JP5167736B2 - スイッチングレギュレータ - Google Patents

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Description

本発明は、定電圧出力制御を行うDC−DCコンバータをなすスイッチングレギュレータに関し、特に非線形アンプを使用することにより高周波動作のPWM制御を行うようにしたスイッチングレギュレータに関する。
図4は、従来のスイッチングレギュレータの回路例を示した回路図である(例えば、特許文献1参照)。
図4では、電圧制御用及び電流制御用の各誤差比較器を使用し、電流制御及び電圧制御は、発振器OSCから出力される三角波等と、各誤差比較器の出力電圧との電圧比較によってPWM制御を行っている。
特開2007−4995号公報
しかし、このような従来のPWM制御方法では、誤差比較器とPWMパルスを生成するPWM比較器が必要になり、高周波動作を行う場合では、各比較器の遅れを軽減するために各比較器の消費電流を増加させる必要があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、非線形アンプを使用することにより、回路構成を簡単にすることができると共に消費電流を増加させることなく高周波動作のPWM制御を行うことができるスイッチングレギュレータを得ることを目的とする。
この発明に係るスイッチングレギュレータは、入力端子に入力された入力電圧を、所定の定電圧に変換して出力電圧として出力端子から出力するスイッチングレギュレータにおいて、
入力された制御信号に応じてスイッチングを行うスイッチング素子と、
該スイッチング素子のスイッチングによって前記入力電圧による充電が行われるインダクタと、
前記スイッチング素子がオフして該インダクタへの充電が停止すると、該インダクタの放電を行う整流素子と、
前記出力電圧と所定の基準電圧との差電圧を、所定ののこぎり波信号の電圧に応じて可変した増幅率で増幅し生成したパルス信号を使用して前記スイッチング素子に対してPWM制御を行い、前記出力電圧が前記所定の定電圧になるように前記スイッチング素子のスイッチング制御を行う制御回路部と、
を備え、
前記制御回路部は、
前記のこぎり波信号を生成して出力するのこぎり波発生回路と、
前記出力電圧と所定の基準電圧との差電圧を増幅して前記パルス信号を生成して出力する、該のこぎり波発生回路から出力されたのこぎり波信号に応じてゲインを可変する演算増幅回路からなる誤差増幅回路と、
を備えるものである。
この場合、前記誤差増幅回路は、
前記出力電圧と前記基準電圧が各入力端に対応して入力される差動増幅回路部と、
前記のこぎり波発生回路から出力されたのこぎり波信号に応じて該差動増幅回路部のゲインを制御するゲイン制御回路部と、
を備え、
前記ゲイン制御回路部は、制御電極に前記出力電圧と前記基準電圧が対応して入力された前記差動増幅回路部の差動対をなす各入力トランジスタに供給するバイアス電流を、前記のこぎり波信号に応じて可変するようにした。
また、前記差動増幅回路部は、
前記差動対をなす各入力トランジスタと、
該各入力トランジスタに所定の定電流を供給する定電流源と、
入力された制御信号に応じて抵抗値が可変する、対応する前記各入力トランジスタの負荷をなす各可変抵抗と、
を備え、
前記ゲイン制御回路部は、前記のこぎり波信号に応じて該各可変抵抗の抵抗値を可変するようにした。
具体的には、前記各可変抵抗は、それぞれ制御電極に前記ゲイン制御回路部からの制御信号が入力されたトランジスタからなり、前記ゲイン制御回路部は、該各トランジスタのオン抵抗値を前記のこぎり波信号に応じて可変するようにした。
本発明のスイッチングレギュレータによれば、前記出力電圧と所定の基準電圧との差電圧を、所定ののこぎり波信号の電圧に応じて可変した増幅率で増幅して生成したパルス信号を使用して前記スイッチング素子に対してPWM制御を行うようにした。このことから、出力電圧と基準電圧との差電圧を増幅して得られた誤差信号をPWM変調するコンパレータが不要になり回路構成を簡単にすることができると共に、消費電流を増加させることなく高周波動作のPWM制御を行うことができる。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるスイッチングレギュレータの構成例を示した図である。
図1において、スイッチングレギュレータ1は、入力端子INに入力された入力電圧Vinを所定の定電圧に変換し、出力電圧Voutとして出力端子OUTから出力する同期整流方式の降圧型スイッチングレギュレータである。
スイッチングレギュレータ1は、入力電圧Vinの出力制御を行うためのスイッチング動作を行うPMOSトランジスタからなるスイッチングトランジスタM1と、NMOSトランジスタからなる同期整流用トランジスタM2とを備えている。更に、スイッチングレギュレータ1は、所定の基準電圧Vrefを生成して出力する基準電圧発生回路2と、インダクタL1と、平滑用のコンデンサC1と、誤差増幅回路3と、PWMフレーム周波数と同じ周波数である所定ののこぎり波信号RAMPを生成して出力するのこぎり波発生回路4と、誤差増幅回路3の出力信号に応じてスイッチングトランジスタM1及び同期整流用トランジスタM2の動作制御を行う制御回路5とを備えている。
なお、スイッチングトランジスタM1はスイッチング素子を、同期整流用トランジスタM2は整流素子をそれぞれなし、基準電圧発生回路2、誤差増幅回路3、のこぎり波発生回路4及び制御回路5は制御回路部をなす。また、スイッチングレギュレータ1において、インダクタL1及びコンデンサC1を除く各回路を1つのICに集積するようにしてもよく、場合によっては、スイッチングトランジスタM1及び/又は同期整流用トランジスタM2、インダクタL1並びにコンデンサC1を除く各回路を1つのICに集積するようにしてもよい。
入力端子INと接地電圧との間にはスイッチングトランジスタM1及び同期整流用トランジスタM2が直列に接続され、スイッチングトランジスタM1と同期整流用トランジスタM2との接続部と出力端子OUTとの間にはインダクタL1が接続され、出力端子OUTと接地電圧との間にはコンデンサC1が接続されている。誤差増幅回路3において、非反転入力端には基準電圧Vrefが入力され、反転入力端には出力電圧Voutが入力されている。また、誤差増幅回路3には、のこぎり波信号RAMPが入力されており、誤差増幅回路3は、のこぎり波信号RAMPの電圧に比例して線形にゲインが変動する非線形アンプをなしている。誤差増幅回路3の出力端は制御回路5に接続され、制御回路5からスイッチングトランジスタM1のゲートに制御信号PHSが出力されると共に同期整流用トランジスタM2のゲートに制御信号NLSが出力される。
このような構成において、誤差増幅回路3は、出力電圧Voutと基準電圧Vrefとの差電圧を増幅して、PWMパルス信号Spwmを生成して出力する。制御回路5は、入力されたPWMパルス信号Spwmに応じてスイッチングトランジスタM1及び同期整流用トランジスタM2のスイッチング制御を行う。
スイッチングレギュレータ1の出力電圧Voutが大きくなると、誤差増幅回路3から出力されるPWMパルス信号Spwmのデューティサイクルは小さくなる。この結果、スイッチングトランジスタM1がオンする時間が短くなり、それに応じて同期整流用トランジスタM2がオンする時間が長くなって、スイッチングレギュレータ1の出力電圧Voutが低下するように制御される。
また、スイッチングレギュレータ1の出力電圧Voutが小さくなると、誤差増幅回路3から出力されるPWMパルス信号Spwmのデューティサイクルは大きくなる。この結果、スイッチングトランジスタM1がオンする時間が長くなり、それに応じて同期整流用トランジスタM2がオンする時間が短くなって、スイッチングレギュレータ1の出力電圧Voutが上昇するように制御される。このような動作を繰り返して、出力電圧Voutを所定の電圧で一定になるように制御される。
ここで、図2は、図1の誤差増幅回路3の回路例を示した図であり、図2を用いて誤差増幅回路3の動作について説明する。
図2において、誤差増幅回路3は、差動増幅回路部11と、のこぎり波信号RAMPの電圧に応じて該差動増幅回路部11のバイアス電流を可変し差動増幅回路部11のゲインを制御するゲイン制御回路部12とを備えている。
差動増幅回路部11は、PMOSトランジスタM11〜M16、NMOSトランジスタM17〜M24及び定電流源15で構成され、PMOSトランジスタM11及びM12は差動対をなしている。
また、ゲイン制御回路部12は、PMOSトランジスタM31〜M33及びNMOSトランジスタM34,M35で構成されている。
差動増幅回路部11において、PMOSトランジスタM11及びM12の各ソースは接続され、入力電圧Vinと該接続部との間に定電流源15が接続されている。PMOSトランジスタM11のドレインと接地電圧との間にはNMOSトランジスタM17及びM21が直列に接続され、PMOSトランジスタM12のドレインと接地電圧との間にはNMOSトランジスタM19及びM22が直列に接続されている。PMOSトランジスタM11のゲートは誤差増幅回路3の非反転入力端をなし、PMOSトランジスタM12のゲートは誤差増幅回路3の反転入力端をなしている。NMOSトランジスタM17及びM18の各ゲートは接続され、該接続部はNMOSトランジスタM17のドレインに接続されている。同様に、NMOSトランジスタM19及びM20の各ゲートは接続され、該接続部はNMOSトランジスタM19のドレインに接続されている。
入力電圧Vinと接地電圧との間には、PMOSトランジスタM13とNMOSトランジスタM18が直列に接続されると共にPMOSトランジスタM14とNMOSトランジスタM20が直列に接続されている。PMOSトランジスタM13及びM14はカレントミラー回路を形成しており、PMOSトランジスタM13及びM14において、各ソースはそれぞれ入力電圧Vinに接続され、各ゲートは接続されてPMOSトランジスタM13のドレインに接続されている。また、入力電圧Vinと接地電圧との間にはPMOSトランジスタM15とNMOSトランジスタM23が直列に接続され、PMOSトランジスタM15のゲートは、PMOSトランジスタM14とNMOSトランジスタM20との接続部に接続されている。NMOSトランジスタM23のゲートはNMOSトランジスタM17とM18の各ゲートが接続された接続部に接続されている。
また、入力電圧Vinと接地電圧との間にはPMOSトランジスタM16とNMOSトランジスタM24が直列に接続され、PMOSトランジスタM16のゲートは、PMOSトランジスタM15とNMOSトランジスタM23との接続部に接続されている。NMOSトランジスタM24のゲートはNMOSトランジスタM19とM20の各ゲートが接続された接続部に接続されている。PMOSトランジスタM16とNMOSトランジスタM24との接続部が誤差増幅回路3の出力端をなしており、該接続部からPWMパルス信号Spwmが出力される。
ゲイン制御回路部12において、入力電圧Vinと接地電圧との間に、PMOSトランジスタM31、M33及びNMOSトランジスタM34が直列に接続され、PMOSトランジスタM33のゲートにのこぎり波信号RAMPが入力されている。PMOSトランジスタM33のサブストレートゲートとNMOSトランジスタM34のゲートは、それぞれ入力電圧Vinに接続されている。PMOSトランジスタM31とM32はカレントミラー回路を形成しており、PMOSトランジスタM31及びM32において、各ソースはそれぞれ入力電圧Vinに接続され、各ゲートは接続され該接続部がPMOSトランジスタM31のドレインに接続されている。PMOSトランジスタM32のドレインと接地電圧との間にはNMOSトランジスタM35が接続されている。NMOSトランジスタM35は、NMOSトランジスタM21及びM22と共にカレントミラー回路を形成しており、NMOSトランジスタM35、M21及びM22の各ゲートは接続され、該接続部はNMOSトランジスタM35のドレインに接続されている。
ゲイン制御回路部12において、NMOSトランジスタM34は、ゲートが入力電圧Vinに接続されていることから線形領域で動作し、NMOSトランジスタM34には、のこぎり波信号RAMPに比例したのこぎり波電流iRAMPが流れる。該のこぎり波電流iRAMPは、PMOSトランジスタM31及びM32のカレントミラー回路で折り返されてNMOSトランジスタM35のドレインに供給される。NMOSトランジスタM35、M21及びM22はカレントミラー回路を形成していることから、NMOSトランジスタM35のドレインに入力されたのこぎり波電流iRAMPに比例した電流がNMOSトランジスタM21及びM22にそれぞれ流れる。このため、差動対をなすPMOSトランジスタM11及びM12にはバイアス電流としてそれぞれのこぎり波電流iRAMPに比例した電流が流れることになる。
一般的な差動増幅段においては、差動対をなす各トランジスタ間に生じた電圧差に応じた電流変動分を、差動対の負荷をなす抵抗器等の固定負荷に流すことにより、電流変動分を電圧変動分として一定の増幅率で増幅する。これに対して、差動増幅回路部11では、前記固定負荷の代わりにのこぎり波電流iRAMPによって線形に抵抗値が変動するNMOSトランジスタM21及びM22を差動対の負荷として使用することにより、差動対をなすPMOSトランジスタM11及びM12の各ゲートに入力された出力電圧Vout及び基準電圧Vrefの差電圧に対する増幅率、すなわちゲインを線形に変動させる。一般的に、従来のPWM制御では、PWMパルスのゲインは、PWM変調を行うために使用する三角波信号等の振幅及び傾きによって決定していた。
これに対して、本実施の形態では、PWMパルスのゲインは、のこぎり波電流iRAMPの振幅、NMOSトランジスタM21とM22のオン抵抗値変動差、及びのこぎり波電流iRAMPの傾きによって決定されることになる。差動増幅回路部11は、非反転入力端と反転入力端にそれぞれ入力された電圧の差電圧を、のこぎり波電流iRAMPで決められた線形に変動するゲインで増幅していることになる。このように、のこぎり波電流iRAMPによって決められた線形に変動するゲインを、所定のPWMゲインになるように設定することにより、誤差増幅回路3のみで出力電圧Voutと基準電圧Vrefとの差電圧をPWM変調することができる。
一方、図1では降圧型スイッチングレギュレータを例にして説明したが、昇圧型スイッチングレギュレータをなす場合は、図1は図3のようになる。なお、図3では、図1と同じもの又は同様のものは同じ符号で示している。図3における図1との相違点は、図1のスイッチングトランジスタM1をNMOSトランジスタに、図1の同期整流用トランジスタM2をPMOSトランジスタにそれぞれすると共にインダクタL1、スイッチングトランジスタM1及び同期整流用トランジスタM2の接続を変え、図3のスイッチングトランジスタM1のゲートには制御信号NLSが、図3の同期整流用トランジスタM2のゲートには制御信号PHSがそれぞれ入力されるようにしたことにある。それ以外の回路は図1の場合と同様であるので、図3のスイッチングレギュレータの動作についての説明を省略する。
また、図1及び図3では同期整流方式の場合を例にして示したが、本発明は非同期整流方式のスイッチングレギュレータにも適用することができる。この場合、図1の同期整流用トランジスタM2を、アノードが接地電圧に接続されると共にカソードがスイッチングトランジスタM1とインダクタL1との接続部に接続されたダイオードに置き換えればよく、図3の同期整流用トランジスタM2を、アノードがインダクタL1とスイッチングトランジスタM1との接続部に接続されると共にカソードが出力端子OUTに接続されたダイオードに置き換えればよい。
このように、本第1の実施の形態におけるスイッチングレギュレータは、誤差増幅回路3が、のこぎり波発生回路4から入力されたのこぎり波信号RAMPに応じてゲインを可変する非線形アンプをなすようにし、出力電圧Voutと基準電圧Vrefとの差電圧を増幅する際の誤差増幅回路3の増幅率をのこぎり波信号RAMPに応じて可変するようにして、該差電圧のPWM変調を行ってPWMパルス信号Spwmを生成し、該PWMパルス信号Spwmに応じてスイッチングトランジスタM1及び同期整流用トランジスタM2のスイッチング制御を行うようにした。このことから、出力電圧Voutと基準電圧Vrefとの差電圧を増幅して得られた誤差信号をPWM変調するコンパレータが不要になり回路構成を簡単にすることができると共に、消費電流を増加させることなく高周波動作のPWM制御を行うことができる。
なお、前記説明では、降圧制御又は昇圧制御を行うスイッチングレギュレータを例にして示したが、本発明はこれに限定するものではなく、反転制御又は昇降圧制御を行うスイッチングレギュレータに対しても適用することができる。
本発明の第1の実施の形態におけるスイッチングレギュレータの構成例を示した図である。 図1の誤差増幅回路3の回路例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態におけるスイッチングレギュレータの他の例を示した図である。 従来のスイッチングレギュレータの回路例を示した回路図である。
符号の説明
1 スイッチングレギュレータ
2 基準電圧発生回路
3 誤差増幅回路
4 のこぎり波発生回路
5 制御回路
11 差動増幅回路部
12 ゲイン制御回路部
M1 スイッチングトランジスタ
M2 同期整流用トランジスタ
L1 インダクタ
C1 コンデンサ

Claims (4)

  1. 入力端子に入力された入力電圧を、所定の定電圧に変換して出力電圧として出力端子から出力するスイッチングレギュレータにおいて、
    入力された制御信号に応じてスイッチングを行うスイッチング素子と、
    該スイッチング素子のスイッチングによって前記入力電圧による充電が行われるインダクタと、
    前記スイッチング素子がオフして該インダクタへの充電が停止すると、該インダクタの放電を行う整流素子と、
    前記出力電圧と所定の基準電圧との差電圧を、所定ののこぎり波信号の電圧に応じて可変した増幅率で増幅し生成したパルス信号を使用して前記スイッチング素子に対してPWM制御を行い、前記出力電圧が前記所定の定電圧になるように前記スイッチング素子のスイッチング制御を行う制御回路部と、
    を備え、
    前記制御回路部は、
    前記のこぎり波信号を生成して出力するのこぎり波発生回路と、
    前記出力電圧と所定の基準電圧との差電圧を増幅して前記パルス信号を生成して出力する、該のこぎり波発生回路から出力されたのこぎり波信号に応じてゲインを可変する演算増幅回路からなる誤差増幅回路と、
    を備えることを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  2. 前記誤差増幅回路は、
    前記出力電圧と前記基準電圧が各入力端に対応して入力される差動増幅回路部と、
    前記のこぎり波発生回路から出力されたのこぎり波信号に応じて該差動増幅回路部のゲインを制御するゲイン制御回路部と、
    を備え
    前記ゲイン制御回路部は、制御電極に前記出力電圧と前記基準電圧が対応して入力された前記差動増幅回路部の差動対をなす各入力トランジスタに供給するバイアス電流を、前記のこぎり波信号に応じて可変することを特徴とする請求項1記載のスイッチングレギュレータ。
  3. 前記差動増幅回路部は、
    前記差動対をなす各入力トランジスタと、
    該各入力トランジスタに所定の定電流を供給する定電流源と、
    入力された制御信号に応じて抵抗値が可変する、対応する前記各入力トランジスタの負荷をなす各可変抵抗と、
    を備え、
    前記ゲイン制御回路部は、前記のこぎり波信号に応じて該各可変抵抗の抵抗値を可変することを特徴とする請求項2記載のスイッチングレギュレータ。
  4. 前記各可変抵抗は、それぞれ制御電極に前記ゲイン制御回路部からの制御信号が入力されたトランジスタからなり、前記ゲイン制御回路部は、該各トランジスタのオン抵抗値を前記のこぎり波信号に応じて可変することを特徴とする請求項3記載のスイッチングレギュレータ。
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