JP5172873B2 - 弁機能評価装置 - Google Patents

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この発明は、心臓外科手術に用いる動脈弁などの弁機能評価装置に関し、詳しくは大動脈弁や肺動脈弁などの弁の近傍まで挿入されて弁の機能が正常かどうかを評価・確認することができる装置に係るものである。
前記のような弁機能評価装置が用いられる、例えば大動脈弁の外科的治療は、弁置換術と弁形成術に分けられる。弁形成術は、患者自身の弁を形成しその機能を回復させる手術で、人工弁を体内に埋め込むこともないので生体反応は非常に少ない術式であるが、形成された大動脈弁が逆流せず(正常に)開閉することを確かめる方法が煩雑である。
その機能評価は、弁形成後に大動脈切開部を一旦縫合閉鎖し血流を再開して逆流を確認することにより行うもので、もし逆流が認められた場合は再度大動脈を切開し、弁の再形成を行う必要がある。すなわち、従来、弁形成には、一旦切開した大動脈を縫合閉鎖し、その上で血流を再開し超音波エコー等で調べていた。したがって、確認が煩雑であるとともに、手術が成功しなかったときには再手術を患者に課すことになり、患者に負担のかかるものであった。
そこで、従来は特許文献1に記載のような動脈弁検査装置が提案されている。この検査装置は、公報記載の図1に示されているように、筒状の本体10と、入水パイプ20と、を有し、前記本体には一端に透明の検査鏡13が設けられるとともに、他端に開口部12が設けられ、また前記本体の外周面にはシリコーン製の注水フィルム(バルーン)16が前記入水パイプと入水口14等で連通して設けられ、さらに排気パイプ30が本体10の気体進入口151と排気口15等で連通して設けられている。
そして、検査に際しては、まず本体10を例えば大動脈と左心室との間に設置し、入水パイプ20から注水フィルム16に水を入れて膨らませ、この注水フィルム16の膨張により本体10を所定位置に位置決め固定する一方、該フィルムに入った水をさらに外側入水口142から第2出水口143を通じて動脈弁の方向に流す。このとき、検査鏡13と動脈弁との間における空気が気体進入口151と内側気体進入口152から排気口15に排気され、水が本体10と動脈弁との間に形成された空間を充満する状態で医者(術者)は大動脈弁の閉鎖不全か否かを検査する。閉鎖不全である場合は水が減少することにより検査鏡13に気泡が発生して付着することにより把握することができ、水が減少しなければ気泡が発生しないので閉鎖不全でないことを把握できる、とされている。
ところで、前記の従来の装置の場合、本体10の設置等において本体には2つのパイプが付いている以外、これといった本体を保持するものがないこともあり、本体を保持しての設置等の作業が安定せず、設置し得たとしても検査時の注水による加圧により位置がずれてしまうという問題があり、検査作業にも支障を来たしていた。
そこでこの発明は、前記のような従来の問題を解決し、ビュアーボディ部を保持しての本体の設置作業を安定して行うことができ、しかも加圧によっても設置位置の位置ずれが生ずることもなく、弁の機能が正常かどうかの評価・確認をすることができて、常に安定した弁の機能評価を行うことができる弁機能評価装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、大動脈弁又は肺動脈弁の近傍まで挿入されて弁の機能が正常かどうかを評価・確認する装置であって、所定長さの本体を具え、該本体の先端より先方の近傍に本体より径大のビュアーボディ部が配置され、該ビュアーボディ部には外周面にバルーンが設けられているとともに、該バルーン用のルーメン、液注入用のルーメン、及び排気用のルーメンが形成され、前記本体の軸心はビュアーボディ部の軸心に対してビュアーボディ部の外周側に偏倚しており、前記ビュアーボディ部を保持する金属線からなる保持部材がビュアーボディ部の外周にほぼ一周巻き付けられたうえ前記本体の後端部まで延びて設けられていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の弁機能評価装置において、ビュアーボディ部には、中央部に挿入方向と反対側となる内面側が開口し、外面側を薄肉のビュアー部に形成した凹所が設けられているとともに、評価・確認時に凹所内に流れ込む血液を吸引するルーメンが先端を凹所の底面近傍に開口させて形成されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の弁機能評価装置において、ビュアー部が凸レンズに形成されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の弁機能評価装置において、ビュアー部が凹レンズに形成されていることを特徴とする。請求項に記載の発明は、請求項に記載の弁機能評価装置において、ビュアーボディ部にはビュアー部の前方を照らす照明手段が設けられていることを特徴とする。請求項に記載の発明は、請求項1に記載の弁機能評価装置において、評価・確認時にビュアーボディ部の挿入方向と反対側となる内面に流れ込む血液を吸引するチューブが先端をビュアーボディ部の内面近傍に開口させて設けられていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の弁機能評価装置において、ビュアーボディ部には圧モニタールーメンが形成されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の弁機能評価装置において、ビュアーボディ部の表面が親水性の材質によりコーティングされていることを特徴とする。
この発明は、前記のようであって、請求項1に記載の発明によれば、ビュアーボディ部を保持する金属線からなる保持部材がビュアーボディ部の外周にほぼ一周巻き付けられたうえ前記本体の後端部まで延びて設けられているので、術者によるビュアーボディ部を保持部材で保持しての評価・確認作業を安定して行うことができ、しかも作業中の加圧によっても従来のようにビュアーボディ部の設置位置の位置ずれが生ずることもなく、弁の機能が正常かどうかを評価・確認することができ、常に安定した動脈弁の機能評価を行うことができる。また、本体とビュアーボディ部とが偏倚しているからビュアーボディ部から弁に対する視野が良好で、観察がし易い。
請求項に記載の発明によれば、凹所の形成により形成されるビュアー部が薄肉となるので、より見易くなるとともに、評価・確認時に血液が凹所に流れても吸引ルーメンで吸引して、常にビュアー部を見易いものにすることができる。
請求項に記載の発明によれば、ビュアー部からの視野を拡大することができるので、さらに観察し易くなる。請求項に記載の発明によれば、ビュアー部から広範囲にわたって閉鎖空間及びその中にある大動脈弁などの弁の状態を観察することができる。請求項に記載の発明によれば、観察部分が影になり、弁の状態が観察し難い場合においても、照明手段から閉鎖空間が直接照らされた弁の細かい動きがビュアー部から確認できる。請求項に記載の発明によれば、凹所を形成しない形態のビュアーボディ部においても流れてくる血液をチューブにより吸引することができる。請求項に記載の発明によれば、圧トランスデューサー等を利用して圧力もれを検知することができる。請求項に記載の発明によれば、ビュアーボディ部を血液付着の少ないものとすることができる。
この発明の実施の形態1を示す、大動脈弁機能評価装置の全体概略図である。 図1の線A−Aに沿う拡大断面図である。 ビュアーボディ部の拡大断面図である。 使用例を示す図面である。 ビュアー部を凸レンズとした実施の形態2を示す部分拡大断面図である。 ビュアー部を凹レンズとした実施の形態3を示す部分拡大断面図である。 ビュアーボディ部に照明手段を設けた実施の形態4を示す部分拡大断面図である。 吸引ルーメンをビュアーボディ部の背面側に開口させた実施の形態5を示す部分拡大断面図である。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態に係る大動脈弁機能評価装置について、説明する。
<実施の形態1>
図1において、1は大動脈弁機能評価装置である。大動脈弁機能評価装置1は、所定長さのシリコーンゴム製本体2を具え、該本体の先端より先方の近傍には径大のシリコーン製ビュアーボディ部3が、図2に拡大して示すように、その外周の一部が本体2の軸心と重なり合うように配置されている。すなわち、本体2側から見ると、本体2の軸心がビュアーボディ部3の軸心に対してビュアーボディ部の外周側に偏倚した形になっている。ビュアーボディ部3は、図3にも示すように、全体が透明なシリコーンゴムで円盤状に形成されており、その中央部には挿入方向と反対側となる内面側(本体側)が開口した円形凹所5が形成され、該凹所の外面側の薄肉部がビュアー部6に形成されている。ビュアー部6があるビュアーボディ部3の先端側の外周面にはシリコーンゴム製バルーン7が設けられている。バルーン7はビュアーボディ部3に形成のバルーンルーメン8と連通している。ビュアーボディ部3にはさらに注水ルーメン10、圧モニタールーメン11が内面と外面を貫通して形成されている。12は吸引ルーメンで、評価・確認時に凹所5の底に流れる血液をその先端開口から吸引する。なお、この実施の形態1では圧モニタールーメン11が注水時の排気を兼ねるようになっているが、必要によっては排気ルーメンを別途設けてもよい。また、実施の形態1ではビュアーボディ部3の全体を透明としたが、透明部分はビュアー部6だけとし、他の部分は必ずしも透明としなくともよい。
各ルーメン8,10,11,12のビュアーボディ部3内面に開口した開口部にはチューブ13,14,15,16の一端が連通して接続され、これらチューブの他端は本体2の先端グリップ部17で保持されたうえ、該グリップ部において本体2にそれぞれ形成された各内腔8’,10’,11’,12’と連通して接続され、さらにこれら各内腔は図1に示すバルーン注入口21、水の注入口22、吸引口23、圧モニター口24と連通して接続されている。したがって、バルーン注入口21、水の注入口22、吸引口23、圧モニター口24は、各内腔8’,10’,11’,12’及びチューブ13,14,15,16を経てルーメン8,10,11,12と連通する。18は中間グリップ部で、先端グリップ部17と同様に、それぞれ本体2を被覆するように設けられている。19は分岐ファンネル部で、各端末には前記バルーン注入口21等が付設されている。
ビュアーボディ部3のバルーン7より内側の外周面には環状溝26が形成され、該溝には金属線からなる保持部材27がその先端からほぼ一周巻き付けられ、該巻き付けられた保持部材27の他端側は本体2に埋設されてその長さ方向に沿って図1に示すように本体2の後端まで延びている。評価・確認時に保持部材27でビュアーボディ部3を保持することによりビュアーボディ部3の姿勢を所定に保つことが可能である。つまり、保持部材27によってビュアーボディ部3の姿勢をコントロールすることが可能なので、後述のように閉鎖空間を注水による加圧によってもビュアーボディ部3が設置位置からずれたり、外れたりすることがないようにできる。
ビュアーボディ部3の表面は親水性の材質によりコーティングされている。このようなコーティング処理を行うのは水を注入するときに起こる気泡がビュアー部6の表面(外面)に付着するのを避けるためである。そのため、閉鎖空間が閉鎖不全である場合に発生する気泡がビュアー部6の表面に付着するのを抑制することができる。親水性の材質としては、例えばポリビニルピロリドンやメチルビニルエーテルと無水マレイン酸の1:1のコポリマー(GANTREZ AN)が好ましいが、特に制限が無く、これ以外の材質で行うこともできる。
前記のように構成された大動脈弁機能評価装置1の作用について、図4を参照して説明する。形成後の大動脈弁の機能が正常かどうかを評価・確認するには、まず術者が本体2の中間グリップ部18等を手で持ってビュアーボディ部3を大動脈切開部より大動脈基部に挿入する。そして、ビュアーボディ部3が所定位置に到達したところでバルーン7を膨張させ、ビュアーボディ部3を大動脈基部に固定する。図4は、このビュアーボディ部3が固定して設置された状態を示している。次に、注入口22より生理食塩水を注入して、大動脈弁とビュアーボディ部3との閉鎖空間を加圧するとともに、該空間にある気体を圧モニタールーメン11を利用して排気し、閉鎖空間を生理食塩水で満たす。閉鎖空間が満たされると、生理食塩水はさらに圧モニタールーメン11を通って圧モニター口24にまで満たすようになる。その際に圧モニター口24に蓋をして密閉し、さらに注水すると、水で満たされた閉鎖空間と同様に圧モニタールーメン11、その内腔も同じ圧力がかかることになる。
そこで、前記の蓋に代え、圧モニター口24に圧トランスデューサー(図示せず)を空気が入らないように接続し、圧力を電気的に測定する。圧力が当初圧を維持すると、大動脈弁に逆流が起きておらず、弁が正常であることがわかり、一方、圧力が当初圧よりも下がると、大動脈弁に逆流が起きて、つまり閉鎖空間内の水が大動脈弁を経て図4で下方へ流れて、弁が正常に作動していないことがわかる。弁が正常に作動していないときは、弁のどこから逆流しているのかを調べるためにビュアー部6より、大動脈弁の状況、つまり弁が正常に開閉するかどうかその機能等を観察する。そして、この観察結果を、その後の大動脈弁の再手術等に利用する。
評価・確認に際し、ビュアーボディ部3の設置位置は、保持部材27で保持されてしっかり固定された状態になっているので、閉鎖空間を加圧しても、ビュアーボディ部3がその位置からずれたり、外れてしまうといったことはない。術者は保持部材27を持って、必要があればその保持するビュアーボディ部3の位置をコントロールしながら作業を行うことができる。また、保持部材27の他端側が延びて埋設されている本体2はビュアーボディ部3に対して偏倚しているため、ビュアーボディ部3のビュアー部6からの視野も本体2によって妨げられることなく行うことができる。また、評価・確認時に大動脈の血液がビュアー部6の内面側に漏れ、凹所5内に流れて底に溜まり、視野を不良にすることがあるが、このようなときは吸引口23に接続する図示しない吸引部材により吸引ルーメン12の先端開口から血液を吸引して取り除く。これにより、ビュアー部6の視野は再び良好なものに復帰する。
前記のようであり、大動脈を切開したままの状態で、本装置1を用いてビュアーボディ部3を大動脈基部に挿入することで、ビュアーボディ部3と大動脈弁との間に閉鎖空間を作り出し、その空間に水を注入加圧し、形成した弁の逆流がないか否かを簡単に確認することができる。しかも、ビュアーボディ部3は保持部材27により保持できるので、ビュアーボディ部3の設置位置からの位置ずれや脱落もなく、スムーズな観察を行うことができる。
<実施の形態2>
図5は、ビュアーボディ部3のビュアー部を凸レンズに形成した、実施の形態2を示すものである。このような凸レンズのビュアー部36とすると、ビュアー部36からの視野が大きく拡大され、評価・確認作業がよりし易いものになる。その他の構成は前記実施の形態1と同様である。
<実施の形態3>
図6は、ビュアーボディ部3のビュアー部を前記実施の形態2とは逆に凹レンズに形成した、実施の形態3を示すものである。このような凹レンズのビュアー部46とすると、凸レンズのビュアー部36とは逆にビュアー部46から広範囲にわたって閉鎖空間及びその中にある大動脈弁の状態を観察することができる。その他の構成は前記実施の形態1と同様である。
<実施の形態4>
図7は、ビュアーボディ部3に照明手段を設けた実施の形態4を示すものである。この実施の形態4では、ビュアーボディ部3にバルーンルーメン8等の各ルーメンのほかに照明用のケーブル57が取り付けられている。このケーブル57の先端にはLED58が装着され、ケーブルの後端が接続されている図示しない電源装置からの給電により発光してビュアー部56の前方(外面側)を照射することが可能になっている。このような照明手段が設けられたビュアー部56とすると、観察部分が影になり、大動脈弁の状態が観察し難い場合においても、LED58から閉鎖空間が直接照らされた弁の細かい動きがビュアー部56から確認できる。その他の構成は前記実施の形態1と同様である。なお、この実施の形態4で示したLED58は照明手段の一例にすぎず、同じ機能を有するものであれば他の部材を用いてもよい。
<実施の形態5>
図8は、ビュアーボディ部3の実施の形態5を示すものである。この実施の形態5では、前記各実施の形態で示した凹所5のようなものがなく、ビュアーボディ部3の内面が平坦になっており、ビュアー部66が肉厚に形成されている点、前記平坦なビュアーボディ部3の内面近傍に先端開口が位置するように、血液の吸引用のチューブ67を吸引用の内腔12’と連通して設けた点、において相違する。前記のような肉厚のビュアー部66においても大動脈弁の観察は支障なく、行うことができる。しかも、このような肉厚のビュアー部66の内面に血液が流れてもチューブ67の先端開口から吸引して前記各実施の形態の吸引ルーメン12と変わりなく排出することができる。
なお、前記各実施の形態で示した保持部材27は好ましい一例を挙げたにすぎず、実施に際してはこれ以外の保持部材を用いてもよいことは言うまでもない。また、前記各実施の形態では特に排気ルーメンを設けず、圧モニタールーメン11が排気ルーメンを兼ねる構成としたが、これもそれぞれ独立のルーメンとして設けてもよいものである。さらに、前記各実施の形態では生体である大動脈で説明したが、場合によっては人工の大動脈(人工血管)にも適用が可能であるのに加え、大動脈弁のほか、肺動脈弁等にも対応が可能である。
1 大動脈弁機能評価装置
2 本体
3 ビュアーボディ部
5 凹所
6,36,46,56,66 ビュアー部
7 バルーン
8 バルーンルーメン
10 注水ルーメン
11 圧モニタールーメン
12 吸引ルーメン
27 保持部材
57 ケーブル
58 LED(照明手段)
実用新案登録第3130152号公報

Claims (8)

  1. 大動脈弁又は肺動脈弁の近傍まで挿入されて弁の機能が正常かどうかを評価・確認する装置であって、所定長さの本体を具え、該本体の先端より先方の近傍に本体より径大のビュアーボディ部が配置され、該ビュアーボディ部には外周面にバルーンが設けられているとともに、該バルーン用のルーメン、液注入用のルーメン、及び排気用のルーメンが形成され、前記本体の軸心はビュアーボディ部の軸心に対してビュアーボディ部の外周側に偏倚しており、前記ビュアーボディ部を保持する金属線からなる保持部材がビュアーボディ部の外周にほぼ一周巻き付けられたうえ前記本体の後端部まで延びて設けられていることを特徴とする弁機能評価装置。
  2. 請求項1に記載の弁機能評価装置において、ビュアーボディ部には、中央部に挿入方向と反対側となる内面側が開口し、外面側を薄肉のビュアー部に形成した凹所が設けられているとともに、評価・確認時に凹所内に流れ込む血液を吸引するルーメンが先端を凹所の底面近傍に開口させて形成されていることを特徴とする弁機能評価装置。
  3. 請求項に記載の弁機能評価装置において、ビュアー部が凸レンズに形成されていることを特徴とする弁機能評価装置。
  4. 請求項に記載の弁機能評価装置において、ビュアー部が凹レンズに形成されていることを特徴とする弁機能評価装置。
  5. 請求項に記載の弁機能評価装置において、ビュアーボディ部にはビュアー部の前方を照らす照明手段が設けられていることを特徴とする弁機能評価装置。
  6. 請求項1に記載の弁機能評価装置において、評価・確認時にビュアーボディ部の挿入方向と反対側となる内面に流れ込む血液を吸引するチューブが先端をビュアーボディ部の内面近傍に開口させて設けられていることを特徴とする弁機能評価装置。
  7. 請求項1ないしのいずれかに記載の弁機能評価装置において、ビュアーボディ部には圧モニタールーメンが形成されていることを特徴とする弁機能評価装置。
  8. 請求項1ないしのいずれかに記載の弁機能評価装置において、ビュアーボディ部の表面が親水性の材質によりコーティングされていることを特徴とする弁機能評価装置。
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