JP5163565B2 - 回転センサ - Google Patents

回転センサ Download PDF

Info

Publication number
JP5163565B2
JP5163565B2 JP2009067190A JP2009067190A JP5163565B2 JP 5163565 B2 JP5163565 B2 JP 5163565B2 JP 2009067190 A JP2009067190 A JP 2009067190A JP 2009067190 A JP2009067190 A JP 2009067190A JP 5163565 B2 JP5163565 B2 JP 5163565B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
rotation sensor
resistance
current collector
slider
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009067190A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010217125A (ja
Inventor
潤 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2009067190A priority Critical patent/JP5163565B2/ja
Priority to CN201010143400XA priority patent/CN101839726B/zh
Publication of JP2010217125A publication Critical patent/JP2010217125A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5163565B2 publication Critical patent/JP5163565B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

本発明は、回転センサ、特に、シャフトなどの回転角度を抵抗値の変化として検出する回転センサに関する。
従来、基板上に配置された略円弧形状の可変抵抗膜上を回転体に固定された摺動子が該回転体とともに回転することで、可変抵抗膜の一端部と摺動子間の抵抗値が可変とされる回転センサが知られている。
この種の回転センサとして、特許文献1には、出力電圧比が緩やかに変化する可変領域の両端から極めて急激に該出力電圧比が0又は1の領域に切り替わる機能を有するものが記載されている。ところで、この種の回転センサでは出力が部分的に平坦な特性を有するものが求められる場合があり、従来の回転センサでは対応するものが存在していない。
実開平5−31206号公報
そこで、本発明の目的は、出力特性が部分的に平坦な特性を有し、かつ、出力特性のばらつきを低減できる回転センサを提供することにある。
以上の目的を達成するため、本発明の一形態である回転センサは、
基板に配置された略円弧形状の第1の抵抗膜上及び基板に配置された集電体上を回転体に固定された摺動子が該回転体とともに回転することで、第1の抵抗膜の端部と集電体間の抵抗値が可変とされる回転センサにおいて、
前記第1の抵抗膜の少なくとも一方端部に重ねて導電膜を配置して2層構造とし、
前記第1の抵抗膜の少なくとも前記一方端部から、端子と電気的に接続された帯状の第2の抵抗膜が延在し、
前記第2の抵抗膜は前記導電膜にそのコーナー部を除く部分に近接して、前記第1の抵抗膜に電気的に接続されていること、
を特徴とする。
前記回転センサにおいては、摺動子が第1の抵抗膜上及び集電体上を回転することにより、第1の抵抗膜の端部と集電体間の抵抗値が可変とされ、抵抗値が回転角度として検出される。第1の抵抗膜の少なくとも一方端部は導電膜との2層構造とされているため、摺動子が導電膜上を摺動している範囲では抵抗値の変化はなく、あるいは、極微量であり、平坦な出力特性を得ることができる。また、導電膜のコーナー部は導電材料を塗布する際に“欠け”や“かすれ”が生じやすいが、第2の抵抗膜は導電膜にそのコーナー部を除く部分に近接して第1の抵抗膜に電気的に接続されているため、前記“欠け”や“かすれ”に起因する出力特性のばらつきが排除される。
本発明によれば、出力特性が部分的に平坦な特性を有し、かつ、出力特性のばらつきのない回転センサを得ることができる。
本発明の一実施例である回転センサを示す断面図である。 前記回転センサを構成する摺動子を示す平面図である。 前記回転センサを構成する基板を示す平面図である。 前記回転センサの端子部分を示す断面図である。 前記回転センサの出力特性を示すグラフである。
以下、本発明に係る回転センサの実施例について、添付図面を参照して説明する。
本発明の一実施例である回転センサは、図1に示すように、概略、シャフト10とケース20と基板30とで構成されている。シャフト10は主軸部11と大径部12とからなり、主軸部11がケース20の軸受け部21に回転自在に、かつ、大径部12の端面に設けた軸部13が基板30の凹部31に回転自在に取り付けられている。また、大径部12には摺動子40が固定されている。
この摺動子40は、図2に示すように、平板状の基部41の両端から接点圧が作用するように細く湾曲して延在する多数本の接点部42,43が形成され、三つの穴44によってシャフト10の大径部12にかしめられている。なお、本実施例で用いられている摺動子40は従来から周知のものである。
基板30は、略箱形状をなし、前記摺動子40と対向する表面には、図3に示すように、導電材からなる潤滑膜33で被覆された導電材からなる円形状の集電体32、カーボンからなる略円弧形状の第1の抵抗膜35、及び、第1の抵抗膜35の両端から延在されたカーボンからなる帯状の第2の抵抗膜36,37が形成されている。なお、第1の抵抗膜35はほぼ中間のポイントX3で幅寸法が変化している。
集電体32は一部分から基板30の縁部(図3の下部)に延在され、基板30に固定した端子ピン45に電気的に接続されている。第2の抵抗膜36,37の端部は基板30の表面に形成した電極38を介して基板30に固定した端子ピン46,47に電気的に接続されている。前記摺動子40は、接点部42が潤滑膜33を介して集電体32に接触し、接点部43が第1の抵抗膜35に接触している。
また、第1の抵抗膜35の一方端部には、図3に示すポイントX1からX2にわたって銀からなる導電膜39が配置されている。導電膜39は、図4に示すように、基板30の表面に形成され、その上に第1の抵抗膜35が重ねて形成されることにより、この部分で2層構造とされている。
前述のごとく、接点部42,43が集電体32及び第1の抵抗膜35に接触した状態で、摺動子40はシャフト10の回転に伴ってポイントX1から矢印Y方向にポイントX4まで回転可能である。所定値の電圧が端子ピン46,47間に印加され、摺動子40の回転角度に対応する電圧が端子ピン45,46間及び端子ピン45,47間から出力される。
端子ピン45,46間の出力電圧は図5に示すとおりである。即ち、摺動子40の回転位置が初期位置であるポイントX1にあるとき出力電圧はV1であり、ポイントX2まではこの電圧V1が出力される。ポイントX1−X2間には導電膜39が配置されているため、抵抗値の変化はなく、あるいは、極微量であり、平坦な出力特性が得られる。
摺動子40がポイントX2−X3間を回転するとき、ポイントX3までは接点部43が比較的細い第1の抵抗膜35上を移動するため、出力電圧は急激に電圧V2まで上昇する。その後、摺動子40がポイントX3−X4間を回転するとき、接点部43が比較的太い第1の抵抗膜35上を移動するため、出力電圧は緩やかに電圧V3まで上昇する。
ところで、導電膜39はポイントX1−X2間に円弧形状に形成されているが、導電材料を塗布する際にコーナー部39a,39bは“欠け”や“かすれ”が生じやすい。仮に、第2の抵抗膜36がこのようなコーナー部39a,39bに近接して第1の抵抗膜35に電気的に接続されていると、“欠け”や “かすれ”が抵抗成分となるため、出力特性にばらつきを生じることになる。しかし、本実施例において、第2の抵抗膜36は導電膜39にそのコーナー部39a,39bを除く部分に近接して、第1の抵抗膜35に電気的に接続されているため、前記“欠け”や“かすれ”に起因する出力特性のばらつきが排除される。
また、前記抵抗膜36,37はスキージを一方向(例えば、図3中矢印Z方向)に移動させて抵抗ペーストを用いてスクリーン印刷される。第2の抵抗膜36はスキージの移動方向に対して45°になるように配置されているため、スキージによるペーストの掻き取り量が安定化し、所定の膜厚に印刷される。第2の抵抗膜36は細いので膜厚が安定しないと、抵抗値のばらつきが大きくなる。それゆえ、第2の抵抗膜36の膜厚が安定することは、出力特性のばらつき解消に大きく寄与する。
なお、本発明に係る回転センサは前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更できる。
特に、抵抗膜35,36,37や集電体32の細部の形状、シャフト10やケース20の構成は任意である。導電膜39は良導電体であれば銀以外であってもよい。また、抵抗膜35,36,37や集電体32の材料は種々のものを用いることができる。
以上のように、本発明は、シャフトなどの回転角度を抵抗値の変化として検出する回転センサに有用であり、特に、出力特性が部分的に平坦な特性を有し、かつ、出力特性のばらつきを低減できる点で優れている。
10…シャフト(回転体)
20…ケース
30…基板
32…集電体
35…第1の抵抗膜
36…第2の抵抗膜
39…導電膜
39a,39b…コーナー部
40…摺動子

Claims (3)

  1. 基板に配置された略円弧形状の第1の抵抗膜上及び基板に配置された集電体上を回転体に固定された摺動子が該回転体とともに回転することで、第1の抵抗膜の端部と集電体間の抵抗値が可変とされる回転センサにおいて、
    前記第1の抵抗膜の少なくとも一方端部に重ねて導電膜を配置して2層構造とし、
    前記第1の抵抗膜の少なくとも前記一方端部から、端子と電気的に接続された帯状の第2の抵抗膜が延在し、
    前記第2の抵抗膜は前記導電膜にそのコーナー部を除く部分に近接して、前記第1の抵抗膜に電気的に接続されていること、
    を特徴とする回転センサ。
  2. 前記第1及び第2の抵抗膜はカーボンからなり、前記導電膜は銀からなること、を特徴とする請求項1に記載の回転センサ。
  3. 前記回転体はシャフトであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転センサ。
JP2009067190A 2009-03-19 2009-03-19 回転センサ Expired - Fee Related JP5163565B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009067190A JP5163565B2 (ja) 2009-03-19 2009-03-19 回転センサ
CN201010143400XA CN101839726B (zh) 2009-03-19 2010-03-04 旋转传感器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009067190A JP5163565B2 (ja) 2009-03-19 2009-03-19 回転センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010217125A JP2010217125A (ja) 2010-09-30
JP5163565B2 true JP5163565B2 (ja) 2013-03-13

Family

ID=42743244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009067190A Expired - Fee Related JP5163565B2 (ja) 2009-03-19 2009-03-19 回転センサ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5163565B2 (ja)
CN (1) CN101839726B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104567649A (zh) * 2013-10-22 2015-04-29 北京精密机电控制设备研究所 一种一体式三冗余角位移传感器
CN106767949B (zh) * 2014-12-09 2019-05-03 陈程丽 感应纤毛、传感器、人工智能机器人
CN108051017A (zh) * 2018-03-20 2018-05-18 东莞市锁之道科技有限公司 一种旋转位置传感器

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61109101U (ja) * 1984-12-24 1986-07-10
TW569245B (en) * 2001-09-28 2004-01-01 Murata Manufacturing Co Variable resistor
CN100562949C (zh) * 2003-05-08 2009-11-25 松下电器产业株式会社 电子部件及其制造方法
CN2823985Y (zh) * 2005-05-09 2006-10-04 沈毅 一种电动执行器的位置或角度测量装置
JP2009021455A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Murata Mfg Co Ltd 可変抵抗器

Also Published As

Publication number Publication date
CN101839726B (zh) 2012-11-28
CN101839726A (zh) 2010-09-22
JP2010217125A (ja) 2010-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5163565B2 (ja) 回転センサ
JP2004184097A (ja) 液面検出装置
WO2016067769A1 (ja) 回転型可変抵抗器およびその製造方法
JP5787362B2 (ja) 抵抗基板およびその製造方法
CN211479791U (zh) 一种薄膜电阻器结构
JP3985441B2 (ja) 抵抗素子の製造方法
JPWO2018061961A1 (ja) チップ抵抗器
JPH08153608A (ja) 可変抵抗器
JP5269300B2 (ja) 可変抵抗器
US7583177B1 (en) Variable resistor without rotation angle limitation and having regular changes in resistance value
JPH11345706A (ja) 回転操作型可変抵抗器およびその製造方法
JP5200811B2 (ja) 液面検出装置
CN100552835C (zh) 电阻基板及可变电阻器
JP6344479B2 (ja) 可変抵抗器
JP2000260608A (ja) 可変抵抗器およびこれに用いる抵抗素子基板の製造方法
JP2773125B2 (ja) スイッチ付き可変抵抗器
JP2009021455A (ja) 可変抵抗器
JP3712931B2 (ja) 回転型可変抵抗器
JP2010074031A (ja) 可変抵抗器
JPH0534086Y2 (ja)
JP3074135U (ja) スイッチ付回転可変抵抗器
US6933830B2 (en) Variable resistor
JPH041685Y2 (ja)
JPS59734Y2 (ja) 可変抵抗器
JPS6022569Y2 (ja) 可変抵抗器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120815

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121031

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20121031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121203

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5163565

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees