JP5168799B2 - インタフェース回路 - Google Patents

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Description

本発明は、各種の電子機器や通信端末に使用されるインタフェース回路に係わり、特に2値のデータ信号の送受信を高速で行うのに適したインタフェース回路に関する。
2値データの送受信を行うインタフェース回路では、受信したデータ信号を基準電圧と比較して、“0”(ローレベル)または“1”(ハイレベル)の判定を行っている。この際の基準電圧Vrefは、“0”の信号レベルと“1”の信号レベルの間の所定の電圧で固定するのが一般的である。
ところが、基準電圧Vrefを固定している場合、信号ラインとグランドの間に発生するコモンノイズが本来のデータ信号に混入したときに、送信側と受信側の双方のグランドの電位の差すなわち接地電位差によってノイズマージンが狭くなるという問題がある。そこで、送信側の基準電圧Vrefを受信側に利用させる提案の他に、基準電圧Vrefを動的に制御することが提案されている(たとえば特許文献1参照)。
この提案では、受信した伝送信号がハイレベルからローレベルまたはローレベルからハイレベルへ変化すると、その変化した状態を検出し、変化した後の状態の電位をサンプリングするようにしている。これにより、伝送経路で起った電圧変動を伴った伝送信号に対してもその電圧変動の情報を内部に取り込んで、伝送信号のハイレベルへの立ち上がりに対する論理しきい値とローレベルへの立ち下がりに対する論理しきい値とを別々に制御する。このようにこの提案では、基準電圧Vrefを動的に制御するようにしている。
特開平9−232923号公報(第0066段落、図2)
しかしながら、この提案では、受信側で実際にデータ信号を受信し、その後にその信号レベルを用いて基準電圧Vrefを設定している。このため、それぞれの時点の基準電圧Vrefを制御する前にフリップフロップ回路等の記憶手段にデータ信号を取り込むことが必要とされるような場合には、この提案を適用できず、ノイズマージンを拡大する効果を得ることができない。このような場合には、たとえば動作周波数の高いデータ伝送領域で、ノイズマージンが狭い状態のままとなる。したがって、動作周波数を向上させることができない。
ノイズマージンをデータの受信前に拡大する技術として、差動伝送方式がある。差動伝送方式では、2本の信号線を使用して、送りたいデータ信号とその論理が反転した反転信号とを対にして伝送するようになっている。このため、これらの信号線に同じように加わる雑音であるコモンノイズに対する耐性が高くなり、高速動作が容易になる。
しかしながら、差動伝送方式を採用するには、2系統の信号が、遅延やノイズの影響について互いに等しくなるような配線を行う必要がある。このため、配線の難易度が高く、配線のコストが上昇するという問題がある。
また、データの送受信を行うインタフェース回路では、同期伝送を行うために、受信したデータをフリップフロップ回路等の記憶手段に取り込む際のクロックのタイミングを同期させる必要がある。この結果、たとえば動作周波数の高い領域で、フリップフロップ回路等の記憶手段のすべてが同時にクロックを取り込む回路構成を採用することになり、電源ノイズや電磁波障害としてのEMI(Electro Magnetic Interference)ノイズが大きくなるという問題がある。
そこで本発明の目的は、受信側で2値データの受信前にノイズマージンを拡大したり、発生するノイズの低減を図ることのできるインタフェース回路を提供することにある。
本発明では、(イ)クロック信号を入力して複数系統に分配するクロック信号分配手段と、(ロ)このクロック信号分配手段によって送信側用に分配された送信側クロック信号に同期して2値データを送信するデータ送信手段と、(ハ)このデータ送信手段によって送信される2値データを構成する各データの1クロック経過後の論理状態および2クロック経過後の論理状態の変化が“0”から“0”、“0”から“1”、“1”から“0”あるいは“1”から“1”のいずれの状態であるかを前記した送信側で逐次検出する変化態様検出手段と、(ニ)前記したデータ送信手段の送信したデータを受信側で受信するデータ受信手段と、(ホ)このデータ受信手段の受信したデータを前記した受信側で所定の基準電圧を用いて2値化する受信側2値化手段と、(へ)前記した受信側に設けられ、この受信側2値化手段が2値化を行う際の前記した基準電圧を、前記した変化態様検出手段の検出した変化態様に対応して変動させる基準電圧変動手段と、(ト)前記した送信側クロック信号と同一周波数で前記したクロック信号分配手段によって受信側に分配された受信側クロック信号を2つの線路に分岐する分岐手段と、この分岐手段で分岐された一方の線路の受信側クロック信号をゼロでない所定の固定量だけ遅延させる固定遅延回路と、この固定遅延回路から出力される受信側クロック信号と前記した分岐手段で分岐された他方の線路の受信側クロック信号のいずれか一方を選択するセレクタと、前記した変化態様検出手段の検出結果としての論理状態の変化が“0”から“0”あるいは“1”から“1”に変化するときには前記した固定遅延回路から出力される受信側クロック信号を選択させ、“0”から“1”、“1”から“0”に変化するときには前記した分岐手段で分岐された他方の線路の受信側クロック信号を選択させるセレクタ制御手段とからなる遅延調整手段と、(チ)前記した基準電圧変動手段によって変動させた基準電圧を基にして前記した受信側2値化手段によって2値化した後のデータを前記した遅延調整手段から出力される受信側クロック信号に同期して取り込むデータ取り込み手段とをインタフェース回路が具備する。
以上説明したように本発明によれば、2値データの受信を行う前に、そのデータを取り込む際の基準となる電圧や取り込む位相を適切なものに制御することにしたので、ノイズマージンを拡大することができ、結果的にデータを送受信する際の周波数を向上させることができる。
また、本発明によれば伝送されるデータの論理状態の変化の各種パターン(態様)に起因する受信側での電位の変化に応じて、2値化する基準電位やデータを取り込む際のクロック信号の位相を変化態様検出手段の検出結果に応じた遅延量に調整するようにした。このため、送信側と受信側の各回路部分が同一のクロックを同一タイミングで使用して処理を行う必要がない。したがって、電源ノイズやEMIノイズを低減することができる。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例におけるインタフェース回路の概要を表わしたものである。このインタフェース回路100は、送信側に直列に接続された第1および第2のフリップフロップ回路101、102と、第2のフリップフロップ回路102の出力側に配置された送信バッファ103と、第1および第2のフリップフロップ回路101、102の入力側をチェックすることで送信側の送信データ104の論理状態の切り替わりを検出する検出部105と、第1および第2のフリップフロップ回路101、102および受信側の遅延調整部106に対してクロック信号107を分配する分配部108を備えている。分配部108の手前には、入力バッファ109が配置されている。
受信側には、送信バッファ103から信号線111を介してデータを入力する入力バッファ112と、この入力バッファ112の出力側に設けられた第3のフリップフロップ回路113と、入力バッファ112の基準電圧Vrefを制御する基準電圧制御部114と、分配部108の分配する第3のクロック信号1153を入力して遅延量の調整を行う遅延調整部106のそれぞれが配置されている。なお、第1のクロック信号1151は第1のフリップフロップ回路101に供給され、第2のクロック信号1152は第2のフリップフロップ回路102に供給されるようになっている。
このようなインタフェース回路100で、検出部105は、送信側の送信データ104の切り替わりを検出するようになっている。具体的には、第1および第2のフリップフロップ回路101、102の入力側の電位を表わした電位信号121、122を入力して、送信データ104が“0”から“0”に、“0”から“1”に、“1”から“0”に、あるいは“1”から“1”にそれぞれ切り替わったとき、これらの検出を行う。基準電圧制御部114は、検出部105の検出結果123を入力して、基準電圧調整信号124を出力することで、入力バッファ112の基準電圧Vrefを制御するようになっている。
具体的には、検出結果123が“0”から“1”への切り替えか、“1”から“0”への切り替えを表わしていた場合、基準電圧制御部114は、基準電圧Vrefを受信データ125の振幅の中心に設定する。また、検出結果123が“0”から“0”への切り替えを表わしていた場合、基準電圧制御部114は、基準電圧Vrefを受信データ125の振幅の中心よりも低く設定する。検出結果123が“1”から“1”への切り替えを表わしていた場合、基準電圧制御部114は、基準電圧Vrefを受信データ125の振幅の中心よりも高く設定する。
次に、遅延調整部106について説明する。遅延調整部106は、分配部108によって分配された第3のクロック信号1153の位相を、検出部105の検出結果126によって調整するようになっている。具体的には、検出部105の検出結果126が“0”から“1”への切り替えか、“1”から“0”への切り替えを表わしていた場合、遅延量を最小にする。また、検出結果123が“0”から“0”へ、あるいは“1”から“1”への切り替えを表わしていた場合、遅延量を増やすことで第3のフリップフロップ回路113に供給する第4のクロック信号1154の位相を遅らせる。第3のフリップフロップ回路113からは受信データ116が出力されるようになっている。
インタフェース回路100は、このように送信データ104の切り替わりを検出し、受信側の入力バッファ112の基準電圧Vrefを調整する。したがって、後に詳細に説明するように、送信データ104の動作周波数が上昇しても難しい配線を必要とすることなく、受信データ116のノイズマージンを拡大することができる。また、送信データ104の切り替わり方によって、第3のフリップフロップ回路113に供給する第4のクロック信号1154の位相を調整する。したがって、同期伝送時においても同時に動作するフリップフロップ回路の数を削減することができ、動作周波数を落とすことなく電源ノイズやEMIノイズを低減することができる。
図2は、本実施例のインタフェース回路を具体的に表わしたものである。このインタフェース回路100で検出部105は、第1および第2のフリップフロップ回路101、102の入力側の電位を表わした電位信号121、122を共に入力するアンド回路131、ノア(NOR)回路132および排他ノア(Ex.NOR)回路133を備えている。アンド回路131の論理出力134は、基準電圧制御部114を構成するNチャネルMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタとしての上側トランジスタ135のゲートに印加されている。ノア回路132の論理出力136は、上側トランジスタ135と抵抗137、138の直列回路を介して接続された、同じくNチャネルMOSトランジスタからなる下側トランジスタ139のゲートに印加されている。
排他ノア回路133の論理出力141は、遅延調整部106のセレクタ142にその制御信号として供給されている。遅延調整部106は、第3のクロック信号1153をそのままセレクタ142に導く線路143と、固定遅延回路144を経てセレクタ142に導く線路145とを備えている。そして、論理出力141がローレベルのときに線路143を経た遅延の生じていない第3のクロック信号1153を第4のクロック信号1154として出力する。また、論理出力141がハイレベルのときには、固定遅延回路144を経て第3のクロック信号1153を遅延させて、第4のクロック信号1154として出力するようになっている。ここで2つの論理出力134、136が検出結果123(図1)に対応し、残りの論理出力141が検出結果126(図1)に対応する。
基準電圧制御部114は、上側トランジスタ135のドレインDに一端を接続し、他端を抵抗137および抵抗138の接続点146に接続した抵抗147と、この抵抗147の接続点146と下側トランジスタ139のソースSとを接続した抵抗148を備えている。下側トランジスタ139のソースSは接地されている。接続点146から基準電圧調整信号124が入力バッファ112に供給されることになる。
このようなインタフェース回路100では、送信データ104による検出部105への電位信号121、122が共に“0”のとき、あるいは一方が“1”で他方が“0”のとき、アンド回路131の論理出力134は“0”である。このとき、このローレベルの信号をゲートに印加された上側トランジスタ135はオフとなる。上側トランジスタ135は電位信号121、122が共に“1”のときにのみオンとなる。ノア回路132については、検出部105への電位信号121、122が共に“0”のときにその論理出力136がハイレベルとなって、下側トランジスタ139はオンとなる。これらの電位信号121、122が共に“1”のとき、あるいは一方が“1”で他方が“0”のとき、論理出力136がローレベルとなって、下側トランジスタ139は、オフとなる。
したがって、基準電圧制御部114から出力される基準電圧調整信号124の基準電圧Vrefは、検出部105に入力する電位信号121、122の一方が“1”で他方が“0”のとき、両トランジスタ135、139が共にオフとなるため、抵抗147と抵抗148の分圧点の電圧となる。この電圧は、受信データ125の振幅の中心となる。
また、検出部105に入力する電位信号121、122が共に“0”の場合には、上側トランジスタ135がオフになり、下側トランジスタ139がオンになる。2つの抵抗138、148の合成抵抗は抵抗148の抵抗値よりも低下する。このため、この場合には基準電圧調整信号124の基準電圧Vrefが、受信データ125の振幅の中心よりも低くなる。更に、検出部105に入力する電位信号121、122が共に“1”の場合には、上側トランジスタ135がオンになり、下側トランジスタ139がオフになる。このときは、2つの抵抗137、147の合成抵抗が抵抗147の抵抗値よりも低下する。したがって、この場合、基準電圧調整信号124の基準電圧Vrefは、受信データ125の振幅の中心よりも高くなる。
図3は、入力バッファの受信データの波形の変化としてのアイパターンを示したものである。この図3は、図1における送信データ104が“0”から“0”へ、“0”から“1”へ、“1”から“0”へ、あるいは“1”から“1”へ切り替わるときに受信側での受信データ125の信号レベルにばらつきが生じる様子を、反射ノイズ等の影響がないものとして簡略化して表現したものである。ただし、図3では、図2に示した基準電圧制御部114の電圧制御が行われていない場合を示している。また、ここでは説明を複雑にしないために、図1に示した遅延調整部106が存在せず、分配部108から出力される第3のクロック信号1153が位相を遅延されることなく第3のフリップフロップ回路113に供給される場合を扱っている。遅延調整部106を加えた考察は後に行う。
図4は、今回考察しようとするインタフェース回路の構成を表わしたものである。このインタフェース回路100Aでは、簡略化のために、図1に示した遅延調整部106が存在せず、分配部108の分配する第3のクロック信号1153がそのまま第3のフリップフロップ回路113に供給されている。
ところで、図4における受信側の入力バッファ112では、現在の受信データ125の論理状態とその前の受信データの論理状態によって、信号の切り替わりによる受信データ125の信号レベルに差が生じる。たとえば現在の受信データ125の論理状態が“0”であるとする。これが受信データ125の論理状態が“0”から“0”に変化した後に現在の“0”となったのであれば、図3のライン1511で示すようなものとなり、現在の信号レベルは最も低くなる。受信データ125の論理状態が“0”から“1”に変化した後に現在の“0”となったとき(ライン1512)、あるいは“1”から“0”に変化した後に現在の“0”となったとき(ライン1513)が中間の値となり、“1”から“1”に変化した後に現在の“0”となったとき(ライン1514)、これらの間で最も高くなる。
一方、現在の受信データ125の論理状態が“1”であるとする。この場合にも、その前のデータの切り替わり方によって信号レベルに差が生じる。これが受信データ125の論理状態が“0”から“0”に変化した後に現在の“1”となったのであれば(ライン1515)、その中で信号レベルは最も低くなる。受信データ125の論理状態が“0”から“1”に変化した後に現在の“1”となったとき(ライン1516)、あるいは“1”から“0”に変化した後に現在の“1”となったとき(ライン1517)が中間の値となり、“1”から“1”に変化した後に現在の“1”となったとき(ライン1518)、最も高くなる。
図3に示したような受信データ125の信号レベルの変動に応じて、基準電圧調整信号124の基準電圧Vrefを、3つの値のうちの1つに選択的に設定することで、本実施例ではデータ受信前にノイズマージンを拡大して動作周波数を向上するようにしている。すなわち、図4における検出部105の電位信号121、122の論理状態が“0”から“1”に、あるいは“1”から“0”に変化する状態では、基準電圧調整信号124の基準電圧Vrefを受信データ125の振幅の中心の「VrefC」の位置として、ノイズマージンを図3に示す値「NMCH」および値「NMCL」に設定するようにしている。
また、図4における検出部105の電位信号121、122の論理状態が“0”から“0”に変化する状態では、基準電圧調整信号124の基準電圧Vrefを受信データ125の振幅の中心よりも低い値「VrefL」の位置として、ノイズマージンを図3に示す値「NMLH」および値「NMLL」に設定するようにしている。更に、図4における検出部105の電位信号121、122の論理状態が“1”から“1”に変化する状態では、基準電圧調整信号124の基準電圧Vrefを受信データ125の振幅の中心よりも高い値「VrefH」の位置として、ノイズマージンを図3に示す値「NMHH」および値「NMHL」に設定するようにしている。
図5は、図4に示した回路構成における入力バッファに加わるデータと第3のフリップフロップ回路から出力される受信データのそれぞれの波形を表わしたものである。同図(a)は入力バッファ112の受信データ125の振幅変化と基準電圧調整信号124の基準電圧Vrefを表わしており、同図(b)は第3のクロック信号1153のそれぞれのタイミングを表わしている。同図(c)は第3のフリップフロップ回路113から出力される受信データ116の波形変化を示している。
図4の回路動作として説明したように、検出部105への電位信号121、122の論理状態が“0”から“1”あるいは“1”から“0”に変化した場合には、基準電圧調整信号124の基準電圧Vrefが受信データ125の振幅の中心の「VrefC」の位置となる。また、検出部105の電位信号121、122の論理状態が“0”から“0”に変化する状態では、基準電圧調整信号124の基準電圧Vrefが受信データ125の振幅の中心よりも低い値「VrefL」の位置となり、“1”から“1”に変化する状態では、基準電圧調整信号124の基準電圧Vrefが受信データ125の振幅の中心よりも高い値「VrefH」の位置となる。これにより、データの受信前にノイズマージンが拡大している。
図6は、参考のために図5と同一の受信データについて基準電圧Vrefを固定にした場合を示したものである。ここでは、基準電圧調整信号124の基準電圧Vrefを“0”と“1”の間の所定の電圧、たとえば振幅の中心となる電圧で固定している。このような手法は従来の手法となる。このように基準電圧Vrefが固定値を採ると、円1611〜1614で示した各箇所で、受信データ125(同図(a))と、固定化された基準電圧Vrefの基準電圧調整信号162(同図(a))との電圧差が小さくなっており、この結果、ノイズマージンが小さくなる。これにより、第3のクロック信号1153(同図(b))による第3のフリップフロップ回路113のデータ取り込みに障害が発生する場合があり、第3のフリップフロップ回路113から出力される受信データ116(同図(c))に破線部分1631〜1634で示すようなエラーが発生するおそれがある。
図7は、同じく参考のために、図5と同一の受信データを特許文献1で示した従来技術を用いて受信した場合を表わしたものである。同図(a)は、図5と同一の受信データ125と、特開平9−232923号公報に示された原理による基準電圧Vrefの基準電圧調整信号171を示している。この場合にも基準電圧Vrefが適切に制御されていない結果として、円1721〜1724で示した各箇所で、受信データ125(同図(a))と、基準電圧Vrefの基準電圧調整信号171(同図(a))との電圧差が不適切となっており、この結果、ノイズマージンがほとんどなくなっている。これにより、第3のクロック信号1153(同図(b))による第3のフリップフロップ回路113のデータ取り込みに障害が発生する場合があり、第3のフリップフロップ回路113から出力される受信データ116(同図(c))に破線部分1731〜1734で示すようなエラーが発生するおそれがある。
図8は、図2に示した回路から基準電圧制御部を取り外し、代わって遅延調整部を追加した構成のインタフェース回路を表わしたものである。このインタフェース回路100Bで検出部105は送信データ104の切り替わりとしての送信データ104が“0”から“0”へ、“0”から“1”へ、“1”から“0”へ、あるいは“1”から“1”へ切り替わるのを検出する。
遅延調整部106は、検出部105の電位信号121、122の論理状態が“0”から“1”に、あるいは“1”から“0”に変化する状態で、その遅延量を最小にする。すなわち、線路143を経た遅延の生じていない第3のクロック信号1153を第4のクロック信号1154として出力する。また、論理状態が“0”から“0”に、あるいは“1”から“1”に変化する状態で、固定遅延回路144を経て第3のクロック信号1153の位相を遅延させて、第4のクロック信号1154として出力するようになっている。
図9は、図3に対応するもので、図8における受信データの波形としてのアイパターンで、送信側のデータの切り替わり方によって信号の切り替わるタイミングにばらつきが生じる様子を、反射ノイズ等の影響がないものとして簡略化して表現したものである。
図8における受信データ125が“0”のとき、その前のデータの切り替わり方によって信号の切り替わるタイミングに差が生じる。“0”から“1”に変化した後であれば、図9にライン1811で示すように最も早く切り替わり、“1”から“1”に変化した後であれば、ライン1812で示すように最も遅く切り替わる。ライン1813で示すように“0”から“0”に変化した後、およびライン1814で示すように“1”から“0”に変化した後の場合、データは切り替わらない。
同様に、図8における受信データ125が“1”のとき、その前のデータの切り替わり方によって信号の切り替わるタイミングに差が生じる。“1”から“0”に変化した後であれば、図9にライン1815で示すように最も早く切り替わり、“0”から“0”に変化した後のときライン1816で示すように最も遅く切り替わり、ライン1817で示すように“0”から“1”およびライン1818で示すように“1”から“1”に変化した後のときはデータは切り替わらない。
データの切り替わりとデータを第3のフリップフロップ回路113に取り込む第4のクロック信号1154の差を、タイミングマージンと呼ぶことにする。タイミングマージンが最も厳しくなり、動作周波数を高くしていく上でネックとなるのは、データが“1”から“1”に変化した後に“0”となるときまたは、“0”から“0”に変化した後に“1”となるときである。これらのときに必要なタイミングマージンTM′を確保すると、第3のフリップフロップ回路113のクロックは、本来の時点182ではなく、これよりも遅れた時点183となる。
また、タイミングマージンは、(イ)“1”から“0”に変化した後に“0”に切り替わったとき、(ロ)“0”から“1”に変化した後に“0”に切り替わったとき、および(ハ)“0”から“1”に変化した後に“1”に切り替わったときの3つの場合はやや拡大して、図9の時点184からクロックまでの時間となる。(ニ)“0”から“0”に変化した後に“0”に切り替わったとき、および(ホ)“1”から“1”に変化した後に“1”に切り替わったときは十分大きい。したがって、データの切り替わりが“1”から“1”に変化した後に“0”となるときまたは“0”から“0”に変化した後に“1”となるとき以外のときには、クロック信号の位相は時点183よりも前にずらすことが可能である。たとえば図9の時点182の位相とした場合でもタイミングマージンは時点184から時点182までの時間TMとなり、時点185から時点183までの時間TM′よりも大きなマージンを確保することができる。
したがって、図8の動作の説明のように、検出部105の結果出力が“0”から“1”または“1”から“0”のときに第3のフリップフロップ回路113のクロック信号の位相を時点182の位置にし、“0”から“0”または“1”から“1”のときに第3のフリップフロップ回路113のクロック信号の位相を時点183の位置にすることにより、同時に動作するフリップフロップ回路の数を削減して、動作周波数を落とすことなく電源ノイズやEMIノイズを低減することができることになる。
図10は、図8における第3のフリップフロップ回路に入力されるデータと出力されるデータの波形を表わしたものである。このうち、同図(a)は受信側の入力バッファ112の受信データ125の波形変化を表わしており、同図(b)は第4のクロック信号1154を表わしている。同図(c)が第3のフリップフロップ回路113から出力される受信データ116の波形である。図8における動作説明のように、検出部105の結果出力が“0”から“1”または“1”から“0”のとき、第3のフリップフロップ回路113のクロック信号の位相を時点182の位置にし、“0”から“0”または“1”から“1”のときには第3のフリップフロップ回路113のクロック信号の位相を時点183の位置にしている。これにより、同時に動作するフリップフロップ回路の数を削減することができる。
図11は、図10と同じデータを、すべてのフリップフロップ回路が同時に動作する従来の技術で受信した場合を表わしたものである。図10では、遅延調整部106が遅延を最小としたときのクロックエッジ(図9における時点182に相当)を小さな矢印で示している。また、遅延調整部106が位相を遅らせたときのクロックエッジ(図9における時点183に相当)を大きな矢印で示している。図11でも同様である。
本実施例の図10を従来技術としての図11と比較すると、大きな矢印のエッジで示す本来最もタイミングマージンが厳しくなるデータの切り替わりのとき、すなわち“1”から“1”に変換した後に“0”に切り替わったとき、あるいは“0”から“0”に変換した後に“1”に切り替わったときでもタイミングマージンの大きさに差はなく、動作周波数を落とす必要がないことがわかる。
そこで、図2に戻って、受信データのノイズマージンを拡大する機能と、電源ノイズおよびEMIノイズを低減する機能の両方を備えたインタフェース回路100について説明を行う。検出部105は、電位信号121、122を用いて送信データ104が“0”から“0”へ、“0”から“1”へ、“1”から“0”へ、あるいは“1”から“1”へ切り替わる時点を検出する。
基準電圧制御部114は、検出部105の論理出力134、136が“0”から“1”へ、あるいは“1”から“0”へ変化するとき、基準電圧制御部114内の上側トランジスタ135と下側トランジスタ139が共に遮断されて、基準電圧調整信号124の基準電圧Vrefは、受信データ125の振幅の中心となる。また、検出部105の論理出力134、136が“0”から“0”のとき基準電圧制御部114内の上側トランジスタ135は遮断、下側トランジスタ139は導通となり、基準電圧調整信号124の基準電圧Vrefは、受信データ125の振幅の中心より低くなる。また、検出部105の論理出力134、136が“1”から“1”のとき基準電圧制御部114内の上側トランジスタ135は導通、下側トランジスタ139は遮断となり、基準電圧調整信号124の基準電圧Vrefは、受信データ125の振幅の中心より高くなる。
また、遅延調整部106は、検出部105の論理出力141が“0”から“1”へ、あるいは“1”から“0”へ変化するとき、セレクタ142が線路143を選択して遅延量を最小にする。“0”から“0”へ、あるいは“1”から“1”へ変化するとき、セレクタ142は固定遅延回路144を通ったクロックを選択して、第3のフリップフロップ回路113に供給される第4のクロック信号1154の位相を遅らせる。
図12は、図2の構成のインタフェース回路における入力バッファの受信データの波形としてのアイパターンを表わしたものである。この図では、送信データ104の“0”から“0”へ、“0”から“1”へ、“1”から“0”へ、あるいは“1”から“1”への論理状態の切り替わりによって信号レベルにばらつきが生じる様子を、反射ノイズ等の影響がないものとして簡略化して表現している。同図に示す各ライン1911〜1918は、図9における各ライン1811〜1818と対応している。
図12でも第3のフリップフロップ回路113のクロックは、本来の時点192ではなく、これよりも遅れた時点193に調整している。図2に示したインタフェース回路100でも、データの切り替わりが“1”から“1”に変化した後に“0”となるときまたは“0”から“0”に変化した後に“1”となるとき以外のときには、クロック信号の位相は時点193よりも前にずらすことが可能である。たとえば図12の時点192の位相とした場合でもタイミングマージンは時点194から時点192までの時間TMFとなり、時点185から時点183までの時間TMF′よりも大きなマージンを確保することができる。
図13は、図2の構成のインタフェース回路における第3のフリップフロップ回路に入力されるデータと出力されるデータの波形を表わしたものである。このうち、同図(a)は受信側の入力バッファ112の受信データ125の波形変化を表わしており、同図(b)は第4のクロック信号1154を表わしている。同図(c)が第3のフリップフロップ回路113から出力される受信データ116の波形である。図13および先の図12では、遅延調整部106が遅延を最小としたときのクロックエッジ(図12における時点192に相当)を小さな矢印で示している。また、遅延調整部106が位相を遅らせたときのクロックエッジ(図12における時点193に相当)を大きな矢印で示している。
図12および図13に示すように、図2に示したインタフェース回路100は、図3および図5で説明したように、受信側がデータを受信する前にノイズマージンを拡大して動作周波数を向上することができる。また、図9および図10で説明したように同時に動作するフリップフロップ回路の数を削減して動作周波数を落とすことなく電源ノイズおよびEMIノイズを低減することができることになる。
なお、図2に示した遅延調整部106および基準電圧制御部114を備えたインタフェース回路100を実施例として示したが、図4に示した基準電圧制御部114を備えたインタフェース回路100Aあるいは図8に示した遅延調整部106を備えたインタフェース回路100Bに対しても本発明が適用されることはもちろんである。
また、実施例では送信データ104の送信バッファ103の手前に第1および第2のフリップフロップ回路101、102を配置したが、これよりも多い段構成となったフリップフロップ回路あるいは同様の記憶手段を配置してもよいことは当然である。この場合には、遅延調整部106や基準電圧制御部114の構成を、これらの段構成に対応するものに変更することができる。
本発明の一実施例におけるインタフェース回路の概要を表わしたブロック図である。 本実施例のインタフェース回路を具体的に表わした回路図である。 本実施例で入力バッファの受信データの波形の変化としてのアイパターンを示した説明図である。 本実施例の簡略化されたインタフェース回路の回路図である。 本実施例の図4で入力バッファに加わるデータと第3のフリップフロップ回路から出力される受信データのそれぞれの波形図である。 図5と同一の受信データについて基準電圧Vrefを固定にした参考例としての各種波形図である。 図5と同一の受信データを特許文献1で示した従来技術を用いて受信した場合を表わした各種波形図である。 図2に示した回路から基準電圧制御部を取り外し、代わって遅延調整部を追加した構成のインタフェース回路の回路図である。 本実施例で図8の回路における受信データの波形の変化としてのアイパターンを示した説明図である。 図8における第3のフリップフロップ回路に入力されるデータと出力されるデータの波形を表わした波形図である。 図10と同じデータを、すべてのフリップフロップ回路が同時に動作する従来の技術で受信した場合を表わした波形図である。 図2の構成のインタフェース回路における入力バッファの受信データの波形としてのアイパターンを表わした説明図である。 図2の構成のインタフェース回路における第3のフリップフロップ回路に入力されるデータと出力されるデータの波形を表わした波形図である。
符号の説明
100、100A、100B インタフェース回路
101 第1のフリップフロップ回路
102 第2のフリップフロップ回路
103 送信バッファ
104 送信データ
105 検出部
106 遅延調整部
108 分配部
112 入力バッファ
113 第3のフリップフロップ回路
116、125 受信データ
135 上側トランジスタ
139 下側トランジスタ
142 セレクタ
143 線路
144 固定遅延回路

Claims (3)

  1. クロック信号を入力して複数系統に分配するクロック信号分配手段と、
    このクロック信号分配手段によって送信側用に分配された送信側クロック信号に同期して2値データを送信するデータ送信手段と、
    このデータ送信手段によって送信される2値データを構成する各データの1クロック経過後の論理状態および2クロック経過後の論理状態の変化が“0”から“0”、“0”から“1”、“1”から“0”あるいは“1”から“1”のいずれの状態であるかを前記送信側で逐次検出する変化態様検出手段と、
    前記データ送信手段の送信したデータを受信側で受信するデータ受信手段と、
    このデータ受信手段の受信したデータを前記受信側で所定の基準電圧を用いて2値化する受信側2値化手段と、
    前記受信側に設けられ、この受信側2値化手段が2値化を行う際の前記基準電圧を、前記変化態様検出手段の検出した変化態様に対応して変動させる基準電圧変動手段と、
    前記送信側クロック信号と同一周波数で前記クロック信号分配手段によって受信側に分配された受信側クロック信号を2つの線路に分岐する分岐手段と、この分岐手段で分岐された一方の線路の受信側クロック信号をゼロでない所定の固定量だけ遅延させる固定遅延回路と、この固定遅延回路から出力される受信側クロック信号と前記分岐手段で分岐された他方の線路の受信側クロック信号のいずれか一方を選択するセレクタと、前記変化態様検出手段の検出結果としての論理状態の変化が“0”から“0”あるいは“1”から“1”に変化するときには前記固定遅延回路から出力される受信側クロック信号を選択させ、“0”から“1”、“1”から“0”に変化するときには前記分岐手段で分岐された他方の線路の受信側クロック信号を選択させるセレクタ制御手段とからなる遅延調整手段と、
    前記基準電圧変動手段によって変動させた基準電圧を基にして前記受信側2値化手段によって2値化した後のデータを前記遅延調整手段から出力される受信側クロック信号に同期して取り込むデータ取り込み手段
    とを具備することを特徴とするインタフェース回路。
  2. 前記変化態様検出手段は、前記1クロック経過後の論理状態と前記2クロック経過後の論理状態の論理積をとる2入力アンド回路と、前記1クロック経過後の論理状態と前記2クロック経過後の論理状態のノアをとる2入力ノア回路を備え、前記基準電圧変動手段は、前記2入力アンド回路の出力の論理状態に応じてオン・オフする第1のスイッチと、前記2入力ノア回路の出力の論理状態に応じてオン・オフする第2のスイッチと、これら第1および第2のスイッチと接続され、これらのスイッチのオン・オフの組み合わせによって分圧点の電圧を変化させる抵抗回路を備えることを特徴とする請求項1記載のインタフェース回路。
  3. 前記変化態様検出手段は、前記1クロック経過後の論理状態と前記2クロック経過後の論理状態の排他論理和をとる排他論理和回路を備えることを特徴とする請求項1記載のインタフェース回路。
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