JP5174929B2 - 扉用ロックハンドル装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電気機器格納用キャビネット等において、閉鎖状態の扉をキャビネット本体等の固定枠体に対して締付け錠止するクランプ式の扉用ロックハンドル装置に関する。
分電盤や配電盤等の電気機器収納用キャビネットの扉用ロックハンドル装置として、例えば、特許文献1に記載されダブルクランプ式の扉用ロックハンドル装置が知られている。このロックハンドル装置は、固定枠体側に相互間に距離を置いて設けられる第1ストライク及び第2ストライクと;扉を閉鎖したとき第1ストライク及び第2ストライクと対面する位置において扉に固着される本体ケースと;前記本体ケースに収容され、扉前面と平行な第1固定枢軸によって本体ケースに枢着され、第1固定枢軸よりも先端側の部位に駆動アームを設けたレバーハンドルと;第1固定枢軸と平行な第1可動軸によって前端部を前記駆動アームの先端部に枢着された連結リンクと;第1固定枢軸と平行であって第1固定枢軸よりも斜め後方に配置した第2固定枢軸によって基端部を本体ケースに枢着され、本体ケースの背面側に突出した先端フック部が第1ストライクに係脱する第1クランプ体と;第1固定枢軸と平行であって第1固定枢軸よりも斜め後方に配置した第3固定枢軸によって基端部を本体ケースに枢着され、本体ケースの背面側に突出した先端フック部が第2ストライクに係脱する第2クランプ体とからなり、
扉前面に対して直角であって第1固定枢軸を通る動作基準線に関して第2固定枢軸と第3固定枢軸を対称位置に配置し、第1固定枢軸と平行であって前記動作基準線に沿って移動する第2可動枢軸によって第1クランプ体の受動肩部と第2クランプ体の受動肩部を前記連結リンクの後端部に連結し、第1クランプ体の先端フック部が第1ストライクに係合し、第2クランプ体の先端フック部が第2ストライクに係合した扉施錠状態において、第1可動枢軸が前記動作基準線を第2固定枢軸側に越えた位置に来る一方、第1クランプ体の先端フック部が第1ストライクから離脱し、第2クランプ体の先端フック部が第2ストライクから離脱した扉解錠状態において、第1可動枢軸が前記動作基準線を第3固定枢軸側に越えた位置に来るようにしたものである。この装置では、第2可動枢軸を動作基準線に沿って移動させるために、その両端部を本体ケースに形成されたガイド用スロットに挿入する構成である。また、第1クランプ体の受動肩部と第2クランプ体の受動肩部にはそれぞれ連動用スロットが形成され、これらの連動用スロットに第2可動枢軸を挿通させて両クランプ体を連結リンクの後端部に連結する構成である。
また、分電盤や配電盤等の電気機器収納用キャビネットの扉用ロックハンドル装置として、例えば、扉面に取り付けたハンドルの起立、倒伏操作操作により回動するフックをキャビネット本体に設けた係止部に係脱させると共に、扉内面の上部又は下部の少なくとも一方に4軸式のクランプ錠を設け、このクランプ錠に、ハンドルの起立、倒伏操作により上下されるロッドを連結させ、キャビネット本体には、クランプ錠が係止する受け金を設けた扉の鎖錠装置であって、4軸式のクランプ錠が、クランプ錠本体にフックと駆動板の基端部をそれぞれ枢着し、フックと駆動板の中間部にリンク板の両端を枢着して連結するとともに駆動板の先端部にロッドを連結してなるものが知られている(例えば特許文献2参照)。
特開2006−63673号公報 特開2002−364227号公報
この出願に係る発明は、ガイド用スロット又は連動用スロットに可動枢軸を係合させたり、扉の上下に4軸式のクランプ錠を設けたりする上記従来の複雑な構成を用いることなく、単純で遊びの少ないリンク結合のみを用いたダブルクランプ式の扉用ロックハンドル装置を提供すること、また、扉をより高い密閉度をもってキャビネット本体に錠止することができる扉用ロックハンドル装置を提供することを目的としている。
以下、添付図面の符号を参照して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
上記課題を解決するための、この出願に係る発明の扉用ロックハンドル装置は、固定枠体B側に相互間に上下方向に距離を置いて設けられる第1、第2及び第3、第4のストライク1,2,3,4と;扉Dを閉鎖したとき第1ストライク1及び第2ストライク2の前方に対面する位置において当該扉Dに固着されるハンドルベース5と;扉Dの前面D2と平行な第1固定枢軸6によって基端側においてハンドルベース5に起伏自在に枢着されることによって、倒伏したロック位置と起立した非ロック位置との間を回転自在で、ロック位置において基端から末端へ上下方向に延びるように配置されると共に、前記第1固定枢軸6よりも末端側の部位においてロック位置における後方へ延出する駆動アーム8を有するレバーハンドル7と;第1、第2、第3の3つの枢支点を有し、前記第1固定枢軸6と平行な第1可動枢軸15によって第1枢支点において前記駆動アーム8の先端部に枢着される第1連結リンク16と;一端部と他端部とを有し、前記第1固定枢軸6と平行な第2可動枢軸18によって一端部が前記第1連結リンク16の第2枢支点に枢着される第2連結リンク19と;基端部11と、基端部11から前記ハンドルベース5の背面側に突出するフック部12と、基端部11からフック部12と反対方向へ延出する受動肩部13とを有し、基端部11が前記第1固定枢軸6と平行な第2固定枢軸9によって第1固定枢軸6の下斜め後方位置においてハンドルベース5に枢着されると共に、受動肩部13が第1固定枢軸6と平行な第3可動枢軸20によって前記第1連結リンク16の第3枢支点に枢着されることで、前記レバーハンドル7に連動してロック位置と非ロック位置との間を正逆回転し、ロック位置においてフック部12が第1ストライク1に対して上方から背面に係合し、非ロック位置においてフック部12が第1ストライク1から離脱する第1クランプ体10と;基端部24と、基端部24から前記ハンドルベース5の背面側に突出するフック25部と、基端部24からフック部25と反対方向へ延出する受動肩部26とを有し、基端部24が前記第1固定枢軸6と平行な第3固定枢軸22によって第1固定枢軸の上斜め後方位置においてハンドルベース5に枢着されると共に、受動肩部26が第1固定枢軸6と平行な第4可動枢軸27によって前記第2連結リンク19の他端部に枢着されることで、前記レバーハンドル7に連動してロック位置と非ロック位置との間を前記第1クランプ体10と反対方向に正逆回転し、ロック位置においてフック部25が第2ストライク2に対して下方から背面に係合し、非ロック位置においてフック部25が第2ストライク2から離脱する第2クランプ体23と;基端部29とフック部30とを有し、扉Dを閉鎖したとき前記第3ストライク3の前方に対面するように、前記第1クランプ体10の下方に配置され、基端部29において前記第1固定枢軸6と平行な第4固定枢軸31によって扉Dに枢着されることで、ロック位置と非ロック位置との間を前記第1クランプ体10と同方向に正逆回転し、ロック位置においてフック部30が第3ストライク3に対して上方から背面に係合し、非ロック位置においてフック部30が第3ストライク3から離脱する第3クランプ体28と;基端部36とフック部37とを有し、扉Dを閉鎖したとき前記第4ストライク4の前方に対面するように、前記第2クランプ体23の上方位置に配置され、基端部36において前記第1固定枢軸6と平行な第5固定枢軸38によって扉Dに枢着されることで、ロック位置と非ロック位置との間を前記第2クランプ体23と同方向に正逆回転し、ロック位置においてフック部37が第4ストライク4に対して上方から背面に係合し、非ロック位置においてフック部37が第4ストライク4から離脱する第4クランプ体と;一端部において前記第1固定枢軸6と平行な第5可動枢軸33によって前記第1クランプ体10のフック部12に枢着され、他端部において前記第1固定枢軸6と平行な第6可動枢軸34によって前記第3クランプ体28のフック部25に枢着されることによって、第1クランプ体10と第3クランプ体28とを同期回転させる第1連動バー32と;一端部において前記第1固定枢軸6と平行な第7可動枢軸40によって前記第2クランプ体23のフック部25に枢着され、他端部において前記第1固定枢軸6と平行な第8可動枢軸41によって前記第4クランプ体35のフック部37に枢着されることによって、第2クランプ体23と第4クランプ体35とを同期回転させる第2連動バー39と;一端側が前記第2固定枢軸9に係止され、他端側が前記第1可動枢軸15に係止され、非ロック位置にある前記レバーハンドル7を起立状態に保持し、非ロック位置からロック位置への回転途上で死点を超え、ロック位置にあるレバーハンドル7を倒伏状態に保持する反転ばね21とを具備し;前記レバーハンドル7が非ロック位置からロック位置へ回転する途上のロック位置の直前位置で、前記第1可動枢軸と15第2可動枢軸18とを結ぶ直線L1が、第2可動枢軸18から扉前面D2に対して直角に延びる基準線Lを下方から上方へ越えることにより、ロック位置において前記第1、第2、第3,第4クランプ体10,23,28,35が、非ロック方向への回転外力を受けたときに、前記第2連結リンク19を介してレバーハンドル7を倒伏方向へ押しつけ、その反力で当該外力に抗するように構成される。
この出願に係る発明によれば、比較的単純なリンク結合のみを用いたダブルクランプ式の扉用ロックハンドル装置を提供することができる。
本発明に係る扉用ロックハンドル装置の開錠状態の縦断面図である。 図1の扉用ロックハンドル装置の錠止状態の縦断面図である。 図1の扉用ロックハンドル装置の操作途上における縦断面図である。 図1の扉用ロックハンドル装置を扉の裏側から見た背面図である。 図3におけるV−V矢視の平面図である。 図3におけるVI−VI矢視の平面図である。
図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。
図1ないし図3は、本発明のロックハンドル装置を扉Dに取り付けた状態を示す縦断側面図であって、図1は開錠状態、図2は操作途上状態、図3は錠止状態を示している。図において1は第1ストライク、2は第2ストライク、3は第3ストライク、4は第4ストライクであり、上下方向に所要の相互間隔を置いて、キャビネット等の本体である固定枠体Bにおける開口部の周囲フランジ部B1に固着されている。
ロックハンドル装置のハンドルベース5は、閉扉時にストライク1,2に対向するように、扉Dの自由端部側の前面に配置され、扉Dの背面側(後面)からねじで扉Dに締め付け固着される。ハンドルベース5の左右側壁部48は、その一部(前方露出部48a)が扉Dの前面D2側に露出しており、他の一部(後方延出部48b)が扉Dに形成された開口を通して扉の背面側(後方)へ延出している。
第1固定枢軸6は、扉Dの前面D2と平行で、両端においてハンドルベース5の左右側壁の前方露出部48aに支持され、中間部がレバーハンドル7の上端(基端)部を水平方向に貫通している。レバーハンドル7は、第1固定枢軸6を中心に、ハンドルベース5に対して起立した非ロック位置(図1)と、倒伏したロック位置(図3)との間を、途上位置(図2)を経て回転自在で、ロック位置において、扉Dの前面D2に沿って上下方向に延びるように配置される。レバーハンドル7は、ロック位置において第1固定枢軸6よりも後方へ延出する駆動アーム8を有する。
第2固定枢軸9は、第1固定枢軸6と平行で、第1固定枢軸の斜め下後方位置において、両端がハンドルベース5の左右側壁後方延出部48bに支持され、中間部が第1クランプ体10の基端部11を水平方向に貫通している。第1クランプ体10は、基端部11と、基端部11からハンドルベース5の背面側に突出するフック部12と、基端部からフック部12と反対方向へ延出する受動肩部13とを有する。また、基端部11からばね受け突起14が突出している。
第1可動枢軸15は、第1固定枢軸6と平行で、両端においてレバーハンドル7における駆動アーム8の先端部に支持される。第1可動枢軸15の中間部は、第1連結リンク16の第1枢支点を貫通する。第1連結リンク16は、ほぼL字形の板状で、一端側に第1枢支点、中間に第2枢支点、他端側に第3枢支点を有し、また第1枢支点付近にばね受け突起17を有する。
第2可動枢軸18は、第1固定枢軸6と平行で、第1連結リンク16の第2枢支点と第2連結リンク19の一端部とを枢支する。第3可動枢軸20は、第1固定枢軸6と平行で、第1連結リンク16の第3枢支点と第1クランプ体10の受動肩部13とを枢支する。第1クランプ体10のばね受け突起14と第1連結リンク16のばね受け突起17との間(実質的には、第2固定枢軸11と第1可動枢軸15との間)には、反転ばね21が挿入される。
第3固定枢軸22は、第1固定枢軸6と平行で、第1固定枢軸の斜め上後方位置において、両端がハンドルベース5の左右側壁の後方延出部48bに支持され、中間部が第2クランプ体23の基端部24を水平方向に貫通している。第3固定枢軸22と第2固定枢軸9とは、扉の前面D2からの距離が等しい位置で縦方向に整列している。第2クランプ体23は、第1クランプ体10と同形で、それと上下反転した状態に設けられ、基端部24と、基端部24からハンドルベース5の背面側に突出するフック部25と、基端部からフック部25と反対方向へ延出する受動肩部26とを有する。第4可動枢軸27は、第1固定枢軸6と平行で、第2連結リンク19の他端部と第2クランプ体23の受動肩部26とを枢支する。
したがって、第1、第2クランプ体10,23は、レバーハンドル7の起伏回転に連動して、非ロック位置(図1)とロック位置(図3)との間を正逆回転し、ロック位置においてフック部12,25が、それぞれ第1、第2ストライク1,2に対して上方又は下方から背面に係合し、非ロック位置においてフック部12,25が第1、第2ストライク1,2から離脱する。
反転ばね21は、実質的に、一端側が第1可動枢軸15係止され、他端側が第2固定枢軸9係止されているので、非ロック位置にあるレバーハンドル7を起立状態(図1)に保持(図1において固定枢軸6中心に反時計方向の回転力を付与)し、非ロック位置からロック位置への回転途上(図2)で圧死点を越え、ロック位置(図3)にあるレバーハンドル7を倒伏状態に保持(図3において軸6中心に時計方向の回転力を付与)する。
しかして、ロックハンドル装置の本体は、図1に示すように、クランプ体10,23のフック部12,25がストライク1,2から離脱した非ロック位置において、第1可動枢軸(第1枢支点)15と第2可動枢軸(第2枢支点)18とを結ぶ直線L1が、第2可動枢軸(第2枢支点)18から扉前面D2に対して直角に延びる基準直線Lより下方にある一方、図3に示すように、クランプ体10,23のフック部12,25がストライク1,2に係合したロック位置において、直線L1が、基準直線Lを上方へ越えた位置に来るように各部が配置される。
今、図1に示す非ロック状態において、レバーハンドル7は、ハンドルベース5から起立し、反転ばね21により、起立状態に保持されている。第1、第2クランプ体9,23のフック部12,25は、それぞれ第1、第2ストライク1,2から離脱している。直線L1は、基準直線Lの右下側にある。
この状態から、反転ばね21に抗してレバーハンドル7を倒伏方向(時計方向)へ回転させると、図2に示す中間位置において反転ばね21が圧死点に達し、これを越えると、レバーハンドル9は倒伏方向へ付勢され、図3に示すロック位置に至る。この間に、直線L1は、基準直線Lを上方へ越えて右上側に配置される。この状態では、外部の衝撃や振動、扉の自重、固定枠体の内部圧力等によりフック部12,25が離脱方向(フック部12が図において時計方向、フック部25が図において反時計方向)への回転力を受けても、連結リンク16が回転できないので、フック部12,25がストライク1,2から離脱することはない。扉は2点でロックされる。
第3クランプ体28は、基端部29とフック部30とを有し、扉Dを閉鎖したとき第3ストライク3の前方に対面するように、第1クランプ体10の下方に所定間隔を置いて配置され、基端部29において第1固定枢軸6と平行な第4固定枢軸31で軸受けベース42を介して扉Dに枢着される。それによって、第3クランプ体28は、ロック位置と非ロック位置との間を第1クランプ体10と同方向に正逆回転し、ロック位置においてフック部30が第3ストライク3に対して上方から背面に係合し、非ロック位置においてフック部30が第3ストライク3から離脱する。第4固定枢軸31は、扉の前面D2からの距離が第2,第3枢軸と等しい位置で縦方向に整列している。第1連動バー32が、上端部において第1固定枢軸6と平行な第5可動枢軸33によって第1クランプ体10のフック部12に枢着され、下端部において第1固定枢軸6と平行な第6可動枢軸34によって第3クランプ体28のフック部30に枢着される。これによって、第1クランプ体と第3クランプ体とが同期回転する。軸受けベース42は、扉Dに固着される脚部43と、脚部43に支持させる軸受け部44とを具備する。脚部43は、扉Dの裏面側に位置して、縦フランジ部D1の内側面に溶着される。軸受け部44は、ハンドルベース5の左右側壁48における後方延出部48bと整列した位置にある。したがって、軸受け部44は、第3クランプ体28を、ハンドルベース5の後方延出部48bに枢支された第1クランプ体10と整列した位置に支持する。
第4クランプ体35は、基端部36とフック部37とを有し、扉Dを閉鎖したとき第4ストライク4の前方に対面するように、第2クランプ体23の上方位置に配置され、基端部36において第1固定枢軸6と平行な第5固定枢軸38で軸受けベース45を介して扉Dに枢着される。それによって、第4クランプ体35は、ロック位置と非ロック位置との間を第2クランプ体23と同方向に正逆回転し、ロック位置においてフック部37が第4ストライク4に対して上方から背面に係合し、非ロック位置においてフック部37が第4ストライク4から離脱する。第5固定枢軸38は、扉の前面D2からの距離が第2ないし第4固定枢軸と等しい位置で縦方向に整列している。第2連動バー39が、下端部において第1固定枢軸6と平行な第7可動枢軸40によって第2クランプ体23のフック部25に枢着され、上端部において第1固定枢軸6と平行な第8可動枢軸41で第4クランプ体35のフック部37に枢着される。それによって、第2クランプ体23と第4クランプ体35とが同期回転する。軸受けベース45は、扉Dに固着される脚部46と、脚部46に支持させる軸受け部47とを具備する。脚部47は、扉Dの裏面側に位置して、縦フランジ部D1の内側面に溶着される。軸受け部47は、ハンドルベース5の左右側壁48における後方延出部48bと整列した位置にある。したがって、軸受け部47は、第4クランプ体35を、ハンドルベース5の後方延出部48bに枢支された第2クランプ体23と整列した位置に支持する。
以上のように、第1〜第4クランプ体10,23,28,35は、レバーハンドル7の倒伏、起立動作に応じて、同期して回転することにより、扉Dをその中間及び上下端の高さ位置において、固定枠体Bに対して同時に締め付け、解放する。これにより、扉Dをより高い密閉度をもってキャビネット本体に錠止することができる。
1 第1ストライク
2 第2ストライク
3 第3ストライク
4 第4ストライク
5 ハンドルベース
6 第1固定枢軸
7 レバーハンドル
8 駆動アーム
9 第2固定枢軸
10 第1クランプ体
11 基端部
12 フック部
13 受動肩部
14 ばね受け突起
15 第1可動枢軸
16 第1連結リンク
17 ばね受け突起
18 第2可動枢軸
19 第2連結リンク
20 第3可動枢軸
21 反転ばね
22 第3固定枢軸
23 第2クランプ体
24 基端部
25 フック部
26 受動肩部
27 第4可動枢軸
28 第3クランプ体
29 基端部
30 フック部
31 第4固定枢軸
32 第1連動バー
33 第5可動枢軸
34 第6可動枢軸
35 第4クランプ体
36 基端部
37 フック部
38 第5固定枢軸
39 第2連動バー
40 第7可動枢軸
41 第8可動枢軸
42 軸受けベース
43 脚部
44 軸受け部
45 軸受けベース
46 脚部
48 ハンドルベースの左右側壁部
48a 側壁の後方延出部
48b 側壁の前方露出部
B 固定枠体
B1 フランジ部
D 扉
L 基準直線
L1 第1、第2枢支点間を結ぶ直線

Claims (2)

  1. 固定枠体側に相互間に上下方向に距離を置いて設けられる第1、第2及び第3、第4のストライクと;固定枠体側に枢支される扉を閉鎖したとき第1ストライク及び第2ストライクの前方に対面する位置において当該扉に固着されるハンドルベースと;扉の前面と平行な第1固定枢軸によって基端側においてハンドルベースに起伏自在に枢着されることによって、倒伏したロック位置と起立した非ロック位置との間を回転自在で、ロック位置において基端から末端へ上下方向に延びるように配置されると共に、前記第1固定枢軸よりも末端側の部位においてロック位置における後方へ延出する駆動アームを有するレバーハンドルと;第1、第2、第3の3つの枢支点を有し、前記第1固定枢軸と平行な第1可動枢軸によって第1枢支点において前記駆動アームの先端部に枢着される第1連結リンクと;一端部と他端部とを有し、前記第1固定枢軸と平行な第2可動枢軸によって一端部が前記第1連結リンクの第2枢支点に枢着される第2連結リンクと;基端部と、基端部から前記ハンドルベースの背面側に突出するフック部と、基端部からフック部と反対方向へ延出する受動肩部とを有し、基端部が前記第1固定枢軸と平行な第2固定枢軸によって第1固定枢軸の下斜め後方位置においてハンドルベースに枢着されると共に、受動肩部が第1固定枢軸と平行な第3可動枢軸によって前記第1連結リンクの第3枢支点に枢着されることで、前記レバーハンドルに連動してロック位置と非ロック位置との間を正逆回転し、ロック位置においてフック部が第1ストライクに対して上方から背面に係合し、非ロック位置においてフック部が第1ストライクから離脱する第1クランプ体と;基端部と、基端部から前記ハンドルベースの背面側に突出するフック部と、基端部からフック部と反対方向へ延出する受動肩部とを有し、基端部が前記第1固定枢軸と平行な第3固定枢軸によって第1固定枢軸の上斜め後方位置においてハンドルベースに枢着されると共に、受動肩部が第1固定枢軸と平行な第4可動枢軸によって前記第2連結リンクの他端部に枢着されることで、前記レバーハンドルに連動してロック位置と非ロック位置との間を前記第1クランプ体と反対方向に正逆回転し、ロック位置においてフック部が第2ストライクに対して下方から背面に係合し、非ロック位置においてフック部が第2ストライクから離脱する第2クランプ体と;基端部とフック部とを有し、扉を閉鎖したとき前記第3ストライクの前方に対面するように、前記第1クランプ体の下方に配置され、基端部において前記第1固定枢軸と平行な第4固定枢軸によって扉に枢着されることで、ロック位置と非ロック位置との間を前記第1クランプ体と同方向に正逆回転し、ロック位置においてフック部が第3ストライクに対して上方から背面に係合し、非ロック位置においてフック部が第3ストライクから離脱する第3クランプ体と;基端部とフック部とを有し、扉を閉鎖したとき前記第4ストライクの前方に対面するように、前記第2クランプ体の上方位置に配置され、基端部において前記第1固定枢軸と平行な第5固定枢軸によって扉に枢着されることで、ロック位置と非ロック位置との間を前記第2クランプ体と同方向に正逆回転し、ロック位置においてフック部が第4ストライクに対して上方から背面に係合し、非ロック位置においてフック部が第3ストライクから離脱する第4クランプ体と;一端部において前記第1固定枢軸と平行な第5可動枢軸によって前記第1クランプ体のフック部に枢着され、他端部において前記第1固定枢軸と平行な第6可動枢軸によって前記第3クランプ体のフック部に枢着されることによって、第1クランプ体と第3クランプ体とを同期回転させる第1連動バーと;一端部において前記第1固定枢軸と平行な第7可動枢軸によって前記第2クランプ体のフック部に枢着され、他端部において前記第1固定枢軸と平行な第8可動枢軸によって前記第4クランプ体のフック部に枢着されることによって、第2クランプ体と第4クランプ体とを同期回転させる第2連動バーと;一端側が前記第2固定枢軸に係止され、他端側が前記第1可動枢軸に係止され、非ロック位置にある前記レバーハンドルを起立状態に保持し、非ロック位置からロック位置への回転途上で死点を超え、ロック位置にあるレバーハンドルを倒伏状態に保持する反転ばねとを具備し;前記レバーハンドルが非ロック位置からロック位置へ回転する途上のロック位置の直前位置で、前記第1可動枢軸と第2可動枢軸とを結ぶ直線が、第2可動枢軸から扉前面に対して直角に延びる基準線を下方から上方へ越えることにより、ロック位置において前記第1、第2、第3,第4クランプ体が、非ロック方向への回転外力を受けたときに、前記第2連結リンクを介してレバーハンドルを倒伏方向へ押しつけ、その反力で当該外力に抗するように構成されることを特徴とする扉用ロックハンドル装置。
  2. 前記ハンドルベースは、扉の開口を通して扉の背面側へ延出する後方延出部と扉の前方へ露出する前方露出部とを有する左右一対縦方向の側壁を具備し、
    前記第1クランプ体を枢支する第2固定枢軸と第2クランプ体を枢支する第3固定枢軸とは、前記ハンドルベースの側壁における後方延出部の扉の前面から後方へ等距離の位置に支持され、
    前記第3クランプ体を枢支する第4固定枢軸と第4クランプ体を枢支する第5固定枢軸とは、扉の前面からの距離が前記第2,第3固定枢軸と等しい位置において前記軸受けベースを介して扉の背面側に支持され、
    それによって、第1ないし第4クランプ体をそれぞれ枢支する第2ないし第5固定枢軸が、扉の背面側において、扉の前面から等距離の位置で縦方向に整列するよう構成されることを特徴とする請求項1に記載の扉用ロックハンドル装置。
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