JP2009173087A - 駆動機構及びウェビング巻取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピニオンの回転量を増加させる。
【解決手段】ウェビング巻取装置10では、車両の緊急時に、ガスジェネレータ68が発生したガスによって第1ピストン32が上昇を開始した後に、第1ピストン32が第2ピストン50に係合して第2ピストン50が第1ピストン32と一体に上昇される。このため、第1ピストン32の第1ラック42及び第2ピストン50の第2ラック58によってピニオン20が回転されて、スプール14が回転されることで、スプール14にウェビング16が巻き取られて、ウェビング16による乗員拘束力が増加される。ここで、第1ピストン32の上昇のみならず、第2ピストン50の上昇によっても、ピニオン20が回転されるため、ピニオン20の回転量を増加でき、スプール14へのウェビング16の巻取量を増加できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ピニオンを回転させる駆動機構及びウェビング巻取装置に関する。
ウェビング巻取装置(シートベルト巻取装置)としては、ピストンが移動されて、ピストンに設けられたラック杆がギヤを回転させることで、ギヤと一体に巻取ドラムが回転されて、巻取ドラムにシートベルトが巻き取られるものがある(例えば、特許文献1参照)。
ここで、このウェビング巻取装置では、ギヤの回転量を増加させてシートベルトの巻取量を増加できるのが好ましい。
実公昭55−21696号公報
本発明は、上記事実を考慮し、ピニオンの回転量を増加できる駆動機構及びウェビング巻取装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の駆動機構は、第1ラックが設けられた第1移動部材と、前記第1移動部材を移動させる移動手段と、第2ラックが設けられ、前記第1移動部材が所定以上移動された際に前記第1移動部材と共に移動される第2移動部材と、前記第1移動部材が移動されることで前記第1ラックによって回転されると共に、前記第2移動部材が移動されることで前記第2ラックによって回転されるピニオンと、を備えている。
請求項2に記載の駆動機構は、請求項1に記載の駆動機構において、前記第1移動部材の移動が停止された際に前記第1ラックの前記ピニオンへの係合が解除される、ことを特徴としている。
請求項3に記載の駆動機構は、請求項1又は請求項2に記載の駆動機構において、前記第1ラックの前記ピニオン側部分の剛性を前記第1ラックの反前記ピニオン側部分の剛性に比し大きくした、ことを特徴としている。
請求項4に記載の駆動機構は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の駆動機構において、前記第1ラックを前記第2ラックに対し前記ピニオンの回転軸方向において前記ピニオン側に配置した、ことを特徴としている。
請求項5に記載の駆動機構は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の駆動機構において、前記第1移動部材に設けられ、前記第1移動部材の移動方向側方から供給されるガスが当接することでガスの圧力によって前記第1移動部材が移動される傾斜面を備えた、ことを特徴としている。
請求項6に記載の駆動機構は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の駆動機構において、前記第1移動部材が反前記ピニオン側からのガスの圧力によって移動されると共に、前記第1移動部材が移動される際に前記第1移動部材に前記第2移動部材が装着されて前記第1移動部材の反前記ピニオン側から前記ピニオン側へのガス抜けが抑制される、ことを特徴としている。
請求項7に記載のウェビング巻取装置は、第1ラックが設けられた第1移動部材と、前記第1移動部材を移動させる移動手段と、第2ラックが設けられ、前記第1移動部材が所定以上移動された際に前記第1移動部材と共に移動される第2移動部材と、前記第1移動部材が移動されることで前記第1ラックによって回転されると共に、前記第2移動部材が移動されることで前記第2ラックによって回転されるピニオンと、乗員に装着されるウェビングを巻き取り可能にされ、前記ピニオンが回転されることで回転されて前記ウェビングが巻き取られる巻取軸と、を備えている。
請求項1に記載の駆動機構では、移動手段が第1移動部材を移動させると共に、第1移動部材が所定以上移動された際に第1移動部材と共に第2移動部材が移動される。さらに、第1移動部材が移動されることで、第1移動部材の第1ラックによってピニオンが回転されると共に、第2移動部材が移動されることで、第2移動部材の第2ラックによってピニオンが回転される。
このように、第1移動部材の移動のみならず第2移動部材の移動によってもピニオンが回転されるため、ピニオンの回転量を増加させることができる。
請求項2に記載の駆動機構では、第1移動部材の移動が停止された際に、第1ラックのピニオンへの係合が解除される。このため、第1ラックに阻害されることなく第2移動部材の移動によってピニオンを回転させることができる。
請求項3に記載の駆動機構では、第1ラックのピニオン側部分の剛性が第1ラックの反ピニオン側部分の剛性に比し大きくされている。このため、第1ラックによるピニオンの回転が開始される際(第1ラックにピニオンから最も大きな荷重が作用する際)に、第1ラックがピニオンからの荷重を確実に受け止めることができる。
請求項4に記載の駆動機構では、第1ラックが第2ラックに対しピニオンの回転軸方向においてピニオン側に配置されている。このため、第1移動部材の移動荷重が大きい場合でも、第1ラックがピニオンの重心側(根本側)に係合することで、第1ラックによってピニオンを効果的に回転させることができる。
請求項5に記載の駆動機構では、第1移動部材の移動方向側方から供給されるガスが第1移動部材に設けられた傾斜面に当接することで、ガスの圧力によって第1移動部材が移動される。このため、第1移動部材の移動方向側方からガスを供給しても、第1移動部材を移動させることができる。
請求項6に記載の駆動機構では、第1移動部材が反ピニオン側からのガスの圧力によって移動される。
ここで、第1移動部材が移動される際に、第1移動部材に第2移動部材が装着されて、第1移動部材の反ピニオン側からピニオン側へのガス抜けが抑制される。このため、第1移動部材を適切に移動させることができる。
請求項7に記載のウェビング巻取装置では、移動手段が第1移動部材を移動させると共に、第1移動部材が所定以上移動された際に第1移動部材と共に第2移動部材が移動される。さらに、第1移動部材が移動されることで、第1移動部材の第1ラックによってピニオンが回転されると共に、第2移動部材が移動されることで、第2移動部材の第2ラックによってピニオンが回転される。また、ピニオンが回転されることで、巻取軸が回転されて、巻取軸にウェビングが巻き取られる。
このように、第1移動部材の移動のみならず第2移動部材の移動によってもピニオンが回転されるため、ピニオンの回転量を増加させることができて、巻取軸へのウェビングの巻取量を増加させることができる。
図1には、本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置10(ベルト巻取装置)が車両前後方向一側から見た側面図にて示されており、図2には、ウェビング巻取装置10が車外側(車幅方向外側)かつ車両前後方向一側から見た分解斜視図にて示されている。なお、図面では、車室側(車幅方向内側)を矢印INで示し、車両前後方向一側を矢印LOで示し、上側を矢印UPで示す。
本実施の形態に係るウェビング巻取装置10は、上側を車両の上側に向けられた状態で、車両に設置されている。ウェビング巻取装置10には、断面U字形板状のフレーム12が設けられており、フレーム12には、車外側の外板12A及び車両前後方向両側の側板12Bが設けられている。フレーム12の外板12Aは、車両に固定されており、これにより、ウェビング巻取装置10が車両に設置されている。
フレーム12の一対の側板12B間には、巻取軸としての略円筒状のスプール14が回転可能に設けられており、スプール14の軸方向は、車両前後方向に沿って配置されている。スプール14には、ベルト(シートベルト)としての長尺帯状のウェビング16が基端側16Aから巻き取られており、ウェビング16は、フレーム12から上側へ延出されて、車両のシートに着座した乗員(図示省略)に装着可能にされている。また、スプール14が巻取方向(図1の矢印Aの方向)へ回転されることでウェビング16が巻き取られると共に、スプール14が引出方向(図1の矢印Aの反対方向)へ回転されることでウェビング16が引き出される。さらに、スプール14は巻取方向へ回転される方向へ付勢されており、これにより、ウェビング16がスプール14に巻き取られる方向へ付勢されている。
スプール14の回転中心には、円軸状の回転軸14A(トーションバー)が配置されており、回転軸14Aはスプール14から車両前後方向一側へ突出している。回転軸14Aは、車両前後方向他側端において、スプール14に回転不能に係合されており、回転軸14Aは、スプール14と一体に回転可能にされている。
スプール14の車両前後方向一側には、ロック部としての略円板状のロックギヤ74が配置されており、ロックギヤ74には、回転軸14Aが貫通されている。ロックギヤ74は、回転軸14Aに回転不能に係合されており、ロックギヤ74は、スプール14及び回転軸14Aと一体に回転可能にされている。
ロックギヤ74の回転中心部分には、クラッチ機構を構成する円柱状の収容凹部28が形成されており、収容凹部28は、車両前後方向一側に開放されると共に、外周部がロックギヤ74から車両前後方向一側へ円筒状に突出されている。収容凹部28の内周面には、ローレット面28Aが形成されており、ローレット面28Aは、ローレット加工されて、摩擦係数が高くされている。また、ロックギヤ74の外周面には、ラチェット歯74Aが設けられている。
フレーム12の一対の側板12B間には、ロック部材としてのU字形板状のプレートロック76が回動可能に設けられており、プレートロック76は、スプール14の下側かつ車外側に配置されている。プレートロック76の車両前後方向一側端部には、ロック歯76Aが形成されており、車両の緊急時(特に衝突時)には、プレートロック76がスプール14側へ回動されて、ロック歯76Aがロックギヤ74のラチェット歯74Aに噛合(係合)されることで、ロックギヤ74の引出方向への回転がロックされて(巻取方向への回転は許可される)、スプール14及び回転軸14Aの引出方向への回転がロックされる(巻取方向への回転は許可される)。
フレーム12の車両前後方向一側には、駆動機構としてのプリテンショナ機構18が設けられている。
プリテンショナ機構18には、設置部材としての略円環板状のギヤケース30が設けられており、ギヤケース30は、ロックギヤ74の外周において、フレーム12の車両前後方向一側の側板12Bに固定されている。ギヤケース30の周部には、クラッチ機構を構成する円柱状のシェアピン30Aが複数一体に形成されており、複数のシェアピン30Aは、ギヤケース30の周部から車両前後方向一側へ突出されている。ギヤケース30の下部には、係止部としての円柱状の係止ピン30Bが一体に形成されており、係止ピン30Bは、ギヤケース30の周部から車両前後方向一側へ突出されている。
プリテンショナ機構18には、ピニオン20が設けられており、ピニオン20は、スプール14の回転軸14Aが貫通されて、回転軸14Aに対し回転自在にされている。ピニオン20の車両前後方向一側部分には、ギヤ部22が形成されており、ギヤ部22には、回転周方向に沿って、複数のピニオン歯22Aが形成されている。
ピニオン20の車両前後方向他側部分には、クラッチ機構を構成するカム部24が設けられており、カム部24は、ギヤケース30の収容凹部28内(ローレット面28A内)に収容されている。カム部24の外周部には、回転周方向に沿って、複数のカム面24Aが形成されており、カム面24Aは、引出方向へ向かうに従い回転径方向外側へ向かう方向へ傾斜されている。
カム部24の外周外側には、クラッチ機構を構成する略円環板状のクラッチプレート26が設けられており、クラッチプレート26は、ギヤケース30の車両前後方向一側に配置されている。クラッチプレート26には、ギヤケース30の周部における複数のシェアピン30Aが貫通されており、クラッチプレート26は、複数のシェアピン30Aに回転を係止された状態で支持されている。
クラッチプレート26の内側には、複数のアーム26Aが形成されており、アーム26Aは、クラッチプレート26の回転径方向内側へ延出されている。アーム26Aは断面L字形板状にされており、アーム26Aの先端側部分は車両前後方向他側へ延出されている。各アーム26Aの先端側部分は、カム部24の各カム面24Aの巻取方向側端に圧接されており、これにより、ピニオン20が複数のアーム26Aに回転を係止された状態で支持されている。
ピニオン20の下側には、移動機構(ピストン機構)を構成する第1移動部材としての第1ピストン32(図3、図5及び図6参照)が設けられており、第1ピストン32の下端には、略円柱状の第1底部34が設けられている。第1底部34の車外側部分の下部には、傾斜面としての平面状の受け面34Aが形成されており、受け面34Aは、車外側へ向かうに従い上側へ向かう方向へ傾斜されている。第1ピストン32には、第1底部34の上側において、円板状の第1フランジ部36が設けられており、第1フランジ部36は、第1底部34の周方向外側へ突出されている。
第1底部34及び第1フランジ部36には、断面矩形状の装着孔38(図6(A)参照)が貫通形成されており、装着孔38は、第1底部34及び第1フランジ部36を上下方向に貫通している。なお、第1底部34及び第1フランジ部36には、必要に応じて第1ガス抜き孔40が貫通形成されており、第1ガス抜き孔40は、第1底部34及び第1フランジ部36を上下方向に貫通している。
第1底部34の外周には、シール部材としての環状の第1Oリング78が装着されており、第1Oリング78は、弾性及びシール性を有している。
第1ピストン32には、第1フランジ部36の上側において、矩形柱状の第1ラック42が設けられており、第1ラック42の下端42Bは、第1フランジ部36と一体にされると共に、第1ラック42の上端面42Cは、ピニオン20の近傍に配置されている。第1ラック42の車両前後方向一側部分には、上部を除く部分において、装着部としての矩形柱状の装着凹部44が形成されており、装着凹部44は、車両前後方向一側及び車幅方向両側に開放されている。装着凹部44は、第1底部34及び第1フランジ部36の装着孔38と連通されており、装着凹部44は装着孔38と断面が同一にされている。第1ラック42の車室側面には、上下方向中間部において、許可部としての矩形柱状の係合凹部46が形成されており、係合凹部46は、車室側及び車両前後方向両側に開放されている。
第1ラック42の車外側部には、上端から上下方向中間部において、複数の第1ラック歯42Aが形成されており、第1ラック歯42Aは、第1ラック42の車両前後方向全体に亘って配置されている。第1ラック42の上部(装着凹部44非形成部分)の所定数(本実施の形態では2つ)の第1ラック歯42Aは、第1ラック42の上部以外(装着凹部44形成部分)の第1ラック歯42Aに比し、車両前後方向幅が大きくされている。第1ラック42の車外側部には、複数の第1ラック歯42Aの直下において、解除部としての側面視台形状の解除凹部48が形成されており、解除凹部48は、車外側及び車両前後方向両側に開放されている。
ピニオン20の下側には、移動機構を構成する第2移動部材としての第2ピストン50(図4〜図6参照)が設けられており、第2ピストン50の下端には、円板状の第2底部52が設けられている。第2ピストン50には、第2底部52の上側において、円板状の第2フランジ部54が設けられており、第2フランジ部54は、第2底部52の周方向外側へ突出されている。なお、第2底部52及び第2フランジ部54には、必要に応じて第2ガス抜き孔56が貫通形成されており、第2ガス抜き孔56は、第2底部52及び第2フランジ部54を上下方向に貫通している。
第2底部52の外周には、シール部材としての環状の第2Oリング80が装着されており、第2Oリング80は、弾性及びシール性を有している。
第2ピストン50には、第2フランジ部54の上側において、矩形柱状の第2ラック58が設けられており、第2ラック58は、第1ピストン32の下側から第1ピストン32の装着孔38及び装着凹部44に挿入されて、装着孔38及び装着凹部44に装着(嵌合)されている。これにより、第2ピストン50が第1ピストン32に組み合わされて、第2ラック58が第1ピストン32の第1ラック42の車両前後方向一側に配置されており、第2ピストン50の第2フランジ部54の上面は第1ピストン32の第1底部34の下面に接触されると共に、第2ラック58の上面は装着凹部44の上面に接触されている。
第2ラック58の上部の車室側端には、係合部としての矩形軸状の係合ピン60が固定されており、係合ピン60は、第2ラック58から車両前後方向他側へ延出されて、第1ラック42の係合凹部46内の上端に配置されている(係合凹部46の上端面に接触されている)。
第2ラック58の車外側部の上部には、複数の第2ラック歯58Aが形成されており、第2ラック歯58Aは、第2ラック58の車両前後方向全体に亘って配置されている。
第1ピストン32及び第2ピストン50は、移動手段を構成する案内手段としての有底円筒状のシリンダ62内に収容されており、シリンダ62は、フレーム12の車両前後方向一側の側板12Bに固定されている。シリンダ62の上端には、係止手段としての略円板状のストッパ64が固定されており、ストッパ64に第1ピストン32の第1ラック42及び第2ピストン50の第2ラック58が移動可能に貫通されて、第1ピストン32の上部及び第2ピストン50の上部がシリンダ62から上側に突出されている。第1ラック42上部の第1ラック歯42Aの下側面及び第2ラック58の第2ラック歯58Aの下側面は、ギヤケース30の係止ピン30Bに支持(接触)されており、これにより、第1ピストン32及び第2ピストン50がシリンダ62内を下降することが阻止(係止)されている。
第1ピストン32の第1フランジ部36及び第2ピストン50の第2フランジ部54は、シリンダ62内に嵌合されている。第1ピストン32の第1底部34外周の第1Oリング78は、弾性変形された状態で、第1フランジ部36の下面及びシリンダ62の内周面に接触されており、第1Oリング78は、第1フランジ部36とシリンダ62との間をシールしている。第2ピストン50の第2底部52外周の第2Oリング80は、弾性変形された状態で、第2フランジ部54の下面及びシリンダ62の内周面に接触されており、第2Oリング80は、第2フランジ部54とシリンダ62との間をシールしている。
シリンダ62の下端には、移動手段を構成する流体供給手段としての略円筒状の供給筒66が連結されており、供給筒66は、フレーム12の車両前後方向一側の側板12Bに固定されている。供給筒66の車室側部分(シリンダ62側部分)の内径は、車室側に向かうに従い徐々に小さくされており、供給筒66内は、シリンダ62内における第1ピストン32の第1フランジ部36と第2ピストン50の第2フランジ部54との間の空間に連通されて、シリンダ62内との連通部分が第1ピストン32の受け面34Aに対向されている。
供給筒66の車外側部分には、移動手段を構成する流体発生手段としてのガスジェネレータ68(マイクロガスジェネレータ)が設けられており、ガスジェネレータ68には、本体部68Aと閉塞部68Bとが一体に設けられている。本体部68Aは供給筒66の車外側部分内に挿入されると共に、閉塞部68Bは供給筒66の車外側端を閉塞しており、閉塞部68Bは、移動手段を構成する固定手段としての有底円筒状のキャップ70内に収容されている。キャップ70は供給筒66の車外側端に固定されており、これにより、ガスジェネレータ68が供給筒66に固定されている。ガスジェネレータ68は、車両の制御手段としてのECU72に接続されており、車両の緊急時には、ECU72の制御によってガスジェネレータ68が本体部68Aにおいて高圧のガス(流体)を瞬時に発生可能にされている。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
以上の構成のウェビング巻取装置10では、ウェビング16がスプール14から引き出されて、シートに着座した乗員に装着される。
車両の緊急時には、プレートロック76がスプール14側へ回動されて、プレートロック76のロック歯76Aがロックギヤ74のラチェット歯74Aに噛合されることで、ロックギヤ74の引出方向への回転がロックされて(巻取方向への回転は許可される)、スプール14及び回転軸14Aの引出方向への回転がロックされる(巻取方向への回転は許可される)。これにより、ウェビング16のスプール14からの引き出しがロックされて、ウェビング16が乗員を拘束する。
また、車両の緊急時には、ECU72の制御によって、ガスジェネレータ68が本体部68Aにおいて高圧のガスを瞬時に発生する。これにより、ガスジェネレータ68が発生したガスが、供給筒66内を介して、シリンダ62内における第1ピストン32の第1フランジ部36と第2ピストン50の第2フランジ部54との間の空間に供給されて、第1ピストン32の第1フランジ部36及び第1底部34(受け面34Aを含む)に上側への高圧の圧力を付与することで、第1ピストン32が上側へ上昇されて、ギヤケース30の係止ピン30Bが破断される。なお、第1ピストン32が上側へ上昇される際には、第1底部34外周の第1Oリング78が第1フランジ部36とシリンダ62との間をシールするため、シリンダ62内に供給されたガスが第1ピストン32の第1フランジ部36より上側へ抜けることが抑制される。
さらに、第1ピストン32の第1ラック42の第1ラック歯42Aがピニオン20のピニオン歯22Aに噛合(係合)して、第1ピストン32(第1ラック42)の上側への上昇によってピニオン20が高荷重で巻取方向へ回転されることで、ピニオン20のカム面24Aによってクラッチプレート26のアーム26Aがピニオン20の回転径方向外側へ移動(変形)されて、カム面24Aとロックギヤ74のローレット面28A(収容凹部28の内周面)との間にアーム26Aの先端側部分が噛み込まれる。これにより、ピニオン20、クラッチプレート26及びスプール14(回転軸14A及びロックギヤ74を含む)が一体回転可能になり、クラッチプレート26によってシェアピン30Aが破断されることで、クラッチプレート26の回転が許可されて(シェアピン30Aによるクラッチプレート26の回転係止が解除されて)、第1ピストン32(第1ラック42)の上側への上昇によってピニオン20、クラッチプレート26及びスプール14が一体に巻取方向へ回転される。また、第1ピストン32の上側への上昇は、第1ピストン32の第1フランジ部36がシリンダ62上端のストッパ64に当接することで、停止される。さらに、第1ピストン32の上側への上昇が停止された際には、第1ピストン32の第1ラック42の解除凹部48内にピニオン20のピニオン歯22Aが収容されて、第1ラック42(第1ラック歯42A)のピニオン20(ピニオン歯22A)への噛合が解除される。
第1ピストン32が上側へ上昇される際には、第1ラック42の係合凹部46が上側へ上昇されて、係合凹部46の下端面が第2ピストン50の第2ラック58の係合ピン60に当接することで、第2ピストン50が第1ピストン32と一体に上側へ上昇される。さらに、第2ピストン50の第2フランジ部54の下側面(第2Oリング80)がシリンダ62の供給筒66との連通部分を通過した後には、ガスジェネレータ68が発生してシリンダ62内に供給されたガスが、第2ピストン50の第2フランジ部54及び第2底部52に上側への高圧の圧力を付与することで、第1ピストン32の上側への上昇が停止された後であっても、第2ピストン50が上側へ上昇される。なお、第2ピストン50が上側へ上昇される際には、第2底部52外周の第2Oリング80が第2フランジ部54とシリンダ62との間をシールするため、シリンダ62内に供給されたガスが第2ピストン50の第2フランジ部54より上側へ抜けることが抑制される。
これにより、第2ラック58の第2ラック歯58Aがピニオン20のピニオン歯22Aに噛合(係合)して、第2ピストン50(第2ラック58)の上側への上昇によってピニオン20が高荷重で巻取方向へ回転されることで、ピニオン20、クラッチプレート26及びスプール14が一体に巻取方向へ回転される。また、第2ピストン50の上側への上昇は、第2ピストン50の上端が第1ピストン32の第1ラック42の装着凹部44上端面に当接することで、停止される。
以上により、第1ピストン32の上側への上昇及び第2ピストン50の上側への上昇によってピニオン20が回転されて、スプール14が巻取方向へ回転されることで、スプール14にウェビング16が巻き取られて、ウェビング16による乗員拘束力が増加される。
ここで、上述の如く、第1ピストン32の上側への上昇のみならず、第2ピストン50の上側への上昇によっても、ピニオン20が回転されて、スプール14にウェビング16が巻き取られる。このため、本実施の形態の如く第1ピストン32及び第2ピストン50の上側への上昇可能距離がフレーム12の上下方向長さによって制限される場合でも、ピニオン20の回転量を増加させることができ、スプール14へのウェビング16の巻取量を増加させることができて、ウェビング16による乗員拘束力を良好に増加させることができる。
さらに、上述の如く、第1ピストン32の上側への上昇が停止された際には、第1ピストン32の第1ラック42の解除凹部48内にピニオン20のピニオン歯22Aが収容されて、第1ラック42(第1ラック歯42A)のピニオン20(ピニオン歯22A)への噛合が解除される。このため、第1ラック42(第1ラック歯42A)に阻害されることなく第2ピストン50の上側への上昇によってピニオン20を回転させることができる。
また、上述の如く、第1ピストン32の第1ラック42の係合凹部46下端面が第2ピストン50の第2ラック58の係合ピン60に当接して、第2ピストン50が第1ピストン32と一体に上側へ上昇されることで、第2ピストン50の第2フランジ部54の下側面(第2Oリング80)がシリンダ62の供給筒66との連通部分を通過した後には、ガスジェネレータ68が発生したガスによって、第2ピストン50が上側へ上昇される。このため、第1ピストン32の上側への上昇が停止された後であっても、第2ピストン50を確実に上側へ上昇させることができる。
さらに、第1ピストン32の第1底部34の受け面34Aが、シリンダ62の供給筒66との連通部分に対向されている。このため、第1ピストン32の上側への上昇が開始される際には、ガスジェネレータ68が発生したガスが受け面34Aに当接することで、第1ピストン32の上側への上昇を良好に開始させることができる。さらに、第1ピストン32の第1底部34側方の供給筒66からガスを供給しても、第1ピストン32の上昇を開始させることができるため、シリンダ62の側方に供給筒66及びガスジェネレータ68を配置できて、シリンダ62に容易にガスを供給することができる。
また、第1ピストン32の第1ラック42が第2ピストン50の第2ラック58に対しピニオン20の回転軸方向においてピニオン20側(車両前後方向他側)に配置されている。このため、本実施の形態の如く、第1ピストン32が上昇される際のガスの圧力が、第2ピストン50が上昇される際のガスの圧力に比し大きくされて、第1ピストン32の上昇荷重が第2ピストン50の上昇荷重に比し大きい場合でも、第1ラック42が第2ラック58に比しピニオン20の重心側(根本側、車両前後方向他側)に噛合することで、第1ラック42によってピニオン20を効果的に回転させることができる。
しかも、第1ピストン32の第1フランジ部36及び第1底部34の装着孔38に第2ピストン50の第2ラック58が嵌合されている。このため、第1ピストン32のみが上側へ上昇される際には、ガスジェネレータ68が発生したガスが装着孔38を介して第1フランジ部36の上側へ抜けることを抑制でき、ガスジェネレータ68が発生したガスによって第1ピストン32を良好に上側へ上昇させることができる。
また、第1ラック42の上部(装着凹部44非形成部分)の第1ラック歯42Aは、第1ラック42の上部以外(装着凹部44形成部分)の第1ラック歯42Aに比し、車両前後方向幅が大きくされて、剛性が大きくされている。このため、第1ラック42によるピニオン20の回転が開始される際(第1ラック42にピニオン20から最も大きな荷重が作用する際)に、第1ラック42の上部の第1ラック歯42Aがピニオン20からの荷重を確実に受け止めることができると共に、第1ラック42の上部の第1ラック歯42Aによってピニオン20を高荷重で巻取方向へ回転させることができる。これにより、クラッチプレート26のアーム26Aを適切に移動(変形)させることができると共に、クラッチプレート26によって適切にシェアピン30Aを破断することができ、ピニオン20をロックギヤ74(スプール14及び回転軸14Aを含む)と適切に連結して一体回転可能にすることができる。
なお、本実施の形態では、時間差を持って移動される2つの移動部材(第1ピストン32及び第2ピストン50)を設けた構成としたが、時間差を持って移動される3つ以上の移動部材(ピストン)を設けた構成としてもよい。
また、本実施の形態では、第2ピストン50の第2ラック58に別体の係合ピン60を取り付けた構成としたが、第2ピストン50の第2ラック58に係合ピン60を一体に形成した構成としてもよい。
本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置を示す車両前後方向一側から見た側面図である。 本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置を示す車外側かつ車両前後方向一側から見た分解斜視図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置における第1ピストンを示す側面図であり、(A)は、車室側から見た図であり、(B)は、車両前後方向一側から見た図であり、(C)は、車外側から見た図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置における第2ピストンを示す側面図であり、(A)は、車室側から見た図であり、(B)は、車両前後方向一側から見た図であり、(C)は、車外側から見た図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置における第1ピストンと第2ピストンとの組み合わせ状態を示す側面図であり、(A)は、車室側から見た図であり、(B)は、車両前後方向一側から見た図であり、(C)は、車外側から見た図である。 (A)及び(B)は、本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置における第1ピストンと第2ピストンとの組み合わせ状況を示す車外側かつ車両前後方向一側から見た斜視図であり、(A)は、第1ピストンと第2ピストンとの分解状態を示す図であり、(B)は、第1ピストンと第2ピストンとの組み合わせ状態を示す図である。
符号の説明
10 ウェビング巻取装置
14 スプール(巻取軸)
16 ウェビング
18 プリテンショナ機構(駆動機構)
20 ピニオン
32 第1ピストン(第1移動部材)
34A 受け面(傾斜面)
42 第1ラック
50 第2ピストン(第2移動部材)
58 第2ラック

Claims (7)

  1. 第1ラックが設けられた第1移動部材と、
    前記第1移動部材を移動させる移動手段と、
    第2ラックが設けられ、前記第1移動部材が所定以上移動された際に前記第1移動部材と共に移動される第2移動部材と、
    前記第1移動部材が移動されることで前記第1ラックによって回転されると共に、前記第2移動部材が移動されることで前記第2ラックによって回転されるピニオンと、
    を備えた駆動機構。
  2. 前記第1移動部材の移動が停止された際に前記第1ラックの前記ピニオンへの係合が解除される、ことを特徴とする請求項1記載の駆動機構。
  3. 前記第1ラックの前記ピニオン側部分の剛性を前記第1ラックの反前記ピニオン側部分の剛性に比し大きくした、ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の駆動機構。
  4. 前記第1ラックを前記第2ラックに対し前記ピニオンの回転軸方向において前記ピニオン側に配置した、ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項記載の駆動機構。
  5. 前記第1移動部材に設けられ、前記第1移動部材の移動方向側方から供給されるガスが当接することでガスの圧力によって前記第1移動部材が移動される傾斜面を備えた、ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項記載の駆動機構。
  6. 前記第1移動部材が反前記ピニオン側からのガスの圧力によって移動されると共に、前記第1移動部材が移動される際に前記第1移動部材に前記第2移動部材が装着されて前記第1移動部材の反前記ピニオン側から前記ピニオン側へのガス抜けが抑制される、ことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項記載の駆動機構。
  7. 第1ラックが設けられた第1移動部材と、
    前記第1移動部材を移動させる移動手段と、
    第2ラックが設けられ、前記第1移動部材が所定以上移動された際に前記第1移動部材と共に移動される第2移動部材と、
    前記第1移動部材が移動されることで前記第1ラックによって回転されると共に、前記第2移動部材が移動されることで前記第2ラックによって回転されるピニオンと、
    乗員に装着されるウェビングを巻き取り可能にされ、前記ピニオンが回転されることで回転されて前記ウェビングが巻き取られる巻取軸と、
    を備えたウェビング巻取装置。
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