JP5175580B2 - 開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、開閉体の開閉動作に伴って電線を繰り出したり収納したりするようにしている開閉装置に関し、特にパネルシャッター装置として好適な開閉装置に関するものである。
従来、この種の発明には、例えば、特許文献1に記載されたもののように、シャッターカーテン下端の座板スイッチと、シャッターカーテン上方の制御回路との間に電線(コード8)が設けられ、この電線を、シャッターカーテンの開閉動作に伴い上方側のコードリール(9)によって巻き取ったり繰り出したりするようにした開閉装置がある。
前記従来技術において、電線をガイドレール内で前記シャッターカーテンに沿わせようとした場合、その電線がシャッターカーテンの端部に干渉して損傷してしまうおそれがある。
また、複数の開閉体構成部材(パネル)をチェーン部材によって連結している所謂パネルシャッター装置において、前記のように電線を設けるようにした場合には、電線がチェーン部材に干渉して損傷してしまうおそれがある。
特開2000−230383号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、開閉体の開閉動作に伴い移動する電線が、開閉体の幅方向端部側の部材との干渉により損傷してしまうのを防ぐことができる開閉装置を提供することにある。
上記課題を解決するための技術的手段は、複数の開閉体構成部材を上下方向へスライドさせて空間を仕切ったり開放したりする開閉体と、各開閉体構成部材の幅方向の端部側を囲んで開閉方向へ案内するガイドレールと、前記開閉体を上方側で収納する収納装置と、前記ガイドレール内で前記開閉体と前記収納装置との間にわたる電線とを具備し、前記開閉体の閉鎖動作に伴い前記電線を繰り出し、前記開閉体の開放動作に伴い前記電線を収納するようにした開閉装置において、各開閉体構成部材の幅方向の端部には、その幅方向へ突出するようにロッド部材が設けられ、前記電線は、前記ロッド部材によって開閉体構成部材の端部から離れた位置を通るように案内され、前記ロッド部材を軸心にして回動可能な回転体が設けられ、前記電線は、前記回転体に係合して開閉体の動作方向へ案内されていることを特徴とする。
本発明を実施するための一形態は、複数の開閉体構成部材を上下方向へスライドさせて空間を仕切ったり開放したりする開閉体と、各開閉体構成部材の幅方向の端部側を囲んで開閉方向へ案内するガイドレールと、前記開閉体を上方側で収納する収納装置と、前記ガイドレール内で前記開閉体と前記収納装置との間にわたる電線とを具備し、前記開閉体の閉鎖動作に伴い前記電線を繰り出し、前記開閉体の開放動作に伴い前記電線を収納するようにした開閉装置において、各開閉体構成部材の幅方向の端部には、その幅方向へ突出するようにロッド部材が設けられ、前記電線は、前記ロッド部材によって開閉体構成部材の端部から離れた位置を通るように案内されている。
この形態によれば、電線は、ロッド部材によって、開閉体構成部材の端部から離れた位置を開閉体開閉方向へ案内される。
したがって、電線が、上下に隣り合う開閉体構成部材の間に挟まれたり、開閉体構成部材の端部に接触したり等して、損傷してしまうのを防ぐことができる。
更なる形態では、前記ロッド部材を軸心にして回動可能な回転体が設けられ、前記電線は、前記回転体に係合して開閉体の動作方向へ案内されている。
この形態によれば、回転体の回動により、ロッド部材に対し電線を柔軟に係合させることができ、ひいては、電線に過大な張力が生じるようなことを防ぐことができる。
更なる形態では、前記回転体には、前記電線を挿通可能な電線挿通孔が設けられ、前記電線は、前記電線挿通孔に挿通されている。
この形態によれば、電線を回転体に係合する具体的態様を提供することができる。
更なる形態では、前記ロッド部材を連結するチェーン部材を具備し、該チェーン部材を前記収納装置側から牽引することにより前記開閉体構成部材を開放方向へ移動するようにした開閉装置であって、前記電線は、前記開閉体構成部材の幅方向端部と前記チェーン部材との間に配設されている。
この形態によれば、電線がチェーン部材との干渉により損傷してしまうのを防ぐことができる。
なお、本明細書中において「開閉体開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
また、本明細書中において「開閉体幅方向」とは、前記開閉体開閉方向と略直交する方向であって、開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する
上記形態は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
電線が、ロッド部材により、開閉体構成部材から離れた位置を開閉体開閉方向へわたって案内される。したがって、電線が、開閉体構成部材の端部等、開閉体の幅方向端部側の部材との干渉により損傷してしまうのを防ぐことができる
以下、上記形態の具体例を、図面に基づいて説明する。
この開閉装置1は、複数の開閉体構成部材11を上下方向へスライドさせて空間を仕切ったり開放したりする開閉体10と、各開閉体構成部材11の幅方向の端部側を囲んで開閉方向へ案内するガイドレール20と、開閉体構成部材11をその上方側で収納したり繰り出したりする収納装置30とを備え(図1参照)、前記開閉体10に組み込まれた電飾部材40の電線41をガイドレール20内で上方へ導き収納装置30内の制御回路39(図2及び図3参照)に接続している。
開閉体10は、複数の開閉体構成部材11と、各開閉体構成部材11の幅方向端部に設けられたロッド部材12と、複数のロッド部材12を連結するチェーン部材13とを具備し、前記チェーン部材13により開閉体構成部材11の幅方向端部を吊持するように構成されている。
また、複数の開閉体構成部材11の内の一つには、電飾部材40が表面側へ露出されるように組み込まれ、その電線41が前記ロッド部材12によって開閉体10の動作方向へ案内されている。
各開閉体構成部材11は、上下左右の枠体11aとこれら枠体11a内のパネル11bとから、左右方向へ長尺な矩形板状に構成されている。
各開閉体構成部材11の幅方向(図1によれば左右方向)の両端部には、それぞれ、該端部から前記幅方向へ突出するようにロッド部材12が止着されている。
また、各開閉体構成部材11の上下端部側には、開閉体構成部材11を収納装置30内へ収納する際のガイドとなるガイドローラ11c,11dが回動自在に支持されている(図2参照)。
ロッド部材12は、金属等の剛体からなる軸状の部材であり、その先端部には、ローラ12aが回動自在に支持されている。
また、ロッド部材12における前記ローラ12aと開閉体構成部材11の幅方向端部との間には、チェーン部材13及び回転体14が設けられ、更に、回転体14には電線41が係合している。
チェーン部材13は、動力伝達用等に用いられる所謂ローラチェーンであり、その長さ方向において所定間隔置きにロッド部材12を回動可能に挿通させている。このチェーン部材13は、ロッド部材12に対し軸方向へ移動しないように、ロッド部材12外周に設けられた環状溝内に嵌め合せられている。
このチェーン部材13は、上下方向へわたるすべての開閉体構成部材11を連結し、その上端側が収納装置30のスプロケット32(図2参照)に掛けられている。
このチェーン部材13の最上端部は、図示を省略するが、収納ケース31に対しブラケットを介して所定量移動可能に止着されている。
回転体14は、チェーン部材13と開閉体構成部材11の幅方向端部との間において、ロッド部材12に対し、回動自在であって且つ軸方向へ移動不能に支持されている。
この回転体14は、より詳細に説明すれば、図5に示すように、略円盤状を呈し、その中心部に前記ロッド部材12を嵌挿させるためのロッド挿通孔14aを有するとともに、外周側の部位には、複数の電線挿通孔14bを有する。
各電線挿通孔14bは、ロッド挿通孔14aと同じ向きに回転体14を貫通する孔である。換言すれば、電線挿通孔14bとロッド挿通孔14aは、略平行に設けられる。
回転体14をロッド部材12に対し軸方向へ移動不能にする構造は、例えば、ロッド部材12の外周に凹部又は凸部を形成し、この凹部又は凸部に対し回転体14を嵌め合わせるようにすればよい。
回転体14をロッド部材12に対し軸方向へ移動不能にする構造の他例としては、ロッド挿通孔14a内縁に設けられて軸方向の両側へ突出する環状のリブ部14a1,14a2(図4参照)を、それぞれ開閉体構成部材11とチェーン部材13に当接させて、回転体14の軸方向への移動を規制する構造としてもよい。
電線挿通孔14bは、図示例によれば四つ設けられる。そして、これら四つの電線挿通孔14bの内の二つには、電線41が挿通される。
電線41は、詳細に説明すれば軟質合成樹脂材料からなる絶縁体により被覆された可撓性の金属製導体である。この電線41は、回転体14におけるチェーン部材13側(図4によれば右側)の面から一つの電線挿通孔14bに挿通され、同回転体14における開閉体10端部側(図4によれば左側)の面から他の電線挿通孔14bに挿通され、開閉体構成部材11の移動方向へ導かれている。
電線41の一旦側は、電飾部材40の本体部42に電気的に接続される。
電飾部材40は、電線41からの電源供給により、本体部42に設けられた発光ダイオード等の発光体を点灯させるように構成される。
電線41の電源側は、前記ロッド部材12および回転体14により収納装置30内へ導かれ、制御回路39に電気的に接続される。
また、ガイドレール20は、開閉体10の幅方向の端部側にそれぞれ設けられ、開閉体構成部材11の幅方向の端部側部分、チェーン部材13、電線41、及び回転体14を、略凹状に囲んで上下方向へ導く。
収納装置30は、収納ケース31内に、チェーン部材13を掛け回したスプロケット32と、該スプロケット32を電動で双方向へ回転させる駆動機構33(例えば、回転モータやチェーン、スプロケット等からなる)と、開閉体構成部材11を略水平方向へ案内するレール34と、開閉体構成部材11上下のガイドローラ11c,11dをガイドして開閉体構成部材11の振れを防ぐガイド部35a,35bと、電線41の収納ケース31内奥側の部分を支持するロッド部材12’及び回転体14とを具備している(図2及び図3参照)。
レール34は、収納ケース31における開閉体幅方向(図1によれば左右方向)の両側の内側面にそれぞれ配設される。そして、各レール34は、スプロケット32よりも奥側で前後方向(図2及び図3によれば左右方向)へわたり、略水平に固定されている。
ロッド部材12’は、両レール34,34に掛け渡されるように長尺状に設けられ、その両端部各々に回動自在に支持されたローラ(図示せず)をレール34上に転動させて前記前後方向へ移動する。
このロッド部材12’の端部側であって前記ローラよりも内側には、上述したロッド部材12と略同様にして回転体14が設けられる。
ロッド部材12’端部側の回転体14は、最上部の開閉体構成部材11端部の回転体14から制御回路39へ導かれる電線41を中継するようにして、該電線41の途中箇所に係合している。
収納装置30によれば、スプロケット32が一方向(図2によれば時計方向)へ回転すると、チェーン部材13によって複数の開閉体構成部材11が順次に上方へ牽引される。そして、各開閉体構成部材11は、略垂直状に維持されたまま、移動方向が略水平方向へ変えられ、ローラ12aがレール34に案内されることで、収納ケース31の奥側へ移動する(図2参照)。
また、スプロケット32が逆方向(図3によれば反時計方向)へ回転すると、チェーン部材13によって複数の開閉体構成部材11が順次に前方(図3によれば左方向)へ牽引される。そして、各開閉体構成部材11は、チェーン部材13に吊持されて略垂直状に維持されたまま、ガイドレール20内を下方へ移動する(図3参照)。
上述した動作中、収納ケース31内の奥側においては、電線41の弛みがロッド部材12’の回転体14による中間支持によって軽減される。ひいては、電線41が、大きく弛みすぎて、収納ケース31内の他の部材に干渉するのを防ぐことができる。
前述した開閉動作の際、電線41は、チェーン部材13に対し略平行に維持される。
より詳細に説明すれば、複数の開閉体構成部材11が上下方向へ移動する際、電線41は、上下方向へわたるチェーン部材13に対し略平行な垂直状態に維持される。
また、複数の開閉体構成部材11が収納ケース31内で略水平方向へ移動する際には、前後の開閉体構成部材11,11間でチェーン部材13が弛むのと略同様に、前後の開閉体構成部材11,11間で電線41も弛む。
よって、上記構成の開閉装置1によれば、電線41は、ロッド部材12及び回転体14によって開閉体構成部材11の幅方向端部から離れた位置であって、且つチェーン部材13からも離れた位置に維持される。
そして、開閉体10の開閉動作時には、電線41が、開閉体構成部材11及びチェーン部材13等と共に、開閉体構成部材11の移動方向へ移動する。
したがって、電線41が開閉体構成部材11やチェーン部材13との干渉により損傷してしまうのを防ぐことができる。
また、開閉体10の開閉動作に伴う電線41の移動中、回転体14がロッド部材12に対し自在に回転するため、電線41が過剰な張力を受けて損傷してしまうようなことも防ぐことができる。
なお、上記実施の形態によれば、回転体14の四つの電線挿通孔14bの内、二つの電線挿通孔14bに電線41を挿通させるようにしたが、他例としては、一つのみの電線挿通孔14bに電線41を挿通させたり、三以上の電線挿通孔14bに電線41を挿通させたりしてもよい。
また、上記実施の形態によれば、回転体14に対し単一の電線41を挿通させるようにしたが、他例としては、回転体14に対し複数の電線(図示せず)が選択的に挿通されるようにしてもよく、この場合、各回転体14の全ての電線挿通孔14bに対し前記複数の電線が挿通されるようにしてもよいし、各回転体14の一部の電線挿通孔14bに対し前記複数の電線が挿通されるようにしてもよい。
また、上記実施の形態によれば、回転体14の四つの電線挿通孔14bが選択的に用いられるようにしたが、他例としては、回転体14に設けられる電線挿通孔14bの数を単数にしたり、二つや、三つ、五つ以上等とすることも可能である。
また、上記実施の形態によれば、電線41を開閉体構成部材11の幅方向端部とチェーン部材13との間に配置したが、他例としては、電線41をチェーン部材13とローラ12aの間に配置することも可能である。
また、上記実施の形態によれば、電飾部材40の電線41を案内する構造としているが、他例としては、開閉体10の最下端に設けられる障害物感知装置等の電源線や信号線を、上記同様にして案内する構造としてもよい。
また、上記実施の形態によれば、単一のロッド部材12に対し回転体14を単数設ける構成としたが、他例としては、単一のロッド部材12に対し回転体14を複数設け、これら複数の回転体14によって単数もしくは複数の電線41を案内する構造とすることも可能である。
また、電線挿通孔14bに対する電線41の挿通方向は、図示例に限定されるものでなく、適宜に選択可能である。
また、極性の異なる複数の電線を電線挿通孔14bに挿通させる場合には、極性の異なる電線をそれぞれ別々の電線挿通孔14bに挿通させるのが好ましい。この構成によれば、例えば、絶縁被覆の劣化や損傷があった場合でも、極性の異なる電線間でショートが生じるのを防ぐことができる。
また、回転体14の材質は、金属、せともの、硬質樹脂、木等の硬質材料とすればよいが、他例としては、ゴムや、エラストマー樹脂等の軟質材料とすることも可能である。特に好ましい回転体14の材質としては、前記硬質材料又は前記軟質材料の内、絶縁性を有する材料とする。
また、回転体14の形状は、略円盤状のものに限定されず、例えば、略楕円形状や、略矩形状、多角形状等とすることが可能である。
また、電線41の途中に接続箇所を有する場合、その接続箇所を、上下の回転体14,14間に設けるようにしてもよいし、回転体14上に設けるようにしてもよい。なお、後者においては、一部の回転体14に、全て又は一部の電線挿通孔14bに代えて端子台を設け、この端子台によって電線41を接続するようにしてもよい。
また、回転体14は、電線41がチェーン部材13に沿う範囲におけるロッド部材12に設ければよいが、前記範囲外にもロッド部材を有する場合には、そのロッド部材を含む全てのロッド部材に設けるようにしてもよい。
また、回転体14は、開閉方向に並ぶ複数のロッド部材12に対し、それぞれ設けるようにしてもよいが、他例としては、開閉方向に並ぶ複数のロッド部材12に対し、適宜数置きに設けるようにしてもよい。
また、回転体14は、開閉体構成部材11の幅方向の両側部分に対しそれぞれ設けてもよいが、幅方向の一方のみに電線41を有する場合等には、その一方の側のみに設けるようにしてもよい。
また、上記実施の形態によれば、収納ケース31内におけるレール34の奥側に、ロッド部材12’及び回転体14を設けるようにしたが、他例としては、前記奥側のロッド部材12’及び回転体14を省くことも可能である。
更に他例としては、前記奥側のロッド部材12’及び回転体14に代えて、収納ケース31内の奥側にリール装置を設け、このリール装置によって電線41を巻き取って、その弛みを解消するようにしてもよい。前記リール装置は、例えば、ぜんまいばねにより巻取体を巻き取り方向へ回転させる構造等とすればよい。
また、上記実施の形態によれば、各開閉体構成部材11の幅方向端部にロッド部材12を設けるとともに該ロッド部材12に回転体14を設け、この回転体14によって電線41を案内する構造としたが、他例としては、ロッド部材12自体によって電線41を直接案内する構造とすることも可能である。
この他例について、より具体的に説明すれば、ロッド部材12に、溝や孔等、電線41に係合する係合部(図示せず)を設け、このロッド部材12の係合部を電線41に係合させて、電線41を開閉体構成部材11の移動方向へ案内するようにすればよい。
また、上記実施の形態によれば、開閉装置1の一例として所謂パネルシャッター装置を構成しているが、他例としては、スラットシャッター装置や、オーバーヘッドドア等を構成することも可能である。
本発明に係わる開閉装置の一例を示す要部切欠正面図である。 同開閉装置の要部縦断面図であり、開放方向側の開閉体構成部材が収納ケースの奥側に位置する状態を示す。 同開閉装置の要部縦断面図であり、開放方向側の開閉体構成部材が収納ケースの手前側に位置する状態を示す。 同開閉装置の要部拡大図である。 回転体の一例を示す斜視図である。
1:開閉装置 10:開閉体
11:開閉体構成部材 12:ロッド部材
13:チェーン部材 14:回転体
20:ガイドレール 30:収納装置
40:電飾部材 41:電線

Claims (5)

  1. 複数の開閉体構成部材を上下方向へスライドさせて空間を仕切ったり開放したりする開閉体と、各開閉体構成部材の幅方向の端部側を囲んで開閉方向へ案内するガイドレールと、前記開閉体を上方側で収納する収納装置と、前記ガイドレール内で前記開閉体と前記収納装置との間にわたる電線とを具備し、前記開閉体の閉鎖動作に伴い前記電線を繰り出し、前記開閉体の開放動作に伴い前記電線を収納するようにした開閉装置において、
    各開閉体構成部材の幅方向の端部には、その幅方向へ突出するようにロッド部材が設けられ、
    前記電線は、前記ロッド部材によって開閉体構成部材の端部から離れた位置を通るように案内され
    前記ロッド部材を軸心にして回動可能な回転体が設けられ、
    前記電線は、前記回転体に係合して開閉体の動作方向へ案内されていることを特徴とする開閉装置。
  2. 前記回転体には、前記電線を挿通可能な電線挿通孔が設けられ、
    前記電線は、前記電線挿通孔に挿通されていることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
  3. 前記ロッド部材を連結するチェーン部材を具備し、該チェーン部材を前記収納装置側から牽引することにより前記開閉体構成部材を開放方向へ移動するようにした開閉装置であって、
    前記電線は、前記開閉体構成部材の幅方向端部と前記チェーン部材との間に配設されていることを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置。
  4. 前記回転体は、その中心部に前記ロッド部材を嵌挿させるためのロッド挿通孔を有するとともに、外周側の部位には、前記電線を挿通させるための電線挿通孔を有することを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置。
  5. 前記回転体は、複数の前記電線挿通孔を有し、これら電線挿通孔の内の二つに、前記電線を挿通していることを特徴とする請求項4記載の開閉装置。
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