JP5158402B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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本発明は、例えば乗用車、トラック、バス等に用いられる空気入りタイヤに関するものである。
近年、この種の空気入りタイヤとしては、サイドウォール部をタイヤ径方向に補強する補強層を備え、パンク等によりタイヤの内圧が低下した場合でも、補強層によってタイヤ径方向の荷重を支えることにより走行の継続を可能にした、いわゆるランフラットタイヤが知られている。しかしながら、このようなランフラットタイヤにおいては、空気圧の低下に気付かない場合が多く、このような状態で長距離を走行すると、サイドウォール部に部材の剥離やクラック等を生ずるおそれがある。従って、ランフラットタイヤを使用する場合には、タイヤの内圧低下を検知する警報装置を備える必要があるが、このような装置は高価であるため、ランフラットタイヤの普及を妨げる原因となっている。
そこで、前述のような警報装置を必要とせずに、タイヤの内圧低下を乗員に知らせるようにした空気入りタイヤとして、左右のショルダー部にタイヤ内圧が所定の圧力よりも低下すると路面に接地する複数の凹部を設け、この凹部のピッチをタイヤ周方向に等間隔にすることにより、特定の周波数帯で音の大きいパターンノイズを発生させて乗員に気付かせるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−43522号公報
しかしながら、前記空気入りタイヤでは、適正な空気圧であればノイズ発生用の凹部が直進走行時には接地することはないが、旋回時の横荷重によって路面に接地することがあり、適正な空気圧走行時においても不快なノイズを発生させる場合があるという問題点があった。また、多数の凹部を設けることによりショルダー部の剛性が低下し、操縦安定性が損なわれるという問題点もあった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、タイヤ内圧の低下をノイズの発生によって乗員に知らせることができるとともに、適正な空気圧走行時に無用な不快ノイズを発生させることがなく、しかも操縦安定性が損なわれることもない空気入りタイヤを提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、トレッド部と左右のサイドウォール部との間にショルダー部を有する空気入りタイヤにおいて、左右のショルダー部のそれぞれに互いにタイヤ周方向に間隔をおいて設けられ、所定の荷重でのタイヤ内圧が所定の圧力よりも低下すると、路面に接地してパターンノイズを発生させる複数の突部を備え、各突部をタイヤ周方向に不等ピッチになるように配置するとともに、左右のショルダー部のタイヤ幅方向に対応する突部のうちタイヤ周方向に同時に接地する突部の接地部分をタイヤ周方向に等ピッチになるように配置し、各突部を、設計常用荷重に対応する空気圧条件で設計常用荷重の88%の荷重における接地端外に位置するように設けている。
これにより、タイヤ内圧が所定の圧力よりも低下すると、タイヤ周方向に同時に接地する突部によって特定の周波数帯で音の大きくなるパターンノイズが発生し、タイヤ内圧が低下したことをパターンノイズによって乗員に知らせることができる。この場合、各突部によってショルダー部の剛性が低下することがない。また、タイヤ内圧が所定の圧力よりも低下していない場合、車両旋回時に片側のショルダー部の突部のみが接地したときは、各ショルダー部における突部はタイヤ周方向に不等ピッチで配置されていることから、特定の周波数帯で音の大きくなるパターンノイズが発生することがない。この場合、各突部が設計常用荷重に対応する空気圧条件で設計常用荷重の88%の荷重における接地端外に位置するように設けられていることから、各突部を異常な空気圧低下時にのみ接地させるための最適な位置に配置することができる。
本発明によれば、タイヤ内圧が低下したことをパターンノイズによって乗員に知らせることができるとともに、ショルダー部の剛性が低下することがないので、操縦安定性が損なわれることがないという利点がある。また、タイヤ内圧が所定の圧力よりも低下していない場合、車両旋回時においても特定の周波数帯で音の大きくなるパターンノイズが発生することがないので、無用な不快ノイズの発生を確実に防止することができる。この場合、各突部を異常な空気圧低下時にのみ接地させるための最適な位置に配置することができるので、実用化に際して極めて有利である。
図1乃至図5は本発明の一実施形態を示すもので、図1は空気入りタイヤの部分正面断面図、図2はその要部拡大断面図、図3はタイヤパターンを示す展開平面図、図4は突部の拡大平面図、図5は試験結果を示す図である。
この空気入りタイヤは、タイヤ外周面側に形成されたトレッド部1と、タイヤ幅方向両側に形成されたサイドウォール部2と、トレッド部1とサイドウォール部2との間に形成されたショルダー部3と、サイドウォール部2のタイヤ径方向内側に形成されたビード部4と、サイドウォール部2のタイヤ幅方向内側に形成される補強層5とから構成され、ランフラットタイヤとして用いられるものである。即ち、この空気入りタイヤは、シート状に形成されたインナーライナ10、左右一対の補強部材11、カーカス部材12及び複数枚のベルト13を成形ドラム上で重ね合わせて円筒状に成形した後、カーカス部材12が左右一対のビード部材14間に跨るようにトロイダル状に成形し、その外周面にトレッド部材15及びサイドウォール部材16を貼付けることによって形成される。
インナーライナ10は気密性を有するシート状のゴムからなり、カーカス部材12の内周面側に配置される。
補強部材11は断面三日月状の硬質ゴムからなり、サイドウォール部2側のカーカス部材12とインナーライナ10との間に配置される。
カーカス部材12は、複数本の補強コードがタイヤの周方向に配列されたシート状のゴムからなり、そのタイヤ周方向の一端部及び他端部をスプライスして円筒状に形成されるとともに、その幅方向両端側をビード部材を巻き込むようにタイヤ幅方向内側から外側に向けてサイドウォール部2側に折り返される。
各ベルト13はスチールコードや高強度繊維等からなる補強用線材をシート状のゴム材で被覆してなり、カーカス部材12の外周面側に互いに重なり合うように配置される。
ビード部材14は、金属線等のワイヤを束ねてなるビードコア14aと、断面略三角形状のゴムからなるビードフィラー14bとからなり、ビードフィラー14bはビードコア14aの外周に固着されている。
トレッド部材15は押出成形によって形成されたゴムからなり、カーカス部材12の幅方向中央側及び各ベルト13の外周面側をトレッド部1から左右のショルダー部3に亘って覆うように配置され、その外周面にはトレッド部1のパターンが加硫成型時に形成される。トレッド1のパターンは、タイヤ周方向に延びる複数の主溝1aと、タイヤ幅方向に斜めに延びる複数の副溝1bと、各主溝1a及び各副溝1b間に形成される複数のブロック1cとからなる。
サイドウォール部材16は押出成形によって形成されたゴムからなり、カーカス部材12のタイヤ幅方向両側を覆うように配置される。
左右のショルダー部3には、所定の荷重でのタイヤ内圧が所定の圧力よりも低下すると、路面に接地してパターンノイズを発生させる複数の突部3aが設けられ、各突部3aは互いにタイヤ周方向に不等ピッチP1 で配置されている。この場合、各突部3aは、2006年版JATMA(日本自動車タイヤ協会)の規格に定める設計常用荷重に対応する空気圧条件において、設計常用荷重の88%の荷重における接地端外に位置するように設けられている。左右のショルダー部3において互いに同時に接地する突部3a、即ち図3におけるタイヤ周方向位置Aにおいてタイヤ幅方向に対応する突部3aは、タイヤ周方向に等ピッチP2 で配置され、それ以外の突部3aはタイヤ幅方向に対応せずにタイヤ周方向にずれている。各突部3aは四角形状に形成され、そのタイヤ周方向の長さL1 が3mm以上40mm以下、タイヤ周方向に直交する方向の幅L2 が3mm以上30mm以下、ショルダー部3の表面からの高さL3 が2mm以上20mm以下になるように形成されている。また、図2に示すように突部3aのタイヤ径方向内側の側面3bは、突部3aの頂部から底部に亘って凹状をなす円弧状に形成され、その半径Rが10mm以上になるように形成されている。
以上のように構成された空気入りタイヤにおいては、タイヤ内圧が適正な空気圧(例えば200kPa)で直進走行する場合には、各ショルダー部3の突部3aが路面に接地することはない。また、車両旋回時の横荷重により左右一方のショルダー部3が接地した場合には、左右一方の突部3aも路面に接地する場合があるが、この場合は突部3aがタイヤ周方向に不等ピッチP1 で配置されているので、特定の周波数帯で音の大きくなるパターンノイズは発生しない。次に、パンク等によりタイヤ内圧が低下した場合には、各補強層5によってタイヤ径方向の荷重が支えられて走行の継続が可能となる。その際、接地幅は通常接地幅W1 から低圧時接地幅W2 まで広がるため、各ショルダー部3の突部3aが路面に接地し、タイヤ周方向に同時に接地する突部3aによってパターンノイズが発生する。即ち、タイヤ周方向に同時に接地する突部3aはタイヤ周方向に等ピッチP2 で配置されているため、特定の周波数帯で音の大きくなるパターンノイズが発生する。
各突部3aは、そのタイヤ周方向の長さL1 が3mmよりも小さいと、明瞭なノイズを十分に発生させることができず、40mmよりも大きいと、生産上困難となるため、L1 は3mm以上40mm以下が好ましく、20mm前後が最適である。また、各突部3aは、タイヤ周方向に直交する方向の幅L2 が3mmよりも小さいと、明瞭なノイズを十分に発生させることができず、30mmよりも大きいと、サイドウォール部2まで達して車両と干渉するおそれがあるため、L2 は3mm以上30mm以下が好ましく、15mm前後が最適である。更に、各突部3aは、ショルダー部3の表面からの高さL3 が2mmよりも小さいと、明瞭なノイズを十分に発生させることができず、20mmよりも大きいと、風切り音が発生し易くなるため、L3 は2mm以上20mm以下が好ましく、5mm前後が最適である。尚、各突部3aは、タイヤ径方向に対して若干傾斜するように形成してもよい。
また、各ショルダー部3で同時に接地する突部3aは、互いにタイヤ周方向に同時に接地する接地部分の範囲がタイヤ周方向長さL1 の100%になるようにしてもよいが、図4に示すように接地部分の範囲L1 ′が50%以上あれば、互いにタイヤ周方向にずれていても、明瞭なノイズを発生させることができる。この場合、タイヤ周方向に同時に接地する突部3aのタイヤ周方向のピッチP2 は、接地部分の範囲L1 ′における周方向中央の間隔とする。
ここで、図5に示すように、2種類の比較例及び3種類の実施例について、それぞれ操縦安定性、車両旋回時ノイズ、直進走行時ノイズの評価試験を行ったところ、以下の結果が得られた。この試験では、タイヤサイズが205/55R16のものを用い、排気量2500ccの乗用車にて行った。この場合、操縦安定性の試験では、比較例1を基準とするドライバーの官能評価にて数値の高い方を優位性ありとして判定した。また、旋回時ノイズの試験では、内圧200kPaの場合は、速度80km/h、半径30mの定常円走行時のパターンノイズについて、比較例1を基準とするドライバーの官能評価にて数値の高い方(ノイズの小さい方)を優位性ありとして判定し、内圧30kPaの場合は、速度30km/h、半径30mの定常円走行時のパターンノイズについて、比較例1を基準とするドライバーの官能評価にて数値の高い方(ノイズの大きい方)を優位性ありとして判定した。
比較例1には、各ショルダー部にタイヤ周方向60個のブロックパターンを有するものを用い、比較例2には、前記ブロックパターン以外に、空気圧低下時に接地するタイヤ周方向120個の凹部(タイヤ周方向に直交する方向の幅5mm、深さ4mm、タイヤ周方向長さ15mm)を等ピッチで設けたものを用いた。実施例1には、前記ブロックパターン以外に、空気圧低下時に接地するタイヤ周方向60個の突部(タイヤ周方向に直交する方向の幅5mm、高さ6mm、タイヤ周方向長さ15mm)を不等ピッチで設けたものを用いた。実施例2には、前記ブロックパターン以外に、空気圧低下時に接地するタイヤ周方向120個の突部(タイヤ周方向に直交する方向の幅5mm、高さ6mm、タイヤ周方向長さ15mm)を等ピッチで設け、一部の突部を除去して残りの突部がタイヤ周方向に不等ピッチになるようにしたものを用いた。実施例3には、前記ブロックパターン以外に、空気圧低下時に接地するタイヤ周方向120個の突部(タイヤ周方向に直交する方向の幅5mm、高さ6mm、タイヤ周方向長さ15mm)を不等ピッチで設け、一部の突部を除去して残りの突部がタイヤ周方向に不等ピッチになるようにしたものを用いた。
前記試験の結果、本発明の実施例1〜3は、内圧200kPaにおいては、比較例1と同等の操縦安定性評価及び旋回時ノイズ評価が得られ、内圧30kPaにおいては、比較例1よりも優位性のある操縦安定性評価、旋回時ノイズ評価及び直進走行時ノイズ評価が得られた。尚、比較例2は、内圧30kPaの旋回時ノイズ評価では実施例1〜3よりもノイズが大きかったが、直進走行時ノイズ評価では実施例1〜3の方が評価が高かった。また、比較例2は、内圧200kPaにおける操縦安定性評価及び旋回時ノイズ評価、内圧30kPaにおける操縦安定性評価が何れも比較例1及び実施例1〜3よりも低かった。
このように、本実施形態の空気入りタイヤによれば、左右のショルダー部3に互いにタイヤ周方向に間隔をおいて設けられ、所定の荷重でのタイヤ内圧が所定の圧力よりも低下すると、路面に接地してパターンノイズを発生させる複数の突部3aを備え、各突部3aをタイヤ周方向に不等ピッチP1 になるように配置するとともに、タイヤ幅方向に対応する突部3aのうちタイヤ周方向に同時に接地する突部3aの接地部分をタイヤ周方向に等ピッチP2 になるように配置したので、タイヤ内圧が所定の圧力よりも低下すると、タイヤ周方向に同時に接地する突部3aによって特定の周波数帯で音の大きくなるパターンノイズが発生し、空気圧が低下したことをパターンノイズによって乗員に知らせることができる。この場合、各突部3aによってショルダー部3の剛性が低下することがないので、操縦安定性が損なわれることがないという利点がある。また、タイヤ内圧が所定の圧力よりも低下していない場合、車両旋回時に片側のショルダー部3の突部3aのみ接地したときは、各ショルダー部3における突部3aはタイヤ周方向に不等ピッチP1 で配置されていることから、特定の周波数帯で音の大きくなるパターンノイズが発生することがなく、無用な不快ノイズの発生を確実に防止することができる。
この場合、各突部3aを、設計常用荷重に対応する空気圧条件で設計常用荷重の88%の荷重における接地端外に位置するように設けたので、各突部3aを異常な空気圧低下時にのみ接地させるための最適な位置に配置することができ、実用化に際して極めて有利である。
また、タイヤ幅方向に対応する突部3aを、互いにタイヤ周方向に同時に接地する範囲L1 ′が突部のタイヤ周方向長さL1 の50%以上100%以下になるように形成したので、タイヤ幅方向に対応する突部3aがタイヤ周方向にずれていても、明瞭なノイズを発生させることができ、突部3aの配置の自由度を高めることができる。
更に、各突部3aを、タイヤ周方向の長さL1 が3mm以上40mm以下、タイヤ周方向に直交する方向の幅L2 が3mm以上30mm以下、ショルダー部の表面からの高さL3 が2mm以上20mm以下になるように形成したので、明瞭なノイズを確実に発生させることができる。
また、各突部3aのタイヤ径方向内側の側面3bをその頂部から底部に亘って凹状をなす半径10mm以上の円弧状に形成したので、側面3bにおける応力を分散させることができ、低圧走行時のクラックの発生を効果的に防止することができる。
更に、各サイドウォール部2をタイヤ径方向に補強する補強層5を備えているので、ランフラットタイヤとして用いることができ、高価な警報装置を必要としないランフラットタイヤの普及に貢献することができる。
また、図6の変形例に示すように突部3aにサイプからなる凹部3cを設けたり、或いは図7の他の変形例に示すように突部3aにディンプルからなる凹部3dを設けるようにすれば、突部3aの発熱を抑制することができ、低圧走行時の耐久性を向上させることができる。
尚、前記実施形態では、各突部3aをトレッド部1のブロック1cとは独立して形成したものを示したが、ブロック1cと一体をなすように陸続きに形成することも可能である。
また、前記実施形態では、補強層5を備えたランフラットタイヤを示したが、本発明は補強層を有しない通常のタイヤにも適用することができる。
本発明の一実施形態を示す空気入りタイヤの部分正面断面図 空気入りタイヤの要部拡大断面図 タイヤパターンを示す展開平面図 タイヤ幅方向に対応する突部を示す概略平面図 試験結果を示す図 変形例を示す突部の平面図 他の変形例を示す突部の平面図
符号の説明
1…トレッド部、2…サイドウォール部、3…ショルダー部、3a…突部、3b…側面、3c,3d…凹部。

Claims (6)

  1. トレッド部と左右のサイドウォール部との間にショルダー部を有する空気入りタイヤにおいて、
    左右のショルダー部のそれぞれに互いにタイヤ周方向に間隔をおいて設けられ、所定の荷重でのタイヤ内圧が所定の圧力よりも低下すると、路面に接地してパターンノイズを発生させる複数の突部を備え、
    各突部をタイヤ周方向に不等ピッチになるように配置するとともに、左右のショルダー部のタイヤ幅方向に対応する突部のうちタイヤ周方向に同時に接地する突部の接地部分をタイヤ周方向に等ピッチになるように配置し、
    各突部を、設計常用荷重に対応する空気圧条件で設計常用荷重の88%の荷重における接地端外に位置するように設けた
    ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記タイヤ幅方向に対応する突部を、互いにタイヤ周方向に同時に接地する範囲が突部のタイヤ周方向長さの50%以上100%以下になるように形成した
    ことを特徴とする請求項記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記突部を、タイヤ周方向の長さが3mm以上40mm以下、タイヤ周方向に直交する方向の幅が3mm以上30mm以下、ショルダー部の表面からの高さが2mm以上20mm以下になるように形成した
    ことを特徴とする請求項1または2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記突部のタイヤ径方向内側の側面をその頂部から底部に亘って凹状をなす半径10mm以上の円弧状に形成した
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記突部に所定形状の凹部を設けた
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記サイドウォール部をタイヤ径方向に補強する補強層を備えた
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の空気入りタイヤ。
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