JP2006207282A - 電動シャッター - Google Patents

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Masakazu Kawazumi
昌和 河住
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Abstract

【課題】スラットのたるみを防止して、シャッター外観の意匠性を向上できるようにする。
【解決手段】電動シャッター1は、上枠11、下枠12、上枠11よりも上方へ延長された左右の縦枠、および左右の縦枠の上端同士を接続するルーフ板14を有する枠体10と、上枠11およびルーフ板14の間に配置されるシャッター本体20とを備える。シャッター本体20は、スラット22が巻回されるシャッター巻取部24と、シャッター巻取部24の駆動を制御する制御装置とを備える。最下端のスラット22には、下枠12に当接する座板50が設けられ、座板50には、上下方向に伸縮可能なオイルダンパー61が設けられる。制御装置は、オイルダンパー61のロッド64が下枠12に当接したことを検出して、シャッター巻取部24の駆動を停止させる停止部を備え、オイルダンパー61は、ロッド64と下枠12が当接してからスラット22が停止するまでの間のスラット22の降下移動分を吸収する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電動シャッターに関し、特に、全閉状態でのスラットのたるみを防止して、シャッター外観の意匠性を向上できる電動シャッターに関する。
近年、建物躯体の窓には、当該窓を屋外側から覆う電動式のシャッターが取り付けられる場合がある。このような電動シャッターは、上枠、下枠、および左右の縦枠を有する枠体と、枠体に設置されるシャッター本体とを備えて構成されている。シャッター本体は、複数枚のスラットと、これらのスラットが巻回されるシャッター巻取部と、シャッター巻取部を駆動する駆動装置とを備えている。このようなシャッターでは、駆動装置がシャッター巻取部を駆動させて、スラットの巻き上げ下げを電動で行うことができる。そして、このようなシャッターでは、スラットの下端に設けられた座板が下枠に当接してスラットが全閉状態となった際に、駆動装置によるシャッター巻取部の駆動を機械的または電気的に停止するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−263399号公報
しかしながら、座板が下枠に当接した際にシャッター巻取部の駆動を停止させるようにすると、座板が下枠に当接してからシャッター巻取部の駆動を停止させるまでの間にタイムラグが生じ、この間に、スラットが下方へとさらに繰り出されて、全閉状態のスラットにたるみが生じる場合があり、シャッター外観の意匠性が低下する可能性がある。
本発明の目的は、全閉状態でのスラットのたるみを防止して、シャッター外観の意匠性を向上できる電動シャッターを提供することにある。
本発明は、上枠、下枠、および左右の縦枠を有する枠体と、前記枠体内に設けられたスラットと、前記スラットが巻回されるシャッター巻取部と、前記シャッター巻取部を駆動する駆動装置と、前記スラットの左右側の端部を案内するガイドレールと、前記スラットの下端部に設けられ、前記スラットを全閉状態とした際に前記下枠に当接する座板とを備える電動シャッターであって、前記座板と前記下枠との間に設けられた、上下方向に伸縮可能なダンパー部材と、前記座板と前記下枠とが前記ダンパー部材を介して当接したことを検出して、前記駆動装置による前記シャッター巻取部の駆動を停止させる制御部とを備えることを特徴とする。
本発明では、駆動装置によるシャッター巻取部の駆動によりスラットが降下して、座板がダンパー部材を介して下枠に当接すると、これらが当接したことを制御部が検出して駆動装置によるシャッター巻取部の駆動を停止させる。この際、制御部が当接したことを検出して、駆動装置によるシャッター巻取部の駆動を停止させるまでの間にタイムラグが生じ、この間に、シャッター巻取部がスラットを下方へと繰り出すことになるが、ダンパー部材が上下方向に収縮して、この繰り出されたスラットの降下移動分を吸収するためスラットにはたるみが生じない。このようにスラットにたるみが生じることを防止できるため、シャッター外観の意匠性を向上できる。
ここで、前記ダンパー部材は、前記座板に取り付けられ、前記制御部は、前記ダンパー部材の下端部と前記下枠とが当接したことを検出して、前記駆動装置による前記シャッター巻取部の駆動を停止させることとしてもよい。この際、前記座板には、当該座板が前記シャッター巻取部内へと入り込むことを防止するストッパ部材が設けられ、前記ダンパー部材は、前記ストッパ部材に組み込まれている構成としてもよい。このような構成によれば、ストッパ部材にダンパー部材の少なくとも一部が隠れるため、シャッター外観の意匠性をより一層向上できる。
本発明の電動シャッターによれば、全閉状態でのスラットのたるみを防止して、シャッター外観の意匠性を向上できるという効果がある。
本発明の一実施形態に係る電動シャッターについて、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る電動シャッター1の外観を示す正面図である。図1に示すように、電動シャッター1は、建物躯体の開口部に取り付けられる枠体10と、枠体10内に取り付けられるシャッター本体20とを備えている。枠体10は、上枠11と、下枠12と、上枠11よりも上方へ延長された左右の縦枠13と、左右の縦枠13の上端部同士を接続するルーフ板14とを備えている。
シャッター本体20は、枠体10内に設けられたスラット22と、スラット22が巻回されるシャッター巻取部24と、シャッター巻取部24を駆動する駆動装置30と、シャッター巻取部24および駆動装置30を収納するシャッターボックス40とを備えている。スラット22は、複数枚が連結されて構成されており、最下端のスラット22には、スラット22を全閉状態とした際に下枠12に当接する座板50が設けられている。スラット22は、座板50の重さによりたるみが生じないようになっている。シャッターボックス40は、上枠11とルーフ板14との間の空間に取り付けられている。なお、駆動装置30については、後述する。
また、左右の縦枠13には、各縦枠13に沿って延びるガイドレール26がそれぞれ設けられている。各ガイドレール26によってスラット22の左右端縁が案内され、スラット22が上下に移動可能である。
図2は、スラット22の下部側を示す分解斜視図である。図2に示すように、座板50の左右側の端部には、ストッパ部材60がそれぞれ取り付けられている。ストッパ部材60は、スラット22を全開状態とした際に、座板50がシャッターボックス40内に入り込んでしまうことを防止するための部材である。ストッパ部材60には、上下方向に伸縮可能なダンパー部材であるオイルダンパー61が組み込まれている。
オイルダンパー61は、オイルが充填されたシリンダ63と、シリンダ63から突出するロッド64とを備えている。オイルダンパー61は、通常時は、ロッド64が下方へと伸張した状態となっており、ロッド64の下端が下枠12に当接した際にロッド64が収縮して、オイルの粘性により減衰力を発揮するようになっている。また、ストッパ部材60には、スラット22を全閉状態とした際に、スラット22の開放防止するためのロック機構が取り付けられてもよい。
図1に戻って、駆動装置30は、オイルダンパー61のロッド64の下端が下枠12に当接したことを検出して、シャッター巻取部24の駆動を停止させる制御部30Aを備えている。制御部30Aは、例えば、ロッド64と下枠12との当接をセンサで検出したり、当接時の抵抗力による駆動装置30への過負荷を検出する構成等を採用できる。
このような電動シャッター1は、以下のように作動し、下記効果を奏することができる。図3〜図5は、電動シャッター1の動きを説明するための図である。図3に示すように、まず、駆動装置30(図1)によりシャッター巻取部24を駆動させて、スラット22を下方へと降下させる。次に、図4に示すように、スラット22が降下してオイルダンパー61のロッド64の下端が下枠12に当接すると、制御部30A(図1)が当接時の初期抵抗力を検出して、駆動装置30によるシャッター巻取部24の駆動を停止させる。この際、前記制御部が、ロッド64と下枠12との当接を検出してから、駆動装置30によるシャッター巻取部24の駆動が停止するまでの間に、駆動装置30によるシャッター巻取部24の惰性運動等によるスラット22の降下が続くため、スラット22にたるみが生じることとなる。
しかしながら、図5に示すように、オイルダンパー61のロッド64が収縮してスラット22の運動エネルギーを吸収することにより、スラット22の降下が停止する。このようにスラット22の降下移動分をロッド64が収縮して吸収するため、スラット22のたるみを解消することができる。従って、座板50が下枠12に当接した、たるみの無い状態のスラット22により全閉状態とすることができ、シャッター外観の意匠性を向上できる。また、オイルダンパー61の少なくとも一部がストッパ部材60に隠れるように配置したので、シャッター外観の意匠性をより一層向上できる。
ここで、制御部が、駆動装置によるシャッター巻取部への過負荷を検出して、駆動装置によるシャッター巻取部の駆動を停止させる場合には、ダンパー部材と下枠との当接を迅速に検出するために、当接時に大きな抗力を発生させるオイルダンパーを用いることが好ましい。すなわち、図6に示すように、オイルダンパーは、ロッドの変位量が微少な場合でも大きな抗力を発生させるため、制御部は、ロッドと下枠とが当接したことを迅速に検出できることになる。また、オイルダンパーでは、ロッドが下枠に当接した後は、ロッドにスラットの自重のみが作用しダンパーが小さな抗力しか発生しないので、シリンダ内へロッドが収縮するように変位して、スラットのたるみをなくすことができる。
また、前記実施形態では、ストッパ部材60にオイルダンパー61を組み込むようにしたが、ストッパ部材60とオイルダンパー61とを、それぞれ別々に取り付けてもよい。この際、オイルダンパー61は、座板50の左右側の端部に限らず、座板50の中央部分等に取り付けられてもよく、その取り付け位置は特に限定されない。特に、オイルダンパー61をガイドレール26の内側に配置するようにすれば、オイルダンパー61が外部に露出せず外観上好ましい。また、オイルダンパー61の数量も特に2つには限定されず、いくつでもよい。なお、ストッパ部材61を取り付ける位置も、座板50の左右側の端部には限定されない。
また、前記実施形態では、座板50側にオイルダンパー61を取り付ける構成としたが、オイルダンパー61を下枠12に取り付けてもよいし、ガイドレール26に取り付けてもよい。要するに、オイルダンパー61が降下してきたスラット22の降下移動分を吸収できれば、どこに取り付けられていてもよい。
本発明の一実施形態に係るシャッターを示す正面図である。 前記シャッターの下部側を分解して示す斜視図である。 前記シャッターの動きを説明するための図(その1)である。 前記シャッターの動きを説明するための図(その2)である。 前記シャッターの動きを説明するための図(その3)である。 ダンパー部材の変位と抗力との関係を示す図である。
符号の説明
1 シャッター 10 枠体
11 上枠 12 下枠
13 縦枠 14 ルーフ板
20 シャッター本体 22 スラット
24 シャッター巻取部 26 ガイドレール
30 駆動装置 30A 制御部
40 シャッターボックス 50 座板
60 ストッパ部材 61 オイルダンパー
63 シリンダ 64 ロッド

Claims (4)

  1. 上枠、下枠、および左右の縦枠を有する枠体と、前記枠体内に設けられたスラットと、前記スラットが巻回されるシャッター巻取部と、前記シャッター巻取部を駆動する駆動装置と、前記スラットの左右側の端部を案内するガイドレールと、前記スラットの下端部に設けられ、前記スラットを全閉状態とした際に前記下枠に当接する座板とを備える電動シャッターであって、
    前記座板と前記下枠との間に設けられた、上下方向に伸縮可能なダンパー部材と、
    前記座板と前記下枠とが前記ダンパー部材を介して当接したことを検出して、前記駆動装置による前記シャッター巻取部の駆動を停止させる制御部とを備えることを特徴とする電動シャッター。
  2. 前記ダンパー部材は、前記座板に取り付けられ、
    前記制御部は、前記ダンパー部材の下端部と前記下枠とが当接したことを検出して、前記駆動装置による前記シャッター巻取部の駆動を停止させることを特徴とする請求項1に記載の電動シャッター。
  3. 前記座板には、当該座板が前記シャッター巻取部内へと入り込むことを防止するストッパ部材が設けられ、
    前記ダンパー部材は、前記ストッパ部材に組み込まれていることを特徴とする請求項2に記載の電動シャッター。
  4. 前記ダンパー部材がオイルダンパーであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電動シャッター。

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