JP2009209645A - 開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 複数の開閉体構成部材11を上下方向へスライドさせて空間を仕切ったり開放したりする開閉体10と、各開閉体構成部材11の幅方向の端部側を囲んで開閉方向へ案内するガイドレール20と、開閉体10を上方側で収納する収納装置30と、ガイドレール20内で開閉体10と収納装置30との間にわたる電線41とを具備し、開閉体10の閉鎖動作に伴い電線41を繰り出し、開閉体10の開放動作に伴い電線41を収納するようにした開閉装置において、各開閉体構成部材11の幅方向の端部には、その幅方向へ突出するようにロッド部材12が設けられ、電線41は、ロッド部材12によって開閉体構成部材11の端部から離れた位置を通るように案内されている。
【選択図】図1
Description
また、複数の開閉体構成部材(パネル)をチェーン部材によって連結している所謂パネルシャッター装置において、前記のように電線を設けるようにした場合には、電線がチェーン部材に干渉して損傷してしまうおそれがある。
この技術的手段によれば、電線は、ロッド部材によって、開閉体構成部材の端部から離れた位置を開閉体開閉方向へ案内される。
したがって、電線が、上下に隣り合う開閉体構成部材の間に挟まれたり、開閉体構成部材の端部に接触したり等して、損傷してしまうのを防ぐことができる。
この技術的手段によれば、回転体の回動により、ロッド部材に対し電線を柔軟に係合させることができ、ひいては、電線に過大な張力が生じるようなことを防ぐことができる。
この技術的手段によれば、電線を回転体に係合する具体的態様を提供することができる。
この技術的手段によれば、電線がチェーン部材との干渉により損傷してしまうのを防ぐことができる。
また、本明細書中において「開閉体幅方向」とは、前記開閉体開閉方向と略直交する方向であって、開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。
電線が、ロッド部材により、開閉体構成部材から離れた位置を開閉体開閉方向へわたって案内される。したがって、電線が、開閉体構成部材の端部等、開閉体の幅方向端部側の部材との干渉により損傷してしまうのを防ぐことができる。
この開閉装置1は、複数の開閉体構成部材11を上下方向へスライドさせて空間を仕切ったり開放したりする開閉体10と、各開閉体構成部材11の幅方向の端部側を囲んで開閉方向へ案内するガイドレール20と、開閉体構成部材11をその上方側で収納したり繰り出したりする収納装置30とを備え(図1参照)、前記開閉体10に組み込まれた電飾部材40の電線41をガイドレール20内で上方へ導き収納装置30内の制御回路39(図2及び図3参照)に接続している。
また、複数の開閉体構成部材11の内の一つには、電飾部材40が表面側へ露出されるように組み込まれ、その電線41が前記ロッド部材12によって開閉体10の動作方向へ案内されている。
各開閉体構成部材11の幅方向(図1によれば左右方向)の両端部には、それぞれ、該端部から前記幅方向へ突出するようにロッド部材12が止着されている。
また、各開閉体構成部材11の上下端部側には、開閉体構成部材11を収納装置30内へ収納する際のガイドとなるガイドローラ11c,11dが回動自在に支持されている(図2参照)。
また、ロッド部材12における前記ローラ12aと開閉体構成部材11の幅方向端部との間には、チェーン部材13及び回転体14が設けられ、更に、回転体14には電線41が係合している。
このチェーン部材13は、上下方向へわたるすべての開閉体構成部材11を連結し、その上端側が収納装置30のスプロケット32(図2参照)に掛けられている。
このチェーン部材13の最上端部は、図示を省略するが、収納ケース31に対しブラケットを介して所定量移動可能に止着されている。
この回転体14は、より詳細に説明すれば、図5に示すように、略円盤状を呈し、その中心部に前記ロッド部材12を嵌挿させるためのロッド挿通孔14aを有するとともに、外周側の部位には、複数の電線挿通孔14bを有する。
各電線挿通孔14bは、ロッド挿通孔14aと同じ向きに回転体14を貫通する孔である。換言すれば、電線挿通孔14bとロッド挿通孔14aは、略平行に設けられる。
回転体14をロッド部材12に対し軸方向へ移動不能にする構造は、例えば、ロッド部材12の外周に凹部又は凸部を形成し、この凹部又は凸部に対し回転体14を嵌め合わせるようにすればよい。
回転体14をロッド部材12に対し軸方向へ移動不能にする構造の他例としては、ロッド挿通孔14a内縁に設けられて軸方向の両側へ突出する環状のリブ部14a1,14a2(図4参照)を、それぞれ開閉体構成部材11とチェーン部材13に当接させて、回転体14の軸方向への移動を規制する構造としてもよい。
電線41は、詳細に説明すれば軟質合成樹脂材料からなる絶縁体により被覆された可撓性の金属製導体である。この電線41は、回転体14におけるチェーン部材13側(図4によれば右側)の面から一つの電線挿通孔14bに挿通され、同回転体14における開閉体10端部側(図4によれば左側)の面から他の電線挿通孔14bに挿通され、開閉体構成部材11の移動方向へ導かれている。
電飾部材40は、電線41からの電源供給により、本体部42に設けられた発光ダイオード等の発光体を点灯させるように構成される。
電線41の電源側は、前記ロッド部材12および回転体14により収納装置30内へ導かれ、制御回路39に電気的に接続される。
このロッド部材12’の端部側であって前記ローラよりも内側には、上述したロッド部材12と略同様にして回転体14が設けられる。
ロッド部材12’端部側の回転体14は、最上部の開閉体構成部材11端部の回転体14から制御回路39へ導かれる電線41を中継するようにして、該電線41の途中箇所に係合している。
また、スプロケット32が逆方向(図3によれば反時計方向)へ回転すると、チェーン部材13によって複数の開閉体構成部材11が順次に前方(図3によれば左方向)へ牽引される。そして、各開閉体構成部材11は、チェーン部材13に吊持されて略垂直状に維持されたまま、ガイドレール20内を下方へ移動する(図3参照)。
上述した動作中、収納ケース31内の奥側においては、電線41の弛みがロッド部材12’の回転体14による中間支持によって軽減される。ひいては、電線41が、大きく弛みすぎて、収納ケース31内の他の部材に干渉するのを防ぐことができる。
より詳細に説明すれば、複数の開閉体構成部材11が上下方向へ移動する際、電線41は、上下方向へわたるチェーン部材13に対し略平行な垂直状態に維持される。
また、複数の開閉体構成部材11が収納ケース31内で略水平方向へ移動する際には、前後の開閉体構成部材11,11間でチェーン部材13が弛むのと略同様に、前後の開閉体構成部材11,11間で電線41も弛む。
そして、開閉体10の開閉動作時には、電線41が、開閉体構成部材11及びチェーン部材13等と共に、開閉体構成部材11の移動方向へ移動する。
したがって、電線41が開閉体構成部材11やチェーン部材13との干渉により損傷してしまうのを防ぐことができる。
また、上記実施の形態によれば、回転体14に対し単一の電線41を挿通させるようにしたが、他例としては、回転体14に対し複数の電線(図示せず)が選択的に挿通されるようにしてもよく、この場合、各回転体14の全ての電線挿通孔14bに対し前記複数の電線が挿通されるようにしてもよいし、各回転体14の一部の電線挿通孔14bに対し前記複数の電線が挿通されるようにしてもよい。
また、回転体14は、開閉方向に並ぶ複数のロッド部材12に対し、それぞれ設けるようにしてもよいが、他例としては、開閉方向に並ぶ複数のロッド部材12に対し、適宜数置きに設けるようにしてもよい。
更に他例としては、前記奥側のロッド部材12’及び回転体14に代えて、収納ケース31内の奥側にリール装置を設け、このリール装置によって電線41を巻き取って、その弛みを解消するようにしてもよい。前記リール装置は、例えば、ぜんまいばねにより巻取体を巻き取り方向へ回転させる構造等とすればよい。
この他例について、より具体的に説明すれば、ロッド部材12に、溝や孔等、電線41に係合する係合部(図示せず)を設け、このロッド部材12の係合部を電線41に係合させて、電線41を開閉体構成部材11の移動方向へ案内するようにすればよい。
11:開閉体構成部材 12:ロッド部材
13:チェーン部材 14:回転体
20:ガイドレール 30:収納装置
40:電飾部材 41:電線
Claims (4)
- 複数の開閉体構成部材を上下方向へスライドさせて空間を仕切ったり開放したりする開閉体と、各開閉体構成部材の幅方向の端部側を囲んで開閉方向へ案内するガイドレールと、前記開閉体を上方側で収納する収納装置と、前記ガイドレール内で前記開閉体と前記収納装置との間にわたる電線とを具備し、前記開閉体の閉鎖動作に伴い前記電線を繰り出し、前記開閉体の開放動作に伴い前記電線を収納するようにした開閉装置において、
各開閉体構成部材の幅方向の端部には、その幅方向へ突出するようにロッド部材が設けられ、
前記電線は、前記ロッド部材によって開閉体構成部材の端部から離れた位置を通るように案内されていることを特徴とする開閉装置。 - 前記ロッド部材を軸心にして回動可能な回転体が設けられ、
前記電線は、前記回転体に係合して開閉体の動作方向へ案内されていることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。 - 前記回転体には、前記電線を挿通可能な電線挿通孔が設けられ、
前記電線は、前記電線挿通孔に挿通されていることを特徴とする請求項2記載の開閉装置。 - 前記ロッド部材を連結するチェーン部材を具備し、該チェーン部材を前記収納装置側から牽引することにより前記開閉体構成部材を開放方向へ移動するようにした開閉装置であって、
前記電線は、前記開閉体構成部材の幅方向端部と前記チェーン部材との間に配設されていることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置。
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