JP5581144B2 - ウェビング巻取装置 - Google Patents

ウェビング巻取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5581144B2
JP5581144B2 JP2010174414A JP2010174414A JP5581144B2 JP 5581144 B2 JP5581144 B2 JP 5581144B2 JP 2010174414 A JP2010174414 A JP 2010174414A JP 2010174414 A JP2010174414 A JP 2010174414A JP 5581144 B2 JP5581144 B2 JP 5581144B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pinion
plate
webbing
rack
moving member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010174414A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012035644A (ja
Inventor
弥 梁川
優 浮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP2010174414A priority Critical patent/JP5581144B2/ja
Priority to US13/188,089 priority patent/US8573526B2/en
Publication of JP2012035644A publication Critical patent/JP2012035644A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5581144B2 publication Critical patent/JP5581144B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/46Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
    • B60R22/4628Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up characterised by fluid actuators, e.g. pyrotechnic gas generators
    • B60R22/4633Linear actuators, e.g. comprising a piston moving along reel axis and rotating along its own axis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/46Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
    • B60R2022/468Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up characterised by clutching means between actuator and belt reel

Description

本発明は、車両の乗員に装着されるウェビングを巻取るウェビング巻取装置に関する。
下記特許文献1に記載のシートベルト用リトラクタは、車両衝突時等にガイドドラムを巻取方向へ強制的に回転させるプリテンショナ機構を備えている。
このシートベルト用リトラクタでは、車両衝突時等に、プリテンショナ機構が作動されてピストンが移動されることで、ピストンに設けられたラックがピニオンに噛合して、ピニオンが回転される。ピニオンが回転された際には、ガイドドラムが巻取方向へ回転される。
ところで、ピニオンの軸線方向一側には、支持部が設けられており、当該支持部がカバープレートの支持孔に嵌入されて、ピニオンがカバープレートに回転可能に支持されている。
ここで、プリテンショナ機構が作動される際には、カバープレートの支持孔に大きな力が作用されるため、カバープレートの板厚を厚くして、支持孔の強度を確保する必要がある。
また、ラックからピニオンへの作動効率を維持するために、カバープレートの板厚を厚くすることで、ピニオンが支持される軸線方向の長さを確保して、ラックとピニオンとの噛合面を保持していた。
これにより、シートベルト用リトラクタが大型化されて、シートベルト用リトラクタの重量が重くなる。
特開2009−241864号公報
本発明は、上記事実を考慮し、小型化できると共に軽量化できるウェビング巻取装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載のウェビング巻取装置は、巻取方向へ回転されることで車両の乗員に装着されるウェビングが巻取られる巻取軸と、所定時に移動される移動部材と、同軸上に設けられた回転支軸部を有すると共に、軸方向一方側へ開放された凹状の収容部が前記回転支軸部の周方向に沿って形成され、前記移動部材の移動時に前記移動部材が噛合して回転されることで前記巻取軸が巻取方向へ回転される回転部材と、前記回転部材の軸方向一方側に配置される本体部を有すると共に、前記本体部から前記回転部材の軸方向他方側へ突出されて前記収容部に収容される軸受壁が設けられ、前記本体部と前記軸受壁とに形成されかつ前記回転支軸部を支持する軸受孔を有する軸受部材と、を備えている。
請求項2に記載のウェビング巻取装置は、請求項1に記載のウェビング巻取装置において、前記軸受壁の前記移動部材側の突出高さが、前記軸受壁の前記移動部材側とは反対側の突出高さより低くされる。
請求項1に記載のウェビング巻取装置では、所定時に、移動部材が、移動されることで、回転部材に噛合して、回転部材が回転される。これにより、巻取軸が巻取方向へ回転されて、ウェビングが巻取軸に巻き取られる。
ところで、回転部材では、回転支軸部が同軸上に設けられており、回転部材の軸方向一方側に軸受部材の本体部が配置されて、回転支軸部が軸受部材の軸受孔に支持されている。
さらに、移動部材が回転部材を回転させる際には、移動部材から回転部材に傾動モーメントが作用される。
ここで、軸受部材では、軸受壁が本体部から突出されており、軸受孔は本体部と軸受壁とに形成されている。
このため、回転部材の軸線方向において、回転部材が軸受孔に支持される長さを長くできる。
これにより、軸受孔が回転部材を支持する面積が大きくなるため、軸受孔の強度を確保できる。また、移動部材が回転部材を回転させる際の回転部材の傾きを抑制できるため、回転部材と移動部材とが充分に噛合できて、移動部材から回転部材への作動効率(伝達効率)を向上できる。
したがって、軸受部材の回転部材軸線方向の厚さが厚くなることが抑制されることで、ウェビング巻取装置を小型化及び軽量化できる。
また、軸受壁は回転部材の軸方向他方側に突出されると共に、回転部材の軸方向一方側へ開放された凹状の収容部が回転支軸部の周方向に沿って形成されており、収容部に軸受壁が収容されている。
このため、移動部材から回転部材に作用される力の作用点と軸受孔との回転部材軸方向における離間距離が短くなることで、回転部材に作用される傾動モーメントを小さくできる。これにより、回転部材を一層傾きにくくできる。
さらに、収容部が軸受壁の回転部材側への突出を吸収できて、ウェビング巻取装置を効果的に小型化できる。
請求項2に記載のウェビング巻取装置では、軸受壁の移動部材側の突出高さが、軸受壁の移動部材側とは反対側の突出高さより低くされている。このため、移動部材の移動軌跡上に軸受壁が配置される場合でも、移動部材の回転部材に噛合する歯が軸受壁に干渉することを抑制できる。これにより、移動部材の回転部材と噛合する歯の寸法が小さくなることを抑制できて、当該歯の強度を高くできる。
(A)は、本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置においてピニオンの回転支軸部がカバープレートの円孔に貫通されている状況を示す縦断面図(図5の1−1線断面図)であり、(B)は、当該状況を示す拡大した縦断面図である。 本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置の構成を示す車幅方向外側かつ車両前後方向一側から見た分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置を車両前後方向一側から見た側面図である。 本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置におけるプリテンショナ機構の作動後を示す車両前後方向一側から見た側面図である。 本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置の要部を車両前後方向他側からみた側面図である。 (A)は、本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置においてラックとピニオンとが噛合されている状況を示す縦断面図(図5の6−6線断面図)であり、(B)は、当該状況を示す拡大した縦断面図である。 本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置の変形例のカバープレートを示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置の変形例のバーリング形状を示す斜視図である。
図2には、本発明の実施の形態に係るウェビング巻取装置10が車幅方向外側かつ車両前後方向一側から見た分解斜視図にて示されており、図3には、ウェビング巻取装置10が車両前後方向一側から見た側面図にて示されている。なお、図面では、車幅方向外側を矢印OUTで示し、車両前後方向一側を矢印LOで示し、上方を矢印UPで示す。
図2及び図3に示す如く、本実施の形態に係るウェビング巻取装置10には、本体部材としての断面U字形板状のフレーム12が設けられており、フレーム12には、車幅方向内側の背板12Aと、車両前後方向一側の脚板12Bと、車両前後方向他側の脚板12Cと、が設けられている。フレーム12は、背板12Aにおいて、車両に固定されており、これにより、ウェビング巻取装置10が車両に設置されている。
脚板12B及び脚板12Cには、それぞれ円状の配置孔14及び配置孔16が貫通形成されており、配置孔14と配置孔16とは、互いに対向されている。脚板12Bには、配置孔14の上側かつ背板12A側において、長尺矩形状の第1係止孔18が貫通形成されており、第1係止孔18は、略水平に配置されている。脚板12Bには、第1係止孔18の直下において、長尺矩形状の第2係止孔20が貫通形成されており、第2係止孔20は、第1係止孔18に平行に配置されて、第1係止孔18に連通されている。
フレーム12の脚板12B(配置孔14)と脚板12C(配置孔16)との間には、巻取軸22が回転可能に支持されている。
巻取軸22には、巻取部材としての略円筒状のスプール24が設けられており、スプール24には、長尺帯状のウェビング26(ベルト)が基端側から巻取られている。ウェビング26は、フレーム12から上側へ延出されており、ウェビング26は、車両のシート(図示省略)に着座した乗員に装着可能にされている。また、スプール24が巻取方向(図2及び図3の矢印Aの方向)へ回転されることで、ウェビング26がスプール24に巻取られると共に、ウェビング26がスプール24から引出されることで、スプール24が引出方向(図2及び図3の矢印Bの方向)へ回転される。
スプール24内には、フォースリミッタ機構を構成するエネルギー吸収部材としてのトーションシャフト28が同軸上に挿入されており、トーションシャフト28の脚板12B側の一端28Aは、スプール24の脚板12B側の一端面から突出されている。トーションシャフト28の脚板12C側の他端28Bは、スプール24の脚板12C側の他端内に相対回転不能に固定されており、トーションシャフト28は、スプール24と一体に回転可能にされている。
スプール24の一端には、略円柱状のロックギヤ30が設けられており、ロックギヤ30には、トーションシャフト28が同軸上に貫通されている。ロックギヤ30には、トーションシャフト28が相対回転不能に固定されており、ロックギヤ30は、トーションシャフト28と一体に回転可能にされている。また、ロックギヤ30の外周全体には、ラチェット歯30A(外歯)が形成されている。
ロックギヤ30のスプール24とは反対側の面には、クラッチ機構を構成する円柱状のクラッチ凹部32が形成されており、クラッチ凹部32の外周面は、摩擦係数が高くされている。
フレーム12の脚板12C外側には、付勢手段としての付勢機構(図示省略)が設けられており、付勢機構は、スプール24に連結されて、スプール24に巻取方向への付勢力を作用させている。
フレーム12の脚板12Bには、配置孔14の近傍において、規制部材(ロック部材)としての板状のロックプレート34が回動可能に支持されており、ロックプレート34には、ロック歯34Aが形成されている。ロックプレート34は、規制手段(ロック手段)としてのロック機構(図示省略)に連絡されており、ウェビング26のスプール24からの急激な引出し時や車両の急減速時には、ロック機構が作動されることで、ロックプレート34が回動されて、ロック歯34Aがロックギヤ30のラチェット歯30Aに噛合(係合)される。これにより、ロックギヤ30の引出方向への回転が規制(ロック)されて、スプール24の引出方向への回転が規制される(スプール24の巻取方向への回転は許容される)。
フレーム12の脚板12B外側には、ラック&ピニオン方式によるプリテンショナ機構36が設けられている。
プリテンショナ機構36には、保持部材としての樹脂製で略円環状のギヤケース38が設けられており、ギヤケース38は、脚板12Bに固定されている。ギヤケース38の外周部は、ロックギヤ30の外周部分を被覆しており、ギヤケース38内には、ロックギヤ30のクラッチ凹部32が配置されると共に、トーションシャフト28の一端28Aが貫通されている。
ギヤケース38の外周部には、所定数の円柱状の保持ピン40(シェアピン)が一体に形成されており、保持ピン40は、ギヤケース38からロックギヤ30とは反対側へ突出されている。ギヤケース38の上部には、円柱状の係止ピン42(シェアピン)が一体に形成されており、係止ピン42は、ギヤケース38から脚板12Bとは反対側へ突出されている。
ギヤケース38のロックギヤ30とは反対側には、クラッチ機構を構成するクラッチ部材としての略円環板状のクラッチプレート44が配置されている。クラッチプレート44の外周縁には、半円状の装着孔46が所定数形成されており、所定数の装着孔46は、クラッチプレート44の周方向に沿って等間隔に配置されている。装着孔46には、ギヤケース38の保持ピン40が嵌入されており、これにより、クラッチプレート44がギヤケース38に保持されている。
クラッチプレート44の内周には、L字形板状の延出部48が所定数(本実施の形態では6つ)一体に形成されており、所定数の延出部48は、クラッチプレート44の周方向に沿って等間隔に配置されている。延出部48の先端には、柱状の噛込部48Aが一体に形成されており、噛込部48Aは、延出部48からギヤケース38側へ突出されて、ギヤケース38内側を介してロックギヤ30のクラッチ凹部32内に挿入されている。噛込部48Aは、クラッチ凹部32の外周面から離間されており、クラッチプレート44は、ロックギヤ30の回転を許容している。
クラッチプレート44の内周側には、回転部材としてのピニオン50が設けられており、ピニオン50には、トーションシャフト28の一端28Aが同軸上かつ相対回転可能に貫通されている。ピニオン50の軸方向中間部分には、歯車52が設けられており、歯車52の外周全体には、ピニオン歯52Aが形成されている。さらに、ピニオン50のロックギヤ30とは反対側部分には、円筒状の回転支軸部54が同軸上に形成されている。
図1の(A)及び(B)に示す如く、歯車52の回転支軸部54側面には、回転支軸部54の全周において、収容部としての断面略台形状の凹部53が設けられており、凹部53は回転支軸部54の周方向に沿って形成されている。凹部53の径方向外側部には、傾斜面53Aが設けられており、傾斜面53Aはロックギヤ30とは反対側に向かうに従いピニオン50の径方向外側に向かう方向へ傾斜されている。傾斜面53Aと回転支軸部54との間には、底面53Bが形成されており、底面53Bは、回転支軸部54に対し垂直に配置されて、傾斜面53Aと回転支軸部54とを連絡している。
図2及び図3に示す如く、ピニオン50のロックギヤ30側部分には、クラッチ機構を構成するクラッチ部56が形成されており、クラッチ部56は、ロックギヤ30のクラッチ凹部32内に挿入されている。クラッチ部56の外周面には、所定数(本実施の形態では6つ)の凸部56Aが形成されており、所定数の凸部56Aは、クラッチ部56の周方向に沿って等間隔に配置されると共に、それぞれ突出高さが引出方向へ向かうに従い徐々に高くされている。クラッチ部56には、各凸部56Aの巻取方向側部分において、クラッチプレート44の噛込部48Aが装着(圧接)されており、これにより、ピニオン50がクラッチプレート44に保持されている。
フレーム12の脚板12B外側には、軸受部材としての金属製板状のカバープレート100が設けられており、カバープレート100は、複数の固定スクリュー60によって脚板12Bに固定(締結)されている。カバープレート100は、ギヤケース38、クラッチプレート44及びピニオン50をロックギヤ30とは反対側から被覆している。
図1の(A)及び(B)と図2とに示す如く、カバープレート100は、本体部としてのプレート部101を備えており、プレート部101には、軸受孔としての断面円状の円孔102が貫通して設けられている。プレート部101のピニオン50側(ピニオン歯52A側)には、円孔102の全周において、軸受壁としての円環状かつ断面略矩形状のバーリング形状104が突出形成されており、バーリング形状104内は円孔102を構成している。バーリング形状104には、ピニオン50側(ピニオン歯52A側)かつ径方向外側の部分において、傾斜面104Bが設けられており、傾斜面104Bはロックギヤ30とは反対側に向かうに従いバーリング形状104の径方向外側に向かう方向へ傾斜されている。また、円孔102のピニオン50(ピニオン歯52A側)とは反対側の縁は、縁部102Aにされて、円孔102のピニオン50側(ピニオン歯52A側)の縁は、縁部104Aにされている。
円孔102の内径寸法は、ピニオン50の回転支軸部54の外径寸法に比べて僅かに大きくされて、円孔102には、回転支軸部54が貫通されており、カバープレート100は、円孔102において、ピニオン50を回転自在に支持している。回転支軸部54の外周面には、カバープレート100より脚板12Bとは反対側において、断面矩形状の溝部55が設けられており、溝部55は回転支軸部54の周方向に沿って形成されている。溝部55には、係止部材としての正面視略C字状のKリング62が嵌合固定されており、Kリング62がカバープレート100に係止されることで、ピニオン50のカバープレート100からの離脱が規制されている。
このため、ピニオン50は、円孔102の内径寸法と回転支軸部54の外径寸法との差分において、径方向へ移動可能にされている。さらに、バーリング形状104は、ピニオン50の凹部53に収容されて、凹部53の傾斜面53A及び底面53Bと常に非接触状態にされている。
図2及び図3に示す如く、フレーム12の脚板12Bの上部とカバープレート100の上部との間には、筒部材としての円筒状のシリンダ66が設けられており、シリンダ66は、脚板12B及びカバープレート100から上側に延出されている。
シリンダ66は、カバープレート100の上側において、断面略U字形板状のシリンダホルダ68内に嵌合されており、シリンダホルダ68は、長手方向両端部において脚板12Bの上部に係合されて、脚板12Bに固定されている。これにより、シリンダホルダ68が、シリンダ66の径方向への移動を制限して、シリンダ66を保持している。
シリンダ66の下端には、周縁部66Aが一体に形成されており、周縁部66Aは、シリンダ66の外周全体に突出されている。周縁部66Aは、脚板12Bの第1係止孔18及びカバープレート100の第3係止孔106上側部分に嵌合されている。
シリンダ66の直下には、ストッパ部材としての略矩形板状のピストンストッパ70が配置されており、ピストンストッパ70は、シリンダ66の下端(周縁部66Aを含む)に当接(面接触)されると共に、脚板12Bの第2係止孔20及びカバープレート100の第3係止孔106下側部分に嵌合されている。これにより、ピストンストッパ70の移動及びシリンダ66の軸方向への移動が係止されて、ピストンストッパ70及びシリンダ66が脚板12Bとピストンストッパ70との間に固定されている。
ピストンストッパ70には、矩形状の挿通孔72が貫通形成されており、シリンダ66内は、挿通孔72を介して、ピニオン50の上側に開口されている。
シリンダ66内の上端には、駆動手段としての略円柱状のガスジェネレータ80が嵌入かつ固定されており、ガスジェネレータ80は、シリンダ66の上端を閉塞している。
ガスジェネレータ80は、車両の制御装置(図示省略)に電気的に接続されている。車両の衝突時(車両の衝突が検出された際、車両の緊急時である所定時)には、制御装置の制御によって、プリテンショナ機構36が作動されることで、ガスジェネレータ80が高圧のガスを瞬時に発生してシリンダ66内の上端に供給する。
シリンダ66内には、移動部材としてのピストン88が設けられている。
ピストン88の上端には、円柱状の基部90が設けられており、基部90は、シリンダ66と同軸上に配置されている。ピストン88には、基部90の直下において、円板状のフランジ92が設けられており、フランジ92は、シリンダ66と同軸上に配置されると共に、基部90の外周全体に突出されて、シリンダ66の内周面に略嵌合されている。
基部90の外周には、シール部材としての円環状かつ断面X字状のXリング94が配置されており、Xリング94は、ゴム製等にされて、弾性及びシール性を有している。Xリング94は、弾性変形された状態で、基部90の外周面、フランジ92の上面及びシリンダ66の内周面における全周に接触されており、Xリング94は、シリンダ66とピストン88との間をシールしている。
ピストン88には、フランジ92より下側において、略矩形柱状のラック96が設けられており、ラック96の背板12Aとは反対側の部分には、ラック歯96Aが形成されている。ラック96は、シリンダ66の下端から突出されると共に、ピストンストッパ70の挿通孔72に挿通されており、ラック歯96Aがギヤケース38の係止ピン42に係止されることで、ラック96の下端がピニオン50の歯車52の上側近傍に配置されている。
図6の(A)及び(B)に示す如く、ラック歯96Aの先端部には、カバープレート100側において、非接触部としての非接触面96Bが設けられており、非接触面96Bは、フランジ92の外周部と同軸状の円周面状に形成されると共に、フランジ92の外周部に対して径方向内側に配置されている。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
以上の構成のウェビング巻取装置10では、車両のシートに着座した乗員にウェビング26が装着された際に、付勢機構がスプール24に巻取方向への付勢力を作用させることで、ウェビング26の緩みが除去される。
車両の衝突時には、ウェビング26がスプール24から急激に引出され又は車両が急減速されて、ロック機構が作動されることで、ロックプレート34のロック歯34Aがロックギヤ30のラチェット歯30Aに噛合される。これにより、ロックギヤ30の引出方向への回転が規制されて、スプール24の引出方向への回転が規制されることで、ウェビング26のスプール24からの引出しが規制されて、ウェビング26が乗員を拘束する。
さらに、車両の衝突時には、制御装置の制御によって、プリテンショナ機構36が作動されることで、ガスジェネレータ80が高圧のガスを瞬時に発生してシリンダ66内の上端(一側端)に供給する。このため、シリンダ66とピストン88との間がXリング94によってシールされた状態が維持されつつ、ピストン88(基部90及びフランジ92)及びXリング94が当該ガスの圧力を上側から受けることで、ピストン88のラック96(ラック歯96A)を係止するギヤケース38の係止ピン42がラック歯96Aによって破断されて、ピストン88及びXリング94が下側(他側)へ移動される。これにより、ピストン88のラック96(ラック歯96A)がピニオン50の歯車52(ピニオン歯52A)に噛合されて、ピニオン50が巻取方向へ回転される。
図4に示す如く、ピニオン50が巻取方向へ回転された際には、クラッチプレート44の噛込部48Aがピニオン50のクラッチ部56における凸部56Aの巻取方向側部分から引出方向側部分に移動されることで、クラッチプレート44の延出部48がクラッチプレート44の外周側へ変形移動されつつ、噛込部48Aがロックギヤ30のクラッチ凹部32外周面側へ移動される。このため、噛込部48Aがクラッチ部56(凸部56Aの周面)とロックギヤ30(クラッチ凹部32の外周面)との間に噛み込まれる(係合される)ことで、ピニオン50、クラッチプレート44、ロックギヤ30、トーションシャフト28及びスプール24が一体回転可能にされる。これにより、クラッチプレート44の装着孔46に嵌入されたギヤケース38の保持ピン40が装着孔46の周縁によって破断されて、クラッチプレート44のギヤケース38への保持が解除されることで、ピニオン50、クラッチプレート44、ロックギヤ30、トーションシャフト28及びスプール24が一体に巻取方向へ回転される。このため、スプール24にウェビング26が巻取られて、ウェビング26による乗員の拘束力が増加される。
なお、ピストンストッパ70は、ピストン88及びXリング94の下側への移動を、フランジ92が当接することで停止させる。
ところで、図5及び図6(A)に示す如く、ラック96が下側へ移動されて、ピニオン50が巻取方向へ回転される際には、ピニオン歯52Aの圧力角によって、ピニオン歯52Aにラック歯96Aから、ピニオン50の接線方向への力fh(ピニオン50を回転させる力)のみならず、ピニオン50の軸心方向への力fv(ピニオン50をラック96から離す方向の力)も作用されて、力fが作用される。
また、ピニオン50の回転支軸部54はカバープレート100の円孔102に支持されており、ピニオン50では、支持される円孔102がピニオン歯52Aのカバープレート100側に配置されているため、力fの作用点と円孔102による支持点とがピニオン50の軸線方向においてずれている。
このため、ピニオン50に力fが作用されると、ピニオン50にはラック96とは反対側(図6(A)の矢印C側)への傾動モーメントが作用される。また、ピニオン50の傾動は、回転支軸部54の外周面が円孔102の縁部102Aと縁部104Aとに干渉することで規制される。
ここで、カバープレート100では、プレート部101からバーリング形状104が突出されており、円孔102はカバープレート100のプレート部101とバーリング形状104とを貫通している。
このため、円孔102の縁部104Aと縁部102Aとの間の軸方向距離が長くなることで、ピニオン50の軸線方向において、ピニオン50が円孔102に支持される長さを長くできる。
これにより、円孔102がピニオン50を支持する面積が大きくなるため、円孔102の強度を確保できる。また、ピニオン50の傾きを抑制できるため、ピニオン50とラック96とが充分に噛合できて、ラック96からピニオン50への作動効率(伝達効率)を向上できる。
したがって、カバープレート100のピニオン50軸線方向の厚さが厚くなることが抑制されることで、ウェビング巻取装置10を小型化及び軽量化できる。
また、バーリング形状104はプレート部101からピニオン50側(ピニオン歯52A側)へ突出されると共に、ピニオン50の歯車52の回転支軸部54側面には、回転支軸部54の全周において、凹部53が設けられており、バーリング形状104が凹部53内に収容されている。
このため、バーリング形状104は力fの作用点側に突出しており、当該力fの作用点から円孔102の縁部104Aまでのピニオン50の軸線方向における離間距離h(図6(A)参照)が短くなる。これにより、ピニオン50に作用される傾動モーメントを小さくできて、ピニオン50を一層傾きにくくできる。
さらに、凹部53がバーリング形状104のピニオン50側(ピニオン歯52A側)への突出を吸収できて、ウェビング巻取装置10を効果的に小型化できる。
また、ラック歯96Aの先端部には、カバープレート100側において、非接触面96Bが設けられている。このため、ラック歯96Aがピニオン50を回転させる際には、非接触面96Bによってラック歯96Aがバーリング形状104に干渉することを抑制できる。
(変形例)
図7及び図8に示す如く、本変形例では、バーリング形状104のラック96側の突出高さがバーリング形状104のラック96とは反対側の突出高さより低く形成されている。
ここで、上述した如く、プリテンショナ機構36の作動時に、ラック歯96Aからピニオン歯52に力fが作用されて、ピニオン50にラック96とは反対側への傾動モーメントが作用されると、ピニオン50の傾動は、回転支軸部54の外周面が円孔102のラック96側の縁部102Aとラック96とは略反対側の縁部104Aとに干渉することで規制される。
したがって、ピニオン50は、円孔102のラック96側の縁部104Aに干渉されない。このため、ピニオン50の傾きの抑制には、バーリング形状104のラック96側の突出高さが影響されない。
これにより、本変形例においても、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏する。
さらに、バーリング形状104のラック96側の突出高さが低くされていているため、ラック96のラック歯96Aの歯先をカバープレート100側に伸ばすことができる。これにより、ラック96のラック歯96Aの強度をさらに高くできる。
なお、本変形例では、バーリング形状104のラック96側の突出高さがバーリング形状104のラック96とは反対側の突出高さより低くされている。これに替えて、バーリング形状104のラック96側部が設けられずピニオン50(ピニオン歯52A)側へ突出されない構成としてもよい。
また、本実施の形態及び変形例では、バーリング形状104はカバープレート100と一体に形成されている。これに替えて、バーリング形状104をカバープレート100と別体に設けてもよい。例えば、バーリング形状104が、カバープレート100に樹脂のアウトサート成形により形成されてもよい。この場合には、バーリング形状104の断面形状及び突出高さ寸法を容易に変更できる。さらに、ピニオン50とバーリング形状104との摺動性を向上できる。また、例えば、金属により成形された円筒状の部材をカバープレート100に圧入することで、円孔102及びバーリング形状104を形成してもよい。
さらに、本実施の形態及び変形例では、ピストン88(移動部材)の移動によりピストン88がピニオン50(回転部材)に噛合してピニオン50が回転されることでスプール20が巻取方向へ回転される構成にした。これに替えて、複数のボール(移動部材)の移動によりボールがピニオン(回転部材)に噛合してピニオンが回転されることでスプール20が巻取方向へ回転される構成にしてもよい。
22 巻取軸
50 ピニオン(回転部材)
53 凹部(収容部)
54 回転支軸部
88 ピストン(移動部材)
100 カバープレート(軸受部材)
101 プレート部(本体部)
102 円孔(軸受孔)
104 バーリング形状(軸受壁)

Claims (2)

  1. 巻取方向へ回転されることで車両の乗員に装着されるウェビングが巻取られる巻取軸と、
    所定時に移動される移動部材と、
    同軸上に設けられた回転支軸部を有すると共に、軸方向一方側へ開放された凹状の収容部が前記回転支軸部の周方向に沿って形成され、前記移動部材の移動時に前記移動部材が噛合して回転されることで前記巻取軸が巻取方向へ回転される回転部材と、
    前記回転部材の軸方向一方側に配置される本体部を有すると共に、前記本体部から前記回転部材の軸方向他方側へ突出されて前記収容部に収容される軸受壁が設けられ、前記本体部と前記軸受壁とに形成されかつ前記回転支軸部を支持する軸受孔を有する軸受部材と、
    を備えたウェビング巻取装置。
  2. 前記軸受壁の前記移動部材側の突出高さが、前記軸受壁の前記移動部材側とは反対側の突出高さより低くされる請求項1に記載のウェビング巻取装置。
JP2010174414A 2010-08-03 2010-08-03 ウェビング巻取装置 Expired - Fee Related JP5581144B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010174414A JP5581144B2 (ja) 2010-08-03 2010-08-03 ウェビング巻取装置
US13/188,089 US8573526B2 (en) 2010-08-03 2011-07-21 Webbing take-up device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010174414A JP5581144B2 (ja) 2010-08-03 2010-08-03 ウェビング巻取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012035644A JP2012035644A (ja) 2012-02-23
JP5581144B2 true JP5581144B2 (ja) 2014-08-27

Family

ID=45555404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010174414A Expired - Fee Related JP5581144B2 (ja) 2010-08-03 2010-08-03 ウェビング巻取装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8573526B2 (ja)
JP (1) JP5581144B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6150982B2 (ja) * 2012-03-09 2017-06-21 三菱重工業株式会社 車両用空調装置
KR102131700B1 (ko) * 2012-07-02 2020-07-08 아시모리고교 가부시키가이샤 시트 벨트용 리트랙터
JP5931608B2 (ja) * 2012-07-02 2016-06-08 芦森工業株式会社 シートベルト用リトラクタ
JP5931609B2 (ja) * 2012-07-02 2016-06-08 芦森工業株式会社 シートベルト用リトラクタ
DE102013009393B4 (de) * 2013-06-05 2019-03-07 Trw Automotive Gmbh Gurtstraffer
DE102014006499B4 (de) 2014-05-06 2019-01-10 Trw Automotive Gmbh Gurtstraffer und Verfahren zur Montage eines Gurtstraffers
US10369962B2 (en) * 2017-05-15 2019-08-06 Ford Global Technologies, Llc Restraint system

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000215571A (ja) * 1998-11-20 2000-08-04 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd ディスク回転駆動装置
JP3437488B2 (ja) * 1999-02-16 2003-08-18 株式会社東海理化電機製作所 ウエビング巻取装置
JP3607115B2 (ja) * 1999-04-16 2005-01-05 株式会社東海理化電機製作所 ウエビング巻取装置
JP4308699B2 (ja) * 2004-04-09 2009-08-05 株式会社東海理化電機製作所 ウエビング巻取装置
JP2006137290A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Tokai Rika Co Ltd ウエビング巻取装置
JP4476126B2 (ja) * 2005-01-06 2010-06-09 株式会社東海理化電機製作所 ウエビング巻取装置
JP2006213131A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Tokai Rika Co Ltd 固定具及びウエビング巻取装置
JP2006213156A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Tokai Rika Co Ltd 保持構造及びウエビング巻取装置
JP2007202325A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd ブラシレスモータ
JP4976326B2 (ja) * 2008-03-31 2012-07-18 芦森工業株式会社 シートベルト用リトラクタ
JP2010110123A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Mitsuba Corp 積層コア及びその製造方法
JP2011079402A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Tokai Rika Co Ltd ウエビング巻取装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8573526B2 (en) 2013-11-05
US20120032017A1 (en) 2012-02-09
JP2012035644A (ja) 2012-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5581144B2 (ja) ウェビング巻取装置
JP5734889B2 (ja) プリテンショナ機構
JP6145368B2 (ja) シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
JP2016203918A (ja) シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
JP5512432B2 (ja) プリテンショナ機構
JP3437488B2 (ja) ウエビング巻取装置
EP2666680B1 (en) Seat belt retractor
JP6549879B2 (ja) シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置
JP5518654B2 (ja) ウェビング巻取装置
JP5975846B2 (ja) プリテンショナ機構
JP5507478B2 (ja) ウェビング巻取装置
JP2006137290A (ja) ウエビング巻取装置
JP5117974B2 (ja) ウエビング巻取装置
JP6542298B2 (ja) ウェビング巻取装置
JP2006213156A (ja) 保持構造及びウエビング巻取装置
JP2010018179A (ja) ウェビング巻取装置
JP5602671B2 (ja) プリテンショナ機構
JP5215968B2 (ja) ウェビング巻取装置
JP6739358B2 (ja) ウェビング巻取装置
JP2017218092A (ja) ウェビング巻取装置
JP2010202061A (ja) ウェビング巻取装置
JP2018111397A (ja) ウェビング巻取装置
JP2009269464A (ja) ウェビング巻取装置
JP2010115977A (ja) ウエビング巻取装置
JP2017218091A (ja) ウェビング巻取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130418

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131217

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140318

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140604

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140701

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140714

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5581144

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees