JP5166922B2 - 共有バス制御装置及びその制御方法 - Google Patents

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本発明は、共有バスを介して、複数のデバイスとホストコントローラとを接続する共有バス制御装置及びその制御方法に関する。
従来より、フラッシュメモリを記憶装置とし、その記憶装置のコントローラを内蔵した記憶媒体(以下、記憶メディア)があり、このような記憶メディアが、ディジタルスチルカメラ等の撮像データの記憶メディアとして使用されている。これら記憶メディアの代表的なものとして、コンパクトフラッシュ(登録商標)カード、SDカード、メモリスティックカード等がある。これら記憶メディアとホストコントローラとのインターフェイス(記憶メディアに対するデータ読み出し、及び書き込み)の規格は、各記憶メディアについて、それぞれ詳細な規格が存在する。
一方、これら記憶メディアとインターフェイスを行うホストコントローラでは、その記憶メディアの規格に応じた通信方式や、電気的な特性に応じたコントローラを準備する必要がある。
ここでホストコントローラと記憶メディアのインターフェイスを行うバスと、ホストコントローラ外部のI/Oデバイスとを共通バスとして接続し、コントローラ、バス、及び端子を共通化してコストダウンを図ることが提案されている。このとき記憶メディアとI/Oデバイスは排他的にアクセスされ、記憶メディアとI/Oデバイスは、バススイッチ等で、各々電気的にバスを分離できる構成となっている。例えば、ホストコントローラがI/Oデバイスにアクセスしている場合は、記憶メディアに対して誤動作を起こさないように、記憶メディア側に接続されるバススイッチによって電気的に切断して記憶メディアをインアクティブに制御する必要がある。このバススイッチの構成に関しては特許文献1に記載されている。共通バスを排他的に使用する場合、バスを使用しているデバイスを電気的に接続し、一方、未使用であるデバイスを電気的に切断することで、デバイス同士が影響を及ぼさないような制御を行う必要がある。
特開平10−283309号公報 特公平2−170256号公報
このような共通バスの構成をとった場合、例えば、ホストコントローラが、記憶メディアからファイルを読み出すような場合は、DMA(ダイレクトメモリアクセス)による読み出しを行っている。この読み出しを行っている期間では、共通バスで接続されるI/Oデバイスに対しては、DMAが終了し、バススイッチをI/Oデバイス側へ切り替えるまでは、通常アクセスできない。よって、I/Oデバイスへアクセスする場合は、DMAの終了を待つか、記憶メディアへの読み出しを行っているDMAを中断して、バススイッチをI/Oデバイスに切り替える必要があった。また記憶メディアからのファイルの読み出しを中断した後、再度、その記憶メディアにアクセスするときは、同一ファイルを初めから読み出す必要がある場合もあり、データの読み出し効率が悪いなどの問題があった。またDMAの中断処理、バススイッチの切り替え等が必要で処理時間が比較的長くなるため、I/Oデバイスのアクセスが間に合わないといった場合もあった。
これに対して特許文献2では、共通バスで接続される第一のデバイスを一時的にウェイトさせて電気的に切断し、第二のデバイスへのアクセスを可能とする方式が提案されている。しかしこの方式では、第二のデバイスにアクセスしている間は、第一のデバイスへアクセスができないといった問題がある。
本発明の目的は、上記従来の問題点を解決することにある。
本発明の一態様によれば、第1のデバイスへアクセスしている間、使用していないバスの接続を第2のデバイスへ切り替える。これにより第1のデバイスにアクセスしている間でも第2のデバイスへのアクセスを可能にした共バス制御装置及びその制御方法を提供できる。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る共有バス制御装置は以下のような構成を備える。即ち、
共有バスを介して、複数のデバイスとホストコントローラとを接続する共有バス制御装置であって、
前記ホストコントローラと前記複数のデバイスの各々の間の制御バスとデータバスのそれぞれに接続され、前記ホストコントローラからの制御信号に応じてバスを切断或は接続する複数のバススイッチを有し、
前記ホストコントローラは、前記制御信号により、第1のデバイスが未使用の前記データバス或いは制御バスに接続されたバススイッチの接続を、第2のデバイスとの接続に切り換えることにより、前記ホストコントローラと前記第1及び第2のデバイスとの間でのアクセスを可能にし、前記第1のデバイスが前記データバス及び前記制御バスを使用している間に前記第2のデバイスへのアクセス要求が発生した場合、前記第1のデバイスが次に前記制御バスを使用するまでの時間間隔と、前記第2のデバイスが前記制御バスを使用する時間間隔とを比較した結果に応じて前記第2のデバイスに前記制御バスを割り当てるかどうかを判定することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る共有バス制御装置の制御方法は以下のような工程を備える。即ち、
ホストコントローラと複数のデバイスの各々の間の制御バスとデータバスのそれぞれに接続され、前記ホストコントローラからの制御信号に応じてバスを切断或は接続する複数のバススイッチを有し、共有バスを介して前記複数のデバイスと前記ホストコントローラとを接続する共有バス制御装置の制御方法であって、
前記ホストコントローラからの制御信号により、第1のデバイスが未使用の前記データバス或いは制御バスに接続されたバススイッチの接続を、第2のデバイスとの接続に切り換えることにより、前記ホストコントローラと前記第1及び第2のデバイスとの間でのアクセスを可能にし、前記第1のデバイスが前記データバス及び前記制御バスを使用している間に前記第2のデバイスへのアクセス要求が発生した場合、前記第1のデバイスが次に前記制御バスを使用するまでの時間間隔と、前記第2のデバイスが前記制御バスを使用する時間間隔とを比較し、その比較結果に応じて前記第2のデバイスに前記制御バスを割り当てるかどうかを判定することを特徴とする。
本発明によれば、第1のデバイスへアクセスしている間、使用していないバスの接続を第2のデバイスへ切り替えることにより、第1のデバイスにアクセスしている間でも第2のデバイスへのアクセスを可能にできる効果がある。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本発明の実施の形態に係る記憶メディアとI/Oデバイスを共通バスとして使用した共有バス制御装置の一例を示すブロック図である。
100はマイクロコンピュータ(マイコン)であり、記憶メディア(第1のデバイス)102及びI/Oデバイス(第2のデバイス)103にアクセスが可能なホストコントローラ101を内蔵している。ホストコントローラ101は、接続される記憶メディアの規格に則った通信方式、電気特性の要件を満たした仕様のコントローラである。CPU110はマイコン100に内蔵されているCPUで、そのメモリ111に記憶されているプログラムに従って、ホストコントローラ101の制御、及び後述するバススイッチの制御等を行う。記憶メディア102は、その記憶メディア102の規格に則ってホストコントローラ101と通信することで、その記憶メディア102に内蔵されているフラッシュメモリへのデータの書き込み、そのメモリからの読み出しが可能である。
本実施の形態に係るホストコントローラ101と記憶メディア102とは、コマンドバス(制御バス)(CMD)、データバス(DAT[3:0])とクロック(CLK)(不図示)によりインターフェイスを行う。ホストコントローラ101と記憶メディア102との間にはバススイッチ104及びバススイッチ105が設けられ、これらバススイッチ104,105によりコマンドバス及びデータバスは電気的に接続/切断できる構成となっている。記憶メディア102とバススイッチ104,105との間の信号は、コマンドバスはCMD_Aで表し、データバスは、DAT_A[3:0]で表している。
一方、I/Oデバイス(第2のデバイス)103は共通バスで接続されている。ホストコントローラ101とI/Oデバイス103との間にはバススイッチ106,107が設けられ、これらバススイッチ106,107によりコマンドバス及びデータバスが電気的に接続/切断できる構成となっている。I/Oデバイス103とバススイッチ106,107との間の信号は、コマンドバスはCMD_Bで表し、データバスは、DAT_B[3:0]で表している。
バススイッチ104は、マイコン100よりの制御信号OE_A0によって電気的に接続/切断を切り替える。即ち、制御信号OE_A0がハイレベルのときバススイッチ104は電気的に接続し、制御信号OE_A0がロウレベルのときに電気的に切断される。同様に、バススイッチ105は、制御信号OE_A1がハイレベルのときに電気的に接続され、制御信号OE_A1がロウレベルのときに電気的に切断される。
また同様にバススイッチ106は、制御信号OE_B0がハイレベルのときに電気的に接続され、制御信号OE_B0がロウレベルのときに電気的に切断される。更にバススイッチ107は、制御信号OE_B1がハイレベルのときに電気的に接続され、制御信号OE_B1がロウレベルのときに電気的に切断される。またコマンドバスCMD,CMD_A,CMD_B,データバスDAT[3:0],DAT_A[3:0],DAT_B[3:0]はそれぞれプルアップ抵抗を介して電源電圧に接続されているため、これらが切断された場合は、それぞれハイレベルになる。
次に図2、図3及び図4のタイミングチャートを用いて、本実施の形態に係るホストコントローラ101、記憶メディア102、及びI/Oデバイス103のインターフェイスについて詳細に説明する。
図2は、DMAにより、ホストコントローラ101が、記憶メディア102からデータを読み出しているタイミングを説明するタイミング図である。
バススイッチ104〜107に関して、制御信号OE_A0とOE_A1がハイレベル、制御信号OE_B0とOE_B1がロウレベルとなっている。従って、バススイッチ104,105が電気的に接続された状態で、バススイッチ106,107が電気的に切断された状態である。よって、ホストコントローラ101は、バススイッチ104,105を介して記憶メディア102と接続した状態にあり、I/Oデバイス103とは切断された状態にある。
ホストコントローラ101が、図2の(2)のタイミングで、コマンドバスCMDにコマンド201を発行する。このコマンド201は、バススイッチ104を介してコマンドバスCMD_Aに、コマンドバスCMD上のコマンド信号と同じコマンド信号として送信され、記憶メディア102がこのコマンド201を受け取る。このコマンド201は、記憶メディア102からDMAでデータの読み出しを指示するコマンドである。
これに対して図2の(4)のタイミングでは、記憶メディア102から、前述のDMAリードコマンド201に対する応答コマンド(RSP(DMA))がホストコントローラ101へ送信される。記憶メディア102からコマンドバスCMD_Aにこの応答コマンドRSP(DMA)が発行されると、このコマンドはバススイッチ104を介してコマンドバスCMDへ送信され、ホストコントローラ101はこれを受信する。こうしてホストコントローラ101が応答コマンドを受信すると、図2の(7)〜(13)のタイミングでDMAによるデータの読み出しが行われる。ここではDMAリードコマンドで指定された数のデータ(D0〜Dn)203が、記憶メディア102からホストコントローラ101へDMAで送信される。このとき読み出されたデータ203は、記憶メディア102からデータバスDAT_A[3:0]へ送信され、バススイッチ105を介してデータバスDAT[3:0]へ送信される。こうしてホストコントローラ101は、その記憶メディア102から読み出したデータをDMAで受信する。そしてホストコントローラ101は、最後のデータ(Dn)を受信すると、図2の(13)のタイミングで、受信完了コマンド(CMD(STOP))204を発行する。これはDMAの受信を完了したコマンド(ストップコマンド)として記憶メディア102へ送信される。
これにより記憶メディア102は、そのストップコマンド204を受信し、図2の(15)のタイミングで、そのストップコマンド204に対するレスポンス(RSP(STOP))205をコマンドバスCMD_Aに発行する。これによりホストコントローラ101は、バススイッチ104、コマンドバスCMDを介してそのレスポンス205を受信し、リードDMAを完了する。
このDMAによる記憶メディア102からのデータの読み出し期間(図2の(1)〜(16)の期間)は、I/Oデバイス103は、ホストコントローラ101と通信できない。即ち、コマンドバスCMD_B、データバスDAT_B[3:0]は、ホストコントローラ101のコマンドバス、データバスとは電気的に切断された状態になっている。このとき、コマンドバスCMD_B、データバスDAT_B[3:0]は、プルアップ抵抗によりハイレベルに維持されている。
図3は、DMAにより、ホストコントローラ101がI/Oデバイス103からデータを読み出しているタイミングを説明するタイミング図である。
この場合は前述の図2の場合とは逆に、制御信号OE_A0とOE_A1がロウレベル、制御信号OE_B0とOE_B1がハイレベルである。このため、バススイッチ104,105は電気的に切断された状態で、バススイッチ106,107は電気的に接続された状態である。よって、ホストコントローラ101はI/Oデバイス103と接続した状態で、記憶メディア102とは切断された状態にある。
いまホストコントローラ101が、図3の(2)のタイミングで、コマンドバスCMDにコマンド(CMD(DMA))301を発行する。このコマンド301は、バススイッチ106を介してコマンドバスCMD_Bに送信され、I/Oデバイス103がこのコマンド301を受け取る。このコマンド301は、I/Oデバイス103からDMAでデータの読み出しを行うように指示するコマンドである。次に図3の(4)のタイミングで、I/Oデバイス103が、そのコマンド301に対するレスポンス302をコマンドバスCMD_Bに発行する。このレスポンス302は、バススイッチ106、コマンドバスCMDを介してホストコントローラ101に送られる。こうしてレスポンス302をホストコントローラ101が受信すると、図3の(7)〜(13)のタイミングで、I/Oデバイス103からホストコントローラ101にDMAでデータ303が送信される。ここでは、コマンド301で指定された数のデータ(D0〜Dn)303が、ホストコントローラ101へ送信される。このデータ303は、I/Oデバイス103からデータバスDAT_B[3:0]へ出力され、バススイッチ107、データバスDAT[3:0]を介してホストコントローラ101に入力される。
ホストコントローラ101は最後のデータ(Dn)を受信すると、図3の(13)のタイミングでストップコマンド(CMD(STOP))304をコマンドバスCMDに発行する。I/Oデバイス103は、コマンドバスCMD、バススイッチ107、コマンドバスCMD_Bを介してストップコマンド304を受信する。そして図3の(15)のタイミングで、そのストップコマンド304に対するレスポンス305をコマンドバスCMD_Bに発行する。これによりホストコントローラ101は、バススイッチ106、コマンドバスCMDを介してレスポンス305を受信し、リードDMAは完了する。
この期間(図3の(1)〜(16)の期間)は、記憶メディア102はホストコントローラ101とは通信できない。そして、そのコマンドバスCMD_A、データバスDAT_A[3:0]は、ホストコントローラ101のバスとは電気的に切断された状態になっている。よってコマンドバスCMD_A、データバスDAT_A[3:0]は、プルアップ抵抗でハイレベル状態に維持されている。
図4は、ホストコントローラ101が記憶メディア102からDMAでデータの読み出しを行っている間に、ホストコントローラ101がI/Oデバイス103に対してアクセスする状態を説明するタイミング図である。
図4の(1)のタイミングでは、制御信号OE_A0とOE_A1がハイレベル、制御信号OE_B0とOE_B1がロウレベルである。このため、バススイッチ104,105は電気的に接続された状態で、バススイッチ106,107は電気的に切断された状態である。よって、ホストコントローラ101は、記憶メディア102と接続した状態である。
ホストコントローラ101は、図4の(2)のタイミングで、記憶メディア102に対してリードDMAコマンド(CMD(DMA))401をコマンドバスCMDに発行する。このコマンド401は、バススイッチ104、コマンドバスCMD_Aを介して記憶メディア102に送られる。そして、図4の(4)のタイミングで、記憶メディア102は、そのレスポンス(RSP(DMA))402をコマンドバスCMD_Aに発行する。これによりホストコントローラ101は、記憶メディア102よりレスポンス402を受け取る。そして図4の(7)のタイミングから、ホストコントローラ101は、記憶メディア102からDMAによるデータの受信を開始する。
次に図4の(7)のDAM転送中のタイミングで、ホストコントローラ101からI/Oデバイス103に対してアクセスしたい事態が発生した場合を考える。この場合、図4の(7)のタイミングで、制御信号OE_A0をロウレベルに、制御信号OE_B0をハイレベルに切り替える。これによって未使用のコマンドバスCMDに接続されたバススイッチ104が切断され、代わりにバススイッチ106が接続された状態になる。こうしてコマンドバスCMDは、バススイッチ106を介してI/Oデバイス103のコマンドバスCMD_Bと接続された状態になり、記憶メディア102のコマンドバスCMD_Aとは切断された状態になる。
一方、ホストコントローラ101のデータバスDAT[3:0]はI/Oデバイス103のデータバスDAT_B[3:0]とは切断された状態で、記憶メディア102のデータバスDAT_A[3:0]とは接続されたままである。従って、図4の(7)から(11)の期間では、ホストコントローラ101は、記憶メディア102からのデータをDMAで受信しながら、コマンドバスCMDを使用してI/Oデバイス103にアクセスできる。
こうして図4のタイミング(8)で、I/Oデバイス103に対してコマンド(CMD(IO))403を発行し、図4のタイミング(10)で、それに対するレスポンス(RSP(IO))404を受信できる。そしてホストコントローラ101は、記憶メディア102から最後のデータ(Dn)を受信すると、図4の(13)のタイミングでストップコマンド(CMD(STOP))405をコマンドバスCMDに発行する。そして図4の(15)のタイミングで、記憶メディア102は、そのストップコマンド405に対するレスポンス406をコマンドバスCMD_Aに発行する。これによりホストコントローラ101は、バススイッチ104、コマンドバスCMDを介してレスポンス406を受信して、記憶メディア102からのリードDMAが完了する。
このようにして例えば、I/Oデバイス103が、ステッピングモータコントローラである場合、ある時間に、そのモータの速度制御を行うためにI/Oデバイス103にアクセスしたい場合がある。そのような場合でも、記憶メディア102からのDMAによるデータの読み出しを停止することなく、I/Oデバイス103にアクセスすることが可能になる。
次に図5を参照して、図4で説明したように、ホストコントローラ101が記憶メディア102からDMAリードを行っている途中で、I/Oデバイス103に対してアクセスを行う制御について説明する。
図5は、本実施の形態に係るホストコントローラ101による処理を説明するフローチャートである。この処理を実行するプログラムはメモリ111に記憶されており、この処理はCPU110の制御の下に実行される。
先ずステップS501で、CPU110が、ホストコントローラ101に対して、記憶メディア102からのDMAによるデータの読み出しの開始を指示する。次にステップS502では、CPU110が、記憶メディア102からのデータの読み出し(DMA転送中)中にI/Oデバイス103へのアクセス要求が発生したかどうかを判定する。I/Oデバイス103へのアクセス要求が無い場合はステップS505へ進み、そのDMA転送によるデータの読み出しが完了したか否かを判定する。ここでDMA転送が終了すればステップS506へ進んで処理を終了する。
一方ステップS502で、I/Oデバイス103へのアクセス要求がある場合はステップS503に進み、ホストコントローラ101は、リードDMAを開始してから次のコマンドを発行するまでの時間を計測している。次のコマンドはストップコマンドであり、図4の(13)のタイミングで発行する。このタイミングで、I/Oデバイス103へのアクセスを行うことはできない。従って、I/Oデバイス103へのアクセスに要する時間と、DMA中に次のコマンド(ストップコマンド)を発行するまでの時間を比較する。そしてその比較結果に基づいて、I/Oデバイス103へのアクセスに要する時間間隔(期間)が、現在実行中のDMAで次のコマンド(ストップコマンド)を発行するまでの時間間隔で間に合うかどうかを判定する。ここでI/Oデバイス103のコマンド発行が可能(間に合う)と判定するとステップS504に進んで、I/Oデバイス103へのアクセスを行う。一方、ステップS503で、不可能であると判定するとステップS505に進んで、DMA転送の終了を待つ。
ステップS504では、前述の図4を参照して説明したように、バススイッチ104を切断してバススイッチ106を接続する。そしてコマンドバスCMDと、バススイッチ106、コマンドバスCMD_Bを介して、ホストコントローラ101からI/Oデバイス103に対してコマンドを発行する。
ここで図4及び図5では、記憶メディア102からDMAによるデータの読み出し中にI/Oデバイス103に対してアクセスを行う例を示した。しかし、記憶メディア102にDMAでデータを書き込んでいる間でも同様にしてI/Oデバイス103にアクセスできる。
また逆に、I/Oデバイス103にDMAでアクセスしている間に、記憶メディア102にコマンドを発行する場合でも、同様にして実行できることは容易に理解されるであろう。
また図4及び図5の実施の形態では、I/Oデバイス103が1つである構成としたが、I/Oデバイス103は2つ以上であっても、同様なバススイッチで制御することができる。
[実施の形態2]
図6は、本発明の実施の形態2に係る共有バス制御装置の構成を説明する図である。この図6において、図1と共通する部分は同じ記号で示し、それらの説明を省略する。
図6は、図1のバススイッチ104〜107を、I/Oデバイス601の内部に実装した例で示している。
図6では、バススイッチ104,105で制御されるコマンドバス及びデータバスは、I/Oデバイス601を一旦通過して記憶メディア102と接続されている。またバススイッチ106,107で制御されるコマンドバス及びデータバスは、例えば、I/Oデバイス601に内蔵されるステッピングモータコントローラ602に接続されている。
図6のような構成によれば、バススイッチ104〜107をI/Oデバイス601の内部に設けたことにより、バススイッチを回路基板上に設ける必要がなく、コスト的に有利な場合がある。
本発明の実施の形態に係る記憶メディアとI/Oデバイスを共通バスとして使用した共有バス制御装置の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態において、DMAにより、ホストコントローラが記憶メディアからデータを読み出しているタイミングを説明するタイミング図である。 本発明の実施の形態において、DMAにより、ホストコントローラがI/Oデバイスからデータを読み出しているタイミングを説明するタイミング図である。 本発明の実施の形態において、ホストコントローラが記憶メディアからDMAでデータの読み出しを行っている間に、ホストコントローラがI/Oデバイスに対してアクセスする状態を説明するタイミング図である。 本実施の形態に係るホストコントローラによる処理を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る共有バス制御装置の構成を説明するブロック図である。

Claims (6)

  1. 共有バスを介して、複数のデバイスとホストコントローラとを接続する共有バス制御装置であって、
    前記ホストコントローラと前記複数のデバイスの各々の間の制御バスとデータバスのそれぞれに接続され、前記ホストコントローラからの制御信号に応じてバスを切断或は接続する複数のバススイッチを有し、
    前記ホストコントローラは、前記制御信号により、第1のデバイスが未使用の前記データバス或いは制御バスに接続されたバススイッチの接続を、第2のデバイスとの接続に切り換えることにより、前記ホストコントローラと前記第1及び第2のデバイスとの間でのアクセスを可能にし、前記第1のデバイスが前記データバス及び前記制御バスを使用している間に前記第2のデバイスへのアクセス要求が発生した場合、前記第1のデバイスが次に前記制御バスを使用するまでの時間間隔と、前記第2のデバイスが前記制御バスを使用する時間間隔とを比較した結果に応じて前記第2のデバイスに前記制御バスを割り当てるかどうかを判定することを特徴とする共有バス制御装置。
  2. 前記ホストコントローラは、前記第1のデバイスが前記データバスを使用している間に前記第2のデバイスが前記制御バスを使用するように前記バススイッチを切り換えることを特徴とする請求項1に記載の共有バス制御装置。
  3. 前記ホストコントローラは、前記第1のデバイスが前記データバスを使用してDMA転送中に、前記第2のデバイスが前記制御バスを使用するように前記バススイッチを切り換えることを特徴とする請求項1に記載の共有バス制御装置。
  4. ホストコントローラと複数のデバイスの各々の間の制御バスとデータバスのそれぞれに接続され、前記ホストコントローラからの制御信号に応じてバスを切断或は接続する複数のバススイッチを有し、共有バスを介して前記複数のデバイスと前記ホストコントローラとを接続する共有バス制御装置の制御方法であって、
    前記ホストコントローラからの制御信号により、第1のデバイスが未使用の前記データバス或いは制御バスに接続されたバススイッチの接続を、第2のデバイスとの接続に切り換えることにより、前記ホストコントローラと前記第1及び第2のデバイスとの間でのアクセスを可能にし、前記第1のデバイスが前記データバス及び前記制御バスを使用している間に前記第2のデバイスへのアクセス要求が発生した場合、前記第1のデバイスが次に前記制御バスを使用するまでの時間間隔と、前記第2のデバイスが前記制御バスを使用する時間間隔とを比較し、その比較結果に応じて前記第2のデバイスに前記制御バスを割り当てるかどうかを判定することを特徴とする共有バス制御装置の制御方法。
  5. 前記ホストコントローラは、前記第1のデバイスが前記データバスを使用している間に前記第2のデバイスが前記制御バスを使用するように前記バススイッチを切り換えることを特徴とする請求項に記載の共有バス制御装置の制御方法。
  6. 前記ホストコントローラは、前記第1のデバイスが前記データバスを使用してDMA転送中に、前記第2のデバイスが前記制御バスを使用するように前記バススイッチを切り換えることを特徴とする請求項に記載の共有バス制御装置の制御方法。
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