JP5169280B2 - 車両用のインホイールモータ - Google Patents

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Description

この発明は、タイヤが取り付けられたホイールの内部に電動モータが設けられているインホイールモータであり、特に冷却用のヒートパイプを備えた、車両用のインホイールモータに関するものである。
従来、車両用のタイヤを駆動する駆動装置として、タイヤが取り付けられたホイールの内部に電動モータを設け、その電動モータとホイールとを動力伝達可能に接続した構成のホイール駆動装置が知られている。このホイール駆動装置の一例が、特許文献1に記載されている。この特許文献1に記載されたホイール駆動装置は、サスペンションを介して車体に懸架されて、車体のホイルハウス内に配置されている。このホイール駆動装置は、モータハウジング内に電動モータを収納したものであり、モータハウジングにおける車体側の開口部がリッド(蓋)により閉じられている。また、電動モータはステータおよびロータを有しており、ステータがモータハウジングに固定され、ロータと一体回転するモータ軸が設けられている。このモータ軸は軸受により回転可能に支持されており、モータ軸の外周にはピニオンが形成されている。さらに、モータハウジング内には円盤状のディスクが設けられており、そのディスクが軸受により回転可能に支持されている。このディスクの内周には内歯ギヤが形成されており、前記ピニオンが内歯ギヤに噛合されている。前記モータハウジングにおけるホイルハウスの外部側には開口部が形成されており、この開口部に前記ディスクが配置されている。さらに、モータハウジングの外部にはホイール取付盤が配置されており、そのホイール取付盤が前記ディスクと一体回転するように連結されている。このホイール取付盤に、ホイールがボルトにより固定される構成である。
この特許文献1では、電動モータを冷却する、第1冷却装置ないし第3冷却装置が設けられている。まず、第1冷却装置はステータのコイル部とリッドとの間を、伝熱体としての第1ヒートパイプにより接続した構成である。また、第2冷却装置は、ステータのコイル部とモータハウジングとの間を、伝熱体としての第2ヒートパイプにより接続した構成である。さらに、第3冷却装置は、モータハウジングに接触された第3ヒートパイプを有している。また、円盤状のディスクには軸孔が形成されており、その軸孔に第3ヒートパイプが配置されている。さらに、この第3ヒートパイプの先端は、ホイール取付盤の軸孔内まで延ばされており、ホイール取付盤に固定されたヒートパイプキャップにより、第3ヒートパイプの先端が覆われている。このヒートパイプキャップには複数の通気孔が形成されている。
上記の構成により、第1冷却装置では、コイル部の熱が第1ヒートパイプの作用によりリッドに伝達され、そのリッドからホイルハウス内に放熱される。また、第2冷却装置では、コイル部の熱が第2ヒートパイプの作用によりモータハウジングに伝達されて、モータハウジングの表面から外気中に熱が放散される。さらに、第3冷却装置では、第2冷却装置の第2ヒートパイプによりモータハウジングに伝達された熱が、第3冷却装置の第3ヒートパイプの作用によりヒートパイプキャップ内に放散される。そのヒートパイプキャップ内の熱は通気孔を経由して大気中に放散される。このようにして、電動モータが空冷される。さらに、特許文献1ではモータハウジング内に潤滑油が供給されており、その潤滑油によっても電動モータが冷却される点が記載されている。なお、車両に搭載されるトランスミッションのオイルを、ヒートパイプを用いて冷却する冷却装置が、特許文献2に記載されている。
特開2006−282158号公報 特開平7−98054号公報
しかしながら、特許文献1に記載された車両用ホイール駆動装置においては、電動モータの熱が、固定された要素であるモータハウジングを経由してヒートパイプに伝達される構成であるため、電動モータの熱がヒートパイプに伝達されるまでの時間が相対的に長くなり、冷却が十分におこなわれない問題があった。
この発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであり、発熱部を効率よく冷却することの可能な車両用のインホイールモータを提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、車体により形成されたホイルハウスの内部に回転可能に配置され、かつ、タイヤが固定されるホイールと、このホイールの円筒部内に配置され、かつ、ホイールと動力伝達可能に接続された電動モータと、前記ホイルハウスの内部に配置され、かつ、前記電動モータを収納したケーシングと、前記ケーシングの内部に存在する発熱部の熱を、前記ケーシングの外部に放散して前記発熱部を冷却するヒートパイプとを有する、車両用のインホイールモータにおいて、前記発熱部の熱が伝達された冷却液を、前記ヒートパイプに熱伝達可能に接触させる流路が設けられており、前記電動モータと前記ホイールとの間の動力伝達経路に配置された回転部材と、この回転部材に設けられ、かつ、この回転部材が回転する際の軸線に沿った方向に沿って形成された取付孔とを有し、この取付孔の一部が前記流路を兼ねており、その取付孔に前記ヒートパイプが配置されているとともに、前記ヒートパイプは、熱が伝達されて作動流体が蒸発する蒸発部と、前記作動流体の熱を大気中に放熱して作動流体が凝縮する凝縮部とを有しており、前記蒸発部が前記流路に配置されており、前記凝縮部が前記ケーシングの外部に配置され、前記凝縮部の先端が、前記軸線に沿った方向で、前記ホイールの軸孔内に配置されていることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、車体により形成されたホイルハウスの内部に回転可能に配置され、かつ、タイヤが固定されるホイールと、このホイールの円筒部内に配置され、かつ、ホイールと動力伝達可能に接続された電動モータと、前記ホイルハウスの内部に配置され、かつ、前記電動モータを収納したケーシングと、前記ケーシングの内部に存在する発熱部の熱を、前記ケーシングの外部に放散して前記発熱部を冷却するヒートパイプとを有する、車両用のインホイールモータにおいて、前記電動モータと前記ホイールとの間の動力伝達経路に配置された回転部材と、この回転部材に設けられ、かつ、この回転部材が回転する際の軸線に沿った方向に沿って形成された取付孔とを有し、この取付孔に前記ヒートパイプが配置されているとともに、前記ヒートパイプは、熱が伝達されて作動流体が蒸発する蒸発部と、前記作動流体の熱を大気中に放熱して作動流体が凝縮する凝縮部とを有しており、前記蒸発部が前記取付孔に配置されており、前記凝縮部が前記ケーシングの外部に配置され、前記凝縮部の先端が、前記軸線に沿った方向で、前記ホイールの軸孔内に配置されていることを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、発熱部の熱が冷却液を経由してヒートパイプに伝達されるため、発熱部の熱がヒートパイプに伝達されるまでの時間を、相対的に短くすることができ冷却効率が向上する。また、冷却液は流路を流れるため、発熱部からヒートパイプまでの熱伝達距離が、相対的に長い場合でも熱伝達効率の低下を抑制できる。また、回転部材が回転すると、ヒートパイプと大気との間で強制対流が生じ、ヒートパイプによる放熱効果が一層向上する。また、冷却液の熱がヒートパイプの蒸発部に伝達されて作動流体が蒸発し、その作動流体が凝縮部に移動して熱を大気中に放熱して作動流体が凝縮し、蒸発部に還流する。さらに、凝縮部の先端が軸線に沿った方向でホイールの軸孔内に配置されているため、外部に存在する物体がヒートパイプに接触することを回避できる。

請求項2の発明によれば、発熱部の熱をヒートパイプによりケーシングの外部に放熱する場合に、回転部材が回転することにより、ヒートパイプと大気との間で強制対流が生じ、ヒートパイプによる放熱効果が向上する。また、発熱部の熱が蒸発部に伝達されて作動流体が蒸発し、その作動流体の熱が凝縮部で大気中に放熱されて凝縮し、蒸発部に還流される。さらに、凝縮部の先端が軸線に沿った方向でホイールの軸孔内に配置されているため、外部に存在する物体がヒートパイプに接触することを回避できる。
この発明に係る車両用のインホイールモータは、車体のホイルハウス内に配置される。また、インホイールモータは懸架装置を介して車体に取り付けられる。この懸架装置は、インホイールモータと車体とを上下方向、つまり、鉛直方向に相対移動可能に接続する接続機構である。また、懸架装置は、ストラット形式またはダブルウィッシュボーン形式またはスイングアーム形式のいずれであってもよい。特に、左右の車輪が独立して上下方向に動作する、独立懸架装置を用いることが可能である。この発明におけるインホイールモータは、車両の前輪または後輪のいずれにも適用可能である。この発明において、電動モータは、電気エネルギを運動エネルギに変換する力行機能と、運動エネルギを電気エネルギに変換する回生機能とを兼備したモータジェネレータを用いることが可能である。この発明における車体は、フレームがあるモノコック構造、または、フレームの無いフレームレス構造のいずれでもよい。さらに、ホイルハウスは、車両の左右に形成された空間である。さらに、電動モータを収納したケーシングは、非鉄金属、金属材料などにより構成された中空の構造物であり、ハウジングと呼ばれるものでもよい。このケーシングは電動モータを収容し、かつオイルを貯溜できる構造であればよい。
この発明の発熱部には、通電により発熱する電動モータ、部品同士が摺動または接触する軸受、ギヤ同士の噛み合い部分などが含まれる。すなわち、電動モータでは、電気エネルギの一部が熱エネルギに変換されて発熱する。また、軸受では、内輪および外輪に転動体が接触して、運動エネルギの一部が摩擦熱に変換されて発熱する。さらに、ギヤ同士の噛み合い部分では、動力の一部が摩擦熱に変換されて発熱する。この発熱部の熱が冷却液に伝達されて、発熱部が冷却される。また、発熱部の摺動部分が冷却液により潤滑される。そして、発熱部の熱が伝達された冷却液の温度が上昇し、その冷却液の熱がヒートパイプの作用により大気中に放散される。この発明における回転部材は、電動モータとホイールとの間の動力伝達経路を構成する要素であり、回転部材には、回転軸、ギヤ、プーリ、コネクティングドラムなどが含まれる。そして、回転部材には、冷却液が通る流路が設けられており、ヒートパイプの蒸発部が流路に配置されている。冷却液が通る流路には、孔、溝、窪み、ポート、通路、油路、バルブ自体などが含まれる。この発明における冷却液には、オイルおよび水が含まれる。なお、請求項5ないし7の発明は、発熱部の熱が、冷却液を経由してヒートパイプに伝達される構成、または、発熱部の熱が空気を経由してヒートパイプに伝達される構成、または、発熱部の熱が、金属材料により構成された部品を経由して伝達される構成のいずれでもよい。金属材料としては、機械構造用鋼、アルミニウム合金、炭素鋼、クロム鋼などが挙げられる。
つぎに、この発明に係る車両用のインホイールモータを、図面に基づいて説明する。図1は、インホイールモータの断面図、より具体的には、鉛直方向における断面図である。ここで、「鉛直方向」とは、重力の作用方向と同じ方向を意味する。また、図2は、車体1とインホイールモータとの位置関係を示す概念図である。より具体的には、鉛直方向に沿った方向の概念図である。車体1の左右にはホイルハウス2が形成されている。ここで、左右方向とは、水平方向の平面内で、車両の進行方向に沿った方向に対して、直交する方向を意味する。なお、図2では、便宜上、車体1の片方に設けられたホイルハウス2が示されている。このホイルハウス2は、車両の左右方向で、車体1の端部3から中央に向けて一定の幅で窪まされた空間である。ここで、「中央」とは、車両の左右方向における中間を意味する。また、ホイルハウス2は、車両の高さ方向で、車体1の下端4から一定の高さを有する。ここで、「高さ方向」とは、「鉛直方向」と同じ意味である。
車両の車輪5は、ホイール6と、そのホイール6の外周に取り付けられたタイヤ7とを有している。このタイヤ7の外周が、図2に示すように路面8に接触する。また、ホイール6は、軸線A1を中心として配置された円筒部8と、円筒部8の一端に連続して形成された内向きのフランジ部9とを有している。前記の軸線A1は、車両の左右方向に、かつ、略水平に配置された仮想線であり、物理的に実在するわけではない。このホイール6は金属材料により構成されている。また、タイヤ7は、ゴム状弾性体を主体として構成されており、タイヤ7はホイール6と一体回転する構成である。前記フランジ部9は、車両の左右方向における円筒部8の一端から、半径方向の内側に向けて張り出されている。ここで、「半径方向」とは軸線A1を中心とする方向である。また、円筒部8の一端とは、円筒部8の両端のうち、ホイルハウス2の外部B1に近い方の端部を意味する。ここで、「外部B1」は、水平方向の平面内で、車体1の外側に存在する空間を意味する。前記フランジ部9の内側に、ホイール6の軸孔10が形成されている。つまり、軸孔10は軸線A1を中心として形成されている。
前記ホイール6の内部、具体的には円筒部8の内部にはケーシング11が設けられている。このケーシング11は、懸架装置(図示せず)を介在させて車体1により支持されている。この懸架装置は、ストラット形式またはダブルウィッシュボーン形式またはセミトレーリングアーム形式のいずれでもよい。つまり、ケーシング11は車体1に対して上下方向、つまり高さ方向に相対移動可能である。このケーシング11は中空に構成されている。具体的には電動モータ12を収容する筒部13と、筒部13の一方の開口端に取り付けられた円板部材14と、筒部13の他方の開口端に取り付けられた環状のホルダ15と、このホルダ15に取り付けられた蓋18とを有している。ここで、筒部13の一方の開口端とは、軸線A1に沿った方向における筒部13の両端のうち、ホイール6に近い方の開口端である。また、筒部13の他方の開口端とは、軸線A1に沿った方向における筒部13の両端のうち、ホイール6からの距離が遠い方の開口端である。
そして、ケーシング11の内部、より具体的には筒部13の内部には電動モータ12が設けられている。この電動モータ12は、ステータ16およびロータ17を有している。このステータ16は、電磁鋼板に電線を巻き付けて構成されており、ステータ16はケーシング11に固定されて回転不可能である。また、ロータ17は回転可能に構成されている。この電動モータ12としては、例えば三相交流型のモータジェネレータを用いることが可能である。この電動モータ12に電力が供給されて電動機として駆動され、そのトルクをホイール6に伝達することが可能である。このロータ17からホイール6に至る動力伝達経路の構成を説明する。ロータ17には円筒形状の中空軸19が連続されている。つまり、ロータ17は中空軸19と一体回転する。
また、中空軸19とホイール6との間の動力伝達経路には、減速機20が設けられている。この減速機20はケーシング11の内部、具体的には筒部13の内部に配置されている。また、減速機20は、軸線A1に沿った方向で、車体1と電動モータ12との間に配置されている。この減速機20は歯車伝動装置、具体的には、シングルピニオン型の遊星歯車機構により構成されている。すなわち、同軸上に配置されたサンギヤ21およびリングギヤ22と、サンギヤ21およびリングギヤ22に噛合されたピニオンギヤ23と、ピニオンギヤ23を自転可能、かつ、公転可能に支持したキャリヤ24とを有している。
前記サンギヤ21は前記中空軸19の外周面に形成されている。また、リングギヤ22は筒部13に固定されており、そのリングギヤ22は回転不可能である。さらに、キャリヤ24は軸受25,26を介在させてケーシング11により回転可能に支持されている。軸受25の外輪は筒部13により保持されており、軸受26の外輪はホルダ15により支持されている。また、中空軸19は、軸受27およびキャリヤ24および軸受25を介在させて、ケーシング11により回転可能に支持されている。これら、減速機20を構成するサンギヤ21およびキャリヤ24は、その回転中心が軸線A1であり、前記ロータ17も軸線A1を中心として回転可能である。
さらに、ケーシング11の内部、具体的にはホルダ15と蓋18との間にはオイルポンプ28が設けられている。このオイルポンプ28は容積型のオイルポンプであり、キャリヤ24の動力で駆動されてオイルを吸入および吐出する構成である。オイルポンプ28の一部を構成するオイルポンプボデーはケーシング11に固定されている。また、オイルポンプ28の一部を構成するロータは、キャリヤ24と一体回転する構成である。オイルポンプ28は、往復型または回転型のいずれの構成でもよく、例えば、歯車ポンプ、ベーンポンプ、プランジャポンプ、ラジアルピストンポンプ、アキシャルピストンポンプなどを用いることができる。なお、ケーシング11の内部または下方には、オイルが貯溜されたオイル溜まりがあり、そのオイル溜まりとオイルポンプ28の吸入口とが油路により接続されている。この油路は、ケーシング11に形成されたポート、孔、溝、窪みあるいは、パイプにより構成されている。また、蓋18の内面には油路29が形成されており、オイルポンプ28の吐出口が油路29に接続されている。
さらに、ケーシング11の内部には、キャリヤ24と一体回転する回転軸30が設けられている。回転軸30は中空軸19内に配置されており、回転軸30と中空軸19とは相対回転可能である。前記軸線A1を中心とする半径方向で、回転軸30の外側に電動モータ12が配置されている。また、油路29は、軸線A1に沿った方向で回転軸30の一端側に配置されている。前記軸受25,26,27は、軸線A1を中心とする半径方向で、回転軸30の外側に配置されている。この回転軸30の外周には環状のロータ31が取り付けられている。軸線A1に沿った方向でホイール6と電動モータ12との間に、ロータ31が配置されている。そのロータ31が軸受32を介在させてケーシング11により回転可能に支持されている。
具体的には、ロータ31は、軸線A1を取り囲むように配置された円筒部33と、軸線A1に沿った方向で円筒部33の一端から外周側に向けて突出された外向きのフランジ部34とを有している。この円筒部33内に回転軸30の一部が配置され、そのロータ31と回転軸30とが一体回転するように連結されている。具体的には、円筒部33と回転軸30とがスプライン結合、またはセレーション結合されている。さらに前記円板部材14の内周端にも円筒部35が連続して形成されている。軸線A1を中心とする半径方向で、円筒部35は円筒部33の外側に配置されている。その円筒部35が軸受32の外輪を構成し、ロータ31の円筒部33が軸受32の内輪を構成している。そして、ロータ31とホイール6とが一体回転するように、周知の固定機構により固定されている。この固定機構としては、ねじを用いた固定機構が挙げられる。具体的には、スタッドボルトおよびハブナットを用いることができる。
一方、前記回転軸30を軸線A1に沿った方向に貫通する貫通孔36が形成されており、その貫通孔36の一部が、油路37を構成している。具体的には、貫通孔36のうち、軸線A1に沿った方向の半分程度が油路37を構成している。この油路37は前記油路29に接続されている。また、回転軸30には、その回転軸30を半径方向に貫通する油路38が形成されている。そして、油路38と油路37とが接続されている。また、油路38は回転軸30の外周面に開口されている。さらに、前記中空軸19を半径方向に貫通する油路(図示せず)が設けられており、その油路が油路38と通じている。このような構成により、油路37が、中空軸19の外側の空間につながっている。ここで、「外側」とは軸線A1を中心とする半径方向で外側を意味する。そして、ケーシング11の内部にいける中空軸19の外側の空間には、発熱部C1が存在している。ここで、発熱部C1には、電動モータ7のステータ16、減速機20を構成する歯車同士の噛み合い部分、軸受25,26,27の摺動部分、軸受25,26,27の転動体の転動部分などが含まれている。
さらに、貫通孔36にはヒートパイプ39の一部が配置されている。このヒートパイプ39は、密閉構造のコンテナ(容器)40の内部に、作動流体を封入した公知のものである。コンテナ40は熱伝導性に優れた金属材料、例えば、アルミニウム、ステンレス鋼、銅などを管形状に成形して構成されている。また、コンテナ40の内部にガラス繊維、または網状の細い銅線により構成されたウィック材を設けたり、コンテナ40の内部に溝を設けたものを用いてもよい。このコンテナ40の内部は減圧にされており、そのコンテナ40の内部に、作動流体が封入されている。図3に示すように、ヒートパイプ39は、蒸発部41および断熱部42および凝縮部43を有している。また、作動流体は、60℃ないし120℃の温度範囲で作動するもの、例えば、水、アンモニア、メタノール、アセトン、フレオンなどを用いることができる。この具体例では、貫通孔36が細長いため、外観が棒状であり、かつ、直線形状であるコンテナ40が用いられている。このヒートパイプ39の蒸発部41が、前記貫通孔36の内部に挿入されており、油路37を通るオイルが蒸発部41に接触する構成である。
これに対して、凝縮部43はケーシング11の外部、具体的には、ホイール6の軸孔10内に配置されている。なお、ヒートパイプ39の外周面と回転軸30の内周面との間には、オイルが浸入できる程度の隙間が形成されている。また、ロータ31には軸孔41が形成されており、その軸孔41にヒートパイプ39が挿入されている。さらに、軸孔41とヒートパイプ39との間からオイルが漏れないようにシールが設けられている。さらにまた、ヒートパイプ39における凝縮部43の外面に、放熱フィン44が複数設けられている。この放熱フィン44は、コンテナ40と同じ金属材料により円板形状に構成されている。さらに、車両の左右方向で、前記ヒートパイプ39の先端は、ホイール6の端部(端面)よりも、ホイルハウス2の内側寄りの位置、つまり、車体3に近い位置に配置されている。なお、回転軸30の端部とロータ31の端面との間には隙間が形成されており、その隙間を経由して貫通孔36内のオイルが、スプライン結合部またはセレーション結合部に供給される。
さらに、ロータ31と一体回転するプレート45が設けられており、そのプレート45に制動力を与えて、車輪5を停止させるブレーキ46が設けられている。ここでは、ブレーキ46として油圧制御式のブレーキ46が示されており、ブレーキ46の一部を構成するキャリパがケーシング11の外面に固定されている。一方、車体1には電動モータ12に電力を供給する蓄電装置が設けられている。この蓄電装置は、充電および放電をおこなうことのできる二次電池、例えばバッテリまたはキャパシタを用いることができる。さらに蓄電装置に加えて、燃料電池を用いることも可能である。
そして、蓄電装置から電動モータ12に電力を供給して、電動モータ12を電動機として駆動させると、その電動モータ12のロータ17のトルクがサンギヤ21に伝達され、リングギヤ22が反力要素として作用するとともに、キャリヤ24からトルクが出力される。キャリヤ24のトルクは回転軸30を経由してホイール6に伝達され、車輪5で駆動力が発生する。なお、車両の惰力走行時には、車両の運動エネルギを電動モータ12に伝達して発電をおこない、発生した電力を蓄電装置に充電することもできる。ところで、電動モータ12のステータ16のコイルに電力が流れると、ステータ12が発熱する。また、減速機20を構成するギヤ同士の噛み合い部分では、動力が熱に変換されて発熱する。さらに、軸受の転動部分では摩擦熱が発生する。このようにして、発熱部C1の温度が上昇する。一方、キャリヤ24が回転してオイルポンプ28が駆動されると、オイルポンプ28の吐出口から吐出されたオイルが、油路29,37に供給される。すると、回転軸30の回転による遠心力で、油路37内のオイルが油路38、および中空軸19の油路を経由して発熱部C1に供給され、その発熱部C1が冷却および潤滑される。そして、発熱部C1を潤滑および冷却したオイルは、自重でオイル溜まりに戻る。
また、この具体例では、オイルポンプ2から吐出されたオイルが回転軸30の油路37を通る際に、そのオイルがヒートパイプ39の蒸発部41に接触する。すると、蒸発部41ではオイルの熱がコンテナ40を経由して作動流体に伝達されて蒸発し、蒸気流を生じる。この蒸気流が断熱部42を通って凝縮部43に至り、凝縮部43の外表面から大気中に熱が放散されて蒸気流が凝縮し、液流となって蒸発部に還流する。以後、同様の作用により油路37のオイルが冷却される。このように、ヒートパイプ39では、作動流体の蒸気の移動と潜熱の授受によって熱輸送がおこなわれ、油路37を通るオイルが冷却される。したがって、発熱部C1を冷却するオイルの冷却性能および冷却効率が向上する。さらに、ホイルハウス2内における車両の左右方向で、ケーシング11の端部よりもホイルハウス2の外部B1に近い位置に凝縮部43が配置されている。したがって、ヒートパイプ39の凝縮部43から大気中に放散された熱が、ホイルハウス2内に滞留することを回避できる。
特に、ホイルハウス2における外部B1に近い箇所では、車両の走行による空気の流れが生じているため、ヒートパイプ39の凝縮部43からの熱の放散が一層促進される。さらに、ヒートパイプ39がロータ31と共に一体回転する構成であるため、ヒートパイプ39と空気との間の熱交換が促進され、ヒートパイプ39の放熱性が一層向上する。さらに、ヒートパイプ39の先端が、ホイール6の軸孔10内に配置されているため、ヒートパイプ39により空気抵抗が増加することを抑制できる。さらに、ヒートパイプ39に放熱フィン44が設けられているため、ヒートパイプ39の凝縮部43における放熱面積が拡大され、ヒートパイプ39の熱放散性能が一層高められている。さらに、ヒートパイプ39の先端が軸孔10内に配置されているため、外部B1に存在する物体とヒートパイプ39とが接触することを回避できる。したがって、ヒートパイプ39の損傷を回避できる。なお、放熱フィン44を、複数の羽根で構成するとともに、車両が前進走行する場合に、外部B1の空気が、ホイール6の軸孔10内に進入する方向に放熱フィン44を傾斜させておけば、ヒートパイプ39と空気との間の熱交換が一層促進される。さらにまた、放熱フィンを螺旋状に設けておき、ねじポンプの原理により、外部B1の空気がホイール6の軸孔10内に進入する方向に、放熱フィンの巻き方向を構成しておけば、ヒートパイプ39と空気との間の熱交換が一層促進される。なお、この実施例では、発熱部の熱は、主としてオイルを経由してヒートパイプ39に伝達される場合について説明しているが、発熱部の熱の一部は、空気およびケーシング11内の部品(特に金属材料)を経由してヒートパイプ39の蒸発部41に伝達される。
ここで、この実施例で説明した構成と、この発明の構成との対応関係を説明すると、電動モータ12および軸受25,26,27および減速機20が、この発明における発熱部に相当し、オイルがこの発明における冷却液に相当し、油路37が、この発明における流路に相当し、回転軸30が、この発明の回転部材に相当し、貫通孔36が、この発明における取付孔に相当し、ホイール6の端面が、この発明におけるホイールの端部に相当する。
この発明における車両用のインホイールモータの断面図である。 車体のホイルハウス内に設けられたインホイールモータを示す概念図である。 図1に示されたヒートパイプの取付構造を示す拡大断面図である。
符号の説明
1…車体、 5…タイヤ、 6…ホイール、 11…ケーシング、 12…電動モータ、 20…減速機、 25,26,27…軸受、 30…回転軸、 36…貫通孔、 39…ヒートパイプ、 41…蒸発部、 43…凝縮部、 A1…軸線。

Claims (2)

  1. 車体により形成されたホイルハウスの内部に回転可能に配置され、かつ、タイヤが固定されるホイールと、このホイールの円筒部内に配置され、かつ、ホイールと動力伝達可能に接続された電動モータと、前記ホイルハウスの内部に配置され、かつ、前記電動モータを収納したケーシングと、前記ケーシングの内部に存在する発熱部の熱を、前記ケーシングの外部に放散して前記発熱部を冷却するヒートパイプとを有する、車両用のインホイールモータにおいて、
    前記発熱部の熱が伝達された冷却液を、前記ヒートパイプに熱伝達可能に接触させる流路が設けられており、
    前記電動モータと前記ホイールとの間の動力伝達経路に配置された回転部材と、この回転部材に設けられ、かつ、この回転部材が回転する際の軸線に沿った方向に沿って形成された取付孔とを有し、この取付孔の一部が前記流路を兼ねており、その取付孔に前記ヒートパイプが配置されているとともに、
    前記ヒートパイプは、熱が伝達されて作動流体が蒸発する蒸発部と、前記作動流体の熱を大気中に放熱して作動流体が凝縮する凝縮部とを有しており、前記蒸発部が前記流路に配置されており、前記凝縮部が前記ケーシングの外部に配置され、
    前記凝縮部の先端が、前記軸線に沿った方向で、前記ホイールの軸孔内に配置されている
    ことを特徴とする車両用のインホイールモータ。
  2. 車体により形成されたホイルハウスの内部に回転可能に配置され、かつ、タイヤが固定されるホイールと、このホイールの円筒部内に配置され、かつ、ホイールと動力伝達可能に接続された電動モータと、前記ホイルハウスの内部に配置され、かつ、前記電動モータを収納したケーシングと、前記ケーシングの内部に存在する発熱部の熱を、前記ケーシングの外部に放散して前記発熱部を冷却するヒートパイプとを有する、車両用のインホイールモータにおいて、
    前記電動モータと前記ホイールとの間の動力伝達経路に配置された回転部材と、この回転部材に設けられ、かつ、この回転部材が回転する際の軸線に沿った方向に沿って形成された取付孔とを有し、この取付孔に前記ヒートパイプが配置されているとともに、
    前記ヒートパイプは、熱が伝達されて作動流体が蒸発する蒸発部と、前記作動流体の熱を大気中に放熱して作動流体が凝縮する凝縮部とを有しており、前記蒸発部が前記取付孔に配置されており、前記凝縮部が前記ケーシングの外部に配置され、
    前記凝縮部の先端が、前記軸線に沿った方向で、前記ホイールの軸孔内に配置されている
    ことを特徴とする車両用のインホイールモータ。
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