JP5163080B2 - 車両用シートの取付構造及び取付方法 - Google Patents

車両用シートの取付構造及び取付方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両の床面にシートを取り付けるための車両用シートの取付構造及び取付方法に関する。
バス等の比較的大型の車両では、複数のシートが前後方向に所定の間隔を隔てて配設される。シートを所望の位置に取り付ける取付構造としては、従来から様々なものが提案されている。
例えば、特許文献1では、車体内側壁に取付プレートを設け、その取付プレートにボルトを結合してシートを取り付ける車両用片持シートの取付構造が提案されている。
また、その他にも、車両の床面において前後方向にレールを設け、そのレールにボルトを結合してシートを取り付ける構造等が提案されている。
特開1997−2114号公報
しかしながら、上記の構造では、所望の位置にシートを取り付けるため、取付プレートやレールに結合するボルトの位置をシートの取り付け位置に合わせて調整する必要があった。これにより、シートの取り付け作業に時間を要していた。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、シートの取り付け作業性に優れた車両用シートの取付構造及び取付方法を提供しようとするものである。
第1の発明は、車両の床面にシートを取り付けるための車両用シートの取付構造であって、
上記車両の床面において前後方向に敷設されたレールと、
所望の位置に複数の貫通穴を備え、上記レールを覆うように配設されたモールと、
上記シートに締結されるボルト部と上記レールに係合する係合部とを備えたシート固定部材とを有し、
該シート固定部材は、上記ボルト部を上記モールの上記貫通穴から上方に突出するように挿通させた状態で配設されており、上記モールの上記貫通穴の位置によって配設位置が決定されていることを特徴とする車両用シートの取付構造にある(請求項1)。
本発明の車両用シートの取付構造は、上記レールを覆うためのモールを有している。該モールは、所望の位置に複数の貫通穴を備えている。そして、上記シート固定部材は、上記ボルト部を上記モールの上記貫通穴から上方に突出するように挿通させた状態で配設されており、上記モールの上記貫通穴の位置によって配設位置が決定されている。
すなわち、本発明では、予め所望の位置に上記貫通穴を設けておいた上記モールを採用することにより、該モールの上記貫通穴に上記ボルト部を挿通させた状態で配設された上記シート固定部材は、上記モールの配設位置を決定することによって必然的に決められた位置に配置される。
そのため、決められた位置に配置された上記シート固定部材の上記ボルト部に上記シートを締結して固定するだけで、上記車両の所望の位置に上記シートを取り付けることができる。よって、従来のように、上記シートを固定するための部材(本発明でいうシート固定部材)の位置を上記シートの取り付け位置に合わせて調整する必要がなくなり、作業性の向上を図ることができる。
このように、本発明によれば、シートの取り付け作業性に優れた車両用シートの取付構造を提供することができる。
第2の発明は、車両の床面にシートを取り付けるための車両用シートの取付方法であって、
上記車両の床面において前後方向にレールを敷設するレール配設工程と、
上記レールを覆うためのモールであって、所望の位置に貫通穴を形成してなる上記モールを準備するモール準備工程と、
上記シートに締結されるボルト部と上記レールに係合する係合部とを備えたシート固定部材の上記ボルトを上記モールの上記貫通穴から上方に突出するように挿通させた状態で、上記レールを覆うように上記モールを配設するモール配設工程とを有することを特徴とする車両用シートの取付方法にある(請求項7)。
本発明の車両用シートの取付方法は、上記モール準備工程において、所望の位置に貫通穴を形成したモールを準備する。そして、上記モール配設工程において、上記シート固定部材の上記ボルトを上記モールの上記貫通穴から上方に突出するように挿通させた状態で、上記レールを覆うように上記モールを配設する。
すなわち、本発明では、予め所望の位置に上記貫通穴を設けておいた上記モールを採用することにより、該モールの上記貫通穴に上記ボルト部を挿通させた状態で配設された上記シート固定部材は、上記モールの配設位置を決定することによって必然的に決められた位置に配置される。
そのため、上記モール配設工程において上記モールを配設した後、決められた位置に配置された上記シート固定部材の上記ボルト部に上記シートを締結して固定するだけで、上記車両の所望の位置に上記シートを取り付けることができる。よって、従来のように、上記シートを固定するための部材(本発明でいうシート固定部材)の位置を上記シートの取り付け位置に合わせて調整する工程を行う必要がなくなり、作業性の向上を図ることができる。
このように、本発明の車両用シートの取付方法によれば、シートの取り付け作業性を向上させることができる。
上記第1及び第2の発明において、上記モールに設ける上記貫通穴の形成位置は、上記モールを配設した際に、上記シートの取り付け位置、つまり上記シートを固定するための上記シート固定部材を配置したい位置に上記モールの上記貫通穴が配置されるように設定すればよい。
上記第1の発明において、上記レールは、その一端に開放された差込口を有すると共に、上記モールの一部である収容部を挿入する開口部を長手方向に沿って有する形状を呈しており、
上記モールは、上記収容部が上記レールの上記開口部に挿入配置された状態となるように、上記レールの上記差込口から差し込んで長手方向にスライドさせることによって配設してあることが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記モールを上記レールの上記差込口から差し込んでスライドさせるだけで、上記収容部が上記レールの上記開口部に挿入配置された状態で上記モールを容易に配設することができる。
また、上記レールの上記差込口と反対側の端部には、上記モールの長手方向への移動を規制するための係止部材が配設されていることが好ましい(請求項3)。
この場合には、スライドさせた上記モールを上記係止部材に当接させることにより、上記モールの位置決めを容易に行うことができる。
また、上記シート固定部材は、上記ボルト部を上記モールの上記貫通穴から上方に突出するように挿通させた状態で、上記モールに保持されるよう構成されていることが好ましい(請求項4)。
この場合には、上記モールと共に、上記シート固定部材を決められた配設位置に容易かつ確実に配設することができる。
また、上記シート固定部材は、上記係合部に配設された爪部を上記モールに配設された嵌合部に嵌合させて上記モールに保持されるよう構成されていることが好ましい(請求項5)。
この場合には、上記シート固定部材を上記モールに対して容易かつ確実に保持することができる。
また、上記シート固定部材は、別体の上記ボルト部と上記係合部とを組み付けて一体的に構成されていることが好ましい(請求項6)。
この場合には、上記係合部を単独で作製した後に上記ボルト部を一体化させるので、上記係合部の形状の自由度を高めることができ、上記レールや上記モールに対して最適な形状を容易に得ることができる。
なお、上記シート固定部材は、最初から上記ボルト部と上記係合部とが一体化した部材であってもよい。
上記第2の発明において、上記レールは、その一端に開放された差込口を有すると共に、上記モールの一部である収容部を挿入する開口部を長手方向に沿って有する形状を呈しており、
上記モール配設工程では、上記モールの上記収容部が上記レールの上記開口部に挿入配置された状態となるように、上記モールを上記レールの上記差込口から差し込んで長手方向にスライドさせることによって配設することが好ましい(請求項8)。
この場合には、上記モールを上記レールの上記差込口から差し込んでスライドさせるだけで、上記収容部が上記レールの上記開口部に挿入配置された状態で上記モールを容易に配設することができる。
また、上記レールの上記差込口と反対側の端部には、上記モールの長手方向への移動を規制するための係止部材が配設されており、
上記モール配設工程では、スライドさせた上記モールの先端を上記係止部材に当接させることにより、上記モールの位置決めを行うことが好ましい(請求項9)。
この場合には、スライドさせた上記モールを上記係止部材に当接させるだけで、上記モールの配設位置を容易に決めることができる。
また、上記シート固定部材は、上記ボルト部を上記モールの上記貫通穴から上方に突出するように挿通させた状態で、上記モールに保持されるよう構成されており、
上記モール配設工程では、上記シート固定部材を上記モールに保持させた状態で上記モールをスライドさせることにより上記モールと共に上記シート固定部材を移動させることが好ましい(請求項10)。
この場合には、上記モールと共に、上記シート固定部材を決められた配設位置に容易かつ確実に配設することができる。
また、上記モール配設工程では、上記シート固定部材の上記係合部に配設された爪部を上記モールに配設された嵌合部に嵌合させ、上記シート固定部材を上記モールに保持することが好ましい(請求項11)。
この場合には、上記シート固定部材を上記モールに対して容易かつ確実に保持することができる。
また、上記シート固定部材は、別体の上記ボルト部と上記係合部とを組み付けて一体的に構成されていることが好ましい(請求項12)。
この場合には、上記係合部を単独で作製した後に上記ボルト部を一体化させるので、上記係合部の形状の自由度を高めることができ、上記レールや上記モールに対して最適な形状を容易に得ることができる。
なお、上記シート固定部材は、最初から上記ボルト部と上記係合部とが一体化した部材であってもよい。
本発明の実施例にかかる車両用シートの取付構造及び取付方法について、図を用いて説明する。
本例の車両用シートの取付構造3は、図7に示すごとく、例えばバス等の比較的大型の車両1の床面11に複数のシート2を取り付けるためのものである。
図1に示すごとく、取付構造3は、車両1の床面11(図7)において前後方向に敷設されたレール4と、所望の位置に複数の貫通穴51を備え、レール4を覆うように配設されたモール5と、シート2に締結されるボルト部61とレール4に係合する係合部62とを備えたシート固定部材6とを有する。
同図に示すごとく、レール4は、モール5の一部である収容部52を挿入する開口部42を長手方向に沿って上面に有する断面略U字形状を呈している。
具体的には、レール4は、底面部411と、その両側端から上方に起立した2つの側面部412と、各側面部412の上端から互いに近づくように折り曲げられて開口部42の間隙を空けて対峙する上面部413と、各上面部413の内側端から下方に折り曲げられた折り曲げ部414とを有する。したがって、開口部42の両側には、シート固定部材6の係合部62が係合するための、側面部412、上面部413及び折り曲げ部414によって形成される凹部43が長手方向に沿って設けられている。
また、同図に示すごとく、レール4は、その一端に開放された差込口44を有する。レール4の差込口44と反対側の端部には、モール5の長手方向への移動を規制するための係止部材45が配設されている。係止部材45は、レール4の側面部412においてボルト451により固定されている。
図1、図2に示すごとく、モール5には、複数の貫通穴51が長手方向に設けられている。モール5は、下方に突出するように設けられ、レール4内に収容される筒状の収容部52を有する。また、収容部52には、シート固定部材6を保持する場所である切り欠き部520が複数形成されている。また、収容部52の内周側には、シート固定部材6の係合部62の爪部624を嵌合させる嵌合部521が設けられている。嵌合部521は、爪部624を挿入するためのスリット部522を長手方向に沿って有する。
図1、図2に示すごとく、シート固定部材6は、別体のボルト部61と係合部62とを組み付けて一体的に構成されている。
具体的には、ボルト部61は、円板状の板部611と、板部611から突出して設けられ、ねじ切りした円柱状のボルト本体部612とを有する。係合部62は、底面部621と、その両側端から上方に起立した2つの側面部622とを有する断面略U字形状を呈している。係合部62の両端面623には、モール5の収容部52の嵌合部521に嵌合させる爪部624が底面部621から長手方向に突出するよう設けられている。そして、ボルト部61と係合部62とは、ボルト部61のボルト本体部612を係合部62の底面部621に設けられた貫通穴(図示略)に貫通させて組み付けられている。
また、図2、図4に示すごとく、シート固定部材6は、係合部62に配設された爪部624をモール5の嵌合部521に嵌合させると共に、ボルト部61をモール5の貫通穴51から上方に突出するように挿通させた状態で、モール5の切り欠き部520に保持されている。
そして、図1に示すごとく、シート固定部材6を保持したモール5は、収容部52がレール4の開口部42に挿入配置された状態となるように、レール4の差込口44から差し込んで長手方向にスライドさせることによって配設されている。また、モール5は、レール4に設けられた係止部材45に当接させた状態で配設されている。
また、図3、図4に示すごとく、レール4、モール5及びシート固定部材6を組み付けた状態において、モール5は、レール4の上面を覆うように配設されており、収容部52をレール4の内部に収容させている。シート固定部材6は、モール5に保持された状態でボルト部61をモール5の貫通穴51から上方に突出するように挿通させて配設されている。つまり、シート固定部材6は、モール5の貫通穴51の位置によって配設位置が決定されている。また、シート固定部材6の係合部62は、レール4の内部に収容されており、側面部622が凹部43に対面して係合するようになっている。側面部622と凹部43とは、ボルト部61にシート2を固定することによって強く当接し合って係合する。
次に、車両用シートの取付方法について説明する。
図5に示すごとく、車両1の床面11には、前後方向にレール4を敷設する。レール4は、ボルト等(図示略)により取り付ける。
また、図1を参照のごとく、所望の位置に貫通穴51を長手方向に複数形成してなるモールを準備しておく。貫通穴51の形成位置は、モール5を配設した際に、シート2の取り付け位置、つまりシート2を固定するためのシート固定部材6を配置したい位置に貫通穴51が配置されるように設定しておく。
次いで、図2を参照のごとく、別体で設けられたボルト部61と係合部62とを組み付け、一体的に構成されたシート固定部材6をモール5に保持する。本例では、係合部62の爪部624をモール5のスリット部522からスリット部522を押し広げるようにして挿入し、嵌合部521に嵌合させる。そして、シート固定部材6のボルト部61をモール5の貫通穴51から上方に突出するように挿通させる。これにより、シート固定部材6をモール5に保持する。
次いで、図6に示すごとく、レール4を覆うようにモール5を配設する。本例では、図1、図4を参照のごとく、モール5の収容部52をレール4の開口部42に挿入配置された状態となるように、モール5をレール4の差込口44から差し込んで長手方向にスライドさせることによって配設する。そして、スライドさせたモール5の先端をレール4の差込口44と反対側の端部に設けられた係止部材45に当接させる。また、このとき、シート固定部材6の係合部62をレール4の凹部43に係合させる。これにより、モール5の位置決めがなされる。また、シート固定部材6は、ボルト部61を貫通穴51に挿通させた状態で所望の位置に配置される。
その後、図7に示すごとく、所望の位置に配置されたシート固定部材6のボルト部61にシート2を締結する。本例では、シート2の脚部21に設けたボルト穴(図示略)にシート固定部材6のボルト部61を挿通させ、ナット69によりシート2の脚部21とボルト部61とを締結する。
以上により、車両1の床面11にシート2を取り付ける。
次に、本例の車両用シートの取付構造3における作用効果について説明する。
本例の車両用シートの取付構造3は、レール4を覆うためのモール5を有している。モール5は、所望の位置に複数の貫通穴51を備えている。そして、シート固定部材6は、ボルト部61をモール5の貫通穴51から上方に突出するように挿通させた状態で配設されており、モール5の貫通穴51の位置によって配設位置が決定されている。
すなわち、本例では、予め所望の位置に貫通穴51を設けておいたモール5を採用することにより、このモール5の貫通穴51にボルト部61を挿通させた状態で配設されたシート固定部材6は、モール5の配設位置を決定することによって必然的に決められた位置に配置される。
そのため、決められた位置に配置されたシート固定部材6のボルト部61にシート2を締結して固定するだけで、車両1の所望の位置にシート2を取り付けることができる。よって、従来のように、シート2を固定するための部材(本例でいうシート固定部材6)の位置をシート2の取り付け位置に合わせて調整する必要がなくなり、作業性の向上を図ることができる。
また、本例において、レール4は、その一端に開放された差込口44を有すると共に、モール5の一部である収容部52を挿入する開口部42を長手方向に沿って有する形状を呈している。そして、モール5は、収容部52がレール4の開口部42に挿入配置された状態となるように、レール4の差込口44から差し込んで長手方向にスライドさせることによって配設してある。そのため、モール5をレール4の差込口44から差し込んでスライドさせるだけで、収容部52がレール4の開口部42に挿入配置された状態でモール5を容易に配設することができる。
また、レール4の差込口44と反対側の端部には、モール5の長手方向への移動を規制するための係止部材45が配設されている。そのため、スライドさせたモール5を係止部材45に当接させることにより、モール5の位置決めを容易に行うことができる。
また、シート固定部材6は、係合部62に配設された爪部624をモール5に配設された嵌合部521に嵌合させてモール5に保持されるよう構成されている。そのため、シート固定部材6をモール5に対して容易かつ確実に保持することができる。
また、シート固定部材6は、別体のボルト部61と係合部62とを組み付けて一体的に構成されている。そのため、係合部62を単独で作製した後にボルト部61を一体化させるので、係合部62の形状の自由度を高めることができ、レール4やモール5に対して最適な形状を容易に得ることができる。
なお、シート固定部材6は、最初からボルト部61と係合部62とが一体化した部材であってもよい。
このように、本例によれば、シートの取り付け作業性に優れた車両用シートの取付構造及び取付方法を提供することができる。
実施例における、取付構造を構成する部材を示す展開図。 実施例における、モールとシート固定部材との関係を示す説明図。 実施例における、取付構造を示す斜視図。 実施例における、モール、レール及びシート固定部材の関係を示す説明図。 実施例における、車両の床面にレールを敷設した状態を示す説明図。 実施例における、車両の床面に取付構造を配設した状態を示す説明図。 実施例における、車両の床面にシートを取り付けた状態を示す説明図。
符号の説明
1 車両
2 シート
3 取付構造
4 レール
5 モール
51 貫通穴
6 シート固定部材
61 ボルト部
62 係合部

Claims (12)

  1. 車両の床面にシートを取り付けるための車両用シートの取付構造であって、
    上記車両の床面において前後方向に敷設されたレールと、
    所望の位置に複数の貫通穴を備え、上記レールを覆うように配設されたモールと、
    上記シートに締結されるボルト部と上記レールに係合する係合部とを備えたシート固定部材とを有し、
    該シート固定部材は、上記ボルト部を上記モールの上記貫通穴から上方に突出するように挿通させた状態で配設されており、上記モールの上記貫通穴の位置によって配設位置が決定されていることを特徴とする車両用シートの取付構造。
  2. 請求項1において、上記レールは、その一端に開放された差込口を有すると共に、上記モールの一部である収容部を挿入する開口部を長手方向に沿って有する形状を呈しており、
    上記モールは、上記収容部が上記レールの上記開口部に挿入配置された状態となるように、上記レールの上記差込口から差し込んで長手方向にスライドさせることによって配設してあることを特徴とする車両用シートの取付構造。
  3. 請求項2において、上記レールの上記差込口と反対側の端部には、上記モールの長手方向への移動を規制するための係止部材が配設されていることを特徴とする車両用シートの取付構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、上記シート固定部材は、上記ボルト部を上記モールの上記貫通穴から上方に突出するように挿通させた状態で、上記モールに保持されるよう構成されていることを特徴とする車両用シートの取付構造。
  5. 請求項4において、上記シート固定部材は、上記係合部に配設された爪部を上記モールに配設された嵌合部に嵌合させて上記モールに保持されるよう構成されていることを特徴とする車両用シートの取付構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項において、上記シート固定部材は、別体の上記ボルト部と上記係合部とを組み付けて一体的に構成されていることを特徴とする車両用シートの取付構造。
  7. 車両の床面にシートを取り付けるための車両用シートの取付方法であって、
    上記車両の床面において前後方向にレールを敷設するレール配設工程と、
    上記レールを覆うためのモールであって、所望の位置に貫通穴を形成してなる上記モールを準備するモール準備工程と、
    上記シートに締結されるボルト部と上記レールに係合する係合部とを備えたシート固定部材の上記ボルトを上記モールの上記貫通穴から上方に突出するように挿通させた状態で、上記レールを覆うように上記モールを配設するモール配設工程とを有することを特徴とする車両用シートの取付方法。
  8. 請求項7において、上記レールは、その一端に開放された差込口を有すると共に、上記モールの一部である収容部を挿入する開口部を長手方向に沿って有する形状を呈しており、
    上記モール配設工程では、上記モールの上記収容部が上記レールの上記開口部に挿入配置された状態となるように、上記モールを上記レールの上記差込口から差し込んで長手方向にスライドさせることによって配設することを特徴とする車両用シートの取付方法。
  9. 請求項8において、上記レールの上記差込口と反対側の端部には、上記モールの長手方向への移動を規制するための係止部材が配設されており、
    上記モール配設工程では、スライドさせた上記モールの先端を上記係止部材に当接させることにより、上記モールの位置決めを行うことを特徴とする車両用シートの取付方法。
  10. 請求項7〜9のいずれか1項において、上記シート固定部材は、上記ボルト部を上記モールの上記貫通穴から上方に突出するように挿通させた状態で、上記モールに保持されるよう構成されており、
    上記モール配設工程では、上記シート固定部材を上記モールに保持させた状態で上記モールをスライドさせることにより上記モールと共に上記シート固定部材を移動させることを特徴とする車両用シートの取付方法。
  11. 請求項10において、上記モール配設工程では、上記シート固定部材の上記係合部に配設された爪部を上記モールに配設された嵌合部に嵌合させ、上記シート固定部材を上記モールに保持することを特徴とする車両用シートの取付方法。
  12. 請求項7〜11のいずれか1項において、上記シート固定部材は、別体の上記ボルト部と上記係合部とを組み付けて一体的に構成されていることを特徴とする車両用シートの取付方法。
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