JP5166649B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、演出の幅を広げることができ、フリーズ中において遊技者を飽きさせないようにすることができ、遊技の興趣を向上させることができる遊技機を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、周囲に複数の図柄が付されたn個(n≧1)の回転リール45と、すべての回転リール45の回転を開始させるためのスタートスイッチ33と、各回転リール45に対応して設けられるとともに、回転リール45の回転を停止させるためのストップスイッチ34と、を備え、遊技媒体のベットにより遊技の開始を可能とし、スタートスイッチ33の操作により回転リール45の回転を開始させるとともに、複数の役のいずれかに当選かまたはハズレかの抽選を行い、該抽選の結果およびストップスイッチ34の操作に基づいて回転リール45の回転を停止させ、当選した役に係る図柄の組み合わせが揃ったか否かの判定を行い、該判定の結果に応じて所定の利益を遊技者に付与する又は付与しないことで1回の遊技が終了する遊技機であって、遊技を進行させることができないフリーズ状態を開始及び終了させる制御を行うフリーズ制御手段140と、フリーズ状態において、回転リール45を所定の態様で回転又は仮停止させる回転リール45演出を実行する回転リール演出制御手段190と、を備え、回転リール演出制御手段190は、回転リール45演出を実行中において、所定のスイッチの操作を契機に、回転リール45の態様を特定の態様に切り替え、フリーズ制御手段140は、すべての回転リール45の回転が仮停止しているフリーズ状態において、特定のスイッチの操作を契機に解除抽選が行われ、この解除抽選によって、更にフリーズ状態を継続するか、或いは、フリーズ状態を終了するかが決定されるように形成されていることを特徴とする。
また、「フリーズ状態」とは、遊技を進行させることができない状態をいい、「フリーズ制御手段」とは、フリーズ状態を制御するものである。
ここで、「遊技を進行させることができない状態」にするための制御としては、例えば、(1)通常の遊技の進行であれば本来有効になるはずのスイッチを有効にしない、(2)通常の遊技の進行であれば本来行われるはずの処理を保留する、又は処理を行わない、(3)通常の遊技の進行に係るスイッチが操作された場合に、そのスイッチから信号を送信させない、又はそのスイッチからの信号の送信を保留して所定時間遅延させる、(4)通常の遊技の進行に係るスイッチが操作された場合に、そのスイッチから信号を受け付けない(無視する)、などとすることができる。
本発明では、フリーズ制御手段140は、フリーズ状態を実行し、フリーズ状態において、回転リール演出制御手段190は、回転リール45を所定の態様で回転又は仮停止させる回転リール演出を実行するとともに、所定の契機により、回転リール演出を切り替える。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の特徴に加え、回転リール45の回転が仮停止している状態において、スタートスイッチ33の操作を契機に解除抽選が行われ、回転リール演出制御手段190は、回転リールの回転が仮停止している状態において、スタートスイッチの操作を契機に回転リールを回転させ、回転リールの回転中において、回転中の回転リール45に対応するストップスイッチ34が操作された場合に、該ストップスイッチ34に対応する回転リール45の回転を仮停止させることによって、回転リール45の態様を切り替えるように形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項1又は2記載の発明の特徴に加え、解除抽選の抽選確率は、フリーズ状態におけるスタートスイッチ33の操作の回数によって異なる場合があることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記請求項1、2又は3記載の発明の特徴に加え、前記操作において、予め定めた所定の最低回数は、フリーズ状態を継続させるようにしたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、上記請求項1、2、3又は4記載の発明の特徴に加え、前記操作において、予め定めた所定の最大回数が行われると、フリーズ状態を継続させずに終了させることを特徴とする。
(請求項6)
請求項6記載の発明は、上記請求項1、2、3、4又は5記載の発明の特徴に加え、回転リールの回転が仮停止している状態において、遊技者の利益が付与されることを示唆又は確定的に報知する図柄の組合せが揃うようにしたことを特徴とする。
(請求項1、2、3、4、5又は6)
請求項1、2、3、4、5又は6記載の発明によれば、フリーズ状態において、回転リールを所定の態様で回転又は仮停止させる回転リール演出が実行され、所定の契機により、回転リール演出が切り替わるため、回転リール演出の幅を広げることができ、フリーズ状態において遊技者を飽きさせないようにすることができ、遊技の興趣を向上させることができる遊技機を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態を、図1〜図4に基づいて説明する。
以下、「前面」とは、遊技機において遊技を行う際に遊技者が向き合う面をいい、「右側」とは、遊技機の前面に向き合って遊技を行う遊技者から見て右側をいい、「左側」とは、遊技機の前面に向き合って遊技を行う遊技者から見て左側をいう。
(遊技機)
図2に示すように、遊技機としてのスロットマシン10は、前面に開口部を有する箱型の筐体11を備え、筐体11の前面には、開口部を塞ぐ前扉12を備え、筐体11の内部には、3個の回転リール45を横並びに配置したリールユニット40や、スロットマシン10を制御するための制御装置20や、メダルを払い出すためのホッパーユニットや、スロットマシン10が備える各装置に電力を供給するための電源ユニットなどを備えている。
また、前扉12の上部には、上パネル13を備え、前扉12の下部には、下パネル14を備え、前扉12の前面における、上パネル13と下パネル14との間には、前方へ向けて突出する操作部16を備えている。
また、上パネル13のほぼ中央には、各回転リール45の周囲に付されている図柄を遊技者に見せるための図柄表示窓15が設けられている。この図柄表示窓15は、3個すべての回転リール45の回転が停止した際には、縦3列横3行に配置した合計9個の図柄を遊技者に見せるように形成されている。
また、上パネル13における、図柄表示窓15の上方に相当する位置には、表示装置55としての液晶ディスプレイが設けられている。
また、操作部16の上面右側には、メダルを投入するためのメダル投入口36が設けられ、操作部16の上面左側には、クレジットされているメダルをベットするためのベットスイッチ32が設けられ、操作部16の上面左端付近には、クレジットされているメダルを返却するための精算スイッチ35が設けられ、操作部16の前面左側には、各回転リール45の回転を開始させるためのスタートスイッチ33が設けられ、操作部16の前面中央には、各回転リール45の回転を停止させるためのものであって各回転リール45にそれぞれ対応している3個のストップスイッチ34が横並びに設けられている。
(リールユニット40)
リールユニット40は、横並びに設けた3個の回転リール45と、各回転リール45を回転させるためのものであって各回転リール45にそれぞれ対応しているステッピングモータと、これらを支持するためのフレームとを備えている。
また、各回転リール45の周囲には、複数種類の図柄が所定の配列で合計21個付されている。
また、ステッピングモータは、パルス信号によって駆動するものであって、入力されるパルス信号のパターンによって、加速・定速・減速のパターンが決まる。そして、ステッピングモータが駆動すると、対応する回転リール45が回転軸を中心に回転する。
また、各回転リール45には、インデックスセンサにより検知されるインデックスが設けられており、インデックスが検知されてからのステッピングモータのパルス数により回転リール45の回転位置を特定できるようになっている。
図1に示すように、制御装置20は、遊技の制御を行う遊技制御装置21と、遊技制御装置21からの信号を受信して演出の制御を行う演出制御装置22とを備えている。
また、遊技制御装置21は、メイン基板などとも呼ばれるものであって、CPU、RAM、ROM、およびI/Oなどを備えたマイクロコンピュータを用いて構成されている。CPUがROMに記憶された所定のプログラムを実行することにより、遊技制御装置21を構成するマイクロコンピュータが、遊技制御手段60、役抽選手段110、入賞判定手段120、停止制御手段130、フリーズ制御手段140、スイッチ有効化手段180、フリーズ状態切替手段150、及び回転制御手段170などとして機能する。遊技制御装置21の入力手段としては、ベットスイッチ32や、スタートスイッチ33や、ストップスイッチ34や、精算スイッチ35や、リールユニット40の各回転リール45のインデックスセンサなどが接続され、遊技制御装置21の出力手段としては、リールユニット40のステッピングモータや、ホッパーユニットなどが接続されている。
(遊技制御手段60)
遊技制御手段60は、通常遊技制御手段70と、特別遊技制御手段80とを備えている。通常遊技制御手段70は、通常遊技を制御するものであり、特別遊技制御手段80は、特別遊技を制御するものである。
通常遊技制御手段70は、通常遊技を制御するものである。
以下、スロットマシン10における通常遊技について説明する。
1回の遊技につき、最小で1枚、最大で3枚の遊技媒体としてのメダルのベットが可能である。メダルをベットすると、メダルのベット枚数に応じた本数の入賞ラインが有効になる。また、メダルのベットには、メダル投入口36からメダルを投入することによるベットと、ベットスイッチ32を操作することによるクレジットされているメダルのベットとがある。また、再遊技のときには、前回の遊技でベットした枚数と同数のメダルが自動的にベットされる。また、メダルのベットを条件に、スタートスイッチ33を操作すると、複数の役のいずれかに当選か又はハズレかの抽選(役抽選)が行われるとともに、3個すべての回転リール45の回転が開始する。その後、3個すべての回転リール45の回転が所定の定常速度になって定常回転するようになると、3個すべてのストップスイッチ34が有効になり、ストップスイッチ34の操作が有効になる。そして、3個のストップスイッチ34のうちの1個を操作すると、当該ストップスイッチ34に対応した回転リール45の回転が停止する。そして、3個すべてのストップスイッチ34の操作を終えると、3個すべての回転リール45の回転が停止する。このとき、いずれかの有効な入賞ライン上に、役抽選で当選した役に対応する図柄の組み合わせが揃うと、当該役に入賞となり、入賞した役に応じた枚数のメダルを獲得できる。また、獲得したメダルは、クレジットされ、クレジット数が上限値に達したときには、ホッパーユニットが駆動して、上限値を超えた分がメダル払出口37から払い出される。また、メダルの獲得に代えて、あるいはメダルの獲得とともに、遊技者に対して所定の利益が付与されることもある。
また、当選とは、役抽選で当たることを意味し、入賞とは、いずれかの有効な入賞ライン上に所定の図柄の組み合わせが揃うことを意味する。
例えば、役抽選でベル当選となると、ベルフラグが成立して、いずれかの有効な入賞ライン上に「ベル」の図柄の組み合わせが揃い得るようになり、「ベル」の図柄の組み合わせが揃うと、ベル役の入賞となり、所定枚数(例えば10枚)のメダルが獲得できる。
また、役抽選でハズレとなると、いずれの有効な入賞ライン上にも、いずれの役に対応した図柄の組み合わせも揃わなくなる。
また、役抽選の結果の如何にかかわらず、いずれの有効な入賞ライン上にも、いずれの役に対応した図柄の組み合わせも揃わないと、入賞なしとなる。
(特別遊技制御手段80)
特別遊技とは、遊技者にとって通常遊技よりも有利な遊技をいい、特別遊技制御手段80は、特別遊技を制御するものである。
特別遊技としては、ビッグボーナスゲーム(BBゲーム)と、レギュラーボーナスゲーム(RBゲーム)とがある。BBゲームとは、所定の役の当選確率が通常遊技よりも高い遊技を複数回実行可能な遊技であって、メダルの最大獲得枚数が所定枚数(例えば300枚)の遊技をいい、RBゲームとは、BBゲームと同じく、所定の役の当選確率が通常遊技よりも高い遊技を複数回実行可能な遊技であるものの、メダルの最大獲得枚数がBBゲームよりも少ない所定枚数(例えば100枚)の遊技をいう。
BBゲームへ移行すると、役抽選で所定の役に当選する確率が通常遊技中よりも高くなり、そして、いずれかの有効な入賞ライン上に、当選した役に対応する図柄の組み合わせが揃うと、その役に入賞となり、入賞した役に応じた所定枚数のメダルが払い出される。
そして、BBゲーム中のメダルの獲得枚数が所定枚数(例えば300枚)に達すると、BBゲームは終了して、通常遊技へ移行する。
RBゲームへ移行すると、BBゲームと同様の遊技が行われるが、BBゲームとはメダルの最大獲得枚数が異なり、RBゲーム中のメダルの獲得枚数が所定枚数(例えば100枚)に達すると、RBゲームは終了して、通常遊技へ移行する。
また、ボーナスフラグは、成立した遊技でボーナス入賞が引き当てられなかったとしても、クリアされることなく次回以降の遊技に持ち越され、この持ち越しは、ボーナス入賞が引き当てられるまで継続する。
(役抽選手段110)
役抽選手段110は、スタートスイッチ33の操作を契機に、複数の役のいずれかに当選か又はハズレかの抽選(役抽選)を行うものである。
また、乱数発生手段は、役抽選用の乱数を、所定の範囲内(例えば、10進数で0〜65535)で発生させるものである。
また、乱数抽出手段は、乱数発生手段が発生させた乱数を、所定の契機(例えば、スタートスイッチ33の操作)で抽出するものである。
なお、乱数発生手段は、カウンタ回路などによって構成されるため、乱数発生手段が発生させる数値は、厳密には乱数ではない。ただ、スタートスイッチ33が操作されるタイミングは、ランダムであると考えられるため、乱数抽出手段が抽出する数値は、実質的には乱数として取り扱うことができる。
また、判定手段は、乱数抽出手段が抽出した乱数と、役抽選テーブルとを照合して、複数の役のいずれかに当選か又はハズレかの判定を行うものである。
そして、役抽選手段110による役抽選で、いずれかの役に当選すると、当選した役に対応するフラグが成立する。そして、このフラグの成立中に、いずれかの有効な入賞ライン上に、役抽選で当選した役に対応する図柄の組み合わせが揃うと、その役に入賞となり、遊技者に対して、メダルの払い出しや、特別遊技等の利益が付与される。
入賞判定手段120は、すべての回転リール45の回転が停止した際における入賞ライン上の図柄の組み合わせに基づいて、複数の役のいずれかに入賞か又は入賞なしかの判定を行うものである。
具体的には、入賞判定手段120は、3個すべての回転リール45の回転が停止した際に、いずれかの有効な入賞ライン上に、役抽選で当選した役に対応する図柄の組み合わせが揃うと、その役に入賞と判定し、一方、いずれの有効な入賞ライン上にも、いずれの役に対応する図柄の組み合わせも揃わないと、入賞なしと判定する。
停止制御手段130は、役抽選手段110の抽選結果と、各ストップスイッチ34が操作された際における対応する回転リール45の回転位置とに基づいて、各回転リール45の回転を停止させるものである。
具体的には、停止制御手段130は、各ストップスイッチ34が操作された際における対応する回転リール45の回転位置を、対応するインデックスが検知されてから対応するストップスイッチ34が操作されるまでの間における対応するステッピングモータのステップ数で特定しつつ、ストップスイッチ34が操作された時点で、有効な入賞ライン上に直ちに停止できる図柄(すなわち、回転リール45の回転位置)を基準として、この図柄から回転方向に予め定められた個数(最大スベリコマ数、たとえば4コマ)移動した図柄までの範囲内で、対応する回転リール45を停止させるように形成されている。換言すれば、停止制御手段130は、ストップスイッチ34が操作された時点から対応する回転リール45が停止するまでに、この回転リール45が回転する回転量が、予め定められたコマ数(4コマ)の範囲内となるように制御する。
(フリーズ制御手段140)
フリーズ制御手段140は、フリーズ状態を制御するものである。本実施の形態では、フリーズ制御手段140は、スタートスイッチ33の操作を契機に、フリーズ状態を実行するように形成されている。
具体的には、フリーズ状態においては、ストップスイッチ34が操作された場合に、停止制御手段130に代えて後述するフリーズ状態切替手段150が作動される。すなわち、通常の遊技の進行においては、スタートスイッチ33の操作を契機に3個すべての回転リール45の回転が開始し、3個すべての回転リール45の回転が所定の定常速度に達したことを契機にストップスイッチ34が有効になり、有効になったストップスイッチ34が操作されると、停止制御手段130により対応する回転リール45の回転を停止させる停止制御が行われるが、フリーズ状態においては、後述するストップスイッチ有効化手段によりストップスイッチ34が有効になることがあるが、有効になったストップスイッチ34を操作しても、停止制御手段130による停止制御が行われず、遊技を進行させることができないこととなる。
具体的には、フリーズ制御手段140は、3個すべての回転リール45が回転している第1フリーズ状態と、1個の回転リール45が回転を仮停止しているとともに、2個の回転リール45が回転している第2フリーズ状態と、2個の回転リール45が回転を仮停止しているとともに、1個の回転リール45が回転している第3フリーズ状態と、3個すべての回転リール45が回転を仮停止している第4フリーズ状態とを実行可能に形成されている。
より具体的には、フリーズ制御手段140は、第2フリーズ状態として、左リール46が回転を仮停止しているとともに、中リール47及び右リール48が回転している第2フリーズ状態と、中リール47が回転を仮停止しているとともに、左リール46及び右リール48が回転している第2フリーズ状態と、右リール48が回転を仮停止しているとともに、左リール46及び中リール47が回転している第2フリーズ状態とを実行可能に形成されている。
ここで、仮停止とは、フリーズ状態において、回転リール45の回転が仮に停止している状態をいい、フリーズ状態以外の状態において、回転リール45の回転が停止している状態とは異なる状態をいう。すなわち、回転リール45の回転が仮停止した場合には、1回の遊技において、仮停止した回転リール45がその後再び回転可能であるが、回転リール45の回転が停止した場合には、1回の遊技において、停止した回転リール45がその後、再び回転することはない。
また、上述の如く、ボーナスフラグはボーナス入賞が引き当てられるまで持ち越されるが、本実施の形態では、フリーズ制御手段140は、ボーナスフラグを持ち越している遊技では、フリーズ状態を実行しないように形成されている。
また、本実施の形態では、フリーズ制御手段140は、後述するフリーズ状態切替手段150により第1フリーズ状態から仮停止された回転リール45に応じて対応する第2フリーズ状態に切り替えられたことを契機に、当該第2フリーズ状態を実行し、フリーズ状態切替手段150により第2フリーズ状態から仮停止された回転リール45に応じて対応する第3フリーズ状態に切り替えられたことを契機に、当該第3フリーズ状態を実行し、フリーズ状態切替手段150により第3フリーズ状態から第4フリーズ状態に切り替えられたことを契機に、第4フリーズ状態を実行し、フリーズ状態切替手段150により第4フリーズ状態から第1フリーズ状態に切り替えられたことを契機に、第1フリーズ状態を実行する。
また、例えば、フリーズ実行抽選によりフリーズ状態が実行された場合であって、第4フリーズ状態におけるスタートスイッチ33の操作回数が1回の場合には、解除抽選の抽選確率は、フリーズ状態を終了する確率と、フリーズ状態を継続する確率とが、それぞれ50%ずつとなるように設定されている。
スイッチ有効化手段180は、特定の条件下で、ベットスイッチ32、スタートスイッチ33又はストップスイッチ34を有効にするものである。本実施の形態では、スイッチ有効化手段180は、ストップスイッチ有効化手段と、ベットスイッチ有効化手段と、スタートスイッチ有効化手段とを備えている。
具体的には、ストップスイッチ有効化手段は、フリーズ制御手段140により第1フリーズ状態が実行されて、後述する回転制御手段170により各回転リール45の回転が所定の定常速度に達したことを契機に、3個すべてのストップスイッチ34を有効、すなわち操作を受け付ける状態にする。また、ストップスイッチ有効化手段は、フリーズ状態切替手段150により第4フリーズ状態から第1フリーズ状態に切り替えられて、フリーズ制御手段140により第1フリーズ状態が実行された場合にも、後述する回転制御手段170により各回転リール45の回転が所定の定常速度に達したことを契機に、3個すべてのストップスイッチ34を有効、すなわち操作を受け付ける状態にする。また、ストップスイッチ有効化手段は、フリーズ状態において、有効にしたストップスイッチ34が操作された場合には、当該ストップスイッチ34を無効、すなわち操作を受け付けない状態にする。
また、スタートスイッチ有効化手段は、第4フリーズ状態において、ベットスイッチ32の操作を契機に、スタートスイッチ33を有効、すなわち操作を受け付ける状態にする。また、スタートスイッチ有効化手段は、第4フリーズ状態において、有効にしたスタートスイッチ33が操作された場合には、当該スタートスイッチ33を無効、すなわち操作を受け付けない状態にする。
フリーズ状態切替手段150は、所定の契機により、一のフリーズ状態を他のフリーズ状態に切り替えるものである。本実施の形態では、フリーズ状態切替手段150は、フリーズ状態において、ストップスイッチ34の操作を契機に、対応する回転リール45の回転を仮停止させることによって、一のフリーズ状態を他のフリーズ状態に切り替えるように形成されている。
具体的には、フリーズ状態切替手段150は、第1フリーズ状態において、ストップスイッチ有効化手段により有効にされた、いずれかのストップスイッチ34の操作を契機に、対応する回転リール45の回転を仮停止させることによって、仮停止された回転リール45に応じて対応する第2フリーズ状態を選択して、フリーズ状態を、第1フリーズ状態から選択した第2フリーズ状態に切り替える。例えば、フリーズ状態切替手段150は、左リール46の回転を仮停止させた場合には、左リール46が回転を仮停止しているとともに、中リール47及び右リール48が回転している第2フリーズ状態を選択して、フリーズ状態を、第1フリーズ状態から選択した第2フリーズ状態に切り替える。
また、本実施の形態では、フリーズ状態切替手段150は、第4フリーズ状態において、フリーズ制御手段140による解除抽選により、フリーズ状態を継続することが決定されたことを契機に、後述する回転制御手段170を作動させ、仮停止している3個すべての回転リール45の回転を開始させることによって、フリーズ状態を、第4フリーズ状態から第1フリーズ状態に切り替える。
より具体的には、フリーズ状態切替手段150は、フリーズ制御手段140のカウント手段によりカウントされる第4フリーズ状態におけるスタートスイッチ33の操作回数が0回の場合には、ボーナス当選の可能性が高いことを示唆する、いわゆる「チャンス目」と呼ばれる図柄の組み合わせが、いずれかの入賞ライン上に揃うように仮停止させる。
また、フリーズ状態切替手段150は、フリーズ制御手段140のカウント手段によりカウントされる第4フリーズ状態におけるスタートスイッチ33の操作回数が2回の場合には、いずれかの入賞ライン上に、「7」の図柄の組み合わせが揃うように仮停止させる。
そして、本実施の形態では、フリーズ状態切替手段150は、各ストップスイッチ34が操作された際における対応する回転リール45の回転位置を、対応するインデックスが検知されてから対応するストップスイッチ34が操作されるまでの間における対応するステッピングモータのステップ数で特定しつつ、「チャンス目」、「リーチ目」又は「7」の図柄の組み合わせがいずれかの入賞ライン上に揃うように仮停止させる。
すなわち、本実施の形態では、フリーズ状態切替手段150は、停止制御手段130による停止制御とは異なり、最大スベリコマ数(4コマ)を超えるコマ数の図柄を移動させて、回転リール45の回転を仮停止させることができる。
(回転制御手段170)
回転制御手段170は、スタートスイッチ33の操作を契機に、3個すべての回転リール45の回転を開始させるとともに、3個すべての回転リール45の回転駆動を制御するものである。具体的には、回転制御手段170は、スタートスイッチ33の操作を契機に、3個すべての回転リール45の回転を開始させて、その回転速度が所定の定常速度に達するまで加速処理を行う。そして、回転制御手段170は、回転リール45の回転速度が所定の定常速度に達したときには、回転リール45を所定の定常速度で定速回転させる定速処理を行う。
また、本実施の形態では、回転制御手段170は、フリーズ制御手段140による解除抽選により、フリーズ状態を継続することが決定されたときには、フリーズ状態切替手段150からの制御指令に基づき、仮停止している3個すべての回転リール45の回転を開始させて、加速処理及び定速処理を行う。
また、本実施の形態では、回転制御手段170は、フリーズ制御手段140によりフリーズ状態が終了したときには、仮停止している3個すべての回転リール45の回転を開始させて、加速処理及び定速処理を行う。
演出制御手段160は、演出を制御するものである。本実施の形態では、演出制御手段160は、液晶ディスプレイに表示する画像を制御する画像制御手段と、演出用ランプの点灯・点滅・消灯を制御するランプ制御手段と、スピーカから発する音を制御する音響制御手段とを備えている。
また、本実施の形態では、演出制御手段160は、フリーズ状態において、様々な演出を行う。具体的には、フリーズ状態において、画像制御手段は、液晶ディスプレイに様々な画像を表示し、ランプ制御手段は、演出用ランプを点灯又は点滅させ、音響制御手段は、スピーカから様々な音を発生させる。
また、演出制御手段160は、フリーズ制御手段140によりフリーズ状態が開始されたときには、フリーズ状態が開始された旨を遊技者に報知し、フリーズ制御手段140によりフリーズ状態が終了したときには、フリーズ状態が終了した旨を遊技者に報知する。
(スロットマシン10の動作)
以下、図4に示すフローチャートに基づいて、本実施の形態に係るスロットマシン10の動作の概略を説明する。
ステップ101において、役抽選手段110により、役抽選が行われる。そして、次のステップ102に進む。
ステップ102において、役抽選手段110の抽選結果がボーナス当選(BB当選又はRB当選)であるか否かが判断される。ここで、ボーナス当選でないと判断されると、ステップ103に進む。一方、ボーナス当選であると判断であると、ステップ106に進む。
ステップ104において、フリーズ制御手段140により、フリーズ状態を実行するか否かを抽選で決定するフリーズ実行抽選が行われる。そして、次のステップ105に進む。
ステップ105において、フリーズ制御手段140により、フリーズ状態を実行することが決定されたか否かが判断される。ここで、フリーズ状態を実行することが決定されたと判断されると、ステップ106に進む。一方、フリーズ状態を実行しないことが決定されたと判断されると、ステップ125に進む。
ステップ107において、フリーズ制御手段140により、第1フリーズ状態が実行される。そして、次のステップ108に進む。
ステップ108において、ストップスイッチ有効化手段により、3個すべてのストップスイッチ34が有効にされる。そして、次のステップ109に進む。
ステップ109において、フリーズ状態切替手段150により、いずれかのストップスイッチ34が操作されたか否かが判断される。ここで、操作されたと判断されると、ステップ110に進む。一方、操作されていないと判断されると、再度ステップ109となる。
ステップ111において、フリーズ制御手段140により、第2フリーズ状態が実行される。そして、次のステップ112に進む。
ステップ112において、フリーズ状態切替手段150により、仮停止している回転リール45を除く回転中の回転リール45に対応するストップスイッチ34のうちのいずれかのストップスイッチ34が操作されたか否かが判断される。ここで、操作されたと判断されると、ステップ113に進む。一方、操作されていないと判断されると、再度ステップ112となる。
ステップ114において、フリーズ制御手段140により、第3フリーズ状態が実行される。そして、次のステップ115に進む。
ステップ115において、フリーズ状態切替手段150により、仮停止している回転リール45を除く回転中の回転リール45に対応するストップスイッチ34が操作されたか否かが判断される。ここで、操作されたと判断されると、ステップ116に進む。一方、操作されていないと判断されると、再度ステップ115となる。
ステップ117において、フリーズ制御手段140により、第4フリーズ状態が実行される。そして、次のステップ118に進む。
ステップ118において、ベットスイッチ有効化手段により、ベットスイッチ32が有効にされる。そして、次のステップ119に進む。
ステップ120において、スタートスイッチ有効化手段により、スタートスイッチ33が有効にされる。そして、次のステップ121に進む。
ステップ121において、フリーズ制御手段140により、スタートスイッチ33が操作されたか否かが判断される。ここで、操作されたと判断されると、ステップ122に進む。一方、操作されていないと判断されると、再度ステップ121となる。
ステップ123において、フリーズ制御手段140により、フリーズ状態を終了することが決定されたか否かが判断される。ここで、フリーズ状態を終了することが決定されたと判断されると、ステップ124に進む。一方、フリーズ状態を終了しない、すなわちフリーズ状態を継続することが決定されたと判断されると、ステップ106に戻る。
ステップ124において、フリーズ制御手段140により、フリーズ状態が終了される。そして、次のステップ125に進む。
ステップ126において、遊技制御手段60により、ストップスイッチ34が操作されたか否かが判断される。ここで、ストップスイッチ34が操作されたと判断されると、ステップ127に進む。一方、ストップスイッチ34が操作されていないと判断されると、再度ステップ126となる。
ステップ127において、停止制御手段130により、操作されたストップスイッチ34に対応する回転リール45の停止制御が行われる。そして、次のステップ128に進む。
ステップ129において、入賞判定手段120により、いずれかの役に入賞したか否かが判断される。ここで、いずれかの役に入賞したと判断されると、ステップ130に進む。一方、いずれの役にも入賞していないと判断されると、つまり、入賞なしと判断されると、1回の遊技に係る処理が終了する。
(作用・効果)
以上説明したように、本実施の形態では、通常遊技において、役抽選手段110によりボーナス当選(BB当選又はRB当選)になると、スタートスイッチ33の操作を契機に、フリーズ制御手段140により、3個すべての回転リール45が回転している第1フリーズ状態が実行され、第1フリーズ状態が実行されると、ストップスイッチ有効化手段により、3個すべてのストップスイッチ34が有効にされる。そして、有効になったいずれかのストップスイッチ34を操作すると、フリーズ状態切替手段150により、対応する回転リール45の回転が仮停止されることによって、仮停止された回転リール45に応じて対応する1個の回転リール45が回転を仮停止しているとともに、2個の回転リール45が回転している第2フリーズ状態が選択されて、第1フリーズ状態から選択された第2フリーズ状態に切り替えられ、フリーズ制御手段140により、当該第2フリーズ状態が実行される。そして、仮停止している回転リール45を除く回転中の回転リール45に対応するストップスイッチ34のうちのいずれかのストップスイッチ34を操作すると、フリーズ状態切替手段150により、対応する回転リール45の回転が仮停止されることによって、仮停止された回転リール45に応じて対応する2個の回転リール45が回転を仮停止しているとともに、1個の回転リール45が回転している第3フリーズ状態が選択されて、第2フリーズ状態から選択された第3フリーズ状態に切り替えられ、フリーズ制御手段140により、当該第3フリーズ状態が実行される。さらに、仮停止している回転リール45を除く回転中の回転リール45に対応するストップスイッチ34を操作すると、フリーズ状態切替手段150により、対応する回転リール45の回転が仮停止されて、第3フリーズ状態から、3個すべての回転リール45が回転を仮停止している第4フリーズ状態に切り替えられ、フリーズ制御手段140により、第4フリーズ状態が実行される。
上記第1の実施の形態では、フリーズ制御手段140は、解除抽選により、フリーズ状態を終了することが決定された場合に、フリーズ状態を終了するものであったが、これに限定されるものではない。例えば、フリーズ制御手段140は、フリーズ状態を開始する際に、フリーズ状態の切り替えによって進行する擬似的な遊技を行う回数を抽選で決定し、決定された回数の擬似的な遊技を行ったことを条件として、例えばスタートスイッチ33の操作を契機に、フリーズ状態を終了するようにしてもよい。
また、上記第1の実施の形態では、フリーズ制御手段140は、第4フリーズ状態におけるスタートスイッチ33の操作を契機に、解除抽選が行われ、フリーズ状態を終了することが決定された場合に、フリーズ状態を終了するものであったが、これに限定されるものではない。例えば、フリーズ状態において、スイッチ有効化手段180により有効にされたスイッチの操作を契機に、解除抽選を行い、フリーズ状態を終了することが決定された場合に、フリーズ状態を終了するようにしてもよい。
より具体的には、例えば第2フリーズ状態において、仮停止している回転リール45を除く回転中の回転リール45に対応するストップスイッチ34のうちのいずれかのストップスイッチ34であって、ストップスイッチ有効化手段により有効にされたストップスイッチ34が操作されたとする。この場合に、フリーズ状態切替手段150により、対応する回転リール45の回転が仮停止されたことを契機に、フリーズ制御手段140は、解除抽選を行い、フリーズ状態を終了することが決定された場合には、フリーズ状態を終了するようにし、フリーズ状態を継続することが決定された場合には、フリーズ状態切替手段150により、第2フリーズ状態から第3フリーズ状態に切り替えられ、フリーズ制御手段140は、切り替えられた第3フリーズ状態を実行するようにしてもよい。
また、例えば第3フリーズ状態において、仮停止している回転リール45を除く回転中の回転リール45に対応するストップスイッチ34であって、ストップスイッチ有効化手段により有効にされたストップスイッチ34が操作されたとする。この場合に、フリーズ状態切替手段150により、対応する回転リール45の回転が仮停止されたことを契機に、フリーズ制御手段140は、解除抽選を行い、フリーズ状態を終了することが決定された場合には、フリーズ状態を終了するようにし、フリーズ状態を継続することが決定された場合には、フリーズ状態切替手段150により、第3フリーズ状態から第4フリーズ状態に切り替えられ、フリーズ制御手段140は、切り替えられた第4フリーズ状態を実行するようにしてもよい。
また、例えば第4フリーズ状態において、ベットスイッチ有効化手段により有効にされたベットスイッチ32が操作されたとする。この場合に、フリーズ制御手段140は、ベットスイッチ32の操作を契機に、解除抽選を行い、フリーズ状態を終了することが決定された場合には、フリーズ状態を終了するようにし、フリーズ状態を継続することが決定された場合には、スタートスイッチ有効化手段により有効にされたスタートスイッチ33の操作を契機に、フリーズ状態切替手段150により、回転制御手段170が作動され、仮停止している3個すべての回転リール45の回転が開始されて、第4フリーズ状態から第1フリーズ状態に切り替えられ、フリーズ制御手段140は、切り替えられた第4フリーズ状態を実行するようにしてもよい。
このような構成としても、上記第1の実施の形態と同様の作用・効果を奏する。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態を、図5及び図6に基づいて説明する。
図5は、本発明の第2の実施の形態であって、遊技機のブロック図である。また、図6は、本発明の第2の実施の形態であって、遊技機の動作の概略を示すフローチャートである。
(フリーズ制御手段140)
本実施の形態では、フリーズ制御手段140は、上記第1の実施の形態と異なり、一のフリーズ状態のみを実行可能に形成されている。
具体的には、フリーズ状態においては、ストップスイッチ34が操作された場合に、停止制御手段130に代えて回転リール演出制御手段190が作動される。すなわち、通常の遊技の進行においては、スタートスイッチ33の操作を契機に3個すべての回転リール45の回転が開始し、3個すべての回転リール45の回転が所定の定常速度に達したことを契機にストップスイッチ34が有効になり、有効になったストップスイッチ34が操作されると、停止制御手段130により対応する回転リール45の回転を停止させる停止制御が行われるが、フリーズ状態においては、ストップスイッチ有効化手段によりストップスイッチ34が有効になることがあるが、有効になったストップスイッチ34を操作しても、停止制御手段130による停止制御が行われず、遊技を進行させることができないこととなる。
また、本実施の形態では、フリーズ制御手段140は、フリーズ状態において、所定の条件下におけるスタートスイッチ33の操作を契機に、フリーズ状態を終了する。具体的には、フリーズ制御手段140は、フリーズ状態において、ベットスイッチ有効化手段によりベットスイッチ32が有効になり、有効になったベットスイッチ32の操作を契機に、スタートスイッチ有効化手段によりスタートスイッチ33が有効になり、有効になったスタートスイッチ33の操作を契機に、フリーズ状態を終了するか否かを抽選で決定する解除抽選を行う。そして、フリーズ制御手段140は、解除抽選でフリーズ状態を終了することが決定された場合に、フリーズ状態を終了するとともに、フリーズ状態フラグをクリアする。なお、解除抽選の抽選確率については、上記第1の実施の形態と同様に設定されている。
また、例えば、ボーナス当選によりフリーズ状態が実行された場合であって、フリーズ状態におけるスタートスイッチ33の操作回数が1回の場合には、解除抽選の抽選確率は、フリーズ状態を継続する確率が100%となるように設定されている。
また、例えば、フリーズ実行抽選によりフリーズ状態が実行された場合であって、フリーズ状態におけるスタートスイッチ33の操作回数が1回の場合には、解除抽選の抽選確率は、フリーズ状態を終了する確率と、フリーズ状態を継続する確率とが、それぞれ50%ずつとなるように設定されている。
本実施の形態では、ストップスイッチ有効化手段は、フリーズ制御手段140によりフリーズ状態が実行されて、回転制御手段170により各回転リール45の回転が所定の定常速度に達したことを契機に、3個すべてのストップスイッチ34を有効、すなわち操作を受け付ける状態にする。また、ストップスイッチ有効化手段は、フリーズ状態において、スタートスイッチ有効化手段により有効にされたスタートスイッチ33が操作された場合にも、回転制御手段170により各回転リール45の回転が所定の定常速度に達したことを契機に、3個すべてのストップスイッチ34を有効、すなわち操作を受け付ける状態にする。また、ストップスイッチ有効化手段は、フリーズ状態において、有効にしたストップスイッチ34が操作された場合には、当該ストップスイッチ34を無効、すなわち操作を受け付けない状態にする。
また、本実施の形態では、スタートスイッチ有効化手段は、フリーズ状態において、ベットスイッチ32の操作を契機に、スタートスイッチ33を有効、すなわち操作を受け付ける状態にする。また、スタートスイッチ有効化手段は、フリーズ状態において、有効にしたスタートスイッチ33が操作された場合には、当該スタートスイッチ33を無効、すなわち操作を受け付けない状態にする。
回転リール演出制御手段190は、フリーズ状態において、回転リール45を所定の態様で回転又は仮停止させる回転リール演出を実行するものである。本実施の形態では、回転リール演出制御手段190は、回転リール演出を実行中において、所定のスイッチの操作を契機に、回転リール45の態様を、現在行っている態様とは異なる態様に変化させるように形成されている。
具体的には、回転リール演出制御手段190は、フリーズ制御手段140によりフリーズ状態が実行されたことを契機に、回転制御手段170を作動させ、停止している3個すべての回転リール45の回転を開始させることによって、回転リール演出を実行する。
また、回転リール演出制御手段190は、回転リール演出を実行中において、フリーズ制御手段140による解除抽選により、フリーズ状態を継続することが決定されたことを契機に、回転制御手段170を作動させて、仮停止している3個すべての回転リール45の回転を開始させることによって、回転リール45の態様を変化させる。
また、本実施の形態では、回転リール演出制御手段190は、上記第1の実施の形態と同様に、各回転リール45の回転を仮停止させる際に、いずれかの入賞ライン上に、所定の図柄の組み合わせが揃うように仮停止させる。
また、回転リール演出制御手段190は、フリーズ制御手段140のカウント手段によりカウントされるフリーズ状態におけるスタートスイッチ33の操作回数が1回の場合には、ボーナス当選となった場合にのみ揃い得る、いわゆる「リーチ目」と呼ばれる図柄の組み合わせが入賞ライン上に揃うように仮停止させる。
そして、本実施の形態では、回転リール演出制御手段190は、各ストップスイッチ34が操作された際における対応する回転リール45の回転位置を、対応するインデックスが検知されてから対応するストップスイッチ34が操作されるまでの間における対応するステッピングモータのステップ数で特定しつつ、「チャンス目」、「リーチ目」又は「7」の図柄の組み合わせがいずれかの入賞ライン上に揃うように仮停止させる。
すなわち、本実施の形態では、回転リール演出制御手段190は、停止制御手段130による停止制御とは異なり、最大スベリコマ数(4コマ)を超えるコマ数の図柄を移動させて、回転リール45の回転を仮停止させることができる。
(回転制御手段170)
本実施の形態では、回転制御手段170は、フリーズ制御手段140によりフリーズ状態が実行されたときに、回転リール演出制御手段190からの制御指令に基づき、停止している3個すべての回転リール45の回転を開始させて、加速処理及び定速処理を行う。
また、本実施の形態では、回転制御手段170は、フリーズ制御手段140による解除抽選により、フリーズ状態を継続することが決定されたときには、回転リール演出制御手段190からの制御指令に基づき、仮停止している3個すべての回転リール45の回転を開始させて、加速処理及び定速処理を行う。
(スロットマシン10の動作)
以下、図6に示すフローチャートに基づいて、本実施の形態に係るスロットマシン10の動作の概略を説明する。なお、本実施の形態に係るスロットマシン10の動作は、上記第1の実施の形態に係るスロットマシン10の動作と、ステップ206〜ステップ221の処理が相違するため、相違点を中心に説明する。
ステップ206において、フリーズ制御手段140により、フリーズ状態が実行されるとともに、フリーズ状態フラグが設定される。そして、次のステップ207に進む。
ステップ207において、回転制御手段170により、停止又は仮停止している3個すべての回転リール45の回転が開始される。そして、次のステップ208に進む。
ステップ208において、ストップスイッチ有効化手段により、3個すべてのストップスイッチ34が有効にされる。そして、次のステップ209に進む。
ステップ210において、回転リール演出制御手段190により、操作されたストップスイッチ34に対応する回転リール45の回転が仮停止される。そして、次のステップ211に進む。
ステップ211において、回転リール演出制御手段190により、仮停止している回転リール45を除く回転中の回転リール45に対応するストップスイッチ34のうちのいずれかのストップスイッチ34が操作されたか否かが判断される。ここで、操作されたと判断されると、ステップ212に進む。一方、操作されていないと判断されると、再度ステップ211となる。
ステップ213において、回転リール演出制御手段190により、仮停止している回転リール45を除く回転中の回転リール45に対応するストップスイッチ34が操作されたか否かが判断される。ここで、操作されたと判断されると、ステップ214に進む。一方、操作されていないと判断されると、再度ステップ213となる。
ステップ214において、回転リール演出制御手段190により、操作されたストップスイッチ34に対応する回転リール45の回転が仮停止される。そして、次のステップ215に進む。
ステップ216において、フリーズ制御手段140により、ベットスイッチ32が操作されたか否かが判断される。ここで、操作されたと判断されると、ステップ217に進む。一方、操作されていないと判断されると、再度ステップ216となる。
ステップ217において、スタートスイッチ有効化手段により、スタートスイッチ33が有効にされる。そして、次のステップ218に進む。
ステップ218において、フリーズ制御手段140により、スタートスイッチ33が操作されたか否かが判断される。ここで、操作されたと判断されると、ステップ219に進む。一方、操作されていないと判断されると、再度ステップ218となる。
ステップ220において、フリーズ制御手段140により、フリーズ状態を終了することが決定されたか否かが判断される。ここで、フリーズ状態を終了することが決定されたと判断されると、ステップ221に進む。一方、フリーズ状態を継続することが決定されたと判断されると、ステップ207に戻る。
ステップ221において、フリーズ制御手段140により、フリーズ状態が終了されるとともに、フリーズ状態フラグがクリアされる。そして、次のステップ222に進む。
(作用・効果)
以上説明したように、本実施の形態では、通常遊技において、役抽選手段110によりボーナス当選(BB当選又はRB当選)になると、スタートスイッチ33の操作を契機に、フリーズ制御手段140により、フリーズ状態が実行されるとともに、回転リール演出制御手段190により、回転制御手段170が作動され、停止している3個すべての回転リール45の回転が開始されて、回転リール演出が実行される。また、フリーズ状態が実行されると、ストップスイッチ有効化手段により、3個すべてのストップスイッチ34が有効にされる。そして、有効になったいずれかのストップスイッチ34を操作すると、回転リール演出制御手段190により、対応する回転リール45の回転が仮停止されて、回転リール45の態様が変化する。そして、仮停止している回転リール45を除く回転中の回転リール45に対応するストップスイッチ34のうちのいずれかのストップスイッチ34を操作すると、回転リール演出制御手段190により、対応する回転リール45の回転が仮停止されて、回転リール45の態様が変化する。さらに、仮停止している回転リール45を除く回転中の回転リール45に対応するストップスイッチ34を操作すると、回転リール演出制御手段190により、対応する回転リール45の回転が仮停止されて、回転リール45の態様が変化する。
上記第2の実施の形態では、フリーズ制御手段140は、解除抽選により、フリーズ状態を終了することが決定された場合に、フリーズ状態を終了するものであったが、これに限定されるものではない。例えば、フリーズ制御手段140は、フリーズ状態を実行する際に、回転リール演出における回転リール45の態様を変化させることによって進行する擬似的な遊技を行う回数を抽選で決定し、決定された回数の擬似的な遊技を行ったことを条件として、例えばスタートスイッチ33の操作を契機に、フリーズ状態を終了するようにしてもよい。
具体的には、フリーズ状態において、ストップスイッチ有効化手段により有効にされたストップスイッチ34が操作された場合に、回転リール演出制御手段190により、対応する回転リール45の回転が仮停止されたことを契機に、フリーズ制御手段140は、解除抽選を行い、フリーズ状態を終了することが決定された場合に、フリーズ状態を終了するようにしてもよい。
また、フリーズ状態において、例えば、ベットスイッチ有効化手段により有効にされたベットスイッチ32が操作されたとする。この場合に、フリーズ制御手段140は、解除抽選を行い、フリーズ状態を終了することが決定された場合には、フリーズ状態を終了するようにしてもよい。
この場合では、ベットスイッチ32の操作を契機にフリーズ状態が終了すると、回転制御手段170により、仮停止している3個の回転リール45の回転が開始され、加速処理及び定速処理が行われて、遊技が進行できるようになる。
(他の実施の形態)
上述した実施の形態では、ボーナスフラグを持ち越している遊技では、フリーズ制御手段140は、フリーズ状態を実行しないものであったが、ボーナスフラグを持ち越している遊技でも、所定の確率(例えば1/3)でフリーズ状態を実行するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、フリーズ制御手段140は、フリーズ実行抽選の結果が当選となった場合、及び役抽選手段110の抽選結果がボーナス当選となった場合に、フリーズ状態を実行するものであったが、これに限定されるものではない。例えば、フリーズ制御手段140は、ボーナス当選となった場合に、所定の確率(例えば1/2)でフリーズ状態を実行するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態において、3個すべての回転リール45の回転が仮停止された場合に、ベットしたメダルが一旦消化されたかのような表示、すなわち1回の遊技が終了したかのような表示を行ってもよい。この場合には、ベットスイッチ有効化手段により有効にされたベットスイッチ32の操作により、新たにメダルがベットされたかのような表示を行ってもよい。なお、この場合には、実際には、クレジットされたメダルが減ることはなく、また、クレジットされたメダルのクレジット数が「0」であっても、ベットスイッチ有効化手段によりベットスイッチ32が有効になるものである。このようにすると、フリーズ状態において、より遊技が進行しているかのように遊技者に見せることができる。
また、例えば、上記第2の実施の形態では、スタートスイッチ有効化手段を、フリーズ状態において、回転リール演出制御手段190により3個すべての回転リール45の回転が仮停止されたことを契機に、スタートスイッチ33を有効するようにすることができる。また、図6のステップ215及びステップ216の処理を行わないようにして、ステップ214からステップ217に進むようにすることができる。
また、上述した実施の形態において、擬似的な遊技は、最大で3回行われるものであったが、これに限定されるものではなく、3回以外の回数を行うようにしてもよい。
また、上述した実施の形態において、フリーズ状態では、スイッチ有効化手段180により有効にされた各スイッチ(ベットスイッチ32、スタートスイッチ33、及びストップスイッチ34)の操作を契機に、演出が順次展開してく発展演出を行うものであったが、これに限定されるものではない。例えば、演出制御手段160は、1回目から3回目の擬似的な遊技に亘って、ステップアップ演出等の関連性のある演出が各回の擬似的な遊技ごとに順次展開していくような演出を行うようにしてもよい。
また、例えば、演出制御手段160は、フリーズ状態では、演出を行わないようにしてもよい。すなわち、擬似的な遊技における出目のみによって、演出を行うようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、回転リール45の回転を仮停止させる際には、いずれかの入賞ライン上に、所定の図柄の組み合わせが揃うように仮停止させるものであったが、これに限定されるものではない。例えば、停止制御手段130による停止制御と同様に、最大スベリコマ数(4コマ)の範囲内で図柄を移動させて、仮停止させるようにしてもよいし、また、例えば、ストップスイッチ34が操作されたタイミングで、仮停止させるようにしてもよいし、また、例えば、入賞ライン上からずれた位置(例えば入賞ライン上から半コマずれた位置)に仮停止させるようにしてもよい。
また、例えば、フリーズ制御手段140によりボーナス当選になって実行されるフリーズ状態の方が、フリーズ制御手段140によるフリーズ実行抽選により実行されるフリーズ状態、すなわちボーナス当選以外で実行されるフリーズ状態よりも、擬似的な遊技において、「チャンス目」及び「リーチ目」の出目が出現する確率が高くなるように形成する。さらに、「チャンス目」よりも「リーチ目」の出目の方が、フリーズ制御手段140によりボーナス当選になって実行されるフリーズ状態における擬似的な遊技において出現する確率が高くなるように形成する。このようにすると、複数回の擬似的な遊技におけるいずれかで、「チャンス目」の出目が出現することで、ボーナス当選の可能性が高いことを遊技者に報知することができ、また、複数回の擬似的な遊技におけるいずれかで、「リーチ目」の出目が出現することで、「チャンス目」の出目が出現した場合よりもさらにボーナス当選の可能性が高いことを遊技者に報知することができる。すなわち、演出の幅を広げることができ、ボーナス役に当選したかもしれないという期待感や高揚感を遊技者に持たせることができ、遊技の興趣を向上させることができる。
また、上述した実施の形態において、フリーズ制御手段140は、解除抽選でフリーズ状態を終了することが決定された場合に、フリーズ状態を終了するものであったが、これに限定されるものではない。例えば、フリーズ制御手段140は、予め定められた所定時間が経過した場合にフリーズ状態を終了するようにしてもよい。この場合では、「所定回数目(例えば3回目)の擬似的な遊技で、「リーチ目」の出目や、所定の演出を出現させる」などと予め決定しておき、所定時間内に、所定回数目の擬似的な遊技を行うことができるか、その所定回数目の擬似的な遊技で「リーチ目」の出目等がみられるかどうかによって、ボーナス当選の可能性を遊技者に報知することができる。具体的には、フリーズ制御手段140によりボーナス当選になって実行されるフリーズ状態の方が、フリーズ制御手段140によるフリーズ実行抽選により実行されるフリーズ状態、すなわちボーナス当選以外で実行されるフリーズ状態よりも、少ない回数が選択されるようにするとともに、「リーチ目」の出目が出現する確率が高くなるように形成する。このようにすると、フリーズ制御手段140によりボーナス当選になって実行されるフリーズ状態における擬似的な遊技の方が、フリーズ制御手段140によるフリーズ実行抽選により実行されるフリーズ状態、すなわちボーナス当選以外で実行されるフリーズ状態よりも、所定時間内に所定回数目の擬似的な遊技を行うことができる可能性が高くなるとともに、その所定回数目の擬似的な遊技で「リーチ目」の出目が出現する確率が高くなる。このため、所定時間内に所定回数目の擬似的な遊技を行うことができるか、及びその所定回数目の擬似的な遊技で「リーチ目」の出目が出現するかといった点で、期待感や高揚感を遊技者に持たせることができる。そして、所定回数目の擬似的な遊技で、「リーチ目」の出目が出現した場合には、ボーナス役に当選したかもしれないという期待感や高揚感を遊技者に持たせることができるので、演出の幅を広げることができ、遊技の興趣を向上させることができる。
また、上述した実施の形態のように、予め定められた回数の擬似的な遊技を行う場合であっても、所定時間を、予め定められた回数の擬似的な遊技を十分に行えるだけの時間に設定して、フリーズ状態中に、各スイッチ(ベットスイッチ32、スタートスイッチ33及びストップスイッチ34)の操作が行われなかったときには、擬似的な遊技が行われないまま、所定時間が経過してフリーズ状態が終了するようにしてもよい。
フリーズ状態における回転リール45の「回転開始」の態様としては、例えば、(1)複数個の回転リール45のうちの全部又は一部を上下にガクガクと揺らす、(2)複数個の回転リール45のうちの全部又は一部を通常の方向(正方向)に通常とは異なる速度(通常よりも低速、または通常よりも高速)で回転を開始させる、(3)複数個の回転リール45のうちの全部又は一部を通常の方向にそれぞれ異なる速度で回転を開始させる、(4)複数個の回転リール45のうちの全部又は一部を通常とは反対方向(逆方向)にいずれかの速度で回転を開始させる、(5)複数個の回転リール45のうちの全部又は一部を通常の方向(正方向)に通常の速度で順次回転を開始させる、(6)複数個の回転リール45のうちの全部又は一部を通常とは反対方向(逆方向)にいずれかの速度で順次回転を開始させる、などの動作を行うことができる。
以下さらに、フリーズ状態における各回転リール45の動作パターンを示す。
例えば、回転制御手段170は、フリーズ状態において、停止又は仮停止している各回転リール45を上下にガクガクと揺らし、その後、各回転リール45を通常の方向に通常の速度で順次回転させ、その後、通常の加速処理及び定速処理を行うことができる。
また、例えば、回転制御手段170は、フリーズ状態において、停止又は仮停止している各回転リール45を通常の方向に通常よりも低速で回転させ、その後、この低速回転の状態から、通常の方向かつ通常の速度での回転に順次加速させ、その後、通常の定速処理を行うことができる。
また、例えば、回転制御手段170は、フリーズ状態において、停止又は仮停止している各回転リール45を通常とは反対方向にいずれかの速度で回転させ、その後、通常の方向かつ通常の速度での回転に反転させ、その後、通常の定速処理を行うことができる。
また、例えば、回転制御手段170は、フリーズ状態において、停止又は仮停止している各回転リール45を通常とは反対方向にいずれかの速度で順次回転させ、その後、通常の方向かつ通常の速度での回転に反転させ、その後、通常の定速処理を行うことができる。
また、上述した実施の形態では、遊技機は、3個の回転リール45を備えるものであったが、これに限定されるものではない。例えば、回転リール45の数は4個以上としてもよく、この場合には、遊技用メインリールを3個とし、それ以外を演出用サブリールとすることができる。なお、演出用サブリールは、入賞判定手段120による入賞の判定には用いられないものである。
34 ストップスイッチ 45 回転リール
140 フリーズ制御手段 150 フリーズ状態切替手段
170 回転制御手段 180 スイッチ有効化手段
190 回転リール演出制御手段
Claims (6)
- 周囲に複数の図柄が付されたn個(n≧1)の回転リールと、
すべての回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、
各回転リールに対応して設けられるとともに、回転リールの回転を停止させるためのストップスイッチと、を備え、
遊技媒体のベットにより遊技の開始を可能とし、スタートスイッチの操作により回転リールの回転を開始させるとともに、複数の役のいずれかに当選かまたはハズレかの抽選を行い、該抽選の結果およびストップスイッチの操作に基づいて回転リールの回転を停止させ、当選した役に係る図柄の組み合わせが揃ったか否かの判定を行い、該判定の結果に応じて所定の利益を遊技者に付与する又は付与しないことで1回の遊技が終了する遊技機であって、
遊技を進行させることができないフリーズ状態を開始及び終了させる制御を行うフリーズ制御手段と、
フリーズ状態において、回転リールを所定の態様で回転又は仮停止させる回転リール演出を実行する回転リール演出制御手段と、を備え、
回転リール演出制御手段は、
回転リール演出を実行中において、所定のスイッチの操作を契機に、回転リールの態様を特定の態様に切り替え、
フリーズ制御手段は、
すべての回転リールの回転が仮停止しているフリーズ状態において、特定のスイッチの操作を契機に解除抽選が行われ、この解除抽選によって、更にフリーズ状態を継続するか、或いは、フリーズ状態を終了するかが決定されるように形成されていることを特徴とする遊技機。 - 回転リールの回転が仮停止している状態において、スタートスイッチの操作を契機に解除抽選が行われ、
回転リール演出制御手段は、
回転リールの回転が仮停止している状態において、スタートスイッチの操作を契機に回転リールを回転させ、回転リールの回転中において、回転中の回転リールに対応するストップスイッチが操作された場合に、該ストップスイッチに対応する回転リールの回転を仮停止させることによって、回転リールの態様を切り替えるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 解除抽選の抽選確率は、フリーズ状態におけるスタートスイッチの操作の回数によって異なる場合があることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
- 前記操作において、予め定めた所定の最低回数は、フリーズ状態を継続させることを特徴とする請求項1、2又は3記載の遊技機。
- 前記操作において、予め定めた所定の最大回数が行われると、フリーズ状態を継続させずに終了させることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の遊技機。
- 回転リールの回転が仮停止している状態において、遊技者の利益が付与されることを示唆又は確定的に報知する図柄の組合せが揃うようにしたことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012255861A JP5166649B2 (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
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