JP5169916B2 - 開閉機構 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の窓部材を開閉する開閉機構に関する。
開閉機構としては、車両の窓ガラスを支持するワイヤが移動されることで、窓ガラスが開閉されるものがある(例えば、特許文献1参照)。
この開閉機構では、窓ガラスと一体に落下防止レバーが移動可能にされると共に、落下防止レバーの移動方向に沿ってガイドレールが設けられている。これにより、ワイヤが切れてワイヤによる窓ガラスの支持が解除された際には、落下防止レバーが回動されてガイドレールに係合されることで、落下防止レバーの落下が係止されて、窓ガラスの落下が阻止される。
しかしながら、この開閉機構では、窓ガラスが開けられた状態でワイヤが切れた際に、窓ガラスを閉じることができない。
実開平5−17069号公報
本発明は、上記事実を考慮し、窓部材が開けられた状態で支持部材による窓部材の支持が解除された際でも窓ガラスを閉じることができる開閉機構を得ることが目的である。
請求項1に記載の開閉機構は、車両の窓部材を支持し、移動されることで前記窓部材が移動されて開閉される支持部材と、前記支持部材による前記窓部材の支持が解除された際に前記窓部材を閉方向へ移動可能にされた移動手段と、を備えている。
請求項1に記載の開閉機構では、車両の窓部材を支持部材が支持しており、支持部材が移動されることで、窓部材が移動されて開閉される。
ここで、支持部材による窓部材の支持が解除された際に、移動手段が窓部材を閉方向へ移動可能にされている。このため、窓部材が開けられた状態で支持部材による窓部材の支持が解除された際でも、窓ガラスを閉じることができる。
本発明の実施の形態に係るウインドウレギュレータモジュールの主要部を示す車両後斜め右方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係るウインドウレギュレータモジュールを示す車両左方から見た側面図である。 本発明の実施の形態におけるサイドドアを示す車両左方から見た側面図である。 本発明の実施の形態におけるサイドドアを示す車両後方から見た断面図である。 本発明の実施の形態におけるサイドドアにおいてワイヤが破断された際を示す車両左方から見た側面図である。 本発明の実施の形態の第1変形例に係るウインドウレギュレータモジュールを示す車両左方から見た側面図である。 本発明の実施の形態の第2変形例に係るウインドウレギュレータモジュールを示す車両左方から見た側面図である。 本発明の実施の形態の第3変形例に係るウインドウレギュレータモジュールを示す車両左方から見た側面図である。
図1には、本発明の実施の形態に係る開閉機構としてのウインドウレギュレータモジュール10の主要部が車両後斜め右方から見た斜視図にて示されており、図2には、ウインドウレギュレータモジュール10が車両左方から見た側面図にて示されている。さらに、図3には、ウインドウレギュレータモジュール10が適用された車両(自動車)のドアとしてのサイドドア12が車両左方から見た側面図にて示されており、図4には、サイドドア12が車両後方から見た断面図にて示されている。なお、図面では、車両前方を矢印FRで示し、車幅方向外方(車両左方)を矢印OUTで示し、上方を矢印UPで示す。
図3及び図4に示す如く、本実施の形態におけるサイドドア12は、車両の側面(図面では左側面)に設けられており、サイドドア12には、下側部分において、本体部14が設けられている。本体部14には、車幅方向内側における略矩形板状のインナパネル14Aと、車幅方向外側における略矩形板状のアウタパネル14Bと、が設けられており、インナパネル14Aとアウタパネル14Bとは、下端、車両前側端及び車両後側端において、互いに結合されている。インナパネル14Aとアウタパネル14Bとの間には、空間16が形成されており、空間16は、上側に開放されている。
サイドドア12には、上側部分において、窓部18が設けられており、窓部18の外周には、車両側面視略逆U字状の窓枠18Aが設けられている。窓枠18Aの内側には、略台形状の開口20が形成されており、開口20の下側は、本体部14の空間16に連通されている。
本体部14の空間16内には、ウインドウレギュレータモジュール10が設けられている。
ウインドウレギュレータモジュール10には、矩形板状の設置板22が設けられており、設置板22が本体部14のインナパネル14Aに固定されることで、ウインドウレギュレータモジュール10がサイドドア12に設置されている。
図1及び図2に詳細に示す如く、設置板22の車幅方向外側には、上側かつ車両前側の角部、上側かつ車両後側の角部、下側かつ車両前側の角部、及び、下側かつ車両後側の角部において、それぞれ、案内部材(プーリ)としての第1プーリ24、第2プーリ26、第3プーリ28、及び、第4プーリ30が回転可能に支持されている。
第1プーリ24、第2プーリ26、第3プーリ28、及び、第4プーリ30には、支持部材としての長尺のワイヤ32が巻き掛けられており、ワイヤ32は、無端状にされると共に、可撓性を有している。ワイヤ32は、第1プーリ24と第3プーリ28との間及び第2プーリ26と第4プーリ30との間において、上下方向へ延伸されると共に、第1プーリ24と第4プーリ30との間及び第2プーリ26と第3プーリ28との間において、上下方向及び車両前後方向に対して斜めに延伸されている。
設置板22の車幅方向外側には、中央部分において、駆動機構としてのモータ34が固定されており、モータ34内には、ワイヤ32が第1プーリ24と第4プーリ30との間の中間部分において挿通されている。これにより、モータ34が駆動された際には、モータ34によって、ワイヤ32が移動(作動)される。一方、モータ34の駆動が停止された際には、モータ34によってワイヤ32が停止(移動を阻止)される。
ワイヤ32には、第1プーリ24と第3プーリ28との間及び第2プーリ26と第4プーリ30との間において、保持部を構成する略直方体状のスライダ36が固定されており、スライダ36は、ワイヤ32が移動されることで、ワイヤ32と一体に上下方向へ移動される。
スライダ36には、車幅方向外側において、保持部を構成する断面U字形枠状のキャリア38が固定されており、キャリア38は、スライダ36と一体に上下方向へ移動可能にされている。
一対のキャリア38内には、窓部材としての略台形板状のガラス40の下端が収容されており、ガラス40は、一対のキャリア38及び一対のスライダ36を介して、ワイヤ32に支持されている。一対のキャリア38が上下方向へ移動された際には、ガラス40が一対のキャリア38と一体に上下方向へ移動される。これにより、ガラス40が開閉されて、サイドドア12の窓部18内側の開口20が開閉される。
設置板22の車幅方向外側には、上側かつ車両前側の角部及び上側かつ車両後側の角部において、それぞれ、移動手段を構成する駆動部材としての第1追加プーリ42及び第2追加プーリ44が回転可能に支持されており、第1追加プーリ42及び第2追加プーリ44は、それぞれ、第1プーリ24及び第2プーリ26と同軸上に配置されている。
第1追加プーリ42及び第2追加プーリ44には、それぞれ、移動手段を構成する移動部材としての長尺のケーブル46が巻き掛けられており、ケーブル46は、可撓性を有すると共に、下端が下方のスライダ36に固定されている。
第1追加プーリ42及び第2追加プーリ44には、それぞれ、駆動手段としての自動巻取機構(図示省略)が設定されており、自動巻取機構は、第1追加プーリ42及び第2追加プーリ44にケーブル46の巻取力(例えば付勢力)を付与している。
自動巻取機構による第1追加プーリ42及び第2追加プーリ44へのケーブル46の巻取力は、モータ34によるワイヤ32の移動力及び停止力に比し小さくされている。これにより、ワイヤ32がガラス40を支持する際には、モータ34からワイヤ32への移動力又は停止力によってワイヤ32が移動又は停止されると共に、第1追加プーリ42及び第2追加プーリ44へのケーブル46の巻取力によってケーブル46が張られた状態が維持される。一方、図5に示す如く、ワイヤ32が切断(破断)されて、ワイヤ32によるガラス40の支持が解除された際には、第1追加プーリ42及び第2追加プーリ44にケーブル46が巻き取られることで、一対のスライダ36及び一対のキャリア38と一体にガラス40が上方(閉方向)へ移動されて、ガラス40が完全に閉じられる。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
以上の構成のウインドウレギュレータモジュール10では、モータ34が駆動された際に、モータ34によって、ワイヤ32が移動される。これにより、一対のスライダ36及び一対のキャリア38と一体にガラス40が上下方向へ移動されることで、ガラス40が開閉されて、サイドドア12の窓部18内側の開口20が開閉される。
また、モータ34の駆動が停止された際には、モータ34によってワイヤ32が停止されることで、ガラス40の上下方向への移動が阻止される。これにより、ガラス40及び開口20の開閉状態が維持される。
ここで、サイドドア12の本体部14の空間16内への上側かつ車幅方向外側からの侵入物によってワイヤ32(特に第1プーリ24と第4プーリ30との間又は第2プーリ26と第3プーリ28との間の上側部分)が切断されたり、ワイヤ32が劣化等により切断された際には、ワイヤ32によるガラス40の支持が解除される。
ガラス40が閉じられた状態でワイヤ32が切断された際には、自動巻取機構による第1追加プーリ42及び第2追加プーリ44へのケーブル46の巻取力によって、ガラス40が一対のスライダ36及び一対のキャリア38と一体に下側(開方向)へ落下することが阻止される。
ガラス40が開けられた状態でワイヤ32が切断された際には、自動巻取機構によって第1追加プーリ42及び第2追加プーリ44にケーブル46が巻き取られることで、ガラス40が一対のスライダ36及び一対のキャリア38と一体に上側(閉方向)へ移動されて、ガラス40が完全に閉じられる。
以上により、ワイヤ32が切断された際でも、ガラス40が落下することを防止できると共に、ガラス40を完全に閉じることができる。したがって、サイドドア12の窓部18内側の開口20が開放されることを防止でき、開口20を介しての車両の盗難を防止できる。
さらに、一対のケーブル46は、ガラス40より車幅方向外側に配置されている。このため、サイドドア12の本体部14の空間16内への上側かつ車幅方向外側からの侵入物によってケーブル46が切断されることを抑制できる。これにより、ワイヤ32が切断された際に、一対のケーブル46によるガラス40の支持が解除されてガラス40が落下することを抑制できる。
しかも、ワイヤ32が破断された際には、一対(複数)のケーブル46がそれぞれスライダ36及びキャリア38を介してガラス40を支持するため、ガラス40が面方向(図5の矢印Aの方向)へ回動されることを抑制できる。これにより、ガラス40がキャリア38から脱落して落下することを抑制できる。
また、設置板22の第1プーリ24と第3プーリ28との間の部分及び第2プーリ26と第4プーリ30との間の部分に、従来のガイドレールを設ける必要がない。このため、図6に示す第1変形例に係るウインドウレギュレータモジュール60の如く、設置板22の第1プーリ24と第3プーリ28との間の部分及び第2プーリ26と第4プーリ30との間の部分を設けない構成にできる。これにより、設置板22ひいてはウインドウレギュレータモジュール60を軽量化できる。
なお、本実施の形態では、第1追加プーリ42及び第2追加プーリ44をそれぞれ第1プーリ24及び第2プーリ26と同軸上に配置した構成としたが、第1追加プーリ42及び第2追加プーリ44をそれぞれ第1プーリ24及び第2プーリ26と同軸上に配置しない構成としてもよい。
例えば、図7に示す第2変形例に係るウインドウレギュレータモジュール70の如く、第1追加プーリ42及び第2追加プーリ44をそれぞれ第1プーリ24及び第2プーリ26の上側(下側でもよい)に配置した構成としてもよい。
さらに、図8に示す第3変形例に係るウインドウレギュレータモジュール80の如く、第1追加プーリ42を第1プーリ24の車両前側(車両後側でもよい)に配置すると共に、第2追加プーリ44を第2プーリ26の車両後側(車両前側でもよい)に配置した構成としてもよい。
10 ウインドウレギュレータモジュール(開閉機構)
32 ワイヤ(支持部材)
40 ガラス(窓部材)
42 第1追加プーリ(移動手段)
44 第2追加プーリ(移動手段)
46 ケーブル(移動手段)
60 ウインドウレギュレータモジュール(開閉機構)
70 ウインドウレギュレータモジュール(開閉機構)
80 ウインドウレギュレータモジュール(開閉機構)

Claims (1)

  1. 車両の窓部材を支持し、移動されることで前記窓部材が移動されて開閉される支持部材と、
    前記支持部材による前記窓部材の支持が解除された際に前記窓部材を閉方向へ移動可能にされた移動手段と、
    を備えた開閉機構。
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