JP2009270301A - 遮煙機能を備えた扉装置 - Google Patents
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Abstract
危害防止機構及び遮煙機能を備えた扉装置を提供する。
【解決手段】
開口部全閉時に下側に位置する扉体2には、緩衝手段15を介して上下動自在に支持された可動部20を備えており、開口枠には、通常全閉状態から扉体1、2が下動した時に扉体を側方気密部材801側へ押圧する押圧手段16が設けてあり、ガイドレール3、4には、通常全閉状態におけるガイド部材5A、5B、6A、6Bの直下に位置して押圧方向に膨出する膨出部3B、4A、4Bが形成されており、自重降下時には、扉体1、2は、可動部20が上動することで、通常全閉状態からさらに所定量降下すると同時に、押圧手段16により扉体1、2を押圧して扉体1、2の見付面を側方気密部材801に圧接させる。
【選択図】図5B
Description
吊持部材により吊持された1枚以上の扉体を電動昇降させることで開口部を開閉し、火災時には当該1枚以上の扉体が自重降下して開口部を閉鎖する扉装置において、
前記扉体は、幅方向両端面に突設したガイド部材が開口枠に設けたガイドレールに沿って上下に案内されることで昇降し、
開口部全閉時に下端が着床する扉体の当該下端部は、上動位置と下動位置との間で上下動可能なように緩衝手段を介して支持された可動部を備えており、
可動部の下面には障害物検知を行う座板スイッチを設けることで、降下時に座板スイッチに障害物が当たった場合には扉体の降下を停止させるように構成され、
開口枠には、全閉状態の扉体の見付面と対向する部位に位置して高さ方向に延出する側方気密部材が設けてあり、
電動降下時の全閉状態では、座板スイッチの下面が着床した状態で前記可動部は下動位置にあると共に、扉体の見付面と側方気密部材との間には隙間が形成されており、
開口枠には、前記全閉状態から扉体が下動した時に当該扉体に接触して扉体を側方気密部材側へ押圧する押圧手段が設けてあり、
自重降下時には、扉体は、前記可動部が上動位置に移動することで、電動降下時の全閉状態からさらに所定量降下すると同時に、前記押圧手段により扉体を側方気密部材側へ押圧して扉体の見付面を側方気密部材に圧接させる、遮煙機能を備えた扉装置、である。
1つの態様では、前記ガイドレールには、電動降下時の全閉状態におけるガイド部材の直下に位置して押圧手段による押圧方向に膨出する膨出部が形成されており、自重降下時には、前記押圧手段により扉体を側方気密部材側へ押圧してガイド部材を前記膨出部に移動させることで扉体の見付面を側方気密部材に圧接させる。
また、前記膨出部(例えば、各扉体の各ガイドレールの下端に膨出部が位置する場合において、当該下端の膨出部)に代えて、ガイド部材を受け入れる開口をガイドレールに形成し、ガイド部材が当該開口に入り込むことで押圧方向に移動させてもよい。また、ガイドレールとガイド部材との間のクリアランスが比較的大きい場合には、このクリアランス内でガイド部材を押圧方向に移動させてもよい。
前記1枚以上の扉体は、全閉状態で上側に位置する第1扉体と、下側に位置する第2扉体からなり、前記可動部は、前記第2扉体の下端部に設けてあり、前記第1扉体と前記第2扉体は連動して昇降するように構成されており、
前記ガイドレールは、前記第1扉体の幅方向両端部を案内する第1ガイドレールと、前記第2扉体の幅方向両端部を案内する第2ガイドレールと、からなり、
前記側方気密部材は、全閉状態の第1扉体の見付面と対向する第1側方気密部材と、全閉状態の第2扉体の見付面と対向する第2側方気密部材と、からなり、
全閉状態において、前記第1扉体の下端部と前記第2扉体の上端部とは対向すると共に、対向間の隙間は前記第1扉体の下端部及び/あるいは前記第2扉体の上端部に設けた閉塞部材によって塞がれている。
開口部全閉時に上端部が開口枠の上枠より上方に位置する扉体の当該上端部には当接部が形成されており、
上枠には開口部の幅方向に延出する上方気密部材が延設されており、
電動降下時の全閉状態では、前記当接部が、前記上方気密部材の上方に位置しており、
自重降下時には、扉体が電動降下時の全閉状態から所定量降下することで、前記当接部が前記上方気密部材に圧接する。
10A 当接部(閉塞部材)
2 扉体
20A 当接部(閉塞部材)
20 可動部
21 支持部
10 上座板
11 下座板
12 スイッチ
15 オイルダンパー(緩衝手段)
16 押圧ローラ(押圧手段)
17 被当接部
701 ゴム部材(上方気密部材)
702 当接部
801 ゴム部材(側方気密部材)
Claims (4)
- 吊持部材により吊持された1枚以上の扉体を電動昇降させることで開口部を開閉し、火災時には当該1枚以上の扉体が自重降下して開口部を閉鎖する扉装置において、
前記扉体は、幅方向両端面に突設したガイド部材が開口枠に設けたガイドレールに沿って上下に案内されることで昇降し、
開口部全閉時に下端が着床する扉体の当該下端部は、上動位置と下動位置との間で上下動可能なように緩衝手段を介して支持された可動部を備えており、
可動部の下面には障害物検知を行う座板スイッチを設けることで、降下時に座板スイッチに障害物が当たった場合には扉体の降下を停止させるように構成され、
開口枠には、全閉状態の扉体の見付面と対向する部位に位置して高さ方向に延出する側方気密部材が設けてあり、
電動降下時の全閉状態では、座板スイッチの下面が着床した状態で前記可動部は下動位置にあると共に、扉体の見付面と側方気密部材との間には隙間が形成されており、
開口枠には、前記全閉状態から扉体が下動した時に当該扉体に接触して扉体を側方気密部材側へ押圧する押圧手段が設けてあり、
自重降下時には、扉体は、前記可動部が上動位置に移動することで、電動降下時の全閉状態からさらに所定量降下すると同時に、前記押圧手段により扉体を側方気密部材側へ押圧して扉体の見付面を側方気密部材に圧接させる、
遮煙機能を備えた扉装置。 - 前記ガイドレールには、電動降下時の全閉状態におけるガイド部材の直下に位置して押圧手段による押圧方向に膨出する膨出部が形成されており、自重降下時には、前記押圧手段により扉体を側方気密部材側へ押圧してガイド部材を前記膨出部に移動させることで扉体の見付面を側方気密部材に圧接させる、
請求項1に記載の遮煙機能を備えた扉装置。 - 前記1枚以上の扉体は、全閉状態で上側に位置する第1扉体と、下側に位置する第2扉体からなり、前記可動部は、前記第2扉体の下端部に設けてあり、前記第1扉体と前記第2扉体は連動して昇降するように構成されており、
前記ガイドレールは、前記第1扉体の幅方向両端部を案内する第1ガイドレールと、前記第2扉体の幅方向両端部を案内する第2ガイドレールと、からなり、
前記側方気密部材は、全閉状態の第1扉体の見付面と対向する第1側方気密部材と、全閉状態の第2扉体の見付面と対向する第2側方気密部材と、からなり、
全閉状態において、前記第1扉体の下端部と前記第2扉体の上端部とは対向すると共に、対向間の隙間は前記第1扉体の下端部及び/あるいは前記第2扉体の上端部に設けた閉塞部材によって塞がれている、
請求項1、2いずれかに記載の遮煙機能を備えた扉装置。 - 開口部全閉時に上端部が開口枠の上枠より上方に位置する扉体の当該上端部には当接部が形成されており、
上枠には開口部の幅方向に延出する上方気密部材が延設されており、
電動降下時の全閉状態では、前記当接部が、前記上方気密部材の上方に位置しており、
自重降下時には、扉体が電動降下時の全閉状態から所定量降下することで、前記当接部が前記上方気密部材に圧接する、
請求項1乃至3いずれかに記載の遮煙機能を備えた扉装置。
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JP2008120517A JP5199724B2 (ja) | 2008-05-02 | 2008-05-02 | 遮煙機能を備えた扉装置 |
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Family Applications (1)
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- 2008-05-02 JP JP2008120517A patent/JP5199724B2/ja active Active
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