JP5158745B2 - 燃料電池コージェネレーションシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ガス漏れを監視するマイコンメータを通して供給されるガスを改質して発電する燃料電池と、当該ガスを消費して給湯・風呂の追焚等を行う給湯システムとを組み合わせてなる燃料電池コージェネレーションシステムに関する。通常家庭用コージェネレーションシステムの給湯システムには給湯の不足を補うため補助熱源機が設けられる。
近年、ガスを原料として発電を行う燃料電池と給湯システムとを組み合わせた燃料電池コージェネレーションシステムが、一般家庭や店舗等において普及してきている。このガス消費型の燃料電池は、都市ガス等から供給されるガスを改質器に通して水素に富む燃料ガスを生成し、この燃料ガス中の水素と空気中の酸素や水とを反応させることにより発電を行う。通常、燃料電池では、改質器を常に所定の温度に加熱した状態とするために、常時改質器でガス消費が行われる。そのため、電力の消費が行われない期間も、燃料電池は、通常は常に一定の量の発電が行われガスが供給され続けることになる。
一方、都市ガス等の商用ガスから燃料電池にガスを供給するガス管には、ガス漏れを検知するためにマイコンメータが備えられている。マイコンメータは、ガス供給の異常を検知すると、ガス供給を遮断したり警報を発したりするように構成されている。
マイコンメータがガス供給の異常を検知する方法の一つとして、ガス管から供給されるガス流量を監視し、ガスが供給された状態においてガス流量がある所定の時間以上変動しない場合にはガス漏れが発生したとして異常を検知するようにしたものが公知である(例えば、特許文献3,4参照)。例えば、ガス管が外れたりヒビ等の破損が生じたりした場合のようにガス漏れが生じた場合や、風呂のつけ放しのように必要以上の長時間に亘ってガスが流れ続けた場合などに、異常として検知するためである。
ところで、長期間に亘って補助熱源機が稼働せず燃料電池による発電が行われる場合、ガス管からは一定量のガスが供給され続ける。この場合、正常な運転であるにもかかわらず、マイコンメータは誤ってガス供給に異常が発生したと判定し、ガス供給を遮断したり警報を発したりする場合が生じる。従って、燃料電池コージェネレーションシステムにおいては、かかるマイコンメータの誤作動を防止するための対策が必要とされる。
マイコンメータの誤作動を防止する技術としては、特許文献1,2に記載のものが公知である。
特許文献1の燃料電池システムにおいては、学習機能により電力消費が多い時間帯を学習し、一定時間以上燃料電池の運転が継続した場合、電力消費が少ない時間帯に燃料電池を停止する手法を採用している。
特許文献2の燃料電池システムにおいては、マイコンメータを通過するガスの流量の変動が、一定の時間以上、所定の変動幅以内であった場合、改質器に供給するガスを、マイコンメータを通過せずに改質器に供給される原料ガスに切り替えることにより、マイコンメータを通過するガスの流量の変動を大きくし、マイコンメータの誤作動を防止する手法を採用している。
特開2005−353292号公報 特開2006−4833号公報 特開平8−43154号公報 特開2002−236037号公報
しかしながら、電力消費の変動は使用者が電力を使用する状況によって変動するため、学習機能によって電力需要を予測しても必ずしもその予測通りに電力消費が行われるとは限らない。そのため、上記特許文献1に記載の手法では、マイコンメータの誤動作防止のために燃料電池を停止させた時間帯に、大きな電力消費が入る可能性がある。かかる場合改質器は一旦運転を止めてしまうと再起動するまでに時間を要するので、燃料電池の発電が停止している場合には商用電源に切り替えて必要な電力を賄うため、エネルギー効率が低下する。
また、上記特許文献2に記載の手法は、燃料電池を停止する必要がないため、上記のような問題は生じない。しかし、マイコンメータを通さずに原料ガスを供給する経路が必要となる。従って、この経路においてガス管の破損等によりガス漏れ等が生じた場合、マイコンメータによって検出することができない。また、マイコンメータを通さずに改質器に原料ガスを供給する配管を別途配設する必要があるため、設置が容易ではない。
そこで、本発明の目的は、燃料電池を停止する必要がなく、設置も容易に行うことができ、かつマイコンメータの誤作動を防止することが可能な燃料電池コージェネレーションシステムを提供することにある。
本発明に係る燃料電池コージェネレーションシステムの第1の構成は、燃料電池の排熱を温水として回収し成層式の貯湯タンクに蓄熱するとともに、前記貯湯タンクに蓄熱された温水を給湯、暖房、または風呂の追焚に利用する燃料電池コージェネレーションシステムであって、前記貯湯タンクの下部と前記貯湯タンクの上部とに連通する第1の循環路と、前記貯湯タンクの上部から導出される給湯水をガス燃焼熱により加熱する補助熱源機と、前記補助熱源機の出口側と前記補助熱源機の入口側とに連通し、流路の一部が前記第1の循環路の流路の一部と共通となった共有流路部分を有する第2の循環路と、前記第1及び第2の循環路の共有流路部分に配設され、流路内の水を前記貯湯タンクの下部から上部に向かう方向に圧送する循環ポンプと、前記燃料電池及び前記補助熱源機において消費される全体の消費ガス量を検出する消費ガス量検出手段と、前記消費ガス量検出手段が検出する消費ガス量の変動が一定時間以上所定の範囲内の場合、前記循環ポンプを起動させるとともに、前記補助熱源機を所定の時間だけ起動する消費ガス量変動化手段とを備えたことを特徴とする。
この構成により、一定時間以上継続して消費ガス量の変化が所定範囲内の状態が継続すると、消費ガス量変動化手段が、循環ポンプを起動して補助熱源機に水を循環させると共に、補助熱源機を所定の時間だけ起動させて、消費ガス量に時間変化を与える。これにより、マイコンメータ等の消費ガス量検出手段が、ガス漏れが発生したと誤って検知することを防止できる。また、補助熱源機で暖められた水は、循環ポンプにより、第2の循環路、第1の循環路の間を循環する。従って、補助熱源機の熱交換器内で即座に沸騰が生じることは防止される。
また、給湯システム側を稼働させることによってガスの消費量に変動を与えるため、燃料電池の改質器を停止させる必要がなく、マイコンメータ等の消費ガス量検出手段の誤動作を防止するための特別なガス配管を新たに必要とすることもない。
ここで、第2の循環路としては、風呂の追焚を行うための熱交換器に温水を循環させる追焚用循環路や、室内暖房や床暖房の熱交換器に温水を循環させる暖房用循環路などが利用される。
また、消費ガス量の変動が一定時間以上所定の範囲内の場合に補助熱源機を起動させる「所定の時間」は、マイコンメータ等の消費ガス量検出手段が消費ガス量の変動を検知して誤動作を生じないようにするのに必要なガス量が消費される時間であればよい。
また、第1の循環路が貯湯タンクに接続する位置は、貯湯タンクの「下部」と「上部」であればよいが、より好ましくは、貯湯タンクの「底部」と「頂部」に接続するのがよい。成層式の貯湯タンクでは、タンク底部の水が最も低温で、タンク頂部の水が最も高温だからである。
本発明に係る燃料電池コージェネレーションシステムの第2の構成は、前記第1の構成において、前記第1の循環路を断通する第1循環路断通手段を備え、前記消費ガス量変動化手段は、前記消費ガス量検出手段が検出する消費ガス量の変動が一定時間以上所定の範囲内の場合、前記第1循環路断通手段により前記第1の循環路を導通状態とし、前記循環ポンプを起動させるとともに、前記補助熱源機を所定の時間だけ起動することを特徴とする。
この構成により、一定時間以上継続して消費ガス量が一定の状態が継続すると、消費ガス量変動化手段が、循環ポンプを起動して第2の循環路を通して補助熱源機に水を循環させると共に、補助熱源機を所定の時間だけ起動させる。このとき、第1循環路断通手段により第1の循環路は導通状態とされているため、循環ポンプによって第1及び第2の循環路の双方に水が循環する。従って、補助熱源機で循環水に与えられた熱は貯湯タンク上部に蓄積される。
また、上記運転動作をしないときは、必要に応じて第1循環路断通手段により第1の循環路を遮断することで、貯湯タンク下部の水が、第1の循環路を通して必要以上に循環するのを防止することができる。
ここで、第1循環路断通手段としては、開閉弁、三方弁等を使用することができる。
本発明に係る燃料電池コージェネレーションシステムの第3の構成は、前記第1の構成において、前記第1の循環路の流量を調節する第1循環路調流手段を備え、前記消費ガス量変動化手段は、前記消費ガス量検出手段が検出する消費ガス量の変動が一定時間以上所定の範囲内の場合、前記第1循環路調流手段により前記第1の循環路の流量を0より大きくなるように設定し、前記循環ポンプを起動させるとともに、前記補助熱源機を所定の時間だけ起動することを特徴とする。
この構成により、一定時間以上継続して消費ガス量が一定の状態が継続すると、消費ガス量変動化手段が、循環ポンプを起動して第2の循環路を通して補助熱源機に水を循環させると共に、補助熱源機を所定の時間だけ起動させる。このとき、第1循環路調流手段により第1の循環路の流量は0より大きくなるように設定されているため、循環ポンプによって第1及び第2の循環路の双方に水が循環する。従って、補助熱源機で循環水に与えられた熱は貯湯タンク上部に蓄積される。
また、上記運転動作をしないときは、必要に応じて第1循環路調流手段により第1の循環路の流量を調節することで、貯湯タンク下部の水が、第1の循環路を通して必要以上に循環するのを防止することができる。
ここで、第1循環路調流手段としては、流量調整弁、循環比例弁、電動三方弁等を使用することができる。
本発明に係る燃料電池コージェネレーションシステムの第4の構成は、前記第2又は3の構成において、前記出湯路の前記補助熱源機の出口側に設けられ、補助熱源機を通過した給湯水の水温を検出する温度センサと、前記温度センサの検出温度が所定の閾値未満の場合は、前記第1循環路断通手段又は前記第1循環路調流手段により前記第1の循環路を遮断状態とし、前記温度センサの検出温度が所定の閾値以上となった場合、前記第1循環路断通手段又は第1循環路調流手段により前記第1の循環路を導通状態とする制御を行う沸騰防止手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、出湯路内の水温が閾値以下の場合には第1循環路調流手段(循環比例弁)は閉止しており、循環ポンプの起動により、第2の循環路に水が循環する。この間、第2の循環路内の水温は上昇し続ける。第2の循環路内の水温が閾値以上となると、第1循環路断通手段又は第1循環路調流手段により第1の循環路が導通状態とされ、貯湯タンク下部の低温の水が第1の循環路に供給され始める。これにより、第2の循環路内の水温は低下し、沸騰が生じることが防止される。それとともに、第2の循環路内の加熱された温水は、第1の循環路内の水と混合して貯湯タンクの上部に供給され、貯湯タンクに蓄熱が行われる。
第2の循環路内の水の温度が低い間は、第1循環路断通手段又は第1循環路調流手段により第1の循環路が遮断状態とされているので、貯湯タンク上部に低温の水が流れ込むことが防止される。従って、貯湯タンクの上部と下部の温度差が小さくなることが防止され、貯湯タンクの使用可能な温度の湯量が低下することを防止することができる。
以上のように、本発明によれば、一定時間以上継続して消費ガス量の変化が所定範囲内の状態が継続すると、消費ガス量変動化手段が、補助熱源機に水を循環させ、補助熱源機を所定の時間だけ起動させて、消費ガス量に時間変化を与える。これにより、マイコンメータ等の消費ガス量検出手段が、ガス漏れが発生したと誤って検知することを防止できる。また、燃料電池を停止する必要がなく、設置も容易に行うことができ、かつ消費ガス量検出手段(マイコンメータ)の誤作動を防止することが可能である。
また、補助熱源機で暖められた水は、循環ポンプにより、第2の循環路、第1の循環路の間を循環する。従って、補助熱源機の熱交換器内で即座に沸騰が生じることは防止される。そして、補助熱源機で加熱された水を貯湯タンク上部に戻すことで、ガス消費によって得られた熱を貯湯タンクに蓄え、有効利用することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る燃料電池コージェネレーションシステムの構成を表す図である。
図1において、燃料電池コージェネレーションシステムは、燃料電池ユニット1及び給湯ユニット2の2つの部分から構成されている。
燃料電池ユニット1は、ガス流量計3、流量調節弁4、改質器5、燃料電池6、循環ポンプ7,8、及び排熱熱交換器9を備えている。
ガス流量計3は、都市ガス等の商用ガスからガス供給路12を通して燃料電池ユニット1に供給される原料ガスの流量を検出する。流量調節弁4は、ガス供給路12を通して改質器5に供給される原料ガスの流量を調節する弁である。改質器5は、原料ガスを改質し、水素に富んだ改質ガスを生成する装置である。燃料電池6は、改質ガスと空気中の酸素とを反応させることにより発電を行う。発電に使用した後の改質ガスは、改質器5の燃焼部5aに送られ燃焼される。これにより、改質器5は加熱される。燃料電池6において発生する排熱は、排熱循環路10を循環する冷却水によって回収される。循環ポンプ7は、排熱循環路10内に冷却水を循環させるためのポンプである。また、排熱循環路10の水は、排熱熱交換器9により、給湯ユニット2から供給される熱回収用の水と熱交換され冷却される。排熱熱交換器9には、燃料電池ユニット1と給湯ユニット2との間で熱回収用の水を循環させるための熱回収路11が接続されている。循環ポンプ8は、この熱回収用の水を熱回収路11に循環させるためのポンプである。
一方、給湯ユニット2は、貯湯タンク21、給水路22、給湯路23、熱回収路11、第1循環路24、第2循環路25、浴槽水循環路26、浴槽水給湯路27、バイパス路28、背圧管28a、混合水供給路29、減圧弁30、給水サーミスタ31、給水水量センサ32、逆止弁33、逃がし弁34、貯湯サーミスタ35,36,37,38、バキュームブレーカ39、圧力逃し弁40、循環比例弁(第1循環路調流手段)41、循環ポンプ42、BU水量センサ44、BU入サーミスタ45、補助熱源機46、ファン46a、ガスバーナ46b、BU出サーミスタ47、風呂熱交換器48、風呂弁49、風呂ポンプ50、水位センサ51、風呂サーミスタ52、風呂水流スイッチ53、複合水弁54、排水弁55、混合比例弁56、逆止弁57,58、高温出湯防止弁59、給湯サーミスタ60、排熱往きサーミスタ61、ラジエータ62、ラジエータ入サーミスタ63、バイパス三方弁64、排熱戻りサーミスタ65、ガス供給弁66、及び制御盤67を備えている。
貯湯タンク21は、燃料電池ユニット1から排出される排熱を温水として貯熱するためのタンクである。貯湯タンク21は、成層貯湯方式(高温の温水を、貯湯タンク21上部にゆっくりと注入することで、下部の水と混ざり合わないように貯熱する方式)であり、貯湯タンク21上部には高温のお湯が、下部には低温の水が蓄えられる。貯湯タンク21の各高さにおける貯湯温度は、貯湯サーミスタ35,36,37,38によって検出される。
貯湯タンク21の上部と底部には、前述の熱回収路11が接続されている。循環ポンプ8の運転が開始されると、貯湯タンク21の底部の水は、熱回収路11に吸引され、熱回収路11を通して排熱熱交換器9に送られて加熱された後、熱回収路11を通って貯湯タンク21の上部に戻される。これにより、貯湯タンク21に排熱が回収され蓄熱される。
熱回収路11には、上流側(貯湯タンク21下部の接続端側)から、バイパス三方弁64、ラジエータ入サーミスタ63、ラジエータ62、排熱往きサーミスタ61、循環ポンプ8、排熱熱交換器9、及び排熱戻りサーミスタ65が配設されている。また、熱回収路11にはバイパス路11aが設けられており、バイパス路11aの一端はバイパス三方弁64に接続され、他端は排熱戻りサーミスタ65下流側の熱回収路11に接続されている。バイパス路11aは燃料電池6が運転開始直後で排熱戻りサーミスタ65が検出する温度が所定温度より低い場合に貯湯タンク21をバイパスさせることにより、貯湯タンク21内の撹拌を防止する回路である。
ラジエータ62は、貯湯タンク21の底部から熱回収路11に供給される水の温度が高い場合に、熱回収路11内の水を冷却するために設けられた冷却器である。ラジエータ入サーミスタ63は、ラジエータ62に流入する水の温度を検出する温度センサであり、排熱往きサーミスタ61は、ラジエータ62から出て燃料電池ユニット1に供給される熱回収路11内の水の水温を検出する温度センサである。排熱戻りサーミスタ65は、燃料電池ユニット1から貯湯タンク21に戻される水(温水)の温度を検出する温度センサである。
給水路22は、水道や井戸水などの上水道から供給される水を貯湯タンク21の底部に供給するための管路である。給水路22には、上流側から減圧弁30,給水サーミスタ31,給水水量センサ32,逆止弁33,及び逃がし弁34が設けられている。減圧弁30は上水道の水圧を一定の水圧に減圧する弁である。給水サーミスタ31は、上水道から供給される水の水温を検出する温度センサである。給水水量センサ32は、上水道から供給される水の水量を検出する水量センサである。逆止弁33は、貯湯タンク21側から上水道側へ水が逆流するのを防止する弁である。逃がし弁34は、給水路22内の水圧が高圧となった場合に、余分な圧力を放圧するための弁である。
給湯路23は、貯湯タンク21上部のお湯を給湯栓等に供給するための管路である。給湯路23の上流側端部は、貯湯タンク21の頂部に接続されている。また、第1循環路24は、貯湯タンク21の底部の水を貯湯タンク21の上部に循環させるための管路である。第1循環路24の上流側端部は、逆止弁33と逃がし弁34との間で、給水路22に接続されおり、この給水路22を介して貯湯タンク21の底部に連通している。また、第1循環路24の下流側端部は、BU水量センサ44の上流側において、給湯路23に接続されており、この給湯路23を介して貯湯タンク21の頂部に連通している。
第1循環路24には、給水路22側から循環比例弁41及び循環ポンプ42が設けられている。循環比例弁41は、給水路22から第1循環路24に流入する水量を調節する弁である。循環ポンプ42は、第1循環路24内の水を、給水路22側から給湯路23の側に圧送するポンプである。
給湯路23には、上流側から、バキュームブレーカ39及び圧力逃し弁40、BU水量センサ44、BU入サーミスタ45、補助熱源機46、BU出サーミスタ47、混合比例弁56、並びに給湯サーミスタ60が設けられている。
バキュームブレーカ39は図示しない排水弁を開くことにより貯湯タンク21の内圧が負圧になることを防ぐ弁である。また、圧力逃し弁40は、熱回収による温度上昇によって貯湯タンク21を含む給湯路23内の水圧が高圧となったときに圧力を逃がすための機構である。
BU水量センサ44は、補助熱源機46に流入する水量を検出する水量センサである。BU入サーミスタ45は、補助熱源機46に流入する水(温水)の温度を検出する温度センサである。BU出サーミスタ47は、補助熱源機46から流出する給湯路23内の水(温水)の温度を検出する温度センサである。
補助熱源機46は、給湯路23内の水を加熱するための熱交換器である。補助熱源機46は、ファン46a及びガスバーナ46bを備えている。ガスバーナ46bには、給湯器ガス供給路68を通して、商用ガスが供給される。給湯器ガス供給路68には、ガス供給弁66が設けられており、このガス供給弁66によってガスバーナ46bに供給されるガスの量が調節される。
給湯器ガス供給路68の上流側端部は、ガス供給路12に接続されている。そして、ガス供給路12に供給される商用ガスの流量は、マイコンメータ70によって検出される。
混合比例弁56は、給湯路23の上流側から流入する温水と、混合水供給路29から流入する水とを設定された比率で混合する混合弁である。混合水供給路29の上流側端部は、給水水量センサ32と逆止弁33との間において給水路22に接続されており、給水路22に供給される水が直接この混合比例弁56に送られる。尚、混合水供給路29には逆流防止のための逆止弁57が設けられている。
給湯サーミスタ60は、給湯路23から給湯栓等に出湯される温水の温度を検出するための温度センサである。
第2循環路25は、風呂の追焚を行う際に、浴槽水に熱供給を行うための温水を循環させるための管路である。第2循環路25の上流側端部は、BU出サーミスタ47の下流側において給湯路23に接続されており、この給湯路23を介して補助熱源機46の出口側に連通している。第2循環路25の下流側端部は、循環比例弁41と循環ポンプ42との中間において第1循環路24に接続され、さらに循環ポンプ42の配設部分は第1循環路24との共有流路部分となって、BU水量センサ44の上流側において、給湯路23に接続されている。そして、この給湯路23を介して、補助熱源機46の入口側に連通している。
第2循環路25には、上流側から、風呂熱交換器48、風呂弁49及び循環ポンプ42が設けられている。風呂熱交換器48は、第2循環路25内の温水と、浴槽水循環路26を通して浴槽から循環される浴槽水との間で熱交換を行うための熱交換器である。風呂弁49は、第2循環路25の水流を止めたり流したりする切り替えを行う開閉弁である。
浴槽水循環路26は、浴槽水を風呂熱交換器48に循環させるための管路である。浴槽水循環路26には、上流側から、水位センサ51、風呂サーミスタ52、風呂水流スイッチ53、風呂熱交換器48、及び風呂ポンプ50が設けられている。
水位センサ51は、図示しない浴槽内の水位を検出するためのセンサである。風呂サーミスタ52は浴槽水の水温を検出するための温度センサである。風呂水流スイッチ53は、浴槽水循環路26に浴槽水が流れているか否かを検出する水流スイッチである。風呂ポンプ50は、浴槽水循環路26内に浴槽水を循環させるためのポンプである。
浴槽水給湯路27は、浴槽に湯張りを行う際に浴槽へお湯を供給するための管路である。浴槽水給湯路27の上流側端部は、給湯サーミスタ60の下流側において、給湯路23に接続されている。また、浴槽水給湯路27の下流側端部は、風呂ポンプ50の上流側において浴槽水循環路26に接続されている。
浴槽水給湯路27には、複合水弁54が設けられている。複合水弁54は、浴槽水給湯路27の開閉を行う開閉弁54a、湯張りで供給されるお湯の量を検出する湯張り水量センサ54b、及び浴槽水循環路26から給湯路23へ浴槽水が逆流することを防止する逆止弁54c,54dを備えた複合弁である。

バイパス路28は、混合水供給路29と混合比例弁56の上流側の給湯路23との間をバイパスする管路である。バイパス路28には高温出湯防止弁59及び逆止弁58が設けられている。高温出湯防止弁59は通電時閉、非通電時開の電磁弁で、停電時混合比例弁56の開度が調節できなくなったときでも、混合水供給路29から混合比例弁56の上流側の給湯路23へ冷水を流入させ、図示しない給湯栓に高温のお湯が出ていくことを防ぐ。
背圧管28aは、排水弁55のダイヤフラムの背圧側に給水圧をかけるための管である。給水が正常なときはダイヤフラムの背圧側に圧力がかかっているので排水弁55は閉じており、浴槽水給湯路27と排水弁55の間は閉止状態である。断水になると背圧管28aは圧力0または負圧になるので排水弁55はスプリングの力で開となり、仮に逆止弁54c、54dが開いたままで故障したとしても浴槽水が給湯路23に入り込むことを防ぐことができる。
制御盤67は、給湯ユニット2全体の動作制御を行う制御回路である。
マイコンメータ70は、都市ガス等の商用ガスからガス供給路12を通して供給される全ガス供給流量を検出し、ガス漏れ等の異常を検知すると共に、異常時にはガスの供給を停止する安全装置である。
図2は、図1の燃料電池コージェネレーションシステムにおいて、マイコンメータ70の誤動作防止機構のみを抜き出して表した機能ブロック図である。尚、図2において、循環比例弁41,循環ポンプ42,BU出サーミスタ47,補助熱源機46,風呂弁49,ガス供給弁66,制御盤67,及びマイコンメータ70は、図1の同符号を付したものに対応する。
制御盤67は、消費ガス量変動化手段81、沸騰防止手段82、及びタイマ83を備えている。消費ガス量変動化手段81は、マイコンメータ70(消費ガス量検出手段)が検出する消費ガス量の変動が一定時間以上所定の範囲内の場合、風呂弁49を開弁し、循環ポンプ42を起動させるとともに、補助熱源機46のガスバーナ46bを所定の時間だけ起動させる制御を行う。また、沸騰防止手段82は、BU出サーミスタ47の検出温度が所定の閾値未満の場合は、循環比例弁41を閉止し、BU出サーミスタ47の検出温度が所定の閾値以上となった場合、循環比例弁41を開弁する制御を行う。
以上のように構成された本実施例に係る燃料電池コージェネレーションシステムにおいて、以下、マイコンメータ70の誤動作防止のための動作について説明する。
図3は、マイコンメータ70の誤動作防止のための動作を表すフローチャートである。
まず、ステップS1において、消費ガス量変動化手段81は、タイマ83をリセットし0から計時を開始する。
次に、ステップS2において、消費ガス量変動化手段81は、マイコンメータ70が検出する原料ガスの流量Fを取得し、原料ガスの流量の変動が所定の閾値F1以下か否かを判定する。所定の閾値F1より大きい場合には、消費ガス量変動化手段81は、タイマ83をリセットし(S3)0から計時を開始し、ステップS2に戻る。所定の閾値F1以下の場合には、ステップS4に進む。
ステップS4において、消費ガス量変動化手段81は、タイマ83の計測時間tが、閾値t1に達したか否かを判定する。ここで、閾値t1は、マイコンメータ70の誤動作防止の処理を行うか否かを判定する基準となる時間である。t1は、マイコンメータ70が消費ガス量変動が閾値F1以下の状態が継続したときに、異常と判定し原料ガスの供給を遮断する時間よりも短い時間に設定される。計測時間tが、閾値t1に達していない場合は、ステップS2に戻り、達した場合は次のステップS5に進む。
ステップS5〜S6において、消費ガス量変動化手段81は、風呂弁49を開弁し、循環ポンプ42を起動する。これにより、循環ポンプ42→第1循環路24→給湯路23→補助熱源機46→第2循環路25→第1循環路24→循環ポンプ42の閉回路を水が循環し始める。このとき、循環比例弁41は閉止しており、貯湯タンク21側の水は循環しない。これにより、補助熱源機46の起動前に冷水が貯湯タンク21の上部に送られることが防止される。
そして、ステップS7において、ガス供給弁66を開弁しファン46aを起動しガスバーナ46bを点火することによって、補助熱源機46を起動する。これにより、ガスが消費され、マイコンメータ70を流れるガスの流量が増加する。従って、マイコンメータ70が誤って異常が発生したと判定する事態を回避することができる。
ステップS8において、消費ガス量変動化手段81は、タイマ83をリセットし、0から計時を開始させる。
ステップS9において、沸騰防止手段82は、BU出サーミスタ47が検出する水温Tが沸騰温度以下の所定の閾値温度T1以上となったか否かを判定する。閾値温度T1未満の場合は、次のステップS11に進む。閾値温度T1以上の場合は、沸騰防止手段82は、循環比例弁41を開弁する(S10)。これにより、循環ポンプ42→第1循環路24→給湯路23→貯湯タンク21→給水路22→第1循環路24→循環ポンプ42の閉回路にも水が循環し始める。従って、貯湯タンク21の下部の水が補助熱源機46に送られると共に、補助熱源機46により加熱された水は、貯湯タンク21の上部に戻される。これによって、補助熱源機46で供給される熱は、貯湯タンク21に蓄熱される。
ステップS11において、消費ガス量変動化手段81は、タイマ83の計測時間tが所定の閾値t2に達したか否かを判定する。t<t2の場合、ステップS9に戻る。tがt2に達した場合、次のステップS12に進む。
ここで、閾値t2は、マイコンメータ70の誤動作防止のために、補助熱源機46を起動させておく時間であり、あらかじめ5分程度に設定されている。
ステップS12において、消費ガス量変動化手段81は、ガス供給弁66を閉止しガスバーナ46bを消火する。尚、後沸きによる沸騰防止や排気を完全にする等のため、ファン46aはガスバーナ46bを消火してから一定時間動作させた後に停止させる。
ステップS13〜S14において、消費ガス量変動化手段81は、循環ポンプ42を停止し、風呂弁49及び循環比例弁41を閉止する。これにより、水の循環は止まる。
以上の動作が終了すると、再びステップS1に戻り、同様の動作を繰り返す。
尚、本実施例では、ステップS5において、最初は循環比例弁41を閉止した状態としたが、他の実施例として、ステップS5において最初から循環比例弁41を開弁するようにすることもできる。この場合、ステップS9,S10の動作は省略される。
以上のように、本実施例に係る燃料電池コージェネレーションシステムによれば、一定の時間t1の間、ガス流量の変動幅が所定の閾値F1以下の状態が継続すると、補助熱源機46が起動されて、補助熱源機46においてガスが消費され、マイコンメータ70で検出されるガス流量に変動が与えられる。これにより、マイコンメータ70が、ガス漏れが発生したと誤って検知することを防止できるので、燃料電池6を停止する必要がない。
また、給湯ユニット2内にもともと備えられている配管を用いており、新たな配管等を必要としないため、設置も容易に行うことができる。
更に、補助熱源機46で生成される熱は、貯湯タンク21に蓄熱され、給湯などに利用されるため、エネルギーの無駄な消費を極力抑えることも可能である。
図4は、本発明の実施例2に係る燃料電池コージェネレーションシステムの第1及び第2の循環路の接続構成を表す図である。
図2において、循環ポンプ42,貯湯タンク21,給水路22,給湯路23,循環比例弁41,及び補助熱源機46,BU出サーミスタ47は、実施例1と同様である。
本実施例において、第1循環路24は、一端が給水路22とは独立に、貯湯タンク21の底部に接続され、他端は給湯路23を介して、貯湯タンク21の頂部に接続されている。また、第2循環路25は、実施例1と同様に、上流側端部がBU出サーミスタ47の下流側において給湯路23に接続されており、この給湯路23を介して補助熱源機46の出口側に連通している。第2循環路25の下流側端部は、貯湯タンク21と循環ポンプ42との中間において第1循環路24に接続され、さらに循環ポンプ42の部分が第1循環路24との共有流路部分となって給湯路23に接続されている。そして、この給湯路23を介して、補助熱源機46の入口側に連通している。
このような配管構成によっても、実施例1と同様の動作をさせることによって、同様の作用・効果を得ることができる。
図5は、本発明の実施例3に係る燃料電池コージェネレーションシステムの第1及び第2の循環路の接続構成を表す図である。
図5において、循環ポンプ42,貯湯タンク21,給水路22,給湯路23,及び補助熱源機46,BU出サーミスタ47は、実施例1と同様である。
本実施例において、第1循環路24は、一端が給水路22とは独立に、貯湯タンク21の底部に接続され、他端は接続点Dにおいて給湯路23に接続され、給湯路23を介して、貯湯タンク21の頂部に接続されている。
また、第2循環路25は、実施例1と同様に、上流側端部がBU出サーミスタ47の下流側の接続点Eにおいて給湯路23に接続されており、この給湯路23を介して補助熱源機46の出口側に連通している。第2循環路25の下流側端部は、貯湯タンク21と循環ポンプ42との中間の接続点Aにおいて第1循環路24に接続され、さらに循環ポンプ42の部分が第1循環路24との共有流路部分となって、更にその下流側の接続点Bで第1循環路24と再び分離して、接続点Cで給湯路23に接続されている。そして、この給湯路23を介して、補助熱源機46の入口側に連通している。
給湯路23の接続点Dと接続点Cとの間には開閉弁84が設けられており、第1循環路24の接続点Bと接続点Dとの間には、開閉弁85が設けられている。
通常の給湯時には、開閉弁84が開弁し開閉弁85が閉止した状態にある。また、循環ポンプ42を起動して第1循環路に水を循環させる循環運転時には、開閉弁85が開弁し開閉弁84が閉止した状態とされる。
このような配管構成によっても、実施例1と同様の動作をさせることによって、同様の作用・効果を得ることができる。
尚、本実施例3において、開閉弁84,85の代わりに、接続点Dの位置に三方弁を設けるようにしてもよい。
図6は、本発明の実施例4に係る燃料電池コージェネレーションシステムの第1及び第2の循環路の接続構成を表す図である。
図6において、循環ポンプ42,貯湯タンク21,給水路22,給湯路23,及び補助熱源機46,BU出サーミスタ47は、実施例1と同様である。
本実施例において、第1循環路24の上流側端部は給水路22に接続され、給水路22を介して貯湯タンク21の底部に接続されている。そして、第1循環路24と給水路22との接続点には、三方弁86が配設されている。第1循環路24の下流側端部は、接続点Bにおいて給湯路23に接続され、この給湯路23を介して貯湯タンク21の頂部に接続されている。
また、第2循環路25は、実施例1と同様に、上流側端部がBU出サーミスタ47の下流側の接続点Cにおいて給湯路23に接続されており、この給湯路23を介して補助熱源機46の出口側に連通している。第2循環路25の下流側端部は、貯湯タンク21と循環ポンプ42との中間の接続点Aにおいて第1循環路24に接続され、さらに循環ポンプ42の部分が第1循環路24との共有流路部分となって、更にその下流側の接続点Bで給湯路23に接続されている。そして、この給湯路23を介して、補助熱源機46の入口側に連通している。
通常の給湯時には、三方弁86がその両側の給水路22を連通させた状態にある。また、循環ポンプ42を起動して第1循環路に水を循環させる循環運転時には、三方弁86が、第1循環路24と、給湯タンク21に接続した側の給水路22とを連通させた状態とされる。
このような配管構成によっても、実施例1と同様の動作をさせることによって、同様の作用・効果を得ることができる。
本発明の実施例1に係る燃料電池コージェネレーションシステムの構成を表す図である。 図1の燃料電池コージェネレーションシステムにおいて、マイコンメータ70の誤動作防止機構のみを抜き出して表した機能ブロック図である。 マイコンメータ70の誤動作防止のための動作を表すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る燃料電池コージェネレーションシステムの第1及び第2の循環路の接続構成を表す図である。 本発明の実施例3に係る燃料電池コージェネレーションシステムの第1及び第2の循環路の接続構成を表す図である。 本発明の実施例4に係る燃料電池コージェネレーションシステムの第1及び第2の循環路の接続構成を表す図である。
符号の説明
1 燃料電池ユニット
2 給湯ユニット
3 ガス流量計
4 流量調節弁
5 改質器
5a 燃焼部
6 燃料電池
7,8 循環ポンプ
9 排熱熱交換器
10 排熱循環路
11 熱回収路
11a バイパス路
12 ガス供給路
21 貯湯タンク
22 給水路
23 給湯路
24 第1循環路
25 第2循環路
26 浴槽水循環路
27 浴槽水給湯路
28 バイパス路
28a 背圧管
29 混合水供給路
30 減圧弁
31 給水サーミスタ
32 給水水量センサ
33 逆止弁
34 逃がし弁
35,36,37,38 貯湯サーミスタ
39 バキュームブレーカ
40 圧力逃し弁
41 循環比例弁(第1循環路調流手段)
42 循環ポンプ
44 BU水量センサ
45 BU入サーミスタ
46 補助熱源機
46a ファン
46b ガスバーナ
47 BU出サーミスタ
48 風呂熱交換器
49 風呂弁
50 風呂ポンプ
51 水位センサ
52 風呂サーミスタ
53 風呂水流スイッチ
54 複合水弁
54a 開閉弁
54b 湯張り水量センサ
54c,54d 逆止弁
55 排水弁
56 混合比例弁
57,58 逆止弁
59 高温出湯防止弁
60 給湯サーミスタ
61 排熱往きサーミスタ
62 ラジエータ
63 ラジエータ入サーミスタ
64 バイパス三方弁
65 排熱戻りサーミスタ
66 ガス供給弁
67 制御盤
68 給湯器ガス供給路
70 マイコンメータ(消費ガス量検出手段)
81 消費ガス量変動化手段
82 沸騰防止手段
83 タイマ
84,85 開閉弁(第1循環路断通手段)
86 三方弁(第1循環路断通手段)

Claims (1)

  1. 燃料電池の排熱を温水として回収し成層式の貯湯タンクに蓄熱するとともに、前記貯湯タンクに蓄熱された温水を給湯、暖房、または風呂の追焚に利用する燃料電池コージェネレーションシステムであって、
    前記貯湯タンクの下部と前記貯湯タンクの上部とに連通する第1の循環路と、
    上流側端部が前記第1の循環路に接続され、且つ該上流側端部が前記第1の循環路を介して前記貯湯タンクの上部に連通している給湯路と、
    前記給湯路上に配設され内部を通過する水をガス燃焼熱により加熱する補助熱源機と、
    上流側端部が前記給湯路の前記補助熱源機よりも下流側に接続され、下流側端部が前記第1の循環路の前記給湯路との接続点よりも前記貯湯タンクの下部に近い側に接続されており、これら両端部が前記第1の循環路及び前記給湯路を介して接続されることで循環経路を構成している第2の循環路と、
    前記第1の循環路、前記給湯路の接続点と前記第2の循環路の下流側端部の接続点との間に配設され、流路内の水を前記貯湯タンクの下部から上部に向かう方向に圧送する循環ポンプと、
    前記燃料電池及び前記補助熱源機において消費される全体の消費ガス量を検出する消費ガス量検出手段と、
    前記消費ガス量検出手段が検出する消費ガス量の変動が一定時間以上所定の範囲内の場合、前記循環ポンプを起動させるとともに、前記補助熱源機を所定の時間だけ起動する消費ガス量変動化手段と、
    前記第1の循環路を断通する第1循環路断通手段又は前記第1の循環路の流量を調節する第1循環路調流手段と、
    前記給湯路の前記補助熱源機の出口側に設けられ、前記補助熱源機を通過した水の水温を検出する温度センサと、
    沸騰防止手段と、を備え、
    前記消費ガス量変動化手段は、前記消費ガス量検出手段が検出する消費ガス量の変動が一定時間以上所定の範囲内の場合、前記第1循環路断通手段により前記第1の循環路を導通状態とし又は前記第1循環路調流手段により前記第1の循環路の流量を0より大きくなるように設定し、前記循環ポンプを起動させるとともに、前記補助熱源機を所定の時間だけ起動するものであり、
    沸騰防止手段は、前記温度センサの検出温度が所定の閾値未満の場合は、前記第1循環路断通手段又は第1循環路調流手段により前記第1の循環路を遮断状態とし、前記温度センサの検出温度が所定の閾値以上となった場合、前記第1循環路断通手段又は前記第1循環路調流手段により前記第1の循環路を導通状態とする制御を行うことを特徴とする燃料電池コージェネレーションシステム。
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