JP5163067B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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そこで、特許文献1に記載された技術がある。
1の感光体ギアは、アイドラギアの中心と当該第1の感光体ギアの中心を結ぶ直線を、当該第1の感光体ギアの配置時の位相基準とし、前記第2の感光体ドラムの前記第2の感光体ギアの基準位置を、当該第2の感光体ギアの位相基準に一致させて配置した場合、前記第1の感光体ドラムの前記第1の感光体ギアの基準位置は、当該第1の感光体ギアの位相基準に対して、角度θ(角度θ=360°×(L/πD)+α)だけ、回転方向の上流側にずらして配置することを特徴とする。
例えば、ケーシングの一の感光体ギア配置部には、当該一の感光体ギアのマークに対応する位置に位置決めマークが形成され、位置決めマークと位相基準の回転方向上流側の角度をAとすると、前記ケーシングの他の感光体ギア配置部には、他の感光体ギアの位相基準から、角度A+角度θだけ回転方向の上流側にずらした位置に当該他の感光体ギアのマークに対応する位置に、位置決めマークが形成されることになる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置100の構成を示した図である。画像形成装置100は、イエロー(Y)色、マゼンタ(M)色、シアン(C)色およびブラック(K)色の各色のトナー像を形成する4つの画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kと、複数のロール2に掛け渡されて矢印A方向に周回移動させられる中間転写ベルト3と、画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kから中間転写ベルト3に1次転写されたトナー像を搬送ガイド4によって搬送されてくる記録紙Pに2次転写する2次転写ロール5と、記録紙Pに2次転写されたトナー像を加熱および加圧することにより記録紙Pに定着させる定着器6と、中間転写ベルト3をクリーニングするベルトクリーナ7と、を備えている。各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの動作を制御する制御装置8を備えている。
図2は画像形成ユニット1Kの構成を示す図である。図2に示すように、画像形成ユニット1Kは、感光体ドラム11Kと、感光体ドラム11Kを予め決められた帯電電位に帯電させる接触式帯電ロール12Kと、帯電した感光体ドラム11Kに光を照射して静電潜像を形成する露光装置13Kと、静電潜像に黒色トナーを供給し感光体ドラム11Kの表面に黒色トナー像を形成させる現像装置14Kと、中間転写ベルト3にトナー像を1次転写するための1次転写ロール15Kと、感光体ドラム11Kの表面に残留するトナーを除去するクリーニング装置16Kとを備えている。
画像形成ユニット1Kにおいては、接触式帯電ロール12Kに代えてコロトロン型帯電装置を用いてもよい。
この回転伝達機構は、感光体ドラム11Y,11M,11Cの同軸上に設けられる感光体ギア21Y,21M,21Cと、感光体ギア21Mと感光体ギア21Cとの間に噛合される駆動ギア22と、感光体ギア21Mと感光体ギア21Yとの間に噛合されるアイドラギア23とを備える。
感光体ギア21Y,21M,21C(特に識別する必要にない場合には「感光体ギア21」という)は、同型状に形成されており、図4に示すように、周方向の所定位置にはマークMが形成される。また、アイドラギア23の位置は、歯数やケーシングのスペース等の関係によって決定される。
この回転伝達機構20にあっては、図示しないモータから回転が駆動ギア22に伝達されると、この駆動ギア22が矢印a方向に回転し、この回転が噛合する感光体ギア21C,21Mに伝達され矢印b方向に回転させる。さらに、感光体ギア21Mに噛合するアイドラギア23は、感光体ギア21Mの回転を受けて、矢印c方向に回転し、さらに噛合する感光体ギア21Yを矢印b方向に回転させる。これにより、感光体ドラム11Y,11M,11Cは、中間転写ベルト3の周回移動方向(矢印A方向)と同じ向きに回転する。
そして、歯車には製造時に発生する製造誤差により回転時に、図5(A)に示すような回転速度誤差による画像位置誤差が現れることが一般に知られている。この誤差は、歯車を金型から樹脂成形によって製造する場合に発生する偏心等によるものである。
この図5(A)に示す特性線図は、感光体ギア21Mの持つ回転速度誤差による画像位置誤差を示したものである。
一方、感光体ギア21Cは、角度θ0(角度θ0=360°×L/πD、だけ基準位置(マークM)を回転方向の上流側にずらして配置する。
前述した如く、図5および図6は、感光体ギア21M,21Yにおける回転速度誤差による画像位置誤差を示した特性線図であり、感光体ギア21Mにおいて、駆動ギア22と噛合する位置にマークMが到達したところを基点として2周分の回転する際の特性線を示している。
図5(A)は感光体ギア21Mにおける回転速度誤差による画像位置誤差を示し、図5(B)は感光体ギア21Mにおける、アイドラギア21を駆動する歯面のみを考慮した回転速度誤差による画像位置誤差を示す。例えば、感光体ギア21Mの両歯面の誤差が同じである場合は、図5(A)における特性図を角度βずらした状態となる。つまり、図5(B)は、感光体21Mのアイドラギア23を駆動する歯面における回転速度誤差による画像位置誤差を示している。そして、アイドラギア23に伝わる回転速度誤差による画像位置誤差は、図5(C)のように、図5(A)の特性線に図5(B)の特性線を重ね合わせた特性線となる。
そして、アイドラギア23を介して感光体ギア21Yに回転が伝達される際には、図5(E)に示すように、図5(C)の特性線に図5(D)の特性線を重ね合わせた特性線となる。即ち、この特性線における回転速度誤差による画像位置誤差が感光体ギア21Yの回転中に発生する回転速度誤差による画像位置誤差となる。
そして、図6(A)に示す感光体ギア21Mにおける回転速度誤差による画像位置誤差と図6(F´)に示す回転速度誤差による画像位置誤差の差を算出ことにより、図6(G)に示すような、感光体ギア21Yにおける回転速度誤差による画像位置誤差が得られる。
つまり、この際の角度θ0は、角度θ0=360°×L/πDとなる。
ケーシングには、図示しないギア収容部が形成され、マークNはその周囲に形成され、このマークNは、感光体ギア21を組み込むに、ギア21のマークMと位置合わせして行うためのものである。
このため、1つの金型から1個の歯車を樹脂成形して製造された感光体ギア21をケーシングに組み込む場合には、図7に示すように、感光体ギア21Yが組み付けられるギア収容部の周囲、および感光体ギア21Cが組み付けられるギア収容部の周囲にマークNを設ける。そして、作業者は、このマークNに対して感光体ギア21のマークMが合わさるように、感光体ギア21の位置決めした上で、ギア収容部に感光体ギア21を組み付けるようになる。
ケーシングのうち、感光体ギア21Yが組み付けられるギア収容部の周囲、および感光体ギア21Cが組み付けられるギア収容部の周囲には、図8に示すように、ギアIに対応したマークN1,ギアIIに対応したマークN2を設ける。ギアIにはマークM1が形成され、ギアIIにはマークM2が形成される。
そして、作業者は、感光体ギア21がギアIかギアIIかを見極め、ギアIである場合にはマークN1に対して感光体ギア21のマークM1が合わさるように、ギアIIである場合にはマークN2に対して感光体ギア21のマークM2が合わさるように、感光体ギア21の位置決めした上で、ギア収容部に感光体ギア21を組み付けるようになる。
Claims (6)
- 互いに異なる第1乃至第3の色のトナー像がそれぞれ形成される第1乃至第3の感光体ドラムが並設された画像形成装置であって、
駆動モータによって駆動力が伝達される駆動ギアと、
前記第1乃至第3の感光体ドラムに各々連結され、当該感光体ドラムと一体回転する第1乃至第3の感光体ギアと、
前記第1の感光体ギアと前記第2の感光体ギアとに噛合うアイドラギアと、を備え、
前記駆動ギアは、前記第2の感光体ギアと前記第3の感光体ギアとに噛合い、当該第2及び第3の感光体ギアをそれぞれ回転駆動し、
前記第1乃至第3の感光体ギアは、周方向の所定位置を基準位置とし同形状に形成され、その回転軸が一直線上となるように配置され、
前記第1の感光体ドラム上のトナー像が転写体に転写される転写位置と前記第2の感光体ドラム上のトナー像が前記転写体に転写される転写位置との間の距離をL、前記感光体ドラムの直径をD、前記第2の感光体ギアにおける駆動伝達時の誤差を相殺するための角度をαとしたとき、
前記感光体を駆動する感光体ギアにおいて、
駆動ギアと噛合う前記第2の感光体ギアは、駆動ギアの中心と当該第2の感光体ギアの中心を結ぶ直線を、当該第2の感光体ギアの配置時の位相基準とし、アイドラギアのみが噛合う前記第1の感光体ギアは、アイドラギアの中心と当該第1の感光体ギアの中心を結ぶ直線を、当該第1の感光体ギアの配置時の位相基準とし、前記第2の感光体ドラムの前記第2の感光体ギアの基準位置を、当該第2の感光体ギアの位相基準に一致させて配置した場合、
前記第1の感光体ドラムの前記第1の感光体ギアの基準位置は、当該第1の感光体ギアの位相基準に対して、角度θ(角度θ=360°×(L/πD)+α)だけ、回転方向の上流側にずらして配置する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
前記各ギアが配置されるギア配置部が形成されたケーシングを有し、
感光体ギアの前記基準位置から周方向に所定角度の位置にマークが形成され、
請求項1における2つの感光体ギア間の位相の関係が成立する位置に、感光体ギアのマークに対応する位置決めマークが形成される
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2記載の画像形成装置において、
前記感光体ギアが、1つの金型から1つずつ形成される場合、
前記各感光体ギア配置部に形成される位置決めマークは、感光体ギアに対して1つ形成される
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2記載の画像形成装置において、
前記感光体ギアが、複数の金型から形成される場合、
前記各感光体ギア配置部に形成される位置決めマークは、各金型に対応する位置にそれぞれ形成される
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2記載の画像形成装置において、
前記感光体ギアが、1つの金型から第1ギア、第2ギアとして2つずつ形成される場合、
前記各感光体ギア配置部に形成される位置決めマークは、第1ギアに対応する位置と第2ギアに対応する位置の2つの位置に形成される
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2記載の画像形成装置において、
前記感光体ギアが、1つの金型から第1ギア、第2ギアとして2つずつ形成される場合、
前記各感光体ギア配置部に形成される位置決めマークは、第1ギアに対応する位置と第2ギアに対応する位置の間に1つ形成される
ことを特徴とする画像形成装置。
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