JP5171147B2 - 仕切り板移送装置 - Google Patents
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Description
しかし、特許文献1記載の保持手段においては、仕切り板を真空吸着手段によって吸着させるために、仕切り板における真空吸着手段の吸着部位には開孔を設けることができず、レトルト加熱殺菌処理時に蒸気や水が均一に貫流しないという問題があった。
そこで、仕切り板の略全域に亘って多数の開孔を形成したものとして、仕切り板に形成されている多数の開孔のうちの所定の開孔の形状を上面側が縮径したテーパ形状とし、保持手段はその先端を円錐形状とし、該テーパ形状の傾斜角と略同一角度で開く爪を備えることにより、仕切り板を保持する仕切り板移送装置も提示されている(特許文献2参照)。
また、本実施形態においては、仕切り板4は、ポリプロピレン製のものが用いられている。仕切り板4は、ポリプロピレン等からなる樹脂製のものの他、アルミニウム等の金属製のものを用いることもできる。
移動機構3は、図1及び図8に示すように、保持機構2と連結される移動機構本体部31と、保持機構2を垂直方向に移動させる垂直移動手段32と、保持機構2を水平方向に移動させる水平移動手段33とを備えている。
水平移動手段33は、図1に示すように、仕切り板収納部5とバスケット収容部6との間におけるこれらの上方に架け渡された2本のレールと、移動機構本体部31に配置されるローラー(図示せず)とを備える。水平移動手段33は、ローラーがレール上を移動することによって移動機構本体部31に連結された保持機構2を水平方向におけるレールが配されている方向に移動させる。
連結部21及び4本の支持部材22における垂直方向の下方には、図1に示すように、矩形形状の板状部材26が連結されている。板状部材26は、4本の支持部材22のそれぞれと連結され固定されている。
4本の支持部材22それぞれの先端部近傍には、図2に示すように、垂直方向における下方に突出するピン232を有するピンフレーム23と、4本のピンフレーム23それぞれを遠心方向及び反遠心方向に移動させるピンフレーム移動手段24と、4本のピンフレーム23それぞれにおける遠心方向に交差する方向の両側に配置され、4本のピンフレーム23それぞれの移動をガイドするガイドフレーム25とが設けられている。
ピン232は略円柱形状を有しており、その周面には多数の凹凸(図示せず)が形成されている。このようにピン232の周面に多数の凹凸を形成することにより、後述する仕切り板4の開孔41における側壁との摩擦力が大きくなり、仕切り板4の保持が容易となる。
本実施形態においては、ピストンロッド242が伸びることによって、ピンフレーム23は遠心方向に移動され(図4及び図6参照)、ピストンロッド242が縮むことによってピンフレーム23は反遠心方向に移動される(図3及び図5参照)。
仕切り板4の大きさは、レトルト釜に収容できるバスケットの大きさによって適宜選択できる。仕切り板4の平面視における形状が長方形である場合には、好ましくは、その長辺の長さが168.0〜168.5cm、短辺の長さが130.0〜130.5cmである。また、仕切り板4の厚みは、好ましくは0.6〜0.5cmである。
仕切り板4に設けられる多数の開孔41それぞれの大きさは、開孔41の形状が円形の場合、好ましくはその直径が2.0〜2.5cmである。開孔41の直径が2.0cm未満の場合には、レトルト加熱殺菌処理において、バスケット内で蒸気や水が十分に貫流せず、バスケット内の缶詰に均一に熱が加わらないおそれがある。開孔41の直径が3.0cmを超えた場合には、仕切り板4上に載置される缶詰が傾いたり、開孔41から抜け落ちてしまうおそれがある。
ついで、仕切り板収納部5における仕切り板4の積層体が位置調整手段61によって上方に移動される。仕切り板4の積層体は、保持機構2における板状部材26の下面に備えられたセンサー(図示せず)と仕切り板4とが接触するまで上方に移動される。そして、仕切り板4の積層体が上方に移動されることにより、4本のピン232は、図3及び図5に示すように、多数の開孔41のうちの所定の開孔41aにそれぞれ挿入される。本実施形態においては、4本のピン232は、それぞれ矩形形状の仕切り板4における4つの頂点近傍に位置する開孔41aに挿入される。また、ピン232が所定の開孔41aに挿入された状態において、ガイドフレーム25の底面が仕切り板4の上面を押圧する(図3〜図6参照)。
保持機構2により保持された状態で、バスケットが収容されたバスケット収容部6上に移動された仕切り板4は、移動機構3における垂直移動手段32により、バスケット内の所定位置まで下方に移動される。バスケット内には、一段分の缶詰群7が缶詰載置手段(図示せず)により載置されており、仕切り板4は、この缶詰群7上に配置される。
仕切り板4は、レトルト加熱殺菌処理により繰り返し高温状態下にさらされることにより、波打つように変形することがある。このような場合には、ピン232が開孔41に十分に挿入されず、保持機構2により仕切り板4を保持できない場合があった。この点、本実施形態によれば、仕切り板4が多少変形していた場合にも、ピン232が挿入される開孔41の周囲をガイドフレーム25が押圧することにより、当該部位の変形を是正することができる。従って、ピン232が開孔41に十分に挿入されやすく、ピン232と開孔41の側壁との当接面積を十分に確保することができるため、保持機構2による仕切り板4の保持能力が向上する。これは、仕切り板4が熱により変形しやすい樹脂製のものである場合に、特に有効である。
例えば、保持機構2は、本実施形態においては、複数本のピン232のそれぞれを遠心方向に移動させることにより、仕切り板4を保持していたが、複数本のピン232のそれぞれを反遠心方向に移動させることにより仕切り板4を保持してもよい。
また、開孔41の形状は、本実施形態においては円形であったが、円形に限られず、楕円形、三角形、四角形等の他の形状であってもよい。
2 保持機構
21 連結部
22 支持部材
23 ピンフレーム
24 ピンフレーム移動手段
25 ガイドフレーム
26 板状部材
3 移動機構
31 移動機構本体部
32 垂直移動手段
33 水平移動手段
4 仕切り板
5 仕切り板収納部
6 バスケット収容部
7 缶詰群
Claims (4)
- 上面が開口したバスケット内に多数の缶詰を垂直方向に複数段積み上げて収容する際に、垂直方向に隣り合う2段の缶詰の間に介在させる仕切り板であって多数の開孔が設けられた仕切り板を、仕切り板収納部から前記バスケット内に移送させる仕切り板移送装置であって、
前記仕切り板を保持する保持機構と、該保持機構と連結され該保持機構を垂直方向及び水平方向に移動可能な移動機構と、を備え、
前記保持機構は、
該保持機構と前記移動機構とを連結する連結部と、
前記連結部を起点として水平方向における遠心方向に延びるように配置される複数の支持部材と、
前記複数の支持部材それぞれの端部側に配置され垂直方向における下方に突出するピンを有するピンフレームと、
前記複数のピンフレームそれぞれを水平方向における前記遠心方向に移動させるピンフレーム移動手段と、
前記複数のピンフレームそれぞれにおける前記遠心方向に交差する方向の両側に配置され、該複数のピンフレームそれぞれの移動をガイドするガイドフレームと、
を備え、
前記ガイドフレームは、前記ピンフレームに対向する面が凹状に窪んで形成されたガイド部を有し、
前記ピンフレームは、前記ガイドフレームに対向する面に配置されるローラー部材を備え、
前記ローラー部材は、前記ガイド部に回転可能に収容される、仕切り板移送装置。 - 前記保持機構は、前記ピンが前記多数の開孔における所定の開孔に挿入された状態で、前記ピンフレームを前記遠心方向に移動させると共に該所定の開孔の側壁に前記ピンを当接させて前記仕切り板を移送可能に保持する請求項1記載の仕切り板移送装置。
- 前記ガイドフレームは、前記ピンが前記所定の開孔に挿入された状態で、該ガイドフレームの垂直方向における下面が前記仕切り板の垂直方向における上面を押圧する請求項1又は2記載の仕切り板移送装置。
- 前記仕切り板は矩形形状を有し、
前記保持機構は、4本の支持部材と4つのピンフレームとを有し、
前記4つのピンフレームそれぞれにおける前記ピンそれぞれは、前記複数の開孔のうち前記仕切り板における4つの頂点近傍にそれぞれ位置する所定の開孔に挿入される請求項1〜3のいずれかに記載の仕切り板移送装置。
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