスに設けられたピン孔の軸線を基準として基準位置に載置して該ピン孔の軸線が180度回転するように回転駆動されるワークテーブルと、被焼入シューの前記爪部、踏み面及びピン孔の焼入位置を加熱するそれぞれ別個のトランスに連結された誘導加熱コイルを保持する第1、第2、第3加熱ユニットと、該第1、第2、第3加熱ユニットが上下のZ方向に移動駆動されるZテーブルと、該Zテーブルを搭載して被焼入シューの前記ピン孔の軸線に平行のX方向に往復駆動されるXテーブルと、該Xテーブルを搭載して該軸線に直角のY方向に往復駆動されるYテーブルと、前記ワークテーブル上の大型シューの爪部、踏み面及びピン孔の焼入位置を測定する位置測定手段と、前記X−Y−Zテーブルを駆動制御する制御手段とを備えたことを特徴とする大型シューの誘導加熱焼入装置。
- 前記位置測定手段は前記いずれかの加熱ユニットに設けられて前記ワークテーブルに載置されたマスタシューの前記爪部、踏み面及びピン孔の各焼入位置の座標を計測・記憶し、前記制御手段は、前記位置測定手段が計測・記憶した前記マスタシューの前記各焼入位置の座標計測値に基づき、前記各誘導加熱コイルを被焼入シューのそれぞれの焼入位置に誘導するように前記X−Y−Zテーブルを駆動制御することを特徴とする請求項1に記載の大型シューの誘導加熱焼入装置。
- 前記爪部と踏み面に測定基準位置を設定したマスタシューを前記ワークテーブルの基準位置に載置し、前記いずれかの加熱ユニットに設けられた前記位置測定手段により前記ワークテーブルに載置したマスタシューの前記爪部及び踏み面の各測定基準位置とピン孔の焼入位置の座標を計測・記憶した後、前記制御手段により、前記第1、第2、第3加熱ユニットの誘導加熱コイルを、それぞれ前記爪部及び踏み面の各測定基準位置とピン孔の焼入位置とに移動して、該各位置の座標を各々の焼入基準位置として前記位置測定手段により計測・記憶した後、前記ワークテーブル上のマスタシューを被焼入シューに置き換え、前記同様に前記位置測定手段により被焼入シューに設定した爪部及び踏み面の測定基準位置とピン孔の焼入位置の座標を計測し、この座標値と前記マスタシューの位置測定手段により計測・記憶した焼入基準位置の座標値との差値を算出し、該差値に基づき前記各誘導加熱コイルを被焼入シューのそれぞれの焼入位置に誘導するように前記制御手段により、前記X−Y−Zテーブルを駆動制御することを特徴とする請求項1に記載の大型シューの誘導加熱焼入装置。
- 前記第3加熱ユニットは、前記ピン孔の軸線に平行に移動して該ピン孔に挿入され該ピン孔の焼入位置を加熱するピン孔加熱コイルを備え、該ピン孔の焼入位置を加熱後に前記ピン孔加熱コイルが挿入される反対側から冷却液噴射管を挿入して、ピン孔の焼入位置を噴射冷却・焼入れするように制御する冷却制御手段を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の大型シューの誘導加熱焼入装置。
- シューの中心点を中心として180度回転すると同位置になる複数のピン孔を有する大型シューの誘導加熱焼入において、以下に記載する手順により、被焼入シューを誘導加熱焼入れする制御手段を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の大型シューの誘導加熱焼入装置。
A.準備段階
1.マスタシューを定位置に固定したパレットをワークテーブル上の基準位置に載置する。
2.前記位置測定手段を備えた加熱ユニットのX−Y−Zテーブルを移動して、該位置測定手段によりマスタシューの爪部焼入位置の座標Xa1,Ya1,Za1(爪部が複数あるときはXa2…Xax,Ya2…Yax,Za2…Zax)を計測して制御手段に記憶する。
3.前記X−Y−Zテーブルを移動して、前記位置測定手段によりマスタシューの第1踏み面の焼入位置の座標Xb1,Yb1,Zb1,を計測し、制御手段に記憶する。
4.同様に前記X−Y−Zテーブルを移動して、前記位置測定手段によりマスタシューの第2踏み面の焼入位置の座標Xb2,Yb2,Zb2(踏み面が3以上あるときはXb3…Xbx,Yb3…Ybx,Zb3…Zbx)を計測し、制御手段に記憶する。
5.前記X−Y−Zテーブルを移動して、前記位置測定手段によりマスタシューの中心点から片側のいずれか一つのピン孔の焼入位置の位置座標 Xh1,Yh1,Zh1を計測し制御手段に記憶する。
6.同様にして、前記準備段階5と同側の他の各ピン孔の焼入位置の位置座標Xh2…Xhx,Yh2…Yhx,Zh2…Zhxを計測する。
7.ワークテーブル上のマスタシューを下ろして準備段階を終了する。
B.焼入段階
8.被焼入シューを定位置に固定したパレットをワークテーブル上の基準位置に載置する。
9.焼入作業を開始すると、前記準備段階により制御手段に記憶された位置座標により、以下の動作が行われる。
10.第1加熱ユニットのX−Y−Zテーブルが駆動されて爪部加熱コイルが爪部焼入位置座標Xa1,Ya1,Za1に移動して、爪部が焼入温度に加熱冷却されて焼入れされる。
爪部が2以上あるときは、同様にして他の爪部が加熱・焼入れされる。
11.爪部が焼入れされると、第2加熱ユニットのX−Y−Zテーブルが駆動されて踏み面加熱コイルが第1踏み面の焼入位置座標Xb1,Yb1,Zb1に移動して、第1踏み面が加熱冷却されて焼入れされる。
12. 第1踏み面が焼入れされると、同様にして、踏み面加熱コイルが第2踏み面の焼入位置座標Xb2,Yb2,Zb2に移動して、第2踏み面が加熱冷却されて焼入れされる。
踏み面が3以上あるときは、同様にして他の踏み面が加熱・焼入れされる。
13.すべての踏み面が焼入れされると、前記準備段階5及び6により計測された位置座標のピン孔が以下のように焼入れされる。
第3加熱ユニットのX−Y−Zテーブルが駆動されて一つのピン孔の焼入位置の位置座標Xh1,Yh1,Zh1に移動され、ピン孔加熱コイルがシューの一方からピン孔の焼入位置に挿入されて該焼入位置が加熱される。該焼入位置が焼入温度に達すると、加熱コイルが退き、シューの他方から該ピン孔に冷却液噴射管が挿入されて一つのピン孔の焼入位置が噴射冷却により焼入れされる。
14.続いて、同様の動作により、前記準備段階6の側の他のピン孔が次々と焼入れされる。
15.前記焼入段階13及び14によりシューの中心から一方の側のピン孔がすべて焼入れされると、ワークテーブルが180度回転される。
16.前記焼入段階13、14と同じ動作が行われて、シューの前記焼入段階13と中心点から反対側のピン孔の焼入位置が次々と焼入れされる。これにより、シューのすべてのピン孔が焼入れされて作業を終了する。 - シューの中心点を中心として180度回転すると同位置になる複数のピン孔を有する大型シューの誘導加熱焼入において、以下に記載する手順により、被焼入シューを誘導加熱焼入れする制御手段を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の大型シューの誘導加熱焼入装置。
A.準備段階
1.爪部及び踏み面の焼入位置に測定基準位置を設定したマスタシューを定位置に固定したパレットをワークテーブル上の基準位置に載置する。
2.前記位置測定手段を備えた加熱ユニットのX−Y−Zテーブルを移動して、該位置測定手段によりマスタシューの爪部測定基準位置の座標Xa1,Ya1,Za1(爪部が複数あるときはXa2…Xax,Ya2…Yax,Za2…Zax)を計測し、制御手段に記憶する。
3.前記X−Y−Zテーブルを移動して、前記位置測定手段によりマスタシューの第1踏み面の測定基準位置の座標Xb1,Yb1,Zb1を計測し、制御手段に記憶する。
4.同様に前記X−Y−Zテーブルを移動して、前記位置測定手段によりマスタシューの第2踏み面の測定基準位置の座標Xb2,Yb2,Zb2(踏み面が3以上あるときはXb3…Xbx,Yb3…Ybx,Zb3…Zbx)を計測し、制御手段に記憶する。
5.第1加熱ユニットの爪部加熱コイルを爪部の測定基準位置に移動して、この位置の座標Xo1,Yo1,Zo1を計測し、爪部焼入基準位置として制御手段に記憶する。爪部が複数あるときは第2…第xの焼入基準位置の座標Xo2…Xox,Yo2…Yox,Zo2…Zoxを計測し、第2…第xの爪部焼入基準位置として制御手段に記憶する。
6.第2加熱ユニットの踏み面加熱コイルを第1踏み面の測定基準位置に移動して、この位置の座標Xs1,Ys1,Zs1を計測し、第1踏み面焼入基準位置として制御手段に記憶する。踏み面が複数あるときは、同様の動作を繰り返して、第2…第xの踏み面焼入基準位置の座標Xs2…Xsx,Ys2…Ysx,Zs2…Zsxを計測し、第2…第xの踏み面焼入基準位置として制御手段に記憶する。
7.第3加熱ユニットのピン孔加熱コイルをマスタシューの中心点から一方側の第1ピン孔の焼入位置に移動して、この位置の座標Xh1,Yh1,Zh1を計測し、第1ピン孔焼入基準位置として制御手段に記憶する。中心点から前記同側の他の複数のピン孔について、同様の動作を繰り返して、第2…第xのピン孔焼入基準位置の座標Xh2…Xhx,Yh2…Yhx,Zh2…Zhxを計測し、第2…第xのピン孔焼入基準位置として制御手段に記憶する。
8.ワークテーブル上のマスタシューを下ろして準備段階を終了する。
B.焼入段階
9.爪部及び踏み面の焼入位置に測定基準位置を設定した被焼入シューを定位置に固定したパレットをワークテーブル上の基準位置に載置する。
10.焼入作業を開始すると、前記準備段階により制御手段に記憶された位置座標に基づき、以下の動作が行われる。
11.前記位置測定手段を備えた加熱ユニットが移動して、該位置測定手段により被焼入シューの爪部測定基準位置の座標Xwa1,Ywa1,Zwa1(爪部が2以上のときは Xwa2…Xwax,Ywa2…Ywax,Zwa2…Zwax)が計測される。
12.同様にして、前記位置測定手段により被焼入シューの第1踏み面の測定基準位置の座標Xwb1,Ywb1,Zwb1が計測される。
13.同様に前記位置測定手段により、第2踏み面の測定基準位置の座標Xwb2,Ywb2,Zwb2(踏み面が3以上あるときは Xwb3…Xwbx,Ywb3…Ywbx,Zwb3…Zwbx)が計測される。
14.前記準備段階2の各爪部座標計測値、及び準備段階3、4の各踏み面の座標計測値と、対応する焼入段階11〜13の座標計測値との差を補正値とし、準備段階5〜7の焼入基準位置の座標値が参照されて以下の動作が行われる。
15.第1加熱ユニットのX−Y−Zテーブルが前記補正値に基づき駆動されて、爪部加熱コイルが各爪部焼入位置に移動して、各爪部が焼入温度に加熱冷却されて焼入れされる。
16.各爪部が焼入れされると、同様に第2加熱ユニットのX−Y−Zテーブルが前記補正値に基づき駆動されて踏み面加熱コイルが第1踏み面の焼入位置に移動して、第1踏み面が加熱冷却されて焼入れされる。
17.第1踏み面が焼入れされると、同様にして、前記補正値に基づき踏み面加熱コイルが第2踏み面の焼入位置に移動して、第2踏み面が加熱冷却されて焼入れされる。
踏み面が3以上あるときは、同様にして他の踏み面が加熱・焼入れされる。
18.すべての踏み面が焼入れされると、次にシューの中心点から一方の側のピン孔が焼入れされる。
第3加熱ユニットのX−Y−Zテーブルが駆動されて準備段階7で記憶された第1ピン孔焼入基準位置の座標Xh1,Yh1,Zh1に移動され、ピン孔加熱コイルがシューの一方から上記ピン孔に挿入されてピン孔の焼入位置が加熱される。ピン孔の焼入位置が焼入温度に達すると、加熱コイルが退き反対側から該ピン孔に冷却液噴射管が挿入されて第1ピン孔の焼入位置が噴射冷却により焼入れされる。
19.続いて、前記同様の動作により、前記準備段階7で計測された側の他の複数のピン孔が焼入れされる。
20.上記被焼入シューの一方の側のピン孔がすべて焼入れされると、ワークテーブルが180度回転される。
21.前記焼入段階18、19と同じ動作が行われて、前記焼入段階18とシューの中心点から反対側のピン孔が次々と焼入れされる。これにより、すべてのピン孔が焼入れされて作業を終了する。
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