JP5159467B2 - シャッター開放時における座板の揺動防止装置 - Google Patents

シャッター開放時における座板の揺動防止装置 Download PDF

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Description

本発明は、シャッター開放時における座板の揺動防止装置に関するものである。
巻取式のシャッター装置は、建物開口部の天井の上方空間に配置した巻取シャフトと、上端が当該巻取シャフトに連結されているシャッターカーテンと、建物開口部の左右両端に立設したガイドレールと、開口部上方に設けたまぐさと、を備えている(図1、図1A参照)。
シャッター開放時、すなわち、開口部全開時には、シャッターカーテンは巻取シャフトに巻装されており、シャッターカーテンの下端の座板は、天井に設けたまぐさによって形成された移動路内に収納されている。この状態において、座板とまぐさとの間には隙間が形成されており、座板は揺動可能に吊持されている。したがって、シャッター開放時において、風が吹いた場合等に、座板が揺れてまぐさに接触して不快音が発生する場合がある。とりわけ、図1に示すシャッター装置においては、シャッター開放時には、座板が垂下状に吊持されるので、座板が振子のように揺動し易い。また、図1Aに示すシャッター装置であっても、シャッター開放時には、巻径が大きくなることで、座板が垂直状に吊持される場合がある。
座板の長さ方向両端部にガイドレール溝内に延出する振止部材(例えば、特許文献1の振止部材15)を設けて、シャッターカーテンの昇降時、シャッター閉鎖時(開口部全閉時)に、座板の振れを抑制することは行なわれているが、シャッター開放時に座板の揺れを防止するという着想はなかった。
特開2001−207752号
本発明は、シャッター開放時に座板の揺動を防止することを目的とする。
本発明が採用した技術手段は、
シャッター開放時における座板の揺動防止装置であって、
シャッターカーテンは、その両端部がガイドレールの対向状の第1側面、第2側面間に形成されたガイド溝に案内されると共に、開口部上方に設けた対向状の第1垂直面、第2垂直面間に形成された移動路を通って昇降し、
シャッターカーテンの下端の座板の長さ方向両端部には、前記ガイド溝内に延出する振止部が設けてあり、シャッターカーテンの昇降時には、前記振止部が前記ガイドレールの対向する第1側面、第2側面のいずれかに当接することで振れが抑制され、
前記座板の幅方向の一側には、当該座板の幅寸法を拡大するように当該一側から突出する膨出部を備えた当接部材が突設されており、
前記ガイド溝の上端は、前記移動路の高さにまで延出しており、
前記移動路の幅は、前記当接部材の前記膨出部によって拡大された座板の幅寸法よりも大きい幅を備えており、
シャッターカーテン上昇時に、前記座板前記移動路内に入ると、前記当接部材の前記膨出部が第1垂直面に当接し、当該座板を第2垂直面に向かって偏移させ、前記振止部は、当該座板の前記第2垂直面側への偏移によって、前記ガイド溝内において、前記第1垂直面とはシャッターカーテンを挟んで反対側に位置する第2側面に当接するように構成されており
開口部全開時には、座板の幅方向の一側が、前記当接部材を介して前記第1垂直面に当接し、座板の幅方向の他側が、前記振止部を介して前記第2側面に当接することで、前記座板の揺動が前記移動路内で規制される、
シャッター開放時における座板の揺動防止装置、である
本発明では、シャッター開放時(開口部全開時)には、座板が、開口部上方に形成された移動路内で規制されているので、シャッター開放時における座板の揺動を防止することができ、したがって、風による揺れと発生音を抑えることができる。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明のシャッター開放時における座板の揺動防止装置が適用されるシャッター装置の縦断面図である。図1Aは、本発明の座板の揺動防止装置が適用される他のシャッター装置の縦断面図である。図1と図1Aにおいて同一の要素については、同一の参照番号が付してあり、図1Aに示すシャッター装置の説明には、図1のシャッター装置の説明を援用することができる。
シャッター装置は、建物開口部を開閉するシャッターカーテン1を備えている。建物開口部の幅方向両端部には、シャッターカーテン1の幅方向両端部を案内するガイドレール2が立設されている。シャッターカーテン1の両端部を受け入れて案内するガイドレール2のガイド溝は、対向状の側面20A、20B間に形成されている。
開口部上方には天井3が設けてあり、天井3には、シャッターカーテン1の昇降経路に位置してまぐさ4A、4Bが対向状に設けてある。まぐさ4A、4Bは、それぞれ、垂直面40Aと水平面41A、垂直面40Bと水平面41B、から構成されている。対向する垂直面40A、40B間に、シャッターカーテン1の移動路が形成されている。
天井3の上方の空間にはシャッターケース5が設けてある。シャッターケース5内には、シャッターカーテン1を巻き取り・繰り出すための巻取シャフト6と、巻取シャフト6を回転駆動させる開閉機7と、が設けてある。ガイドレール2(ガイド溝)の上端部は、天井3を越えて垂直面40A、40B間まで延出しており、その上方にはさらに上部ガイド21が形成されている。
図1では、シャッターケース5内には、さらに、シャッターカーテン1を巻取シャフト6に案内するためのガイドシャフト8が設けてある。すなわち、図1に示すシャッター装置は、巻取シャフト6とガイドシャフト8を備えた2軸シャッターである。ガイドシャフト8の周面は、シャッター芯C上に近接しており、巻取シャフト6から繰り出されたシャッターカーテン1をガイドレール2の上端部の上部ガイド21へ向かって垂直状に案内するようになっている。図1Aのシャッター装置では、ガイドシャフト8を有しておらず、代わりに上部ガイド21に近接してガイドローラ8Aが配置されており、また、巻取シャフト6から繰り出されたシャッターカーテン1はガイドローラ8Aに向かって傾斜状に案内するようになっている
シャッターカーテン1は、開口幅方向に延出する長尺状のスラット9を上下に連設することで形成されており、上端には吊元10、下端には座板11が設けてある。シャッターカーテン1は吊元10を介して巻取シャフト6に連結されている。シャッターカーテン1の最下位のスラット9´に連結された座板11は、上座板12と下座板13とから構成されている。
上座板12は、上面120A、120Bと、対向状の側面121A、121Bと、上面120A、120B間(上座板12の幅方向略中央部位)から上方に延出する立ち上がり部122と、を備えている。上座板12の上面は、立ち上がり部122によって、座板11の幅方向の一側に位置する上面120A、他側に位置する上面120Bに分割されている。上座板12は、立ち上がり部122を介してスラット9´に連結されている。
座板11の長さ方向両端部に位置して振止部14が設けてあり、振止部14は、ガイドレール2の溝内に延出している。より具体的には、図3に示すように、最下位のスラット9´の長さ方向両端部はガイドレール2の溝内に延出する一方、座板11の長さ方向両端部は、ガイドレール2の溝の外側に位置しており、振止部14は、座板11の長さ方向両端縁に当接するようにして、スラット9´に固定されている。尚、座板11の部分から振止部14を形成してもよい。シャッターカーテン1の幅方向両端部がガイドレール2の溝部に案内されて昇降する時には、ガイドレール2の溝内に延出する振止部14がガイドレール2の溝部の対向する垂直状の側面20A、20Bのいずれかに当接することで振れが抑制される。
座板11の上座板12において、幅方向の一側には当接部材15が設けてあり、座板11の幅方向の寸法が拡大されている。より具体的には、上座板12の一方の上面120Aから側面121Aに亘って短尺状の当接部材15が固定されている。当接部材15は、側面121Aから突出する膨出部150と、上面120A上に位置する水平部151と、からなる。図示の例では、1つの短尺状の当接部材15を座板11に設けているが、当接部材15の寸法や個数は限定されない。当接部材15は1つの態様では樹脂製であるが、ゴム、金属、木製等の他の材質から形成してもよい。
図2、図3から明らかなように、開口部上方の移動路、すなわち、垂直面40A、40B間の幅は、当接部材15を含めた座板11の幅よりも大きい幅を備えており、シャッター開放時には、従来と同様に、座板11は垂直面40A、40B間に納まっている。
ここで、シャッターカーテン1を巻取シャフト6に巻き取りながら開口部を開放させる時に、シャッターカーテン1の下端の座板11が、まぐさ4A、4Bにより形成された移動路、すなわち、垂直面40A、40B間に入ると、座板11(上座板12)に設けた当接部材15が一方の垂直面40Aに当接して、座板11を他方の垂直面40Bに向かって偏移させる。そして、座板11が他方の垂直面40B側に偏移することで、座板11の長さ方向両端部に突設した振止部14がガイド溝内において他方の側面20Bに当接する。
すなわち、図2、図3に示すように、シャッター開放時において、座板11の幅方向の一側が、当接部材15を介してまぐさ4Aの垂直面40Aに当接し、座板11の幅方向の他側が、振止部14を介してガイドレール2のガイド溝の他方の側面20Bに当接することで、座板11が開口部上方に形成された移動路(垂直面40A、40B間)内で規制される。こうすることで、シャッター開放時において、移動路(垂直面40A、40B間)内での座板11の揺動を防止することができ、したがって、風による揺れと発生音を抑えることができる。特に、シャッター開放時に、座板が垂下状に吊持されるようなシャッター装置においては、座板が振子のように揺動し易いので、本発明に係る座板の揺動防止装置が有効に適用される。
本発明は、巻取式のシャッター装置に用いることができる。
本発明が適用されるシャッター装置の縦断面図である。 本発明が適用される他のシャッター装置の縦断面図である。 シャッター開放時(開口部全開時)のまぐさ部位を拡大して示す部分図である。 シャッター開放時(開口部全開時)のまぐさ部位の平面図である。 本発明に係る座板を拡大して示す側面図である。 図4を右側から見た正面図である。 当接部材が固定された座板の部分斜視図である。
符号の説明
1 シャッターカーテン
2 ガイドレール
20A 側面
20B 側面
4A まぐさ
4B まぐさ
40A 垂直面
40B 垂直面
11 座板
12 上座板
14 振止部
15 当接部材

Claims (1)

  1. シャッター開放時における座板の揺動防止装置であって、
    シャッターカーテンは、その両端部がガイドレールの対向状の第1側面、第2側面間に形成されたガイド溝に案内されると共に、開口部上方に設けた対向状の第1垂直面、第2垂直面間に形成された移動路を通って昇降し、
    シャッターカーテンの下端の座板の長さ方向両端部には、前記ガイド溝内に延出する振止部が設けてあり、シャッターカーテンの昇降時には、前記振止部が前記ガイドレールの対向する第1側面、第2側面のいずれかに当接することで振れが抑制され、
    前記座板の幅方向の一側には、当該座板の幅寸法を拡大するように当該一側から突出する膨出部を備えた当接部材が突設されており、
    前記ガイド溝の上端は、前記移動路の高さにまで延出しており、
    前記移動路の幅は、前記当接部材の前記膨出部によって拡大された座板の幅寸法よりも大きい幅を備えており、
    シャッターカーテン上昇時に、前記座板前記移動路内に入ると、前記当接部材の前記膨出部が第1垂直面に当接し、当該座板を第2垂直面に向かって偏移させ、前記振止部は、当該座板の前記第2垂直面側への偏移によって、前記ガイド溝内において、前記第1垂直面とはシャッターカーテンを挟んで反対側に位置する第2側面に当接するように構成されており
    開口部全開時には、座板の幅方向の一側が、前記当接部材を介して前記第1垂直面に当接し、座板の幅方向の他側が、前記振止部を介して前記第2側面に当接することで、前記座板の揺動が前記移動路内で規制される、
    シャッター開放時における座板の揺動防止装置。
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