JP2014173154A - プラグ焼入れ装置及びプラグ焼入れ方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】焼入れ位置における芯金の交換時間を短縮することができるプラグ焼入れ装置及びプラグ焼入れ方法を提供する。
【解決手段】環状の被処理体Wの内径を拘束した状態で焼入れ処理するプラグ焼入れ装置100において、被処理体Wが収容される複数の焼入れユニット110と、各焼入れユニット110に収容される被処理体Wを焼入れ処理する焼入れ部150と、各焼入れユニット110を互いに独立して焼入れ部150に移動させる焼入れユニット移動手段140とを備え、各焼入れユニット110に被処理体Wの内側に挿入される芯金116を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、環状の被処理体を焼入れ処理するプラグ焼入れ装置及びプラグ焼入れ方法に関する。
一般に、自動車部品や機械部品等の硬度を高めるためには焼入れ処理が行われる。焼入れ処理を行う焼入れ装置には様々なものがあるが、例えばギア部品のような環状の機械部品等(以下、「被処理体」という)を焼入れ処理する場合には、プラグ焼入れ装置が用いられる場合がある。
従来のプラグ焼入れ装置の例としては、特許文献1,2に開示されたものがある。特許文献1には、高周波誘導加熱炉、プラグ焼入れ炉および焼きなまし炉の順に配列された各炉に、これら各炉の側面側に配置された搬送手段により被処理品を順次搬送して連続的に行う各処理を高周波プラグ焼入れ装置が開示されている。特許文献1に開示された焼入れ装置においては、被処理品の自動取り除き機構を備えるが、焼入れプラグ(芯金)は焼入れ装置に組み込まれており固定された状態である。
特許文献2には、被処理品を搬送しながら高周波誘導加熱、プラグ焼入れ、及び焼なましの各処理を順に行う高周波プラグ焼入れ装置において、搬送軸を被処理品の搬送位置より上記各処理位置を経て搬出位置に亘って設け、左右一対の支持具からなる開閉自在な複数の挟持部材を上記搬送軸に所定の間隔で取り付け、そして上記搬送軸を往復動せしめ、また上記挟持部材を開閉せしめる駆動装置を備えてなる高周波プラグ焼入れ装置が開示されている。
さらには被処理品のサイズは様々であり、異なる外形(内径)の被処理品を1つのプラグ(芯金)で対応するために、被処理品を挟持する挟持部材の支持具の形状を所定の形状とし、また搬送軸の一端側において搬送軸の往復動範囲を決定する段付き位置決めロッドを設けることにより、プラグ焼入れ装置のプラグの中心位置と被処理品の中心とを精密に一致させ、その後プラグで拘束して焼入れする装置が開示されている。被処理品の形状の違いについては、プラグの開度を変えることにより、異なる寸法の被処理品の内径を拘束し、焼入れ処理するものである。
特開平1−184220号公報 特開昭63−235426号公報
プラグ焼入れ装置は、焼入れ処理における被処理体の寸法変化を防ぐことを目的とした装置である。そのプラグ焼入れ装置による焼入れ処理は、円筒状の芯金を被処理体の内側に挿入し、被処理体の内径を拘束した状態で行われる。しかし、前述の通り多種多様の形状・寸法の被処理体を焼入れ処理する場合は、被処理体の内径は、一律に決まるものではない。
特許文献1、2では、多種多様な形状の被処理体について、1つの芯金で対処する技術であるが、近年、被処理体により均質な焼入れを施す要求があり、汎用の1つの芯金で焼入れする手法には限界がある。
このため、1つの芯金を内径の異なる複数の被処理体に使用せずに、焼入れ処理する際には、被処理体の形状や材質などに応じて各被処理体の内径にそれぞれ対応した均質に冷却可能な構造の複数の芯金を準備しておく必要がある。このとき特許文献1、2のプラグ焼入れ装置において、各被処理体に対応した芯金に短時間で交換するのは非常に困難である。
また、仮に被処理体に対応していない内径の異なる芯金に誤って交換すると、焼入れ後に被処理体と芯金が焼き嵌めされた状態となり、被処理体から芯金が外れなくなる恐れもある。
また、特許文献1、2の方法で異なる種類の被処理体を処理すると、焼入れ前の工程にかかる時間や焼入れ時間が被処理体ごとに異なる場合があり、連続的な処理が困難になるとともに、焼入れ品質のばらつきが発生するおそれがある。
本発明の目的は、上記問題点を解決するため、焼入れ位置における芯金の交換時間を短縮することができるプラグ焼入れ装置及びプラグ焼入れ方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によれば、環状の被処理体の内径を芯金で拘束した状態で焼入れ処理するプラグ焼入れ装置であって、前記被処理体が収容される複数の焼入れユニットと、前記焼入れユニットに収容される前記被処理体を焼入れ処理する焼入れ部と、各焼入れユニットを前記焼入れ部に移動させる機能を有する焼入れユニット移動手段とを備え、各焼入れユニットには、前記被処理体の内側に挿入される芯金が設けられていることを特徴とするプラグ焼入れ装置が提供される。
各焼入れユニットを収容するストック部を備え、前記焼入れユニット移動手段が、各焼入れユニットを前記ストック部から前記焼入れ部に移動させる機能を有していることが好ましい。また、前記焼入れユニットを予熱する予熱部を備え、前記焼入れユニット移動手段が、さらに各焼入れユニットを前記予熱部に移動させる機能を有していることが好ましい。
各焼入れユニットを収容するストック部と、各焼入れユニットを予熱する予熱部とを備え、前記焼入れユニット移動手段が、各焼入れユニットを前記ストック部から前記予熱部に移動させる機能と、前記予熱部から前記焼入れ部に移動させる機能とを有していることが好ましい。
各焼入れユニットに設けられた芯金は、他の焼入れユニットの芯金が対応可能な被処理体とは異なる被処理体の寸法に対応した形状を有していても良い。
各焼入れユニットを収容するストック部と、各焼入れユニットを予熱する予熱部とを備え、前記焼入れユニット移動手段は、各焼入れユニットに搬送される前記被処理体の寸法に応じ、前記ストック部に収容された前記複数の焼入れユニットから、前記被処理体の寸法に対応した形状の芯金が設けられた焼入れユニットを選択し、前記予熱部又は前記焼入れ部に移動させる機能を備えていることが好ましい。
前記焼入れユニットは、開口部を有し、前記焼入れ部に前記開口部を覆うユニットカバーが設けられていても良い。
また、前記被処理体を前記焼入れユニットに搬送する搬送装置を備えていても良い。前記搬送装置は、前記被処理体を搬送する際に前記被処理体の寸法を測定可能に構成されていることが好ましい。また、前記搬送装置は、浸炭炉により浸炭処理された前記被処理体を前記焼入れユニットに搬送することとしても良い。
また、本発明によれば、環状の被処理体を焼入れ処理するプラグ焼入れ方法であって、複数の焼入れユニットから焼入れユニットを選択し、該焼入れユニットに収容される被処理体を焼入れ処理する焼入れ部に移動させ、前記被処理体を該焼入れユニットに収容した後、該焼入れユニットに設けられた芯金で前記被処理体を固定して、該焼入れユニット内で前記被処理体を焼入れ処理することを特徴とするプラグ焼入れ方法も提供される。
各焼入れユニットを、該焼入れユニットが収容されるストック部から前記焼入れ部に移動させることが好ましい。また、前記焼入れユニットを前記焼入れ部に移動させる前に、前記焼入れユニットを、該焼入れユニットを予熱する予熱部に移動させることが好ましい。
前記被処理体を前記焼入れユニットに搬送する際に、前記被処理体の寸法を測定し、その寸法情報に基づいて前記被処理体を前記焼入れユニットに収容するか否か判断しても良い。また、前記被処理体を前記焼入れユニットに搬送する際に、前記被処理体の寸法情報に基づいて、前記複数の焼入れユニットから、前記被処理体の寸法に対応した芯金が設けられた焼入れユニットを選択し、該焼入れユニットに前記被処理体を収容することが好ましい。
前記焼入れユニットに開口部が形成され、前記焼入れユニットと、前記焼入れ部に設けられ、前記開口部を覆うユニットカバーとにより焼入れ室を形成しても良い。また、上記プラグ焼入れ装置を用いて、前記被処理体を焼入れ処理しても良い。
本発明によれば、焼入れ部における芯金の交換にかかる準備時間を短縮することができる。また、内径の異なる被処理体を連続して処理する場合であっても、生産性を落とすことなく、焼入れ処理を行うことができる。
本発明の実施形態に係る浸炭処理設備を示す概略平面図である。 図1中のA方向から見た図である。 本発明の実施形態に係る焼入れ装置を示す図(図1の右側面図)である。 図1中のB−B断面視における焼入れ処理の各工程を示す図である。 本発明の実施形態に係る焼入れ装置の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る焼入れ装置の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る焼入れ装置の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る焼入れ装置の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係る焼入れ装置の動作を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を浸炭処理設備1に基づいて説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素においては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1に示す通り、浸炭処理設備1は、材料供給部10、測定部20、浸炭炉30、プラグ焼入れ装置100を備えている。また、図示しない設備として、プラグ焼入れ処理を施した後に、被処理体を洗浄する洗浄機、焼き戻し炉などを備えてもよい。各構成部の間には、搬送路等が設けられ、図1中の矢印方向に向かって、環状の被処理体Wが搬送される。なお、環状の被処理体Wとは、例えば機械部品のギア等である。
測定部20には、環状の被処理体Wの内径、外径及び厚さを測定する測定装置(不図示)が設けられている。浸炭炉30の入側と出側には、それぞれ搬入台2と搬出台3が設けられており、搬入台2に載置された被処理体Wは、浸炭炉内に搬入される。測定部20と搬入台2との間には、L字型の搬送路4が設けられており、搬送路4の側方にはプッシャー5が設けられている。なお、プッシャー5の駆動機構は、例えばエアシリンダーや電動シリンダーである。
浸炭炉30の搬出台3とプラグ焼入れ装置100との間には、被処理体Wを焼入れ後、後工程の洗浄機まで搬送する搬送路6が設けられている。この搬送路6の上流端付近には、被処理体Wをプラグ焼入れ装置100に搬送する搬送装置7が設けられている。図2に示す通り、搬送装置7には、多関節の搬送アーム8が設けられ、搬送アーム8の先端には、被処理体Wを把持可能な形状(例えば、4本爪形状)を有する把持部9が設けられている。把持部9は、被処理体Wを把持した際に被処理体の外径を測定可能に構成されている。
図1,図2に示す通り、プラグ焼入れ装置100は、複数の焼入れユニット110、ユニット収容棚130(ストック部)、ユニット搬送装置140、焼入れステーション150(焼入れ部)、予熱ステーション151(予熱部)、ユニットカバー160及び焼入れ油タンク180を備えている。焼入れステーション150と予熱ステーション151は、焼入れユニット110を1つずつ収容できる空間を有している。
図1,図2に示す通り、焼入れユニット110は、上端面にフランジが形成された直方体の箱型形状のユニット容器111を有し、ユニット容器111の内側には、2つの円筒容器112がユニット容器111の長手方向に沿って設けられている。図4(a)に示す通り、円筒容器112は、ユニット容器111の底面を境界として、上部円筒容器113と下部円筒容器114に分かれている。また、図3に示す通り、焼入れユニット110の下部円筒容器114の下部には、直方体形状の平板115が設けられている。平板115は、2つの下部円筒容器114が平板115を貫通するような形状となっている。
図4(a)に示す通り、下部円筒容器114には、被処理体Wの内径に対応する芯金116が収納されている。下部円筒容器114の底面中央部には、焼入れステーション150の下方に設けられた芯金昇降シリンダー152が通過可能な孔(不図示)が設けられており、芯金昇降シリンダー152は、芯金116の下端部に接続されている。
上部円筒容器113の底面中央部には、昇降する芯金116が通過可能な孔(不図示)が設けられている。図4(b)に示す通り、芯金昇降シリンダー152を昇降させて被処理体Wの内側に芯金116を挿入することにより、上部円筒容器113内に載置された被処理体Wの内径(内周部)を拘束する。芯金116には、焼入れ油が通過可能な複数の孔(不図示)が形成されている。なお、芯金昇降シリンダー152は、例えば油圧シリンダーである。
また、図4(a)に示す通り、焼入れユニット110のユニット容器111の内側面と上部円筒容器113との間には、焼入れユニット110内に焼入れ油の供給及び排出を行う第1の供給排出管117が設けられている。第1の供給排出管117は、ユニット容器111の底面を貫通し、下部円筒容器114の側面を貫通するようにして設けられている。また、焼入れユニット110の下部円筒容器114の側面には、焼入れユニット110の2つの下部円筒容器114を連結する連結管118が設けられている。
図3に示す通り、ユニット収容棚130は、複数の焼入れユニット110を収容することが可能な多段構成となっている。なお、各焼入れユニット110にそれぞれ設けられる芯金116は、互いに異なる外径を有している。すなわち、焼入れユニット110は、焼入れ処理が予定された内径の異なる被処理体Wの種類の数だけ設けられている。
ユニット収容棚130には、1段目に収容される焼入れユニット110を支持する支持台131が設けられ、支持台131の上面には、焼入れユニット110の平板115の長手方向の両端部に沿って支持凸部132が形成されている。この支持凸部132は、1つの焼入れユニット110に対して2本形成され、焼入れユニット110の平板115は、これらの支持凸部132で支持されている。なお、図3には、後述するユニット搬送装置140を図示していない。
また、図1,図3に示す通り、ユニット収容棚130の後板133の上部には、後板133から前方に向かって突出するような支持梁134が設けられている。支持梁134は、焼入れユニット110の平板115の長手方向の両端部に沿って形成されている。この支持梁134は、1つの焼入れユニット110に対して2本形成され、焼入れユニット110の平板115は、これらの支持梁134で支持されている。また、ユニット収容棚130は、1段で5個の焼入れユニット110を収容できる幅を有している。
また、図1に示す通り、ユニット収容棚130の後方には、ユニット交換台車135が移動することが可能なスペースを有している。ユニット収容棚130の後板133は、ユニット収容棚130の後方からユニット収容棚130の1段目に収容された焼入れユニット110をユニット交換台車135により搬出入することが可能な形状を有している。これにより、浸炭処理設備1が稼働中であっても、処理ラインを止めることなく、焼入れユニット110のメンテナンスや新しい焼入れユニット110との交換をすることができる。
図1に示す通り、ユニット搬送装置(焼入れユニット移動手段)140は、ユニット搬送路141とユニット搬送台車142を備えている。ユニット搬送台車142は、ユニット搬送路141に沿って移動可能に構成されており、ユニット搬送台車142は、焼入れユニット110の平板115を支持するフォーク部143を有している。フォーク部143は、昇降可能に構成され、また、下部円筒容器114の外側面と、2本の支持梁134との間に挿し込むことができるように伸縮可能に構成されている。また、ユニット搬送台車142は、搬送する焼入れユニット110を収容する空間を有している。
図3に示す通り、焼入れステーション150及び予熱ステーション151には、焼入れユニット110を載置する載置台153が設けられている。焼入れステーション150及び予熱ステーション151に搬送される焼入れユニット110は、載置台153上面と平板115の下面が当接することにより、焼入れステーション150及び予熱ステーション151に収容される。
図2、図3、図4に示す通り、焼入れステーション150の上部には、焼入れ処理を行う際に、焼入れユニット110の上部開口部を覆うユニットカバー160が設けられている。ユニットカバー160は、下端面にフランジが形成された直方体の箱型形状のカバー容器161を有しており、カバー容器161の内側には、2つのカバー円筒容器162がカバー容器161の長手方向に沿って形成されている。
また、焼入れステーション150及び予熱ステーション151の上部には、ユニットカバー160を昇降させるカバー昇降シリンダー154が設けられ、カバー昇降シリンダー154は、ユニットカバー160の上端面に接続されている。カバー昇降シリンダー154でユニットカバー160を下降させることにより、ユニット容器111とカバー容器161に形成されたフランジ同士が密接する。これにより、被処理体Wの焼入れ処理を行う焼入れ室QRが形成される(図4(b))。また、カバー円筒容器162と上部円筒容器113との間には、Oリング等のシール部材(不図示)が設けられている。なお、図4には、カバー昇降シリンダー154を図示していない。
また、焼入れステーション150に設けられたユニットカバー160と同様のユニットカバー160は、予熱処理ステーションの上部にも設けられている。予熱ステーション151の焼入れユニット110をユニットカバー160で覆うことで予熱室PHRが形成される。なお、焼入れステーション150及び予熱ステーション151にそれぞれ設けられたカバー昇降シリンダー154と芯金昇降シリンダー152は、それぞれ独立して動作可能なように構成されている。
図4(a)に示す通り、カバー容器161の内側面とカバー円筒容器162との間には、ユニットカバー160内に焼入れ油の供給及び排出を行う第2の供給排出管163が設けられている。第2の供給排出管163は、カバー容器161の上面を貫通するように設けられている。前述の第1の供給排出管117と第2の供給排出管163は、ユニットカバー160で焼入れユニット110を覆った際に連結部164において連結可能な構成となっている。
また、図4(a)に示す通り、カバー円筒容器162の上面周縁部には、焼入れ空間QSに充填された焼入れ油が排出される排出管165が設けられている。この排出管165と第2の供給排出管163は、焼入れ油タンク180(図1)に接続されており、焼入れ処理(予熱ステーション151においては予熱処理)に使用される焼入れ油を循環できる構造となっている。焼入れ油タンク180は、温度調節機構(不図示)を有しており、供給される焼入れ油は、一定温度となるように温度調節されている。なお、供給される焼入れ油の温度は、例えば50℃程度である。
また、図4(f)に示す通り、焼入れ装置には、焼入れユニット110とユニットカバー160との間に水平移動可能なオイルパン181が設けられている。オイルパン181は、例えば空圧シリンダー182等に接続される。また、オイルパン181は、昇降可能な構成も有している。なお、図4(f)以外の図面には、オイルパン181を図示していない。
次に、以上のように構成された浸炭処理設備1の浸炭焼入れ処理方法について説明する。
図1に示す通り、まず、材料供給部10から被処理体Wが供給される。その後、供給された被処理体Wは、1つずつ測定部20を通り、測定部20に設けられた測定装置(不図示)により、内径、外径及び厚さが測定される。このとき、測定された被処理体Wの測定情報は、制御装置(不図示)を介してプラグ焼入れ装置100に伝達される。
その後、測定部20を通過した被処理体Wは、搬送路4の側方に設けられたプッシャー5に押し出され、浸炭炉30の搬入台2に移動する。搬入台上に2つの被処理体Wが載せられたら、2つの被処理体Wは、浸炭炉内に搬入され、浸炭炉内において浸炭処理される。そして、2つの被処理体Wは、浸炭炉内から搬出され、搬出台3に到達する。
次に、搬出台上の被処理体Wは、多関節の搬送アーム8に把持され、焼入れステーション150にセットされた焼入れユニット110の上部円筒容器113内の所定位置に載置される(図4(a))。このとき焼入れステーション150にセットされている焼入れユニット110は、測定部20において測定された被処理体Wの測定情報に基づいて準備されたものである。すなわち、被処理体Wの内径に対応する芯金116を備えた焼入れユニット110が準備されている。
その後、図3、図4(b)に示す通り、カバー昇降シリンダー154によりユニットカバー160が下降し、焼入れユニット110の上面とユニットカバー160の下面が密接する。これにより、焼入れ室QR(予熱ステーション151においては予熱室PHR)が形成される。このとき、焼入れユニット110に設けられた第1の供給排出管117とユニットカバー160に設けられた第2の供給排出管163も連結される。続いて、芯金昇降シリンダー152により芯金116が上昇し、被処理体Wの内側に挿入され、被処理体Wの内径(内周部)を拘束する。
次に、図4(c)に示す通り、焼入れ油タンク180(図1)から第2の供給排出管163に焼入れ油が供給され、第1の供給排出管117を介して下部円筒容器114に焼入れ油が注入される。その後、下部円筒容器114に充填された焼入れ油は、芯金116に形成された孔(不図示)を通じて、上部円筒容器113内に流れ込む。そして、図4(d)に示す通り、カバー円筒容器162と、焼入れユニット110の上部円筒容器113が密接することにより形成された焼入れ空間QSに焼入れ油が充填される。
焼入れ空間QSに焼入れ油が充填された後も、第2の供給排出管163から焼入れ油が供給され続け、それと同時にカバー円筒容器162の上面に設けられた排出管165から焼入れ空間QSの焼入れ油が排出される。このように、新しい焼入れ油を次々に供給すると共に、被処理体Wを油冷したことで加熱された油を排出することによって被処理体Wの焼入れ処理が行われる。これを所定の時間行い、焼入れ処理は終了する。
また、排出管165から排出された焼入れ油は、焼入れ油タンク180に戻される。この焼入れ油は、焼入れ油タンク180において例えば50℃程度に温度調節された後、再び第2の供給排出管163から供給される。
焼入れ処理終了後、焼入れ油タンク180からの焼入れ油の供給が停止する。その後、図4(e)に示す通り、ポンプ(不図示)が作動し、第1の供給排出管117を介して第2の供給排出管163から焼入れ油が排出される。
続いて、図4(f)に示す通り、カバー昇降シリンダー154(図2)によりユニットカバー160が上昇する。このとき、ユニットカバー160と焼入れユニット110との間に、オイルパン181が挿し込まれる。この状態のまま、ユニットカバー160とオイルパン181が上昇し、次に焼入れ処理を行うまで焼入れステーション150の上方で待機する。このようなオイルパン181を設けることにより、カバー円筒容器162の内面から垂れ落ちる焼入れ油や、第1の供給排出管117と第2の供給排出管163の連結部164から垂れ落ちる焼入れ油を、焼入れ部および焼入れユニット110の周囲に飛散させないようにすることができる。
その後、芯金昇降シリンダー152が下降し、被処理体Wから芯金116が抜き降ろされる。このとき、被処理体Wの内径を拘束している芯金116と、焼入れ処理された被処理体Wとは、浸炭処理後の高温(例えば900℃)の被処理体Wを油冷したことにより、焼嵌め状態にある。このため、焼入れ処理する被処理体Wの内径に応じて最適な芯金116を使用しないと、焼入れ処理終了後に芯金116を抜くことができず、浸炭処理ラインを止めなければならない恐れがある。
しかしながら、本発明の実施の形態では、測定部20で被処理体Wの寸法を測定、また浸炭処理を終えた被処理体Wを搬送する際に、搬送アーム8で被処理体Wを把持することにより被処理体Wの寸法を測定している。焼入れユニット110は、測定部20で測定された寸法情報に基づいてそれに対応する芯金116を備えたものが準備されるが、このとき搬送アーム8で測定した外径や内径などの寸法が測定部20で測定された外径や内径と大きく異なるような場合には、焼入れユニット110に搬送されずに回収される。これにより、焼入れステーション150に搬送される被処理体Wに対し、常に最適な芯金116を備えた焼入れユニット110で焼入れ処理をすることができる。その結果、焼入れ処理後に芯金116を抜くことができずに浸炭処理ラインが停止するという事態を避けることができ、生産性を向上させることができる。
次に、芯金116が抜かれた被処理体Wは、図1に示す通り、搬送路6に載せられ、例えば洗浄機まで搬送される。洗浄機で焼入れ油が除去された後、焼き戻し炉に搬送され焼き戻し処理が行われる。その後、焼き戻し炉から炉外に被処理体Wは搬出される。
以上のようにして、被処理体Wの一連の浸炭焼入れ処理は終了する。内径、種類が同じ被処理体Wを連続して焼入れ処理する際には、上記工程を繰り返し行えば良い。ここで、次に処理する被処理体W2の内径が直前に処理された被処理体W1の内径と異なる場合のプラグ焼入れ装置100の動作について説明する。
測定部20で測定された被処理体W2の内径が、被処理体W1の内径と異なる場合には、被処理体W2の内径に対して最適な芯金116を備える被処理体W2用の焼入れユニット120が予熱ステーション151にセットされる。そして、図5に示す通り、予熱ステーション151のユニットカバー160が下降し、このユニットカバー160と焼入れユニット120により予熱室PHRが形成される。
この予熱室PHR内では、前述の焼入れ処理で説明したような焼入れ油の循環が行われる。これにより、ユニット収容棚130において、常温状態にあった焼入れユニット120を焼入れ処理に適した温度(例えば50℃)まで加熱する。その結果、後に行われる焼入れ処理において、常温状態にある焼入れユニット120により、焼入れ処理に適した温度で供給された焼入れ油が冷却されることがなくなる。すなわち、焼入れ処理開始当初から、焼入れ処理に適した温度の焼入れ油で被処理体W2を油冷することができ、製品間でバラつきのない均一な焼入れ処理を行うことができる。
次に、被処理体W1の焼入れ処理終了後、図6に示す通り、ユニット搬送台車142により、被処理体W1用の焼入れユニット119が焼入れステーション150から搬出される。その後、図7に示す通り、焼入れユニット119は、ユニット収容棚130に収容される。
続いて、図8に示す通り、予熱ステーション151の被処理体W2用の焼入れユニット120が焼入れステーション150に搬送される。そして、焼入れユニット120は、焼入れステーション150において、被処理体W2が搬送されるまで待機する。また、このとき、被処理体W2とは内径の異なる次の被処理体W3の焼入れ処理に備えて、図9に示す通り、被処理体W3用の焼入れユニット121が予熱ステーション151に搬送される。
以上の通り、本発明の実施の形態によれば、環状の被処理体を収容する複数の焼入れユニットを設け、被処理体の内径に対応する芯金を設けた複数の焼入れユニットを互いに独立して焼入れステーション(焼入れ部)に移動させることにより、焼入れステーションにおける芯金の交換時間を短縮することができる。これにより、内径の異なる被処理体を連続して処理する場合であっても、生産性を落とすことなく、焼入れ処理を行うことができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態の説明では、焼入れユニット内に被処理体を2つ配置して被処理体を2つずつ焼入れ処理することとしたが、同時に焼入れ処理する被処理体の数は、これに限定されることはなく、1つであっても良いし、更に多くの被処理体を同時に焼入れ処理しても良い。この場合、当然のことながら、焼入れユニット内の形状は適宜変更される。また、焼入れステーションと予熱ステーションの数も生産量や装置周辺のスペース等に応じて適宜変更される。また、ユニット収容棚の多段構成や収容数、収容態様についても、焼入れ処理される被処理体の種類等により適宜変更される。すなわち、芯金が設けられた複数の焼入れユニットを設け、複数の焼入れユニットが互いに独立して焼入れ部に移動できる構成であれば、本発明の技術的範囲に属する。
また、予熱ステーション151においては、被処理体Wの焼入れ処理による油の蒸発や飛散が発生しないので、ユニットカバー160を設けなくても良い。すなわち、焼入れユニット110の上部を開口したまま、予熱処理しても良い。このとき予熱用の油の給油と排油は、図4に示すユニットカバー160がない以外は焼入れステーション150と同様、第1の供給排出管117と第2の供給排出管163を連結部164で接続した状態で実施する。油の供給・排出が終了したら、連結部164の部分で第1の供給排出管117と第2の供給排出管163の接続を解除する。その後、第2の供給排出管163の連結部164の下部にオイルパン181を横から挿入し、油滴の落下に対処する。
また、上記実施形態の説明では、焼入れユニットを焼入れ処理が予定された内径の異なる被処理体の種類の数だけ設けることとしたが、被処理体の種類の数より多く焼入れユニットを設けても良い。すなわち、内径の異なる被処理体を複数焼入れ処理する場合には、各被処理体の内径の種類に対応した焼入れユニットが少なくとも1つあれば、上記実施形態の説明で示した作用効果を享受できる。
また、上記実施の形態では、プラグ焼入れ装置が浸炭焼入れ設備に用いられることとしたが、これに限定されるものではない。
本発明は、異なる内径を有する複数の環状の被処理体を焼入れ処理するプラグ焼入れ装置に適用することができる。
1 浸炭処理設備
10 材料供給部
20 測定部
30 浸炭炉
100 プラグ焼入れ装置
110 焼入れユニット
111 ユニット容器
112 円筒容器
113 上部円筒容器
114 下部円筒容器
115 平板
116 芯金
117 第1の供給排出管
118 連結管
119 被処理体W1用焼入れユニット
120 被処理体W2用焼入れユニット
121 被処理体W3用焼入れユニット
130 ユニット収容棚(ストック部)
131 ユニット支持台
132 支持凸部
133 ユニット収容棚の後板
134 ユニット支持梁
135 ユニット交換台車
140 ユニット搬送装置(焼入れユニット移動手段)
141 ユニット搬送路
142 ユニット搬送台車
143 フォーク部
150 焼入れステーション(焼入れ部)
151 予熱ステーション(予熱部)
152 芯金昇降シリンダー
153 ユニット載置台
154 カバー昇降シリンダー
160 ユニットカバー
161 カバー容器
162 カバー円筒容器
163 第2の供給排出管
164 連結部
165 排出管
180 焼入れ油タンク
181 オイルパン
182 油圧シリンダー
W 環状の被処理体
QR 焼入れ室
PHR 予熱室
QS 焼入れ空間
OIL 焼入れ油



Claims (17)

  1. 環状の被処理体の内径を芯金で拘束した状態で焼入れ処理するプラグ焼入れ装置であって、
    前記被処理体が収容される複数の焼入れユニットと、
    前記焼入れユニットに収容される前記被処理体を焼入れ処理する焼入れ部と、
    各焼入れユニットを前記焼入れ部に移動させる機能を有する焼入れユニット移動手段とを備え、
    各焼入れユニットには、前記被処理体の内側に挿入される芯金が設けられていることを特徴とするプラグ焼入れ装置。
  2. 各焼入れユニットを収容するストック部を備え、前記焼入れユニット移動手段が、各焼入れユニットを前記ストック部から前記焼入れ部に移動させる機能を有することを特徴とする請求項1に記載のプラグ焼入れ装置。
  3. 各焼入れユニットを予熱する予熱部を備え、前記焼入れユニット移動手段が、さらに各焼入れユニットを前記予熱部に移動させる機能を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のプラグ焼入れ装置。
  4. 各焼入れユニットを収容するストック部と、各焼入れユニットを予熱する予熱部とを備え、前記焼入れユニット移動手段が、各焼入れユニットを前記ストック部から前記予熱部に移動させる機能と、前記予熱部から前記焼入れ部に移動させる機能とを有することを特徴とする請求項1に記載のプラグ焼入れ装置。
  5. 各焼入れユニットに設けられた芯金は、他の焼入れユニットの芯金が対応可能な被処理体とは異なる被処理体の寸法に対応した形状を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプラグ焼入れ装置。
  6. 前記焼入れユニットは、開口部を有し、前記焼入れ部に前記開口部を覆うユニットカバーが設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のプラグ焼入れ装置。
  7. 各焼入れユニットを収容するストック部と、各焼入れユニットを予熱する予熱部とを備え、前記焼入れユニット移動手段は、各焼入れユニットに搬送される前記被処理体の寸法に応じ、前記ストック部に収容された前記複数の焼入れユニットから、前記被処理体の寸法に対応した形状の芯金が設けられた焼入れユニットを選択し、前記予熱部又は前記焼入れ部に移動させる機能を備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のプラグ焼入れ装置。
  8. 前記被処理体を前記焼入れユニットに搬送する搬送装置を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のプラグ焼入れ装置。
  9. 前記搬送装置は、前記被処理体を搬送する際に前記被処理体の寸法を測定可能に構成されていることを特徴とする請求項8に記載のプラグ焼入れ装置。
  10. 前記搬送装置は、浸炭炉により浸炭処理された前記被処理体を前記焼入れユニットに搬送することを特徴とする請求項8又は9に記載のプラグ焼入れ装置。
  11. 環状の被処理体を焼入れ処理するプラグ焼入れ方法であって、
    複数の焼入れユニットから焼入れユニットを選択し、該焼入れユニットに収容される被処理体を焼入れ処理する焼入れ部に移動させ、前記被処理体を該焼入れユニットに収容した後、該焼入れユニットに設けられた芯金で前記被処理体を固定して、該焼入れユニット内で前記被処理体を焼入れ処理することを特徴とするプラグ焼入れ方法。
  12. 各焼入れユニットを、該焼入れユニットが収容されるストック部から前記焼入れ部に移動させることを特徴とする請求項11に記載のプラグ焼入れ方法。
  13. 各焼入れユニットを前記焼入れ部に移動させる前に、各焼入れユニットを、該焼入れユニットを予熱する予熱部に移動させることを特徴とする請求項11又は12に記載のプラグ焼入れ方法。
  14. 前記被処理体を前記焼入れユニットに搬送する際に、前記被処理体の寸法を測定し、その寸法情報に基づいて前記被処理体を前記焼入れユニットに収容するか否か判断することを特徴とする請求項11〜13のいずれかに記載のプラグ焼入れ方法。
  15. 前記被処理体を前記焼入れユニットに搬送する際に、前記被処理体の寸法情報に基づいて、前記複数の焼入れユニットから、前記被処理体の寸法に対応した芯金が設けられた焼入れユニットを選択し、該焼入れユニットに前記被処理体を収容することを特徴とする請求項11〜14のいずれかに記載のプラグ焼入れ方法。
  16. 前記焼入れユニットに開口部が形成され、前記焼入れユニットと、前記焼入れ部に設けられ、前記開口部を覆うユニットカバーとにより焼入れ室を形成することを特徴とする請求項11〜15のいずれかに記載のプラグ焼入れ方法。
  17. 請求項1〜10のいずれかに記載のプラグ焼入れ装置を用いて、前記被処理体を焼入れ処理することを特徴とする請求項11〜16のいずれかに記載のプラグ焼入れ方法。
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