JP5157670B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式のカラー複写機等の画像形成装置においては、Y(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、K(ブラック)のトナー像の重ね合せにより画像形成を行っている。具体的には、画像形成装置では、各色のトナー像を当該各色の感光体ドラム(像担持体)上に現像し、環状のベルトなどである中間転写体に各色のトナー像を順に重ねて転写し、その転写像を紙などの記録媒体(以下、「用紙」という)に転写して画像形成を行う。
このY、M、C、Kの各色感光体ドラムによる画像形成装置には、各々の感光体ドラムを回転駆動するために複数のモータを有するものがある。この画像形成装置における各色感光体ドラムの各々は、いずれかのモータの駆動系により回転駆動されている。このため、上記画像形成装置では、各色を形成する駆動系が異なるために各色を順に重ねて形成した際に色ずれが発生する虞があり、この色ずれの発生を防止するために各色感光体ドラム間の回転位相を同期させる必要がある。
この各色感光体ドラム間の回転位相を同期させる技術としては、各感光体ドラム又はこれに接続された駆動ギアに回転位相検出用のスリットを設け、装置本体に当該スリットを検知するセンサを設けることで、各感光体ドラムの回転位相を検出して当該各感光体ドラム間の位相差を低減するようモータを制御する技術が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2006−171595号公報 特開2004−219671号公報
しかしながら、上記特許文献1、2に記載の技術では、スリット幅又は間隔内での回転位相が認識できなかった。つまり、スリット幅又は間隔は制御速度上の制約から一定の値以下に短くすることができないため、当該スリット幅又は間隔が最小の検出単位となって回転位相の検出精度が制限され、ひいては色ずれの抑制が制限されていた。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、感光体ドラムの回転位相の検出精度を向上させることにより色ずれを抑制させることのできる画像形成装置の提供を課題とする。
前記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
複数色に対応する複数の感光体ドラムのそれぞれに色画像を形成し、当該色画像を重ね合わせて多色画像を形成する画像形成装置であって、
複数の駆動モータと、
前記感光体ドラムに前記駆動モータの回転を伝達する複数のギアと、
前記ギアの側端面において当該ギアの回転位相を検出して検出信号を出力する一対のセンサと、
前記一対のセンサから出力される検出信号の組合せに基づいて前記ギア相互間の回転位相差を算出し、当該算出された回転位相差に基づいて前記各ギアの回転位相を同期させるように前記駆動モータを制御する制御部と、
を備え、
前記ギアの側端面には、
前記一対のセンサにより検出される領域であって前記ギアの周方向に所定の幅を有する検出対象領域と、前記一対のセンサにより検出されない領域であって前記検出対象領域と同じ前記周方向の幅を有する非検出対象領域とが、回転中心に対して点対称、かつ、周方向に交互に隣接するよう複数形成され、
前記一対のセンサは、
前記検出対象領域と前記非検出対象領域との境界の通過を検出する主センサと、
前記ギアの回転中心に対する前記主センサの点対称位置から、前記所定の幅を有する前記検出対象領域の中心角の半分だけずらして配設されて、前記検出対象領域の有無を検出する副センサと、から構成されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記複数の感光体ドラムにより色画像が転写されて、前記感光体ドラムの回転方向に沿った方向へ駆動される中間転写体を備え、
前記複数の感光体ドラムは同一の周長に形成され、
前記複数のギアのうち、前記中間転写体の駆動方向上流側の前記感光体ドラムに回転を伝達する上流側ギアにおける前記主センサは、前記中間転写体の駆動方向下流側の前記感光体ドラムに回転を伝達する下流側ギアにおける前記主センサよりも、以下の式を満たす角度θだけ、前記上流側ギアの回転方向における遅れ方向へずらして配設されることを特徴とする画像形成装置。
θ=(S−L)/S×360 [°]
(但し、
S:前記感光体ドラムの周長、
L:前記上流側感光体ドラムと前記下流側感光体ドラムとの回転中心間の距離)
請求項1に記載の発明によれば、一対のセンサから出力される検出信号の組合せに基づいてギア相互間の回転位相差を算出し、当該算出された回転位相差に基づいて各ギアの回転位相を同期させるように駆動モータを制御する制御部を備え、ギアの側端面には、一対のセンサにより検出される領域であってギアの周方向に所定の幅を有する検出対象領域と、一対のセンサにより検出されない領域であって検出対象領域と同じ周方向の幅を有する非検出対象領域とが、回転中心に対して点対称、かつ、周方向に交互に隣接するよう複数形成され、一対のセンサは、検出対象領域と非検出対象領域との境界の通過を検出する主センサと、ギアの回転中心に対する主センサの点対称位置から、所定の幅を有する検出対象領域の中心角の半分だけずらして配設されて、検出対象領域の有無を検出する副センサと、から構成されるので、主センサと副センサとのそれぞれによる検出対象領域の検出タイミングが互いに半周期だけずれることになり、主センサによって当該主センサがいずれの検出対象領域内又は非検出対象領域内にあるかを識別するとともに、副センサによって主センサがこの検出対象領域内又は非検出対象領域内における前半部分にいるか後半部分にいるかを識別して、各ギアつまり各感光体ドラムの回転位相を同期させることができる。したがって、スリット幅(検出対象領域の幅に相当)又は間隔(非検出対象領域の幅に相当)が最小の検出単位であった従来に比べ、感光体ドラムの回転位相に対する検出精度を2倍に向上させ、この向上分だけ色ずれを抑制させることができる。
また、主センサと副センサとのそれぞれによる検出対象領域の検出タイミングが互いに半周期だけずれることにより、ギアの検出対象領域と非検出対象領域との境界が主センサの位置で一旦停止した後、駆動モータの逆回転やギアのバックラッシュ等によって当該ギアが逆回転した場合に、主センサがこの逆回転を判別することができる。したがって、主センサがいずれの検出対象領域内又は非検出対象領域内にあるかについての誤認識を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、複数の感光体ドラムにより色画像が転写されて、感光体ドラムの回転方向に沿った方向へ駆動される中間転写体を備え、複数の感光体ドラムは同一の周長に形成され、複数のギアのうち、中間転写体の駆動方向上流側の感光体ドラムに回転を伝達する上流側ギアにおける主センサは、中間転写体の駆動方向下流側の感光体ドラムに回転を伝達する下流側ギアにおける主センサよりも、角度θ=(S−L)/S×360[°]だけ、上流側ギアの回転方向における遅れ方向へずらして配設されるので、上流側の感光体ドラムと下流側の感光体ドラムとにおいて、中間転写体の同一部分に対して転写を行う位相にそれぞれの主センサが配設される。したがって、上流側の感光体ドラムと下流側の感光体ドラムとにおいて、中間転写体の同一部分に対して転写を行う互いの位相を合わせるための補正の時間が不要となり、各感光体ドラムに対して行われる位相制御に要する時間を短縮することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
以下に、本発明を実施するための好ましい形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、本発明に係る画像形成装置1の概略構成図である。
この画像形成装置1は、カラーページプリンタであり、特にタンデム方式のカラーページプリンタである。
この画像形成装置1においては、ベルト駆動ローラ11、テンションローラ12及び一次転写ローラ13〜16が、筐体を含む装置本体2に取り付けられている。ベルト駆動ローラ11が装置本体2内の後ろ側(図示右側)に配設され、テンションローラ12が装置本体2内の前側(図中の左側)に配設されている。一次転写ローラ13〜16はテンションローラ12とベルト駆動ローラ11との間において前側から順に配列されている。そして、無端状の転写ベルト17がこれらローラ11〜16に張架されている。これらローラ11〜16は回転可能に設けられている。また、ベルト駆動ローラ11には、転写ベルト17を介して二次転写ローラ18が圧接されている。
一次転写ローラ13の下方には、感光体ユニット21及び現像ユニット22が設けられている。
感光体ユニット21は、主に感光体ドラム211、クリーニングブレード212、及び帯電部213を備えており、装置本体2に対して着脱可能に構成されている。感光体ドラム211は、周面が感光体で形成されたドラム部材であり、転写ベルト17の幅方向へその幅長さに亘って延在するとともに装置本体2に対し回転可能なように支持されている。クリーニングブレード212は、感光体ドラム211の周面に付着した残留トナーを当該感光体ドラム211から除去するものである。帯電部213は、感光体ドラム211の周面を帯電させるものである。
現像ユニット22は、現像ローラ221を備え、感光体ユニット21の前側に配設されている。この現像ユニット22は、図示しないトナー庫から供給されるトナーを現像ローラ221によって感光体ドラム211の周面に付着させて潜像を現像するものである。
一次転写ローラ14〜16それぞれの下方にも、感光体ユニット21及び現像ユニット22が配設されている。但し、一次転写ローラ13の下方に配設された現像ユニット22にはイエロー(Y)のトナーが、一次転写ローラ14の下方に配設された現像ユニット22にはマゼンタ(M)のトナーが、一次転写ローラ15の下方に配設された現像ユニット22にはシアン(C)のトナーが、一次転写ローラ16の下方に配設された現像ユニット22にはブラック(K)のトナーが、それぞれ供給されるようになっている。なお、以下の説明において、一次転写ローラ13の下方に設けられたモジュール(感光体ユニット21及び現像ユニット22からなるもの)をイエロー画像形成部20Yといい、一次転写ローラ14の下方に設けられたモジュールをマゼンタ画像形成部20Mといい、一次転写ローラ15の下方に設けられたモジュールをシアン画像形成部20Cといい、一次転写ローラ16の下方に設けられたモジュールをブラック画像形成部20Kという。また、各モジュールに含まれる感光体ドラム211についても、同様にY,M,C,Kを付して識別するものとする。なお、感光体ドラム211Y,211M,211C,211Kは、全て同様に構成されており、したがって、同一の周長に形成されている。
これら画像形成部20Y,20M,20C,20Kの下方には、露光ユニット23が設けられている。露光ユニット23は、画像形成部20Y,20M,20C,20Kの各感光体ドラム211に対して、その周面に潜像を形成するものである。
ベルト駆動ローラ11の下方には、互いに圧接された搬送ローラ30,31が装置本体2に取り付けられている。この搬送ローラ30,31は回転可能に設けられている。
装置本体2の内側であってその下部には、記録媒体である用紙Pを収容するカセット34が装着されている。カセット34は装置本体2に対してスライド可能に設けられ、更には着脱可能に設けられている。
カセット34の上部であって搬送ローラ30,31の下方には、給紙ローラ32,33が装置本体2に取り付けられている。これら給紙ローラ32,33は回転可能に設けられている。これらのうち給紙ローラ32は、駆動ローラであり、カセット34が装置本体2に装着された場合に、積み重ねられた用紙Pのうち最上のものに接するように構成されている。そして、給紙ローラ33は、給紙ローラ32よりも小径の従動ローラであり、給紙ローラ32が用紙Pと接している箇所よりも用紙Pの搬送方向下流側(図示右側)で給紙ローラ32と圧接するよう配設されている。
装置本体2の内側であってベルト駆動ローラ11の上方には、定着ユニット35が装置本体2に取り付けられている。この定着ユニット35は、ヒータを内蔵するとともに互いに圧接された定着ローラ36,37を備えている。これら定着ローラ36,37は回転可能に設けられている。
定着ユニット35のやや上方の前方には、排紙ローラ40,41が装置本体2に取り付けられている。排紙ローラ40,41は互いに圧接され、回転可能に設けられている。そして、装置本体2の上面のうち排紙ローラ40,41の前側のテーパー部分が、排紙トレイ3となっている。
装置本体2の内側であってその前側部分には、ベルトクリーナー50及び廃トナー受け51が設けられている。ベルトクリーナー50は、容器状の廃トナー受け51の開口部に設けられるとともに、転写ベルト17を挟持するようにテンションローラ12と圧接されており、転写ベルト17表面上に残留したトナーを廃トナー受け51内へ掻き落とすようになっている。
次に、感光体ドラム211を駆動する駆動構成について、図2,3を参照して説明する。
図2は、感光体ドラム211を駆動する駆動構成の一部を示す図である。図3は、以下に説明するギア60K,60Cの側面図である。また、図2の図示する向きは、図1の図示する向きと同じであり、図3の図示する向きは、図1の図示する向きと左右が逆である。
この図に示すように、感光体ドラム211Kの一端側(図示奥側)には、ギア60Kが継手(図示せず)によって当該感光体ドラム211Kと同軸に連結されて、R方向へ一体的に回転するようになっている。このギア60Kは、図示しない第1の伝動機構を介して駆動モータ73と連結されている(図4参照)。なお、図示は省略するが、駆動モータ73の動力は、給紙ローラ32、搬送ローラ30,31、ベルト駆動ローラ11及び二次転写ローラ18並びにブラック画像形成部20Kの現像ローラ221に第1の伝導機構を介して伝達される。
ギア60Kの側端面であって感光体ドラム211Kが連結されていない側の面には、図3に示すように、11個のスリット61が全周に亘って形成されている。また、この側端面には、ギア60Kの回転中心に対してスリット61の点対称位置に、当該スリット61と同じ周方向の幅を有するとともに、スリットが形成されていないスリット無し領域62が設けられている。これらスリット61及びスリット無し領域62は、周方向に交互に配設されている。11個のスリット61のうち10個は、互いに周方向に等幅に形成されたスリット61aであり、残る1個は、スリット61aの2倍の周方向の幅を有するスリット61bである。同様に、スリット無し領域62のうち10個は、互いに周方向に等幅に形成されたスリット無し領域62aであり、残る1個は、スリット無し領域62aの2倍の周方向幅を有するスリット無し領域62bである。つまり、スリット61aとスリット無し領域62aとは、ギア60Kの回転中心に対して点対称、かつ、周方向に等幅で交互に隣接するよう複数形成されている。したがって、スリット61aとスリット無し領域62aとは、周上を24等分つまり中心角15[°](=360°/24)に相当する周方向の幅を有している。また、スリット61bとスリット無し領域62bとは同一の周方向の幅を有し、中心角30[°]に相当する周方向の幅を有している。
なお、スリット61bとスリット無し領域62bとは、後述の主センサ71Kに基準としての基準回転位相を検出させるためのものであり、例えば周方向の幅の狭い1つのスリットをスリット無し領域62aに設けるなどして、別の方法により基準回転位相を検出することとすれば、これらスリット61bとスリット無し領域62bとを配設せずに、スリット61a及びスリット無し領域62aだけを、全周に亘って周方向に等幅で配設してもよい。
また、スリット61aの底面が本発明における検出対象領域に相当し、スリット無し領域62aが本発明における非検出対象領域に相当する。
ギア60Kの側端面であって感光体ドラム211Kが連結されていない側の面の近傍には、スリット61に対向するセンサ面を有する主センサ71K及び副センサ72Kが装置本体2に設けられている。これら主センサ71K及び副センサ72Kは、一対となってギア60Kの回転位相を検出するものであり、それぞれスリット61を検出して後述の制御部80へ検出信号を出力する。
より詳しくは、主センサ71Kは、幅の異なるスリット無し領域62bの中心位相を基準回転位相として認識するとともに、スリット61とスリット無し領域62との境界の通過を検出する。この主センサにより、当該境界と、スリット61b及びスリット無し領域62bの各中心位相とで区切られる24個のスリット番地を識別することができる。このスリット番地は、図3のギア60K外周に示した数字であり、基準回転位相を開始点として、ギア60Kが回転したときに主センサ71Kを通過する順番に0〜23の数字を付したものである。
副センサ72Kは、ギア60Kの回転中心に対する主センサ71Kの点対称位置からスリット61aの中心角の半分だけR方向にずらした位置、つまり主センサ71Kから187.5[°]だけR方向へ回転した位置に配設されて、スリット61の有無を検出する。そして、副センサ72Kは、スリット61を検出した場合にLow信号を出力し、検出しない場合つまりスリット無し領域62にある場合にHigh信号を出力する。
感光体ドラム211Y,211M,211Cの一端側(図示奥側)には、図2に示すように、ギア60Y,60M,60Cのそれぞれが継手(図示せず)によって当該感光体ドラム211Y,211M,211Cと同軸に連結されて一体的に回転するようになっている。これらギア60Y,60M,60Cは、図示しない第2の伝動機構を介して駆動モータ74と連結されている(図4参照)。ギア60Y,60M,60Cは1つの駆動モータ74によって駆動されるので、互いの回転位相は同期されている。なお、図示は省略するが、駆動モータ74の動力は、画像形成部20Y,20M,20Cの各現像ローラ221に第2の伝導機構を介して伝達される。
ギア60Cの側端面であって感光体ドラム211Cが連結されていない側の面には、図3に示すように、スリット61とスリット無し領域62とが、ギア60Kにおけるものと全く同様に形成されている。
ギア60Cの側端面であって感光体ドラム211Cが連結されていない側の面の近傍には、スリット61に対向するセンサ面を有する主センサ71C及び副センサ72Cが装置本体2に設けられている。これら主センサ71C及び副センサ72Cは、ギア60Kにおける主センサ71K及び副センサ72Kと同様に構成されている。
但し、主センサ71Cは、主センサ71Kよりも、角度θ=(S−L)/S×360[°]だけ、ギア60Cの回転方向(R方向)における遅れ方向へずらして配設されている。ここで、Sは感光体ドラム211Cの周長であり、Lは感光体ドラム211Kと感光体ドラム211Cとの回転中心間の距離である。これにより、感光体ドラム211Cと感光体ドラム211Kとにおいて、転写ベルト17の同一部分に対して転写を行う位相に主センサ71C及び主センサ71Kが配設される。
続いて、感光体ドラム211の回転位相を制御するための制御構成について、図4を参照して説明する。
図4は、感光体ドラム211の回転位相を制御するための制御構成を示すブロック図である。
この図に示すように、主センサ71K,71C及び副センサ72K,72Cからの検出信号は、装置本体2に設けられた制御部80へ出力される。制御部80は、主センサ71K及び副センサ72Kからの検出信号の組合せに基づいてギア60Kの回転位相を算出するとともに、主センサ71C及び副センサ72Cからの検出信号の組合せに基づいてギア60Cの回転位相を算出する。そして、制御部80は、これら回転位相の差であるギア60K,60C相互間の回転位相差を算出し、当該算出された回転位相差に基づいて各ギア60K,60Cの回転位相を同期させるように駆動モータ73又は駆動モータ74を起動遅延制御する。このように制御された駆動モータ73及び駆動モータ74が、ギア60Kと、ギア60Y,60M,60Cとをそれぞれ回転させることにより、当該ギア60K,60Y,60M,60Cと連結された感光体ドラム211K,211Y,211M,211Cは回転位相を同期されて回転される。
続いて、制御部80がギア60Kの回転位相を算出する際の動作について、図5,6を参照して説明する。
図5は、主センサ71Kがスリット番地0〜11にあるときの位相検出の状態を示す図であり、図6は、主センサ71Kがスリット番地12〜23にあるときの位相検出の状態を示す図である。
ギア60Kが回転され、主センサ71K及び副センサ72Kからの検出信号が制御部80へ出力されると、制御部80は、主センサ71Kからの検出信号により当該主センサ71Kがいずれのスリット番地0〜23にあるかを識別するとともに、副センサ72Kからの検出信号により主センサ71Kがスリット番地内における前半部分にいるか後半部分にいるかを識別する。後者の副センサ72Kからの検出信号による識別は、主センサ71Kがスリット番地0〜11にある場合と、スリット番地12〜23にある場合とで、それぞれ以下のように行われる。
主センサ71Kがスリット番地0〜11にある場合には、制御部80は、表1に示すテーブルを用いて主センサ71Kの位置を識別する。例えば、図5(a)に示すように、主センサ71Kがスリット番地2にあって、副センサ72Kがスリット無し領域62にある場合には、スリット番地が偶数、かつ副センサ72K信号がHighなので、主センサ71Kの位置は、表1のテーブルから「N−」つまりスリット番地2の前半部分であると識別することができる。また、図5(b)に示すように、主センサ71Kがスリット番地2にあって、副センサ72Kがスリット61にある場合には、スリット番地が偶数、かつ副センサ72K信号がLowなので、主センサ71Kの位置は、表1のテーブルから「N+」つまりスリット番地2の後半部分であると識別することができる。
Figure 0005157670
主センサ71Kがスリット番地12〜23にある場合には、制御部80は、表2に示すテーブルを用いて主センサ71Kの位置を識別する。例えば、図6(a)に示すように、主センサ71Kがスリット番地16にあって、副センサ72Kがスリット61にある場合には、スリット番地が偶数、かつ副センサ72K信号がLowなので、主センサ71Kの位置は、表2のテーブルから「N−」つまりスリット番地16の前半部分であると識別することができる。また、図6(b)に示すように、主センサ71Kがスリット番地16にあって、副センサ72Kがスリット無し領域62にある場合には、スリット番地が偶数、かつ副センサ72K信号がHighなので、主センサ71Kの位置は、表2のテーブルから「N+」つまりスリット番地16の後半部分であると識別することができる。
Figure 0005157670
このように、主センサ71Kと副センサ72Kとのそれぞれによるスリット61の検出タイミングが互いに半周期だけずれることにより、主センサ71Kによって当該主センサ71Kがいずれのスリット番地にあるかを識別するとともに、副センサ72Kによって主センサ71Kがこのスリット番地内における前半部分にいるか後半部分にいるかを識別することができる。
つまり、このときのギア60Kの最大の位相ずれ角(検出誤差)は7.5[°]である。位相ずれ角が7.5[°]であると、図7に示すように、例えば位相ずれ角が60[°]のときに比べ、最大の色ずれ量が15%程度まで低減する。
更に、主センサ71Kと副センサ72Kとのそれぞれによるスリット61の検出タイミングが互いに半周期だけずれることにより、例えば、ギア60Kのスリット61とスリット無し領域62との境界が主センサ71Kの位置で一旦停止した後、駆動モータ73の逆回転やギア60Kのバックラッシュ等によって当該ギア60Kが逆回転した場合に、主センサ71Kがこの逆回転を判別することができる。
また、制御部80によるギア60Cの回転位相の算出は、主センサ71C及び副センサ72Cからの検出信号に基づいて、上記と同様に行われる。
続いて、画像形成装置1が用紙Pに画像を形成する際の動作について説明する。
まず、駆動モータ73が作動することにより、給紙ローラ32、搬送ローラ30,31、ベルト駆動ローラ11及び二次転写ローラ18並びにブラック画像形成部20Kの感光体ドラム211K、現像ローラ221が回転される。また、同時に駆動モータ74が作動し、画像形成部20Y,20M,20Cの感光体ドラム211Y,211M,211C、及び各現像ローラ221が回転される。
この際、制御部80は、ギア60K及びギア60Cの回転位相を算出して、これらギア60K及びギア60Cつまり感光体ドラム211K及び感光体ドラム211Cの回転位相が同期するよう駆動モータ73又は駆動モータ74を起動遅延制御する。
給紙ローラ32が回転されることで、カセット34内の用紙Pが搬送ローラ30,31の間に搬送され、その用紙Pが搬送ローラ30,31によって転写ベルト17と二次転写ローラ18との間に搬送される。
一方、ベルト駆動ローラ11が回転されることで、転写ベルト17が周回する。転写ベルト17が周回しているときに、ブラック画像形成部20Kにおいては、感光体ドラム211Kが回転し、帯電部213によって感光体ドラム211Kの周面が帯電され、露光ユニット23によって感光体ドラム211Kの周面が露光されることで感光体ドラム211Kの周面が部分的に除電され、これにより感光体ドラム211Kの周面に潜像が形成される。また、現像ローラ221が回転することで、現像ローラ221の周面に付着したトナーが感光体ドラム211Kの周面に付着し、潜像が黒色の像として現像される。感光体ドラム211Kの周面に現像された黒色像が転写ベルト17に転写される。
同様に、イエロー画像形成部20Yによってイエローの像が転写ベルト17に転写され、マゼンタ画像形成部20Mによってマゼンタの像が転写ベルト17に転写され、シアン画像形成部20Cによってシアンの像が転写ベルト17に転写される。
こうして、転写ベルト17にフルカラーの鏡像が転写される。そして、転写ベルト17と用紙Pがベルト駆動ローラ11と二次転写ローラ18の間を通過すると、転写ベルト17の像が用紙Pに転写される。
像の転写された用紙Pが定着ユニット35へ搬送され、用紙Pが定着ローラ36,37の間を通過する。その際に、用紙Pが定着ローラ36,37によって加熱され、用紙Pに付着したトナーが用紙Pに定着される。その用紙Pが排紙ローラ40,41の間に搬送されて、排紙ローラ40,41によって排紙トレイ3の上に排出される。
以上のように、本実施の形態における画像形成装置1によれば、主センサ71Kによって当該主センサ71Kがいずれのスリット番地にあるかを識別するとともに、副センサ72Kによって主センサ71Kがこのスリット番地内における前半部分にいるか後半部分にいるかを識別して、各ギア60K,60Cつまり各感光体ドラム211K,211Cの回転位相を同期させることができるので、スリット幅又は間隔が最小の検出単位であった従来に比べ、感光体ドラム211K,211Cの回転位相に対する検出精度を2倍に向上させ、この向上分だけ色ずれを抑制させることができる。
また、ギア60Kのスリット61とスリット無し領域62との境界が主センサ71Kの位置で一旦停止した後、駆動モータ73の逆回転やギア60Kのバックラッシュ等によって当該ギア60Kが逆回転した場合に、主センサ71Kがこの逆回転を判別することができるので、主センサ71Kがいずれのスリット番地内にあるかについての誤認識を防止することができる。
また、感光体ドラム211Cと感光体ドラム211Kとにおいて、転写ベルト17の同一部分に対して転写を行う位相に主センサ71C及び主センサ71Kが配設されるので、感光体ドラム211Cと感光体ドラム211Kとにおいて、中間転写体の同一部分に対して転写を行う互いの位相を合わせるための補正の時間が不要となり、各感光体ドラム211C,211Kに対して行われる位相制御に要する時間を短縮することができる。
なお、上記実施の形態においては、副センサ72Kは、ギア60Kの回転中心に対する主センサ71Kの点対称位置からスリット61aの中心角の半分だけR方向とは逆方向にずらした位置、つまり主センサ71Kから172.5[°]だけR方向へ回転した位置に配設されてもよい。但し、この場合には、ギア60Kの回転位相を検出するための表1及び表2のテーブルを適宜修正する必要がある。
また、主センサ71Cは、主センサ71Kよりも、角度θ=(S−L)/S×360[°]だけ、ギア60Cの回転方向(R方向)における遅れ方向へずらして配設されていればよく、例えば、感光体ドラム211K,211C間の距離Lと感光体ドラム211Cの周長Sとが等しい場合には、図8に示すように、主センサ71Cと主センサ71Kとを同位相に配置すればよい。
また、画像形成装置1は、プリンターに限定されず、コピーやファクシミリ、又はこれらの複合機であってもよい。
また、その他の点においても、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、適宜変更可能であるのは勿論である。
画像形成装置の概略構成図である。 感光体ドラムを駆動する駆動構成の一部を示す図である。 隣接する2つのギアの側面図である。 感光体ドラムの回転位相を制御するための制御構成を示すブロック図である。 主センサがスリット番地0〜11にあるときの位相検出の状態の(a)一例を示す図であって、(b)別例を示す図である。 主センサがスリット番地12〜23にあるときの位相検出の状態の(a)一例を示す図であって、(b)別例を示す図である。 ギヤの回転角に対する色ずれ量の変化を示す図である。 センサ配置が同一である隣接する2つのギアの側面図である。
符号の説明
1 画像形成装置
17 転写ベルト(中間転写体)
60K,60Y,60M,60C ギア
61a スリット(検出対象領域)
62a スリット無し領域(非検出対象領域)
71K,71C 主センサ
72K,72C 副センサ
73,74 駆動モータ
80 制御部
211K,211Y,211M,211C 感光体ドラム

Claims (2)

  1. 複数色に対応する複数の感光体ドラムのそれぞれに色画像を形成し、当該色画像を重ね合わせて多色画像を形成する画像形成装置であって、
    複数の駆動モータと、
    前記感光体ドラムに前記駆動モータの回転を伝達する複数のギアと、
    前記ギアの側端面において当該ギアの回転位相を検出して検出信号を出力する一対のセンサと、
    前記一対のセンサから出力される検出信号の組合せに基づいて前記ギア相互間の回転位相差を算出し、当該算出された回転位相差に基づいて前記各ギアの回転位相を同期させるように前記駆動モータを制御する制御部と、
    を備え、
    前記ギアの側端面には、
    前記一対のセンサにより検出される領域であって前記ギアの周方向に所定の幅を有する検出対象領域と、前記一対のセンサにより検出されない領域であって前記検出対象領域と同じ前記周方向の幅を有する非検出対象領域とが、回転中心に対して点対称、かつ、周方向に交互に隣接するよう複数形成され、
    前記一対のセンサは、
    前記検出対象領域と前記非検出対象領域との境界の通過を検出する主センサと、
    前記ギアの回転中心に対する前記主センサの点対称位置から、前記所定の幅を有する前記検出対象領域の中心角の半分だけずらして配設されて、前記検出対象領域の有無を検出する副センサと、から構成される
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記複数の感光体ドラムにより色画像が転写されて、前記感光体ドラムの回転方向に沿った方向へ駆動される中間転写体を備え、
    前記複数の感光体ドラムは同一の周長に形成され、
    前記複数のギアのうち、前記中間転写体の駆動方向上流側の前記感光体ドラムに回転を伝達する上流側ギアにおける前記主センサは、前記中間転写体の駆動方向下流側の前記感光体ドラムに回転を伝達する下流側ギアにおける前記主センサよりも、以下の式を満たす角度θだけ、前記上流側ギアの回転方向における遅れ方向へずらして配設されることを特徴とする画像形成装置。
    θ=(S−L)/S×360 [°]
    (但し、
    S:前記感光体ドラムの周長、
    L:前記上流側感光体ドラムと前記下流側感光体ドラムとの回転中心間の距離)
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