JP5160355B2 - シートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置 - Google Patents
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Description
ットがユニットケースを備え、前記モータおよび前記電子制御装置が前記ユニットケース内に 収容されており、前記ユニットケースが、上方が開口したケース本体と、このケ
ース本体の上方開口を閉塞するカバーとを備え、前記ユニットケースがユニットスティに平面状に支持されているとともに、前記ユニットスティが前記フレームに支持されていることを特徴としている。
図1は本発明にかかるシートベルトリトラクタの実施の形態の一例を備えたシートベルト装置を模式的に示す図である。
このシートベルト装置1におけるシートベルト4の装着操作および装着解除操作も、従来公知のシートベルト装置と同じである。
図2(a)ないし(c)、図3(a)および(b)に示すように、シートベルトリトラクタ3のフレーム8は、車体に取り付けられる平板状のスティ8aと、このスティ8aに取り付けられて、シートベルトリトラクタ3の各構成部品を支持するコ字状のベース部8bとからなっている。
14aが、レバー17と時計回りに隣接するレバー20に当接すると、この第2のボール14aを介するレバー20への押圧力で、リングギア18およびピニオン19がともに反時計回りに更に回転する。このとき、第1のボール14aによるレバー17への押圧力は、実質的に消滅している。レバー20とこのレバー20に時計回りに隣接する次のレバー20との間に2個の第2および第3ボール14aが収容されるとともに、第3のボール14aの次の第4のボール14aが次のレバー20に当接すると、この第4のボール14aを介する次のレバー20への押圧力で、リングギア18およびピニオン19がともに反時計回りに更に回転する。このとき、第2および第3のボール14aによるレバー20への押圧力は、実質的に消滅している。
ル14aは、閉塞栓11の円弧状のガイド面11aにガイドされてパイプ10の切欠部10cから脱出して、ケース9aと後述する動力伝達ユニット21の動力伝達用リテーナ21bとの間に形成された円弧状の移動通路22に移動する。
沿って移動する。そして、第1のボール14aがパイプ10のボールストッパ部10dに当接すると、第1のボール14aが停止するので、リングギア18の回転が停止する。これにより、ピニオン19の回転も停止し、スプールのシートベルト4の巻取りが終了する。このプリテンショナー9によるシートベルト4の巻取りにより、シートベルト4による乗員の拘束力が高められる。
ナー9の作動終了時にはほとんどのボール14aがこの移動通路22(つまり、プリテンショナー9のケース9a)内に収容されるようになる。
。
その開口を閉塞するようにして被せられる。このとき、ケース本体24aの上端部の外周が全周にわたってカバー24bのフランジ部24b1により覆われる。
バー24bの取付孔24b2にねじあるいはボルトを挿入して、ケース本体24aの側壁
に設けられかつこれらの取付孔24b2に対応するねじ孔24a2に螺合することで、カバー24bがケース本体24aに取り付けられる。
れるので、モータ・ECU一体ユニット23はまったく上方に開放しない構造となっている。また、モータ・ECU一体ユニット23の一端側からモータ26のモータ回転軸26aが外部に突出している。
の歯車収容凹部21b1内に歯車動力伝達機構21aが収容されている。そして、歯車動
力伝達機構21aはモータ26の回転をモータ回転軸26aから回転軸13に減速して伝達するようになっている。したがって、スプールはモータ26の回転によってシートベルト巻取り方向およびシートベルト引出し方向のいずれにも回転されるようになる。その場合、モータ26の回転はECU25によって制御される。また、図7(c)に示すように、動力伝達用リテーナ21bの他面側(プリテンショナー9との対面側)には、前述のプリテンショナー9のボール14aの円弧状の移動通路22を形成する通路溝22aが形成されている。そして、動力伝達用リテーナ21bはプリテンショナー9のケース9aとともにフレーム8のベース部8bの一方の側壁8cに一体に取り付けられている。したがって、この例のシートベルトリトラクタ3では、動力伝達用リテーナ21bがプリテンショナー9のケース9aのカバーとして兼用されている。
触で)支持される。そして、図6(d)に示すようにモータストッパ27とユニット支持部29aとがケース本体24aの平坦状の被支持部24a3を介して、モータストッパ2
7、ユニット支持部29a、およびケース本体24aにそれぞれ形成された支持孔を貫通するボルト等の固着具30によって共締めで一体に固定されることにより、モータ・ECU一体ユニット23がユニット支持部29aに支持される。また、フレーム取付部29bがベース部8bにボルト等の固着具によって取り付けられる。これにより、モータ・ECU一体ユニット23がその重心位置の真下でユニットスティ29に平面状に支持されるようになる。
をECU25およびモータ26の設置スペースとして利用することができる。これにより、シートベルトリトラクタ3の大型化を効果的に抑制しつつ、ECU25およびモータ26をスプールの下方に設置可能となる。
更に、動力伝達用リテーナ21bをプリテンショナー9のケース9aのカバーとして兼用しているので、専用のケース9aのカバーを不要にできる。これにより、部品点数を更に一層削減できるとともに、シートベルトリトラクタ3の組立工数を低減できる。
るので、モータ・ECU一体ユニット23をまったく上方に開放しない構造とすることができる。これにより、ユニットケース24内に水等の液体が浸入するのを抑制することができ、ECU25およびモータ26の各防滴性を効果的に向上させることができる。
ベルト装置1の利便性を向上することができる。
なお、本発明は前述の実施の形態の例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内で種々設計変更が可能である。
25b…ECUコネクタ、26…モータ、26a…モータ回転軸、27…モータストッパ、28…配線、29…ユニットスティ、29a…ユニット支持部、29b…フレーム取付部
Claims (3)
- シートベルトを巻き取るスプールと、前記スプールを回転可能に支持するフレームと、前記スプールをシートベルト巻取り方向および引出し方向に回転させるモータと、前記モータの回転を前記スプールに伝達する動力伝達ユニットとを少なくとも備えるシートベルトリトラクタにおいて、
前記モータを制御する電子制御装置を備え、
前記モータと前記電子制御装置とが一体にモータ・電子制御装置ユニットとして構成されており、
前記モータ・電子制御装置ユニットはユニットケースを備え、
前記モータおよび前記電子制御装置は前記ユニットケース内に収容されており、
前記ユニットケースがユニットスティに平面状に支持されているとともに、前記ユニットスティが前記フレームに支持されていることを特徴とするシートベルトリトラクタ。 - 前記モータが前記ユニットケース内に配設されたモータストッパにより軸方向に位置決めされており、
前記ユニットスティおよび前記モータストッパが前記ユニットケースを介して共締めされていることを特徴とする請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。 - シートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタと、シートベルトに摺動可能に支持されたタングと、車体に設けられるとともに前記タングが係脱可能に係止されるバックルとを少なくとも有し、
前記シートベルトリトラクタが請求項1または2に記載のシートベルトリトラクタであることを特徴とするシートベルト装置。
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